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【発明の名称】 遊技用装置
【発明者】 【氏名】鵜川 詔八

【氏名】戸崎 智弘

【要約】 【課題】遊技機に対応して設けられ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体を提供するための処理を行う遊技用装置において、異なるタイプの遊技機(例えば現金機及びCR機の双方)に無駄なく対応可能な遊技用装置を提供する。

【解決手段】台間機5は、玉払出ユニット又はCR通信ユニットのいずれか一方を選択的に接続可能なコネクタと、複数のプログラムが記憶されるROMと、該プログラムに基づいて動作する制御基板を備える。ここでコネクタに玉払出ユニットが接続される台間機5Xでは、該玉払出ユニットから遊技媒体を払い出すためのプログラムが選択されて、現金機に対応可能である。一方、コネクタにCR通信ユニットが接続される台間機5Yでは、遊技機の内部から遊技媒体を払い出すための払出要求信号をCR通信ユニットから出力するためのプログラムが選択されて、CR機に対応可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、遊技に使用可能な有価価値の大きさを特定可能な有価価値媒体を受け付け、該受け付けた有価価値媒体から特定される有価価値の大きさを特定可能な情報を出力する有価価値媒体処理部と、外部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出ユニット、又は、前記遊技機に設けられた払出装置にて所定数の遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行う通信ユニットのいずれか一方を選択的に接続可能な接続部と、該接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記有価価値媒体処理部より出力された情報から特定される有価価値の大きさの範囲内における所定の有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うための遊技媒体払出プログラムと、前記接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記有価価値媒体処理部より出力された情報から特定される有価価値の大きさの範囲内における所定の有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うための通信プログラムと、が記憶される記憶部と、該記憶部に記憶された前記遊技媒体払出プログラム及び前記通信プログラムに基づいて動作する制御部と、該制御部の動作プログラムとして前記遊技媒体払出プログラム又は前記通信プログラムを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】請求項1に記載した遊技用装置であって、前記選択手段は、前記接続部に接続されているユニットを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択することを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、前記接続部に接続されているユニットを特定可能な情報を外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の識別を行うと共に、該識別された貨幣金額を特定可能な情報を出力する貨幣識別ユニットを接続可能な第一接続部と、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該受け付けた遊技用記録媒体の記録情報を読み取ると共に、該読み取られた記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報を出力する記録媒体受付ユニットを接続可能な第二接続部と、外部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出ユニット、又は、前記遊技機に設けられた払出装置にて所定数の遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行う通信ユニットのいずれか一方を選択的に接続可能な第三接続部と、前記貨幣識別ユニット、前記記録媒体受付ユニット、前記遊技媒体払出ユニット、及び、前記通信ユニットの接続の組み合わせに応じた複数のプログラムが記憶される記憶部と、該記憶部に記憶された複数のプログラムに基づいて動作する制御部と、該制御部の動作プログラムとして前記記憶部に記憶された複数のプログラムからいずれかのプログラムを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置。
【請求項7】請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うと共に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置。
【請求項8】請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置。
【請求項9】請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うと共に、前記制御部において、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技用有価価値の大きさを、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさに加算するための価値加算処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置。
【請求項10】請求項4〜9のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記貨幣識別ユニットは、前面側から挿入された貨幣を排出する貨幣排出口を後面側に備え、前記第一接続部は、該貨幣排出口を回避する位置にて該貨幣識別ユニットと接続されることを特徴とする遊技用装置。
【請求項11】請求項4〜10のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記記録媒体受付ユニットは、前面側から挿入された遊技用記録媒体を排出する記録媒体排出口を後面側に備え、前記第二接続部は、該記録媒体排出口を回避する位置にて前記記録媒体受付ユニットと接続されることを特徴とする遊技用装置。
【請求項12】請求項4〜11のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記選択手段は、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続されているか否か、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続されているか否か、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニット又は前記通信ユニットのいずれが接続されているかを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択することを特徴とする遊技用装置。
【請求項13】請求項4〜12のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続されているか否か、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続されているか否か、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニット又は前記通信ユニットのいずれが接続されているかを特定可能な情報を外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とする遊技用装置。
【請求項14】請求項1〜13のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記遊技媒体払出ユニットは、前記遊技媒体を最小単位毎に払い出すことを特徴とする遊技用装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に対応して設けられ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体を提供するための処理を行う遊技用装置に係り、さらに詳しくは、異なるタイプの遊技機(例えば現金機及びCR機の双方)に無駄なく対応可能な遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機が列設される遊技島においては、隣接する二台の遊技機の間に、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を貸し出す遊技用装置として、いわゆる台間機が配置されている。この台間機としては、以下に述べる二種類のタイプのものが知られている。
【0003】まず第一のタイプは、いわゆる現金式の遊技機(以下「現金機」という。)に対応して設けられる現金機用の台間機である。このタイプにおいては、貨幣挿入口から貨幣(紙幣及び/又は硬貨)の挿入を受け付けると、貨幣識別機により受け付けた貨幣の識別が行われ、該識別された貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数が、台間機に設けられた玉払出装置から払い出される。ここで払い出された遊技媒体は遊技機の受け皿に供給されて、該遊技機における遊技に使用される。
【0004】また第二のタイプは、いわゆるCR式の遊技機(以下「CR機」という。)に対応して設けられるCR機用の台間機である。このタイプにおいては、カード挿入口から遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ(例えばプリペイド度数や貯玉数等)を特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体(例えばプリペイドカードや貯玉カード)の挿入を受け付けると、カードリーダ/ライタにより受け付けた遊技用記録媒体の記録情報が読み取られ、該読み取られた記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の払出を要求する信号が、台間機に設けられたCR通信装置から遊技機に対して出力される。ここで該信号を受信した遊技機においては、遊技機の内部から遊技媒体が払い出され、払い出された遊技媒体は遊技機の受け皿に供給されて、該遊技機における遊技に使用される。
【0005】これら二種類の台間機は、遊技機のタイプが現金機であるかCR機であるかによって仕様が異なる。即ち現金機に対応する第一のタイプの台間機には、貨幣識別機や玉払出装置が備えられる一方、CR機に対応する第二のタイプの台間機には、カードリーダ/ライタやCR通信装置が備えられる。従って遊技機のタイプに応じて、それぞれ専用の台間機が用いられる場合が多い。
【0006】ところで、仕様の異なる台間機は、たとえ遊技媒体がパチンコ玉又はメダルとして同じであっても異なる構造になっており、その分メーカー側での製造コストや遊技場側での設備コストが高くつくという問題があった。
【0007】そこで、このような問題を解決するために、遊技機のタイプによらずに現金機及びCR機の双方に対応可能なものとして、例えば特開2000−317126号公報に開示されている台間機がある。この台間機は、現金機及びCR機の双方に対応可能な各機器(貨幣識別機,玉払出装置,カードリーダ/ライタ,及びCR通信装置)を一台の台間機の中にすべて備え、設定の変更により動作する機器を切り換えて、遊技媒体の貸出態様を切り換えるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該台間機は、現金機及びCR機の双方に対応可能な各機器をすべて備えるものであるため、遊技媒体の貸出態様によっては使用しない機器も含まれ、無駄な部分があると共に台間機のコストアップにも繋がるという問題点があった。
【0009】本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、遊技機に対応して設けられ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体を提供するための処理を行う遊技用装置において、異なるタイプの遊技機(例えば現金機及びCR機の双方)に無駄なく対応可能な遊技用装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0011】まず請求項1に係る発明は、遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、遊技に使用可能な有価価値の大きさを特定可能な有価価値媒体を受け付け、該受け付けた有価価値媒体から特定される有価価値の大きさを特定可能な情報を出力する有価価値媒体処理部と、外部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出ユニット、又は、前記遊技機に設けられた払出装置にて所定数の遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行う通信ユニットのいずれか一方を選択的に接続可能な接続部と、該接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記有価価値媒体処理部より出力された情報から特定される有価価値の大きさの範囲内における所定の有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うための遊技媒体払出プログラムと、前記接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記有価価値媒体処理部より出力された情報から特定される有価価値の大きさの範囲内における所定の有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うための通信プログラムと、が記憶される記憶部と、該記憶部に記憶された前記遊技媒体払出プログラム及び前記通信プログラムに基づいて動作する制御部と、該制御部の動作プログラムとして前記遊技媒体払出プログラム又は前記通信プログラムを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置である。これによれば、接続部に遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、制御部の動作プログラムとして遊技媒体払出プログラムを選択することにより、現金機に対応できる。また接続部に通信ユニットが接続されている場合に、制御部の動作プログラムとして通信プログラムを選択することにより、CR機に対応できる。
【0012】また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用装置であって、前記選択手段は、前記接続部に接続されているユニットを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択することを特徴とする遊技用装置である。
【0013】また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、前記接続部に接続されているユニットを特定可能な情報を外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とする遊技用装置である。
