トップ :: A 生活必需品 :: A63 スポ−ツ;ゲ−ム;娯楽




【発明の名称】 ゲームシステム、プログラム及びコンピュータの制御方法
【発明者】 【氏名】川本 典男
【住所又は居所】東京都中央区晴海一丁目8番10号 株式会社コナミコンピュータエンタテインメント東京内

【氏名】崎山 高博
【住所又は居所】東京都中央区晴海一丁目8番10号 株式会社コナミコンピュータエンタテインメント東京内

【要約】 【課題】各ゲーム用データ担体に記憶されたデータの価値を比較した上で、それらを交換できるようにして、ゲーム用データ担体の円滑な交換を支援する。

【解決手段】各所有者が交換対象としてRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18A,18Bから読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用駒18A,18Bの各評価合計を算出するとともに、各所有者が交換対象としてRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18A,18Bの各評価合計を、例えば棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ等を用いて比較表示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのゲームシステムであって、交換ステージを備え、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別する所有者区別手段と、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を算出する評価合計算出手段と、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示する比較表示手段と、を含むことを特徴とするゲームシステム。
【請求項2】 請求項1又は2に記載のゲームシステムにおいて、前記交換ステージに載置されたゲーム用データ担体の増減又は交換を監視するゲーム用データ担体増減監視手段をさらに含み、前記交換ステージに載置されたゲーム用データ担体の増減又は交換があった場合、前記評価合計算出手段は、各所有者に対応する前記評価合計を再度算出し、前記比較表示手段は、再度算出される前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計の比較表示を更新する、ことを特徴とするゲームシステム。
【請求項3】 各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのプログラムであって、交換ステージを備えたデータ読み出し手段を制御して、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すステップ、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別するステップ、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を表す評価合計を算出するステップ、及び、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示するステップ、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項4】 各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのコンピュータの制御方法であって、交換ステージを備えたデータ読み出し手段を制御して、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すステップと、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別するステップと、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を表す評価合計を算出するステップと、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示するステップと、を含むことを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲームシステム、プログラム及びコンピュータの制御方法に関し、特に、各々データが記憶されたゲーム用データ担体の円滑な交換を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−244537号公報には、コレクション性とゲーム性を兼ね備えたトレーディングカードを用いてゲームを行うカードゲームシステムが開示されている。このカードゲームシステムでは、RFID(Radio Frequency IDentification)データキャリアによって構成されたトレーディングカードが用いられるようになっており、その記憶内容がゲームの進行に応じて種々書き換えられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このカードゲームシステムで用いられるトレーディングカードを実際にプレイヤ同士で交換する場合、その価値は外観だけでしか判断することはできず、そこに記憶されたデータがどのような価値を有するかを判断することは極めて困難である。