| 【発明の名称】 |
遊技場のコイン搬送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】武本 俊明 【住所又は居所】東京都文京区弥生2丁目11番8号 株式会社十輪内
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| 【要約】 |
【課題】過度のコイン補給によるコイン遊技機、コイン貸機あるいはコイン搬送装置の破損を防止する。
【解決手段】コインCを搬送する多数の搬送板20によって形成される搬送面上から、この搬送面上に移動してコイン補給口14にコインを排出する開閉板15が、前記搬送面上から既定位置に戻らない等事故が生じた場合に、前記搬送板20の移動を停止させる停止手段を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技場内に設置されたコイン遊技機またはコイン貸機に対してコインを搬送供給するようにコイン搬送装置であって、循環移動するように構成されたコイン搬送面と、この搬送面の移動経路の脇に設けられ、前記コイン遊技機またはコイン貸機にコインを送り出すように構成されたコイン補給口と、前記コイン補給口と対応する位置に設けられ、前記搬送面上を移動して搬送面上のコインを前記補給口へ押し出すように構成されたコイン排出手段と、前記コイン排出手段がその移動過程において異常停止したとき、前記コイン搬送面の循環移動を停止する停止手段とを備えた、ことを特徴とする遊技場のコイン搬送装置。 【請求項2】前記コイン遊技機またはコイン貸機は、コイン保留量を検知する検知手段を備えたものであり、この検知手段が、コイン保留量が所定量まで増加したことを検知したときに、前記異常停止が発生したものとして前記コイン搬送面の循環移動を停止するように構成した、請求項1記載の遊技場のコイン搬送装置。 【請求項3】遊技場内に設置された複数のコイン遊技機またはコイン貸機に対してコインをそれぞれ供給するコイン搬送装置であって、前記コイン補給口およびこれと対応する排出手段は、前記コイン遊技機またはコイン貸機と対応して設けられ、前記検知手段によって前記コイン排出手段の異常停止が検知されたとき、この異常停止が検知されたコイン排出手段と対応するコイン遊技機またはコイン貸機を知らせる報知手段を備えた、請求項2記載の遊技場のコイン搬送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コイン遊技機(いわゆるスロットル)を設置した遊技場において、遊技用コインを搬送するためのコイン搬送装置に関し、特に各コインを遊技機あるいはコイン貸機へコインを搬送するコイン補給装置として効果的なコイン搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】遊技場では、遊技者が遊技する際に使用するコインを貸し出すコイン貸機や、コイン遊技機から遊技結果に応じて、払い出されるコインを、各コイン貸機の貸し出し状況や、各コイン遊技機の払い出し状態に応じて、各コイン貸機やコイン遊技機にコインを搬送し補給するコイン搬送装置が使用されている。 【0003】従来、この種のコイン搬送装置として、多数のコイン搬送板が、摺動台上に連続的に配されて搬送面が形成されており、それらの搬送板が無端チェーンによってほぼ水平方向に移動させられ、前記搬送面上のコインが循環搬送されるものが知られている。また、かかるコイン搬送装置としては、前記搬送面上に移動して、前記搬送面の移動方向に対して所定角度をなす平面を形成するコイン排出手段を備え、搬送面の移動中に前記排出手段が搬送面上に移動することによって、前記搬送面に臨むコイン補給口へとコインの流れを変え、各コイン遊技機またはコイン貸機にコインを補給するものが知られている。 【0004】この種コイン搬送装置は、一度に多くのコインを搬送できるとともに必要量のコインをコイン遊技機あるいはコイン貸機へ容易に供給でき、しかもコインが島を巡回するので、コイン遊技機やコイン貸機に供給されなかったコインを回収する回収手段を設ける必要がないという利点を有する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のコイン搬送装置は、コイン排出手段の移動と搬送面の移動とに関連性がなく、前記排出手段が搬送面上で停止するなどの事故が生じても搬送面が移動し続ける構成とされていた。したがって、排出手段が搬送面上で停止するなどの事故が生じた場合には、搬送面のコインがコイン遊技機あるいはコイン貸機にコインが供給され続ける状態となり、ついにはコイン排出口から循環搬送路までコインが溢れ出して、コイン搬送装置あるいはコイン遊技機またはコイン貸機などを破損させることがあった。従来、コイン遊技場においてはこのような事故が多々生じていた。 