| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】蛭川 直樹 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】普通図柄の通信エラー報知を行う表示装置を具備した遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤10の略中央部に設けられている特別図柄表示装置100は、同一の表示画面内に各種抽選結果を表示するための特別図柄を表示可能にされている。普通図柄表示装置1は、ランプ表示装置112aの右下に配設されていて、7セグメントのランプ表示装置(より具体的にはLED装置)2個で構成されている。普通図柄表示装置1は、主制御部からのコマンドを受信して所定の図柄を表示するようになっている。前記コマンドが正常に受信されない場合、前記普通図柄表示装置1に、エラーの状況に応じたエラーコードを表示する。該エラーコードはエラーの状態に応じて、それぞれ点滅表示される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】特別図柄表示装置と普通図柄表示装置を独立に具備する遊技機において、遊技動作を統括する主制御手段は、前記特別図柄と普通図柄の表示制御を行わせるためのコマンド群をそれぞれの表示装置に送信する送信手段を備え、前記普通図柄表示装置は、前記主制御手段から送信されたコマンド群に基づいて送信不良状況を把握し、当該普通図柄表示装置との送信不良状況を報知することを特徴とする遊技機。 【請求項2】前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、エラーコードで表示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、普通図柄とエラーコードとの組み合わせで表示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項4】前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、変動パターン指定コマンド、又は図柄停止コマンドが受信されない場合であって、変動パターン指定コマンド又は図柄指定コマンドの何れかが受信された場合、前記普通図柄及びエラーコードを、それぞれ点滅表示することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 【請求項5】前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、前記普通図柄表示装置に表示される色の組み合わせで表示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項6】前記普通図柄表示装置に表示される色の組み合わせは、エラー発生を表す色と、前回指定図柄を表す色と、今回指定図柄を表す色に分離されていることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。 【請求項7】前記普通図柄表示装置は、左図柄と右図柄を表示する、それぞれ2個のカラー表示手段からなり、前記左図柄と右図柄を表示する、それぞれ2個のカラー表示手段のうち、1個はエラー発生を表し、他の1個は前回指定図柄、又は今回指定図柄を表すことを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、普通図柄の通信エラー報知を行う表示装置を具備した遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、特別図柄と普通図柄とを表示する遊技機が提案されており、例えば特開2000−262682号公報に記載の遊技機は、特別図柄と普通図柄とを同一の表示装置に表示するようにしていた。そして、これらの表示をコマンド送信で行わせるためには、遊技動作を統括するメインCPUがこれらの管理を行うようにすることが考えられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような遊技機において、コマンドの通信不良が発生すると、周辺装置側は全く動作を行なわなくなるか、または、所望の動作ではない動作を行なうことになるものの、このような不動作や誤動作が、コマンドの通信不良によるものか否かが判定できなかった。しかも、コマンドの通信不良が生じて遊技機表示が正常に機能しなくなった場合には、遊技が中断されてしまい遊技者にとっては不快極まりないものであった。 【0004】前記特別図柄と普通図柄を同一のLCDなどからなる表示装置により表示する遊技機において、前記コマンドの通信不良が発生すると、LCDなどからなる表示装置により前記コマンドの通信不良を報知していた遊技機も開示されていた。しかし、係る遊技機においては、前記LCDなどからなる表示装置が高価であることや、本来、遊技機の遊技目的から逸脱した、コマンドの通信不良を高価なLCDなどからなる表示装置に表示することは、遊技性を損ねるものであった。 【0005】本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、各種の抽選結果に関する情報を表示制御するためのコマンド群の通信不良を、低価格な普通図柄表示装置によって把握可能な遊技機を提供することを目的としてなされたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために請求項1記載の遊技機では、特別図柄表示装置と普通図柄表示装置を独立に具備する遊技機において、遊技動作を統括する主制御手段は、前記特別図柄と普通図柄の表示制御を行わせるためのコマンド群をそれぞれの表示装置に送信する送信手段を備え、前記普通図柄表示装置は、前記主制御手段から送信されたコマンド群に基づいて送信不良状況を把握し、当該普通図柄表示装置との送信不良状況を報知することを特徴とする。 【0007】請求項2記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、エラーコードで表示されることを特徴とする。 【0008】請求項3記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、普通図柄とエラーコードとの組み合わせで表示されることを特徴とする。 【0009】請求項4記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、変動パターン指定コマンド、又は図柄停止コマンドが受信されない場合であって、変動パターン指定コマンド又は図柄指定コマンドの何れかが受信された場合、前記普通図柄及びエラーコードを、それぞれ点滅表示することを特徴とする。 【0010】請求項5記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置に報知される前記送信不良状況は、前記普通図柄表示装置に表示される色の組み合わせで表示されることを特徴とする。 【0011】請求項6記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置に表示される色の組み合わせは、エラー発生を表す色と、エラーの状態を表す色と、普通図柄を表す色に分離されていることを特徴とする。 【0012】請求項7記載の遊技機において、前記普通図柄表示装置は、左図柄と、右図柄を表示する、それぞれ2個のカラー表示手段からなり、前記2個のカラー表示手段のうち、1個はエラー発生を表し、他の1個はエラーの状態又は普通図柄を表すことを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。先ず遊技機の一般的な構成や動作を説明してから、本発明の特徴的な動作を説明することによって本発明の理解の容易化を図る。 【0014】図1は、遊技盤10の模式的な説明図である。遊技盤10の略中央部には、遊技者にとって有利な遊技状態を付与するか否かの各種抽選結果を表示可能な特別図柄表示装置100が配設されており、その真下には特別図柄始動口104が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102(102a、102b)が、それぞれ配設されている。 【0015】また、一対の開閉部材120(120a、120b)が特別図柄始動口104を形成するように離間して開閉可能に設けられている。そして、特別図柄表示装置100は、同一の表示画面内に各種抽選結果を表示するための特別図柄を表示可能にされている。また、特別図柄表示装置100は特定遊技状態中のキャラクタ画像、エラー発生中のエラー報知用画像等も表示可能となっている。 【0016】さらに、特別図柄始動口104の下方には、大入賞口106、アウトロ114が、それぞれ配設されており、さらに、特別図柄始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110(110a、110b)が、遊技盤10の両側端部近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)112(112a、112b)が、それぞれ配設されている。 【0017】図2に示すように、本発明の実施形態の普通図柄表示装置1は、ランプ表示装置112aの右下に配設されていて、7セグメントのランプ表示装置(より具体的にはLED装置)2個(1a、1b)で構成されている。そして、特別図柄始動口104に遊技玉が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大当り値(特定遊技状態を生起させる値)である時には、特別図柄表示装置100において特別図柄の変動表示が開始される。 【0018】その後、所定パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り遊技状態(特定遊技状態)となる。