【0014】また請求項4に係る発明は、遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の識別を行うと共に、該識別された貨幣金額を特定可能な情報を出力する貨幣識別ユニットを接続可能な第一接続部と、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該受け付けた遊技用記録媒体の記録情報を読み取ると共に、該読み取られた記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報を出力する記録媒体受付ユニットを接続可能な第二接続部と、外部に設けられた遊技媒体供給装置から前記遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を行う遊技媒体払出ユニット、又は、前記遊技機に設けられた払出装置にて所定数の遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行う通信ユニットのいずれか一方を選択的に接続可能な第三接続部と、前記貨幣識別ユニット、前記記録媒体受付ユニット、前記遊技媒体払出ユニット、及び、前記通信ユニットの接続の組み合わせに応じた複数のプログラムが記憶される記憶部と、該記憶部に記憶された複数のプログラムに基づいて動作する制御部と、該制御部の動作プログラムとして前記記憶部に記憶された複数のプログラムからいずれかのプログラムを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置である。これによれば、第一接続部、第二接続部、及び、第三接続部に接続されているユニットの組み合わせに応じて、制御部の動作プログラムを選択することにより、現金機又はCR機に対応できる。
【0015】また請求項5に係る発明は、請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置である。
【0016】また請求項6に係る発明は、請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置である。
【0017】また請求項7に係る発明は、請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニットが接続されている場合に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うと共に、該遊技媒体払出ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置である。
【0018】また請求項8に係る発明は、請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置である。
【0019】また請求項9に係る発明は、請求項4に記載した遊技用装置であって、前記記憶部に記憶されるプログラムは、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続され、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続され、前記第三接続部に前記通信ユニットが接続されている場合に、該通信ユニットにおいて、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うと共に、前記制御部において、前記貨幣識別ユニットより出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技用有価価値の大きさを、前記記録媒体受付ユニットより出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさに加算するための価値加算処理を行うためのプログラムを含むことを特徴とする遊技用装置である。
【0020】また請求項10に係る発明は、請求項4〜9のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記貨幣識別ユニットは、前面側から挿入された貨幣を排出する貨幣排出口を後面側に備え、前記第一接続部は、該貨幣排出口を回避する位置にて該貨幣識別ユニットと接続されることを特徴とする遊技用装置である。
【0021】また請求項11に係る発明は、請求項4〜10のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記記録媒体受付ユニットは、前面側から挿入された遊技用記録媒体を排出する記録媒体排出口を後面側に備え、前記第二接続部は、該記録媒体排出口を回避する位置にて前記記録媒体受付ユニットと接続されることを特徴とする遊技用装置である。
【0022】また請求項12に係る発明は、請求項4〜11のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記選択手段は、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続されているか否か、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続されているか否か、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニット又は前記通信ユニットのいずれが接続されているかを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択することを特徴とする遊技用装置である。
【0023】また請求項13に係る発明は、請求項4〜12のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第一接続部に前記貨幣識別ユニットが接続されているか否か、前記第二接続部に前記記録媒体受付ユニットが接続されているか否か、前記第三接続部に前記遊技媒体払出ユニット又は前記通信ユニットのいずれが接続されているかを特定可能な情報を外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とする遊技用装置である。
【0024】さらに請求項14に係る発明は、請求項1〜13のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記遊技媒体払出ユニットは、前記遊技媒体を最小単位毎に払い出すことを特徴とする遊技用装置である。
【0025】上記課題を解決するための手段の具体例を、発明の実施の形態及び図面の表記と対応させて説明する。まず請求項1に係る第一実施形態及び請求項4に係る第二実施形態の双方において、遊技機には現金式パチンコ機(以下「現金機」という。)70又はCR式パチンコ機(以下「CR機」という。)80が対応する。遊技媒体にはパチンコ玉が対応する。遊技媒体払出ユニットには玉払出ユニット40が対応する。通信ユニットにはCR通信ユニット50が対応する。外部装置には管理装置90が対応する。
【0026】また請求項1に係る第一実施形態において、遊技用装置には台間機5(5X,又は5Y)が対応する。遊技に使用可能な有価価値の大きさにはプリペイド度数が対応し、有価価値媒体にはプリペイドカード3が対応し、有価価値媒体処理部にはカードリーダ/ライタユニット(以下「カードR/Wユニット」という。)30が対応する。接続部にはコネクタ6aが対応する。記憶部には制御基板60のROMが対応する。制御部,選択手段には制御基板60が対応する。出力手段には通信部5aが対応する。
【0027】さらに請求項4に係る第二実施形態において、遊技用装置には台間機10(10A,10B,10C,10D,又は10E)が対応する。第一接続部には上段コネクタ11aが対応し、第二接続部には下段コネクタ15aが対応し、第三接続部には中段コネクタ13aが対応する。貨幣には紙幣2が対応し、貨幣識別ユニットには紙幣識別ユニット20が対応する。遊技用記録媒体にはプリペイドカード3が対応し、記録情報にはカードIDが対応し、遊技用有価価値の大きさにはプリペイド度数が対応し、記録媒体受付ユニットにはカードR/Wユニット30が対応する。記憶部には制御基板60’のROM63が対応する。制御部,選択手段には制御基板60’が対応する。出力手段には通信部10aが対応する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0029】[1.本発明の構成]まず、本発明の構成について説明する。本発明に係る遊技用装置である台間機5又は10は、図1又は図7に示すように、遊技場における遊技島に、遊技機である現金機70又はCR機80に対応して設けられ、該遊技機における遊技に使用可能な遊技媒体であるパチンコ玉を提供するための処理(即ち玉貸処理)を行うものであって、遊技機のタイプが現金機70であるかCR機80であるかによって、台間機5又は10に接続するユニットを適宜変更することにより、異なるタイプの遊技機に無駄なく対応可能なものである。
【0030】ここで遊技用装置には、図1に示すように、カードR/Wユニット30を備え、後述するコネクタ6a(図2(a)を参照)に接続されるユニットが玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれであるかに応じて切り換えられる選択スイッチ60bの切換状況を認識して制御基板60の動作プログラムを選択する、第一実施形態に係る台間機5(5X,又は5Y)が含まれる(図4を参照)。この台間機5は、管理装置90と通信可能に接続されており、全体として遊技用システム1を構成している。
【0031】また遊技用装置には、図7に示すように、後述する上段コネクタ11a,中段コネクタ13a,及び下段コネクタ15a(図8(a)を参照)に接続されるユニットの組み合わせを自動的に認識して制御基板60’の動作プログラムを選択する、第二実施形態に係る台間機10(10A,10B,10C,10D,又は10E)も含まれる(図12を参照)。この台間機10も、管理装置90と通信可能に接続されており、全体として遊技用システム1’を構成している。
【0032】以下、両実施形態について説明を行うが、両実施形態に共通の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0033】[1−1.第一実施形態の構成]第一実施形態に係る台間機5(5X,又は5Y)は、図2に示すように、縦方向に細長く、前面が開放した箱状の筐体を有する。この筐体の内部には、図2(a)に示すように、中段位置にスロット6が形成され、該スロット6の下部に制御基板60が備えられ、該スロット6の下方にカードR/Wユニット30が備えられ、さらに図示しない通信部5a(図1を参照)が備えられている。また筐体の背面には、外部接続端子5bが備えられている。
【0034】なお筐体の前面は、図2(b)(c)に示すように、上部に固着される上部固着パネル8と、スロット6に対応する箇所に着脱可能な着脱パネル7と、下部に固着される下部固着パネル9からなる前面パネルにより封鎖されている。この上部固着パネル8には貸出表示ランプ18が設けられ、下部固着パネル9にはカード挿入口31が設けられている。この台間機5には、台間機5を特定可能な情報である台間機IDが台間機5毎に付与され、図示しないアドレス設定スイッチによって設定される。
【0035】通信部5aは出力手段の一例であって、図1に示すように、外部接続端子5b(図2(a)を参照)から通信回線を介して管理装置90の通信部91と通信可能に接続され、台間機5と管理装置90との間の通信を司るものである。これにより、コネクタ6aに接続されているユニットを特定可能な情報である選択情報(台間機ID,接続されているユニット)が出力され、外部装置である管理装置90に送信される(図18のSa6を参照)。
【0036】また後述するプリペイドカード3が受け付けられた場合に、台間機5から管理装置90に対してカードIDが送信され(図19のSb3,図20のSb3を参照)、逆に管理装置90から台間機5に対して照合一致又は照合不一致の信号が送信される(図21のSc7,Sc8を参照)。
【0037】また玉貸処理が行われた場合に、台間機5から管理装置90に対して玉貸情報が送信され(図19のSb13,図20のSb13を参照)、逆に管理装置90から台間機5に対して売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が送信される(図21のSc10を参照)。
【0038】スロット6は、図2(b)に示すように、後述する玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれか一方(ここでは玉払出ユニット40)を選択的に装着可能な領域である。このスロット6の後壁には、コネクタ6aが設けられている。このコネクタ6aは接続部の一例であって、玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれか一方を選択的に接続可能なものであり、該接続された玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50と制御基板60をデータ通信可能に接続するためのものである。
【0039】ここでコネクタ6aは、玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50と接続するための共通のコネクタである。なおコネクタ6aの下方におけるスロット6の後壁には、制御基板60と玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50をデータ通信可能に接続するための制御基板用コネクタ6bが設けられている。
【0040】また制御基板用コネクタ6bの下方における台間機5の後壁には、後述するカードR/Wユニット30と制御基板60をデータ通信可能に接続するためのコネクタ5c,及びカードR/Wユニット30の後述する記録媒体排出口(図示外)から排出されるプリペイドカード3を外部に向けて排出可能なカード挿通孔(図示外)が設けられている。ここでカード挿通孔は、正面視で後壁の中央に穿設されている。またコネクタ5cは、前記記録媒体排出口を回避する位置にてカードR/Wユニット30の後述する入出力端子30aと接続されるように、カード挿通孔の側方に突設されており、記録媒体排出口から排出されるプリペイドカード3の邪魔にならないように構成されている。
【0041】スロット6の開口された前面を封鎖する着脱パネル7は二種類あり、その第一は玉払出ユニット40と一体化され、後述する度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34,玉貸単位度数表示器35,玉貸単位度数設定ボタン36,及びノズル41が設けられた着脱パネル7a(図5を参照)であり、その第二はCR通信ユニット50と一体化され、玉貸単位度数表示器35,及び玉貸単位度数設定ボタン36が設けられた着脱パネル7b(図6を参照)である。なお着脱パネル7に設けられる鍵19を施錠することにより、着脱パネル7を取り外し、スロット6に装着される玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50を抜き取ることができないように構成されている。
【0042】貸出表示ランプ18は、後述する制御基板60と接続され、台間機5の動作の状況を表すためのランプであり、例えばパチンコ玉の貸出が可能な場合に点灯し、パチンコ玉の貸出が不可能な場合に点滅して、遊技者に注意を促すように構成されている。
【0043】カードR/Wユニット30は有価価値媒体処理部の一例であって、遊技に使用可能な有価価値の大きさを特定可能な有価価値媒体を受け付け、該受け付けた有価価値媒体から特定される有価価値の大きさを特定可能な情報を出力するものであり、ここでは図2(b)に示すように、該有価価値媒体として、有価価値の大きさであるプリペイド度数を特定可能な情報であるカードIDが記録されたプリペイドカード3を取り扱う場合を想定している。ここでプリペイド度数は、遊技に使用可能な有価価値の大きさが前払された前払い有価価値の大きさの一例であって、ここではプリペイド入金又は追加入金に供された貨幣金額が所定の比率(例えば百円で1度数)で度数に変換されたものである。
