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【発明の名称】 遊技場のコイン搬送装置
【発明者】 【氏名】武本 俊明
【住所又は居所】東京都文京区弥生2丁目11番8号 株式会社十輪内

【要約】 【課題】搬送板間にコインが挟まらないようにして、コイン搬送装置の破損を防止する。

【解決手段】対向する壁間に主搬送板20を連続的に配して構成した搬送面を有し、かつ、隣接する主搬送板20,20の間の接合部20vを覆うように間隙搬送板材30を配し、さらに、この間隙搬送板30が前記接合部を覆った状態を維持しつつ、前記主搬送板20とともに移動するように構成したコイン搬送装置によって解決される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】搬送面上に載置されたコインが、搬送面上の循環移動に伴って循環搬送される遊技上のコイン搬送装置であって、前記循環搬送の進行方向前方に張出す凸円弧形状を進行方向前端部に、及び前記凸円弧形状部と整合するように前方に凹む凹円弧形状部を進行方向後端部にそれぞれ有する、略三日月形状の主搬送板を備え、この主搬送板が前記進行方向に沿って多数連続的に配されるとともに、隣接する搬送板相互は重ならず且つ隣接する搬送板において前方の主搬送板の凹円弧形状部内に工法の種搬送板の凸円弧形状部が整合されて、前記搬送面が形成され、この搬送面を構成する主搬送板は一体的に循環移動させられるように構成されるとともに、前記隣接する主搬送板間の間隙を覆う間隙搬送板を備え、かつ、この間隙搬送板が前記間隙を覆った状態を維持しつつ前記搬送板とともに移動するように構成された、ことを特徴とするコイン搬送装置。
【請求項2】前記搬送板および前記間隙搬送板の両方が、前記循環方向に沿って配された無単チェーン要素に対してそれぞれ連結され、この無単チェーン要素によって前記搬送板および前記間隙搬送板の両方が一体的に移動するように構成された、請求項1記載の遊技場のコイン搬送装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン遊技機(いわゆるスロットル)を設置した遊技場において、遊技用コインを搬送するためのコイン搬送装置に関し、特にコインを各遊技機あるいはコイン貸機へと搬送するコイン補給装置に好適なコイン搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技場では、遊技者が遊技する際に使用するコインを貸し出すコイン貸機や、コイン遊技機から遊技結果に応じて、払い出されるコインを、各コイン貸機の貸し出し状況や、各コイン遊技機の払い出し状態に応じて、各コイン貸機やコイン遊技機に搬送し補給するコイン搬送装置が使用されている。
【0003】従来、このコイン搬送装置としては、図8に示されるような、対向する壁112,113間に、同一半径の外周部と内周部を有する略三日月形状の搬送板120が、前記内周部122と外周部121とが整合するように連続的に、摺動台117,118上に配された搬送路110sを有するものが知られている。この種のコイン搬送装置は、前記搬送板120が、その下方に配されているチェーン要素119などの駆動手段に固定されていて、前記駆動手段によって搬送板120が摺動台上を摺動し、搬送板上に載置されたコインCを搬送する。また、前記コイン搬送装置は、図示はされないが、搬送路の一部をほぼ円弧形状の転回搬送部として、搬送板を転回させるようにし、コインが島内や各島間を循環するように構成することも可能である。この種のコイン搬送装置は、一度に多くのコインを搬送でき、しかもコインが各島を巡回するので、コイン遊技機やコイン貸機に供給されなかったコインを回収する回収手段を設ける必要がないという利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種のコイン搬送装置は、駆動手段であるチェーン要素119の劣化による伸びなど種々の要因によって、隣接する前記略三日月状の搬送板120,120間の接合部が開いて隙間120vが生じることがあり、この間隙にコインCが挟まって破損することが多々あった。特に、転回搬送部を有し、島や各島間を巡回するように循環路が形成されたコイン搬送装置で事故が生じた場合には、その修復のためにこのコイン搬送装置を利用する全ての遊技機のコイン供給がストップするので多大な損害が生じる。