| 【発明の名称】 |
カードユニット、遊技装置及び遊技管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】船木 憲一 【住所又は居所】大阪府大阪市北区野崎町5番9号 日本ゲームカード株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】カードユニット内に収納されたICカードの耐久性を向上でき、簡単な構造のカードユニット及びこれを使用した遊技管理システムを提供する。
【解決手段】有価価値が記憶されたICカード4に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うカードユニット1において、ICカード4を収納する収納部23と、収納部23にICカード4を送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、収納部23に固定され、有価価値が記憶されたICカード4を提示するカード提示手段16とを備えることにより、ICカード4の送り出し、取り込みの動作をする必要をなくし、カード搬送によるICカード4の損傷の発生を防止する。また、硬貨と、紙幣と、有価価値の供給元を特定する特定情報又は有価価値の情報を記録している記録媒体とを用いた有価価値の供給を可能とし、該有価価値をICカードへ記録することにより、遊技の利便性が向上される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットにおいて、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とするカードユニット。 【請求項2】 前記収納部は、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたときに受け付けられた金銭の額に対応する有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のカードユニット。 【請求項3】 前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のカードユニット。 【請求項4】 前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と、紙幣の投入を受け付ける手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカードユニット。 【請求項5】 有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットにおいて、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭を受け付ける金銭受付手段と、有価価値の供給元を特定する特定情報又は有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、該記録媒体受付手段によって受け付けられた記録媒体に記録されている情報を読み込む読込手段と、有価価値の供給額の入力を受け付ける供給額受付手段と、該供給額受付手段によって受け付けられた供給額に対応する有価価値の供給を、外部の装置を介して前記供給元から又は前記記録媒体から受け付ける供給受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値、又は前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とするカードユニット。 【請求項6】 前記収納部は、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値及び前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のカードユニット。 【請求項7】 前記金銭受付手段によって金銭が受け付けられたこと、又は前記供給受付手段によって有価価値の供給が受け付けられたことを表示する手段を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のカードユニット。 【請求項8】 硬貨の投入を受け付ける硬貨投入部と、紙幣及び前記記録媒体の投入を受け付ける投入部と、該投入部によって受け付けられた紙幣又は前記記録媒体を判別する判別手段とを更に備え、前記金銭受付手段は、前記硬貨投入部によって受け付けられた硬貨、及び前記判別手段によって判別された紙幣を受け付けるべくなしてあり、前記記録媒体受付手段は、前記判別手段によって判別された前記記録媒体を受け付けるべくなしてあることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のカードユニット。 【請求項9】 前記カード提示手段は、前記収納部に固定された前記ICカードを外部から目視できるように金銭投入側に設けられたカード確認窓であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のカードユニット。 【請求項10】 前記カード固定手段は、前記ICカードを前記収納部に対して着脱自在に固定すべくなしてあることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のカードユニット。 【請求項11】 前記排出指示手段によって遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のカードユニット。 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の複数のカードユニットと、該カードユニット夫々と通信可能に接続され、前記カードユニット夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備えることを特徴とする遊技管理システム。 【請求項13】 請求項5乃至11のいずれかに記載の複数のカードユニットと、該カードユニット夫々と通信可能に接続され、前記カードユニット夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備え、前記カードユニットは、前記読込手段によって読み込まれた特定情報、及び前記供給受付手段によって受け付けられた供給額を前記管理装置へ送信する手段を備え、前記管理装置は、外部に設けられた、特定情報を用いて有価価値の供給の決済を行う決済手段と通信可能に構成されており、受信した特定情報、前記供給額、及び前記供給額に対応する有価価値を前記供給元から前記カードユニットへ供給させる決済要求を前記決済手段へ送信する手段と、前記有価価値の供給を前記供給元から受け付ける手段と、受け付けた前記有価価値を前記カードユニットへ供給する手段とを備えることを特徴とする遊技管理システム。 【請求項14】 遊技機と、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットとを備える遊技装置において、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする遊技装置。 【請求項15】 前記収納部は、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたときに受け付けられた金銭の額に対応する有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする請求項14に記載の遊技装置。 【請求項16】 前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段を備えることを特徴とする請求項14又は15に記載の遊技装置。 【請求項17】 前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と、紙幣の投入を受け付ける手段とを備えることを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の遊技装置。 【請求項18】 遊技機と、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットとを備える遊技装置において、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭を受け付ける金銭受付手段と、有価価値の供給元を特定する特定情報又は有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、該記録媒体受付手段によって受け付けられた記録媒体に記録されている情報を読み込む読込手段と、有価価値の供給額の入力を受け付ける供給額受付手段と、該供給額受付手段によって受け付けられた供給額に対応する有価価値の供給を、外部の装置を介して前記供給元から又は前記記録媒体から受け付ける供給受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値、又は前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする遊技装置。 【請求項19】 前記収納部は、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値及び前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする請求項18に記載の遊技装置。 【請求項20】 前記金銭受付手段によって金銭が受け付けられたこと、又は前記供給受付手段によって有価価値の供給が受け付けられたことを表示する手段を備えることを特徴とする請求項18又は19に記載の遊技装置。 