【0044】このプリペイドカード3は、例えば長方形状を呈するプラスチック製の薄板における所定の部位に、該プリペイドカード3に付与された固有の番号である前記カードIDが少なくとも記録された記録領域(図示外)が形成されてなるものであり、ここでは該記録領域として不揮発性のEEPROMを備える非接触式の集積回路を搭載したICカードである。またカードR/Wユニット30は、前記ICカードのEEPROMに記録されている情報を非接触で読み取ると共に、該EEPROMに対して情報を記録するICリーダ/ライタを備えるものである。
【0045】カードR/Wユニット30の前面側には、起立状態かつ横長の状態のプリペイドカード3を挿入可能なカード挿入口31が設けられている。またカードR/Wユニット30の後面側には、カードIDから特定されるプリペイド度数が零となったプリペイドカード3を排出する記録媒体排出口(図示外)が設けられている。さらにカードR/Wユニット30の側部後端には、コネクタ5cに接続される入出力端子30aが設けられている。
【0046】なお台間機5の背後における遊技島の内部には、カードR/Wユニット30の記録媒体排出口から排出され、前記カード挿通孔(図示外)を通過したプリペイドカード3を搬送して回収するための記録媒体搬送装置(図示外)が設けられており、さらに該記録媒体搬送装置の終端には、記録媒体収納部(図示外)が設けられている。これにより、台間機10に挿入されたプリペイドカード3が遊技島毎に回収される。
【0047】このカードR/Wユニット30は、図2(a)に示すように、台間機5の内部に予め接続されている。またカードR/Wユニット30に付随して、図2(c)に示すように、プリペイドカード3を取り扱うための機器として、度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34,玉貸単位度数表示器35,及び玉貸単位度数設定ボタン36が、着脱パネル7aに設けられている。
【0048】度数表示器32は、プリペイドカード3に記録されたカードIDから特定されるプリペイド度数を表示するためのものであり、玉貸ボタン33は、パチンコ玉の玉貸要求を行うためのボタンであり、返却ボタン34は、プリペイドカード3の返却要求を行うためのボタンであり、玉貸単位度数表示器35は、払出要求が行われた場合に使用されるプリペイド度数を玉貸単位度数として表示するためのものであり、玉貸単位度数設定ボタン36は、玉貸単位度数を設定するためのボタンである。この玉貸単位度数は、玉貸単位度数設定ボタン36を操作することにより、例えば1度数〜5度数まで1度数刻みで5段階に設定可能であり、設定された玉貸単位度数は、玉貸単位度数表示器35に表示される。
【0049】なお、これらの各機器が設けられる場所は任意である。例えば台間機5が現金機70に対応して設けられる場合には、これらの各機器は着脱パネル7aに設けられて(図5を参照)、制御基板60に接続される(図1を参照)。一方、台間機5がCR機80に対応して設けられる場合には、これらの各機器のうち、度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34はCR機80の前面(ここでは上皿82の部位)に設けられて(図6を参照)、CR通信ユニット50及び外部接続端子80aを介して制御基板60に接続され(図1を参照)、玉貸単位度数表示器35,玉貸単位度数設定ボタン36は着脱パネル7bに設けられる(図6を参照)。
【0050】玉払出ユニット40は遊技媒体払出ユニットの一例であって、図2(b)に示すように、外部に設けられた遊技媒体供給装置から遊技媒体の供給を受けて所定数の遊技媒体を払い出す払出処理を行うものであり、ここでは台間機5の背後における遊技島の内部に設けられた遊技媒体供給装置(図示外)から玉供給樋17を介してパチンコ玉の供給を受けて、所定数(例えば125個)のパチンコ玉を最小単位毎に(即ち一個ずつで)払い出すように構成されている。
【0051】具体的には、図3に示すように、玉払出ユニット40の内部には、誘導路42,モータ43,歯車44,螺旋軸45,回転検出器46,カウンタ47,排出路48等が設けられている。誘導路42は、玉供給樋17から連続的に流下されて供給されるパチンコ玉を、螺旋軸45の部位に向けて誘導するための通路である。モータ43は、歯車44を介して回転力を伝達することにより、螺旋軸45を回転するためのものである。螺旋軸45は、円筒状の軸の外周に螺旋状の突条が突設され、その軸線が台間機5の前後方向(図3では左右方向)と平行に、軸心周りに回転自在に支持されたものである。この螺旋軸45の前部には、歯車44と噛み合う歯部が刻設されている。また螺旋軸45の前端には、一部が切り欠かれた略円盤状の遮蔽盤が固設されている。
【0052】回転検出器46は、投光器から照射され、前記遮蔽盤の切り欠きを通過して受光器に到達した光を検出することにより、螺旋軸45の回転を検出するものである。なお後述する制御基板60から払出信号が出力されている払出処理中に螺旋軸45の回転が検出されない場合には、玉詰まりや故障等のエラーと判断される。カウンタ47は、螺旋軸45の下流に設けられ、螺旋軸45の部位を通過したパチンコ玉の数を計数するためのものである。なお前記払出処理中に螺旋軸45の回転が回転検出器46により所定数検出される一方でカウンタ47によりパチンコ玉が検出されない場合には、玉切れや玉詰まり等のエラーと判断される。排出路48は、カウンタ47の下流に設けられ、螺旋軸45の部位を通過したパチンコ玉を、後述するノズル41に向けて排出するためのものである。
【0053】この玉払出ユニット40では、通常時(即ち前記払出処理中でない場合)には、螺旋軸45の回転が停止されており、誘導路42から誘導されるパチンコ玉は、螺旋軸45の外周に螺旋状に突設されている突条により、螺旋軸45の部位で堰き止められて、排出路48への流下が規制されている。一方、前記払出処理中には、モータ43が回転され、歯車44を介して回転力が伝達されて、螺旋軸45が回転され、突条により堰き止められていたパチンコ玉が、螺旋軸45の部位から一個ずつ送り出され、カウンタ47により計数され、排出路48に流下されて、ノズル41に向けて排出される。そしてカウンタ47の計数値が所定数に達すると、モータ43の回転が停止されて、パチンコ玉の払出が終了する。
【0054】玉払出ユニット40の前面には、玉払出ユニット40から払い出されるパチンコ玉を現金機70の上皿72に向けて誘導するためのノズル41が設けられている。なおノズル41は、その基端部において、上下方向及び左右方向に回動又は折曲可能に構成されている。また玉払出ユニット40の後端には、コネクタ6aに接続される入出力端子40aが設けられている。
【0055】この玉払出ユニット40は、スロット6の開口した前面側から挿入され、入出力端子40aがコネクタ6aに接続され、かつ着脱パネル7aが台間機5の筐体に嵌着されて、鍵19が施錠されることにより、スロット6に装着される。なお玉払出ユニット40の接続時における入出力端子40aとコネクタ6aとの接続不良を防止するために、玉払出ユニット40がスロット6に装着された場合に自動的にロックされるように構成することが好ましい。
【0056】CR通信ユニット50は通信ユニットの一例であって、CR機80に設けられた玉払出装置87(図1を参照)にて所定数の遊技媒体を払い出すための払出要求信号を出力する払出要求信号出力処理を行うものである。このCR通信ユニット50の後端には、コネクタ6aに接続される入出力端子(図示外)が設けられている。
【0057】このCR通信ユニット50は、スロット6の開口した前面側から挿入され、入出力端子(図示外)がコネクタ6aに接続され、かつ着脱パネル7bが台間機5の筐体に嵌着されて、鍵19が施錠されることにより、スロット6に装着される。なおCR通信ユニット50の接続時における入出力端子とコネクタ6aとの接続不良を防止するために、CR通信ユニット50がスロット6に装着された場合に自動的にロックされるように構成することが好ましい。
【0058】制御基板60は制御部の一例であって、後述する動作プログラムに基づいて動作し、前記各ユニットを動作するための制御を行うものである。この制御基板60は、図2に示す入出力端子60a,図1に示す選択スイッチ60b,及び図示しないCPU,RAM,ROM等を備えている。
【0059】入出力端子60aは、制御基板用コネクタ6bを介して、コネクタ6a及びコネクタ5cとデータ通信可能に接続され、これにより、制御基板60と前記各ユニットとの間において、所定の信号のやりとりが行われる。選択スイッチ60bは、コネクタ6aに接続されているユニットが玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれであるかを選択するためのものであり、例えばディップスイッチにより構成される。
【0060】記憶部であるROMには、後述する図4に示すように、遊技媒体払出プログラムを含む現金機用カード処理プログラム(図19を参照),及び通信プログラムを含むCR機用カード処理プログラム(図20を参照)が記憶されている。このROMに記憶されているプログラムは、RAMを作業領域としてCPUで実行される。なお記憶部はROMには限られず、他の記憶装置(例えばハードディスク等)であっても良い。
【0061】ここで遊技媒体払出プログラムは、コネクタ6aに玉払出ユニット40が接続されている場合に、該玉払出ユニット40において、前記カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される有価価値の大きさ(ここではプリペイド度数)の範囲内における所定の有価価値の大きさ(例えば5度数)に相当する遊技媒体数(例えば125個)の前記払出処理を行うためのプログラムである。
【0062】また通信プログラムは、コネクタ6aにCR通信ユニット50が接続されている場合に、該CR通信ユニット50において、前記カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される有価価値の大きさ(ここではプリペイド度数)の範囲内における所定の有価価値の大きさ(例えば5度数)に相当する遊技媒体数(例えば125個)の前記払出要求信号出力処理を行うためのプログラムである。
【0063】なおROMには、プログラム選択処理を実行するためのプログラムも記憶されている(図18を参照)。制御基板60は、このプログラムに基づいて動作することにより、動作プログラムとして現金機用カード処理プログラム又はCR機用カード処理プログラムを選択する選択手段として機能するものであり、具体的には、選択スイッチ60bの切換状況によりコネクタ6aに接続されているユニットを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択するものである。
【0064】現金機70は遊技機の一例であって、外部から供給されたパチンコ玉を用いて遊技を行う、いわゆる現金式のパチンコ機である。この現金機70は、その前面に、後述する図5に示すように、遊技領域71,上皿72,下皿73,発射ハンドル74等を備えており、その内部に、図1に示すように、遊技を制御する主制御基板75,遊技機から排出するパチンコ玉である賞球等の払出の制御を行う玉払出制御基板76,及び遊技媒体払出装置である玉払出装置77を備えていると共に、図示しないが、遊技領域71に設けられる可変表示装置の表示を制御する表示制御基板,音声制御基板,装飾ランプ制御基板,電源制御基板,及び発射制御基板等も備えている。
【0065】この現金機70においては、玉払出ユニット40からノズル41を介して上皿72に供給されたパチンコ玉が、発射ハンドル74の操作により遊技領域71の内部に打ち込まれて遊技が行われる。そして打ち込まれたパチンコ玉が、遊技領域71に形成された入賞口(図示外)に入賞すると、玉払出制御基板76から発せられる払出信号に基づいて、玉払出装置77から賞球が払い出されて上皿72又は下皿73に供給される。なお主制御基板75は、玉払出制御基板76をはじめとする各種の基板の動作を制御するものである。
【0066】CR機80は遊技機の一例であって、CR機80の内部から供給されたパチンコ玉を用いて遊技を行う、いわゆるCR式のパチンコ機である。このCR機80は、その前面に、後述する図6に示すように、遊技領域81,上皿82,下皿83,発射ハンドル84等を備えていると共に、度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34も備えており、その内部に、図1に示すように、外部接続端子80a,遊技を制御する主制御基板85,遊技機から排出するパチンコ玉である賞球や玉貸等の払出の制御を行う玉払出制御基板86,及び遊技媒体払出装置である玉払出装置87等を備えていると共に、図示しないが、遊技領域81に設けられる可変表示装置の表示を制御する表示制御基板,音声制御基板,装飾ランプ制御基板,電源制御基板,及び発射制御基板等も備えている。
【0067】外部接続端子80aは、CR通信ユニット50とデータ通信可能に接続されると共に、玉払出制御基板86,度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34と接続されている。このCR機80においては、玉貸ボタン33が操作されると、外部接続端子80aからCR通信ユニット50を介して制御基板60に玉貸要求が送信され、制御基板60からCR通信ユニット50及び外部接続端子80aを介して玉払出制御基板86に払出要求信号が送信され、玉払出制御基板86から発せられる払出信号に基づいて、玉払出装置87からパチンコ玉が払い出されて上皿72に供給される。
【0068】そしてCR機80の内部にある玉払出装置87から上皿82に供給されたパチンコ玉が、発射ハンドル84の操作により遊技領域81の内部に打ち込まれて遊技が行われる。そして打ち込まれたパチンコ玉が、遊技領域81に形成された入賞口(図示外)に入賞すると、玉払出制御基板86から発せられる払出信号に基づいて、玉払出装置87から賞球が払い出されて上皿82又は下皿83に供給される。なお主制御基板85は、玉払出制御基板86をはじめとする各種の基板の動作を制御するものである。
【0069】管理装置90は外部装置の一例であって、図1に示すように接続される通信部91,制御部92,及び記憶部であるハードディスク93等を備えており、遊技場内の所定の箇所(例えば管理事務所等)に設置されるものである。なおハードディスク93には、台間機DB93a及びカードDB93bが記憶されている。
【0070】通信部91は、通信回線を介して台間機5の通信部5aと通信可能に接続され、台間機5と管理装置90との間の通信を司るものである。制御部92は、CPU,RAM,ROM等を備えるコンピュータである。ここで前記ハードディスク93には、後述する図21に示す管理装置メイン処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
【0071】台間機DB93aでは、台間機5を識別可能な情報である台間機IDに対応付けて、コネクタ6aに接続されているユニットが玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれであるか,及び売上情報が管理されている。具体的には、売上情報に関して、プリペイドカード3による現金機70の売上,及びプリペイドカード3によるCR機80の売上の各情報が、台間機ID毎に登録・管理されている。従って、各台間機5における各ユニットの接続状況に基づいて現金機70に対応する台間機5Xであるか,又はCR機80に対応する台間機5Yであるかを管理することができると共に、現金機70に対応する売上,及びCR機80に対応する売上を区別して管理することができるので、ある台間機5に対応する売上情報等を一見して認識することができる。カードDB93bでは、プリペイドカード3のカードIDに対応付けて、プリペイド度数が登録・管理されている。
【0072】以上に説明した第一実施形態に係る台間機5(5X,又は5Y)では、図1及び図4に示すように、コネクタ6aに玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれが接続されているかに応じて切り換えられる選択スイッチ60bの切換状況が認識されて、制御基板60において実行される動作プログラムが選択される。