また、前述した乱数抽選によって大当り値が選択される確率(前記所定パターンが表示させる確率)は低確率時(例えば確率300分の1)と高確率時(例えば確率50分の1)と複数存在する。この高確率時は確率変動状態や確変状態と称される。 【0019】また、普通図柄作動ゲート102が遊技球の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された乱数が小当り値(準特定遊技状態を生起させる値)である時には、普通図柄表示装置1に当選結果の表示が行われその後に、開閉部材120が数秒間だけ開状態(準特定遊技状態)となって遊技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値である時には、特別図柄表示装置100における変動表示が開始され、その後、所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り状態となる。一方、入賞されない打玉はアウトロ114を介して排出される。なお、特別図柄が高確率中の時には普通図柄の変動時間が短縮させるように構成されている。 【0020】そして、大入賞口106に遊技球が入賞し易くなる開状態の場合において、10個の遊技球の入賞が行なわれるに際し、その特定領域であるVゾーン(図示せず)を通過する遊技球がある場合には、一度、大入賞口106を閉状態としてから再度、大入賞口106を開状態として遊技球を入賞し易くする。これを1ラウンドと称して、最大16回のラウンドが消化された場合に大入賞口106を遊技者にとって有利な状態とする大当り動作制御を終了するようにされている。 【0021】図3は、このような遊技の進行状況に応じた遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制御ブロック図である。主制御部200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明する、特別図柄表示装置100と普通図柄表示装置1とを制御するための各種のコマンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータテーブル領域202および一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等を格納するROM201とワークエリアが形成されるRAM203とが設けられていて、一体型のワンチップマイコンとなっている。 【0022】主制御部200には、入力ポート210を介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞ロスイッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信号を受信可能となっている。なお、Vゾーン入賞スイッチ等は図示省略している。 【0023】また、主制御部200には、出力ポート215を介して、LCD等で実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御するランプ表示装置110、112、効果音を発生する効果音発生装置116、始動口の開閉部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302、普通図柄表示装置1が接続され、主制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信可能となっている。 【0024】そして、主制御部200は、特に普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主制御部200に頼らずに内蔵されるCPU(図示していない)が細かな表示制御を行うようになっている。さらに主制御部200からは、普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100ヘコマンドを送信するのみの、一方向通信による通信形態を採っている。そして、このコマンドには特別図柄表示制御用コマンド群と普通図柄表示制御コマンド群とが含まれている。 【0025】また、主制御部200には、電源供給を行うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路213とが接続されていて、さらに、リセット回路213には、主制御部200から周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監視するためのモニタ信号が入力される。 【0026】前記普通図柄表示制御コマンド群には、「普通図柄を変動させる変動パターンを指定するとともに変動を指定するためのコマンド(普通図柄用第1のコマンド)」、「左普通図柄を指定するコマンド(普通図柄用第2のコマンド)」、「右普通図柄を指定するコマンド(普通図柄用第2のコマンド)」、普通図柄を停止させるためのコマンド(普通図柄用第3のコマンド)」がある。主制御部200が普通図柄での抽選を行い。その抽選給果を表示させるための前記普通図柄表示制御用コマンドを普通図柄表示装置1に適宜、送信する。 【0027】従って、図柄の変動表示速度変化等の細かな表示制御は普通図柄表示装置1側が担うことになるので、主制御部200用のプログラムが簡素化され表示内容が変更してもプログラム変更をしなくても良くなり汎用的なプログラムを構築でき、しかも、主制御部200は、図柄の変動表示を開始してから停止させるまでの時間(変動パターンに含まれる)を定義したコマンドと、図柄を指定するためのコマンドと図柄を停止させるためのコマンドとを送信するだけなので、一層プログラムの簡素も図られている。 【0028】図4は、普通図柄表示装置1のブロック構成図である。普通図柄表示装置1は、主制御部200からのストローブ信号やコマンドを受信するためのデータ受信回路1140(データレベルを変換する電圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電瀕供給を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成するCPU1020(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM1090と、インターフェイス回路1100と、このインターフェイス回路1100から送出されたデータを用いて点灯するLED1a、1bを有している。 【0029】そして、普通図柄表示装置1のCPU1020は、データ受信回路1140が受信したコマンドに応じて生成した制御データをインターフェイス回路1100に送ることによって、LED1a、1bによって、変動表示速度変化等を含む様々な表示が行われる。主制御部200から普通図柄表示装置1に送られる表示制御用のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでなっている。 【0030】図5は、コマンド送受信タイミングを示したタイミングチャートである。この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機として、モード(MODE)情報を送信し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機として、イベント(EVENT)情報を送信する。すると、これに対応して、普通図柄表示装置1のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によってコマンドを受信してRAM1090に格納する。 【0031】次に、先ず、主制御部200や普通図柄表示装置1のCPU1020が行う通常の制御動作を図6及び図7を参照して説明し、その後、本発明の特徴的な制御について説明する。なお、図6に示す一連の処理は主制御部200が実行するが、リセット回路213から所定時間(例えば4ms)毎に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップから実行する。 【0032】図6において、まず、図示しない電源スイッチによって電源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処理が実行されたか否かを判定する(ステップSllO)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS120に移行する。 【0033】ステップs200では、RAM203の初期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS210では、初期制御処理を行うためのデータをRAM203の所定の領域にセットする。一方、ステップs120では、RAM203内に形成される図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメントし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種のタイマのタイマ値を更新する。 【0034】次に、ステップs140において、特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、大入賞ロスイッチ308が出力した検出信号は入力ポート203を介して図示しない主制御部200内のレジスタに読み込み、格納するポート入力処理を実行し、次いで、ステップs150に移行してポート入力処理で読み込み格納したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実行する。 【0035】次に、ステップs160にて各スイッチ304、306、308等の断線や短絡の有無のチェックを行い、これらの障害が発生している場合には(Yes)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS180に移行する(ステップs170)。 