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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】平山 和之
【住所又は居所】東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式会社オリンピア内

【要約】 【課題】外れを減らし、ゲームの遊戯性の低下を防止しうるスロットマシンを提供する。

【解決手段】ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、外れ出力が発生したときにm個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個のそれぞれが当選役とは異なる種類の図柄で停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するようにして、抽選で外れても特典ゲームの可能性を与え、その機会を図柄表示パターンによって知らしめて、特典ゲームが楽しめるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときに前記m個の停止指令信号に基づいて前記入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、前記外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃ったm個の図柄を停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項3】前記抽選処理手段は、前記抽選の結果が外れのときに、前記外れ出力の他に更に所定の確率で特殊外れ出力を発生し、前記外れ処理手段は、この特殊外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃ったm個の図柄を停止するように図柄を表示し、前記特殊外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段を、更に備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】前記当選役の図柄は前記抽選の結果が外れのときの外れ出力の種類に応じて定められる特定の入賞有効ライン上で表示されることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【請求項5】前記当選役の図柄は前記外れ出力が外れのときの出力種類に応じて定められる特定の種類の図柄であることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【請求項6】m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向の複数の入賞有効ラインのうちのいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する抽選処理手段と、前記第1の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいてm−1個の当選役の図柄が第1の入賞有効ライン上に揃って停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理手段と、前記第2の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいてm−1個の当選役の図柄が前記第1の入賞有効ラインとは異なる第2の入賞有効ライン上に揃って停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理手段と、前記第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項7】m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する抽選処理手段と、前記第1の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいていずれかの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の第1の図柄の組合せが揃って停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理手段と、前記第2の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいていずれかの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の前記第1の図柄の組合せの種類と異なる第2の図柄の組合せが揃って停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理手段と、前記第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項8】前記mの値が3以上の自然数であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遊技機。
【請求項9】コンピュータを、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機として機能させるコンピュータプラグラムであって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときに前記m個の停止指令信号に基づいて前記入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、前記外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段と、を備えることを特徴とするコンピュータプラグラム。
