| 【発明の名称】 |
遊技情報の提供方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 美司 【住所又は居所】大阪府中央区城見1丁目2番27号 アルゼ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】呼び込みの宣伝効果を生じさせ、集客力の向上を図ることができる遊技情報の提供方法を提供すること。
【解決手段】遊技機を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店に設置された遊技店端末機と、携帯用端末機とを含む双方向短距離無線接続により、上記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う遊技情報の提供方法であって、上記遊技店端末機が、該遊技店端末機からの上記双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った携帯用端末機に対して、該遊技店端末機との接続を確立させる接続確立ステップ、及び、上記遊技店端末機が、上記遊技店に関する情報、並びに、上記遊技店に備えられた遊技機に関する情報を、該遊技店端末機との接続を確立した携帯用端末機に表示させることにより、遊技情報の提供を行う遊技情報提供ステップを含むことを特徴とする遊技情報の提供方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店に設置された遊技店端末機と、携帯用端末機とを含む双方向短距離無線接続により、前記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う遊技情報の提供方法であって、前記遊技店端末機が、該遊技店端末機からの前記双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った携帯用端末機に対して、該遊技店端末機との接続を確立させる接続確立ステップ、及び、前記遊技店端末機が、前記遊技店に関する情報、並びに、前記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を、該遊技店端末機との接続を確立した携帯用端末機に表示させることにより、遊技情報の提供を行う遊技情報提供ステップ、を含むことを特徴とする遊技情報の提供方法。 【請求項2】 ブルートゥース(bluetooth)方式を用いた双方向短距離無線接続により、前記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う請求項1に記載の遊技情報の提供方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に係る遊技情報の提供方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機(以下、単に、遊技機ともいう)を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店では、例えば、店内に設置された各遊技機についての前日の払い戻し率や大当たり率等を、店内に貼り出すことにより、遊技者に対する遊技情報の提供を行っている。このような遊技者に対する遊技情報の提供は、遊技者へのサービスとして行われるのみでなくに、遊技店側の広告方法の一つとして行なわれており、集客力向上の目的も有している。 【0003】遊技者にとって、このような遊技情報は、どの遊技機で遊技を行うかを選択するための重要な指針となり、遊技者は、そのような情報を基に、払い戻し率や大当たり率の高い遊技機を探して遊技を行うのである。 【0004】しかしながら、遊技店内に貼り出される遊技情報は、大抵、前日又は前日以前の遊技情報であり、情報としての新鮮さや信頼性等を喪失しているおそれがある。すなわち、遊技店側が遊技機の設定を変更することにより、遊技機の払い戻し率や大当たり率等が変化するため、例えば、遊技者が、遊技機の前日の払い戻し率や大当たり率等の遊技情報を入手しても、そのときには、既に遊技機の払い戻し率や大当たり率が変わってしまっているというおそれがあるのである。 【0005】近年、遊技者に対して遊技情報を提供するための端末機が遊技店に設置されたり、そのような端末機に接続することにより遊技情報を受信することができる専用の端末機が提供されたりしている。このような端末機は、遊技店内に設置された複数の遊技機と直接接続されており、リアルタイムで遊技機から遊技情報を取得することができるため、遊技者は常に新鮮な遊技情報を入手することができる。従って、遊技者は、そのように新しい遊技情報に基づいて遊技機を選択することにより、払い戻し率や大当たり率のより高い遊技機で遊技を行うことができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのような遊技情報の提供方法では、遊技者が遊技店の中に入らなければ遊技情報を提供することができないため、呼び込みの宣伝効果が得られず、遊技店に入る意思をはっきり持たない者に対して、遊技を行おうとする意欲を掻き立てることにより入店を促すことができず、集客力の向上という目的を充分に達成することができなかった。 