カードゲームシステムにより、実際にトレーディングカードからデータを読み出してみて、その価値を事前に確かめてみることも可能であろうが、極めて煩雑であり現実的ではない。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、各ゲーム用データ担体に記憶されたデータの価値を比較した上で、それらを交換できるようにして、ゲーム用データ担体の円滑な交換を支援することができるゲームシステム、プログラム及びコンピュータの制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明に係るゲームシステムは、各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのゲームシステムであって、交換ステージを備え、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別する所有者区別手段と、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を算出する評価合計算出手段と、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示する比較表示手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係るプログラムは、各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのプログラムであって、交換ステージを備えたデータ読み出し手段を制御して、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すステップ、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別するステップ、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を表す評価合計を算出するステップ、及び、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示するステップ、をコンピュータ(例えば家庭用又は業務用ゲーム機やパーソナルコンピュータ等を含む。)に実行させるためのプログラムである。
【0007】また、本発明に係るコンピュータの制御方法は、各々データが記憶されたゲーム用データ担体の交換を支援するためのコンピュータ(例えば家庭用又は業務用ゲーム機やパーソナルコンピュータ等を含む。)の制御方法であって、交換ステージを備えたデータ読み出し手段を制御して、該交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体からデータを読み出すステップと、前記交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者を区別するステップと、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を表す評価合計を算出するステップと、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示するステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】本発明では、交換ステージにゲーム用データ担体が載置され、各ゲーム用データ担体からデータが読み出される。また、交換ステージに載置された各ゲーム用データ担体の所有者が区別される。ゲーム用データ担体の所有者は、例えばゲーム用データ担体に記憶されるデータ(例えばデータ担体IDや所有者ID等)に基づいて区別するようにしてもよいし、ゲーム用データ担体を交換ステージに載置するタイミングに基づいて区別するようにしてもよい。そして、所有者毎に、該所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体から読み出されるデータに基づいて、それらゲーム用データ担体の評価合計を表す評価合計を算出する。評価合計は、例えば各ゲーム用データ担体から読み出されたデータに含まれる所定パラメータの値の合計等である。そして、各所有者に対応する前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を、例えば棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ等を用いて比較表示する。こうすれば、各ゲーム用データ担体に記憶されたデータの価値を比較した上で、それらを交換できるようになる。こうして、ゲーム用データ担体の円滑な交換を支援することができる。
【0009】なお、本発明の一態様では、前記交換ステージに載置されたゲーム用データ担体の増減又は交換を監視するゲーム用データ担体増減監視手段をさらに含み、前記交換ステージに載置されたゲーム用データ担体の増減又は交換があった場合、前記評価合計算出手段は、各所有者に対応する前記評価合計を再度算出し、前記比較表示手段は、再度算出される前記評価合計に基づき、各所有者が交換対象として前記交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計の比較表示を更新する。こうすれば、前記比較表示を見ながら、交換ステージ上のゲーム用データ担体の数を増減し、或いはゲーム用データ担体を交換することにより、例えば当事者の一方が交換対象として交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計と、他方が交換対象として交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計と、が均衡するようにできる。