【請求項21】 硬貨の投入を受け付ける硬貨投入部と、紙幣及び前記記録媒体の投入を受け付ける投入部と、該投入部によって受け付けられた紙幣又は前記記録媒体を判別する判別手段とを更に備え、前記金銭受付手段は、前記硬貨投入部によって受け付けられた硬貨、及び前記判別手段によって判別された紙幣を受け付けるべくなしてあり、前記記録媒体受付手段は、前記判別手段によって判別された前記記録媒体を受け付けるべくなしてあることを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の遊技装置。 【請求項22】 前記カード提示手段は、前記収納部に固定された前記ICカードを外部から目視できるように金銭投入側に設けられたカード確認窓であることを特徴とする請求項14乃至21のいずれかに記載の遊技装置。 【請求項23】 前記カード固定手段は、前記ICカードを前記収納部に対して着脱自在に固定すべくなしてあることを特徴とする請求項14乃至22のいずれかに記載の遊技装置。 【請求項24】 前記排出指示手段によって遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段を備えることを特徴とする請求項14乃至23のいずれかに記載の遊技装置。 【請求項25】 請求項14乃至24のいずれかに記載の複数の遊技装置と、該遊技装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技装置夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備えることを特徴とする遊技管理システム。 【請求項26】 請求項18乃至24のいずれかに記載の複数の遊技装置と、該遊技装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技装置夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備え、前記遊技装置は、前記読込手段によって読み込まれた特定情報、及び前記供給受付手段によって受け付けられた供給額を前記管理装置へ送信する手段を備え、前記管理装置は、外部に設けられた、特定情報を用いて有価価値の供給の決済を行う決済手段と通信可能に構成されており、受信した特定情報、前記供給額、及び前記供給額に対応する有価価値を前記供給元から前記遊技装置へ供給させる決済要求を前記決済手段へ送信する手段と、前記有価価値の供給を前記供給元から受け付ける手段と、受け付けた前記有価価値を前記遊技装置へ供給する手段とを備えることを特徴とする遊技管理システム。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等の遊技店にて使用されるプリペイドカード等のICカードに記録された有価価値情報に基づいて、パチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す機能を有するカードユニット又は遊技装置及び遊技管理システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、パチンコ店等の遊技店において、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機で使用するパチンコ玉及びメダル等の遊技媒体の借り入れを行うために、カード識別子,カード発行年月日及び消費額等の情報を記録するための記憶領域を備えたICカードを用いる遊技管理システムが考案されている。 【0003】このような遊技管理システムを備えた遊技店にて遊技を行う場合、遊技者は、まずカード発行装置で有価価値が付与されたICカードを購入し、購入したICカードを、パチンコ機等の遊技機に隣接して設置され遊技媒体を貸し出すカードユニットへ挿入する。カードユニットは、挿入されたICカードに記録された記録情報に基づいて、遊技機へ遊技媒体を排出するように指示する。そして、遊技機はカードユニットの指示にしたがって遊技媒体を排出する。遊技者は、この排出された遊技媒体を用いて遊技機にて遊技を行うことができる。 【0004】前述の如き遊技管理システムを導入した場合、現金を用いずに遊技媒体の借り入れができ、しかもその借り入れのために遊技機から離れる回数を少なくすることができる等の利便性を、遊技者は享受することができる。 【0005】また、遊技店の経営会社にとっても、前述したような利便性によりICカードの遊技者が増大することによって高収益を得ることができる等、遊技管理システムを導入することによる利益がある。 【0006】さらに、ICカードに記録される記録情報は、遊技管理システムに備えられているコンピュータによって管理されており、ICカードの発行及び消費等の決済に関する情報はこのコンピュータによって処理されることになるので、正確かつ公正な会計処理を実現することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】このような遊技管理システムを実現するものとして、本願出願人は、特願2000−347203を出願している。この特願2000−347203に記載の発明は、遊技媒体貸出装置(カードユニット)にカード挿入口を設けるとともに、これとは別に遊技媒体貸出装置(カードユニット)の内部にカードを外部へ排出できないように収納しており、カード挿入口から挿入したカードの残額がなくなった場合に、遊技媒体貸出装置(カードユニット)に金銭を投入することによって、内部に収納したカードに投入した金銭に相応する有価価値を付与し、これにより、遊技を行うことができる。したがって、遊技者は外部から挿入したカードの残額がなくなった場合でも、再度席をたって新たなカードを購入することなく、遊技を続行できる。 【0008】前記発明では、遊技媒体貸出装置(カードユニット)の内部に収納されたカードは、外部へ排出されることはないが、カードにデータを書き込んだ後、透明カバーで覆われた確認窓からカードの一部を提示するようにカード処理部の所定位置まで送り出されることによって発行がなされる。そして、所定時間経過後、カード処理部内へ取り込まれる。したがって、前記発明では、遊技媒体貸出装置(カードユニット)の内部に収納されたカードであっても、前述の発行処理がされる際には、カード処理部内で送り出しおよび取り込みの動作が行われている。 【0009】かかる発明では、遊技媒体貸出装置(カードユニット)の内部に収納されたカードは、一のカードが使い回されるため、カードの発行頻度が高く、この発行処理等によって、カードの送り出しおよび取り込み動作が頻繁に行われ、これにより、カード自体に損傷が発生する場合があり、カードの損傷により読み取りエラーが発生するという問題が生じる。さらに、前記発明では、遊技媒体貸出装置(カードユニット)の外部から挿入されるカードと、内部に収納されたカードとの2系統のカードの読み取り装置および駆動装置が必要となり、構造的にも複雑かつ高価なものとなるという問題も生じる。 【0010】しかし、一方で、金銭を用いることによってICカードを介することなく遊技を行うようにした場合、遊技管理システムに備えられたコンピュータは、決済に関するすべての情報を管理することができないので、正確かつ公正な会計処理を行うことが困難になるという問題がある。 【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、カードユニット又は遊技装置内に収納されたICカードの耐久性を向上でき、しかも、簡単な構造のカードユニット又は遊技装置及びこれを使用した遊技管理システムを提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載のカードユニットは、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットにおいて、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする。 【0013】請求項2に記載のカードユニットは、前記収納部は、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたときに受け付けられた金銭の額に対応する有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする。 【0014】請求項3に記載のカードユニットは、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段を備えることを特徴とする。 【0015】請求項4に記載のカードユニットは、前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と、紙幣の投入を受け付ける手段とを備えることを特徴とする。 【0016】請求項5に記載のカードユニットは、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットにおいて、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭を受け付ける金銭受付手段と、有価価値の供給元を特定する特定情報又は有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、該記録媒体受付手段によって受け付けられた記録媒体に記録されている情報を読み込む読込手段と、有価価値の供給額の入力を受け付ける供給額受付手段と、該供給額受付手段によって受け付けられた供給額に対応する有価価値の供給を、外部の装置を介して前記供給元から又は前記記録媒体から受け付ける供給受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値、又は前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする。 