【0007】本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技店の中に入らなくても遊技情報を入手することができるようにすることにより、遊技店に入る意思をはっきり持たない者に対して、遊技を行おうとする意欲を掻き立てて入店を促す、所謂呼び込みの宣伝効果を生じさせ、集客力の向上を図ることができる遊技情報の提供方法を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成するために、本発明は、遊技店端末機からの双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った携帯用端末機に対して、該遊技店端末機との接続を確立させ、遊技店や、該遊技店に備えられた遊技機に関する情報を、上記携帯用端末機に表示することにより、遊技情報の提供を行うことを特徴とする。 【0009】より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。 (1)弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店に設置された遊技店端末機と、携帯用端末機とを含む双方向短距離無線接続により、上記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う遊技情報の提供方法であって、上記遊技店端末機が、該遊技店端末機からの上記双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った携帯用端末機に対して、該遊技店端末機との接続を確立させる接続確立ステップ、及び、上記遊技店端末機が、上記遊技店に関する情報、並びに、上記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を、該遊技店端末機との接続を確立した携帯用端末機に表示させることにより、遊技情報の提供を行う遊技情報提供ステップ、を含むことを特徴とする。 【0010】(1)の発明によれば、携帯用端末機を所持した者が、上記遊技店端末機からの上記双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った場合、すなわち、上記遊技店端末機が設置された遊技店に近づいた場合、上記遊技店に関する情報や、上記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を、上記携帯用端末機に表示させることができるため、遊技店に入る意思をはっきり持たない者に対しても、上述したような遊技情報を提供することが可能になる。その結果、呼び込みの宣伝効果により、このような遊技店に入ろうとしていない者に対しても、遊技を行おうという意欲を掻き立てて入店を促すことができ、集客力の向上を図ることができる。 【0011】また、本発明の遊技情報を提供方法によれば、携帯用端末機を所持した者は、上記遊技店端末機が設置された遊技店に近づくだけで、上記遊技店に関する情報や、上記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を入手することができる。従って、遊技を行う意思があっても遊技を行う余裕が無い者に対しても、その遊技店に行って遊技を行おうという意欲を掻き立てることができ、遊技店に足を向けるきっかけともなり得る。 【0012】本発明は、さらに、以下のようなものを提供する。 (2) 上記(1)に記載の遊技情報の提供方法であって、ブルートゥース(bluetooth)方式を用いた双方向短距離無線接続により、上記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行うことを特徴とする。 【0013】(2)の発明によれば、伝送出力(電力)が小さいブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続により、上記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行うため、携帯用端末機における消費電力を抑えることができる。このように、消費電力を抑えることは、バッテリー等を搭載しなければならない携帯用端末機において、特に重要な要素である。また、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続によれば、遊技店端末機から複数の携帯用端末機に対して、同時に遊技情報を提供することが可能となるため、個別に遊技情報を提供する場合に比べて、飛躍的な集客力の向上を図ることができる。 【0014】また、ブルートゥース(bluetooth)方式を用いた双方向短距離無線接続により、携帯用端末機に対する遊技情報の提供を行う際、設備費用を低く抑えることができるため、比較的容易に双方向短距離無線接続を構築するための設備を設けることができ、この方式による携帯用端末機への遊技情報の提供を行ない得る。 