こうして、1又は複数のゲーム用データ担体の等価交換を支援できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に係るゲームシステムの外観を示す図である。同図に示すように、このゲームシステム11は、家庭用ゲーム機10と、家庭用テレビ受像器12と、ゲームコントローラ14A,14Bと、RFIDリーダライタ(データ読み出し手段)16と、鍵カード17A,17Bと、ゲーム用駒(ゲーム用データ担体)18A,18Bと、を含んで構成されている。家庭用ゲーム機10には、ゲームプログラムを格納した情報記憶媒体が装着されている。なお、ここでは、この情報記憶媒体としてDVD(Digital Versatile Disk;商標)を採用するが、例えばCD−ROM(Compact Disk - Read Only Memory)等、他の種類の情報記憶媒体を採用してもよい。
【0011】家庭用ゲーム機10は、従来公知の構成を有するものであり、家庭用テレビ受像器12に表示されるゲーム画面を見たり、家庭用テレビ受像器12に内蔵されるスピーカから出力されるゲーム音楽やゲーム効果音を聞いたりしながら、1人又は2人のプレイヤがゲームコントローラ14A,14Bでゲーム操作入力をして、ビデオゲームを楽しむようになっている。すなわち、同ゲームシステム11は、ビデオゲームシステムとして構成されている。
【0012】また、このゲームシステム11では、家庭用ゲーム機10にRFIDリーダライタ16が接続されており、プレイヤがRFIDデータキャリア22(図2参照)を備えたゲーム用駒18A,18Bを入手して、それをRFIDリーダライタ16に載置すると、そのゲーム用駒18A,18Bに備えられているRFIDデータキャリア22から種別コードが読み出され、それに対応するゲームアイテム又はゲームキャラクタがゲームに登場するようになっている。すなわち、プレイヤはゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダライタ16に載置することにより、新たなゲームアイテム又はゲームキャラクタをゲームに登場させて、ビデオゲームの進行に変化を与えることができるようになっている。
【0013】このとき、このゲームシステム11では、プレイヤが適正な鍵カード17A,17BをRFIDリーダライタ16に載置しなければ、ゲーム用駒18A,18Bを用いて新たなゲームアイテム又はゲームキャラクタをゲームに登場させることができないようになっている。すなわち、鍵カード17A,17Bには鍵IDが記憶されており、ゲーム用駒18A,18Bには関連鍵IDが記憶されている。そして、家庭用ゲーム機10では、RFIDリーダライタ16を制御して、鍵カード17A,17Bから鍵IDを読み出すとともに、ゲーム用駒18A,18Bから関連鍵IDを読み出す。そして、ゲーム用駒18Aから読み出された関連鍵IDが、鍵カード17A及び17Bから読み出された鍵IDのいずれかと一致しなければ、そのゲーム用駒18Aを用いて新たなゲームアイテム又はゲームキャラクタをゲームに登場させることができないようにしている。同様に、ゲーム用駒18Bから読み出された関連鍵IDが、鍵カード17A及び17Bから読み出された鍵IDのいずれかと一致しなければ、そのゲーム用駒18Aを用いて新たなゲームアイテム又はゲームキャラクタをゲームに登場させることができないようにしている。
【0014】ここで、ゲーム用駒18(18A,18B)、鍵カード17(17A,17B)及びRFIDリーダライタ16について説明する。まずゲーム用駒18は、図2に示すように、コイン状のRFIDデータキャリア(タグ)22を備えており、その上にゲームキャラクタ又はゲームアイテムを象ったフィギュア24が取り付けられている。すなわち、RFIDデータキャリア22がフィギュア24の台として利用されている。また、このRFIDデータキャリア22は、鍵カード17にも埋め込まれている。ゲーム用駒18は、上述のようにフィギュア24を備えており、また、ビデオゲームに変化を与えることができるので、プレイヤによる収集の対象となり、プレイヤ間でトレード(譲渡又は交換)される。
【0015】ゲーム用駒18に備えられているRFIDデータキャリア22には、図3(a)に示すように、1)RFIDデータキャリア22自体を識別するためのデータキャリアIDと、2)当該RFIDデータキャリア22が鍵カード17に取り付けられているものか、或いはどのゲームキャラクタ又はゲームアイテムに係るゲーム用駒18に取り付けられているものかを識別する種別コードと、3)関連鍵IDと、4)ゲームデータと、が格納されている。ゲームデータは、フィギュア24に関連するデータであり、例えばゲームキャラクタ又はゲームアイテムの各種属性データ(攻撃力、守備力、最大ヒットポイント(HP)等のパラメータ)である。ゲームデータは、RFIDリーダライタ16により更新可能な形態でRFIDデータキャリア22に記憶されてもよいし、更新不能な形態(リードオンリ)で記憶されてもよい。
【0016】また、鍵カード17に埋め込まれているRFIDデータキャリア22には、図3(b)に示すように、1)RFIDデータキャリア自体を識別するためのデータキャリアIDと、2)当該RFIDデータキャリア22が鍵カード17に取り付けられているものか、或いはどのゲームキャラクタ又はゲームアイテムに係るゲーム用駒に取り付けられているものかを識別する種別コードと、3)鍵IDと、が格納されている。