【請求項10】請求項9に記載のコンピュータプログラムを保持した情報記録媒体。
【請求項11】コンピュータを、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機として機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動手段と、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときに前記m個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、前記外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段と、を備える遊技機として機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項12】m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて前記表示窓の左右方向又は斜め方向の複数の入賞有効ラインのうちのいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機の制御方法であって、ゲーム開始指令信号に応じて前記m列の図柄を移動する移動ステップと、前記ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する第2の抽選処理ステップと、前記第1の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいて前記入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理ステップと、前記第2の外れ出力が発生したときに、前記m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1の前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃った図柄を停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理ステップと、前記第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理ステップと、を備えることを特徴とする遊技機の制御方法。
【請求項13】前記第1の外れ出力が発生したときに、所定の確率で前記m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃った図柄を停止するように図柄表示を行う第3の外れ処理ステップを備えたことを特徴とする請求項12に記載の遊技機の制御方法。
【請求項14】前記第2の外れ処理ステップで表示される前記当選役の図柄の入賞有効ラインと前記第3の外れ処理ステップで表示される前記当選役の図柄の入賞有効ラインとは、少なくとも1つは異なることを特徴とする請求項13に記載の遊技機の制御方法。
【請求項15】前記第2の外れ処理ステップで表示される前記当選役の図柄と前記第3の外れ処理ステップで表示される前記当選役の図柄とは、少なくとも1つは異なる種類であることを特徴とする請求項13に記載の遊技機の制御方法。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は、表示窓上で表示される図柄の組合せにより入賞の成否が判定されるスロットマシンなどの遊技機に関するもので、特にその表示される図柄が内部抽選の結果が外れた時でも、特典ゲームに移行できるか否かを表示する遊技機に関する。
【従来の技術】従来の遊技機、例えばスロットマシンなどではスタートスイッチが操作されたことを契機として遊技機内部で抽選を行っている。この結果当選した場合、遊技者の停止スイッチの操作によりこの当選に対応する当選役の図柄が、表示窓上の所定の入賞有効ライン上に揃って停止することにより入賞としている。他方、抽選の結果外れた場合(以後「完全不当選」という)、遊技機内部でいわゆる蹴飛ばし制御を行う。それによりたとえ遊技者が所定の入賞有効ライン上に該当選役に対応する図柄が停止するようなタイミングで停止ボタンを操作しても、その入賞有効ライン上に当選図柄が停止せず、図柄が不揃いとなる。
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機では一旦遊技機内部で完全不当選となれば遊技者がどのように停止スイッチを操作しても入賞することはない。この落選が遊技途中で判明すると、以後のゲームはつまらなくなる。また、遊技者に対して、たとえ落選しても、何らかの利益を提供することが望まれる。更に、この利益状態を遊技者に知らせて利益を獲得できるようにすることが望ましい。よって、そこで本発明の目的は、はじめの抽選で外れても、その結果がゲーム終了間際までわからないようにする遊技機を提供することにある。また、本発明の目的は、落選者にも一定の利益を与える遊技機を提供することにある。また、本発明の他の目的は落選のとき遊技者に提供される利益状態を遊技者に知らしめるようにする遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段及びその効果】本発明の請求項1に係る遊技機は、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにするものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときにm個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段とを備えることを特徴とする。