| 【発明の名称】 |
遊技媒体の搬送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】三井 貞男 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区大熊町68 株式会社マスタック内
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| 【要約】 |
【課題】下部タンクを兼用し、簡単な構成によりコストを低減することができる遊技媒体の搬送装置を提供する。
【解決手段】一方の遊技機島10の上部タンク12から他方の遊技機島10に延ばされた渡り樋30を通って、上部タンク12から送出された遊技媒体P1が他方の遊技機島10の樋部材30から排出路50を通って下部タンク14に回収するようにし、また、他方の遊技機島10の上部タンク12と遊技機島10の本体との間の上下方向の隙間に樋部材40を配設し、その樋部材40から排出路50を下方に延設することで、下部タンク14側に接続させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技媒体を一対の遊技機島の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置において、前記一対の遊技機島の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンクと、前記一対の遊技機島の下部にそれぞれ設けられた下部タンクと、前記一対の遊技機島の一方の上部タンクから送出された遊技媒体を前記一対の遊技機島の他方の下部タンクに回収するための回収機構とを備え、前記回収機構は、前記一方の遊技機島の上部タンクから前記他方の遊技機島に延ばされた渡り樋と、前記他方の遊技機島の上部タンクと前記遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材と、前記渡り樋を通って前記樋部材に搬入された遊技媒体を前記下部タンク側に排出する排出路とを有することを特徴とする遊技媒体の搬送装置。 【請求項2】遊技媒体を一対の遊技機島の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置において、前記一対の遊技機島の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンクと、前記一対の遊技機島の下部にそれぞれ設けられた下部タンクと、前記一対の遊技機島の一方の上部タンクから送出された遊技媒体を前記一対の遊技機島の他方の下部タンクに回収するための回収機構とを備え、前記回収機構は、前記一方の遊技機島の上部タンクから前記他方の遊技機島に延ばされた渡り樋と、前記他方の遊技機島の上部タンクと前記遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材と、前記渡り樋を通って前記樋部材に搬入された遊技媒体を前記下部タンク側に排出する排出路とを有し、前記樋部材は、該樋部材の両端にそれぞれ開設され、前記渡り樋の先端部を接続可能な受入口と、前記樋部材の中央部に開設され、前記排出路が接続される排出口と、前記受入口から前記排出口に向かって斜め下方に傾斜する傾斜路とを有することを特徴とする遊技媒体の搬送装置。 【請求項3】遊技媒体を一対の遊技機島の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置において、前記一対の遊技機島の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンクと、前記一対の遊技機島の下部にそれぞれ設けられた下部タンクと、前記一対の遊技機島の一方の上部タンクから送出された遊技媒体を前記一対の遊技機島の他方の下部タンクに回収するための回収機構とを備え、前記回収機構は、前記一方の遊技機島の上部タンクから前記他方の遊技機島に延ばされた渡り樋と、前記他方の遊技機島の上部タンクと前記遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材と、前記渡り樋を通って前記樋部材に搬入された遊技媒体を前記下部タンク側に排出する排出路とを有し、前記樋部材は、該樋部材の両端にそれぞれ開設され、前記渡り樋の先端部を接続可能な受入口と、前記樋部材の中央部に開設され、前記排出路が接続される排出口と、前記受入口から前記排出口に向かって斜め下方に傾斜する傾斜路とを有し、前記樋部材の両端にそれぞれ開設された受入口の一方は、前記上部タンクの正面壁側へ延ばされた前記渡り樋の先端部側に接続可能であり、前記樋部材の両端にそれぞれ開設された受入口の他方は、前記上部タンクの背面壁側へ延ばされた前記渡り樋の先端部側に接続可能であることを特徴とする請求項2に記載の遊技媒体の搬送装置。 【請求項4】前記樋部材は、前記上部タンクの正面壁または背面壁の一方に連続するように配設されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技媒体の搬送装置。 【請求項5】前記上部タンクの正面壁または背面壁の一方側へ延ばされた前記渡り樋の先端部は、前記上部タンクの正面壁または背面壁の他方側に位置する前記樋部材の受入口に連絡樋を介して接続され、前記連絡樋は、前記上部タンクの正面壁または背面壁の一方側から前記上部タンクの下方を通って、前記上部タンクの正面壁または背面壁の他方側へ延設されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技媒体の搬送装置。 【請求項6】前記上部タンクの正面壁および背面壁に配され、前記樋部材の受入口を開閉して、該樋部材へ搬入される遊技媒体の数を制限するためのシャッターが設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体の搬送装置。 【請求項7】前記上部タンクの正面壁および背面壁に配され、前記樋部材の受入口を開閉して、該樋部材へ搬入される遊技媒体の数を制限するためのシャッターが設けられ、前記シャッターは、前記他方の遊技機島側の下部タンク内の遊技媒体が所定量を超えると、前記受入口を閉じ、前記他方の遊技機島の下部タンク内の遊技媒体が所定量以下になると、前記受入口を開くものであることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体の搬送装置。 