【0017】ここでは、種別コード「0000」には鍵カード17が割り当てられ、種別コード「0001」乃至「1023」にはゲーム用駒18が割り当てられているものとする。また、種別コード「0001」乃至「1023」のそれぞれにはゲームアイテム又はゲームキャラクタが1つ割り当てられているものとする。
【0018】RFIDリーダライタ16及びRFIDデータキャリア22は、互いに非接触の状態でRFIDリーダライタ16がRFIDデータキャリア22からデータを読み出し、さらに、逆にRFIDデータキャリア22にデータを書き込めるようにもなったもので、従来公知の基本構成を有する。方式としては、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式、光方式等、種々のものが採用可能であるが、特に、このゲームシステム11で利用されるRFIDリーダライタ16及びRFIDデータキャリア22は選択的アクセスが可能である。すなわち、RFIDデータキャリア22には、自他を識別するデータキャリアIDが記憶さるようになっており、RFIDリーダライタ1は、データキャリアIDを指定してリードアクセス又はライトアクセスすることにより、該RFIDリーダライタ16に載置されているゲーム用駒18のうち、特定のゲーム用駒に備えられたRFIDデータキャリア22に対してデータの読み出し又は書き込みができるようになっている。
【0019】また、RFIDリーダライタ16及びRFIDデータキャリア22の方式としては、RFIDデータキャリア22が無電源で動作するものが望ましい。また、RFIDリーダライタ16は、1〜2枚の鍵カード17と、所定数、例えば10個程度のゲーム用駒18と、を載置できる程度の広さを有する円形ステージ状に形成されており、該ステージの下にRFIDデータキャリア22とデータ通信及び該RFIDデータキャリア22に電力供給をするためのアンテナが内蔵されている。すなわち、RFIDリーダライタ16の上面が通信エリアとして用意されている。なお、この通信エリアは、後述のように本ゲームシステム11の支援を受けながらゲーム用駒18を交換するとき、交換ステージとして用いられる。
【0020】次に、本ゲームシステム11の構成の詳細について説明する。
【0021】図4は、本ゲームシステム11の構成を詳細に示す図である。同図に示すように、ゲームシステム11は、マイクロプロセッサ30、画像処理部32、モニタ34、バス36、RAM38、ROM40、入出力制御部42、ゲームコントローラ14A,14B、音声処理部45、スピーカ44、DVD再生部46、DVD48、RFIDリーダライタ16、RFIDデータキャリア22を含んで構成されている。このうち、モニタ34及びスピーカ44は家庭用テレビ受像器12に含まれるものである。また、マイクロプロセッサ30、画像処理部32、RAM38、ROM40、入出力制御部42、音声処理部45、DVD再生部46は、家庭用ゲーム機10の筐体に内蔵されるものである。また、DVD(コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体)48は、家庭用ゲーム機10の前面パネルに備えられたディスクトレイに収容されるものである。
【0022】同図に示すように、マイクロプロセッサ30、画像処理部32、RAM38、ROM40及び入出力制御部42は、バス36により相互データ通信可能に接続されている。また、入出力制御部42には、ゲームコントローラ14A,14B、音声処理部45、DVD再生部46及びRFIDリーダライタ16が接続されている。
【0023】マイクロプロセッサ30は、ROM40に格納されるオペレーティングシステムやDVD48から読み出されるゲームプログラムに基づいて、家庭用ゲーム機10の各部を制御する。バス36はアドレス及びデータを家庭用ゲーム機10の各部でやり取りするためのものである。また、RAM38には、DVD48から読み取られたゲームプログラム及びデータが必要に応じて書き込まれる。また、RAM38にはマイクロプロセッサ30の作業領域も確保される。画像処理部32はVRAMを含んで構成されており、マイクロプロセッサ30から送られる画像データを受け取って同VRAM上にゲーム画面を描画するとともに、その内容をビデオ信号に変換して所定タイミングでモニタ34に出力する。
【0024】入出力制御部42は、ゲームコントローラ14A,14B、音声処理部45、DVD再生部46、或いはRFIDリーダライタ16と、マイクロプロセッサ30との間でなされるデータ通信を中継するためのインターフェースである。ゲームコントローラ14A,14Bは、プレイヤがゲーム操作をするための入力手段である。入出力制御部42は、一定周期でゲームコントローラ14A,14Bの各種ボタンの操作状態をスキャンし、そのスキャン結果を表す信号(操作信号)を、バス36を介してマイクロプロセッサ30に渡すようになっている。マイクロプロセッサ30は、その操作信号に基づいてプレイヤのゲーム操作を判定する。音声処理部45はサウンドバッファを含んで構成されており、DVD48から読み出されてサウンドバッファに記憶された音楽やゲーム効果音等のデータを再生して、それらをスピーカ44から出力する。DVD再生部46は、マイクロプロセッサ30からの指示に従ってDVD48に記憶されているゲームプログラム及びデータを読み出す。RFIDリーダライタ16は上述した構成を有しており、家庭用ゲーム機10の例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート等に接続される。そして、マイクロプロセッサ30からの指示に従ってRFIDデータキャリア22に記憶されているデータを読み出す。