【0017】請求項6に記載のカードユニットは、前記収納部は、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値及び前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする。 【0018】請求項7に記載のカードユニットは、前記金銭受付手段によって金銭が受け付けられたこと、又は前記供給受付手段によって有価価値の供給が受け付けられたことを表示する手段を備えることを特徴とする。 【0019】請求項8に記載のカードユニットは、硬貨の投入を受け付ける硬貨投入部と、紙幣及び前記記録媒体の投入を受け付ける投入部と、該投入部によって受け付けられた紙幣又は前記記録媒体を判別する判別手段とを更に備え、前記金銭受付手段は、前記硬貨投入部によって受け付けられた硬貨、及び前記判別手段によって判別された紙幣を受け付けるべくなしてあり、前記記録媒体受付手段は、前記判別手段によって判別された前記記録媒体を受け付けるべくなしてあることを特徴とする。 【0020】請求項9に記載のカードユニットは、前記カード提示手段は、前記収納部に固定された前記ICカードを外部から目視できるように金銭投入側に設けられたカード確認窓であることを特徴とする。 【0021】請求項10に記載のカードユニットは、前記カード固定手段は、前記ICカードを前記収納部に対して着脱自在に固定すべくなしてあることを特徴とする。 【0022】請求項11に記載のカードユニットは、前記排出指示手段によって遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段を備えることを特徴とする。 【0023】請求項12に記載の遊技管理システムは、請求項1乃至11のいずれかに記載の複数のカードユニットと、該カードユニット夫々と通信可能に接続され、前記カードユニット夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備えることを特徴とする。 【0024】請求項13に記載の遊技管理システムは、請求項5乃至11のいずれかに記載の複数のカードユニットと、該カードユニット夫々と通信可能に接続され、前記カードユニット夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備え、前記カードユニットは、前記読込手段によって読み込まれた特定情報、及び前記供給受付手段によって受け付けられた供給額を前記管理装置へ送信する手段を備え、前記管理装置は、外部に設けられた、特定情報を用いて有価価値の供給の決済を行う決済手段と通信可能に構成されており、受信した特定情報、前記供給額、及び前記供給額に対応する有価価値を前記供給元から前記カードユニットへ供給させる決済要求を前記決済手段へ送信する手段と、前記有価価値の供給を前記供給元から受け付ける手段と、受け付けた前記有価価値を前記カードユニットへ供給する手段とを備えることを特徴とする。 【0025】請求項14に記載の遊技装置は、遊技機と、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットとを備える遊技装置において、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする。 【0026】請求項15に記載の遊技装置は、前記収納部は、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたときに受け付けられた金銭の額に対応する有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする。 【0027】請求項16に記載の遊技装置は、前記金銭受付手段によって金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段を備えることを特徴とする。 【0028】請求項17に記載の遊技装置は、前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と、紙幣の投入を受け付ける手段とを備えることを特徴とする。 【0029】請求項18に記載の遊技装置は、遊技機と、有価価値及び識別情報が記憶されたICカードに基づいて遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出しを遊技機に指示するカードユニットとを備える遊技装置において、前記ICカードを収納する収納部と、該収納部に前記ICカードを送り出し不能および取り込み不能に固定するカード固定手段と、金銭を受け付ける金銭受付手段と、有価価値の供給元を特定する特定情報又は有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、該記録媒体受付手段によって受け付けられた記録媒体に記録されている情報を読み込む読込手段と、有価価値の供給額の入力を受け付ける供給額受付手段と、該供給額受付手段によって受け付けられた供給額に対応する有価価値の供給を、外部の装置を介して前記供給元から又は前記記録媒体から受け付ける供給受付手段と、前記収納部に固定され、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値、又は前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値が記憶されたICカードを提示するカード提示手段と、該カード提示手段によって提示されたICカードに付与された有価価値に基づいて遊技媒体の排出を遊技機に指示する排出指示手段とを備えることを特徴とする。 【0030】請求項19に記載の遊技装置は、前記収納部は、前記金銭受付手段によって受け付けられた金銭の額に対応する有価価値及び前記供給受付手段によって受け付けられた有価価値をICカードに記憶する有価価値付与手段を備えることを特徴とする。 【0031】請求項20に記載の遊技装置は、前記金銭受付手段によって金銭が受け付けられたこと、又は前記供給受付手段によって有価価値の供給が受け付けられたことを表示する手段を備えることを特徴とする。 【0032】請求項21に記載の遊技装置は、硬貨の投入を受け付ける硬貨投入部と、紙幣及び前記記録媒体の投入を受け付ける投入部と、該投入部によって受け付けられた紙幣又は前記記録媒体を判別する判別手段とを更に備え、前記金銭受付手段は、前記硬貨投入部によって受け付けられた硬貨、及び前記判別手段によって判別された紙幣を受け付けるべくなしてあり、前記記録媒体受付手段は、前記判別手段によって判別された前記記録媒体を受け付けるべくなしてあることを特徴とする。 【0033】請求項22に記載の遊技装置は、前記カード提示手段は、前記収納部に固定された前記ICカードを外部から目視できるように金銭投入側に設けられたカード確認窓であることを特徴とする。 【0034】請求項23に記載の遊技装置は、前記カード固定手段は、前記ICカードを前記収納部に対して着脱自在に固定すべくなしてあることを特徴とする。 【0035】請求項24に記載の遊技装置は、前記排出指示手段によって遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段を備えることを特徴とする。 【0036】請求項25に記載の遊技管理システムは、請求項14乃至24のいずれかに記載の複数の遊技装置と、該遊技装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技装置夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備えることを特徴とする。 【0037】請求項26に記載の遊技管理システムは、請求項18乃至24のいずれかに記載の複数の遊技装置と、該遊技装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技装置夫々から前記受け付けられた金銭の額又は有価価値の供給額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備し、前記金額情報を前記ICカードの識別情報に基づいて管理する管理装置とを備え、前記遊技装置は、前記読込手段によって読み込まれた特定情報、及び前記供給受付手段によって受け付けられた供給額を前記管理装置へ送信する手段を備え、前記管理装置は、外部に設けられた、特定情報を用いて有価価値の供給の決済を行う決済手段と通信可能に構成されており、受信した特定情報、前記供給額、及び前記供給額に対応する有価価値を前記供給元から前記遊技装置へ供給させる決済要求を前記決済手段へ送信する手段と、前記有価価値の供給を前記供給元から受け付ける手段と、受け付けた前記有価価値を前記遊技装置へ供給する手段とを備えることを特徴とする。 【0038】請求項1又は請求項14記載の発明による場合、カードユニット又は遊技装置は、遊技者から貨幣を受け付け、カードユニット又は遊技装置に収納されたICカードに金額情報を書き込み、金額情報が書き込まれたICカードを遊技者に提示する。これにより、遊技者は遊技を行うことができる。すなわち、遊技者は、カードユニット又は遊技装置に予め収納されたICカードを使用して遊技を行うことができるので、予め、ICカードを購入する必要がなく、遊技機による遊技が可能となる。また、ICカードを再度購入するために遊技機から離れることなく、貨幣の投入により遊技を継続することができる。 【0039】このICカードは、カードユニット又は遊技装置の収納部に固定されているので、カードが読み取り/書き込みされる都度に、送り出し、取り込みの動作をする必要がなく、カードの搬送によるカード損傷が発生することはない。また、搬送時の摩擦による磨耗等も生じることはなく、カードの耐久性は向上する。さらに、カードを搬送させるためのモータおよびこれを制御する制御部の必要もなく、カード処理部を簡単な構造とすることができる。 【0040】また、ICカードは、カードユニット又は遊技装置内に固定されているので、遊技者はICカードを取り出すことができない。