【0006】そこで、本発明の主たる課題は、排出手段が搬送面上で停止するなどの事故により、コインがコイン遊技機あるいはコイン貸機に過度に供給される状態となた場合に、前記搬送面の移動を停止させて、コイン遊技機あるいはコイン貸機にコインが供給されないようにし、コイン搬送装置あるいはコイン遊技機またはコイン貸機の破損を防止することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発明請求項1記載の発明は、遊技場内に設置されたコイン遊技機またはコイン貸機に対してコインを搬送供給するようにコイン搬送装置であって、循環移動するように構成されたコイン搬送面と、この搬送面の移動経路の脇に設けられ、前記コイン遊技機またはコイン貸機にコインを送り出すように構成されたコイン補給口と、前記コイン補給口と対応する位置に設けられ、前記搬送面上を移動して搬送面上のコインを前記補給口へ押し出すように構成されたコイン排出手段と、前記コイン排出手段がその移動過程において異常停止したとき、前記コイン搬送面の循環移動を停止する停止手段とを備えた、ことを特徴とする遊技場のコイン搬送装置である。 【0008】請求項2記載の発明は、前記コイン遊技機またはコイン貸機は、コイン保留量を検知する検知手段を備えたものであり、この検知手段が、コイン保留量が所定量まで増加したことを検知したときに、前記異常停止が発生したものとして前記コイン搬送面の循環移動を停止するように構成した、請求項1記載の遊技場のコイン搬送装置である。 【0009】請求項3記載の発明は、遊技場内に設置された複数のコイン遊技機またはコイン貸機に対してコインをそれぞれ供給するコイン搬送装置であって、前記コイン補給口およびこれと対応する排出手段は、前記コイン遊技機またはコイン貸機と対応して設けられ、前記検知手段によって前記コイン排出手段の異常停止が検知されたとき、この異常停止が検知されたコイン排出手段と対応するコイン遊技機またはコイン貸機を知らせる報知手段を備えた、請求項2記載の遊技場のコイン搬送装置である。 【0010】<作用効果>前記排出手段が前記搬送面上で停止する異常が生じたときに、搬送面の移動を停止するようにしたので、排出手段等の異常によって起こる、コイン貸機またはコイン遊技機への過度のコイン供給がなくなり、もって、過度のコイン供給によるコイン搬送装置、コイン遊技機およびコイン貸機の破損が防止される。 【0011】また、前記検知手段によってコイン詰まりが検知されたときに、そのコイン詰まりを起こした、コイン遊技機またはコイン貸機を特定する報知手段を設けることにより、異常を起こしたコイン遊技機またはコイン貸機またはそれに対応する排出手段を容易に特定でき、迅速に対処することができるようになる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に本発明のコイン搬送装置を、コイン自動補給装置として使用した実施例に基づいて、図1〜7を参照しながら説明する。 【0013】(コイン補給装置の構成について)遊技場内において、図1に示すとおり、複数のコイン遊技機1が列設された島2の上部に、コインCを各コイン遊技機1および図示されない各コイン貸機へ搬送するコイン自動補給装置10が設けられている。このコイン自動補給装置10は、図2に示されるとおり、コイン遊技機1の列設方向に沿ってコインを直線的に搬送する直線搬送部10sと、島の端部でコインの搬送方向を180°転回させるほぼ円弧形状の転回搬送部10cとで構成された循環する搬送面を有する。 【0014】前記直線搬送部10sの両側には、コイン搬送路の壁となるコインガイド12,13が設けられている。前記コインガイド12,13の間の幅は、搬送面を構成する搬送板20の幅とほぼ同様の幅となっており、搬送板20とコインガイド12,13との間に間隙が生じないように立設されている。また、外側コインガイド12は、コイン遊技機およびコイン貸機内へ連通する補給受14aに対応する位置が他の部分より低くなっており、コイン遊技機へコインを補給するためのコイン補給口14を構成する。これらのコインガイド12,13は、図3に示されるように、島の長さに合わせてコイン遊技機の列設方向に沿って設けられている搬送基体11に固定された金属製の板である。前記コインガイド12,13は、前記搬送基体11のコインガイド立設用溝11v,11vに挿入されて固定されている。また、かかる挿入状態において、コインガイド下部の係合部12a,13aが、搬送基体11に係合溝11a,11aに係合しており、コインガイド12,13の転倒および外れが防止されている。 【0015】前記コイン補給口14に対向する壁は、図2に示されるように、前記コイン補給口14にコインを排出する開閉板15となっている。コイン排出手段である前記開閉板15は、軸15aにより揺動可能に支持されており、各コイン遊技機のコイン保留状態に応じて作動するソレノイド16によって駆動される。ここでは、状態の変更時にのみ通電を行うラッチ形ソレノイド16を使用している。