【請求項8】遊技媒体を一対の遊技機島の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置において、前記一対の遊技機島の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンクと、前記一対の遊技機島の下部にそれぞれ設けられた下部タンクと、前記一対の遊技機島の一方の上部タンクから送出された遊技媒体を前記一対の遊技機島の他方の下部タンクに回収するための回収機構とを備え、前記回収機構は、前記一方の遊技機島の上部タンクから前記他方の遊技機島に延ばされた渡り樋と、前記他方の遊技機島の上部タンクと前記遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材と、前記渡り樋を通って前記樋部材に搬入された遊技媒体を前記下部タンク側に排出する排出路とを有し、前記他方の遊技機島に係る上部タンクは、該上部タンク内で溢れた遊技媒体を前記下部タンクへ戻すための一対の戻し口が開設されており、前記一対の戻し口には戻し管がそれぞれ接続され、前記一対の戻し管と前記排出路とは相互に並行して、前記下部タンク側に延ばされていることを特徴とする遊技媒体の搬送装置。 【請求項9】遊技媒体を一対の遊技機島の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置において、前記一対の遊技機島の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンクと、前記一対の遊技機島の下部にそれぞれ設けられた下部タンクと、前記一対の遊技機島の一方の上部タンクから送出された遊技媒体を前記一対の遊技機島の他方の下部タンクに回収するための回収機構とを備え、前記回収機構は、前記一方の遊技機島の上部タンクから前記他方の遊技機島に延ばされた渡り樋と、渡り樋の先端部側に接続される一対の受入口部材と、一対の受入口部材にそれぞれ接続された一対の中継管と、該一対の中継管が接続される合流ダクトと、前記渡り樋を通って前記受入口部材、前記中継管、前記合流ダクトに搬入された遊技媒体を前記下部タンク側に排出する排出路とを有し、前記他方の遊技機島に係る上部タンクは、該上部タンク内で溢れた遊技媒体を前記下部タンクへ戻すための一対の戻し口がそれぞれ開設されており、前記一対の戻し口には戻し管がそれぞれ接続され、前記一対の戻し管と前記排出管とは相互に並行して、前記下部タンク側に延ばされていることを特徴とする遊技媒体の搬送装置。 【請求項10】前記遊技機島において、前記下部タンク内の遊技媒体を前記上部タンクに揚送するための揚送機を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、8または9に記載の遊技媒体の搬送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体を複数の遊技機島の中の一方から他方の遊技機島に搬送可能な遊技媒体の搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の遊技媒体の搬送装置としては、例えば、特許公開2000−140383号公報に開示されているものがある。 【0003】すなわち、一方の遊技機島の上部タンクから他方の遊技機島へ交流樋である渡り樋が延ばされ、また、他方の遊技機島の上部タンクから一方の遊技機島へ渡し樋が延ばされている。上部タンク内の遊技媒体が所定量を超えると、遊技媒体は渡り樋を通って一方の遊技機島から他方の遊技機島へあるいは、他方の遊技機島から一方の遊技機島へ送出されるようになっている。 【0004】遊技機島の背面側には貯留タンクが設置され、渡り樋の先端部は遊技機島を越して貯留タンクの上方に延ばされている。渡り樋の先端部には排出管が接続され、排出管が下方の貯留タンクに向かって延ばされている。遊技媒体は、渡り樋〜排出管を通って、貯留タンクに回収されるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の技術では、各遊技機島の上部タンク内から搬出された遊技媒体を回収するための特別な貯留タンクが必要であり、また、貯留タンクを設置するためのスペースが必要になるという問題点があった。 【0006】一方、特別な貯留タンクを設けることなく、遊技機島の下部に各遊技機で用いられた遊技媒体を回収すべく設けられた下部タンクを兼用することが考えられるが、渡り樋の先端部側を遊技機島に接続する構成、その接続箇所から下部タンクへ遊技媒体の搬送路を延設していく構成は、遊技機島毎に固有なものにするとコストが嵩むことから、遊技機島間で共通であって、かつ、簡単なものにする必要がある。 【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、一方の遊技機島の上部タンクから渡り樋を通って他方の遊技機島に送出された遊技媒体を他方の遊技機島の樋部材から排出路を通して下部タンクに回収することで、特別な貯留タンクを不要にし、また、他方の遊技機島の上部タンクと遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に樋部材を設けた簡単な構成により、コストを低減することができる遊技媒体の搬送装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。 [1]遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の一方から他方の遊技機島(10)に搬送可能な遊技媒体(P1)の搬送装置において、前記一対の遊技機島(10)の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンク(12)と、前記一対の遊技機島(10)の下部にそれぞれ設けられた下部タンク(14)と、前記一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を前記一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するための回収機構(20)とを備え、前記回収機構(20)は、前記一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から前記他方の遊技機島(10)に延ばされた渡り樋(30)と、前記他方の遊技機島(10)の上部タンク(12)と前記遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材(40)と、前記渡り樋(30)を通って前記樋部材(40)に搬入された遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)側に排出する排出路(50)とを有することを特徴とする遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0009】[2]遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の一方から他方の遊技機島(10)に搬送可能な遊技媒体(P1)の搬送装置において、前記一対の遊技機島(10)の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンク(12)と、前記一対の遊技機島(10)の下部にそれぞれ設けられた下部タンク(14)と、前記一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を前記一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するための回収機構(20)とを備え、前記回収機構(20)は、前記一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から前記他方の遊技機島(10)に延ばされた渡り樋(30)と、前記他方の遊技機島(10)の上部タンク(12)と前記遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材(40)と、前記渡り樋(30)を通って前記樋部材(40)に搬入された遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)側に排出する排出路(50)とを有し、前記樋部材(40)は、該樋部材(40)の両端にそれぞれ開設され、前記渡り樋(30)の先端部を接続可能な受入口(42)と、前記樋部材(40)の中央部に開設され、前記排出路(50)が接続される排出口(44)と、前記受入口(42)から前記排出口(44)に向かって斜め下方に傾斜する傾斜路(46)とを有することを特徴とする遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0010】[3]遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の一方から他方の遊技機島(10)に搬送可能な遊技媒体(P1)の搬送装置において、前記一対の遊技機島(10)の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンク(12)と、前記一対の遊技機島(10)の下部にそれぞれ設けられた下部タンク(14)と、前記一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を前記一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するための回収機構(20)とを備え、前記回収機構(20)は、前記一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から前記他方の遊技機島(10)に延ばされた渡り樋(30)と、前記他方の遊技機島(10)の上部タンク(12)と前記遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材(40)と、前記渡り樋(30)を通って前記樋部材(40)に搬入された遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)側に排出する排出路(50)とを有し、前記樋部材(40)は、該樋部材(40)の両端にそれぞれ開設され、前記渡り樋(30)の先端部を接続可能な受入口(42)と、前記樋部材(40)の中央部に開設され、前記排出路(50)が接続される排出口(44)と、前記受入口(42)から前記排出口(44)に向かって斜め下方に傾斜する傾斜路(46)とを有し、前記樋部材(40)の両端にそれぞれ開設された受入口(42)の一方は、前記上部タンク(12)の正面壁(12a)側へ延ばされた前記渡り樋(30)の先端部側に接続可能であり、前記樋部材(40)の両端にそれぞれ開設された受入口(42)の他方は、前記上部タンク(12)の背面壁(12b)側へ延ばされた前記渡り樋(30)の先端部側に接続可能であることを特徴とする[2]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0011】[4]前記樋部材(40)は、前記上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の一方に連続するように配設されていることを特徴とする[1]、[2]または[3]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0012】[5]前記上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の一方側へ延ばされた前記渡り樋(30)の先端部は、前記上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の他方側に位置する前記樋部材(40)の受入口(42)に連絡樋(60)を介して接続され、前記連絡樋(60)は、前記上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の一方側から前記上部タンク(12)の下方を通って、前記上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の他方側へ延設されていることを特徴とする[3]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0013】[6]前記上部タンク(12)の正面壁(12a)および背面壁(