【0036】そして、ステップS180において、普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100の表示制御に必要なコマンドをRAM203の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる(ステップS190)。なお、ステップS180において、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモード、イベントのコマンドを、コマンドデータテーブル領域202を参照して決定し、決定したモード、イベントを示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納する。 【0037】次に、ステップs195において、大入賞口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノイド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制御する。次いで、ステップS220において、図示しない賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を出力する、賞球セット処理を実行する。 【0038】更に、ステップS230、S 240、S 250において、図示しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応させて制御するコマンドを格納する表示灯制御処理、効果音発生装置116を遊技状態に対応させて制御するコマンドを格納する効果音処理を実行し、それぞれRAM203の所定エリアに各コマンドを格納する。 【0039】次に、ステップS260では、各処理でRAM203に格納したデータが出力ポート215を介して対応する装置に出力され(ポート出力処理)、これを受け取った装置側は、それぞれ対応する制御動作を行う。そして、普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100に対して、まず、ストローブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格納されたモード、イベントのデータを、先に図5に示したようにして送信する。これによって、コマンドが主制御部200から送信され、普通図柄表示装置1と特別図柄表示装置100で受信されることになる。 【0040】ステップS270では、リセット回路213からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合にはステップSllOに移行して遊技機制御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。 【0041】図7を参照し、コマンドを受け取った普通図柄表示装置1のCPU1020の動作について説明する。まず、ステップsllOOにおいて、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初期化等を行いステップsllO2において、新しいコマンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御のためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Yes)ステップSllO4に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップSlllOに移行する。 【0042】ステップSllO4では、図5において説明した割り込み処理において、データ受信回路1140が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1020は、主制御部200とは独立した表示制御を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップsllO8において、LED1a、1bへ出力するためにRAM1090の必要なエリアの図柄制御用データを更新する。 【0043】次に、ステップslllOにおいて、RAM1090にセットされている前記図柄制御用データに基づいて、LED1a、1bへ出力するためのデータを求めてRAM1090にセットする。次いで、ステップSll12において、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から取得してRAM1090にセットする。更に、ステップSll14において、速度データに基づいて図柄オフセット値を更新し、設定された速度で普通図柄変動を行うための準備を行う。 【0044】次に、ステップSll18において、RAM1090内のLED出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か否かを判断する(ステップsll18)。そして、出力許可フラグが「1」でない場合(No)にはステップsllO2に戻って一連の処理を繰り返す。一方、出力許可フラグが「1」の場合(Yes)にはステップsl120にて、LED出力用バッファにセットされているデータをインターフェイス回路1100に出力する。前記インターフェイス回路1100に送られデータによってLED1a、1bによる表示が行われる。このようにして、普通図柄表示装置1における表示が行われる。前記のように、主制御部200は、普通図柄表示制御用コマンド群をCPU1020側に送信可能に構成されている。 【0045】図8、図9、図10は、主制御部200から普通図柄表示装置1へ送信する普通図柄表示制御用コマンド群の送信タイミングの一例、普通図柄の変動に関連する送信コマンドの説明図である。図8、図9、図10に示すように、主制御部200は、普通図柄の抽選が行われると、先ず、普通図柄変動を開始させるとともに変動パターンを指示するための第1のコマンドを送信し(■)、これからT1時間経過後に停止左図柄を指定するための第2のコマンドを送信し(■)、さらに、これからT2時間経過後に停止右図柄を指定するための第2のコマンドを送信する(■)。そして、変動開始からT時間経過後に全図柄を停止させるための第3のコマンド(■)を送信する。なお、図11に示すようにT、T1、T2は変動パターンに応じて設定されている。 【0046】この実施形態では、例えば、「外れ」を「37」とすると、「外れ」の場合にはそれぞれ第2のコマンド(左図柄用)で「3」が指示され、第2のコマンド(右図柄用)で「7」が指示される。一方、当り「77」の場合には、第2のコマンド(左図柄用)で「7」が指示され第2のコマンド(右図柄用)でも「7」が指示される。次いで、第1のコマンド(■)送信からT経過後に図柄変動を停止させるための第3のコマンド(■)を送信する。 【0047】一方、普通図柄表示装置1のCPU1020は、第1のコマンドを受信して、指示された変動パターンで普通図柄速度変化等の細かな表示制御を行い、第3のコマンドの受信を契機として変動表示制御を終了し、第2のコマンドで指示された2つの停止図柄で停止表示を行なう。これによって普通図柄表示装置1のLED1a、1bには、左図柄と右図柄が普通図柄の抽選結果として、それぞれ表示される。 【0048】従って、主制御部200は、準特定遊技状態を生起させるか否かの抽選が行われたことを通知するための表示制御の開始を指示する第1のコマンドと、準特定遊技状態を生起させるか否かの抽選結果を示す第1の表示情報(左図柄)を指示する第2のコマンドと、準特定遊技状態を生起させるか否かの抽選結果を示す第2の表示情報(右図柄)を指示する第2のコマンドと、前記表示制御の終了を指示する第3のコマンドと、を含む普通図柄表示制御用コマンド群をCPU1020に送信する。 【0049】一方、CPU1020は、第1のコマンドの受信を契機として通知を行うための表示制御を開始し、第3のコマンドの受信を契機として表示制御を終了させて第2のコマンドで指示された停止左図柄、停止右図柄に応じた図柄表示を行う。従って、主制御部200からのコマンド送信によってCPU1020側が準特定遊技状態を生起させるか否かの抽選に関する表示制御を行い、特定遊技状態を生起させるか否かの抽選結果と準特定遊技状態を生起させるか否かの抽選結果とを表示させるに際して主制御部200の制御負担を軽減することができる。かくして、主制御部200は、普通図柄表示制御用コマンド群を、出力ポート215を介して普通図柄表示装置1に送信するように構成されている。 【0050】図12に示すように、RAM1090には、普通図柄表示制御用コマンド群を格納するための普通図柄コマンド群用バッファ2510にコマンド群U1(普通図柄表示制御用コマンド群)が格納されている。CPU1020は、単一の記憶デバイスとしてのRAM1090へのコマンド群の読出しや書き込みを動作制御可能に構成されていて、受信したコマンドにより普通図柄コマンド群用バッファ2510に格納されているコマンド群U1の制御を行う。 【0051】CPU1020は、普通図柄表示制御用コマンド群を受信した場合にコマンド欠落があると判定した場合には、その欠落コマンドに対応する位置には何も格納せず、欠落せずに受信したコマンドのモード、イベントデータのみを格納する。 【0052】図13は、左普通図柄を指定するためのコマンド欠落があった場合の普通図柄表示制御コマンドの格納例を示している。この場合には、第2のコマンドに対応するモード、イベントデータの欄に何も記憶しないようにして他のコマンドのモード、イベントデータを普通図柄コマンド群用バッファ2510に格納する。 【0053】なお、CPU1020は、今回の図柄変動表示制御を終えると、格納してあったコマンド群をクリアし、新たに受信したコマンド群を対応するバッファに再度、格納するようにして受信コマンドを蓄積していく。 