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、コインを搬送する搬送板間の間隙にコインが挟まることを確実に防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求項1記載の発明は、搬送面上に才知されたコインが、搬送面上の循環移動に伴って循環搬送される遊技上のコイン搬送装置であって、前記循環搬送の進行方向前方に張出す凸円弧形状を進行方向前端部に、及び前記凸円弧形状部と整合するように前方に凹む凹円弧形状部を進行方向後端部にそれぞれ有する、略三日月形状の主搬送板を備え、この主搬送板が前記進行方向に沿って多数連続的に配されるとともに、隣接する搬送板相互は重ならず且つ隣接する搬送板において前方の主搬送板の凹円弧形状部内に工法の種搬送板の凸円弧形状部が整合されて、前記搬送面が形成され、この搬送面を構成する主搬送板は一体的に循環移動させられるように構成されるとともに、前記隣接する主搬送板間の間隙を覆う間隙搬送板を備え、かつ、この間隙搬送板が前記間隙を覆った状態を維持しつつ前記搬送板とともに移動するように構成された、ことを特徴とするコイン搬送装置である。
【0007】請求項2記載の発明は、前記搬送板および前記間隙搬送板の両方が、前記循環方向に沿って配された無単チェーン要素に対してそれぞれ連結され、この無単チェーン要素によって前記搬送板および前記間隙搬送板の両方が一体的に移動するように構成された、請求項1記載の遊技場のコイン搬送装置である。
【0008】<作用効果>隣接する主搬送板間の各間隙を覆う間隙搬送板を設け、この間隙搬送板が前記間隙を覆った状態を維持しつつ前記主搬送板とともに移動するようにしたので、搬送面の停止中、移動中にかかわらず常に間隙が覆われた状態になり、従って、間隙にコインが挟まることが無くなり、コインの挟まりによるコイン搬送装置の破損がなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明のコイン搬送装置を、図1〜7を参照しながら、コイン補給装置として使用した実施例に基づいて説明する。
【0010】<第1の実施の形態>(コイン補給装置の構成について)遊技場内において、図1に示すとおり、複数のコイン遊技機1が列設された島2の上部に、コインCを各コイン遊技機1および図示されない各コイン貸機へ搬送するコイン自動補給装置10が設けられている。このコイン自動補給装置10は、図2〜4に示すとおり、コイン遊技機1の列設方向に沿ってコインを直線的に搬送する直線搬送部10sと、島の端部でコインの搬送方向を180°転回させるほぼ円弧形状の転回搬送部10cとで構成されたコイン搬送路を有する。
【0011】前記直線搬送部10sの両側には、コイン搬送路の壁となるコインガイド12,13が設けられている。前記コインガイド12,13の間の幅は、搬送面を構成する搬送板20の幅とほぼ同様の幅となっており、搬送板20とコインガイド12,13との間に間隙が生じないように立設されている。また、外側コインガイド12は、コイン遊技機およびコイン貸機内へ連通する補給受14aに対応する位置が他の部分より低くなっており、コイン遊技機へコインを補給するためのコイン補給口14を構成する。これらのコインガイド12,13は、図3に示されるように、島の長さに合わせてコイン遊技機の列設方向に沿って設けられている搬送基体11に固定された金属製の板である。前記コインガイド12,13は、前記搬送基体11のコインガイド立設用溝11v,11vに挿入されて固定されている。また、かかる挿入状態において、コインガイド下部の係合部12a,13aが、搬送基体11に係合溝11a,11aに係合しており、コインガイド12,13の転倒および外れが防止されている。
【0012】前記コイン補給口14に対向する部分の壁、すなわち内側コインガイドの一部は、図2に示されるように、前記コイン補給口14にコインを排出するための開閉板15となっている。前記開閉板15は、軸15aにより揺動可能に支持されており、各コイン遊技機のコイン保留状態に応じて作動するソレノイド16によって駆動される。ソレノイド16には、前記開閉板15の位置を検出する図示されない位置センサが設けられている。
【0013】一方、転回搬送部10cは、前記直線搬送部の内側コインガイドに連続する円弧形状の内側壁を有するが、外側のコインガイドとなる外周壁は設けられていない。すなわち、内側コインガイドを有するが、外側のコインガイドを有さない構成となっている。