12b)に配され、前記樋部材(40)の受入口(42)を開閉して、該樋部材(40)へ搬入される遊技媒体(P1)の数を制限するためのシャッター(70)が設けられていることを特徴とする[2]または[3]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0014】[7]前記上部タンク(12)の正面壁(12a)および背面壁(12b)に配され、前記樋部材(40)の受入口(42)を開閉して、該樋部材(40)へ搬入される遊技媒体(P1)の数を制限するためのシャッター(70)が設けられ、前記シャッター(70)は、前記他方の遊技機島(10)側の下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)が所定量を超えると、前記受入口(42)を閉じ、前記他方の遊技機島(10)の下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)が所定量以下になると、前記受入口(42)を開くものであることを特徴とする[2]または[3]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0015】[8]遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の一方から他方の遊技機島(10)に搬送可能な遊技媒体(P1)の搬送装置において、前記一対の遊技機島(10)の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンク(12)と、前記一対の遊技機島(10)の下部にそれぞれ設けられた下部タンク(14)と、前記一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を前記一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するための回収機構(20)とを備え、前記回収機構(20)は、前記一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から前記他方の遊技機島(10)に延ばされた渡り樋(30)と、前記他方の遊技機島(10)の上部タンク(12)と前記遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材(40)と、前記渡り樋(30)を通って前記樋部材(40)に搬入された遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)側に排出する排出路(50)とを有し、前記他方の遊技機島(10)に係る上部タンク(12)は、該上部タンク(12)内で溢れた遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)へ戻すための一対の戻し口(80)が開設されており、前記一対の戻し口(80)には戻し管(82)がそれぞれ接続され、前記一対の戻し管(82)と前記排出路(50)とは相互に並行して、前記下部タンク(14)側に延ばされていることを特徴とする遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0016】[9]遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の一方から他方の遊技機島(10)に搬送可能な遊技媒体(P1)の搬送装置において、前記一対の遊技機島(10)の本体の上方にそれぞれ設けられた上部タンク(12)と、前記一対の遊技機島(10)の下部にそれぞれ設けられた下部タンク(14)と、前記一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を前記一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するための回収機構(20)とを備え、前記回収機構(20)は、前記一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から前記他方の遊技機島(10)に延ばされた渡り樋(30)と、渡り樋(30)の先端部側に接続される一対の受入口部材(90)と、一対の受入口部材(90)にそれぞれ接続された一対の中継管(92)と、該一対の中継管(92)が接続される合流ダクト(94)と、前記渡り樋(30)を通って前記受入口部材(90)、前記中継管(92)、前記合流ダクト(94)に搬入された遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)側に排出する排出路(50)とを有し、前記他方の遊技機島(10)に係る上部タンク(12)は、該上部タンク(12)内で溢れた遊技媒体(P1)を前記下部タンク(14)へ戻すための一対の戻し口(80)がそれぞれ開設されており、前記一対の戻し口(80)には戻し管(82)がそれぞれ接続され、前記一対の戻し管(82)と前記排出管とは相互に並行して、前記下部タンク(14)側に延ばされていることを特徴とする遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0017】[10]前記遊技機島(10)において、前記下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)を前記上部タンク(12)に揚送するための揚送機(16)を備えていることを特徴とする[1]、[2]、[3]、[8]または[9]に記載の遊技媒体(P1)の搬送装置。 【0018】次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。各遊技機島(10)の上部および下部には上部タンク(12)および下部タンク(14)がそれぞれ設けられている。回収機構(20)は、一対の遊技機島(10)の一方の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)を一対の遊技機島(10)の他方の下部タンク(14)に回収するためのものである。 【0019】下部タンク(14)に回収された遊技媒体(P1)は、例えば、揚送研磨機である揚送機(16)により揚送かつ研磨されて上部タンク(12)へ搬送され、上部タンク(12)から遊技機島(10)を構成する各遊技機に供給され、各遊技機への供給が十分であれば、上部タンク(12)から他の遊技機島(10)に送出され、上部タンク(12)から溢れ出た遊技媒体(P1)は、再び下部タンク(14)に戻されるようになる。