| 【発明の名称】 |
弾球遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】若狭 幹夫 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町二丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】遊技盤(1)の遊技領域(4)の下部を囲む内バンド(2)部分に緩衝性素材によるバンド部材(12)を装着し、且つ該バンド部材(12)には導電部材(13)を並設して前記遊技領域(4)を落下する打球(P)を前記バンド部材(12)で受け止め、落下時の衝突音の発生を抑制しながらアウト球口(11)に誘導する一方、この誘導過程で前記打球(P)と前記導電部材(13)との接触を図り該打球(P)に帯電する静電気を除電し、遊技盤(1)の背面部等に装備される制御回路装置等電気的機器に悪影響を生じさせないようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤前面に設定される遊技領域内の下部を緩衝性を有するバンド部材で囲み、該バンド部材により前記遊技領域内を通過し落下する打球を受け止めアウト球口へ誘導する一方、前記バンド部材には前記受け止め誘導される打球と接触する位置に導電部材を並設し、打球に帯電する静電気を除電することを特徴とした弾球遊技機。 【請求項2】 バンド部材は両端部を遊技領域の左右両側部に達する長さの円弧状に形成して前記遊技領域の下部を囲むことを特徴とした請求項1に記載の弾球遊技機。 【請求項3】 バンド部材は合成樹脂素材で形成すると共に、上面部に緩衝部材を並設し、落下する打球を該緩衝部材により受け止めることを特徴とした請求項1又は2に記載の弾球遊技機。 【請求項4】 導電部材は遊技盤前面とバンド部材の間に介挿することを特徴とした請求項1乃至3に記載の弾球遊技機。 【請求項5】 導電部材はバンド部材の長さ方向に沿って並行状に並設されることを特徴とした請求項1乃至4に記載の弾球遊技機。 【請求項6】 導電部材は遊技盤前面とバンド部材の間に介挿し、上端をバンド部材の上面より高く位置させ、バンド部材に誘導される打球との接触を可能とする一方、前記バンド部材は上面部を遊技盤前面に向けて下り傾斜面に形成し前記打球を導電部材に誘導接触するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の弾球遊技機。 【請求項7】 バンド部材の背面部には係入凹部を形成し、他方導電部材には前方に突出する係止爪を設けて該係止爪を前記係入凹部に係入してバンド部材と導電部材の結合をなす一方、前記バンド部材を遊技盤前面に止着して前記導電部材を狭持固定することを特徴とした請求項1乃至6に記載の弾球遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】遊技盤前面に設定される遊技領域に打ち出された打球は障害釘の間を抜けて落下し、この間に入賞口に飛入したものが入賞球となり賞球の放出に繋がり、或いは設定する遊技の始動に繋がったりする。その一方、それ以外の打球は遊技領域の下部を囲む内バンドの下半部分に受け止められ、この下半部分の円弧状をなすバンドによって最下部に集められ、これに開口するアウト球口に誘導されてアウト球となり系外に放出される。 【0003】遊技の設定の仕方によって、発射球(打球)の数に対してアウト球となる割合には差があるが、発射された打球の多くはアウト球となって内バンドの下半部分に落下し、アウト球口へと集められることになる。このとき、従来の多くの弾球遊技機(主としてパチンコ機、以下単に遊技機と記す。)は遊技領域を金属製帯板からなる内バンドにより囲み形成していることから鋼球製の打球が落下してこの内バンドに多数個が衝突するときにはかなりの衝突音を発することになる。この衝突音は連続することから相当な騒音となり、遊技場の環境を悪化させる原因となっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は内バンドに落下しアウト球となる打球の衝突音の発生を抑えてこの衝突音によって発生する騒音を未然に解決しようとするものである。前述したように、金属製の帯板からなる内バンドの場合、打球を受けたとき金属同志の衝突となるため衝突から発生する騒音を回避することは極めて困難なものとなっていた。 【0005】このことから、従来当該部分の内バンドを合成樹脂素材で形成し、衝突音の吸収を図ること等の方法が試みられてきたが、従来は一般に一定の形状を作るため硬質の合成樹脂素材によって形成していたことからそれ自体の剛性が衝突音の発生原因となって騒音の発生を抑えることができなかった。また加えて、電導性の金属素材によっていたとき達成されていた打球に帯電する静電気の除電ができなくなり、そのまま遊技盤背面の機構部に持ち込まれる結果、電気的諸設備に対して悪影響を及ぼす問題があった。 