【0014】他方、特に図3の直線搬送部の正面図(A)とその側面図(B)に示されるように、前記搬送面の下方には、前記コインガイド12,13より低く形成されたシュー支持凸部17A,18Aが、無端チェーン19を挟んで一定間隔で立設されている。これらのシュー支持凸部17A、18Aの上面には、シュー取付け用の溝17v、18vがコイン遊技機の列設方向にそって形成されており、この取付け用の溝17v、18vに樹脂製のシュー17a,18aの下部が圧入されて前記シュー支持凸部17A,18Aに固定され、摺動台17,18が形成されている。前記摺動台17,18上には、所定の間隔を空けて多数の楕円形状の間隙搬送板30,30・・・が載架されており、これら間隙搬送板30が前記シュー17a,18aに対して摺動可能に支持されている。この間隙搬送板30のほぼ中央には、前記間隙搬送板30をシュー上で摺動させるための駆動棒35が下方に突出して一体的に設けられており、この駆動棒35は、前記摺動台17,18の間に設けられた無端チェーン19に固定されている。
【0015】他方、特に図2および3に示されるように、前記間隙搬送板30上には、コイン搬送面を構成する多数の主搬送板20,20が載置されている。前記主搬送板は、凸形をなす円弧形状の外周21と、この外周と同一半径で凹形をなす円弧形状の内周とが、尖端23,24で合流した略三日月状の板体である。これらの搬送板20は、前記外周21と内周22とが整合するようにして、前記間隙搬送板30,30・・・上にほぼ隙間無く並べられている。隣接する各主搬送板の接合部20vは、前記間隙搬送板30上に位置しており、前記接合部20vが下方から間隙搬送板30によって覆われている。前記主搬送板は、上記のとおり、時計周りの進行方向に凸円弧形状部21を有し、進行方向の後方に前記凸円弧形状部21に整合する凹円弧形状部22を有するが、さらに前記凸円弧形状部21の凹円弧形状部側の部分に、凸円弧と凹円弧とを結ぶ点よりコインガイド12,13側に膨出する膨出部分21a,21bが形成され、その先端が前述の尖端23,24である。この膨出部分の形成の意味は、図2から明らかなように、島2の端部の前記転回搬送部10cに至ったとき、その円弧状内側壁面、すなわち回転ガイド44おいび押え円盤52の外周面に対して膨出する結果、コインCが転回搬送部10cの内壁面の間隙内に対して挟まることを確実に防止するためである。なお、膨出部分21a,21bは、反時計回りとなる搬送装置または転回搬送部に対しても同様に機能するように主搬送板共通化されている。また、この主搬送板20の内周付近には、この主搬送板20をシューに沿って移動させるための駆動棒25が突出して一体的に設けられており、前記間隙搬送板30,30間の間隙から下方に突出して、前記摺動台17,18の間に設けられた無端チェーン19に固定されている。
【0016】この無端チェーン19は、コイン遊技機1の列設方向に沿って無端状になっており、島端部などに設置された駆動部40によって駆動する。また、この無端チェーン19は、樹脂製の中空のローラ19aを備えたローラチェーンであり、前記主搬送板20および間隙搬送板30の駆動棒25,35が、前記ローラ19a内に交互に挿入され、グリップリング19bにより上下方向が固定されている。前記無端チェーン19によって、多数の主搬送板20および間隙搬送板30が駆動棒25,35を介して連結され、駆動部40による無端チェーン19の駆動によって、主搬送板20および間隙搬送板30が摺動台に沿って移動する。このとき、前記間隙搬送板30は、隣接する主搬送板20の接合部20vを下方から覆った状態を維持しながら摺動台17,18上を摺動する。
【0017】前記駆動部40は、搬送路のコーナーに設けられている。前記駆動部40は、特に図2および図5に示されるとおり、搬送基体11と一体的に設けられたモータ取付け台4に、モータユニットベース41に固定されたギヤドモータ42が、ボルト41aによって取付けられている。このギヤドモータ42は、このギヤドモータ42を駆動と停止とを制御する図示しないセンサ式スイッチを備えている。前記ギヤドモータ42の出力シャフト43には、転回搬送部の内側のコインガイドを構成する回転ガイド44が外嵌され、この回転ガイド44の内周面に形成された凸部44aが出力シャフト43に形成されたキー溝43aに嵌合されている。前記回転ガイド44のフランジ44bの外周端には、主搬送板20を支持するためのシュー45が固着され、また回転ガイド44のボス44cには、無端チェーン19を駆動するためのスプロケット46が外嵌されボルト47により固定されている。前記回転ガイド44は、モータ取付け台4に設けられた軸受48によりボス44cで回転自在に支持されている。また、モータ取付け台4には、軸受49を備えた軸受押え50がサポート部材51を介して一体に設けられ、出力シャフト43の端部を軸受で回転自在に支持している。