これにより遊技者は表示窓に表示された図柄から特典ゲームに移行する機会が残されているを知ることができ、ゲームの趣向性の低下を防止しうる。本発明の請求項2に係る遊技機は、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにするものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃ったm個の図柄を停止するように図柄表示を行う外れ処理手段とを備えることを特徴とする。これにより遊技者に対して最後の列の図柄が停止する間際まで、入賞の期待を持たせることが可能になる。請求項3に係る遊技機は、請求項2に記載のものであって、抽選処理手段は、抽選の結果が外れのときに、外れ出力の他に更に所定の確率で特殊外れ出力を発生し、外れ処理手段は、この特殊外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃ったm個の図柄を停止するように図柄を表示し、特殊外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段を、更に備えることを特徴とする。請求項4に係る遊技機は、請求項2又は3に記載のものであって、当選役の図柄は抽選の結果が外れのときの外れ出力の種類に応じて定められる特定の入賞有効ライン上で表示されることを特徴とする。請求項5に係る遊技機は、請求項2又は3に記載のものであって、当選役の図柄は外れ出力が外れのときの出力種類に応じて定められる特定の種類の図柄であることを特徴とする。このように、特典ゲームに移行しうる状態と特典ゲームに移行しえない状態とを同じ図柄で表示することにより、遊技者に期待感を抱かせることが可能になる。請求項6に記載の遊技機は、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向の複数の入賞有効ラインのうちのいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにするものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する抽選処理手段と、第1の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいてm−1個の当選役の図柄が第1の入賞有効ライン上に揃って停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理手段と、第2の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいてm−1個の当選役の図柄が前記第1の入賞有効ラインとは異なる第2の入賞有効ライン上に揃って停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理手段と、第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段とを備えることを特徴とする。このように、特典ゲームに移行しうる状態と特典ゲームに移行しえない状態とを同じ図柄で表示することにより、遊技者に期待感を抱かせることが可能になる。請求項7に係る遊技機は、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにするものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する抽選処理手段と、第1の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいていずれかの入賞有効ライン上にm−1個の当選役の第1の図柄の組合せが揃って停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理手段と、第2の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいていずれかの入賞有効ライン上にm−1個の当選役の第1の図柄の組合せの種類と異なる第2の図柄の組合せが揃って停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理手段と、第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段とを備えることを特徴とする。このように、特典ゲームに移行しうる状態と特典ゲームに移行しえない状態とを同じ図柄で表示することにより、遊技者に期待感を抱かせることが可能になる。請求項8に記載の遊技機は、請求項1から請求項7のいずれかに記載のものであって、mの値が3以上の自然数であることを特徴とする。請求項9に記載のコンピュータプラグラムは、コンピュータを、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機として機能させるものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときにm個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段とを備えることを特徴とする。請求項10に記載の情報記録媒体は請求項9に記載のコンピュータプログラムを保持したものである。