【0025】ここで、ゲームシステム11におけるゲーム用駒18の使い方について説明する。まず、プレイヤAが未使用の(未だ鍵IDに基づいて関連鍵IDが書き込まれていない)ゲーム用駒18を入手(例えば購入)してきた場合、図5に示すように、そのゲーム用駒18と、予め自分が所有している鍵カード17Aと、をRFIDリーダライタ16に載置する。新しく入手し、それ以前にどのプレイヤにも所有されていなかったゲーム用駒18には、同図に示すように関連鍵IDとして「00000」が記憶されている。すなわち、ゲーム用駒18のRFIDデータキャリア22には、出荷時、関連鍵IDとして「00000」が記憶されるようになっている。このため、ゲームシステム11では、関連鍵IDを参照することで、そのゲーム用駒18が使用済みか否かを容易に判断することができるようになっている。そして、未使用のゲーム用駒18であれば、ゲームシステム11では、鍵カード17Aから鍵IDを読み出し、その値をゲーム用駒18に関連鍵IDとして書き込むようにしている。
【0026】同図の例では、ゲーム用駒18の関連鍵IDは「00000」から「12594」に書き換えられる。こうして、入手したばかりの未使用のゲーム用駒18に、自分が予め所有していた鍵カード17Aに記憶されている鍵IDを関連鍵IDとして書き込むことにより、同ゲーム用駒18に、その所有者情報を書き込むようにしている。そして、ゲームシステム11では、ゲーム用駒18からデータを読み出したとき、そこに含まれている関連鍵IDに基づいて、そのゲーム用駒18の所有者を区別することができるようになっている。
【0027】なお、図5及び図6においては、ゲーム用駒18の内部に枠付きで記した2段の数値は、上段が種別コードを表し、下段が関連鍵IDを表している。また、鍵カード17の内部に枠付きで記した2段の数値は、上段が種別コードを表し、下段が鍵IDを表している。
【0028】また、プレイヤAとプレイヤBとがゲーム用駒18Aとゲーム用駒18Bとを交換する場合は、図6に示すように、プレイヤAは、自分が所有しているゲーム用駒18A及び鍵カード17AをRFIDリーダライタ16に載置するとともに、プレイヤBは、自分が所有しているゲーム用駒18B及び鍵カード17BをRFIDリーダライタ16に載置する。そして、ゲーム用駒18Aに記憶されている関連鍵IDが、鍵カード17A又は17Bのいずれか一方に記憶されている鍵IDに一致し、且つ、ゲーム用駒18Bに記憶されている関連鍵IDが、他方に記憶されている鍵IDに一致する場合、プレイヤA及びプレイヤBの同意の下で、ゲーム用駒18Aに記憶されている関連鍵IDとゲーム用駒18Bに記憶されている関連鍵IDとを入れ替えるようにしている。例えば、ゲーム用駒18Aの関連鍵IDとして、鍵カード17Bから読み出した鍵IDの値を書き込むとともに、ゲーム用駒18Bの関連鍵IDとして、鍵カード17Aから読み出した鍵IDの値を書き込む。こうして、当事者であるプレイヤAとプレイヤBとが鍵カード17A,17BをRFIDリーダライタ16に載置するとともに、鍵カード17Aの鍵IDと同じ値の関連鍵IDが記憶されているゲーム用駒18A、及び鍵カード17Bの鍵IDと同じ値の関連鍵IDが記憶されているゲーム用駒18Bをトレード(交換)対象物としてRFIDリーダライタ16(交換ステージ)に載置することにより、関連鍵IDが置換されるようにして、ゲーム用駒18A,18Bの交換を公正に行うことができるようにしている。
【0029】このとき、本ゲームシステム11では、図7に示すデータ比較画面を家庭用テレビ受像器12に表示するようにしている。このデータ比較画面では、プレイヤAがRFIDリーダライタ16に交換対象として載置したゲーム用駒18Aの評価合計と、プレイヤBがRFIDリーダライタ16に交換対象として載置したゲーム用駒18Bの評価合計と、が比較表示されている。このため、本ゲームシステム11では、プレイヤAがRFIDリーダライタ16に交換対象として載置したゲーム用駒18Aからデータを読み出し、各々の攻撃力パラメータ、守備力パラメータ、最大ヒットポイントパラメータを取得するとともに、パラメータの種類毎にそれらパラメータの値を合計する。同様に、プレイヤBがRFIDリーダライタ16に交換対象として載置したゲーム用駒18Bからデータを読み出し、各々の攻撃力パラメータ、守備力パラメータ、最大ヒットポイントパラメータを取得するとともに、パラメータの種類毎にそれらパラメータの値を合計する。そして、データ比較画面にパラメータの種類に対応する3つの目盛りを表示するとともに、それらに各プレイヤについて算出した合計値をプロットし、それらを直線で結ぶ。このとき、プレイヤAとプレイヤBとで線種或いは色彩が異なる直線で結ぶようにする。こうすれば、交換対象として各プレイヤがRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18の評価合計を分かりやすく比較表示することができる。
【0030】プレイヤA,Bは、同図に示すデータ比較画面を参照して、各プレイヤがRFIDリーダライタ16に交換対象として載置したゲーム用駒18A,18Bに対応する各評価合計を比較し、それに納得すると、同画面の下部に表された「交換する」のボタンを、コントローラ14A又14Bを用いて押下する。そうすると、ゲーム用駒18Aに記憶されている関連鍵IDとゲーム用駒18Bに記憶されている関連鍵IDとが入れ替わるようになっている。一方、ゲーム用駒18A,18Bの各評価合計に納得しない場合、同画面の下部に表された「交換しない」のボタンを押下する。そうすると、ゲーム用駒18A,18Bの交換がキャンセルされるようになっている。