したがって、有価価値を不当に上乗せする等の不正行為をICカードに施すことができないので、ICカードの不正使用を防止することができる。しかも、ICカードにより遊技者が遊技を行う場合、その都度そのICカードの正当性を認証する必要がない。 【0041】請求項2又は請求項15に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、収納部に有価価値付与手段を設けているため、例えば、リーダライタを有価価値付与手段として用いた場合は、リーダライタにICカードを収納すればよいので、このリーダライタの他に別途収納部を設ける必要がなく、簡単な構造とすることができる。 【0042】請求項3又は請求項16記載のカードユニット又は遊技装置による場合、金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段により、遊技者は、カードユニット又は遊技装置が金銭を受け付けたことを確認することができる。すなわち、ICカードを遊技者に引き渡さないカードユニット又は遊技装置において、金銭の受付を確実に遊技者に報知し、遊技者はこれによって安心して金銭投入を行うことができる。 【0043】請求項4又は請求項17に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と紙幣の投入を受け付ける手段とを備えているため、遊技者は、硬貨と紙幣との両方の金銭を用いて遊技を行うことができる。 【0044】請求項5又は請求項18に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、デビットカード若しくはクレジットカード等の遊技店外の有価価値の供給元を特定する特定情報を記録している記録媒体、又は汎用のプリペイドカード等の有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付け、前記供給元からの有価価値の供給、又は前記記録媒体に記録されている有価価値の供給を受けることにより、遊技者は、金銭を使用する遊技以外に、デビットカード、クレジットカード又はプリペイドカード等の記録媒体を用いた現金を使用しない遊技が可能となる。 【0045】請求項6又は請求項19に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、金銭に対応する有価価値、又は記録媒体を用いて供給を受けた有価価値をICカードへ付与する有価価値付与手段を収納部に設けているため、簡単な構造とすることができる。 【0046】請求項7又は請求項20に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、金銭の投入、又は記録媒体を用いた有価価値の供給が受け付けられたことを表示する受付表示手段により、遊技者は、カードユニット又は遊技装置が金銭または有価価値を受け付けたことを確認し、安心して金銭の投入または有価価値の供給を行うことができる。 【0047】請求項8又は請求項21に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、紙幣及び記録媒体の投入部を共通にし、投入部に投入された紙幣又は記録媒体を判別し、判別された紙幣又は記録媒体を金銭受付手段又は記録媒体受付手段が受け付けることにより、紙幣の投入部と記録媒体の投入部とを互いに独立して備える場合に比べて小さく構成することができる。 【0048】請求項9又は請求項22に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、前記カード提示手段は、内部に収納されたカードを目視で確認できるように、カードユニット又は遊技装置の前面に窓を設けるだけでよいので、簡単な構造とすることができる。 【0049】請求項10又は請求項23に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、前記収納部に固定したICカードに不具合が発生した場合等に、新しいICカードと交換することが可能となる。 【0050】請求項11又は請求項24に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段により、遊技者は、遊技媒体に対応する金銭の消費を確認することができる。これにより、消費金額等を遊技者が覚知することができ、消費に関するトラブルを未然に防止することが可能となる。 【0051】請求項12又は請求項25に記載の遊技管理システムによる場合は、管理装置が複数のカードユニット又は遊技装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集信した金額情報を管理する。よって、複数のカードユニット又は遊技装置にて消費された金銭の額等を集中して管理することができる。また、ICカードを介して決済が行われるため、決済に関する情報を管理装置によってすべて管理することが可能であり、正確かつ公正な会計処理を確保することができる。 【0052】請求項13又は請求項26に記載の遊技管理システムによる場合、管理装置が、遊技店外の決済装置に接続されており、銀行の口座などの有価価値の供給元から有価価値を供給させる決済の要求を、管理装置から決済装置へ送信することにより、有価価値の供給の処理を行い、カードユニット又は遊技装置への記録媒体を用いた有価価値の供給が可能となる。 【0053】 【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。本発明の遊技装置は、例えば、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機と、パチンコ玉又はメダル等の遊技媒体を貸し出すためのカードユニットとを含む。また、この遊技装置に収納されるICカードは、そのICカードを識別する情報(以下、識別情報という)および有価価値に関する情報を記憶するための記憶領域を有している。 【0054】(実施の形態1)図1は、本発明の遊技装置を備えた遊技管理システムの構成を示すブロック図である。図1において、1,1…はカードユニットを示し、2は遊技機(本実施の形態においてはパチンコ機)を示し、3は管理装置であるコンピュータを示している。遊技装置は、カードユニット1と遊技機2とから構成されている。本実施の形態では、遊技機2とカードユニット1とは別体に構成されているが、一体として構成してもよい。各カードユニット1,1…は、遊技機2,2…に夫々隣設されており、管理装置3は、各カードユニット1,1…と遊技機2,2…と夫々通信インターフェースを介して通信ネットワーク100に接続されている。 【0055】カードユニット1は、内部にあらかじめ非接触型のICカード4を収納している。遊技者が金銭を投入すると、カードユニット1は、この収納されたICカード4に金額情報を書き込み記憶させる。金額情報の書き込みにより、ICカード4に有価価値を付与する。そして、この金額情報が記憶されたICカード4は遊技者に提示される。さらに、カードユニット1は、提示されたICカード4の記憶領域41(図3)に記憶されている記憶情報を読み取り、読み取った記憶情報を通信ネットワーク100を介して管理装置3へ送信する。 【0056】カードユニット1から記憶情報を受信した管理装置3は、その記憶情報に基づいて記憶部33(図5)に備える決済データベース34(図5)を更新し、更新した金額情報を通信ネットワーク100を介してカードユニット1へ送信する。 【0057】前記遊技機2は、ICカード4の金額情報を一定の度数(例えば、100円を1度数)に変換して表示する度数表示部201を備えており、前記更新された金額情報は、カードユニット1から前記遊技機2に送信され、度数情報に変換され前記度数表示部201に表示される。 【0058】そして、前記度数表示部201に度数を表示した後、カードユニット1は遊技機2に遊技球の排出を指示し、遊技機2はこれを受けて遊技球を排出する。遊技球の排出後、カードユニット1は消費した金額情報を含む記憶情報を管理装置3に送信し、管理装置3はこれに基づいて決済データベース34(図5)を更新し、カードユニット1に収納されているICカード4も記憶情報を更新する。 【0059】以上のように、ICカード4の記憶領域41(図3)に記憶される情報には、前述の入金金額・消費金額等の金額情報の他識別情報が含まれる。これらの記憶情報は、管理装置3によって管理されている。 【0060】図2〜図4は、本発明の第1の実施の形態のカードユニット1を示す図であり、図2は本発明のカードユニット1の要部の構成を示す正面図、図3は同じく要部の構成を示す側断面図、図4はカードユニット1のリーダライタを開放した状態の要部斜視図である。 【0061】カードユニット1は、縦長の筐体の内部に、通信処理部20、硬貨処理部21、制御部22、リーダライタ23等を収納しており、筐体の前面には種々の表示器等が配置されたパネルを備え、遊技機2に隣設されている。そして、カードユニット1の右側に設置された遊技機2と一対一に対応するように、通信インターフェイスを介して接続される。図2に示すように、カードユニット1の前面のパネルには、最上部にカード利用可ランプ11が設けられ、その下方には、硬貨受付口12、返却ボタン13、表示部14、硬貨返却口15、透明カバー17が順次設けられている。 【0062】カード利用可ランプ11は、カードユニット1に収納されたICカード4が利用できる場合にランプを点灯させ、利用できない場合には消灯させる。これにより、遊技者はICカード4を利用できるか否かを知ることができる。 【0063】カード利用可ランプ11の下方には、硬貨受付口12が設けられている。硬貨受付口12は、遊技者から硬貨の投入を受け付ける。この硬貨受付口12は、第1の実施の形態では500円硬貨のみ受け付けることとしているが、100円硬貨を受け付けられるようにしてもよい。