【0054】(動作)図14を参照して、コマンド群の格納までの動作を説明する。CPU1020は、ステップs2600において主制御部200からのコマンド群を受信し、ステップs2610において、このコマンド群が特別図柄表示制御用コマンド群か否かを判定する。特別図柄表示制御用コマンド群であると判定した場合(Yes)には、特別図柄表示制御用コマンド群を受信したとしてステップS2620に移行して受信したコマンド群を図示していない特別図柄表示装置100の特別図柄コマンド群用バッファに格納する。なお、コマンド欠落がある場合には普通図柄表示制御用コマンド群同様に対応するモード・イベントデータ格納欄には何ら情報を記憶しない。 【0055】一方、CPU1020は、受信した、いずれかのコマンドのモードデータが「普通図柄表示制御用コマンドと判定した場合(No)には、普通図柄表示制御用コマンド群を受信したとしてステップS2630に移行して、受信したコマンド群を前記普通図柄コマンド群用バッファ2510に格納する。なお、コマンド欠落がある場合には図13にて説明したように対応するモード・イベントデータ格納欄には何ら情報を記憶しない。 【0056】かくして、特別図柄表示制御用コマンド群は図示していない特別図柄コマンド群用バッファに格納される一方、普通図柄表示制御用コマンド群は普通図柄コマンド群用バッファ2510に格納される。 【0057】以下に、普通図柄表示制御コマンド群に対する送信不良把握の動作概要と送信不良状況を通知する3つの実施形態について、図15、図22、図23を用いて、それぞれ説明するが、これ以外の方法であっても良い。なお、係る実施形態の説明には、図16乃至図21を共通に用いて説明する。 【0058】図15は、普通図柄表示制御コマンド群に対する送信不良把握の動作概要と送信不良状況を通知する第1の実施形態を説明する図であって、前記普通図柄表示装置1に表示されるエラーコードで通知する場合である。図15中「○」は、送信不良がなく普通図柄表示制御用コマンドが受信されたことを示し、「×」は、送信不良で普通図柄表示制御用コマンドが受信されないこと(コマンド欠落)を、「●」は指定された図柄を表している。エラー状況に応じて左図柄にエラーコード「E」を、右図柄に「1」乃至「5」を、又、普通図柄として指定された図柄「●」(具体的には0〜9の数字)とを組み合わせ、それを更に「停止表示」と、「変動表示」とを組み合わせて表示する。 【0059】即ち、ケース0は、各コマンドとも正常に受信された通常時の場合を示しており、図16に示すように通常の普通図柄「変動表示」の後に停止図柄で停止させ、エラー通知は行わない。例えば、「外れ」を「73」とすると、普通図柄表示装置1のLED1a、1bには、それぞれ「7」、「3」が表示されている(図示せず)。以下、図15を参照しながら各ケースについて順次説明する。 【0060】(ケース1)図17のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドと図柄停止コマンドとが正常に受信され、2個の図柄指定コマンドの内、少なくとも1個が送信不良で受信できない場合である。 【0061】この例では、符号aで示すように、左図柄指定コマンドが欠落する場合を想定している。CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次のタイミング送信されてくるべき左図柄指定コマンドを送信不良で受信できず、次いで右図柄指定コマンドを受信し、図柄停止コマンドを受信すると「変動表示」されていた図柄を停止表示する。 【0062】変動パターン指定コマンドで指定されたT時間の経過後に図柄停止コマンドを受信できない場合には次に述べるケース2となる。前記図柄停止コマンドを受信すると「変動表示」を停止させて図柄停止表示を行なうと共に、この時点で図柄停止コマンドの通信エラーが生じた旨の表示を行なう。図15のケース1に示すように、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、停止表示される図柄は、それぞれ図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「1」である。 【0063】従って、このケース1では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドを更信し、かつ、送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドが受信されない場合には、2個の図柄指定コマンドの、少なくとも1個にコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この欠落した図柄指定コマンドで本来表示すべき図柄に代えてエラーコード「E」、「1」を表示するので、図柄指定コマンドの少なくとも1つが欠落したことが分かる。 【0064】(ケース2)図18のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。この例では、符号bで示すように、図柄停止コマンドが欠落し、変動パターン指定コマンドと両図柄指定コマンドとが欠落していない場合を想定している。 【0065】CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次いで順に左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドを受信するが、送信不良によって図柄停止コマンドを受信することができない。そこで、CPU1020は、図柄停止コマンドで「変動表示」を停止させるのでなく、変動パターン指定コマンドで指定されたT時間の経過後に「変動表示」を停止させて図柄停止表示を行なうと共に、この時点で図柄停止コマンドの通信エラーが生じた旨の表示を行なう。 【0066】図15のケース2に示すように、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、停止表示された図柄は、それぞれ、図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「2」である。また、図18では図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても、図柄停止コマンド送信不良と同一のエラーコード「E」、「2」を表示する。 【0067】従って、このケース2では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄停止コマンドの欠落が発生したと判断する。そして、この場合には、図柄変動パターン指定コマンドで指定される時間Tの経過時に図柄の「変動表示」を停止させ、エラー報知の一態様として図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「2」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。 【0068】一方、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2に満たない個数の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄指定コマンドおよび図柄停止コマンドにコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この場合には、変動パターン指定コマンドで指定される時間Tの経過時に図柄の「変動表示」を停止させると共に図柄停止コマンドと同一のエラーコード「E」、「2」を表示する。 【0069】更に、変動パターン指定コマンドのみを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、前回指定図柄を変動表示させる。そして、図柄指定コマンドおよび図柄停止コマンドにコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この場合には、変動パターン指定コマンドで指定される時間Tの経過時に図柄の「変動表示」を停止させると共に図柄停止コマンドと同一のエラーコード「E」、「2」を表示する。従って、このケース2では、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが正常に受信されれば、図柄停止コマンドが欠落しても、図柄の「変動表示」の停止が行なわれて遊技進行上支障がなく、また図柄停止コマンドの通信不良通知も行なえる。さらに、図柄指定コマンドの一部、又は全部が受信されなくても、図柄停止コマンドや図柄指定コマンドの通信不良通知が行なえる。 【0070】(ケース3)図19のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。この例では、符号cで示すように、変動パターン指定コマンドが欠落し、両図柄指定コマンドと図柄停止コマンドとが欠落していない場合を想定している。 【0071】CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。この時点で、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに変動パターン指定コマンドと図柄停止コマンドが欠落したことを示す(後述するケース5に相当する)エラーコード「E」、「5」を、それぞれ表示する。そして、順に右図柄指定コマンド、図柄停止コマンドを受信する。図柄停止コマンドを受信すると、前記エラーコード「E」、「5」を変動パターン指定コマンドと図柄指定コマンドの何れかが欠落したことを表すエラーコード「E」、「3」に代えて普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。 