【0073】即ち図5に示すように、コネクタ6aに玉払出ユニット40が接続されてスロット6が着脱パネル7aで封鎖されているパターンXである台間機5Xは、現金機70に対応可能なものであり、この場合には、選択スイッチ60bが玉払出ユニット40側に切り換えられ、選択手段である制御基板60において玉払出ユニット40の接続が認識されることにより、制御基板60の動作プログラムとして、遊技媒体払出プログラムを含む現金機用カード処理プログラムが選択される(図4を参照)。
【0074】この台間機5Xにおいては、この現金機用カード処理プログラムに基づいて、後述する図19に示す現金機用カード処理が実行され、現金機70に対応して玉払出ユニット40からパチンコ玉を提供することができる。
【0075】また図6に示すように、コネクタ6aにCR通信ユニット50が接続されてスロット6が着脱パネル7bで封鎖されているパターンYである台間機5Yは、CR機80に対応可能なものであり、この場合には、選択スイッチ60bがCR通信ユニット50側に切り換えられ、選択手段である制御基板60においてCR通信ユニット50の接続が認識されることにより、制御基板60の動作プログラムとして、通信プログラムを含むCR機用カード処理プログラムが選択される(図4を参照)。
【0076】この台間機5Yにおいては、このCR機用カード処理プログラムに基づいて、後述する図20に示すCR機用カード処理が実行され、CR機80に対応してパチンコ玉を提供するための払出要求信号をCR通信ユニット50から出力し、該払出要求信号を受信したCR機80の内部からパチンコ玉を提供することができる。
【0077】以上に説明した台間機5において、異なるタイプの遊技機に対応すべく、コネクタ6aにおけるユニットの接続状況を、あるユニットから別のユニットに変更する場合には、電源OFFの状態で、着脱パネル7と共に既存のユニットを抜き出して新規のユニットを接続し、選択スイッチ60bを切り換えることにより、選択手段である制御基板60においてコネクタ6aに接続されているユニットが認識され、該認識に基づいて該当する動作プログラムが選択される。従って、この台間機5によれば、異なるタイプの遊技機に容易に対応することができる。しかも台間機5の筐体,カードR/Wユニット30,及び制御基板60が共通であるため、部品の共通化により台間機5の製造コストを低減できる。
【0078】[1−2.第二実施形態の構成]第二実施形態に係る台間機10(10A,10B,10C,10D,又は10E)は、図8に示すように、縦方向に細長く、前面が開放した箱状の筐体を有する。この筐体の内部には、図8(a)に示すように、上段位置に上段スロット11が形成され、中段位置に中段スロット13が形成され、該中段スロット13の下部に制御基板60が備えられ、下段位置に下段スロット15が形成されており、さらに図示しない通信部10a(図7を参照)が備えられている。また筐体の背面には、外部接続端子10bが備えられている。
【0079】なお筐体の前面は、図8(b)(c)に示すように、前面パネルにより封鎖されており、その前面パネルには、上段位置に前記貸出表示ランプ18が設けられ、上段スロット11に対応する箇所が着脱可能な上段パネル12とされ、中段スロット13に対応する箇所が着脱可能な中段パネル14とされ、下段スロット15に対応する箇所が着脱可能な下段パネル16とされている。この台間機10には、後述する図11(a)に示すように、台間機10を特定可能な情報である台間機IDが台間機10毎に付与され、図示しないアドレス設定スイッチによって設定される。
【0080】通信部10aは出力手段の一例であって、図7に示すように、外部接続端子10b(図8(a)を参照)から通信回線を介して管理装置90の通信部91と通信可能に接続され、台間機10と管理装置90との間の通信を司るものである。これにより、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されているか否か,下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されているか否か,及び中段スロットに玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれが接続されているかを特定可能な情報である組み合わせ情報(台間機ID,組み合わせパターン)が出力され、外部装置である管理装置90に送信される(図22のSd13を参照)。
【0081】また後述するプリペイドカード3が受け付けられた場合に、台間機10から管理装置90に対してカードIDが送信され(図19のSb3,図20のSb3,図24のSb3,図25のSb3を参照)、逆に管理装置90から台間機10に対して照合一致又は照合不一致の信号が送信される(図27のSi7,Si8を参照)。
【0082】また玉貸処理が行われた場合に、台間機10から管理装置90に対して玉貸情報が送信され(図19のSb13,図20のSb13,図23のSe5,図24のSf1,図25のSb13を参照)、逆に管理装置90から台間機10に対して売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が送信される(図27のSi10を参照)。
【0083】さらに後述する追加入金処理が行われた場合に、台間機10から管理装置90に対して入金情報が送信され(図26のSh4を参照)、逆に管理装置90から台間機10に対して入金情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が送信される(図27のSi13を参照)。
【0084】上段スロット11は、図8(b)に示すように、後述する紙幣識別ユニット20を装着可能な領域である。この上段スロット11の後壁には、図8(d)に示すように、上段コネクタ11aが設けられている。この上段コネクタ11aは第一接続部の一例であって、紙幣識別ユニット20を接続可能なものであり、該接続された紙幣識別ユニット20と制御基板60’をデータ通信可能に接続するためのものである。
【0085】また上段スロット11の後壁には、紙幣識別ユニット20の後述する貨幣排出口(図示外)から排出される紙幣2を外部に向けて排出可能な紙幣挿通孔11bが設けられている。ここで紙幣挿通孔11bは、正面視で後壁の中央に穿設されている。また上段コネクタ11aは、前記貨幣排出口を回避する位置にて紙幣識別ユニット20の後述する入出力端子20aと接続されるように、紙幣挿通孔11bの側方(ここでは正面視で左側)に突設されており、貨幣排出口から排出される紙幣2の邪魔にならないように構成されている。
【0086】この上段スロット11の開口された前面を封鎖する上段パネル12は二種類あり、その第一は紙幣識別ユニット20と一体化され、後述する紙幣挿入口21が設けられた上段パネル12a(図13,図15,図17を参照)であり、その第二は紙幣識別ユニット20が装着されない場合に使用される目隠し用の上段パネル12b(図14,図16を参照)である。
【0087】中段スロット13は、図8(b)に示すように、前記玉払出ユニット40又は前記CR通信ユニット50のいずれか一方(ここでは玉払出ユニット40)を選択的に装着可能な領域である。この中段スロット13の後壁には、中段コネクタ13aが設けられている。この中段コネクタ13aは第三接続部の一例であって、玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれか一方を選択的に接続可能なものであり、該接続された玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50と制御基板60’をデータ通信可能に接続するためのものである。
【0088】ここで中段コネクタ13aは、後述する図10(c)に示すように、上側に玉払出ユニット40と接続するためのコネクタであると共に、下側にCR通信ユニット50と接続するためのコネクタである。なお中段コネクタ13aの下方における中段スロット13の後壁には、制御基板60’と各ユニットをデータ通信可能に接続するための制御基板用コネクタ13bが設けられている。
【0089】この中段スロット13の開口された前面を封鎖する中段パネル14は三種類あり、その第一は玉払出ユニット40と一体化され、ノズル41が設けられた中段パネル14a(図13を参照)であり、その第二は第一の中段パネル14aに加えて度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34,玉貸単位度数表示器35,及び玉貸単位度数設定ボタン36が設けられた中段パネル14b(図14,図15を参照)であり、その第三はCR通信ユニット50と一体化され、玉貸単位度数表示器35,及び玉貸単位度数設定ボタン36が設けられた中段パネル14c(図16,図17を参照)である。
【0090】下段スロット15は、図8(b)に示すように、前記カードR/Wユニット30を装着可能な領域である。この下段スロット15の後壁には、前記図8(d)と同様に、下段コネクタ15aが設けられている。この下段コネクタ15aは第二接続部の一例であって、カードR/Wユニット30を接続可能なものであり、該接続されたカードR/Wユニット30と制御基板60’をデータ通信可能に接続するためのものである。
【0091】また下段スロット15の後壁には、カードR/Wユニット30の後述する記録媒体排出口(図示外)から排出されるプリペイドカード3を外部に向けて排出可能なカード挿通孔(図示外)が設けられている。ここでカード挿通孔は、前記紙幣挿通孔11bと同様に、正面視で後壁の中央に穿設されている。また下段コネクタ15aは、前記記録媒体排出口を回避する位置にてカードR/Wユニット30の後述する入出力端子30aと接続されるように、カード挿通孔の側方に突設されており、記録媒体排出口から排出されるプリペイドカード3の邪魔にならないように構成されている。
【0092】この下段スロット15の開口された前面を封鎖する下段パネル16は二種類あり、その第一はカードR/Wユニット30と一体化され、カード挿入口31が設けられた下段パネル16a(図14,図15,図16,図17を参照)であり、その第二はカードR/Wユニット30が装着されない場合に使用される目隠し用の下段パネル16b(図13を参照)である。
【0093】なお上段パネル12の下端は中段パネル14の上端で抑えられ、下段パネル16の上端は中段パネル14の下端で抑えられるように構成されており、中段パネル14に設けられる鍵19を施錠することにより、各パネルを取り外し、各スロットに装着される各ユニットを抜き取ることができないように構成されている。
【0094】紙幣識別ユニット20は貨幣識別ユニットの一例であって、図8(b)に示すように、貨幣を受け付け、該受け付けた貨幣の識別を行い、該識別された貨幣金額を特定可能な情報を出力するものである。ここでは該貨幣として、一種類の紙幣2(例えば千円紙幣)を取り扱う場合を想定しているが、該貨幣は、複数種類の紙幣(例えば二千円紙幣,五千円紙幣,一万円紙幣等)や、一種類又は複数種類の硬貨(例えば百円硬貨,五百円硬貨等)や、紙幣と硬貨の併用(種類は問わない)でも良い。
【0095】紙幣識別ユニット20の前面側には、起立状態かつ横長の状態の紙幣2を挿入可能な紙幣挿入口21が設けられている。また紙幣識別ユニット20の後面側には、識別された紙幣2を排出する貨幣排出口(図示外)が設けられている。さらに紙幣識別ユニット20の側部後端には、上段コネクタ11aに接続される入出力端子20aが設けられている。なお台間機10の背後における遊技島の内部には、紙幣識別ユニット20の貨幣排出口から排出され、前記紙幣挿通孔11bを通過した紙幣2を搬送して回収するための貨幣搬送装置(図示外)が設けられており、さらに該貨幣搬送装置の終端には、貨幣収納部(図示外)が設けられている。これにより、台間機10に挿入された紙幣2が遊技島毎に回収される。
【0096】この紙幣識別ユニット20は、上段スロット11の開口した前面側から挿入され、入出力端子20aが上段コネクタ11aに接続され、かつ上段パネル12aが台間機10の筐体に嵌着されて、上段スロット11に装着される。なお紙幣識別ユニット20の接続時における入出力端子20aと上段コネクタ11aとの接続不良を防止するために、紙幣識別ユニット20が上段スロット11に装着された場合に自動的にロックされるように構成することが好ましい。
【0097】カードR/Wユニット30は記録媒体受付ユニットの一例であって、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受け付け、該受け付けた遊技用記録媒体の記録情報を読み取り、該読み取られた記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報を出力するものである。ここでは図8(b)に示すように、該遊技用記録媒体として、前記プリペイドカード3を取り扱う場合を想定している。
【0098】このカードR/Wユニット30やプリペイドカード3の具体的構成は、第一実施形態で説明したそれと同様のものである。なおカードR/Wユニット30の接続時における入出力端子30aと下段コネクタ15aとの接続不良を防止するために、カードR/Wユニット30が下段スロット15に装着された場合に自動的にロックされるように構成することが好ましい。
【0099】前記カード挿入口31,度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34,玉貸単位度数表示器35,玉貸単位度数設定ボタン36は、第一実施形態で説明したそれらと同様のものである。また玉払出ユニット40,及びCR通信ユニット50も、第一実施形態で説明したそれらと同様のものである。
【0100】制御基板60’は制御部の一例であって、後述する動作プログラムに基づいて動作し、前記各ユニットを動作するための制御を行うものである。この制御基板60は、図8に示す入出力端子60a,及び図9に示すCPU61,RAM62,ROM63等を備えている。
【0101】入出力端子60aは、図8及び図9に示すように、制御基板用コネクタ13bを介して、上段コネクタ11a,中段コネクタ13a,及び下段コネクタ15aとデータ通信可能に接続され、これにより、制御基板60’と前記各ユニットとの間において、以下の如く、所定の信号のやりとりが行われる。
【0102】即ち上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されている場合には、図10(a)に示すように、紙幣識別ユニット20から制御基板60’に対して、紙幣識別ユニット20が動作可能である場合に発せられる動作可能信号,紙幣2が識別された場合に発せられる紙幣識別信号,及び紙幣識別ユニット20にエラー(例えば紙幣詰まり等)が発生した場合に発せられるエラー信号が送信される。なお接続確認信号1,及び接続応答信号1については後述する。
【0103】また下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されている場合には、図10(b)に示すように、カードR/Wユニット30から制御基板60’に対して、カードR/Wユニット30が動作可能である場合に発せられる動作可能信号,プリペイドカード3のカードIDが読み取られた場合に発せられるカードID信号,及びカードR/Wユニット30にエラー(例えばカード詰まり等)が発生した場合に発せられるエラー信号が送信される。逆に制御基板60’からカードR/Wユニット30に対して、返却ボタン34が操作された場合に発せられる返却要求信号が送信される。なお接続確認信号2,及び接続応答信号2については後述する。
【0104】また中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されている場合には、図10(c)に示すように、制御基板60’から玉払出ユニット40に対して、台間機10に設けられた玉貸ボタン33が操作された場合に発せられる払出信号として、所定数に応じて払出数100のパルス信号,払出数10のパルス信号,払出数1のパルス信号が送信される。例えば所定数が125個である場合には、払出数100のパルス信号が1回,払出数10のパルス信号が2回,払出数1のパルス信号が5回、それぞれ送信される。