【0015】[用語の定義等]本明細書において、「弾球遊技機」とは、通常、パチンコと呼ばれている遊技装置をいい、「回胴式遊技機」とは、通常、パチスロと呼ばれている遊技装置をいう。また、「弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店」とは、弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機が設置され、上記弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機による遊技を提供する店をいい、通常、パチンコホール等と呼ばれる店である。以下の説明において、弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機を、単に、遊技機ともいうことにする。 【0016】「双方向短距離無線接続」とは、互いに近くに設置された複数の機器が、双方向に信号を送受信することができるように、無線により接続された状態(ネットワーク)をいい、本発明においては、遊技店端末機と携帯用端末機とを含む複数の機器が、双方向に信号を送受信することができるように、無線により接続された状態(ネットワーク)をいう。また、「双方向短距離無線接続の到達範囲」とは、上記双方向短距離無線接続における信号の到達可能な範囲をいう。 【0017】「遊技店端末機」とは、遊技店、又は、該遊技店に関連する施設に設置された端末機であって、該遊技店及び該遊技店に設置された遊技機に関する遊技情報を記憶することができ、携帯用端末機との双方向短距離無線接続を確立することが可能な端末機をいう。上記遊技店端末機は、該遊技店に設置された遊技機と、ケーブル等により直接接続されることにしてもよい。この場合、上記遊技店端末機は、遊技機から出力される信号を受信し、該信号に基づいて遊技情報を生成して記憶することが可能になる。上記遊技店端末機としては、例えば、パーソナルコンピュータであってもよく、上述した機能を有する専用機であってもよい。なお、以下の説明においては、遊技店端末機を操作する者を、遊技店端末機操作者ともいうことにする。通常、遊技店端末機操作者は、上述した弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機を用いた遊技の提供を業として行なっている遊技店に所属(勤務)する者である。 【0018】「携帯用端末機」とは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノート型PCともいう)や、PDA(Personal Digital Assistants)や、携帯電話機等の端末機であって、遊技店端末機との双方向短距離無線接続を確立することができる端末機をいう。なお、以下の説明においては、携帯用端末機を操作する者を、携帯用端末機操作者ともいうことにする。携帯用端末機操作者と遊技者とは、必ずしも一致せず、遊技を行わない携帯用端末機操作者、すなわち、遊技者ではない携帯用端末機操作者であっても、携帯用端末機を操作することにより、遊技店に関する情報や、上記遊技店に設置された遊技機に関する情報を入手することが可能である。 【0019】「遊技店に関する情報」とは、例えば、遊技店の名称や、該遊技店の所在地等の情報をいう。また、「遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報」とは、例えば、機種の名称や、払い戻し率や、大当たり率等の情報をいう。なお、払い戻し率とは、弾球遊技機においては、払い出された遊技球の数を、打ち出した遊技球の数で除した値をいい、回胴式遊技機においては、払い出されたメダルの枚数を、投入したメダルの枚数で除した値をいう。また、大当たり率とは、弾球遊技機においては、大当たり状態が発生した回数を、遊技球が入賞口に入って遊技が開始された回数で除した値をいい、回胴式遊技機においては、大当たり状態が発生した回数を、メダルを投入して遊技を行った回数で除した値をいう。ただし、遊技店に関する情報と、遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報とは、上述した例に限定されるものではない。なお、以下の説明においては、遊技店に関する情報と、遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報とを、単に、遊技情報ともいうことにする。 【0020】「ブルートゥース(Bluetooth)方式」とは、10mの到達範囲を有する双方向短距離無線接続に用いる無線伝送方式として、複数の会社間で共同開発されたものであり、独自のプロトコルスタックを有する。伝送出力(電力)は1mWと非常に僅かである。また、選択的に100mまでの到達範囲とすることも可能である。上述した到達範囲は、常に一定ではなく、通信機器間、すなわち、遊技店端末機と携帯用端末機との間の障害物や電波状況等によって変化する。 【0021】ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続による伝送には、2.4GHz(2402〜2480MHz)の周波数帯域が用いられる。