【0031】また、図7に示すデータ比較画面を参照して、ゲーム用駒18A,18Bに対応する各評価合計に納得しない場合、その状態で、ゲーム用駒18を増減したり、一部又は全部を他のゲーム用駒18に交換したりすると、同画面が更新されるようになっている。例えば、ゲーム用駒18Aに対応する各評価合計の方が、ゲーム用駒18Bに対応する各評価合計よりも多い場合、プレイヤAが所有する1又は複数のゲーム用駒18AをRFIDリーダライタ16から取り去ったり、或いはプレイヤBが所有する他の1又は複数のゲーム用駒18BをRFIDリーダライタ16にさらに載置したりすれば、データ比較画面が更新される。さらに、プレイヤAがRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18Aの一部又は全部を、より評価の低いゲームデータが記憶された他のゲーム用駒18Aに置き換えたり、プレイヤBがRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18Bの一部又は全部を、より評価の高いゲームデータが記憶された他のゲーム用駒18Bに置き換えたりすれば、データ比較画面が更新される。こうして、交換対象としてRFIDリーダライタ16に載置されたゲーム用駒18A,18Bの各評価合計が釣り合うようにしてから、「交換する」のボタンを押下して、それらを交換することができるようになっている。
【0032】以下、ゲームシステム11の処理、特にDVD48に格納されたプログラムに基づく家庭用ゲーム機10の処理について説明する。
【0033】図8は、ゲームシステム11における関連鍵ID登録処理を示すフロー図である。同図に示す関連鍵ID登録処理は、未使用のゲーム用駒18を入手した際に、プレイヤがコントローラ14A又は14Bを操作し、ビデオゲームにおいて駒登録画面を家庭用テレビ受像器12に映しだしてから実行されるものである。この処理では、まず、家庭用テレビ受像器12に「鍵カードとゲーム用駒を載せてください。」等のメッセージを表示する(S101)。このメッセージに応じて、プレイヤは図5に示すようにして、鍵カード17とゲーム用駒18をRFIDリーダライタ16に載せる。そして、RFIDリーダライタ16に載置された全てのRFIDデータキャリア22(ゲーム用駒18及び鍵カード17)からデータを読み出す(S102)。
【0034】次に、各データに含まれる種別コードを調べて、RFIDリーダライタ16に載置されているRFIDデータキャリア22の中に鍵カード17に係るものはあるか、すなわち種別コード「0000」が記憶されたものがあるかを調べる(S103)。そして、鍵カード17に係るものがなければ、「鍵カードを載せてください。」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示して(S105)、再びRFIDリーダライタ16に載置された全てのRFIDデータキャリア22からデータを読み出す(S102)。
【0035】一方、S103において、RFIDリーダライタ16に載置されたRFIDデータキャリア22の中に鍵カード17に係るものがあると判断されると、次にRFIDリーダライタ16に載置されたRFIDデータキャリア22の中にゲーム用駒18に係るものがあるか、すなわち種別コードに「0001」乃至「1023」のいずれかが記憶されたものがあるかを調べる(S104)。そして、ゲーム用駒18に係るものがなければ、「未使用のゲーム用駒を載せてください」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示して(S105)、再びRFIDリーダライタ16に載置された全てのRFIDデータキャリア22からデータを読み出す(S102)。
【0036】一方、S104において、RFIDリーダライタ16に載置されたRFIDデータキャリア22の中にゲーム用駒18に係るものがあると判断されると、次にゲーム用駒18に備えられたRFIDデータキャリア22から読み出される関連鍵IDの値が「00000」であるか否かを調べる(S106)。そして、「00000」であれば、鍵IDに基づく関連鍵IDが未だ記憶されていないゲーム用駒18、すなわち未使用のゲーム用駒18であると判断して、RFIDリーダライタ16に載置されている鍵カード17から既に読み出した鍵IDの値を、その新しく入手したゲーム用駒18に関連鍵IDとして書き込む(S107)。一方、関連鍵IDの値が「00000」でなければ、「未使用のゲーム用駒ではありません。」等の警告メッセージを表示し(S108)、関連鍵ID登録処理を終了する。
【0037】以上の処理によれば、未使用のゲーム用駒18に対し、自分の所有する鍵カードに記憶された鍵IDの値を関連鍵IDとして記憶させることができる。こうして、ゲーム用駒18に、その所有者情報を登録することができる。