【0105】逆に玉払出ユニット40から制御基板60’に対して、パチンコ玉の払出が検出されている場合(即ちカウンタ47によりパチンコ玉が計数されている場合)に発せられる払出検出信号,玉供給樋17からのパチンコ玉の供給の途切れが検出された場合に発せられる補給玉切れ検出信号,及び玉払出ユニット40にエラー(例えば玉詰まり等)が発生した場合に発せられるエラー信号が送信される。なお接続確認信号3,及び接続応答信号3については後述する。
【0106】また中段コネクタ13aにCR通信ユニット50が接続されている場合には、図10(c)に示すように、制御基板60’からCR通信ユニット50に対して、CR機80に設けられた玉貸ボタン33が操作された場合に発せられる払出信号として、貸出度数のパルス信号が送信される。例えば玉貸単位度数として5度数が設定されている場合において、プリペイド度数が5度数以上である場合には、貸出度数のパルス信号が5回送信され、プリペイド度数が5度数未満(例えば3度数)である場合には、貸出度数のパルス信号が該プリペイド度数の分だけ(ここでは3回)送信される。
【0107】逆にCR通信ユニット50から制御基板60’に対して、CR機80に設けられた玉貸ボタン33が操作された場合に発せられる玉貸要求信号,CR機80に設けられた返却ボタン34が操作された場合に発せられる返却要求信号,及びCR機80に設けられた玉払出装置87からのパチンコ玉の払出が完了した場合に発せられる払出完了信号が送信される。なお接続確認信号4,及び接続応答信号4については後述する。
【0108】記憶部であるROM63には、紙幣識別ユニット20,カードR/Wユニット30,玉払出ユニット40,及びCR通信ユニット50の接続の組み合わせに応じた複数のプログラムが記憶されている。この複数のプログラムには、後述する図12に示すように、現金機用貨幣処理プログラム(図23を参照),現金機用カード処理プログラム(図19を参照),現金機用貨幣・カード処理プログラム(図24を参照),CR機用カード処理プログラム(図20を参照),及びCR機用カード・貨幣処理プログラム(図25を参照)の五種類のプログラムが含まれる。このROM63に記憶されているプログラムは、RAM62を作業領域としてCPU61で実行される。なお記憶部はROM63には限られず、他の記憶装置(例えばハードディスク等)であっても良い。
【0109】ここで現金機用貨幣処理プログラムは、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されている場合に、該玉払出ユニット40において、紙幣識別ユニット20より出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムである。
【0110】また現金機用カード処理プログラムは、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されている場合に、該玉払出ユニット40において、カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)の範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムである。
【0111】また現金機用貨幣・カード処理プログラムは、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されている場合に、該玉払出ユニット40において、紙幣識別ユニット20より出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うと共に、該玉払出ユニット40において、カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)の範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出処理を行うためのプログラムである。
【0112】またCR機用カード処理プログラムは、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続され、中段コネクタ13aにCR通信ユニット50が接続されている場合に、該CR通信ユニット50において、カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)の範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うためのプログラムである。
【0113】さらにCR機用カード・貨幣処理プログラムは、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続され、中段コネクタ13aにCR通信ユニット50が接続されている場合に、該CR通信ユニット50において、カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)の範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当する遊技媒体数の前記払出要求信号出力処理を行うと共に、前記制御基板60’において、紙幣識別ユニット20より出力された情報から特定される貨幣金額の範囲内における所定額に相当する有価価値の大きさを、カードR/Wユニット30より出力された情報から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)に加算するための価値加算処理を行うためのプログラムである。
【0114】なおROM63には、プログラム選択処理を実行するためのプログラムも記憶されている(図22を参照)。制御基板60’は、このプログラムに基づいて動作することにより、動作プログラムとしてROM63に記憶された複数のプログラムからいずれかのプログラムを選択する選択手段として機能するものであり、具体的には、図10に示す接続確認信号及び接続応答信号の送受信により、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されているか否か,下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されているか否か,及び中段コネクタ13aに玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれが接続されているかを認識し、該認識に基づいて該当する動作プログラムを選択するものである。
【0115】より具体的には、図10(a)に示すように、制御基板60’から紙幣識別ユニット20に向けて接続確認信号1が送信され、制御基板60’が紙幣識別ユニット20から接続応答信号1を受信することにより、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されていると自動的に認識される。なお接続応答信号1が受信されない場合には、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されていないと認識される。
【0116】同様に図10(b)に示すように、制御基板60’からカードR/Wユニット30に向けて接続確認信号2が送信され、制御基板60’がカードR/Wユニット30から接続応答信号2を受信することにより、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されていると自動的に認識される。なお接続応答信号2が受信されない場合には、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されていないと認識される。
【0117】また図10(c)に示すように、制御基板60’から玉払出ユニット40に向けて接続確認信号3が送信され、制御基板60’が玉払出ユニット40から接続応答信号3を受信することにより、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されていると自動的に認識される。なお接続応答信号3が受信されない場合には、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されていないと認識される。
【0118】さらに図10(c)に示すように、制御基板60’からCR通信ユニット50に向けて接続確認信号4が送信され、制御基板60’がCR通信ユニット50から接続応答信号4を受信することにより、中段コネクタ13aにCR通信ユニット50が接続されていると自動的に認識される。なお接続応答信号4が受信されない場合には、中段コネクタ13aにCR通信ユニット50が接続されていないと認識される。
【0119】現金機70,及びCR機80は、第一実施形態で説明したそれらと同様のものである。また管理装置90も、第一実施形態で説明したのと同様のものである。ただし管理装置90の通信部91は、通信回線を介して台間機10の通信部10aと通信可能に接続され、台間機10と管理装置90との間の通信を司るものである。また管理装置90のハードディスク93には、後述する図27に示す管理装置メイン処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
【0120】また管理装置90の台間機DB93aでは、図11(a)に示すように、台間機10を識別可能な情報である台間機IDに対応付けて、組み合わせパターン,売上情報,入金情報が管理されている。具体的には、売上情報に関して、貨幣による現金機70の売上,プリペイドカード3による現金機70の売上,及びプリペイドカード3によるCR機80の売上の各情報が、台間機ID毎に登録・管理されている。また入金情報に関して、追加入金に供された貨幣金額である入金金額が、台間機ID毎に登録・管理されている。従って、各台間機10における各ユニットの接続状況(即ち組み合わせパターン)に基づいて現金機70に対応する台間機10A,10Bであるか,又はCR機80に対応する台間機10C,10D,10Eであるかを管理することができると共に、現金機70に対応する売上,CR機80に対応する売上,及び価値加算処理に供された金額を区別して管理することができるので、ある台間機10に対応する売上情報等を一見して認識することができる。
【0121】さらに管理装置90のカードDB93bでは、図11(b)に示すように、プリペイドカード3のカードIDに対応付けて、プリペイド度数が登録・管理されている。具体的には、プリペイド度数に関して、現在残存するプリペイド度数を表す「度数」,プリペイド入金に供された貨幣金額に相当するプリペイド度数を表す「発行度数」,玉貸に使用されたプリペイド度数を表す「使用度数」,及び追加入金に供された貨幣金額に相当するプリペイド度数を表す「入金度数」の各情報が、カードID毎に登録・管理されている。従って、あるプリペイドカード3に対応する度数情報を一見して認識することができる。
【0122】以上に説明した第二実施形態に係る台間機10(10A,10B,10C,10D,又は10E)では、図7及び図12に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されているか否か,下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されているか否か,及び中段コネクタ13aに玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれが接続されているか、即ち各スロットに接続される各ユニットの組み合わせが自動的に認識されて、制御基板60’において実行される動作プログラムが選択される。
【0123】即ち図13に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されて上段スロット11が上段パネル12aで封鎖され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されて中段スロット13が中段パネル14aで封鎖され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されておらず下段スロット15が目隠し用の下段パネル16bで封鎖されているパターンAである台間機10Aは、現金機70に対応可能なものであり、この場合には、選択手段である制御基板60’において紙幣識別ユニット20及び玉払出ユニット40の接続が自動的に認識されることにより、制御基板60’の動作プログラムとして、第一プログラムである現金機用貨幣処理プログラムが選択される(図12を参照)。
【0124】この台間機10Aにおいては、この現金機用貨幣処理プログラムに基づいて、後述する図23に示す現金機用貨幣処理が実行され、現金機70に対応して玉払出ユニット40からパチンコ玉を提供することができる。なお、紙幣識別ユニット20が接続されていない下段コネクタ15aについて、埃等の付着による故障を防止するためにコネクタカバー4を接続し、接続確認信号2に該当するピンについて接地(アース)し、信号レベルをLOWレベルに確定することにより、外部ノイズによる影響が少なくなり、従って制御基板60’の誤作動が少なくなる。
【0125】また図14に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されておらず上段スロット11が目隠し用の上段パネル12bで封鎖され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されて中段スロット13が中段パネル14bで封鎖され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されて下段スロット15が下段パネル16aで封鎖されているパターンBである台間機10Bも、現金機70に対応可能なものであり、この場合には、選択手段である制御基板60’においてカードR/Wユニット30及び玉払出ユニット40の接続が自動的に認識されることにより、制御基板60’の動作プログラムとして、第二プログラムである現金機用カード処理プログラムが選択される(図12を参照)。
【0126】この台間機10Bにおいては、この現金機用カード処理プログラムに基づいて、後述する図19に示す現金機用カード処理が実行され、現金機70に対応して玉払出ユニット40からパチンコ玉を提供することができる。なお、カードR/Wユニット30が接続されていない上段コネクタ11aについて、埃等の付着による故障を防止するためにコネクタカバー4を接続し、接続確認信号1に該当するピンについて接地(アース)し、信号レベルをLOWレベルに確定することにより、外部ノイズによる影響が少なくなり、従って制御基板60’の誤作動が少なくなる。
【0127】また図15に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されて上段スロット11が上段パネル12aで封鎖され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されて中段スロット13が中段パネル14bで封鎖され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されて下段スロット15が下段パネル16aで封鎖されているパターンCである台間機10Cも、現金機70に対応可能なものであり、この場合には、選択手段である制御基板60’において紙幣識別ユニット20,カードR/Wユニット30,及び玉払出ユニット40の接続が自動的に認識されることにより、制御基板60’の動作プログラムとして、第三プログラムである現金機用貨幣・カード処理プログラムが選択される(図12を参照)。
【0128】この台間機10Cにおいては、この現金機用貨幣・カード処理プログラムに基づいて、後述する図24に示す現金機用貨幣・カード処理が実行され、現金機70に対応して玉払出ユニット40からパチンコ玉を提供することができる。