このようにして、遊技媒体(P1)は一つの遊技機島(10)内に限らず、他の遊技機島(10)内でも使用される。 【0020】具体的に、一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)は、渡り樋(30)を通って他方の遊技機島(10)に搬送され、渡り樋(30)から樋部材(40)および排出路(50)を通って、下部タンク(14)に回収される。樋部材(40)は、他方の遊技機島(10)の上部タンク(12)と遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に配設されているため、その樋部材(40)から排出路(50)を下方に延設していけば、下部タンク(14)側に接続させることができる。 【0021】渡り樋(30)を通った遊技媒体(P1)は、樋部材(40)の両端に開設された受入口(42)から傾斜路(46)内に搬入される。搬入された遊技媒体(P1)は傾斜路(46)を流下し、樋部材(40)の中央部に開設された排出口(44)を通って、排出口(44)に接続された排出路(50)から下部タンク(14)側に流下するようになる。 【0022】遊技機島(10)が3列に並んでいて、中央の遊技機島(10)に両側の遊技機島(10)から遊技媒体(P1)が送出されるような態様では、両側の遊技機島(10)の上部タンク(12)から中央の遊技機島(10)の上部タンク(12)の正面壁(12a)側と背面壁(12b)側とに渡り樋(30)がそれぞれ延ばされ、各渡り樋(30)を通って、送出された遊技媒体(P1)は、樋部材(40)の両端にそれぞれ開設された受入口(42)から樋部材(40)に搬入され、傾斜路(46)を流下し、樋部材(40)の中央部に開設された排出口(44)を通って、排出口(44)に接続された排出路(50)から下部タンク(14)側に流下するようになる。 【0023】それにより、両側の遊技機島(10)から送出された遊技媒体(P1)を1つの樋部材(40)で受け入れることができる。 【0024】このような樋部材(40)が、上部タンク(12)の正面壁(12a)側あるいは、上部タンク(12)の背面壁(12b)側に設けられているとき、樋部材(40)を上部タンク(12)の正面壁(12a)あるいは背面壁(12b)に連続するように配設すれば、突起感がなく、外観品質が向上する。 【0025】例えば、上部タンク(12)の正面壁(12a)側に配された樋部材(40)に、上部タンク(12)の正面壁(12a)側に延ばされた渡り樋(30)の先端部は簡単に接続できるが、上部タンク(12)の背面壁(12b)側に延ばされた渡り樋(30)の先端部は簡単に接続できない場合がある。 【0026】そのような場合には、上部タンク(12)の背面壁(12b)側へ延ばされた渡り樋(30)の先端部は、上部タンク(12)の正面壁(12a)側に位置する樋部材(40)の受入口(42)に連絡樋(60)を介して接続される。すなわち、両側の遊技機島(10)から中央の遊技機島(10)の上部タンク(12)の背面壁(12b)側に送出された遊技媒体(P1)は、渡り樋(30)を通ってから連絡樋(60)を通って、上部タンク(12)の正面側に位置する樋部材(40)の受入口(42)に搬入される。 【0027】この連絡樋(60)は、上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の一方側から上部タンク(12)の下方を通って、上部タンク(12)の正面壁(12a)または背面壁(12b)の他方側へ延設されているので、遊技媒体(P1)も上部タンク(12)の下方を通って、樋部材(40)の受入口(42)に搬入されることになる。上部タンク(12)と遊技機島(10)の本体との間の上下方向の隙間に連絡樋(60)を直線的に延設して、渡り樋(30)と樋部材(40)とを連絡することが可能であり、例えば、連絡樋(60)を上部タンク(12)を迂回するようにして配する必要がなく、遊技媒体(P1)の搬送を円滑にでき、また、連絡樋(60)が外部から目立たなくすることができ、外観品質が向上する。 【0028】このように、遊技機島(10)の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)は、渡り樋(30)を通って樋部材(40)の受入口(42)に搬入され、排出路(50)を通って下部タンク(14)に回収される。例えば、下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)が所定量を超えると、遊技媒体(P1)の回収を中止する必要がある。 【0029】上部タンク(12)の正面壁(12a)および背面壁(12b)に配されたシャッター(70)は、樋部材(40)の受入口(42)を開閉するものである。すなわち、下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)が所定量以下になると、シャッター(70)は受入口(42)を開いて、遊技媒体(P1)を樋部材(40)内に搬入可能にし、下部タンク(14)内の遊技媒体(P1)が所定量を超えると、シャッター(70)は受入口(42)を閉じて、遊技媒体(P1)を樋部材(40)内に搬入不能にする。 【0030】上部タンク(12)には、上部タンク(12)内で溢れた遊技媒体(P1)を下部タンク(14)へ戻すための一対の戻し口(80)がそれぞれ開設され、その一対の戻し口(80)から下部タンク(14)に戻し管(82)が延ばされている。一方、樋部材(40)から下部タンク(14)へ延ばされた排出路(50)が延ばされている。 【0031】そこで、一対の戻し管(82)と排出路(50)とを相互に並行して、下部タンク(14)側に延ばすようにすれば、遊技機島(10)内に設けた同じスペースに、一対の戻し管(82)と排出管とを通すことができ、戻し管(82)と排出管との配索が容易になり、組立がし易くなる。 【0032】遊技機島(10)の上部タンク(12)から送出された遊技媒体(P1)は、渡り樋(30)を通って樋部材(40)の受入口(42)に搬入され渡り樋(30)を通って樋部材(40)に搬入するのでなく、渡り樋(30)を通って受入口部材(90)の一対に遊技媒体(P1)がそれぞれ搬入されるものがある。 