しかし、上記伝送には、2402〜2480MHzの79MHzの周波数幅が同時に用いられることはなく、同時には1MHzの周波数幅が用いられ、上記1MHzの周波数幅が所定の周期、例えば625μsecごとに、79MHzの周波数幅の範囲内でランダムに変化(ホッピング)する。このようなブルートゥース方式における通信方式は、周波数ホッピング型スペクトル拡散方式と呼ばれる方式であるが、この通信方式は、ブルートゥース方式に特有の通信方式ではなく、従来公知の通信方式である。 【0022】ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続における機器は、上記双方向短距離無線接続を制御しながら通信を行うマスタ(Master)、又は、上記マスタの制御を受けながら通信を行うスレーブ(Slave)として機能し、双方向短距離無線接続を構成する。この双方向短距離無線接続は、ブルートゥース方式において、ピコネット(Piconet)と呼ばれるものであり、同一ピコネットを構成する機器は、周波数軸と時間軸とにおいて同期している状態でなければならない。 【0023】しかしながら、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続を行う機器は、双方向短距離無線接続を確立していない間、上述したように、周波数帯域をランダムに変化させており、また、上記機器に備えられたカウンタの値もそれぞれ異なっている。すなわち、ピコネットを構成していない機器は、周波数軸と時間軸とにおいて同期していない状態にある。 【0024】従って、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続におけるマスタとスレーブとは、相互にブルートゥースアドレスやブルートゥースクロック等を伝送し、それぞれが上記ブルートゥースアドレスやブルートゥースクロック等を認識して、周波数軸と時間軸とを同期させる処理を行うことにより、ピコネットを構成する。 【0025】また、ブルートゥース方式では、マスタとスレーブとが秩序を保って通信を行うために、時分割スロット多重(TDD:Time Division Duplex)と呼ばれる技術が用いられており、時間軸におけるマスタとスレーブとの間での通信の方向性が定められている。 【0026】さらに、1つのピコネットには、1つのマスタと、最大7つのスレーブとが参加して、同時に通信を行うことが可能であるが、一のピコネットにおけるスレーブは、他のピコネットのマスタとなることが可能であり、そのようにして、複数のピコネットからなるネットワークであるスキャターネット(Scatternet)を構築することも可能である。 【0027】本明細書において、ブルートゥース方式における双方向短距離無線接続とは、ピコネットのみではなく、スキャターネットを含む。以下の説明においては、ピコネットとスキャターネットとを、単に、ブルートゥース方式における双方向短距離無線接続ともいうこととする。 【0028】本発明の遊技情報の提供方法において、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続により、携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う場合には、遊技店端末機はマスタとして機能し、携帯用端末機は少なくともスレーブとして機能する。 【0029】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の遊技情報の提供方法に係る双方向短距離無線接続(ネットワーク)の一例を模式的に示すブロック図である。 【0030】遊技店端末機11は、遊技店13内に設置されており、弾球遊技機18aと回胴式遊技機18bとが、遊技店13内に設置されている。遊技店端末機11は、弾球遊技機18a及び回胴式遊技機18b(以下、遊技機18ともいう)とケーブル等により接続されており、リアルタイムで遊技機18から遊技状況に応じて出力される信号を受信し、該信号に基づいて遊技情報を生成して記憶する。 【0031】なお、本発明において、遊技店端末機11と遊技機18とは、必ずしも、上述したように、リアルタイムで遊技機18から遊技状況に応じて出力される信号に基づいて遊技情報を生成する必要はなく、遊技店端末機操作者により遊技店端末機11に直接入力された遊技情報を記憶することとしてもよい。 【0032】また、遊技店端末機11からの双方向短距離無線接続の到達範囲15内に入った携帯電話機12a、PDA12b及びノート型PC12c(以下、携帯用端末機12ともいう)は、遊技店端末機11からの命令に基づいて、遊技店端末機11との双方向短距離無線接続を確立している。 【0033】上述した双方向短距離無線接続において、遊技店端末機11が、記憶している遊技情報を、遊技店端末機11との接続を確立した携帯用端末機12に、双方向短距離無線接続を介して送信し、上記遊技情報を、携帯用端末機12に表示させることにより、携帯用端末機操作者に対して遊技情報の提供を行うことができる。 【0034】図2は、遊技店端末機11の構成を模式的に示すブロック図である。制御手段111は、CPUやメモリ等を備えた第一制御手段111aと、双方向短距離無線接続に用いられる送受信手段116とから構成されている。