【0038】次に、図9は、ゲームシステム11におけるゲーム用駒交換支援処理を示すフロー図である。同図に示すゲーム用駒交換支援処理は、2人のプレイヤがそれぞれ1以上のゲーム用駒18を持ち寄り、それらを交換する際、プレイヤがコントローラ14A又は14Bを操作し、ビデオゲームにおいて駒交換画面を家庭用テレビ受像器12に映しだしてから実行されるものである。この処理では、まず、例えば「交換するゲーム用駒とお二人の鍵カードを載せてください。」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示する(S201)。このメッセージに応じて、2人のプレイヤは図7に示すようにして鍵カード17及びゲーム用駒18をRFIDリーダライタ16に載せる。その後、RFIDリーダライタ16によってRFIDデータキャリア22からデータを読み出し(S202)、RFIDリーダライタ16に載せられたRFIDデータキャリア22の中に鍵カード17に係るものが2つあるか、すなわち種別コードとして「0000」が記憶されたRFIDデータキャリア22がRFIDリーダライタ16に2つ載せられているかを調べる(S203)。鍵カード17に係るRFIDデータキャリア22が2つ載置されていると判断されると、さらに、RFIDリーダライタ16に載せられたRFIDデータキャリア22の中にゲーム用駒18(トレード対象)に係るものは2つ以上あるか、すなわち種別コードとして「0001」乃至「1023」のいずれかが記憶されたRFIDデータキャリア22(異なる関連鍵IDが記憶されたもの)が2つ以上RFIDリーダライタ16に載せられているかを調べる(S204)。そして、2つ以上のゲーム用駒18に係るRFIDデータキャリア22がRFIDリーダライタ16に載置されていると判断されると、2枚の鍵カード17から読み出された2つの鍵IDが、ゲーム用駒18から読み出された関連鍵IDのいずれかにそれぞれ含まれており、且つ、ゲーム用駒18から読み出された関連鍵IDに他の鍵ID(鍵カード17から読み出された鍵ID以外の鍵ID)が含まれていないかを調べる(S205)。
【0039】そして、かかる条件が満足されていれば、S203で認識した鍵ID毎に、その鍵IDが関連鍵IDとして記憶された全てのゲーム用駒18の攻撃力パラメータを合計する(S207)。同様に、S203で認識した鍵ID毎に、その鍵IDが関連鍵IDとして記憶された全てのゲーム用駒18の守備力パラメータ及び最大ヒットポイントパラメータを合計する(S208,S209)。そして、S207〜S209での計算結果に基づいて、図7に示すデータ比較画面を生成し、それを家庭用テレビ受像器12に表示する(S210)。
【0040】この状態で、家庭用ゲーム機10は、RFIDリーダライタ16に載置されているゲーム用駒18が増減したか、或いは交換されたかを調べる(S211)。すなわち、図7に示すデータ比較画面を表示した状態で、RFIDリーダライタ16を用いて、そこに載置されているゲーム用駒18からデータを読み出し、そのデータに基づいて、RFIDリーダライタ16に載置されているゲーム用駒18の数が増加又は減少したか、或いは1又は複数の既にRFIDリーダライタ16に載置されているゲーム用駒18が、他のゲーム用駒18に置き換えられたかを調べる。そして、ゲーム用駒18が増減したか、1又は複数のゲーム用駒18が他のゲーム用駒18に置き換えられた場合、再びS205の処理に戻る。
【0041】一方、RFIDリーダライタ16に載置されたゲーム用駒18が増減しておらず、また他のゲーム用駒18に置き換えられていない場合、交換当事者であるプレイヤがコントローラ14A又は14Bを用いて「交換する」の文字が表されたボタンを押下したか、「交換しない」の文字が表されたボタンを押下したか、を監視する(S212)。そして、「交換する」のボタンが押下されれば、S203で認識された一方の鍵IDが関連鍵IDとして記憶されているゲーム用駒18の関連鍵IDを他方の鍵IDに書き換えるとともに、他方の鍵IDが関連鍵IDとして記憶されているゲーム用駒18の関連鍵IDを前記一方の鍵IDに書き換える(S213)。すなわち、ゲーム用駒18を交換する場合、2枚の鍵カード17から読み出された2つの鍵IDのうち、一方の値が関連鍵IDとして記憶されているゲーム用駒18と、他方の値が関連鍵IDとして記憶されているゲーム用駒18と、がRFIDリーダライタ16に載せられることになるが、S207では両ゲーム用駒18の関連鍵IDを、それぞれ反対の鍵IDの値に書き換えることにより、所有者であるプレイヤを入れ替えるようにしている。また、S212において、「交換しない」のボタンが押下されれば、S213の処理をスキップして、ゲーム用駒交換支援処理を終了する。
【0042】また、S203においてRFIDリーダライタ16に2枚の鍵カード17が載せられていないと判断されると、例えば「鍵カードを2枚載せてください。」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示し(S206)、再びRFIDデータキャリア22からデータを読み出す(S202)。また、S204においてRFIDリーダライタ16に2以上のゲーム用駒が載せられていないと判断されると、例えば「交換するゲーム用駒を載せてください。」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示し(S206)、再びRFIDデータキャリア22からデータを読み出す(S202)。さらに、S205において、上記条件が満足されていないと判断された場合、例えば「他のプレイヤのゲーム用駒が混じっています。」或いは「交換するゲーム用駒を正しく載せてください。」等のメッセージを家庭用テレビ受像器12に表示し、再びRFIDデータキャリア22からデータを読み出す(S202)。