このラッチ形ソレノイド16は、前記開閉板15が既定の位置にありコインガイド13を構成している状態と、搬送面上に移動した位置にありコインをコイン補給口へと誘導する誘導板として作用している状態とを区別する図示されない位置センサを備える。 【0016】一方、転回搬送部10cは、前記直線搬送部の内側コインガイドに連続する円弧形状の内側壁を有するが、外側のコインガイドとなる外周壁は設けられていない。すなわち、内側コインガイドを有するが、外側のコインガイドを有さない構成となっている。 【0017】また、搬送面の下方には、図3に示されるように、前記コインガイド12,13よりも低い位置に、搬送板20を支持する摺動台17,18が、コイン遊技機の列設方向に沿って形成されている。前記摺動台17,18は、シュー支持用凸部と樹脂製のシューとで構成されている。前記シュー支持用凸部17A、18Aは、前記搬送基体11の一部であり、搬送基体の基底部11sから上方に突出した部分である。シュー支持凸部17A、18Aは、無端チェーン30の両側に対向するようにして形成されており、それらのシュー支持凸部17A、18Aの上面には、シュー取付け用の溝17v、18vがコイン遊技機の列設方向にそって形成されている。この取付け用の溝17v、18vに樹脂製のシュー17a,18aの下部が圧入されて前記シュー支持凸部17A,18Aに固定されている。シュー17a,18aの上部は前記シュー支持凸部の上面より上方に突出している。このように構成された摺動台17、18の間に、多数の搬送板20,20…が載架され、前記シュー17a,18aに対して摺動可能に支持されている。 【0018】本実施の形態にかかる搬送板20は、特に図2に示すように、凸形をなす円弧形状の外周21と、この外周と同一半径で凹形をなす円弧形状の内周22とが、尖端23,24で合流した略三日月状の板体である。これらの搬送板20は、隣接する各搬送板20の各外周21と各内周22とが同一半径の円弧形状であり、前記外周21と内周22とが整合するようにして前記摺動台17,18上に隙間無く並べられている。搬送板20は、上記のとおり、凸円弧形状部21を有し、進行方向の後方に前記凸円弧形状部21に整合する凹円弧形状部22を有するが、さらに前記凸円弧形状部21の凹円弧形状部側の部分に、凸円弧と凹円弧とを結ぶ点よりコインガイド12,13側に膨出する膨出部分21a,21bが形成され、その先端が突端23,24である。この膨出部分の形成の意味は、前記転回搬送部に至ったとき、その円弧状内側壁面、すなわち回転ガイド44および押え円盤52の外周面に対して膨出する結果、コインが転回搬送部の内側壁面との間隙内に対して挟まることを確実に防止するためである。なお、膨出部分21a,21bは、反時計回りとなる搬送装置または転回搬送部に対しても同様に機能するように搬送板共通化されている。また、この搬送板20の内周付近には搬送板20を摺動台17,18上で摺動させるための駆動棒25が下方に突出して一体的に設けられており、この駆動棒25が、前記摺動台17,18の間に設けられた無端チェーン30に固定されている。 【0019】この無端チェーン30は、樹脂製の中空のローラ31を備えたローラチェーンである。前記駆動棒25は、前記ローラ31内に挿入され、グリップリング32によって上下方向が固定される。このようにして多数の搬送板20が、駆動棒25および無端チェーン30を介して連結され、無端チェーン30の駆動によって摺動台17,18上を摺動させられる。かかる構成により循環移動する搬送面が構成されている。 【0020】前記無端チェーン30を駆動する駆動部40は搬送路のコーナーに設けられている。駆動部40は、図2および5に示されるとおり、搬送基体11と一体的に設けられたモータ取付け台4に、モータユニットベース41に固定されたギヤドモータ42が、ボルト41aによって取付けられている。このギヤドモータ42は、このギヤドモータ42を駆動と停止とを制御する図示しないセンサ式スイッチを備えている。一方、前記ギヤドモータ42の出力シャフト43には、転回搬送部の内側のコインガイドを構成する回転ガイド44が外嵌され、この回転ガイド44の内周面に形成された凸部44aが出力シャフト43に形成されたキー溝43aに嵌合されている。前記回転ガイド44のフランジ44bの外周端には、搬送板20を支持するためのシュー45が固着され、また回転ガイド44のボス44cには、無端チェーン30を駆動するためのスプロケット46が外嵌されボルト47により固定されている。前記回転ガイド44は、モータ取付け台4に設けられた軸受48によりボス44cで回転自在に支持されている。また、モータ取付け台4には、軸受49を備えた軸受押え50がサポート部材51を介して一体に設けられ、出力シャフト43の端部を軸受で回転自在に支持している。この軸受49と回転ガイド44との間には押え円盤52が設けられ、回転ガイド44を軸受48と軸受49との間で固定して安定して回転させる。ギヤドモータ42の軸受強度が十分にある場合には、上記軸受を省略してもよい。