硬貨受付口12で受け付けられた硬貨は、硬貨処理部21によって判別され、適正な硬貨と判別された場合等には、硬貨搬送路を経て、カードユニット1の後部の硬貨排出口18へと搬送される。また、不適正であると判別された場合等は、硬貨搬送路を経て、カードユニット1の前面に設けられた硬貨返却口15に排出される。 【0064】硬貨受付口12の下方には返却ボタン13が設けられている。返却ボタン13は、硬貨受付口12に投入した硬貨が詰まった場合にその硬貨を遊技者に返却するためのボタンである。遊技者はこの返却ボタン13を押操作することによって投入した硬貨の返却を要求する。この場合、返却される硬貨は硬貨返却口15に排出される。なお、硬貨利用可ランプ141が消灯している場合、すなわち硬貨が利用できない場合に遊技者が誤って硬貨を投入した場合においても、硬貨返却口15から硬貨が自動的に排出される。 【0065】カードユニット1の前面のパネルの略中央には、表示部14が設けられている。表示部14は、カードユニット1の動作状態およびICカード4の残高等の表示を行う。表示部14には、硬貨利用可ランプ141,残高表示部142,機種設定表示ランプ143,連結台方向表示ランプ144,入金/消費確認ランプ145が含まれる。この表示部14は、後述する制御部22と電気的に接続され、制御部22内の表示ドライバ(図示せず)を駆動して各表示がなされる。 【0066】硬貨利用可ランプ141は、硬貨(500円硬貨)を受け付けることができる場合に点灯し、受け付けることができない場合に消灯する。これにより、遊技者は、カードユニット1に硬貨を投入することができるか否かを知ることができる。 【0067】残高表示部142は、硬貨を投入して遊技を行っている場合にICカード4の記憶領域41に記憶されたカード情報中の金額情報およびカードユニット1の動作状況等を表示する。この動作状況の表示は、例えば動作状況を予め定められたコードにより表示する。 【0068】機種設定表示ランプ143は、カードユニット1が遊技球の排出の指示を送る対象である遊技機2の機種を示す表示ランプであり、例えば遊技機2がパチンコ機又はスロットマシンの何れの遊技機であるのか等を示している。 【0069】連結台方向表示ランプ144は、カードユニット1が、遊技球の排出の指示をする遊技機2を示すための表示ランプである。この連結台方向表示ランプ144により、遊技者は、カードユニット1が、そのカードユニット1の両側に設置されている遊技機2,2のうちどちらの遊技機2に遊技球の排出の指示をするのかを知ることができる。 【0070】入金/消費確認ランプ145は、カードユニット1に収納されているICカード4の記憶領域41に、入金金額情報が書き込まれているときに点灯し、ICカード4に入金されている状況を遊技者に報知する。また、遊技球の貸出しにより消費された消費金額情報が書き込まれているときにも点灯し、ICカード4から遊技球の貸出しに使用した金額が消費されている状況を遊技者に報知する。本実施の形態では、入金/消費確認ランプ145を、カードユニット1に設けているが、遊技機2に設けてもよい。また、入金/消費確認ランプ145は、入金ランプと消費ランプとが一のランプで兼用されているが、入金ランプと消費ランプとを別体に設けてもよい。 【0071】前記表示部14の下方には、カード確認窓16と、このカード確認窓16を覆う透明カバー17とが配置されている。カード確認窓16は、カードユニット1の前面のパネルに縦長の角孔を開設して形成されている。また、透明カバー17は、光透過性を有する材料から形成される。したがって、カード確認窓16を通じて、カードユニット1の内部を窺うことができる。そして、このカード確認窓16からは、筐体内に設けてあるリーダライタ23の前端に装着して固定されているICカード4を目視することができる。 【0072】このように、カードユニット1の内部に収納されているICカード4を、カード確認窓16を通して遊技者に目視確認させることにより、ICカード4を遊技者に提示することができる。 【0073】図3において、20は通信処理部であり、カードユニット1内部の上部に配置される。通信処理部20は、通信ネットワーク100により管理装置3および遊技機2との間でICカード4の記憶情報等の信号の送受信を行うための装置である。 【0074】通信処理部20の下方には、硬貨処理部21が配置されている。硬貨処理部21は、前述のように、カードユニット1の前面のパネルに設けられた硬貨受付口12を介して遊技者から受け付けた硬貨の判別を行い、その結果を後述する制御部22へ通知する。また、遊技者によって投入された硬貨が詰まった場合であって、返却ボタン13が押操作されたとき、詰まっている硬貨を硬貨返却口15から排出する。一方、硬貨が消費された場合は、カードユニット1の背面に通じる硬貨排出口18から硬貨を排出する。なお、硬貨排出口18から排出された硬貨は外部の装置(図示せず)に取り込まれる。 【0075】カードユニット1の内部中央には、制御部22が配置されている。この制御部22は、マイクロプロセッサ(図示せず)を用いてなり、バス30を介して前述のハードウェア各部と接続され、ハードウェア各部を制御すると共に、ROM(図示せず)に格納された種々のコンピュータプログラム(例えば、遊技機2に対する遊技球の排出の指示)を実行する。 【0076】制御部22の下方で、前面のパネルに設けられたカード確認窓16に臨む位置にリーダライタ23が配置されている。すなわち、リーダライタ23は、前端部がカード確認窓16から目視できるように配置されている。このリーダライタ23には、非接触型のICカード4が着脱自在に収納され、非接触型ICカード4の略中央には、方形状の記憶領域41が配置されている。この記憶領域41に対応するリーダライタ23の位置には、読み出しおよび書き込みを行うために送受信部(図示せず)が設けられており、リーダライタ23は、この記憶領域41に記憶された金額情報等の読み出しおよび書き込みを行う。 【0077】図4は、カードユニット1を前方に引き出して、リーダライタ23を、側方側に開放した図である。図4に示すように、リーダライタ23は、内部に装着したICカード4を取り外して、新しいICカード4を装着できるように、側方側に開閉できるようにカードユニット1に取り付けられている。リーダライタ23の開放面の略中央部には、ICカード4を固定して収容できるように、円柱状の突起231が2個水平状に並設されている。一方、ICカード4には前記突起231よりやや径大の貫通孔42が2個、前記記憶領域41を挟んで開けられており、この貫通孔に前記突起231を嵌め入れることにより、ICカード4はリーダライタ23に固定される。また、このカード固定手段は、貫通孔42に突起231を嵌め入れているだけなので、ICカード4のリーダライタ23からの離脱も容易に行うことができる。なお、固定手段はこれに限らず、例えば弾性体により押圧体をカードに付勢して固定する等の種々の手段が考えられる。 【0078】図4の破線は、ICカード4の固定位置を示している。ICカード4は、リーダライタ23の前端より4〜8mm程度前方に突出して、「頭出し」した状態で固定されている。そして、ICカード4が「頭出し」して収納されている状態は、カードユニット1の外部から、前記カード確認窓16および透明カバー17を通して目視することができる。 【0079】ICカード4の記憶領域41は一の記憶領域から形成してもよいが、第1記憶領域、第2記憶領域…のように、複数の記憶領域から形成してもよい。この場合には、例えば後述の追加購入が可能なカードシステムにおいて、第1記憶領域には当初入金した金額情報を記憶させて、第2記憶領域には追加入金した金額情報を記憶させて、入金のモードの相違により、記憶領域を異ならせるように設定することも可能である。また、最小変換単位(例えば、100円)毎に、記憶領域を設けてもよい。かかる場合、500円硬貨専用のカードユニット1の場合は、金額情報に関する記憶領域は5つ形成される。 【0080】前記記憶領域41に記憶される記憶情報には、リーダライタ23に収納されたICカード4に、これまでに入金された累積合計金額を示す累積入金総額も含まれる。ICカード4は、前述したように、リーダライタ23に1枚のみ固定されて収納されており、そのICカード4は繰り返し使用される。そのため、ICカード4の耐久性を考慮して入金総額の上限が予め定められている。したがってカード情報中の入金総額がその上限を超えた場合、新しいICカード4に取り替える。この場合、残高表示部142にて、その旨を示すコード値を表示させること等によって、入金総額が上限を超えたことを遊技店の従業員に知らせることもできる。 【0081】前記以外の記憶情報として、ICカード4が収納されているカードユニット1を識別するための識別情報、前述の入金/消費が行われた年月日を示す発行年月日等を含ませてもよい。 【0082】また、前記記憶情報は、カードID毎に管理装置3によって管理されており、本実施の形態では、入金金額及び消費金額は、後述するように、入金及び消費の度に管理装置3によって集信される。 【0083】図5は、本発明のカードユニット1との間でICカード4の記憶情報の送受信を行う管理装置3の構成を示すブロック図である。図5において、31はCPUを示しており、該CPU31には、カードユニット1との間で通信を行うための通信インタフェース32と、CPU31において発生するデータを記憶する記憶部33とが接続されている。また、記憶部33は、決済に関するデータベース(決済DB)34を有している。 【0084】決済データベース34は、各カードユニット1,1…から受信したICカード4の入金金額及び消費金額に関する情報をカードIDに関連づけて記憶する。また、ICカード4が収納されているカードユニット1を識別するための識別情報、前述の入金、消費が行われた年月日を示す発行年月日等も記憶してもよい。 【0085】次に本発明の第1の実施の態様に係るカードユニット1の動作を、図6および図7に基づいて説明する。 