【0129】一方、図16に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されておらず上段スロット11が目隠し用の上段パネル12bで封鎖され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されて中段スロット13が中段パネル14cで封鎖され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されて下段スロット15が下段パネル16aで封鎖されているパターンDである台間機10Dは、CR機80に対応可能なものであり、この場合には、選択手段である制御基板60’においてカードR/Wユニット30及びCR通信ユニット50の接続が自動的に認識されることにより、制御基板60’の動作プログラムとして、第四プログラムであるCR機用カード処理プログラムが選択される(図12を参照)。
【0130】この台間機10Dにおいては、このCR機用カード処理プログラムに基づいて、後述する図20に示すCR機用カード処理が実行され、CR機80に対応してパチンコ玉を提供するための払出要求信号をCR通信ユニット50から出力し、該払出要求信号を受信したCR機80の内部からパチンコ玉を提供することができる。なお、カードR/Wユニット30が接続されていない上段コネクタ11aについて、埃等の付着による故障を防止するためにコネクタカバー4を接続し、接続確認信号1に該当するピンについて接地(アース)し、信号レベルをLOWレベルに確定することにより、外部ノイズによる影響が少なくなり、従って制御基板60’の誤作動が少なくなる。
【0131】また図17に示すように、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されて上段スロット11が上段パネル12aで封鎖され、中段コネクタ13aに玉払出ユニット40が接続されて中段スロット13が中段パネル14cで封鎖され、下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されて下段スロット15が下段パネル16aで封鎖されているパターンEである台間機10Eも、CR機80に対応可能なものであり、この場合には、選択手段である制御基板60’において紙幣識別ユニット20,カードR/Wユニット30,及びCR通信ユニット50の接続が自動的に認識されることにより、制御基板60’の動作プログラムとして、第五プログラムであるCR機用カード・貨幣処理プログラムが選択される(図12を参照)。
【0132】この台間機10Eにおいては、このCR機用カード処理プログラムに基づいて、後述する図25に示すCR機用カード・貨幣処理が実行され、CR機80に対応してパチンコ玉を提供するための払出要求信号をCR通信ユニット50から出力し、該払出要求信号を受信したCR機80の内部からパチンコ玉を提供することができる。また後述する図26に示す追加入金処理が実行され、貨幣金額に相当する有価価値の大きさを、遊技用記録媒体(プリペイドカード3)の記録情報(カードID)から特定される遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)に加算することができる。
【0133】以上に説明した台間機10において、異なるタイプの遊技機に対応すべく、各スロットにおける各ユニットの接続状況を、ある組み合わせパターンから別の組み合わせパターンに変更する場合には、電源OFFの状態で、パネルと共に既存のユニットを抜き出して新規のユニットを接続することにより、選択手段である制御基板60’において新規の組み合わせパターンが認識され、該認識に基づいて該当する動作プログラムが選択される。従って、この台間機10によれば、異なるタイプの遊技機に容易に対応することができる。しかも台間機10の筐体,紙幣識別ユニット20,カードR/Wユニット30,及び制御基板60’が共通であるため、部品の共通化により台間機10の製造コストを低減できる。
【0134】[2.本発明の作用]次に、本発明の作用について説明する。なお、以下においては、プリペイド度数を単に「度数」という。
【0135】図18は第一実施形態に係る台間機5X又は5Yにおけるプログラム選択処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0136】第一実施形態に係る台間機5X又は5Yにおいては、図18に示すように、ステップSa(以下単に「Sa」という。)1〜6により、プログラム選択処理が行われる。具体的には、Sa1で選択スイッチ60bの切換状況、即ち選択スイッチ60bが玉払出ユニット40側に切り換えられているか,又はCR通信ユニット50側に切り換えられているかが認識され、Sa2に進む。
【0137】Sa2ではコネクタ6aに玉払出ユニット40が接続されているか否かが判断される。このSa2で玉払出ユニット40が接続されている(YES)、即ち選択スイッチ60bが玉払出ユニット40側に切り換えられていると判断される場合には、Sa4で後述する図19に示す現金機用カード処理が実行され、Sa6に進む。一方、Sa2で玉払出ユニット40が接続されていない(NO)と判断される場合には、Sa3に進む。
【0138】Sa3ではコネクタ6aにCR通信ユニット50が接続されているか否かが判断される。このSa3でCR通信ユニット50が接続されている(YES)、即ち選択スイッチ60bがCR通信ユニット50側に切り換えられていると判断される場合には、Sa5で後述する図20に示すCR機用カード処理が実行され、Sa6に進む。一方、Sa3でCR通信ユニット50が接続されていない(NO)と判断される場合には、Sa1に戻る。
【0139】Sa6では選択情報(台間機ID,接続されているユニット)が出力されて管理装置90に送信され、処理が終了する。即ち第一実施形態に係る台間機5X又は5Yにおいては、このSa1〜Sa6により、コネクタ6aに接続されているユニットが選択スイッチ60bの切換状況に応じて認識され、該認識に基づいて動作プログラムが選択される。
【0140】図19は第一実施形態に係る台間機5Xにおける現金機用カード処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0141】遊技媒体払出プログラムを含む現金機用カード処理に基づいて動作する台間機5Xにおいては、図19に示すように、ステップSb(以下単に「Sb」という。)1〜19により、現金機用カード処理が行われる。具体的には、Sb1でプリペイドカード3の受付を待機し、カード挿入口31からプリペイドカード3の挿入が有ると判断される場合には、Sb2でプリペイドカード3に記録されているカードIDがカードR/Wユニット30により読み取られ、Sb3で読み取られたカードIDが管理装置90に送信され、Sb4に進む。
【0142】Sb4では管理装置90から照合一致の受信が有るか否かが判断される。このSb4で照合一致の受信が無い(NO)、即ち照合不一致の受信が有ると判断される場合には、Sb19でプリペイドカード3がカード挿入口31から返却され、RETURNに進む。一方、Sb4で照合一致の受信が有る(YES)、即ち該当カードの度数の受信が有ると判断される場合には、Sb5で受信された度数が、制御基板60のRAMに記憶されると共に、着脱パネル7aに設けられた度数表示器32に表示され、Sb6に進む。
【0143】Sb6では玉貸操作が有るか否かが判断される。このSb6で玉貸操作が無い(NO)と判断される場合には、Sb17で返却操作が有るか否かが判断され、返却操作が無い(NO)と判断される場合には、Sb6に戻り、返却操作が有る(YES)、即ち着脱パネル7aに設けられた返却ボタン34が操作されたと判断される場合には、Sb19でプリペイドカード3がカード挿入口31から返却され、RETURNに進む。一方、Sb6で玉貸操作が有る(YES)、即ち着脱パネル7aに設けられた玉貸ボタン33が操作されたと判断される場合には、Sb7に進む。
【0144】Sb7では制御基板60のRAMに記憶されている度数が玉貸単位度数(例えば5度数)以上であるか否かが判断される。このSb7で度数が玉貸単位度数以下である(NO)、即ち度数が不足していると判断される場合には、Sb18で該度数(例えば3度数)が玉貸可能度数としてセットされ、Sb9に進む。一方、Sb7で度数が玉貸単位度数以上である(YES)、即ち度数が足りていると判断される場合には、Sb8で玉貸単位度数がセットされ、Sb9に進む。
【0145】Sb9では1度数分の玉払出処理が行われ、具体的には、払出信号が制御基板60から玉払出ユニット40に対して出力されて、1度数分のパチンコ玉(ここでは25個)が玉払出ユニット40から払い出され、Sb10に進む。なお玉払出ユニット40から払い出されたパチンコ玉は、ノズル41を介して現金機70の上皿72に供給される。即ち第一実施形態に係る台間機5Xにおいては、このSb9により、現金機70に対応して玉払出ユニット40からパチンコ玉を提供することができる。Sb10では制御基板60のRAMに記憶されている度数から1度数が減算更新され、Sb11で更新後の度数が度数表示器32に表示され、Sb12に進む。
【0146】なおSb9〜Sb11の玉貸動作では、1度数分のパチンコ玉(ここでは25個)が玉払出ユニット40から払い出される毎に、制御基板60のRAMに記憶されている度数から1度数が減算更新され、更新後の度数が度数表示器32に表示されているが、これに限らず、セットされた度数分のパチンコ玉が玉払出ユニット40から一括して払い出された後に、制御基板60のRAMに記憶されている度数からセットされた度数が一括して減算更新され、更新後の度数が度数表示器32に表示されるようにしても良い。
【0147】Sb12ではSb9〜Sb11の玉貸動作がセットされた度数に達したか否かの判断が行われる。このSb12で玉貸動作がセットされた度数に達していない(NO)と判断される場合には、Sb9に戻ってセットされた度数に達するまで玉貸動作が行われる。一方、Sb12で玉貸動作がセットされた度数に達した(YES)と判断される場合には、Sb13で玉貸情報(台間機ID,カードID,玉貸度数)が管理装置90に送信され、Sb14に進む。
【0148】Sb14では管理装置90から送信される売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知の受信を待機し、該完了通知が有ると判断される場合には、Sb15に進む。Sb15では制御基板60のRAMに記憶されている度数(即ち残度数)が零であるか否かが判断される。このSb15で残度数が零でない(NO)と判断される場合には、Sb6に戻る。一方、Sb15で残度数が零である(YES)と判断される場合には、Sb16でプリペイドカード3がカードR/Wユニット30から前記カード挿通孔(図示外)を介して外部に設けられる記録媒体搬送装置(図示外)に向けて排出されて記録媒体収納部(図示外)に回収され、RETURNに進む。
【0149】図20は第一実施形態に係る台間機5YにおけるCR機用カード処理の処理内容を表すフローチャートである。なおCR機用カード処理は、前記現金機用カード処理におけるSb9に代えてSb9’〜Sb9”が行われるものであるため、前記の説明と同一の部分については同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0150】通信プログラムを含むCR機用カード処理プログラムに基づいて動作する台間機5Yにおいては、図20に示すように、CR機用カード処理が行われる。具体的には、前記Sb1〜Sb8により、前記現金機用カード処理と同様の処理が行われ、Sb9’に進む。
【0151】Sb9’では払出要求信号がCR機80に送信され、具体的には、払出要求信号が制御基板60からCR通信ユニット50に対して出力され、該払出要求信号がCR通信ユニット50から外部接続端子80aを介して玉払出制御基板86に送信され、Sb9”に進む。なお払出要求信号を受信したCR機80においては、1度数分のパチンコ玉(ここでは25個)が玉払出装置87から払い出され、CR機80の上皿82に供給される。Sb9”ではCR機80から送信されるパチンコ玉の払出が完了した旨の払出完了信号の受信を待機し、該払出完了信号の受信が有ると判断される場合には、前記Sb10に進む。即ち第一実施形態に係る台間機5Yにおいては、このSb9’〜Sb9”により、CR機80に対応してパチンコ玉を提供するための払出要求信号をCR通信ユニット50から出力し、該払出要求信号を受信したCR機80の内部からパチンコ玉を提供することができる。その後、前記Sb10〜Sb16により、前記現金機用カード処理と同様の処理が行われ、RETURNに進む。
【0152】図21は第一実施形態に係る管理装置90における管理装置メイン処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0153】第一実施形態に係る管理装置90においては、図21に示すように、ステップSc(以下単に「Sc」という。)1〜10により、台間機DB93a及びカードDB93bに対する情報の記録・管理を行う管理装置メイン処理が行われる。具体的には、まずSc1で台間機5X又は5Yから選択情報(台間機ID,接続されているユニット)の受信が有るか否かが判断される。このSc1で選択情報の受信が有る(YES)と判断される場合には、Sc4で台間機DB93aにおいて登録されている該当する台間機5についてユニットの接続状況が更新され、RETURNに進む。一方、Sc1で選択情報の受信が無い(NO)と判断される場合には、Sc2に進む。
【0154】Sc2では台間機5X又は5YからカードIDの受信が有るか否かが判断される。このSc2でカードIDの受信が有る(YES)と判断される場合には、Sc5でカードDB93bの登録情報に該カードIDが照合され、Sc6に進む。Sc6ではカードIDの照合が一致するか否かの判断が行われ、照合が一致する(YES)と判断される場合には、Sc7で該カードIDに該当するプリペイドカード3の度数が前記台間機に送信され、RETURNに進み、照合が一致しない(NO)と判断される場合には、Sc8で照合不一致が前記台間機に送信され、RETURNに進む。一方、Sc2でカードIDの受信が無い(NO)と判断される場合には、Sc3に進む。
【0155】Sc3では台間機5X又は5Yから玉貸情報(台間機ID,カードID,玉貸度数)の受信が有るか否かが判断される。このSc3で玉貸情報の受信が有る(YES)と判断される場合には、Sc9で台間機DB93aにおいて該当する台間機5の売上情報が更新されると共に、カードDB93bにおいて該当するプリペイドカード3の度数の情報が玉貸度数分だけ減算更新され、かつ使用度数の情報が玉貸度数分だけ加算更新されて、Sc10で売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が前記台間機に送信され、RETURNに進む。一方、Sc3で玉貸情報の受信が無い(NO)と判断される場合にも、RETURNに進む。
【0156】即ち第一実施形態に係る管理装置90においては、台間機DB93aにより、各台間機5毎に、各台間機5における各ユニットの接続状況に基づいて現金機70に対応する台間機5Xであるか,又はCR機80に対応する台間機5Yであるかが管理されると共に、現金機70に対応する売上,及びCR機80に対応する売上が区別して管理される。またカードDB93bにより、各プリペイドカード3における度数情報が管理される。
【0157】図22は第二実施形態に係る台間機10A,10B,10C,10D,又は10Eにおけるプログラム選択処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0158】第二実施形態に係る台間機10A,10B,10C,10D,又は10Eにおいては、図22に示すように、ステップSd(以下単に「Sd」という。)1〜13により、プログラム選択処理が行われる。具体的には、Sd1で各コネクタにおけるユニットの接続状況が認識され(図10の接続確認信号1〜4,接続応答信号1〜4を参照)、Sd2で認識したユニットの組み合わせパターンが特定され(図12を参照)、Sd3に進む。