第一制御手段111aは、各部の制御や、データの転送、種々の演算、遊技情報の一時的な格納等を行う。また、制御手段111は、後述する通信手段114に接続された遊技機18から遊技状況に応じて出力される信号をリアルタイムで受信し、遊技情報を生成する。 【0035】送受信手段116は、例えば、チップセットやモジュール等を備え、携帯用端末機12との双方向短距離無線接続の確立、及び、携帯用端末機12への上記双方向短距離無線接続を介した遊技情報の伝送等を行う。また、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続により遊技情報の提供を行う場合には、送受信手段116は、ブルートゥース方式に用いられるプログラム等を記憶したブルートゥースチップセットや、ブルートゥースモジュール等を備える。以下の説明においては、第一制御手段111aと送受信手段116とを、単に、制御手段111として説明することにする。なお、双方向短距離無線接続の確立、及び、双方向短距離無線接続を介した遊技情報の伝送については、後で詳述することにする。 【0036】遊技情報記憶手段112には、制御手段111により生成された遊技情報が、遊技情報ファイル115として記憶されている。なお、遊技情報記憶手段112に記憶される遊技情報は、上述したように、制御手段111が、遊技機18から受信した信号を基に生成した遊技情報に限定されず、例えば、遊技店端末機操作者により、遊技店端末機11に直接入力された遊技情報も、遊技情報ファイル115として、遊技情報記憶手段112に記憶される。図2に示すように、遊技情報ファイル115には、その名称と所在地とを含む遊技店に関する情報や、上記遊技店に備えられた遊技機に関する情報等が記憶されている。遊技情報ファイル115には、換金率に関する情報が記憶されていてもよい。換金率とは、例えば、回胴式遊技機の場合には、1枚一定の値段(通常、20円)で借りたメダルを換金する時のレートであり、何枚で100円になるかを表す。7枚交換であれば、換金率は7枚である。遊技店により換金率が異なり、この換金率により遊技者が獲得する景品等の金額に差がでてくるからである。 【0037】記憶手段113には、制御手段111及び通信手段114により用いられる制御プログラムや、携帯用端末機に表示させるファイルや、画像ファイル等が記憶されている。なお、遊技情報記憶手段112と、記憶手段113は、例えば、ハードディスク等の記憶装置から構成される。遊技情報記憶手段112と記憶手段113とは、同一の記憶装置から構成されていてもよく、異なる記憶装置から構成されていてもよい。通信手段114にはケーブル等を介して遊技機18が接続されており、制御手段111は、上述したように、通信手段114を介して、遊技機18から遊技状況に応じて出力される信号を受信することができる。 【0038】次に、携帯用端末機12について、図面を用いて説明する。図3は、携帯用端末機12のうちの一つである携帯電話機12aの構成を模式的に示すブロック図である。なお、図中において、白抜きの矢印は、データとなる信号を示し、ハッチングが施された矢印は、音声となる信号(低周波数信号)を示す。 【0039】制御手段121は、CPUやメモリ等を備えた第一制御手段121aと、送受信手段126とから構成されている。第一制御手段121aは、各部の制御や、データの転送、種々の演算等を行い、また、電話番号等の情報を記憶する。送受信手段126は、例えば、チップセットやモジュール等を備え、遊技店端末機11との双方向短距離無線接続の確立、及び、遊技店端末機11への上記双方向短距離無線接続を介した遊技情報の伝送等を行う。また、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続により遊技情報の提供を行う場合には、送受信手段126は、ブルートゥース方式に用いられるプログラム等を記憶したブルートゥースチップセットや、ブルートゥースモジュール等を備える。以下の説明においては、第一制御手段111aと送受信手段116とを、単に、制御手段111として説明することにする。なお、双方向短距離無線接続の確立、及び、双方向短距離無線接続を介した遊技情報の伝送については、後で詳述することにする。 【0040】制御手段121には、例えば、複数のボタン等からなる操作入力手段122が接続されている。携帯用端末機操作者により操作入力手段122が操作されると、操作入力手段122は、操作された内容に応じた操作信号を制御手段121に送信する。制御手段121は、受信した操作信号を制御命令に変換し、上記制御命令に基づいて各部の制御を行う。 【0041】制御手段121には、表示部123が接続されており、上述した制御命令等に応じた画像が表示される。また、表示部123には、遊技店端末機11から双方向短距離無線接続を介して取得する遊技情報が表示される。表示部123としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等が用いられる。なお、表示部123に表示される遊技情報については、後で詳述することにする。 