【0086】図6は、カードユニット1に収納されたICカード4を用いて遊技を行う場合の遊技機2、カードユニット1及び管理装置3の処理手順を示すフローチャートである。なお、これらの処理は、2本の縦破線により3つの領域に分けられており、左側の領域の処理は遊技機2が行う処理を、中央の領域の処理はカードユニット1が行う処理を、右側の領域の処理は管理装置3が行う処理を夫々示している。 【0087】カードユニット1は、電源が投入された場合、制御部22にて保持している各種のテーブルをクリアして初期設定を行う(S101)。 【0088】次にカードユニット1は、硬貨処理部21にて、累積入金総額と予め設定されているICカード4が使用でき得る上限の金額(設定金額)とを比較する(S102)。 【0089】ステップS102にて累積入金総額が設定金額よりも多いと判定した場合は(S102でNO)、カード利用可ランプ11を消灯し(S117)、残高表示部142にてエラー表示を行う(S118)。一方、累積入金総額が設定金額より少ないと判定した場合(S102でYES)、カードユニット1は、硬貨利用可ランプ141を点灯する(S103)。 【0090】次にカードユニット1は、硬貨処理部21にて遊技者からの硬貨の投入を受け付ける(S104)。 【0091】ステップS104にて硬貨の投入を受け付けた場合、カードユニット1は受け付けた硬貨の額(入金金額)に対応する入金度数を残高表示部142にて表示し(S105)、受け付けた金額情報およびカードIDを管理装置3に送信し、管理装置3に設けられた記憶部33の決済データベース34を更新する(S107)とともに、カードユニット1のリーダライタ23に固定して収納されているICカード4の記憶領域41に前記入金金額を示す情報を書き込む(S108)。 【0092】さらに、ICカード4に入金金額情報を書き込んでいる状況(入金状況)を、入金/消費確認ランプ145を点灯させることにより表示する(S109)。これにより、遊技者は、提示されたICカード4に、入金した金額に対応する金額情報が書き込まれている様子を確認することができる。この入金/消費確認ランプ145は、例えば、100円を一単位として、一単位毎に1回点灯するものとし(500円を入金した場合は、5回点灯する)、その入金状況を詳細に遊技者に報知するようにしている。 【0093】ICカード4に入金金額情報が書き込まれると、遊技機2は、ICカード4の入金金額情報を一定の度数(例えば、100円を1度数)に変換して、度数表示部201に表示する(S110)。 【0094】そして、前記度数表示部201に度数を表示した後、カードユニット1の制御部22は、通信処理部20を介して、遊技機2の貸玉制御部(図示せず)に遊技球の排出を指示し(S111)、遊技機2の貸玉制御部はこれを受けて、遊技機2に設けられた貸玉制御装置(図示せず)を駆動して遊技球を排出する(S112)。遊技球の排出後、カードユニット1は消費金額情報およびカードIDを管理装置3に送信し(S113)、管理装置3はこれに基づいて決済データベース34を更新する(S114)。 【0095】そして、カードユニット1は、カードユニット1に固定して収納されているICカード4に消費金額を書き込む(S115)。さらに、消費金額情報がICカード4の記憶領域41に書き込まれている状況は、入金/消費確認ランプ145を点灯する(S116)ことによって、遊技者に報知される。そして、硬貨利用可ランプ141を点灯する(S103)。前記消費確認も入金確認と同様に、100円を1単位として1単位毎に1回点灯するように行われる。 【0096】前記のように、カードユニット1は、ICカード4に書き込んだカード情報に含まれている入金金額及び消費金額に関する情報を管理装置3にその都度送信しており、管理装置3は、リアルタイムで金額情報を集信し管理している。しかし、管理装置3の金額情報の集信管理はこれに限らず、図7に示す次のような方法により行ってもよい。 【0097】図7は、管理装置3がICカード4の金額情報を集信する場合のカードユニット1及び管理装置3の他の処理手順を示すフローチャートである。カードユニット1は、ICカード4に書き込んだカード情報に含まれている入金金額及び消費金額に関する情報を制御部22にて記憶している。管理装置3は、予め定められている設定時間に達したか否かを監視している(S201)。そして、その設定時間に達した場合(S201でYES)、管理装置3は、ICカード4の金額情報の送信を各カードユニット1,1…夫々へ指示する(S202)。 【0098】各カードユニット1,1…夫々は、管理装置3から前記指示を受けた場合、夫々の制御部22に記憶している金額情報を管理装置3へ送信する(S203)。管理装置3は、各カードユニット1,1…から金額情報を受信した場合、受信した金額情報を決済データベース34に記憶する(S204)。 【0099】(実施の形態2)図8は、本発明の第2の実施の態様のカードユニット5を示す図である。この図において、図2に示すカードユニット1の各部に対応する部分には、図2と同一の符号を付して説明を省略する。 【0100】図8において、51は紙幣受付口であり、遊技者から紙幣(例えば、1000円紙幣)を受け付ける受付口である。すなわち、第1の実施の形態のカードユニット1が、硬貨受付専用機であるのに対して、第2の実施の形態のカードユニット5は、紙幣受付専用機である。さらに、本実施の形態においては、後述のように、500円硬貨による追加購入ができるようにしている。 【0101】52は、紙幣利用可ランプであり、表示部14の最上部に設けられている。この紙幣利用可ランプ52は、紙幣(例えば、1000円紙幣)を受け付けることができる場合に点灯し、受け付けることができない場合に消灯する。これにより、遊技者は、カードユニット5に紙幣を投入することができるか否かを知ることができる。 【0102】53は、追加購入ランプである。この追加購入ランプ53は、後述する追加購入が可能な場合に点灯し、追加購入ができない場合には消灯する。本実施の形態の場合は、追加購入は、専ら硬貨(500円硬貨)の投入によって行うことができる。 【0103】なお、第2の実施の形態のカードユニット5と、第1の実施の形態のカードユニット1との相違は、主に前記の2点であり、これらに関係する部分以外の各部の構成は略共通している。 【0104】図9及び図10は、第2の実施の形態における遊技機2、カードユニット5及び管理装置3の処理手順を示すフローチャートである。なお、これらの処理は図6と同様、2本の縦破線により3つの領域に分けられており、左側の領域の処理は遊技機2が行う処理を、中央の領域の処理はカードユニット5が行う処理を、右側の領域は管理装置3が行う処理を夫々示している。 【0105】カードユニット5は、電源が投入された場合、制御部22にて保持している各種のテーブルをクリアして初期設定を行う(S301)。 【0106】次にカードユニット5は、硬貨処理部21にて、累積入金総額と予め設定されているICカード4が使用でき得る上限の金額(設定金額)とを比較する(S302)。 【0107】ステップS302にて累積入金総額が設定金額よりも多いと判定した場合は(S302でNO)、カード利用可ランプ11を消灯し(S324)、残高表示部142にてエラー表示を行う(S325)。一方、累積入金総額が設定金額より少ないと判定した場合(S302でYES)、カードユニット5は、紙幣利用可ランプ52を点灯する(S303)。 【0108】次にカードユニット5は、貨幣処理部(図示せず)にて遊技者からの紙幣(1000円紙幣のみ)の投入を受け付ける(S304)。ステップS304にて紙幣の投入を受け付けた場合、カードユニット5は、紙幣利用可ランプ52を消灯した(S305)うえで、受け付けた紙幣の額(入金金額)に対応する入金度数を残高表示部142にて表示し(S306)、受け付けた金額情報およびカードIDを管理装置3に送信し(S307)、管理装置3に設けられた記憶部33の決済データベース34を更新する(S308)とともに、カードユニット5のリーダライタ23に固定して収納されているICカード4の記憶領域41に前記入金金額を示す情報を書き込む(S309)。 【0109】さらに、ICカード4に入金金額情報を書き込んでいる状況(入金状況)を、入金/消費確認ランプ145を点灯させることにより表示する(S310)。これにより、遊技者は、提示されたICカード4に、入金した金額に対応する金額情報が書き込まれている様子を確認することができる。 【0110】ICカード4に入金金額情報が書き込まれると、遊技機2は、ICカード4の入金金額情報を一定の度数(例えば、100円を1度数)に変換して、度数表示部201に表示する(S311)。 【0111】そして、遊技者が、遊技機2に設けられた遊技球の貸出しを要求する貸出ボタン(図示せず)を押下する(S312)と、カードユニット5は、貸出ボタンの押下に応じた消費金額およびカードIDを管理装置3に送信し(S313)、管理装置3はこれに基づいて決済データベース34を更新する(S314)。 【0112】前記決済データベース34を更新した後、カードユニット5は、遊技機2に遊技球の排出を指示し(S315)、遊技機はこれを受けて遊技球を排出する(S316)。 【0113】遊技球を排出した後、カードユニット5は、カードユニット5に固定して収納されているICカード4に消費金額を書き込む(S317)。さらに、消費金額情報がICカード4の記憶領域41に書き込まれている状況は、入金/消費確認ランプ145を点灯する(S318)ことによって、遊技者に報知される。 【0114】前記入金/消費確認ランプ145を点灯した後、カードユニット5は、ICカード4に残額があるか否かを判定し(S319)、ICカード4に残額がない場合は、紙幣利用可ランプ52を点灯させる(S320)。