【0033】すなわち、一対の受入口部材(90)にそれぞれ搬入された遊技媒体(P1)は、中継管(92)を通って、合流ダクト(94)で合流し、排出路(50)を通って下部タンク(14)側に排出されるようになる。 【0034】また、遊技機島(10)には揚送機(16)が設けられ、下部タンク(14)内の遊技媒体を上部タンク(12)に揚送することができる。それにより、一方の遊技機島(10)の上部タンク(12)から渡り樋(30)を通って他方の遊技機島(10)に送出された遊技媒体が、下部タンク(14)に回収され、揚送機(16)で上部タンクに揚送されてから、渡り樋(30)を通って一方の遊技機島(10)へ送出することができるので、両方の遊技機島(10)で有効に遊技媒体を用いることができる。 【0035】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る遊技機島の上部タンクを想像線で示し、樋部材を実線で示した正面図、図2は遊技機島の配置状態を示す部分正面図、図3は遊技機島の配置状態を示す側面図である。図1〜図3に示すように、本遊技媒体の搬送装置は、遊技媒体P1を一対の遊技機島10の一方から他方の遊技機島10に搬送可能なものである。 【0036】搬送装置は、一対の遊技機島10の上部にそれぞれ設けられた上部タンク12と、一対の遊技機島10の下部にそれぞれ設けられた下部タンク14と、一対の遊技機島10の一方の上部タンク12から送出された遊技媒体P1を一対の遊技機島10の他方の下部タンク14に回収するための回収機構20とを備えている。 【0037】各遊技機島10は、その下部タンク14内の遊技媒体P1を研磨材PAと共に上部タンク12に揚送するための揚送研磨機である揚送機16を備えている。上部タンク12の周壁には供給口部材13が開設され、供給口部材13には、遊技機島10を構成する各遊技機11に遊技媒体P1を供給するための供給樋15が接続されている。 【0038】また、上部タンク12の周壁には送出口17が開設されている。さらに、揚送機16により揚送された遊技媒体P1および研磨材PAを上部タンク12内に排出するための排出口18の一対が設けられている。その一対の排出口18をそれぞれ通って上部タンク12内に排出された遊技媒体P1および研磨材PAを上部タンク12の底部19の中央部19aの上方に導くための上部通路18aが設けられている。上部タンク12の底部19は、遊技媒体P1および研磨材PAを上部タンク12の両側へ流すべくその中央部19aが山形断面形状に形成され、かつ、中央部19aから両端部19bに向かって下方へ傾斜している。 【0039】各遊技機島10の下部には、2つ1組の下部タンク14が遊技機島10の中央を中心にして左右対称的に配設されている。各下部タンク14の底部は遊技機島10の下部中央に向かって下方に傾斜していて、下部タンク14の下部から揚送機16の揚送筒16aの下端部に向かって回収樋14aがそれぞれ延ばされている。 【0040】回収機構20は、一方の遊技機島10の上部タンク12から他方の遊技機島10に延ばされた渡り樋30と、他方の遊技機島10の上部タンク12と遊技機島10の本体との間の上下方向の隙間に配設された樋部材40と、渡り樋30を通って樋部材40に搬入された遊技媒体P1を下部タンク14側に排出する排出路50とを有している。渡り樋30の基端部は遊技機島10の送出口17に接続されている。 【0041】図4は遊技機島の上部タンクを想像線で示し、樋部材を実線で示した平面図、図5は上部タンクを想像線で示し、樋部材を実線で示した側面図である。図1、図4および図5に示すように、樋部材40は、樋部材40の両端にそれぞれ開設され、渡り樋30の先端部を接続可能な受入口42と、樋部材40の中央部に開設され、排出路50が接続される排出口44と、受入口42から排出口44に向かって斜め下方に傾斜する傾斜路46とを有している。 【0042】樋部材40の両端にそれぞれ開設された受入口42の一方は、上部タンク12の正面壁12a側へ延ばされた渡り樋30の先端部側に接続可能であり、樋部材40の両端にそれぞれ開設された受入口42の他方は、上部タンク12の背面壁12b側へ延ばされた前記渡り樋30の先端部側に接続可能である。 【0043】また、図4および図5から判るように、樋部材40は、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの一方(本実施の形態では正面壁12a)に連続するように配設されている。 【0044】さらに、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの一方側へ延ばされた渡り樋30の先端部は、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの他方側に位置する樋部材40の受入口42に連絡樋60を介して接続されている。本実施の形態では、上部タンク12の背面壁12b側へ延ばされた渡り樋30の先端部が正面壁12a側に位置する樋部材40の受入口42に連絡樋60を介して接続されている。 【0045】連絡樋60は、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの一方側から前記上部タンク12の下方を通って、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの他方側へ延設されている。本実施の形態では、連絡樋60は、上部タンク12の背面壁12b側から上部タンク12の下方であって揚送機16の脇を通って、正面壁12a側に延設されている。 【0046】図6は、本発明の一実施の形態に係るシャッターの正面図、図7はシャッターの側面図である。図1、図4〜図7に示すように、上部タンク12の正面壁12aおよび背面壁12bにはシャッター70がそれぞれ配されている。 【0047】シャッター70は、樋部材40の受入口42を開閉して、樋部材40へ搬入される遊技媒体P1の数を制限するためのものである。シャッター70は、遊技機島10の下部タンク14内の遊技媒体P1が所定量を超えると、受入口42を閉じ、他方の遊技機島10の下部タンク14内の遊技媒体P1が所定量以下になると、受入口42を開くものである。 