【0042】また、制御手段121には、移動無線通信手段124が接続されており、移動無線通信手段124には、LFコントローラ/アンプ127を介して、スピーカ128及びマイクロフォン129が接続されている。移動無線通信手段124は、アンテナ(図示せず)を備えており、発呼信号の送信や、着呼信号の受信等を行う。さらに、移動無線通信手段124は、通話中において音声信号の送受信を行う。例えば、携帯用端末機操作者の音声(音声信号)は、マイクロフォン129を介してLFコントローラ/アンプ127に供給され、さらに、移動無線通信手段124を介して、通話先(中継局)に送信される。このような通話方法については、従来公知の方法により行うことができる。 【0043】次に、本発明の遊技情報の提供方法について、図1〜図5を用いて説明する。なお、以下の説明においては、ブルートゥース方式を用いた双方向短距離無線接続により、上記携帯用端末機に対して遊技情報の提供を行う場合について説明する。 【0044】図4は、本発明の遊技情報の提供方法において、遊技店端末機11が実行する処理を示すフローチャートである。遊技店端末機11及び携帯用端末機12は、予め起動していることとし、遊技店端末機11はブルートゥース方式におけるマスタとして機能することとする。また、携帯用端末機12は、他の機器との双方向短距離無線接続が確立されていない状態であり、常に同じパターンで変調を繰り返す処理を行いながら他の機器からの信号の送信を待機している状態にあることとする。なお、上述した処理状態は、ブルートゥース方式における待ち受け状態(Standby)に相当する処理状態である。 【0045】A.接続確立ステップ接続確立ステップにおいて、遊技店端末機11は、遊技店端末機11からの双方向短距離無線接続の到達範囲内に入った携帯用端末機12に対して、遊技店端末機との接続を確立させる処理を行う。 【0046】まず、制御手段111は、遊技店端末機11からの双方向短距離無線接続の到達範囲に、携帯用端末機12が入ったか否かを判断する(ステップS101)。すなわち、制御手段111は、上記双方向短距離無線接続の到達範囲内に、問い合わせ信号を送信(ブロードキャスト)し、携帯用端末機12からの応答信号を受信したか否かを判断するのである。このとき、制御手段111は、携帯用端末機12からの応答信号により、携帯用端末機12に関する情報を取得することができる。携帯用端末機12に関する情報とは、ブルートゥース方式における双方向短距離無線接続に必要なブルートゥースアドレスやブルートゥースクロック等に関する情報である。携帯用端末機12が入っていないと判断した場合、すなわち、携帯用端末機12からの応答信号を受信しなかった場合、処理をステップS101に戻す。なお、ステップS101において、遊技店端末機11は、ブルートゥース方式における問い合わせ状態(Inquiry)に相当する処理状態にある。 【0047】一方、双方向短距離無線接続の到達範囲内に携帯用端末機12が入ったと判断した場合、すなわち、携帯用端末機12からの応答信号を受信した場合、制御手段111は、携帯用端末機12に対して呼出信号を送信し(ステップS102)、その後、携帯用端末機12からの受信確認信号を受信したか否かを判断する(ステップS103)。上記受信確認信号を受信していないと判断した場合、処理をステップS102に戻し、再度、呼出信号を送信する。ステップS103は、後述するステップS204に対応する処理である。 【0048】ステップS103において、携帯用端末機12からの受信確認信号を受信した場合、制御手段111は、遊技店端末機11に関する情報を有する情報信号を送信する(ステップS104)。その結果、携帯用端末機12に対して、遊技店端末機11に関する情報を提供することができる。遊技店端末機11に関する情報とは、上述した携帯用端末機12に関する情報と同様に、ブルートゥース方式における双方向短距離無線接続に必要なブルートゥースアドレスやブルートゥースクロック等に関する情報である。なお、ステップS102〜S104において、遊技店端末機11は、ブルートゥース方式における呼出状態(Page)に相当する処理状態にある。 【0049】上述したステップS101〜S104を経ることにより、遊技店端末機11は、携帯用端末機12の双方向短距離無線接続に必要な情報を入手し、携帯用端末機12に対して、遊技店端末機11の双方向短距離無線接続に必要な情報を提供する。そして、遊技店端末機11は、それらの情報に基づいて、携帯用端末機12に対して、遊技店端末機11との周波数軸及び時間軸の同期を確立させ、遊技店端末機11との接続を確立させるのである。 【0050】B.遊技情報提供ステップ遊技情報提供ステップにおいて、遊技店端末機11は、遊技店に関する情報、及び、遊技店に備えられた遊技機に関する情報を、遊技店端末機11との接続を確立した携帯用端末機12に表示させることにより、遊技情報の提供を行う。 【0051】ステップS102の処理を実行した後、制御手段111は、携帯用端末機12との間で、セキュリティに係る処理等、例えば、接続認証の処理や暗号化の設定等を行う(ステップS105)。なお、ステップS105において、遊技店端末機11は、ブルートゥース方式における接続状態(Connect)に相当する処理状態にある。 