一方、ICカード4に残額がある場合は、追加購入ランプ53を点灯させて(S321)、硬貨受付口12から500円硬貨の投入を待ち、500円硬貨を受け付けると(S322)、追加購入ランプ53を消灯し(S323)、入金金額(500円)を、残高表示部142に表示する(S306)。 【0115】すなわち、本実施の形態のカードユニット5による場合は、紙幣投入口51から投入できる紙幣は、1000円紙幣だけであり、遊技機2の貸出ボタンを1回押下すると500円相当の遊技球の排出を指令するとした場合は、貸出ボタン1回の押下で500円相当分の遊技球が排出されると同時に、ICカード4の残額が500円となり、追加購入ランプ53が点灯され、遊技者は、500円硬貨による追加購入が可能となるのである。 【0116】一方、貸出ボタンを2回押下して、ICカード4に書き込まれた金額を全て消費した場合は、追加購入はできず、新たに1000円紙幣による入金が可能となるのである。 【0117】以上のように、本発明のカードユニット1(5)は、遊技者から硬貨(紙幣)を受け付け、カードユニット1(5)に収納されたICカード4に金額情報を書き込み、金額情報が書き込まれたICカード4を遊技者に提示する。遊技者はこのICカード4を用いて遊技を行うことができる。 【0118】なお、前述の実施の形態においては、カードユニット1(5)に、収納部23、カード固定手段231、金銭受付手段12、カード提示手段16及び排出指示手段22を備えることとしたが、いずれか一以上の構成を遊技機2に備えるようにしてもよい。 【0119】(実施の形態3)図11は、本発明の遊技管理システムの実施の形態3の構成を示すブロック図である。この図において、実施の形態1の各部に対応する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態においては、外部通信ネットワークNを介した電子決済により有価価値の供給を行うことができる金融機関等の供給元を特定する特定情報を記録した、デビットカード又はクレジットカード等の記録媒体Cを用いて、遊技を行うことを可能としている。管理装置3は、遊技店外の外部通信ネットワークNに接続されており、外部通信ネットワークNには記録媒体Cに関する決済を行う決済装置Bが接続されている。管理装置3は、外部通信ネットワークNを介して決済装置Bと通信可能に構成されている。 【0120】図12は、実施の形態3に係るカードユニット7を示す正面図である。この図において、実施の形態1又は2におけるカードユニットの各部に対応する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。 【0121】カードユニット7は、硬貨受付口12及び紙幣受付口51に加えて、記録媒体受付口71を備えており、デビットカード又はクレジットカード等の記録媒体Cを遊技者から投入されることによって受け付け、受け付けた記録媒体Cに記録されている情報を読み込むリーダを備えている。記録媒体排出ボタン72は、遊技者から押下操作を受け付けることにより記録媒体受付口71に受け付けている記録媒体Cを前方へ排出して、遊技者に返還する。また、表示部14は、入金可ランプ73を備えており、硬貨、紙幣または記録媒体Cを用いて遊技を行うための入金ができる場合に点灯し、入金ができない場合は消灯する。更に、カードユニット7は、情報の入力を受け付けるテンキー74を備えており、遊技者の操作により記録媒体Cを認証するための認証情報の入力、及び該記録媒体Cを用いて供給すべき有価価値の供給額の入力を受け付ける。テンキー74には、情報の入力を覗かれるのを防止するためのカバーが設けられている。 【0122】次に、本実施の形態に係る遊技管理システムの動作を説明する。図13乃至図15は、実施の形態3における遊技機2、カードユニット7及び管理装置3の処理手順を示すフローチャートである。カードユニット7は、まず、ICカード4が記憶している有価価値の総額が上限の額よりも少ないか等、ICカード4に対して有価価値の入金が可能であるか否かを判定し(S401)、入金が可能である場合には(S401:YES)、カードユニット7は、入金可ランプ73を点灯させる(S402)。カードユニット7は、次に、硬貨受付口12にて遊技者から硬貨の投入を受け付けるか否かを監視し(S403)、硬貨の投入を受け付けない場合は(S403:NO)、次に、紙幣受付口51にて遊技者から紙幣の投入を受け付けるか否かを監視し(S404)、紙幣の投入を受け付けない場合は(S404:NO)、次に、記録媒体受付口71にて遊技者から記録媒体Cの投入を受け付けるか否かを監視する(S405)。ステップS405以降の処理については、後述する。 【0123】ステップS403において硬貨の投入を受け付けた場合(S403:YES)、及びステップS404において紙幣の投入を受け付けた場合(S404:YES)は、カードユニット7は、入金可ランプ73を消灯し(S406)、受け付けた硬貨または紙幣に対応する入金金額を残高表示部142にて表示し(S407)、入金金額を示す入金金額情報およびカードIDを管理装置3へ送信する(S408)。管理装置3は、入金金額に対応する有価価値の情報を決済データベース34に書き込んで決済データベース34を更新する(S409)。カードユニット7は、カードユニット7のリーダライタ23に固定して収納されているICカード4の記憶領域41に、前記有価価値を書き込み(S410)、ICカード4に有価価値を書き込んでいる状況を、入金/消費確認ランプ145を点灯させることにより表示する(S411)。 【0124】遊技機2は、次に、ICカード4が記憶している有価価値を一定の度数(例えば、100円を1度数)に変換して、度数表示部201に表示し(S412)、遊技者の操作による、遊技玉またはメダル等の遊技媒体の貸出指示を受け付けるか否かを監視する(S413)。遊技機2が遊技媒体の貸出指示を受け付けなかった場合は(S413:NO)、カードユニット7は処理をステップS401へ戻す。遊技機2が遊技媒体の貸出指示を受け付けた場合は(S413:YES)、カードユニット7は、遊技媒体の貸出に応じて消費されるべき有価価値の消費額の情報、及びカードIDを管理装置3へ送信し(S414)、管理装置3は、消費額の情報を決済データベース34に書き込んで決済データベース34を更新する(S415)。カードユニット7は、次に、遊技媒体の排出の指示を遊技機2へ送信し(S416)、遊技機2は遊技媒体を排出する(S417)。カードユニット7は、次に、有価価値の消費額の情報をICカード4に書き込み(S418)、ICカード4に消費額の情報を書き込んでいる状況を、入金/消費確認ランプ145を点灯させることにより表示する(S419)。カードユニット7は、次に、ICカード4が記憶している有価価値に残額があるか否かを判定し(S420)、残額がある場合は(S420:YES)、処理をステップS412へ戻し、残額がない場合は(S420:NO)、処理を終了する。 【0125】ステップS401にて、入金が可能でない場合には(S401:NO)、カードユニット7は、ICカード4が記憶している有価価値の総額が上限の額を越えている等の異常が発生しているか否かを判定し(S422)、異常が発生している場合には(S422:YES)、残高表示部142にてエラーを表示して(S423)、処理を終了し、異常が発生していない場合には(S422:NO)、処理をステップS412へ進める。 【0126】カードユニット7は、ステップS405にて記録媒体Cの投入を監視し、記録媒体Cの投入を受け付けなかった場合には(S405:NO)、処理をステップS420へ進める。記録媒体Cの投入を受け付けた場合には(S405:YES)、カードユニット7は、金融機関等の有価価値の供給元を特定する特定情報を、受け付けた記録媒体Cから読み込み(S424)、テンキー74にて、記録媒体Cを認証するための暗証番号などの認証情報と、有価価値の供給額との入力を遊技者から受け付け(S425)、特定情報、認証情報および供給額の情報を管理装置3へ送信する(S426)。 【0127】管理装置3は、遊技店外の決済装置Bへ、特定情報および認証情報と共に記録媒体Cの認証要求を送信する(S427)。決済装置Bでは、特定情報および認証情報に基づいて金融カード3の認証を行い、認証の結果を管理装置3へ送信する。ここで、所有者以外の第三者による使用など、記録媒体Cの使用に関する不正の有無が判定される。管理装置3は、決済装置Bから認証結果を受信し(S428)、受信した認証結果が、記録媒体Cの使用が正当でないことを示していた場合には(S429:NO)、カードユニット7へ記録媒体Cの不正情報を送信する(S430)。カードユニット7は、不正情報を受信して、記録媒体Cを記録媒体受付口71から排出し(S431)、ステップS401へ処理を戻す。ステップS429にて認証結果が記録媒体Cの使用が正当であることを示していた場合には(S429:YES)、管理装置3は、受信した供給額を遊技店へ供給する決済の要求を決済装置Bへ送信する(S432)。決済装置Bでは、記録媒体Cに記録された特定情報より特定される供給元から遊技店へ有価価値を供給させる決済処理を行い、決済結果を管理装置3へ送信する。管理装置3は、決済装置Bから決済結果を受信し(S433)、処理をステップS409へ進めて、供給された有価価値の情報を決済データベース34に書き込んで決済データベース34を更新する。 【0128】以上詳述した如く、本実施の形態においては、記録媒体Cを用いて有価価値の供給を行い、供給された有価価値を用いて遊技を行うことができる。遊技者は、現金を使用せずとも遊技が可能となり、また、現金と記録媒体Cとを使い分けることで、少額の遊技の場合は現金を用い、高額の遊技の場合は記録媒体Cを用いるなど、状況に応じた遊技の利便性を向上させることができる。 【0129】本実施の形態においては、決済の処理は、管理装置3と通信可能な決済装置Bにてリアルタイムのオンライン決済を行うこととしたが、遊技店の営業時間後に情報を送信して決済を行うなど、非リアルタイムの決済を行うこととしても良い。