【0072】また、図19では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても、図柄停止コマンドを受信すると、前記同様にしてエラーコード「E」、「5」に代えてエラーコード「E」、「3」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。 【0073】従って、このケース3では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、左図柄指定コマンドが受信されるのを契機として、変動パターン指定コマンドと図柄停止コマンドが欠落したことを示す送信不良を表すエラーコード「E」、「5」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。そして、図柄停止コマンドが受信されると、前記エラーコード「E」、「5」に代えて、少なくとも1個の図柄指定コマンドと停止図柄が受信された変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「3」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄停止コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0074】(ケース4)図20のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されない場合、換言すれば、図柄停止コマンドのみが受信される場合である。この例では、符号d、e、fで示すように、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが欠落している場合を想定している。 【0075】CPU1020は、最初に図柄停止コマンドを受信する。この際、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されないと判定する。この図柄停止コマンドを受信した時点で、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「4」を、それぞれ表示する。 【0076】従って、このケース4では、CPU1020は、図柄停止コマンドのみを受信した場合、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドの欠落が発生したと判断する。従って、CPU1020は、図柄停止コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、図柄停止コマンドが受信されるのを契機として、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「4」を表示する。従って、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0077】(ケース5)図21のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。この例では、符号h、iで示すように、変動パターン指定コマンド、図柄停止コマンドが欠落し、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定している。 【0078】CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。この時点で、変動パターン指定コマンド及び図柄停止コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「5」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。次いで順に右図柄指定コマンドを受信するが、図柄停止コマンドを受信しない。しかし、変動パターン指定コマンドを受信していないので、図柄は変動していない。 【0079】また、図21では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においては、変動パターン指定コマンド及び図柄停止コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「5」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示する。 【0080】従って、このケース5では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信しその後図柄停止コマンドを受信しない場合には、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドのコマンド欠落が発生したと判断する。そして、図柄指定コマンドが最初に受信されるのを契機として変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「5」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示するので、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドが欠落しても、送信不良通知を行なえる。 【0081】また、図21では想定していないが、CPU1020は、さらに、送信されるべき個数である2個に満たない個数の図柄指定コマンドを受信した場合には、図柄指定コマンドにもコマンド欠落が発生したと判断する。そして、そして、図柄指定コマンドが最初に受信されるのを契機として変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「5」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ表示するので、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドが欠落しても、送信不良通知を行なえる。 【0082】(ケース6)係る場合、何れのコマンドも受信されない場合である。CPU1020は、何の動作も行わない。従って、係る場合には送信不良通知は行なえない。 【0083】図22は、普通図柄表示制御コマンド群に対する送信不良把握の動作概要と送信不良状況を通知する第2の実施形態を説明する図であって、前記普通図柄表示装置1に表示される普通図柄とエラーコードとの組み合わせで通知する場合である。普通図柄表示装置1は、図2に示すように、ランプ表示装置112aの右下に配設されていて、7セグメントのランプ表示装置(より具体的にはLED装置)2個(1a、1b)で構成されている。エラーの生じるケースは、図15で述べたと同様であるが、表示方法が異なる。即ち、エラー状況に応じてエラーコード「E」と普通図柄として指定された図柄(具体的には0〜9の数字)を組み合わせ、それを更に「停止表示」と、「点滅表示」とを組み合わせて表示する。 【0084】又、普通図柄表示制御用コマンドの全てが正常受信された場合、及び普通図柄表示制御用コマンドの全てが異常受信された場合以外には、図柄変動の終了後に、正常受信された図柄は、指定された図柄を、コマンド欠落のあった図柄は「E」を、それぞれ「点滅表示」する。 【0085】以下、図22の詳細について説明する。なお、タイミングについては、図15において用いた図16乃至図21と同一なので、同図を用いて説明をする。図22中「○」は、送信不良がなく普通図柄表示制御用コマンドが受信されたことを示し、「×」は、送信不良で普通図柄表示制御用コマンドが受信されないこと(コマンド欠落)を、「●」は指定された図柄(具体的には0〜9の数字)を表している。従って、ケース0は、各コマンドとも正常に受信された通常時の場合を示しており、通常の普通図柄「変動表示」の後に指定図柄で停止させ、エラー通知は行わない。例えば、「外れ」を「73」とすると、「外れ」の場合には普通図柄表示装置1のLED1a、1bには、それぞれ「7」、「3」が表示されている(図示せず)。以下、図22を参照しながら各ケースについて順次説明する。 【0086】(ケース1)図17のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドと図柄停止コマンドとが正常に受信され、2個の図柄指定コマンドの内、少なくとも1個が送信不良で受信できない場合である。CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次のタイミング送信されてくるべき左図柄指定コマンドを送信不良で受信できず、次いで右図柄指定コマンドを受信し、図柄停止コマンドを受信すると「変動表示」されていた図柄を「停止表示」する。 【0087】係る場合、図柄指定コマンド欠落のあった図柄には「E」が、正常受信された図柄は指定された図柄(今回指定図柄)が表示される。即ち、図22のケース1に示すように、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「停止表示」された図柄は、それぞれ図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」又は指定図柄「●」の何れかである。 【0088】従って、このケース1では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドを更信し、かつ、送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドが受信されない場合には、2個の図柄指定コマンドの、少なくとも1個にコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この欠落した図柄指定コマンドで本来表示すべき図柄に代えてエラーコード「E」、「1」を表示するので、図柄指定コマンドの少なくとも1つが欠落したことが分かる。 