【0052】その後、制御手段111は、遊技情報記憶手段112に記憶された遊技情報を読み出して、携帯用端末機12に送信する(ステップS106)。なお、ステップS106において、遊技店端末機11は、ブルートゥース方式におけるデータ転送状態(Data Transfer)に相当する処理状態にある。その結果、携帯用端末機12の表示部123に、遊技情報が表示され、携帯用端末機操作者は、遊技情報を入手することができる。 【0053】次に、上述した遊技店端末機11が実行する処理に対応して、携帯用端末機12が実行する処理について、図5を用いて説明する。図5は、図4に示した遊技店端末機11が実行する処理に対応して、携帯用端末機12が実行する処理を示すフローチャートである。 【0054】まず、制御手段121は、携帯用端末機12が遊技店端末機からの双方向短距離無線接続の到達範囲に入ったか否かを判断する(ステップS201)。すなわち、制御手段121は、遊技店端末機11から送信(ブロードキャスト)された問い合わせ信号を受信したか否かを判断するのである。到達範囲に入っていないと判断した場合、処理をステップS201に戻す。 【0055】一方、双方向短距離無線接続の到達範囲に携帯用端末機12が入ったと判断した場合、すなわち、遊技店端末機11からの問い合わせ信号を受信した場合、携帯用端末機12は、マスタとして機能している遊技店端末機11のスレーブとして機能することになり、制御手段121は、遊技店端末機に対して応答信号を送信する(ステップS202)。上記応答信号には、ブルートゥース方式における双方向短距離無線接続に必要なブルートゥースアドレスやブルートゥースクロック等に関する情報が含まれている。従って、遊技店端末機11は、上記応答信号により、携帯用端末機12に関する情報を取得することができる。なお、ステップS201及びS202は、上述したステップS101に対応する処理であり、このとき、携帯用端末機12は、ブルートゥース方式における問い合わせ状態(Inquiry)に相当する処理状態にある。 【0056】次に、制御手段121は、遊技店端末機11から送信された呼出信号を受信したか否かを判断する(ステップS203)。受信していないと判断した場合には、処理をステップS203に戻す。なお、ステップS203は、上述したステップS102に対応する処理である。一方、呼出信号を受信したと判断した場合、制御手段121は、遊技店端末機11に対して、上記呼出信号を受信したことを示す受信確認信号を送信し(ステップS204)、遊技店端末機11から、遊技店端末機11に関する情報を有する情報信号を受信する(ステップS205)。その結果、携帯用端末機12は、遊技店端末機11に関する情報を取得することができる。なお、ステップS203〜S205において、携帯用端末機12は、ブルートゥース方式における呼出状態(Page)に相当する処理状態にある。 【0057】上述したステップS201〜S205を経ることにより、携帯用端末機12は、遊技店端末機11の双方向短距離無線接続に必要な情報を入手し、遊技店端末機11に対して、携帯用端末機12の双方向短距離無線接続に必要な情報を提供する。そして、携帯用端末機12は、それらの情報に基づいて、遊技店端末機11との周波数軸及び時間軸の同期を確立し、遊技店端末機11との接続を確立するのである。なお、ステップS201〜S205は、上述したA.接続確立ステップに相当する。 【0058】ステップS205の処理を実行した後、制御手段121は、遊技店端末機11からの命令に基づいて、遊技店端末機11との間で、セキュリティに係る処理等、例えば、接続認証の処理や暗号化の設定等を行う(ステップS206)。ステップS206は、上述したステップS105に対応する処理であり、このとき、携帯用端末機12は、ブルートゥース方式における接続状態(Connect)に相当する処理状態にある。 【0059】その後、制御手段121は、遊技店端末機11から送信された遊技情報を受信し、表示部123に表示する(ステップS207)。ステップS207は、上述したステップS106に対応する処理であり、このとき、携帯用端末機12は、ブルートゥース方式におけるデータ転送状態(Data Transfer)に相当する処理状態にある。ステップS207を実行した結果、携帯用端末機12の表示部123に、遊技情報が表示され、携帯用端末機操作者は、遊技情報を入手することができる。なお、上述したステップS206〜S207は、上述したB.遊技情報提供ステップに相当する。 【0060】なお、図4及び図5に示すフローチャートでは、遊技店端末機11からの双方向短距離無線接続の到達範囲内に、携帯用端末機12が一台のみ入った場合について説明したが、携帯用端末機12の台数は、複数台であってもよい。この場合、遊技店端末機11は、ステップS101における処理を、複数台の携帯用端末機12に対して同時に行い、ステップS102以降の処理については、複数台の携帯用端末機12に対して個別に行うことになる。 【0061】次に、上述した本発明の遊技情報の提供方法を実行することにより、携帯用端末機の表示部に表示される画面画像について、図面を用いて説明する。