なお、前記ギヤドモータ42は、搬送路のコーナーにある全ての転回搬送部に設ける必要は無く、必要に応じて一部の転回搬送部に設ければよい。ギヤドモータを備えない場合は、例えば、ギヤドモータに代えて単なる軸受をとし、前記出力シャフトに代えてその軸受に支持される回転軸とすればよい。かかる構成では、無端チェーンはスプロケットに案内されて方向転換するだけの構成であるが、前記無端チェーンが他の駆動部によって駆動されていれば、搬送板の転回は問題なく行われる。 【0021】一方、前記駆動部40を構成するスプロケット46の外側には、前記回転ガイド44に沿ったU字状部を有するシュー支持台60Aが立設され、ネジ61によって前記モータ取付け台4に固定されている。そのシュー支持用台60Aの上にシュー60aがネジ62によって固定され摺動部60が形成されている。この摺動部60は、前記直線搬送部10sの摺動台17にほぼ連続して設けられ、直線搬送部10cから転回搬送部10sに搬送板20がスムーズに移動するようになっており、転回搬送部においても搬送面の平面性が維持される。摺動部60のU字状部より外方には、搬送板20の外側コインガイドとなる壁等は設けられておらず搬送板上のコインが下方に落ちてもよいようになっている。 【0022】転回搬送部10cの外方下方には、転回搬送部10cの搬送板上から落ちたコインCを、回収するシュート状の収集桶70が設けられている。この収集桶70は、前記搬送面の下方で前記摺動部のU字上部にほぼ沿う円弧状開口部70aと、底部に回収口70bとを有する。前記回収口70bには回収路71が接続されており、この回収路71は前記回収桶70の下方に設置されている収集箱80に連通している。島の下部等に各コイン遊技機から排出されたコインを回収するための回収用のコンベア等を有する場合には、この回収コンベア上に前記回収コインを排出するように回収路を構成してもよい。 【0023】以上の構成からなる本実施例のコイン自動補給機は、例えば、図6および図7に示すとおり、遊技場内の複数の島に設置された各コイン遊技機および図示しないコイン貸機に対応して循環路を形成するように設置され、カウンターに備えられたコイン供給設備(コインリフト)5から供給されるコインを各コイン遊技機へ搬送する。 【0024】(コイン補給装置の作動について)次に、上記のコイン自動補給装置の作動について、図1〜5を参照しながら説明する。なお、以下の例では、コイン遊技機へのコイン補給を対象にしているが、コイン貸機に対するコイン補給に関しても同様である。 【0025】島2内のある各コイン遊技機1に設けられているコイン保留量を検知するコイン量検知装置により、そのコイン遊技機の保留コインの減少が検知されると該当するソレノイド16が駆動され、前記開閉板15が前記搬送面上に所定位置まで移動して衝立状のコイン誘導板となる。一方で、前記ソレノイド16の位置センサが、開閉板15が搬送面上に移動したことを検知すると、この検知信号が前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチに送信され、前記センサ式スイッチがギヤドモータ42への通電を開始して、前記開閉板15の移動とほぼ同時に前記ギヤドモータ42を始動させる。前記ギヤドモータ42の始動により、前記出力シャフト43が所定の回転速度で回転し、それに伴って回転ガイド44およびスプロケット46が回転し、このスプロケット46により前記無端チェーン30が駆動される。前記無端チェーン30は、この無端チェーン30のローラ31に挿入されている駆動棒25を介して各搬送板20を、前記摺動台17,18上を摺動させる。 【0026】前記搬送板20で構成される搬送面上には、予めコイン供給設備(コインリフト)5から多数の遊技用コインCが供給されており、搬送板20の移動に伴ってそれら搬送面上に載置されているコインCが搬送される。コインCが搬送されると搬送面上に移動している前記開閉板15にあたって、搬送面上のコインが排出口14へ向かうように誘導され、前記搬送面に臨むコイン補給口14へと排出される。排出されたコインは、排出桶14aよりコイン遊技機へと導かれ、前記コイン遊技機1に保留される。 【0027】その後、コイン遊技機等内のコイン保留数が十分量に達し補給が完了すると、前記コイン量検知装置がこれを検知し、この検知信号を受けて前記ソレノイド16が駆動され、前記開閉板15が元の既定位置に移動して内側コインガイド13を構成する。その一方で、開閉板15が元の既定位置に達したことをソレノイド16の位置センサが検知し、この検知信号が前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチに送信され、前記センサ式スイッチがギヤドモータ42への通電を停止し、ギヤドモータ42の駆動が停止される。ギヤドモータ42の停止によってコイン搬送も停止される。 【0028】搬送面上にまだ多くのコインが載置された状態であれば、他のコイン遊技機でコイン補給が必要になるまで停止状態を維持し、他のコイン遊技機等で補給が必要になったときには、上記と同様に作動して他のコイン遊技機等にコイン補給を行う。