【0089】(ケース2)図18のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次いで順に左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドを受信するが、送信不良によって図柄停止コマンドを受信することができない。そこで、CPU1020は、図柄停止コマンドで「変動表示」を停止させるのでなく、変動パターン指定コマンドで指定されたT時間の経過後に「変動表示」を停止させて図柄の「点滅表示」を行い、図柄停止コマンドの通信エラーが生じた旨の表示を行なう。係る場合、図柄指定コマンド欠落のあった図柄には「E」が、正常受信された図柄は指定された普通図柄が、それぞれ「点滅表示」される。即ち、図22のケース2に示すように、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」された図柄は、図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」又は指定された普通図柄の何れかである。 【0090】また、図18では図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても同様に普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」される。 【0091】従って、このケース2では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄停止コマンドの欠落が発生したと判断する。そして、この場合には、図柄変動パターン指定コマンドで指定される時間Tの経過時に図柄の「変動表示」を停止させ、図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」と、指定された普通図柄を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」する。係る「点滅表示」により、図柄停止コマンドの通信エラーが生じた旨の表示がなされる。 【0092】一方、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2に満たない個数の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄指定コマンドおよび図柄停止コマンドにコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この場合にも、変動パターン指定コマンドで指定される時間Tの経過時に図柄の「変動表示」を停止させると共に、図柄指定コマンド又は、図柄停止コマンド送信不良を表すエラーコード「E」と、指定された普通図柄を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」する。 【0093】従って、このケース2では、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが正常に受信されれば、図柄停止コマンドが欠落しても、図柄の「変動表示」の停止が行なわれて遊技進行上支障がなく、また図柄停止コマンドをエラーコード「E」で、及び図柄停止コマンドの通信不良を「点滅表示」でそれぞれ通知できる。さらに、図柄指定コマンドの一部が受信されなくても、図柄の表示に支障がなく図柄停止コマンドや図柄指定コマンドの通信不良通知が行なえる。 【0094】(ケース3)図19のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。そして、順に右図柄指定コマンド、図柄停止コマンドを受信する。そして、図柄停止コマンドを受信した時点で変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」表示する。係る「点滅表示」により図柄停止コマンドの受信は正常であるが、表示変動パターン指定コマンドは送信不良であることが通知される。 【0095】また、図19では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても、同様に変動パターン指定コマンド送信不良と同一のエラーコード「E」、「E」を「点滅表示」表示する。 【0096】また、図19では想定していないが、CPU1020は、さらに、送信されるべき個数である2個に満たない個数の図柄指定コマンドを受信した場合にも、図柄指定コマンドにもコマンド欠落が発生したと判断して同様に変動パターン指定コマンド送信不良と同一のエラーコード「E」、「E」を「点滅表示」表示する。 【0097】従って、このケース3では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、左図柄指定コマンドが受信されるのを契機として、変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」する。そして、該「点滅表示」中に図柄停止コマンドが受信されると、前記エラーコード「E」、「E」に代えて、正常に受信された図柄指定コマンドで指定された普通図柄が、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「停止表示」される。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドの何れかが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0098】(ケース4)図20のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されない場合、換言すれば、図柄停止コマンドのみが受信される場合である。この例では、符号d、e、fで示すように、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが欠落している場合を想定している。 【0099】CPU1020は、最初に図柄停止コマンドを受信する。この際、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されないと判定する。この図柄停止コマンドを受信した時点で、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を、それぞれ「停止表示」する。 【0100】従って、このケース4では、CPU1020は、図柄停止コマンドのみを受信した場合、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドの欠落が発生したと判断する。従って、CPU1020は、図柄停止コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、図柄停止コマンドが受信されるのを契機として、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を「停止表示」する。従って、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0101】(ケース5)図21のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。この例では、符号h、iで示すように、変動パターン指定コマンド、図柄停止コマンドが欠落し、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定している。 【0102】CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。この時点で、変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」する。次いで順に右図柄指定コマンドを受信するが、図柄停止コマンドを受信しない。しかし、変動パターン指定コマンドを受信していないので、図柄は変動せず、前記「E」、「E」の「点滅表示」を継続する。 【0103】また、図21では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においては、変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」する。係る「点滅表示」によって変動パターン指定コマンド送信不良であることが通知される。従って、このケース5では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信しその後図柄停止コマンドを受信しない場合には、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドのコマンド欠落が発生したと判断する。そして、図柄指定コマンドが最初に受信されるのを契機として変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」するので、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドが欠落しても、送信不良通知を行なえる。 【0104】また、図21では想定していないが、CPU1020は、さらに、送信されるべき個数である2個に満たない個数の図柄指定コマンドを受信した場合には、図柄指定コマンドにもコマンド欠落が発生したと判断する。そして、そして、図柄指定コマンドが最初に受信されるのを契機として変動パターン指定コマンド送信不良を表すエラーコード「E」、「E」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「点滅表示」するので、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドが欠落しても、送信不良通知を行なえる。 