図6(a)〜(c)は、それぞれ携帯用端末機12(携帯電話機12a)の表示部123に表示される画面画像の一例を模式的に示す説明図である。 【0062】遊技店端末機11が、上述したステップS106の処理を実行し、携帯電話機12aが当該処理に対応して、上述したステップS207の処理を実行すると、まず、表示部123には、図6(a)に示す画面画像が表示される。図6(a)に示す画面画像の中央には、遊技店名である「パーラー○○」という文字が表示されるとともに、「只今、ラッキータイム中」という文字が表示されており、現在、遊技店13では、所謂ラッキータイムと呼ばれる遊技者にとって有利な状態を提供していることが示されている。 【0063】このように、図6(a)に示すような画面画像を、携帯電話機12aの表示部123に表示させることにより、現在、遊技店13においてラッキータイムを提供しているという遊技情報を、携帯用端末機操作者に対して提供することができる。 【0064】また、図6(a)に示す画面画像の下側には、「1.今日の遊技情報」、「2.今日のイベント」という文字が表示されている。なお、これらの文字には、ハイパーテキストが埋め込まれており、上記携帯用端末機操作者は、入手したい遊技情報を選択して携帯電話機12aの操作入力手段122を操作することにより、より詳しい遊技情報を入手することができる。 【0065】図6(b)は、図6(a)に示す画面画像において、「1.今日の遊技情報」が選択された場合に表示される画面画像を示している。図6(b)に示す画面画像の中央には、遊技店13に設置された機種名△△△△の遊技機に関する今日の情報が表示されている。機種名△△△△に関する情報としては、台番号、払い戻し率、大当たり率が表示されている。このように、図6(b)に示すような画面画像を、携帯電話機12aの表示部123に表示させることにより、携帯用端末機操作者は、遊技店13に入ることなく、遊技店13に設置された遊技機に関する情報を入手することができる。また、画面画像の下側には、遊技店13の今日の払い戻し率、すなわち、遊技店端末機13に設置された全ての遊技機の払い戻し率の平均値が表示されている。 【0066】図6(c)は、図6(a)に示す画面画像において、「2.今日のイベント」が選択された場合に表示される画面画像を示している。図6(c)に示す画面画像の中央には、その日の遊技機の設定についての情報等が表示されている。また、画面画像の下側には、遊技店13の所在地等も表示されている。上述したような遊技情報を提供することにより、遊技店13に入る意思をはっきり持たない携帯用端末機操作者に対して、遊技を行おうとする意欲を掻き立てて入店を促すことができる。 【0067】本発明の遊技情報の提供方法により提供する遊技情報は、図6(a)〜(c)に示す画面画像に含まれる遊技情報に限定されるものではなく、例えば、前日の遊技機に関する情報であってもよく、遊技店に新しい機種の遊技機が導入されたことを示すような情報であってもよい。このような遊技情報も、遊技店に入る意思をはっきり持たない携帯用端末機操作者に対して、遊技を行おうとする意欲を掻き立てて入店を促すことができる遊技情報の一種である。 【0068】 【発明の効果】本発明によれば、携帯用端末機を所持した者が遊技店端末機が設置された遊技店に近づいた場合、上記遊技店に関する情報や、上記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を、上記携帯用端末機に表示させることができるため、遊技店に入る意思をはっきり持たない者に対しても、上述したような遊技情報を提供することが可能になる。その結果、呼び込みの宣伝効果により、遊技を行おうという意欲を掻き立てて入店を促すことができ、集客力の向上を図ることができる。 【0069】また、携帯用端末機を所持した者は、上記遊技店端末機が設置された遊技店に近づくだけで、上記遊技店に関する情報や、上記遊技店に備えられた弾球遊技機及び/又は回胴式遊技機に関する情報を入手することができる。従って、遊技を行う意思があっても遊技を行う余裕が無い者に対しても、その遊技店に行って遊技を行おうという意欲を掻き立てることができ、遊技店に足を向けるきっかけともなり得る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598098526 【氏名又は名称】アルゼ株式会社 【住所又は居所】東京都江東区有明3丁目1番地25
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| 【出願日】 |
平成13年9月10日(2001.9.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086586 【弁理士】 【氏名又は名称】安富 康男 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−79918(P2003−79918A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−274027(P2001−274027) |
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