請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータを、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向のいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする遊技機として機能させるプログラムを記憶したものであって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動手段と、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、外れ出力を発生する抽選処理手段と、この外れ出力が発生したときにm個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う外れ処理手段と、外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理手段とを備える遊技機として機能させるプログラムを記憶したものである。請求項12に記載の遊技機の制御方法は、m列の移動する複数種類の図柄を表示窓に表示し、m個の停止指令信号に対応して各列の図柄の移動を個別的に停止させて表示窓の左右方向又は斜め方向の複数の入賞有効ラインのうちのいずれかの入賞有効ライン上にm個の当選役の図柄を揃えるようにする方法であって、ゲーム開始指令信号に応じてm列の図柄を移動する移動ステップと、ゲーム開始指令信号に応じて第1の抽選処理を行い、該抽選の結果が外れのときに、第1又は第2の外れ出力を発生する第2の抽選処理ステップと、第1の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいて入賞有効ライン上にm個の当選役とはそれぞれ異なる種類の図柄が停止するように図柄表示を行う第1の外れ処理ステップと、第2の外れ出力が発生したときに、m個の停止指令信号に基づいて少なくとも1の前記入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃った図柄を停止するように図柄表示を行う第2の外れ処理ステップと、第1の外れ出力が発生したときに、所定の特典ゲームに突入するための第2の抽選処理を行う特典ゲーム抽選処理ステップとを備えることを特徴とする。請求項13に記載の遊技機の制御方法は、請求項12に記載の方法であって、第1の外れ出力が発生したときに、所定の確率でm個の停止指令信号に基づいて少なくとも1つの入賞有効ライン上にm−1個の当選役の図柄が揃った図柄を停止するように図柄表示を行う第3の外れ処理ステップを備えたことを特徴とする。請求項14に記載の遊技機の制御方法は、請求項13に記載の方法であって、第2の外れ処理ステップで表示される当選役の図柄の入賞有効ラインと第3の外れ処理ステップで表示される当選役の図柄の入賞有効ラインとは、少なくとも1つは異なることを特徴とする。請求項15に記載の遊技機の制御方法は、請求項13に記載の方法であって、第2の外れ処理ステップで表示される当選役の図柄と第3の外れ処理ステップで表示される当選役の図柄とは、少なくとも1つは異なる種類であることを特徴とする。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。まず、スロットマシンの一般的な構成及び一般的な動作を図1から図5を参照して説明する。図1はスロットマシンの内部フラグを内部当りフラグセットまでの処理動作の概略を示すフローチャートであり、図2はスロットマシンの外観の正面図、図3は表示窓および停止図柄の位置関係を説明するための図であり、図4は入賞有効ラインを説明するための図であり、図5はスロットマシンの構成の概要を示すブロック図である。まず、遊技者が対面するスロットマシンの正面について、図2を参照しつつ説明する。スロットマシン10の上下方向の中央部のやや上方には、左図柄表示窓40a、中央図柄表示窓40b及び右図柄表示窓40cが水平方向等間隔に並列に設けら、表示窓全体40を構成している。表示窓40には図3に示すように、例えば3行×3列の行列状の表示領域([1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]、[9]の各位置)を有する。左図柄表示窓40aにおいては、上から下に表示領域[1]・[4]・[7]が一列に並ぶ。中央図柄表示窓40bにおいては、上から下に表示領域[2]・[5]・[8]が一列に並び、右図柄表示窓40cにおいては、上から下に表示領域[3]・[6]・[9]が一列に並ぶ。スロットマシン内部における左図柄表示窓40a、中央図柄表示窓40b及び右図柄表示窓40cにそれぞれ対応する位置に、左リール41、中央リール42及び右リール43からなるリール44が水平方向回転軸線を中心として互いに独立して回転自在に支持されている。各リール41・42・43の外周面には、多種の図柄46(プラム、ベル、チェリー等の絵、白黒赤の各色「7」の文字、リプレイの文字等、図示せず)が周方向における一定距離毎に順に表示されている。左リール41停止時には、周方向に連続する任意の3つの図柄が左図柄表示窓40aの表示領域[1]・[4]・[7]に表示される。また、中央リール42の停止時には、周方向に連続する任意の3つの図柄が中央図柄表示窓40bの表示領域[2]・[5]・[8]に表示され、右リール43停止時には、周方向に連続する任意の3つの図柄が右図柄表示窓40cの表示領域[3]・[6]・[9]に表示される。遊技者はこれらの図柄を視認することができる。各リール41・42・43は、それぞれ別々のステッピングモータ(回転駆動装置の一例、図示せず)によって、回転駆動され、また停止保持される。図柄表示窓40a・40b・40cには、左リール41、中央リール42及び右リール43が停止状態でそれぞれ3つずつ表示領域([1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]、[9])に表示する図柄に関し、内部当選判定において、払い込まれたメダルの枚数(1乃至3枚)に応じて有効とされる整列位置を示す入賞有効ライン13aから13e(線)が5本描かれている。各ライン13の左端部には、払い込まれたメダルの枚数に応じてどのライン13が有効であるかを示す有効ランプ18aから18eが配設されている。