この軸受49と回転ガイド44との間には押え円盤52が設けられ、回転ガイド44を軸受48と軸受49との間で固定して安定して回転させる。ギヤドモータ42の軸受強度が十分にある場合には、上記軸受を省略してもよい。なお、前記ギヤドモータ42は、搬送路のコーナーにある全ての転回搬送部に設ける必要は無く、必要に応じて一部の転回搬送部に設ければよい。ギヤドモータを備えない場合は、例えば、ギヤドモータに代えて単なる軸受をとし、前記出力シャフトに代えてその軸受に支持される回転軸とすればよい。かかる構成では、無端チェーン19はスプロケットに案内されて方向転換するだけの構成であるが、前記無端チェーン19が他の駆動部によって駆動されていれば、主搬送板および間隙搬送板の転回は問題なく行われる。
【0018】一方、前記駆動部40を構成するスプロケット46の外側には、前記回転ガイド44に沿ったU字状部を有するシュー支持台60Aが立設され、ネジ61によって前記モータ取付け台4に固定されている。そのシュー支持用台60Aの上にシュー60aがネジ62によって固定され摺動部60が形成されている。この摺動部60は、前記直線搬送部10sの摺動台17にほぼ連続して設けられ、直線搬送部10cから転回搬送部10sに主搬送板20及び間隙搬送板30がスムーズに移動するようになっている。摺動部60のU字状部より外方には、搬送板20の外側コインガイドとなる壁等は設けられておらず搬送板上のコインが下方に落ちてもよいようになっている。
【0019】転回搬送部10cの外方下方には、転回搬送部10cの主搬送板によって構成される搬送面上から落ちたコインを、回収するシュート状の収集桶70が設けられている。この収集桶70は、前記搬送面の下方で前記摺動部のU字上部にほぼ沿う円弧状開口部70aと、底部に回収口70bとを有する。前記回収口70bには回収路71が接続されており、この回収路71は前記収集桶70の下方に設置されている収集箱80に連通している。島の下部等に各コイン遊技機から排出されたコインを回収するための回収用のコンベア等を有する場合には、この回収コンベア上に前記回収コインを排出するように回収路を構成してもよい。
【0020】以上の構成からなる本実施例のコイン自動補給機は、例えば、図6および図7に示すとおり、遊技場内の複数の島に設置された各コイン遊技機および図示しないコイン貸機に対応して循環路を形成するように設置され、カウンターに備えられたコイン供給設備(コインリフト)5から供給されるコインを各コイン遊技機へ搬送する。
【0021】(コイン補給装置の作動について)次に、上記のコイン補給装置の作動について、図1〜5を参照しながら説明する。島内のあるコイン遊技機または図示されないコイン貸機(以下コイン遊技機等と記載)に設けられている図示されないコイン量検知装置により、そのコイン遊技機等の保留コインの減少が検知されると該当するソレノイド16が駆動され、前記開閉板15が前記搬送面上に所定位置まで移動して衝立状のコイン誘導板となる。一方で、前記ソレノイド16の位置センサが、開閉板15が移動したことを検知すると、この検知信号が前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチに送信され、前記センサ式スイッチがギヤドモータ42への通電を開始して、前記開閉板15の移動とほぼ同時に前記ギヤドモータ42が始動する。前記ギヤドモータの始動により、前記出力シャフト43が所定の回転速度で回転し、それに伴って回転ガイド44およびスプロケット46が回転し、このスプロケット46により前記無端チェーン19が駆動される。前記無端チェーン19は、この無端チェーン19のローラ19aに挿入されている駆動棒25,35を介して前記間隙搬送板30および主搬送板20を、前記摺動台17,18に沿って移動させる。このとき間隙搬送板30は、前記シュー17a,18a上を摺動する。前記間隙意搬送板30と主搬送板20はともに同じ無端チェーン19によって駆動されるため、間隙搬送板30は、隣接する主搬送板20の接合部20vを下方から覆った状態を維持しながら、主搬送板20とともに移動する。
【0022】前記主搬送板20で構成される搬送面上には、予めコイン供給設備(コインリフト)5から多数の遊技用コインCが供給されており、搬送面の移動に伴ってそれら載置されているコインCが搬送される。コインCが搬送されると搬送面上に移動している前記開閉板15にあたって、搬送面上のコインがコイン補給口14へ向かうように誘導され、前記搬送面に臨むコイ補給口14へと排出される。排出されたコインは、補給桶14aよりコイン遊技機等へと導かれ、前記コイン遊技機等に保留される。