また、ある開閉板15が既定位置に戻っても、循環搬送路内のほかの搬送板が搬送面上に移動している場合には、ギヤドモータの停止は行われず、搬送板は移動され続ける。 【0029】コイン補給が繰り返されて、搬送面上のコインが少なくなった場合には、前記コイン供給設備(コインリフト)5から、搬送面上にコインを供給する。このコイン供給のさいには、搬送面上にコインを散在させるために搬送板20を移動させながら供給する。この搬送面上へのコイン供給は、前記コインリフトの稼動と前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチを連動させるようにしてもよいし、センサ式スイッチを介さず、前記ギヤドモータ42に別の手動のスイッチを設けて、これにより搬送面を移動させながらコイン供給してもよい。 【0030】他方、転回搬送部10cを移動中の搬送板について説明すれば、転回搬送部10cにさしかかった搬送板20は、各搬送板20が、外周21の端部が外側に向かって凹形をなす円弧形状の曲線を描いて、回転ガイド44の円弧形状に対してほぼ整合し、回転ガイドに沿って密着し、前記回転ガイド44と搬送板20との間に大きな間隙を生じさせることなく移動する。また、前記が回転ガイドに密着している側と反対側の外周の端部は、前記回収桶上にはみ出しながら移動する。転回搬送部10cの外周端には外周壁がないので、搬送板は当然に外壁に接することもなく、それとの間に間隙を作ることもなく移動する。このとき、前記搬送板20はコイン幅よりもかなり幅広の搬送面を有するので、転回搬送部の外側に壁が設けられていなくとも、一般的な搬送速度では、転回搬送部でコインが全て触れ落ちることはない。搬送板の外方に位置するいくつかのコインが外壁非配設部位から落ちた場合には、前記収集桶70によって収集され回収口70bおよび回収路71を介して回収箱80に回収される。 【0031】他方、前記コイン遊技機等内のコイン保留数が十分量に達し補給が完了したにもかかわらず、なんらかの異常例えばソレノイド16の故障や開閉板15とこれに連続していたコインガイド13との間にコインが挟まって開閉板15が搬送面から既定位置にもどらない事故等により、ソレノイド16の位置センサが作動せずコイン遊技機等に過度にコイン補給がされはじめた場合、各コイン遊技機に設けられた前記コイン量検出装置が過度のコイン量であることを検知し、前記ギヤドモータのセンサ式スイッチに緊急停止信号を送信する。この信号を前記ギヤドモータのセンサ式スイッチが受けると、前記センサ式スイッチによって通電が停止されギヤドモータ42の駆動が停止する。この緊急停止信号を受けたさいには、前記センサ式スイッチは、異常のない他の開閉板15が搬送面上に移動していて、それらに対応する位置センサからのギヤドモータ42の駆動要請信号に応じていても、それに優先してギヤドモータ42への通電を停止する。これにより搬送面が停止し、コインCが開閉板に誘導されてコイン遊技機等へ過度にコインCが補給されなくなる。この搬送面の停止状態は、前記異常が改善されるまで、他の駆動信号を受け付けないことで維持される。 【0032】また、その緊急停止信号が送信された場合には、図1に示されるように、異常を起こした開閉板に対応する排出口からコインが供給されるべきコイン遊技機1あるいはコイン貸機に設けられた警告ランプ1aが点灯し、従業員などが、島のどのコイン遊技機あるいはコイン貸機で異常が生じたかがわかるようになっている。 【0033】 【発明の効果】以上詳述のとおり、本発明によれば、排出手段が既定位置に戻らず、過度のコイン補給がなされはじめると、搬送面の移動が停止して遊技機へのコイン補給が停止するので、コインの溢れなどによる、コイン遊技機、コイン貸機あるいはコイン搬送装置の破損が防止される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】301042022 【氏名又は名称】株式会社十輪 【住所又は居所】東京都文京区弥生2丁目11番8号
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| 【出願日】 |
平成13年11月28日(2001.11.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082647 【弁理士】 【氏名又は名称】永井 義久
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| 【公開番号】 |
特開2003−159369(P2003−159369A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−362307(P2001−362307) |
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