【0043】以上説明したゲームシステム11によれば、一方の鍵カード17から読み出される鍵IDがトレード対象物であるゲーム用駒18から読み出される関連鍵IDの一部と一致し、他方の鍵カード17から読み出される鍵IDが残りと一致する場合に、それら関連鍵IDを置き換えることにより、所有者であるプレイヤを入れ替えることができる。こうして、ゲームシステム11においてゲーム用駒18の公正な交換を支援することができる。また、ゲーム用駒18を交換する際、図7に示すデータ比較画面を表示するようにしたので、2人のプレイヤが交換対象としてRFIDリーダライタ16に載置したゲーム用駒18に記憶されたデータの価値を比較した上で、それらを交換することができる。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0045】例えば、以上の説明では鍵カード17から読み出した鍵IDの値をそのままゲーム用駒18に関連鍵IDとして書き込むようにしたが、鍵カード17から読み出した鍵IDにハッシュ関数を適用し、その出力であるハッシュ値を関連鍵IDとして書き込むようにしてもよい。こうすれば、ゲーム用駒18のデータを解析しても、元々の鍵IDの値が分からないようにできる。この場合は、鍵カード17から読み出される鍵IDからハッシュ値を生成し、その値がゲーム用駒18から読み脱される関連鍵IDに一致しているかを調べることにより、鍵カード17に記憶されている鍵IDとゲーム用駒18に記憶されている関連鍵IDとが対応するものであるか否かを調べるようにすればよい。
【0046】また、以上の説明では家庭用ゲーム機10にプログラム(ゲームプログラム)をDVD48から供給するようにしたが、メモリカートリッジ、CD−ROM、光磁気ディスク、フレキシブルディスク等のあらゆる情報記憶媒体からプログラムを供給するようにしてもよい。また、インターネットやケーブルテレビネットワーク等のデータ通信ネットワークを介して家庭用ゲーム機10にプログラムを供給するようにしてもよい。この場合、プログラム全体を一括して家庭用ゲーム機10に供給するようにしてもよいし、プログラムの一部ずつを必要に応じて供給する、いわゆるストリーム型配信を採用するようにしてもよい。
【0047】また、データ比較画面は、図7に示したものに限らず、種々の態様を採用することができる。例えば、各プレイヤが交換対象として選んだゲーム用駒18のデータの評価合計を、図10に示すように棒グラフを用いて比較するようにしてもよいし、図11に示すように円グラフを用いて比較するようにしてもよい。このとき、パラメータの種類毎に棒グラフや円グラフを表示して、全ての種類のパラメータについて評価合計を比較するようにしてもよいし、一部のパラメータ(攻撃力パラメータ、守備力パラメータ又は最大ヒットポイントパラメータ)ついてだけ、棒グラフや円グラフを用いて評価合計を比較するようにしてもよい。また、複数種類のパラメータの値を所定の重み付けでプレイヤ毎に加算して、総合評価値を棒グラフや円グラフによって比較表示するようにしてもよい。
【0048】また、以上の説明では、家庭用ゲーム機10を用いてゲームシステム11を構成するようにしたが、図12に示すゲームシステム11Aのように、LCD(液晶表示装置)及びゲームコントローラを一体的に備えるとともに、家庭用ゲーム機10と同等機能を有する携帯ゲーム機20A,20Bを、RFIDリーダライタ16に接続するようにしてもよい。
【0049】また、以上の説明ではゲーム用駒18にRFIDデータキャリア22を備えるようにしたが、RFIDデータキャリア22をカード状に形成してもよい。こうして出来るゲームカードも、ゲーム用駒18と同様、上記ゲームシステム11で利用することができる。
【0050】また、以上の説明では、ゲーム用駒18の所有者を区別するため、ゲーム用駒18に記憶された鍵IDを参照するようにしたが、ゲーム用駒18をRFIDリーダライタ16に載置するタイミングによって区別するようにしてもよい。すなわち、例えば、家庭用テレビ受像器12によって「1番目のプレイヤは交換ステージにゲーム用駒を乗せてください。」等のメッセージを表示出力又は音声出力しておき、その後に続いてRFIDリーダライタ16に載置されるゲーム用駒18を一方のプレイヤが所有するものであると判断するとともに、家庭用テレビ受像器12によって「2番目のプレイヤは交換ステージにゲーム用駒を乗せてください。」等のメッセージを表示出力又は音声出力しておき、その後に続いてRFIDリーダライタ16に載置されるゲーム用駒18を他方のプレイヤが所有するものであると判断するようにしてもよい。また、予めデータキャリアIDとプレイヤとを対応づけておくことにより、データキャリアIDによって所有者を判断するようにしてもよい。
【0051】さらに、以上の説明では、家庭用ゲーム機10からRFIDリーダライタ16を制御するようにしたが、RFIDリーダライタ16にマイクロプロセッサ、メモリ、ディスプレイ等を含むコンピュータを内蔵させて、家庭用ゲーム機10で実現される機能、例えば図4に示される各機能を、RFIDリーダライタ16単体で実現するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、各所有者が交換対象として交換ステージに載置したゲーム用データ担体の評価合計を比較表示することができるので、各ゲーム用データ担体に記憶されたデータの価値を比較した上で、それらを交換できるようになる。こうして、ゲーム用データ担体の円滑な交換を支援することができる。
【出願人】 【識別番号】598172963
【氏名又は名称】株式会社コナミコンピュータエンタテインメント東京
【住所又は居所】東京都中央区晴海一丁目8番10号
【出願日】 平成13年9月14日(2001.9.14)
【代理人】 【識別番号】100109025
【弁理士】
【氏名又は名称】岩本 康隆
【公開番号】 特開2003−79946(P2003−79946A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−280145(P2001−280145)