また、記録媒体Cの認証を遊技店外の決済装置Bにて行うこととしたが、記録媒体CをICカードにて構成し、テンキー74にて受け付けた認証情報を記録媒体Cへ入力し、記録媒体Cが認証情報の正誤を判定してオフラインで記録媒体Cの認証を行うこととしても良い。 【0130】また、本実施の形態においては、記録媒体Cは、有価価値の供給を行うことができる金融機関等の供給元を特定する特定情報を記録したデビットカード又はクレジットカード等の記録媒体であるとしたが、汎用のプリペイドカード又は電子マネーカード等、有価価値の情報を記録している記録媒体であっても良い。図16は、有価価値の情報を記録している記録媒体を受け付ける第2記録媒体受付口75を備えたカードユニット7を示す正面図である。この場合、カードユニット7は、第2記録媒体受付口75にて記録媒体を受け付け、テンキー74にて有価価値の供給額の入力を受け付け、受け付けた供給額の有価価値を記録媒体から差し引いて、差し引いた有価価値の情報を管理装置3へ送信し、前記有価価値をICカード4へ書き込む。カードユニット7がこの処理を行うことにより、遊技者は、汎用のプリペイドカード又は電子マネーカード等の有価価値の情報を記録している記録媒体を用いて遊技を行うことができる。なお、カードユニット7は、第2記録媒体受付口75を備えずに、記録媒体受付口71にて全ての種類の記録媒体を受け付けるべくなしてある形態としても良い。 【0131】(実施の形態4)図17は、実施の形態4に係るカードユニット8を示す正面図である。この図において、実施の形態3に係るカードユニットの各部に対応する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。カードユニット8は、投入部81を備え、投入部81は紙幣受付口および記録媒体受付口の機能を兼ね備えている。 【0132】図18は、投入部81の使用形態を示す斜視図である。投入部81は、正面から押すことにより内側へ開く観音開き構造のカバー82を備えており、カバー82は、正面視で中央に、紙幣を挿入可能で記録媒体Cを挿入不可能な幅で隙間を設けて構成してある。遊技者によって紙幣が投入部81に投入されるときには、図18(a)に示す如く、カバー82の隙間から紙幣が挿入され、カバー82は開かない。遊技者によって記録媒体Cが投入部81に投入されるときには、図18(b)に示す如く、カバー82は記録媒体Cに押されて内側へ開く。投入部81は、カバー82の開閉状態を判定するセンサ83を備えている。カードユニット8は、紙幣または記録媒体Cの投入を投入部81にて受け付けたときに、センサ83にてカバー82が閉じていると判定された場合には、紙幣を受け付けたと判定して、図示しない貨幣処理部にて紙幣を処理し、センサ83にてカバー82が開いていると判定された場合には、記録媒体Cを受け付けたと判定して、図示しないリーダにて記録媒体Cに記録されている情報を読み込む。なお、カバー82の開閉を用いるのではなく、センサ83にて直接に紙幣又は記録媒体Cを判定する形態であってもよい。 【0133】本実施の形態においては、投入部81にて紙幣受付口および記録媒体受付口の機能を兼ね備えることにより、内部の装置を小型化することが可能となり、また、外観をシンプルに構成することができる。 【0134】 【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は請求14記載の発明による場合は、カードユニット又は遊技装置は、遊技者から貨幣を受け付け、カードユニット又は遊技装置に収納されたICカードに金額情報を書き込み、金額情報が書き込まれたICカードを遊技者に提示する。これにより、遊技者は遊技を行うことができる。すなわち、遊技者は、カードユニット又は遊技装置に予め収納されたICカードを使用して遊技を行うことができるので、予め、ICカードを購入する必要がなく、遊技機による遊技が可能となる。また、ICカードを再度購入するために遊技機から離れることなく、貨幣の投入により遊技を継続することができる。 【0135】このICカードは、カードユニット又は遊技装置の収納部に固定されているので、カードが読み取り書き込みされる都度に、送り出し取り込みの駆動をする必要がなく、カードの駆動によるカード損傷が発生することはない。また、駆動時の摩擦による磨耗等も生じることはなく、カードの耐久性は向上する。さらに、カードを駆動させるためのモータおよびこれを制御する制御部の必要もなく、カード処理部を簡単な構造とすることができる。 【0136】また、ICカードは、カードユニット又は遊技装置内に固定されているので、遊技者は第ICカードを取り出すことができない。したがって、有価価値を不当に上乗せする等の不正行為をICカードに施すことができないので、ICカードの不正使用を防止することができる。しかも、ICカードにより遊技者が遊技を行う場合、その都度そのICカードの正当性を認証する必要がない。 【0137】請求項2又は請求項15に記載のカードユニット又は遊技装置による場合は、収納部に有価価値付与手段を設けているため、例えば、リーダライタを有価価値付与手段として用いた場合は、リーダライタにICカードを収納すればよいので、このリーダライタの他に別途収納部を設ける必要がなく、簡単な構造とすることができる。 【0138】請求項3又は請求項16記載のカードユニット又は遊技装置による場合は、金銭の投入が受け付けられたことを表示する受付表示手段により、遊技者は、カードユニット又は遊技装置が金銭を受け付けたことを確認することができる。すなわち、ICカードを遊技者に引き渡さないカードユニット又は遊技装置において、金銭の受付を確実に遊技者に報知し、遊技者はこれによって安心して金銭投入を行うことができる。 【0139】請求項4又は請求項17に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、前記金銭受付手段は、硬貨の投入を受け付ける手段と紙幣の投入を受け付ける手段とを備えているため、遊技者は、硬貨と紙幣との両方の金銭を用いて遊技を行うことができる。 【0140】請求項5又は請求項18に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、デビットカード若しくはクレジットカード等の遊技店外の有価価値の供給元を特定する特定情報を記録している記録媒体、又は汎用のプリペイドカード等の有価価値の情報を記録している記録媒体を用いて、現金を使用しない遊技が可能となり、遊技の利便性が向上する。 【0141】請求項6又は請求項19に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、金銭に対応する有価価値、又は記録媒体を用いて供給を受けた有価価値をICカードへ付与する有価価値付与手段を収納部に設けているため、簡単な構造とすることができる。 【0142】請求項7又は請求項20に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、金銭の投入、又は記録媒体を用いた有価価値の供給が受け付けられたことを表示する受付表示手段により、遊技者は、カードユニット又は遊技装置が金銭または有価価値を受け付けたことを確認し、安心して金銭の投入または有価価値の供給を行うことができる。 【0143】請求項8又は請求項21に記載のカードユニット又は遊技装置による場合、紙幣及び記録媒体の投入部を共通にすることにより、紙幣の投入部と記録媒体の投入部とを互いに独立して備える場合に比べて装置を小さく構成することができる。 【0144】請求項9又は請求項22に記載のカードユニット又は遊技装置による場合は、前記カード提示手段は、内部に収納されたカードを目視で確認できるように、カードユニット又は遊技装置の前面に窓を設けるだけでよいので、簡単な構造とすることができる。 【0145】請求項10又は請求項23に記載のカードユニット又は遊技装置による場合は、前記収納部に固定したICカードに不具合が発生した場合等に、新しいICカードと交換することが可能となる。 【0146】請求項11又は請求項24に記載のカードユニット又は遊技装置による場合は、遊技機から排出した遊技媒体に対応する有価価値が消費されることを表示する消費表示手段により、遊技者は、遊技媒体に対応する金銭の消費を確認することができる。これにより、消費金額等を遊技者が覚知することができ、消費に関するトラブルを未然に防止することが可能となる。 【0147】請求項12又は請求項25に記載の遊技管理システムによる場合は、管理装置が複数のカードユニット又は遊技装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集信した金額情報を管理する。よって、複数のカードユニット又は遊技装置にて消費された金銭の額等を集中して管理することができる。また、ICカードを介して決済が行われるため、決済に関する情報を管理装置によってすべて管理することが可能であり、正確かつ公正な会計処理を確保することができる。 【0148】請求項13又は請求項26に記載の遊技管理システムによる場合、記録媒体を用いた電子決済により、カードユニット又は遊技装置への有価価値の供給が可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591085972 【氏名又は名称】日本ゲームカード株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市北区野崎町5番9号
|
| 【出願日】 |
平成14年6月17日(2002.6.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
|
| 【公開番号】 |
特開2003−79923(P2003−79923A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2002−175503(P2002−175503) |
|