【0105】(ケース6)係る場合、何れのコマンドも受信されない場合である。CPU1020は、何の動作も行わない。従って、係る場合には送信不良通知は行なえない。 【0106】図23は、普通図柄表示制御コマンド群に対する送信不良把握の動作概要と送信不良状況を通知する第3の実施形態を説明する図であって、前記普通図柄表示装置1に表示される色の組み合わせで通知する場合である。前記普通図柄表示装置1に表示される色の組み合わせは、エラー発生を表す色と、エラーの状態を表す色と、普通図柄を表す色に分離されている。又、前記普通図柄表示装置1は、左図柄と、右図柄を表示する、それぞれ2個のカラー表示手段からなり、前記2個のカラー表示手段のうち、1個はエラー発生を表し、他の1個はエラーの状態又は普通図柄を表すようになっている。 【0107】前記表示手段である普通図柄表示装置1は、図24に示すようなカラー表示が可能なランプ表示装置(より具体的にはLED装置)2組(1a、1b)で構成されていて、ランプ表示装置112aの右下に配設されている。当該2組のLEDは、それぞれ、2個のLED1a1、1a2とLED1b1、1b2とで構成されている。前記4個のLEDは、それぞれが、赤、橙、緑の各色で発光可能なLEDである。係る各色の発光の制御は、CPU1020が普通図柄表示制御コマンド群に対する送信不良状況と、受信したコマンド群から適宜判断して、制御する。 【0108】図23に戻り、符号●は、今回の変動表示において指定された「今回指定図柄」で点灯されていることを、符号◎は、前回の変動表示において指定された「前回指定図柄」で点灯されていることを、符号▲は、「エラー」で点灯していることを、△は、何も点灯していないことを、それぞれ表している。又、符号Lは、左図柄を、符号Rは、右図柄を、それぞれ表している。そして、前記「今回指定図柄」は、例えば「赤色」、「前回指定図柄」は「橙色」、「エラー」は「緑色」に対応されて点灯される。 【0109】更に、図23では、前記指定された図柄は4種類あり、それぞれ符号P1、P2、P3、P4で表している。例えば、ケース0のP1の指定図柄では、LED1a1と1b1が指定図柄で点灯し、LED1a2と1b2がそれぞれ消灯している。又、ケース4のP1の指定図柄では、LED1a1と1b1が、それぞれ前回指定図柄で点灯し、LED1a2と1b2が、それぞれ消エラーで点灯している。以下同様にして各ケースと普通図柄に応じて4個のLEDが、それぞれの色で点灯される。 【0110】エラーの生じるケースは、図15で述べたと同様であるが、表示方法が異なる。即ち、エラー状況と、普通図柄として指定された4種類の図柄とを各LEDの色で表し、それを更に「停止表示」と「変動表示」との組み合わせて表示する。 【0111】以下、図23の詳細について説明する。なお、タイミングについては、図15において用いた図16乃至図21と同一なので、同図を用いて説明をする。図23中「○」は、送信不良がなく普通図柄表示制御用コマンドが受信されたことを示し、「×」は、送信不良で普通図柄表示制御用コマンドが受信されないこと(コマンド欠落)を表している。従って、ケース0は、各コマンドとも正常に受信された通常時の場合を示しており、普通図柄の「変動表示」の後に指定された指定図柄で停止させ、エラー通知は行わない。 【0112】例えば、図柄P2(普通図柄表示装置1のLED1a1と1a2、及びLED1b1と1b2が、それぞれ指定図柄「●」、「△」及び「△」、「●」で表示されている)の時に「外れ」とする。同様に図柄P1(普通図柄表示装置1のLED1a1と1a2、及びLED1b1と1b2が、それぞれ指定図柄「●」、「△」及び「●」、「△」で表示されている)の時に「当たり」とする。同様に、図柄P4が「当たり」、図柄P3が「外れ」とする。以下、図22を参照しながら各ケースについて順次説明する。 【0113】(ケース1)図17のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドと図柄停止コマンドとが正常に受信され、2個の図柄指定コマンドの内、少なくとも1個が送信不良で受信できない場合である。CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次のタイミング送信されてくるべき左図柄指定コマンドを送信不良で受信できず、次いで右図柄指定コマンドを受信し、図柄停止コマンドを受信すると「変動表示」されていた図柄を「停止表示」する。 【0114】係る場合、図柄停止コマンドが受信されるのを契機として、コマンド欠落が発生したと判断して、普通図柄表示装置1のLED1a1、1b1、1a2、1b2の何れかには、正常に受信された図柄指定コマンドは指定された普通図柄が、コマンドが欠落した図柄は前回指定図柄が、それぞれ「停止表示」される。そして、前記指定図柄表示に使用されなかった普通図柄表示装置1の、残りのLED1a1、1b1、1a2、1b2の何れかには、前記エラー表示「▲」が表示されている。即ち、図22のケース1に示すように、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「停止表示」された図柄は、それぞれエラーで点灯していることを表す「▲」、又は指定図柄「●」、前回指定図柄「◎」、の何れかである。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0115】このケース1では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンドを更信し、かつ、送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドが受信されない場合には、2個の図柄指定コマンドの、少なくとも1個にコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この欠落した図柄指定コマンドは本来表示すべき図柄に代えて前回指定図柄「◎」を表示するので、図柄指定コマンドの少なくとも1つが欠落したことが分かる。 【0116】(ケース2)図18のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。CPU1020は、変動パターン指定コマンドを受信して図柄の「変動表示」を開始する。次いで順に左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドを受信するが、送信不良によって図柄停止コマンドを受信することができない。そこで、CPU1020は、そのまま「変動表示」を継続させる。 【0117】係る場合、図柄指定コマンド欠落のあった図柄には前回指定図柄「◎」が「変動表示」され、正常受信された図柄は指定された普通図柄「●」が「変動表示」される。係る場合、正常に受信された図柄指定コマンドは指定された普通図柄が、コマンドが欠落した図柄は前回指定図柄が、普通図柄表示装置1のLED1a1、1b1、1a2、1b2のうちの何れかに、それぞれ「変動表示」される。即ち、普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「変動表示」された図柄は、前回指定図柄「◎」又は指定された普通図柄「●」の何れかである。 【0118】また、図18では図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても同様に普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、図柄指定コマンド欠落のあった図柄には前回指定図柄「◎」が、正常受信された図柄は指定された普通図柄「●」がそれぞれ「変動表示」される。 【0119】従って、このケース2では、CPU1020は、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2個の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄停止コマンドの欠落が発生したと判断する。そして、この場合には、指定された普通図柄「●」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「変動表示」する。係る「変動表示」の継続により、図柄停止コマンドの通信エラーが生じた旨の表示がなされる。 【0120】一方、変動パターン指定コマンドおよび送信されるべき個数である2に満たない個数の図柄指定コマンドを受信し、かつ、図柄停止コマンドが受信されない場合には、図柄指定コマンドおよび図柄停止コマンドにコマンド欠落が発生したと判断する。そして、この場合にも、前回指定図柄「◎」又は指定された普通図柄「●」の何れかを普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「変動表示」する。 【0121】従って、このケース2では、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが正常に受信されれば、図柄停止コマンドが欠落しても、図柄の「変動表示」の継続によって通信不良通知がが行なえる。さらに、図柄指定コマンドの一部が受信されなくても、前回指定図柄「◎」又は指定された図柄「●」の何れかの「変動表示」が継続されることにより、ケース0又はケース1と異なった通信不良が発生したことの通知が行なえる。 【0122】(ケース3)図19のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。そして、次に右図柄指定コマンドを受信する。この時点で変動パターン指定コマンド送信不良を表す、エラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。係る「停止表示」により何らかのエラーが発生したことが通知される。 