【0159】Sd3では特定された組み合わせがパターンA(即ち紙幣識別ユニット20と玉払出ユニット40の組み合わせ)であるか否かが判断される。このSd3でパターンAである(YES)と判断される場合には、Sd8で後述する図23に示す現金機用貨幣処理が実行され、Sd13に進む。一方、Sd3でパターンAでない(NO)と判断される場合には、Sd4に進む。
【0160】以下同様に、Sd4では特定された組み合わせがパターンB(即ちカードR/Wユニット30と玉払出ユニット40の組み合わせ)であるか否かが判断され、YESと判断される場合には、Sd9で前記図19に示す現金機用カード処理が実行されてSd13に進み、NOと判断される場合にはSd5に進む。またSd5では特定された組み合わせがパターンC(即ち紙幣識別ユニット20とカードR/Wユニット30と玉払出ユニット40の組み合わせ)であるか否かが判断され、YESと判断される場合には、Sd10で後述する図24に示す現金機用貨幣・カード処理が実行されてSd13に進み、NOと判断される場合にはSd6に進む。
【0161】またSd6では特定された組み合わせがパターンD(即ちカードR/Wユニット30とCR通信ユニット50の組み合わせ)であるか否かが判断され、YESと判断される場合には、Sd11で前記図20に示すCR機用カード処理プログラムが実行されてSd13に進み、NOと判断される場合にはSd7に進む。さらにSd7では特定された組み合わせがパターンE(即ち紙幣識別ユニット20とカードR/Wユニット30とCR通信ユニット50の組み合わせ)であるか否かが判断され、YESと判断される場合には、Sd12で後述する図25に示すCR機用カード・貨幣処理プログラムが実行されてSd13に進み、NOと判断される場合にはSd1に戻る。
【0162】Sd13では組み合わせ情報(台間機ID,組み合わせパターン)が出力されて管理装置90に送信され、処理が終了する。即ち第二実施形態に係る台間機10A,10B,10C,10D,又は10Eにおいては、このSd1〜Sd13により、上段コネクタ11aに紙幣識別ユニット20が接続されているか否か,下段コネクタ15aにカードR/Wユニット30が接続されているか否か,及び中段コネクタ13aに玉払出ユニット40又はCR通信ユニット50のいずれが接続されているかが制御基板60’において自動的に認識され、該認識に基づいて動作プログラムが選択される。
【0163】図23は第二実施形態に係る台間機10Aにおける現金機用貨幣処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0164】現金機用貨幣処理プログラムに基づいて動作する台間機10Aにおいては、図23に示すように、ステップSe(以下単に「Se」という。)1〜7により、現金機用貨幣処理が行われる。具体的には、Se1で貨幣(ここでは千円紙幣)の受付を待機し、紙幣挿入口21から紙幣2の挿入が有ると判断される場合には、Se2で受け付けた紙幣2が紙幣識別ユニット20により識別され、Se3に進む。
【0165】Se3では紙幣2の識別結果が正常であるか否かが判断される。このSe3で紙幣2の識別結果が正常でない(NO)、即ち紙幣2を識別できないと判断される場合には、Se7で紙幣2が紙幣挿入口21から返却され、処理が終了する。一方、Se3で紙幣2の識別結果が正常である(YES)、即ち紙幣2を識別できたと判断される場合には、該紙幣2が紙幣識別ユニット20から前記紙幣挿通孔11bを介して外部に設けられる貨幣搬送装置(図示外)に向けて排出されて貨幣収納部(図示外)に回収され、Se4に進む。
【0166】Se4では払出信号が制御基板60’から玉払出ユニット40に対して出力されて、識別された貨幣金額に相当する所定数のパチンコ玉が玉払出ユニット40から払い出され、Se5に進む。なお玉払出ユニット40から払い出されたパチンコ玉は、ノズル41を介して現金機70の上皿72に供給される。Se5では玉貸情報(台間機ID,玉貸金額)が管理装置90に送信され、Se6に進む。Se6では管理装置90から送信される売上情報の更新が完了した旨の完了通知の受信を待機し、該完了通知が有ると判断される場合には、RETURNに進む。
【0167】第二実施形態に係る台間機10Bにおいては、前記現金機用カード処理プログラムに基づいて、前記図19に示すように、現金機用カード処理が行われる。ここで前記制御基板60には制御基板60’が対応する。
【0168】図24は第二実施形態に係る台間機10Cにおける現金機用貨幣・カード処理の処理内容を表すフローチャートである。なお現金機用貨幣・カード処理は、前記図19に示す現金機用カード処理及び前記図23に示す現金機用貨幣処理に、ステップSf(以下単に「Sf」という。)1〜5を付加したものであるため、前記の説明と同一の部分については同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0169】現金機用貨幣・カード処理プログラムに基づいて動作する台間機10Cにおいては、図24に示すように、Sb1でプリペイドカード3の受付を待機する。このSb1でカード挿入口31からプリペイドカード3の挿入が有ると判断される場合には、前記Sb2〜Sb12,及びSb17〜Sb19により、前記現金機用カード処理と同様の処理が行われ、Sb12からSf1に進む。一方、Sb1でカード挿入口31からプリペイドカード3の挿入が無いと判断される場合には、Sf1で貨幣(ここでは千円紙幣)の受付を待機する。このSf1で紙幣挿入口21から紙幣2の挿入が有ると判断される場合には、前記Se2〜Se4,及びSe7により、前記現金機用貨幣処理と同様の処理が行われ、Se4からSf1に進む。
【0170】Sf1では玉貸情報(台間機ID,カードID,玉貸度数又は玉貸金額)が管理装置90に送信され、Sf2に進む。Sf2では管理装置90から送信される売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知の受信を待機し、該完了通知が有ると判断される場合には、Sf3に進む。Sf3ではカードR/Wユニット30にプリペイドカード3が有るか否かが判断される。このSf3でプリペイドカード3が無い(NO)と判断される場合には、RETURNに進む。一方、Sf3でプリペイドカード3が有る(YES)と判断される場合には、Sf4に進む。
【0171】Sf4では制御基板60’のRAM62に記憶されている度数(即ち残度数)が零であるか否かが判断される。このSf4で残度数が零でない(NO)と判断される場合には、Sb6に戻る。一方、Sf4で残度数が零である(YES)と判断される場合には、Sf5でプリペイドカード3がカードR/Wユニット30から前記カード挿通孔(図示外)を介して外部に設けられる記録媒体搬送装置(図示外)に向けて排出されて遊技用記録媒体収納部(図示外)に回収され、RETURNに進む。
【0172】第二実施形態に係る台間機10Dにおいては、前記CR機用カード処理プログラムに基づいて、前記図20に示すように、CR機用カード処理が行われる。ここで前記制御基板60には制御基板60’が対応する。
【0173】図25は第二実施形態に係る台間機10EにおけるCR機用カード・貨幣処理の処理内容を表すフローチャートである。なおCR機用カード・貨幣処理は、前記図20に示すCR機用カード処理に、ステップSg(以下単に「Sg」という。)1〜2を付加したものであるため、前記の説明と同一の部分については同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0174】CR機用カード・貨幣処理プログラムに基づいて動作する台間機10Eにおいては、図25に示すように、前記Sb1〜Sb19により、前記図20に示す前記CR機用カード処理と同様の処理が行われるが、前記Sb6とSb17の間でSg1の処理が行われる点が異なる。
【0175】Sg1では紙幣挿入口21から紙幣2の挿入が有るか否かが判断される。このSg1で紙幣2の挿入が無い(NO)と判断される場合には、前記Sb17に進む。一方、Sg1で紙幣2の挿入が有る(YES)と判断される場合には、Sg2で後述する図26に示す追加入金処理が行われ、前記Sb6に戻る。
【0176】図26は第二実施形態に係る台間機10Eにおけるサブルーチンである追加入金処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0177】台間機10Eにおいては、図26に示すように、ステップSh(以下単に「Sh」という。)1〜17により、サブルーチンである追加入金処理が行われる。具体的には、前記の如く紙幣挿入口21から貨幣(ここでは千円紙幣)が挿入されると、Sh1で受け付けた紙幣2が紙幣識別ユニット20により識別され、Sh2に進む。
【0178】Sh2では紙幣2の識別結果が正常であるか否かが判断される。このSh2で紙幣2の識別結果が正常でない(NO)、即ち紙幣2を識別できないと判断される場合には、Sh7で紙幣2が紙幣挿入口21から返却され、処理が終了する。一方、Sh2で紙幣2の識別結果が正常である(YES)、即ち紙幣2を識別できたと判断される場合には、該紙幣2が紙幣識別ユニット20から前記紙幣挿通孔11bを介して外部に設けられる貨幣搬送装置(図示外)に向けて排出されて貨幣収納部(図示外)に回収され、Sh3に進む。
【0179】Sh3では制御基板60’のRAM62に記憶されている度数に、貨幣金額に相当する度数(ここでは10度数)が加算更新され、Sh4で入金情報(台間機ID,カードID,入金度数)が管理装置90に送信され、Sh5に進む。Sh5では管理装置90から送信される入金情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知の受信を待機し、該完了通知が有ると判断される場合には、Sh6に進む。Sh6では更新後の度数がCR機80の前面に設けられた度数表示器32に表示され、処理が終了する。
【0180】即ち台間機10Eにおいては、このSh1〜7により、識別された貨幣金額の範囲内における所定額(ここでは識別金額そのもの)に相当する有価価値の大きさをプリペイド度数に加算するための価値加算処理である追加入金処理が行われる。
【0181】図27は第二実施形態における管理装置90における管理装置メイン処理の処理内容を表すフローチャートである。
【0182】第二実施形態に係る管理装置90においては、図27に示すように、ステップSi(以下単に「Si」という。)1〜12により、台間機DB93a及びカードDB93bに対する情報の記録・管理を行う管理装置メイン処理が行われる。具体的には、まずSi1で台間機10A,10B,10C,10D,又は10Eから組み合わせ情報(台間機ID,組み合わせパターン)の受信が有るか否かが判断される。このSi1で組み合わせ情報の受信が有る(YES)と判断される場合には、Si4で台間機DB93aにおいて登録されている該当する台間機10について組み合わせパターンが更新され(図6(a)を参照)、RETURNに進む。一方、Si1で組み合わせ情報の受信が無い(NO)と判断される場合には、Si2に進む。
【0183】Si2では台間機10B,10C,10D,又は10EからカードIDの受信が有るか否かが判断される。このSi2でカードIDの受信が有る(YES)と判断される場合には、Si5でカードDB93bの登録情報に該カードIDが照合され、Si6に進む。Si6ではカードIDの照合が一致するか否かの判断が行われ、照合が一致する(YES)と判断される場合には、Si7で該カードIDに該当するプリペイドカード3の度数が前記台間機に送信され、RETURNに進み、照合が一致しない(NO)と判断される場合には、Si8で照合不一致が前記台間機に送信され、RETURNに進む。一方、Si2でカードIDの受信が無い(NO)と判断される場合には、Si3に進む。
【0184】Si3では台間機10A,10B,10C,10D,又は10Eから玉貸情報(台間機ID,カードID,玉貸金額又は玉貸度数)の受信が有るか否かが判断される。このSi3で玉貸情報の受信が有る(YES)と判断される場合には、Si9で台間機DB93aにおいて該当する台間機10の売上情報が更新されると共に(図6(a)を参照)、玉貸情報にカードID及び玉貸度数が含まれている場合には、カードDB93bにおいて該当するプリペイドカード3の度数の情報が玉貸度数分だけ減算更新され、かつ使用度数の情報が玉貸度数分だけ加算更新されて(図6(b)を参照)、Si10で売上情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が前記台間機に送信され、RETURNに進む。一方、Si3で玉貸情報の受信が無い(NO)と判断される場合には、Si11に進む。
【0185】Si11では台間機10Eから入金情報(台間機ID,カードID,入金度数)の受信が有るか否かが判断される。このSi11で入金情報の受信が有る(YES)と判断される場合には、Si12で台間機DB93aにおいて該当する台間機10Eの入金情報が更新されると共に(図6(a)を参照)、カードDB93bにおいて該当するプリペイドカード3の度数の情報が入金度数分だけ加算更新され、かつ入金度数の情報が加算更新されて(図6(b)を参照)、Si13で入金情報及び度数情報の更新が完了した旨の完了通知が台間機10Eに送信され、RETURNに進む。一方、Si4で入金情報の受信が無い(NO)と判断される場合にも、RETURNに進む。
【0186】即ち第二実施形態に係る管理装置90においては、台間機DB93aにより、各台間機10毎に、各台間機10における各ユニットの接続状況(即ち組み合わせパターン)に基づいて現金機70に対応する台間機10A,10Bであるか,又はCR機80に対応する台間機10C,10D,10Eであるかが管理されると共に、現金機70に対応する売上,CR機80に対応する売上,及び価値加算処理に供された金額が区別して管理される。またカードDB93bにより、各プリペイドカード3における度数情報が管理される。
【0187】[3.本発明の変形例]最後に、本発明の変形例について説明する。
【0188】上記の実施形態では、遊技機が、パチンコ玉が外部に払い出される通常のパチンコ機(現金機70又はCR機80)である例について説明したが、これに限らず、遊技機は、例えばメダルやパチンコ玉が外部に払い出されるスロットマシンやパチロット等であっても良く、その種類や形態は特に限定されない。
【0189】上記の実施形態では、遊技用装置(台間機5又は10)が、遊技機(現金機70又はCR機80)に対応して該遊技機の側部に設けられる例について説明したが、これに限らず、遊技用装置は、例えば遊技機の上部や下部に設けられるものでも良い。即ち遊技機と遊技用装置との配置関係は特に限定されない。
【0190】上記の実施形態では、一台の遊技機(現金機70又はCR機80)に対して一台の遊技用装置(台間機5又は10)が設けられる例について説明したが、これに限らず、例えば二台の遊技機に対して一台の遊技用装置が設けられるようにしても良い。即ち遊技機と遊技用装置の対応関係は特に限定されない。
【0191】上記の実施形態では、遊技用記録媒体(プリペイドカード3)が、非接触式の集積回路を搭載したカード状の記録媒体である例について説明したが、これに限らず、遊技用記録媒体は、接触式の集積回路を搭載した記録媒体でも良い。また遊技用記録媒体の記録領域は、集積回路のEEPROMには限られず、磁気により記録する記録領域や、文字,二次元コード(例えばバーコード),三次元コード,又は光干渉(例えばホログラム)等により記録する記録領域でも良い。また遊技用記録媒体は、記録領域の記録内容を遊技用記録媒体の表面に印字可能なものでも良い。また遊技用記録媒体の材質はプラスチック等の樹脂製には限られず、例えば金属製や紙製等であっても良い。さらに遊技用記録媒体の形状は長方形状には限られず、例えば正方形状,多角形状,円形状,楕円形状等でも良く、またコイン形状でも良い。