【0048】シャッター70は、上部タンク12の正面壁12aおよび背面壁12bに固設されるケース71と、ケース71の下部に開設された連通口72と、ケース71内に設けられたソレノイド73と、上下方向に揺動可能な遮断部材74と、遮断部材74を下方に付勢する圧縮ばね75とを有している。連通口72は渡り樋30の先端部と受入口42とを連通するものである。また、圧縮ばね75の付勢力に抗してソレノイド73が作動することで、遮断部材74は連通口72を遮蔽して受入口42を閉じる一方、ソレノイド73の非作動で圧縮ばね75の付勢力により遮断部材74が上方に揺動して受入口42を開くように構成されている。 【0049】上部タンク12には、上部タンク12内で溢れた遊技媒体P1を下部タンク14へ戻すための一対の戻し口80が開設されている。一対の戻し口80には戻し管82がそれぞれ接続されている。一対の戻し管82と排出路50とは相互に並行して、下部タンク14側に延ばされている。 【0050】また、上部タンク12の底部19の両端部19bには、遊技媒体P1と研磨材PAとを分離すべく、遊技媒体P1を供給口部材13側に導く一方、研磨材PAを落下させるための簀の子19cが設けられ、簀の子19cから落下した研磨材PAは揚送機16の揚送筒16aの下端部に導かれるように成っている。 【0051】次に、前記実施の形態の作用について説明する。各遊技機島10の下部タンク14に回収された遊技媒体P1は、回収樋14aを通って揚送機16の揚送筒16aの下端部に搬送される。搬送された遊技媒体P1は、揚送機16によって揚送される。このとき、揚送筒16a内には研磨材PAが供給され、遊技媒体P1は研磨材PAと共に揚送され、研磨されて上部タンク12へ搬送される。 【0052】排出口18を通って上部タンク12内に入った遊技媒体P1および研磨材PAは、上部通路18aを通って、上部通路18aの端部から上部タンク12の底部19の中央部19aへ落下し、さらに、中央部19aから両端部19bに流下する。両端部19bでは、簀の子19cにより、遊技媒体P1と研磨材PAとが分離され、遊技媒体P1は、供給口部材13に導かれ、供給樋15を通って、遊技機島10を構成する各遊技機11に供給される。また、研磨材PAは、供給口部材13の下方へ落下して、再度の使用に供するよう揚送機16の揚送筒16aの下端部に回収される。 【0053】遊技媒体P1の各遊技機11への供給が十分であって、遊技機11への供給が少量になると、上部タンク12に遊技媒体P1が溜まっていく。上部タンク12から溢れ出た遊技媒体P1は、戻し口80から戻し管82を通って再び下部タンク14に戻されるようになる。このようにして、遊技媒体P1は遊技機島10内で循環して使用される。 【0054】一方、上部タンク12内においては、戻し口80より送出口17が低い位置に設けられているので、上部タンク12内に溜まった遊技媒体P1は、戻し口80から溢れ出る前に、送出口17から渡り樋30を通って他の遊技機島10へ送出する。 【0055】具体的には、一方の遊技機島10の上部タンク12の送出口17から送出された遊技媒体P1は、渡り樋30を通って他方の遊技機島10に搬送され、渡り樋30から樋部材40および排出路50を通って、下部タンク14に回収される。この樋部材40は、遊技機島10の上部タンク12と遊技機島10の本体との間の上下方向の隙間に配設されているため、その樋部材40から排出路50を下方に延設していくことで、下部タンク14側に接続させることができる。 【0056】渡り樋30を通った遊技媒体P1は、樋部材40の両端に開設された受入口42から傾斜路46内に搬入される。搬入された遊技媒体P1は傾斜路46を流下し、樋部材40の中央部に開設された排出口44を通って、排出口44に接続された排出路50から下部タンク14側に流下するようになる。 【0057】本実施の形態では、図3に示すように、遊技機島10に正面側の遊技機島10から遊技媒体P1が送出されるような態様では、上部タンク12の送出口17から渡り樋30を通って他の遊技機島10の上部タンク12の正面壁12a側に延ばされ、樋部材40の両端部の一方(正面側)に開設された受入口42から傾斜路46内に遊技媒体P1が搬入されるようになる。 【0058】一方、遊技機島10が3列に並んでいて、中央の遊技機島10に両側の遊技機島10から遊技媒体P1が送出されるような態様では、両側の遊技機島10の上部タンク12から中央の遊技機島10の上部タンク12の正面壁12a側と背面壁12b側とに渡り樋30がそれぞれ延ばされ、各渡り樋30を通って、送出された遊技媒体P1は、樋部材40の両端にそれぞれ開設された受入口42から樋部材40に搬入され、傾斜路46を流下し、樋部材40の中央部に開設された排出口44を通って、排出口44に接続された排出路50から下部タンク14側に流下するようになる。それにより、両側の遊技機島10から送出された遊技媒体P1を1つの樋部材40で受け入れることができる。 【0059】このような樋部材40が、上部タンク12の正面壁12a側あるいは、上部タンク12の背面壁12b側に設けられているとき、樋部材40を上部タンク12の正面壁12aあるいは背面壁12bに連続するように配設すれば、突起感がなく、外観品質が向上する。 【0060】図3に示すように、遊技機島10に正面側の遊技機島10から遊技媒体P1が送出されるような態様では、上部タンク12の正面壁12a側に配された樋部材40に、上部タンク12の正面壁12a側に延ばされた渡り樋30の先端部は樋部材40の一方の受入口42(正面側に開設された受入口42)に簡単に接続できる。しかしながら、遊技機島10に背面側の遊技機島10から遊技媒体P1が送出されるような態様では、上部タンク12の正面壁12a側に配された樋部材40に、上部タンク12の背面壁12b側に延ばされた渡り樋30の先端部は樋部材40の他方の受入口42に簡単に接続できない。 【0061】そのような態様では、上部タンク12の背面壁12b側へ延ばされた渡り樋30の先端部は、上部タンク12の正面壁12a側に位置する樋部材40の受入口42に連絡樋60を介して接続される。すなわち、両側の遊技機島10から中央の遊技機島10の上部タンク12の背面壁12b側に送出された遊技媒体P1は、渡り樋30を通ってから連絡樋60を通って、上部タンク12の正面側に位置する樋部材40の受入口42に搬入される。 