【0023】その後、コイン遊技機等内のコイン保留数が十分量に達し補給が完了すると、前記コイン量検知装置がこれを検知し、この検知信号を受けて前記ソレノイド16が駆動され、前記開閉板15が元の既定位置に移動してコインガイド13を構成する。その一方で、開閉板15が元の既定位置に達したことをソレノイド16の位置センサが検知し、この検知信号が前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチに送信され、前記センサ式スイッチがギヤドモータ42への通電を停止し、ギヤドモータ42の駆動が停止される。ギヤドモータ42の停止によって無単チェーン19の移動が停止する。即ち、前記間隙搬送板30および主搬送板20が停止しコイン搬送が行われなくなる。停止状態となっても間隙搬送板30による主搬送板20の接合部20vを覆った状態は維持される。
【0024】搬送面搬上にまだ多くのコインCが載置された状態であれば、他のコイン遊技機でコイン補給が必要になるまで停止状態を維持し、他のコイン遊技機等で補給が必要になったときには、上記と同様に作動して他のコイン遊技機等にコイン補給を行う。また、ある開閉板15が既定位置に戻っても、循環搬送路内のほかの開閉板15が搬送面上に移動している場合には、当然にギヤドモータの停止は行われず、搬送面は移動しつづける。
【0025】コイン補給が繰り返されて、搬送面上のコインが少なくなった場合には、前記コイン供給設備(コインリフト)5から、搬送面上にコインを供給する。このコイン供給のさいには、搬送面上にコインを散在させるために搬送面を移動させながら供給する。この搬送面上へのコイン供給は、前記コインリフトの稼動と前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチを連動させるようにしてもよいし、センサ式スイッチを介さず、前記ギヤドモータ42に別の手動のスイッチを設けて、これにより搬送面を移動させながらコイン供給してもよい。
【0026】他方、移動中の主搬送板20および間隙搬送板30について説明すれば、直線搬送部においては、間隙搬送板30および主搬送板20は、摺動台17,18に沿って移動する。転回搬送部10cにおいては、主搬送板20は、各主搬送板20が、外周21の端部が外側に向かって凹形をなす円弧形状の曲線を描いて、回転ガイド44の円弧形状に対してほぼ整合し、回転ガイドに沿って密着し、前記回転ガイド44と搬送板20との間に大きな間隙を生じさせることなく、移動する。また、前記が移転ガイドに密着している側と反対側の外周の端部は、前記収集桶70上にはみ出しながら移動する。間隙搬送板30は、前方の主搬送板20に追随して隣接する主搬送板20の接合部20vを覆った状態を維持しつつ転回する。このように、下方に間隙搬送板30が位置して、前記間隙を覆った状態を維持しつつ主搬送板20と同様に移動するので、移動中に隣接する主搬送板20,20の接合部が開いて間隙が生じたとしても、かかる間隙にコインが挟まったりすることはない。ここで、前記主搬送板20はコイン幅よりもかなり幅広の搬送上面を有するので、転回搬送部の外側に壁が設けられていなくとも、一般的な搬送速度では、転回搬送部でコインが全て触れ落ちることはない主搬送板の外方に位置するいくつかのコインが外壁非配設部位から落ちた場合には、前記収集桶70によって収集され回収口70bおよび回収路71を介して回収箱80に回収される。
【0027】以上の実施の形態では、本発明をコイン補給装置として使用したものを示したが、各コイン遊技機から排出されるコインを回収するコイン回収装置として使用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述のとおり本発明によれば、隣接する主搬送板間の接合部が間隙搬送板によって常に覆われた状態で移動するので、前記接合部が開いて間隙が生じてもかかる間隙にコインが挟まることが無く、もってコインの挟まりによる搬送装置の破損が防止される。
【出願人】 【識別番号】301042022
【氏名又は名称】株式会社十輪
【住所又は居所】東京都文京区弥生2丁目11番8号
【出願日】 平成13年11月28日(2001.11.28)
【代理人】 【識別番号】100082647
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 義久
【公開番号】 特開2003−159370(P2003−159370A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2001−362308(P2001−362308)