【0192】上記の実施形態では、遊技用記録媒体処理部(カードR/Wユニット30)が、非接触式の集積回路を搭載したカード状のICカードである遊技用記録媒体(プリペイドカード3)に対応して非接触式のICリーダ/ライタを備え、該集積回路の記録情報を読み取ると共に集積回路に対して情報を記録する例について説明したが、これに限らず、遊技用記録媒体の記録領域に対応して情報の読取/記録が可能なものであれば良い。即ち遊技用記録媒体処理部は、遊技用記録媒体の記録領域が接触式の集積回路である場合には、接触式のICリーダ/ライタを備えるものであれば良く、該記録領域が磁気により記録するものである場合には、磁気リーダ/ライタを備えるものであれば良く、該記録領域が文字,二次元コード,三次元コード,又は光干渉等により記録するものである場合には、それらを読取可能なスキャナ等を備えるものであれば良い。
【0193】上記の第一実施形態では、遊技機における遊技に使用可能な有価価値の大きさがプリペイド度数であり、該有価価値の大きさを特定可能な有価価値媒体がプリペイドカード3であり、該有価価値媒体を取り扱う有価価値媒体処理部がカードR/Wユニット30である例について説明したが、これに限らず、例えば有価価値媒体処理部は、貨幣金額を特定可能な貨幣(紙幣及び/又は硬貨)を取り扱う貨幣処理ユニットであっても良い。また有価価値媒体処理部は、遊技者が遊技を行うことにより該遊技者の所有となった有価価値の大きさが貯蓄されてなる貯蓄有価価値の大きさ(例えば貯玉数,貯メダル数等)を特定可能な情報(例えばカードID等)が記録された貯蓄有価価値特定用記録媒体(例えば貯玉カード等)を取り扱う貯玉カードR/Wユニットでも良い。また有価価値媒体処理部は、遊技者に付与された使用限度額を特定可能な情報が記録されたクレジットカードを取り扱うクレジットカードR/Wユニットや、遊技者が所有する預金金額を特定可能な情報が記録されたデビットカードを取り扱うデビットカードR/Wユニットでも良い。即ち有価価値の大きさは遊技機における遊技に使用可能な有価価値の大きさであれば良く、有価価値媒体は該有価価値の大きさを特定可能なものであれば良く、有価価値媒体処理部は該有価価値媒体を取り扱うものであれば良い。
【0194】さらに前記有価価値媒体処理部は、遊技用装置(台間機5)に着脱可能なユニットとされ、前記ユニット(カードR/Wユニット30,貨幣処理ユニット,貯玉カードR/Wユニット,クレジットカードR/Wユニット,デビットカードR/Wユニット)の一又は複数を組み合わせて用いるものであっても良い。この場合には、遊技用装置(台間機5)に、該ユニットが接続可能な接続部を複数設けると共に、前記記憶部(制御基板60のROM)に、該接続部に接続されたユニットに応じた複数のプログラムを記憶し、制御基板60の動作プログラムとして前記複数のプログラムからいずれかのプログラムが選択されるように構成する。
【0195】上記の第一実施形態では、接続部(コネクタ6a)において、遊技媒体払出ユニット(玉払出ユニット40)を接続するためのコネクタと通信ユニット(CR通信ユニット50)を接続するためのコネクタが共通である例について説明したが、これに限らず、該コネクタは、図10(c)に示す如く、別個のものであっても良い。逆に上記の第二実施形態では、第三接続部(中段コネクタ13a)において、図5(c)に示すように、遊技媒体払出ユニット(玉払出ユニット40)を接続するためのコネクタと通信ユニット(CR通信ユニット50)を接続するためのコネクタが別個である例について説明したが、これに限らず、該コネクタは、共通のものであっても良い。
【0196】上記の第二実施形態では、遊技用装置(台間機10)において、上から順に第一接続部(上段コネクタ11a),第三接続部(中段コネクタ13a),第二接続部(下段コネクタ15a)の各接続部が設けられている例について説明したが、これに限らず、遊技用装置における各接続部の上下方向の位置関係は任意である。例えば遊技機が、メダルを遊技媒体として遊技を行うスロットマシンである場合には、該スロットマシンは下部にメダル受け皿を有していることから、メダル貸出用の遊技用装置は、記録媒体受付ユニット(カードR/Wユニット)が接続可能な第二接続部を中段に設け、遊技媒体払出ユニット(メダル払出ユニット)が接続可能な第三接続部を下段に設けることが好ましい。
【0197】上記の第二実施形態では、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)が、貨幣として紙幣を受け付ける例について説明したが、これに限らず、貨幣は硬貨であっても良い。この場合には、遊技用装置(台間機10)に、硬貨投入口,硬貨通路,硬貨選別機,硬貨返却ボタン,硬貨返却口等を備えるように構成し、識別された硬貨を遊技用装置の外部に設けられる貨幣搬送機構にて搬送するように構成する。なお貨幣として紙幣と硬貨の双方を受け付けるようにしても良い。
【0198】上記の第二実施形態では、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)が、紙幣挿入口21から有体物である紙幣の挿入を受け付ける例について説明したが、これに限らず、貨幣識別ユニットは、無体物である貨幣(例えば電子マネー等の貨幣金額に相当する金額データ)を接触又は非接触で受け付けるものでも良い。
【0199】上記の第二実施形態では、第一接続部(上段コネクタ11a)が、図8(d)に示すように、紙幣挿通孔11bの側方(ここでは正面視で左側)に突設されている例について説明したが、これに限らず、該第一接続部は、例えば紙幣挿通孔11bの上方又は下方に設けられるものでも良い。即ち第一接続部は、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)の貨幣排出口を回避する位置にて貨幣識別ユニットと接続されれば良い。なお貨幣識別ユニットは、識別された貨幣を貨幣排出口から外部に排出するものには限られず、該貨幣を遊技用装置(台間機10)の内部に貯留するものでも良い。
【0200】上記の第二実施形態では、遊技用有価価値の大きさが前払い有価価値の大きさ(プリペイド度数)である例について説明したが、本発明はこれに限られず、遊技用有価価値の大きさは、プリペイド入金又は追加入金に供された前払い金額そのものでも良く、遊技者が遊技を行うことにより該遊技者の所有となった有価価値の大きさが貯蓄されてなる貯蓄有価価値の大きさ(貯玉数,貯メダル数)でも良く、該貯蓄有価価値の大きさに相当する金額でも良い。即ち遊技用有価価値の大きさは、遊技に使用可能な有価価値の大きさであれば良い。
【0201】上記の実施形態では、記録媒体受付ユニット(カードR/Wユニット30)が、カード挿入口31から記録媒体(プリペイドカード3)の挿入を受け付ける例について説明したが、これに限らず、記録媒体受付ユニットは、所定の部位に載置される記録媒体を受け付けるものや、所定の領域内にある記録媒体を非接触で受け付けるものでも良い。
【0202】上記の第二実施形態では、第二接続部(下段コネクタ15a)が、前記上段コネクタ11aと同様に、記録媒体挿通孔(図示外)の側方に突設されている例について説明したが、これに限らず、該第二接続部は、例えば記録媒体挿通孔の上方又は下方に設けられるものでも良い。即ち第二接続部は、記録媒体受付ユニット(カードR/Wユニット30)の記録媒体排出口を回避する位置にて記録媒体受付ユニットと接続されれば良い。
【0203】なお記録媒体受付ユニットは、遊技用有価価値の大きさが零となった遊技用記録媒体を記録媒体排出口から排出するものには限られず、該遊技用記録媒体を遊技用装置(台間機5又は10)の内部に貯留するものでも良い。また該排出(回収)のタイミングも、遊技用有価価値の大きさが零となった直後には限られず、例えば遊技用有価価値の大きさが零となってから所定時間が経過した場合や、遊技用有価価値の大きさが零となった際に記録媒体受付ユニットの内部に留保した後に次なる遊技用記録媒体(プリペイドカード3)が受け付けられた場合等でも良い。即ち前記排出(回収)のタイミングは特に限定されず、遊技用有価価値の大きさが零となったことに基づいて回収されるものであれば良い。
【0204】上記の実施形態では、度数表示器32,玉貸ボタン33,返却ボタン34,玉貸単位度数表示器35,及び玉貸単位度数設定ボタン36が、着脱パネル7a,7bや、中段パネル14b,14cや、CR機80の前面に設けられる例について説明したが、これに限らず、これらの機器の一部又は全部が、例えば遊技用装置(台間機5又は10)に設けられるタッチパネル式のディスプレイに、操作を受付可能な態様で表示されるようにしても良い。またこれらの機器は、着脱パネル7a,7bや、中段パネル14b,14cにおいて、ノズル41の上側に配置されるものには限られず、ノズル41の下側に配置されるものでも良い。
【0205】上記の第二実施形態では、台間機10A又は10Cにおいて、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)にて識別された貨幣金額のすべて(即ち全額)に相当する数の遊技媒体(パチンコ玉)が払い出される例について説明したが、これに限らず、識別された貨幣金額の範囲内における所定額に相当する数の遊技媒体が払い出されるものでも良い。この場合には、所定額を選択可能な操作部が設けられ、また紙幣や硬貨を内部にストックする釣銭払出装置が設けられて、識別された貨幣金額から所定額を差し引いた釣銭が、内部にストックされた紙幣や硬貨によって払い出されるように構成される。
【0206】上記の第二実施形態では、台間機10Eにおいて、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)にて識別された貨幣金額のすべて(即ち全額)に相当する有価価値の大きさがプリペイド度数に加算される例について説明したが、これに限らず、識別された貨幣金額の範囲内における所定額に相当する有価価値の大きさがプリペイド度数に対して加算されるものでも良い。この場合には、所定額を選択可能な操作部が設けられ、また紙幣や硬貨を内部にストックする釣銭払出装置が設けられて、識別された貨幣金額から所定額を差し引いた釣銭が、内部にストックされた紙幣や硬貨によって払い出されるように構成される。
【0207】上記の第二実施形態では、台間機10Eにおいて、貨幣識別ユニット(紙幣識別ユニット20)にて識別された貨幣金額に相当する有価価値の大きさがプリペイド残数に直ちに(即ち一枚の紙幣が挿入されると自動的に)加算される例について説明したが、これに限らず、例えば複数枚の紙幣が挿入され、所定の部位に設けられる入金ボタンが操作された場合に、該複数枚の紙幣の金額が合算されて価値加算(追加入金)が行われるものでも良い。
【0208】上記の実施形態では、遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)を減算又は加算するための処理が遊技用装置(台間機5又は10)にて行われ、実際の減算又は加算の処理は管理装置90にて行われる例について説明したが、これに限らず、実際の減算又は加算の処理も遊技用装置にて行われるようにしても良い。
【0209】上記の実施形態では、遊技用有価価値の大きさ(プリペイド度数)を特定可能な情報としてカードIDのみが記録媒体(プリペイドカード3)に記録され、遊技用有価価値の大きさは管理装置90のカードDB93bにて管理される例について説明したが、これに限らず、遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報としてプリペイド度数自体を記録媒体に記録して、遊技用有価価値の大きさを記録媒体のみ管理するようにしても良く、又はカードIDとプリペイド度数の双方を記録媒体に記録して、遊技用有価価値の大きさを管理装置90と記録媒体の双方で管理するようにしても良い。
【0210】上記の第一実施形態では、接続部(コネクタ6a)に接続されているユニットの認識が、選択スイッチ60bの切換により行われる例について説明したが、これに限らず、第二実施形態の如く、制御基板60において自動的に認識されるようにしても良い。逆に上記の第二実施形態では、各接続部(上段コネクタ11a,中段コネクタ13a,下段コネクタ15a)に接続されているユニットの認識が、制御基板60’において自動的に行われる例について説明したが、これに限らず、第一実施形態の如く、選択スイッチの切換により認識されるようにしても良い。
【0211】
【発明の効果】本発明に係る遊技用装置によれば、以下のような効果を奏する。
【0212】まず請求項1に係る遊技用装置によれば、接続部に接続される遊技媒体払出ユニットと通信ユニットを交換することにより、異なるタイプの遊技機に無駄なく対応できる。
【0213】また請求項2に係る遊技用装置によれば、ユニットの接続状況を手動で設定するためのスイッチが不要であると共に、該接続状況を認識するための作業効率が向上する。
【0214】また請求項3に係る遊技用装置によれば、外部装置にて各遊技用装置におけるユニットの接続状況に基づいて現金機に対応する遊技用装置であるか,又はCR機に対応する遊技用装置であるかを管理することができると共に、現金機に対応する遊技用装置の売上とCR機に対応する遊技用装置の売上を区別して管理することができる。
【0215】また請求項4に係る遊技用装置によれば、第一接続部,第二接続部,及び第三接続部の各接続部に接続される各ユニットの組み合わせにより、異なるタイプの遊技機に無駄なく対応できる。
【0216】また請求項5に係る発明によれば、現金機に対応し、貨幣金額を使用して遊技媒体払出ユニットから遊技媒体の払出を行う遊技用装置に対応できる。
【0217】また請求項6に係る発明によれば、現金機に対応し、遊技用有価価値の大きさを使用して遊技媒体払出ユニットから遊技媒体の払出を行う遊技用装置に対応できる。
【0218】また請求項7に係る発明によれば、現金機に対応し、貨幣金額又は遊技用有価価値の大きさを使用して遊技媒体払出ユニットから遊技媒体の払出を行う遊技用装置に対応できる。
【0219】また請求項8に係る発明によれば、CR機に対応し、遊技用有価価値の大きさを使用してCR機の内部から遊技媒体を払い出すための払出要求信号を通信ユニットから出力する遊技用装置に対応できる。
【0220】また請求項9に係る発明によれば、CR機に対応し、遊技用有価価値の大きさを使用してCR機の内部から遊技媒体を払い出すための払出要求信号を通信ユニットから出力する遊技用装置に対応できると共に、価値加算処理ができるという拡張性に富む遊技用装置を構成できる。
【0221】また請求項10に係る遊技用装置によれば、第一接続部が排出される貨幣の邪魔になることがなく、貨幣の回収をスムーズに実施できる。
【0222】また請求項11に係る遊技用装置によれば、第二接続部が排出される記録媒体の邪魔になることがなく、記録媒体の回収をスムーズに実施できる。
【0223】また請求項12に係る遊技用装置によれば、各ユニットの接続状況を手動で設定するためのスイッチが不要であると共に、該接続状況を認識するための作業効率が向上する。
【0224】また請求項13に係る遊技用装置によれば、外部装置にて各遊技用装置における各ユニットの接続状況に基づいて現金機に対応する遊技用装置であるか,又はCR機に対応する遊技用装置であるかを管理することができると共に、現金機に対応する遊技用装置の売上,CR機に対応する遊技用装置の売上,及び価値加算処理に供された金額を区別して管理することができる。
【0225】さらに請求項14に係る遊技用装置によれば、所定の有価価値の大きさ(所定額又は所定の遊技用有価価値の大きさ)に相当する遊技媒体数が変更された場合(例えば100円に相当するパチンコ玉数が25個から24個に変更された場合)であっても、プログラムを変更することにより容易に対応できる。
【出願人】 【識別番号】000144153
【氏名又は名称】株式会社三共
【出願日】 平成13年9月27日(2001.9.27)
【代理人】 【識別番号】100107951
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 勉 (外2名)
【公開番号】 特開2003−79922(P2003−79922A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−296184(P2001−296184)