【0062】この連絡樋60は、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの一方側から上部タンク12の下方を通って、上部タンク12の正面壁12aまたは背面壁12bの他方側へ延設されるようにして用いることができるので、遊技媒体P1も上部タンク12の下方を通って、かつ、揚送筒16aの脇を通って樋部材40の受入口42に搬入されることになる。上部タンク12と遊技機島10の本体との間の上下方向の隙間に連絡樋60を直線的に延設して渡り樋30と樋部材40とを連絡することが可能であり、遊技媒体P1を円滑に搬送することができ、また、例えば、連絡樋60を上部タンク12を大きく迂回して配する必要がなく、装置の外観品質が向上する。 【0063】このように、遊技機島10の上部タンク12から送出された遊技媒体P1は、渡り樋30を通って樋部材40の受入口42に搬入され、排出路50を通って下部タンク14に回収される。下部タンク14に回収された遊技媒体P1は、揚送機16で上部タンク12へ揚送され、上部タンク12内の遊技媒体P1の一部は、渡り樋30を通って他の遊技機島10に送出されることになる。このように、2以上の遊技機島10を渡り樋30で接続することにより、遊技媒体P1を、2以上の遊技機島10で有効に使用することができる。 【0064】上部タンク12の正面壁12aおよび背面壁12bに配されたシャッター70は、下部タンク14内の遊技媒体P1が所定量以下になると、シャッター70のソレノイド73が作動して遮断部材74が圧縮ばね75の付勢力に抗して上方に揺動していて、連通口72を開くことで、受入口42が開いて、遊技媒体P1を樋部材40内に搬入可能になる。 【0065】下部タンク14内の遊技媒体P1が所定量を超えると、シャッター70のソレノイド73が非作動になり遮断部材74が圧縮ばね75の付勢力で下方に揺動して、連通口72を閉じることで、受入口42が閉じて、遊技媒体P1を樋部材40内に搬入不能になる。 【0066】前述したように、上部タンク12には、上部タンク12内で溢れた遊技媒体P1を下部タンク14へ戻すための一対の戻し口80がそれぞれ開設され、その一対の戻し口80から下部タンク14に戻し管82が延ばされている。一方、樋部材40から下部タンク14へ延ばされた排出路50が延ばされている。 【0067】また、一対の戻し管82と排出路50とを相互に並行して、下部タンク14側に延ばすようにしているので、遊技機島10内に設けた同じスペースに、一対の戻し管82と排出管とを通すことができ、戻し管82と排出管との配索が容易になり、組立がし易くなる。 【0068】なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、以下のような拡張及び変形をすることができる。 【0069】前記実施の形態では、回収機構20が樋部材40を有するものを示したが、樋部材40の代わりに、図8および図9に示すように、受入口部材90、中継管92および合流ダクト94を有するものであってもよい。すなわち、一対の受入口部材90にそれぞれ搬入された遊技媒体P1が各中継管92を通って、合流ダクト94で合流し、排出路50を通って下部タンク14側に排出されるように構成されている。 【0070】具体的には、回収機構20は、一方の遊技機島10の上部タンク12から他方の遊技機島10に延ばされた渡り樋30と、渡り樋30の先端部側に接続される一対の受入口部材90と、一対の受入口部材90にそれぞれ接続された一対の中継管92と、一対の中継管92が接続される合流ダクト94と、渡り樋30を通って受入口部材90、中継管92、合流ダクト94に搬入された遊技媒体P1を下部タンク14側に排出する排出路50とを有している。一対の受入口部材90は、樋部材40と同じく、上部タンク12の正面壁12a側および背面壁12b側にそれぞれあって、上部タンク12と遊技機島10の本体との間の上下方向の隙間に配設されている。一対の受入口部材90は、シャッター70の連通口72に連続する樋91と、中継管92を外嵌支持する嵌持部93とを有している。 【0071】合流ダクト94は一対の支流管95と合流管96とを有して成る。支流管95には中継管92の差し込みを確認するための確認用窓97が開設されている。同じく、合流管96には排出管である排出路50の差し込みを確認するための確認用窓98が開設されている。 【0072】同じく、他方の遊技機島10に係る上部タンク12は、上部タンク12内で溢れた遊技媒体P1を下部タンク14へ戻すための一対の戻し口80がそれぞれ開設され、一対の戻し口80には戻し管82が接続されている。排出路50と一対の戻し管82とが相互に平行して下部タンク14側に延ばされている。 【0073】 【発明の効果】本発明に係る遊技媒体の搬送装置によれば、一方の遊技機島の上部タンクから他方の遊技機島に延ばされた渡り樋を通って、上部タンクから送出された遊技媒体が他方の遊技機島の樋部材から排出路を通って下部タンクに回収するようにしたので、遊技媒体を回収するための特別な貯留タンクを不要にすることができる。また、他方の遊技機島の上部タンクと遊技機島の本体との間の上下方向の隙間に樋部材を配設し、その樋部材から排出路を下方に延設することで、下部タンク側に接続させた簡単な構成により、同じくコストを低減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594181468 【氏名又は名称】東京データーマシン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区西蒲田5−27−10 あさひ銀蒲田ビル
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| 【出願日】 |
平成13年9月17日(2001.9.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084261 【弁理士】 【氏名又は名称】笹井 浩毅
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| 【公開番号】 |
特開2003−79911(P2003−79911A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−281122(P2001−281122) |
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