この例においては、払い込まれたメダルが1枚の場合、1つの有効ランプ18cの点灯によって中央の水平ライン13cが有効であることが示され[図4(a) における黒丸3個のラインに相当する]、メダルが2枚の場合、3つの有効ランプ18b、18c、18dの点灯によって3本の水平ライン13b、13c、13dが全て有効であることが示され[図4(b) における黒丸3個の3通りのラインに相当する]、メダルが3枚の場合、5本全ての有効ランプ18aから18eの点灯によって、両対角ライン13a、13eを含む5本のライン13aから13eが有効であることが示される[図4(c)における黒丸3個の5通りのラインに相当する]。メダルを払い込むには、上下中央部の右方部に設けられたメダル投入口48からメダルを投入するか、スロットマシンに保留されているメダルがある場合は、BETボタン(図示せず)を押して必要枚数を払い込む。有効ランプ18の下方に、3つのリール41・42・43の回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチ21が設けられている。また各リール41・42・43の下方には、それぞれに対応して停止スイッチ30(左停止スイッチ31,中央停止スイッチ32,右停止スイッチ33)が設けられている。この停止スイッチ30を操作することにより、回転している各リールを停止させる。下端部にはメダル受皿部49が設けられ、その中央部の上側にメダル払出口445が設けられている。次に、主に図5のブロック図を参照してスロットマシンの構成の概要を説明する。制御部50は、ゲームの実行や周辺機器等の制御及び各種データの読み書きなどの処理を行うCPU(中央処理装置)、RAM、ゲームの実行や周辺機器等の制御などのためのプログラム及び各種データが書き込まれたROM、並びに周辺機器等との接続のための入出力インターフェイスなど(図示せず)からなり、必要に応じ周辺機器等と連携して各機能を実現する。BETボタンは、スロットマシンに保留されているメダルを賭ける場合にメダル1枚毎に1度押すものであり、1度押す毎にその信号を制御部50に出力する。スタートスイッチ21は、リールの回転開始が可能な状態において3つリール41・42・43の回転を一斉に開始させる場合に操作され、回転開始信号を制御部50に出力する。停止スイッチ30(停止ボタン)は、回転中のリールを停止させる場合に各リール41・42・43毎に操作するものであり、各停止スイッチ31,32,33の操作により、対応するリール40を停止させるための停止信号を制御部50に出力する。有効ランプ部18Aは、前述したように賭けられたメダルの枚数に応じて制御部50から与えられる点灯指示信号により、対応する有効ランプ18を点灯させる。リール部40Aは、3つのリール41・42・43を回転駆動又は停止保持するための3つのステッピングモータと、制御部50からのステッピングモータ駆動信号に応じてそれらのステッピングモータを駆動するための駆動回路と、一定回転位置において制御部50に対しリセット信号を出力するためのリセット信号出力部を有してなる(図示せず)。制御部50は、各リール41・42・43の1回転毎に、リセット信号を受けた時点からステッピングモータ駆動信号の例えばパルス数をカウントすることにより、各リール41・42・43の回転角度、すなわち各図柄の位置を把握すること(すなわち表示手段による表示内容を検知すること)ができる。メダル払出部45Aは、ゲームの結果に応じ制御部50において計算されたメダル払出数に応じて制御部50から出力される払出信号に従って、その枚数に応じたメダルをメダル払出口45から払い出す。次に、ゲーム実行処理動作の概略を図1 のフローチャートを参照して説明する。先ず、ステップS1において、制御部50がメダル払込みの有無を判定する。メダルの投入が可能で場合にメダル投入口48から1乃至3枚のメダルを投入するすることにより、ステップS1の判定はY(YES)となる。それにより、投入されたメダル枚数に応じて有効ランプ18が点灯し、ステップS2に進む。スタートスイッチ21を操作すると、ステップS2はYとなり、制御部50は、ステップS3で3つのリール41・42・43を一斉に回転させる。更にステップS4でBB(ビッグボーナス)、RB(レギュラーボーナス)、及びSB(シングルボーナス)、並びにその他の遊技者にとって比較的利益の小さい賞(小物)であるプラム、ベル、チェリー等又は再遊技について、制御部50において、内部当りか否かの抽選を行う。この例においては、全ての賞が内部当選の対象となる賞である。抽選は、乱数サンプリングを実行し、得られたサンプリング値をROMに書き込まれているデータに照らして、当選か否か及びその賞の種類等を判定することにより行う。他の方法による抽選も可能である。抽選により何れかの賞の内部当りとなった場合(S5でYes)、その賞に対応する内部当りフラグ(S6)がセットされる。次いで、制御部50が全ての停止スイッチ30を点灯させる。その後、遊技者が適宜のタイミングで各停止スイッチ30を操作することにより(或いは所定時間停止スイッチ30を操作せずに不操作状態が継続することにより)出力される停止信号を制御部50が検知すると、制御部50は、リール41・42・43のうち対応するものについてのステッピングモータを停止させる。制御部50が対応するリールのステッピングモータを停止させる際、BB、RB、SB、再遊技等の何れかの賞の内部当り状態となっていることを示すフラグが何れもセットされていなければ、制御部50は停止スイッチ30操作(或いは所定時間放置)による停止信号を受けた後、一定のタイミングでリールを停止させる。但し、リールが一定のタイミングで停止する際に、投入されたメダル枚数に応じて有効ランプ18で示される入賞有効ライン13において何れかの賞の入賞条件を達成することとなる場合は、そのリールを1コマすなわち、図柄1つ分余分に回転させる(引込み制御)。