【0123】また、図19では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても、同様にエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。 【0124】また、図19では想定していないが、CPU1020は、さらに、送信されるべき個数である2個に満たない個数の図柄指定コマンドを受信した場合にも、図柄指定コマンドにもコマンド欠落が発生したと判断して同様にエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。 【0125】従って、このケース3では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、左図柄指定コマンドが受信されるのを契機として、コマンド欠落が発生したと判断してエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。 【0126】次に図柄停止コマンドを受信する。そして、図柄停止コマンドが受信されると、前記「今回指定図柄」「●」に代えて、欠落した図柄は普通図柄は「前回指定図柄」に変更され、「停止表示」される。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0127】(ケース4)図20のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されない場合、換言すれば、図柄停止コマンドのみが受信される場合である。この例では、符号d、e、fで示すように、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが欠落している場合を想定している。 【0128】CPU1020は、最初に図柄停止コマンドを受信する。この際、変動パターン指定コマンド、左図柄指定コマンド、右図柄指定コマンドが受信されないと判定する。この図柄停止コマンドを受信した時点で、前回指定図柄「◎」が普通図柄表示装置1のLED1a1、1b1、1a2、1b2のうちの何れかに、それぞれ「停止表示」される。そして、前回指定図柄「◎」表示に使用されなかった、残りの普通図柄表示装置1のLED1a1、1b1、1a2、1b2の何れかには、エラー表示「▲」が表示されている。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドが欠落しても送信不良通知を行なえる。 【0129】従って、このケース4では、CPU1020は、図柄停止コマンドのみを受信した場合、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドの欠落が発生したと判断する。従って、CPU1020は、図柄停止コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、図柄停止コマンドが受信されるのを契機として、前回指定図柄「◎」を「停止表示」する。従って、変動パターン指定コマンドおよび図柄指定コマンドが欠落しても全図柄が前回指定図柄「◎」で「停止表示」されることにより、ケース3とは異なった送信不良通知を行なえる。 【0130】(ケース5)図21のタイミングチャートを参照してCPU1020の動作を説明する。この場合には、変動パターン指定コマンドおよび図柄停止コマンド(および場合によっては図柄指定コマンドの少なくとも1個)が受信されない場合である。この例では、符号h、iで示すように、変動パターン指定コマンド、図柄停止コマンドが欠落し、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定している。 【0131】CPU1020は、最初に左図柄指定コマンドを受信する。この際、最初に受信すべき変動パターン指定コマンドが欠落したと判定する。この時点で、エラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、それぞれ「停止表示」する。次いで順に右図柄指定コマンドを受信するが、図柄停止コマンドを受信しない。しかし、変動パターン指定コマンドを受信していないので、図柄は変動していない。 【0132】また、図21では、図柄指定コマンドが欠落していない場合を想定しているが、少なくとも1個の図柄指定コマンドが欠落している場合においても、同様にエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。 【0133】また、図21では想定していないが、CPU1020は、さらに、送信されるべき個数である2個に満たない個数の図柄指定コマンドを受信した場合にも、図柄指定コマンドにもコマンド欠落が発生したと判断して同様にエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。 【0134】従って、このケース5では、CPU1020は、図柄指定コマンドを最初に受信した場合には、変動パターン指定コマンドに欠落が発生したと判断して、図柄の「変動表示」をしない。そして、左図柄指定コマンドが受信されるのを契機として、コマンド欠落が発生したと判断してエラー表示「▲」を普通図柄表示装置1のLED1a、1bに、「今回指定図柄」「●」と共に、それぞれ「停止表示」表示する。従って、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンド、図柄停止コマンドが欠落してもエラー表示「▲」によって送信不良通知を行なえる。 【0135】なお、図23の実施形態では、ケース5とケース3とは、最終的に停止した図柄は、同一図柄となり、変動パターン指定コマンドが欠落した場合であって、図柄停止コマンドの欠落の区分けは出来ない。係る場合の区分けを更に行う必要がある場合には、例えば、普通図柄表示装置1を、図24に示すようなカラー表示が可能なランプ表示装置(より具体的にはLED装置)3組として、より細かな区分表示をすれば良い。 【0136】(ケース6)係る場合、何れのコマンドも受信されない場合である。CPU1020は、何の動作も行わない。従って、係る場合には送信不良通知は行なえない。 【0137】なお、特別図柄表示装置100に対しては、従来の遊技機において周知の方法で実現でき、また、特別図柄表示装置100に対しても同様にして特別図柄表示制御用コマンドを適宜、送信するが、本発明の主旨ではないので説明を省略する。 【0138】更に、普通図柄表示装置1に設けられたCPU1020、RAM1090、ROM1040、データ受信回路1140、電源回路1160は、特別図柄表示装置100と共用してもよい。係る場合には、CPU1020は、単一の記憶デバイスとしてのRAM1090へのコマンド群の読出しや書き込みを動作制御可能に構成されている。CPU1020は受信したコマンドにより特別図柄用か普通図柄用かを識別可能に構成されている。RAM1090には、特別図柄表示制御用コマンド群を格納するための特別図柄コマンド群用バッファ2500と、普通図柄表示制御用コマンド群を格納するための普通図柄コマンド群用バッファ2510とが形成されている。 【0139】 【発明の効果】請求項1記載の遊技機によれば、特別図柄表示装置と普通図柄表示装置を独立に具備する遊技機において、遊技動作を統括する主制御手段は、前記特別図柄と普通図柄の表示制御を行わせるためのコマンド群をそれぞれの表示装置に送信する送信手段を備え、前記普通図柄表示装置は、前記主制御手段から送信されたコマンド群に基づいて送信不良状況を把握し、前記普通図柄表示装置との送信不良状況を当該普通図柄表示装置で報知することにより、遊技機の遊技性を損なうことなく、通信不良を把握できる遊技機を提供できた。 【0140】請求項2に記載の遊技機によれば、前記普通図柄表示装置に報知される送信不良状況は、エラーコードで表示されることにより、遊技者に遊技機のエラー内容を知られることなく、遊技機の管理ができると共に、発光ダイオードのような、低価格の普通図柄表示装置を用いることができた。 【0141】請求項3に記載の遊技機によれば、前記普通図柄表示装置に報知される送信不良状況は、普通図柄とエラーコードとの組み合わせで表示されることにより、普通図柄を表示することによって遊技に与える影響を極力押さえつつ、エラーコードも表示することにより、遊技者に遊技機の故障状態を知られることなく、遊技機の管理ができる遊技機を提供できた。 【0142】請求項4に記載の遊技機によれば、普通図柄とエラーコードを点滅表示することにより、他のコマンドの欠落との区分をすることができ、遊技機の故障状態の管理が容易にできる遊技機を提供できた。 【0143】請求項5に記載の遊技機によれば、前記普通図柄表示装置に報知される送信不良状況は、前記普通図柄表示装置に表示される色の組み合わせで表示されることにより、遊技者に遊技機がエラーを発生したことを直接知られることがなく、遊技機の管理ができる遊技機を提供できた。 【0144】請求項6、7に記載の遊技機によれば、エラー発生とエラーの状態又は普通図柄を表示することにより、遊技に与える影響を極力押さえ、遊技者に遊技機の故障状態を知られることなく、遊技機の管理ができる遊技機を提供できた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年9月12日(2001.9.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068618 【弁理士】 【氏名又は名称】萼 経夫 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−79917(P2003−79917A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−276575(P2001−276575) |
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