それでも何れかの賞について入賞することとなる場合は、入賞とならないようになるまでリールのコマ送りを繰り返す(蹴飛ばし制御)。この場合は、3つのリール41・42・43が停止した状態で入賞に係る図柄の組み合わせが有効ランプ18で示される入賞有効ライン13上に表示されないため、その後ステップS1に戻る。何れかの賞に内部当選状態となっていることを示すフラグがセットされている場合、制御部50は、停止スイッチ30の操作等による停止信号を受けた時点から内部当選状態となっている賞への入賞に必要な図柄が入賞に必要な位置に達するまでの差が規定停止時間内であるときは、その図柄が必要位置に表示されるようにリールを停止させる。すなわち、その図柄を表示窓40の必要位置に引き込む。このようにして、内部当り状態が設定されている場合に、その賞に入賞する率を上げるか又は入賞がほぼ確実となるようにして高入賞率化する。前記規定停止時間内にないときは、他の賞について入賞とならないように必要に応じリールを1コマずつ送って停止させる。最後のリールが停止すると、制御部50は、有効ランプ18によって示される有効な表示領域に表示された図柄の種類及び並び方を把握し、入賞か否か、及び入賞した賞の種類を判定する。その際遊技者も、同様に入賞か否か、及び入賞した賞の種類を知ることとなる。入賞と判定された場合、制御部50は、賞の内容に応じ、例えば所定枚数のメダルの払出しをメダル払出部45Aに指示する。更に、その賞の内部当りを示すフラグをクリアする。次いで、その賞が特別ゲームを開始するものでない場合はステップS1に戻り、その賞がBB、RB等の特別ゲームを開始するものであるときは、各報知手段例えば音声などにより各特別ゲーム開始の賞に入賞したことが報知され、その特別ゲームへ移行し、特別ゲーム終了後、ステップS1に戻る。BBフラグ又はRBフラグがセットされていない場合に入賞なしと判定されたときは、BBフラグ及びRBフラグを除く全ての賞についての内部当りフラグをクリアする。次いでステップS1に戻り、ゲームが繰り返される。BB及びRBの内部当選フラグは、BB及びRBに入賞するか、またはそれぞれのボーナスに応じて予め定めらたゲーム回数までのいずれか早い時点までセットされた状態が継続される。後者の場合、すなわちBB又はRBに入賞していてもBB又はRBに入賞せずにステップS1に戻って繰り返されるゲームにおいては、ステップS4の抽選は行われない。或いは、例えば、ステップS4の抽選を、小役の全部又は一部についてのみ行うようにすることもできる。次に本発明の概要を以下で説明する。前述したように従来は抽選の結果外れた場合、蹴飛ばし制御等を行い遊技者がどのようなタイミングで停止スイッチを操作しても入賞させないようにしていた。そこで始めの抽選(第1の抽選)で外れても、更に特典ゲーム、例えばアシストタイムに移行しうる第2の抽選機会を設け、その状態を遊技者に報知することにより、遊戯性を高めることが考えられる。本発明はこの第1の抽選に外れた後に第2の抽選を行い、その第2の抽選結果に対応する停止図柄を表示することにより第1及び第2の抽選結果を遊技者に知らせることにある。これによって従来の外れであった場合でも、趣向性を下げずに遊技者にゲームを楽しませることが可能になる。以下に、第1及び第2の抽選の結果とその結果に対応して停止・表示される図柄のパターンとを説明する。本発明による第1の実施の形態は、第1の抽選で外れ、第2の抽選で当選した場合(以下「チャンス付不当選」という)に、各リールを表示窓上のいずれかの入賞有効ライン上にも当選役とは全て異なる図柄(以下「ゾロ目」という)で停止させる、制御を行うものである。例えば、図6に示すような図柄で停止する場合である。このとき、遊技者は表示窓上の図柄を見て特典ゲームに移行するチャンスが残されていることを知ることができる。これに対して、第2の実施の形態は、第1及び第2の抽選両方で外れた場合(完全不当選)、いずれかの入賞有効ライン上で、第1停止リール、第2停止リールを当選役の一部、例えば1組の同一図柄(以後「テンパイ目」という)で停止させ、第3停止リールをその当選役にはならない図柄、例えば上述した1組の図柄とは異なる図柄で停止させるものである。例えば図16に示すように1組の図柄プラムで揃って停止している。これにより、スロットマシン内部では完全に外れの状態であるにもかかわらず、遊技者には3つのリールの中で2つのリールが停止するまでは、第1の抽選に当選しているかもしれない、との期待感を抱かせることが可能になる。更に第3の実施の形態の一つは、チャンス付不当選の場合、所定の確率で、完全不当選の場合と同様に、いずれかの入賞有効ライン上で第1及び第2の停止リールの表示図柄をテンパイ目とし、該入賞有効ライン上で第3停止リールの表示図柄を当選役とは異なる図柄で停止させるものである。例えば図7に示すように入賞有効ライン13a上で左から図柄がベル、ベル、プラムで停止している。この場合、遊技者からはチャンス付不当選なのか完全不当選なのかは判断できない。このため、遊技者に対してはチャンス付不当選、すなわち特典ゲームに移行できる機会がまだ残されているかもしれない、との期待感を抱かせることが可能になる。第3の実施の形態の中で更に別の形態は、テンパイ目で停止させる当選役(図柄)の種別を、チャンス付不当選確定時に決めている。例えば、図10に示すようにテンパイ目で停止させる当選役(図柄)の種別が上述したリプレイの図柄1組のテンパイ目の場合の他に、例えば図11に示すようにリプレイとプラムとの図柄2組のテンパイ目の場合、更に図12に示すように、例えば白7と白7とリプレイとの図柄3組のテンパイ目である場合である。さらに、第3の実施の形態で別のものは、テンパイ目で停止させる当選役(図柄)の入賞有効ラインを、チャンス付不当選確定時に決めている。例えば、図7に示すようにテンパイ目で停止させる図柄が、1つの入賞有効ライン13cである場合、又は図8に示すように2つの入賞有効ライン13dと13eとである場合、更に,図9に示すように3つの入賞有効ライン13cと13dと13eとである場合がある。これに対して、上述したように完全不当選時にも、チャンス付不当選時と同様にテンパイ目で停止させている。しかし、スロットマシン内部の制御部50ではチャンス付不当選時とは少なくとも1組の異なる図柄又は少なくとも1つの異なる入賞有効ラインで停止・表示するようにしている。例えば異なる図柄の例として、完全不当選時に図16に示すようにプラムの図柄1組のテンパイ目で停止・表示するのに対して、チャンス付当選の時、図10に示すようにリプレイの図柄1組のテンパイ目で停止・表示する。更に、完全不当選時に図17に示すように、ベルと白7の図柄2組のテンパイ目で停止・表示するのに対して、チャンス付不当選の時、ベルと白7の図柄2組のテンパイ目で停止・表示する。他に、完全不当選時に図18に示すように白7と白7とベルの3組のテンパイ目で停止・表示するのに対して、チャンス付不当選の時、図12に示すように白7と白7とリプレイの図柄3組のテンパイ目で停止・表示する。他方、異なる入賞有効ラインの例として、例えば完全不当選時に図13に示すように入賞有効ライン13b上にベルの図柄がテンパイ目で停止・表示されているのに対して、チャンス付不当選の時、図7に示すように入賞有効ライン13a上にベルの図柄がテンパイ目で停止・表示されている。また、完全不当選時に図14に示すように入賞有効ライン13b上と入賞有効ライン13e上にリプレイとプラムの図柄がテンパイ目で停止・表示されているのに対して、チャンス不当選の時に図8に示すように入賞有効ライン13dと入賞有効ライン13e上にリプレイとプラムの図柄の2組が停止・表示されている。さらに、完全不当選時に図15に示すように入賞有効ライン13b、13d、13e上にベル、白7、白7の図柄の3組がテンパイ目で停止・表示されているのに対して、チャンス付不当選の時に図9に示すように入賞有効ライン13c、13d、13e上にベル、白7、ベルの図柄の3組がテンパイ目で停止・表示されている。ここで第1、第2、及び第3の実施の形態の動作を図19のフローチャートを参照して説明する。図19のフローチャートは全リール回胴開始直後から全リール回胴停止までのスロットマシン内部の動作を説明したものである。スタートスイッチ28が操作され全リールの回胴開始が始まると、制御部50は乱数表を基に第1の抽選を行う(S11,S12)。その結果、当選していれば従来通り当選停止制御へと移行する(S13)。他方、第1の抽選で外れた場合は更に第2の乱数表を基に第2の抽選を行う(S14,S15)。もしここで当選していれば(チャンス付不当選の場合)、例えばチャンス付不当選のための乱数表に基づき所定の確率(S16)、例えば77%の確率で全ての入賞有効ライン上で、ゾロ目で停止するような停止制御を行い(S17)、残り23%の確率でいずれかの入賞有効ライン上でテンパイ目となるような停止制御(S18)を行う。ここで前者は第1の実施の態様に相当し、後者は最初の第3の実施の態様に相当する。ゾロ目又はテンパイ目で停止させた後は、サブ基盤(本明細書では図示せず)に制御が移り、ここで特典ゲームに移行するかどうかの抽選がさらに行われる(S20)。もし、第2の抽選でも外れていれば(完全不当選)、各リールがいずれかの入賞有効ライン上でテンパイ目で停止するように停止制御を行う(S19)。この処理が第2の実施の形態である。前述したようにチャンス付不当選となったとき、所定の確率、例えば23%の確率で、完全不当選の場合と同じようにテンパイ目の図柄を表示する。このとき、制御部50は、テンパイ目とする図柄種別を完全不当選の場合のそれとは少なくとも1組は異なるように決めるか(図10から図12と図16から図18とをそれぞれ比較・参照して既に説明した)、又はテンパイ表示する入賞有効ラインを完全不当選の場合のそれとは少なくとも1つは異なるように決める(図7から図9と図13から図15とをそれぞれ比較・参照して既に説明した)。このようにチャンス付不当選と完全不当選とで同じようにテンパイ目を表示する場合、両者を区別する「テンパイ目の組合せ図柄及びその図柄の種別数」と、「テンパイ目を停止・表示する入賞有効ライン及びその数」は、例えば上述したように第2の抽選後の確率発生のための乱数表を設けることにより決定したり、他に各リールの停止順番によったり、または遊技者が停止スイッチを操作するタイミング及びその時の回転中の図柄に位置によったりと、様々な要素により決定され、設計事項に基づくものである。このように、第1及び第2の抽選の結果を表示窓で停止・表示される図柄パターンにより知らしめることにより、ゲームの趣向性の低下を防止しうる。
【発明の効果】本発明の遊技機においては、2回の抽選を行い、その結果である特典ゲームに移行しうる状態と完全な外れの状態とをそれに対応して表示窓上に図柄を表示し、又は一定の確率で両者の状態を同じ図柄(テンパイ目)で表示する。これにより、遊技者には特典ゲームに移行できるかもしれない、との期待感を抱かせ、または最後のリールが停止するまで入賞するかもしれない、との期待感を抱かせることが可能となり、ゲームの趣向性の低下を防止しうる。
【出願人】 【識別番号】390031772
【氏名又は名称】株式会社オリンピア
【住所又は居所】東京都台東区東上野2丁目11番7号
【出願日】 平成13年11月27日(2001.11.27)
【代理人】 【識別番号】100107179
【弁理士】
【氏名又は名称】平井 昭光 (外1名)
【公開番号】 特開2003−159375(P2003−159375A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2001−361318(P2001−361318)