【0006】そこで、本発明はこれらの点に鑑み、遊技盤面に沿って落下し、遊技領域の下部を囲むバンド部材に衝突することによって発する打球の衝突騒音を解消するとに併せ、上記バンド部材に沿って誘導されアウト球口に集められる間に前記打球に帯電する静電気を除電し、遊技機に設備される遊技制御回路等の電気的諸装置に対する悪影響を有効に回避するようにした弾球遊技機を提供せんとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するため、遊技盤の前面に設定される遊技領域の下部を囲むバンド部材を緩衝性、また加えて防振性能を有する素材で形成し、前記遊技領域を落下する打球を直接該バンド部材で受け止め、これをアウト球口へと誘導する一方、前記バンド部材には導電部材を並設し、前記バンド部材に沿って誘導される打球との接触を図り、該打球に帯電する静電気を除電するようにしたことにある。 【0008】前記バンド部材の具体的素材としては例えばゴム或いは合成樹脂素材がある。合成樹脂素材にあっては好ましくは軟質の合成樹脂素材が適する。1つの理由は衝撃吸収性に優れること、そして打球の衝突時の衝突音の発生が小さいことにある。また、このバンド部材については更に好ましくは反発力が小さく落下する打球を弾発しない可撓性を有するゴム乃至は軟質の合成樹脂素材が望まれる。これらの素材の特徴は防振性能を有することにあり、打球が落下し衝突する時に飛び上がって他の打球と衝突したり、或いはガラスに衝突して騒音を発するのを回避するからである。 【0009】また、このバンド部材は遊技盤の前面に略円形状に形成される遊技領域の略下半部を囲む円弧状に形成していずれの入賞口にも入賞することなく落下し、アウト球口に集められる打球、つまりアウト球を受け止める範囲の全体に亘って付設されることが望まれる。 【0010】本発明の目的は前述したように遊技領域を落下し、最終的にアウト球口に集められる打球が遊技領域の下部を劃する内バンドとの衝突によって発する騒音を解消するためなされたものであることから、バンド部材は落下衝突する範囲の全域に亘り設けられることが望まれることになる。しかし、騒音の発生は前記内バンドが水平状態に近づくに従って、つまりアウト球口に近づくに従って鉛直に衝突して衝突が激しくなり、大きな衝突音を発することから、アウト球口の近くについてのみ設けることによって本発明の目的を達成するものとしてもよい。 【0011】一方、本発明において導電部材については鉄粉を表面に蒸着した合成樹脂素材、或いは鉄粉を混入し導電性をもたせた合成樹脂素材であってもよい。また、この導電部材はバンド部材の上面部に沿って付設する導電性の線材或いはテープ状素材であってもよい。ただ、効果の上から、またコストの面から見たときスチール板等の導電性の金属板が有利であり、適してもいる。 【0012】この導電部材はバンド部材に受け止められ、アウト球口に向けて誘導される打球との接触を図って打球に帯電する静電気を除電することからこの打球と接触する位置に付設されることになる。従って、遊技領域の下部を囲むようにバンド部材が円弧状に、そして所要の長さを以って付設される場合にはこの長さに沿って並行状に付設し、打球との接触関係が多くもてるようにするとよい。 【0013】更にこの接触関係を良くするため、バンド部材に並設する前記導電部材をバンド部材の後方、つまり遊技盤前面との間に付設し、その一方、バンド部材の上面部を後縁側に向けて下り勾配に形成して該上面部をアウト球口に向って誘導される打球を遊技盤前面に寄り添って誘導されるようにし、打球と前記導電部材との接触が密になるようにすると、更に良好な状態が得られることになる。 【0014】以上の説明から明らかなように、本発明はバンド部材と導電部材とが並設される関係にあることから遊技盤前面に付設されるに当たっては両者が一体であることが望まれる。ことに両者の位置関係を確保し、バンド部材を誘導される打球と導電部材との接触を確実にする上から、またこの位置関係を組立工程において容易にする上から両者の一体化は重要である。 【0015】本発明はこれを達成するため、前記バンド部材の背面部に係入凹部を形成し、他方導電部材には前方に突出する係止爪を設けて該係止爪を前記係入凹部に係入してバンド部材と導電部材の結合をなす一方、前記バンド部材を遊技盤前面に止着することによって前記導電部材を狭持固定し、両者の一体化を図り、且つ同時に遊技盤に対する取付けが行えるようにしてある。以下、本発明を図示する発明の実施の形態に従って説明し、併せて本発明の特徴とするところを明らかにする。 【0016】 【発明の実施の形態】 【実施例1】図1は本発明に係る弾球遊技機の要部の正面図である。図2は図1のA−A線拡大断面図であり、図3はバンド部材の正面図、図4は図3のB−B線断面図、図5は導電部材の正面図、図6は図5のC−C線断面図である。図面の符号1は弾球遊技機内に装着される遊技盤であり、2,3はこの遊技盤の前面に付設される内バンドと外バンドである。 【0017】図面において省略されているが、本発明の遊技機として外枠があり、この外枠の一側縁に蝶番を介して前枠を開閉自由に蝶着し、更にこの前枠の背面に金属製の機構枠を備えてこの機構枠に前記遊技盤1を着脱自由に取付けるものとしてある。 【0018】遊技盤1はその前面に前記内外のバンド2,3を付設することによって遊技領域(遊技部)4を形成することになる。周知のように外バンド3は発射装置から打ち出される打球Pを前記遊技領域4に誘導するものであり、内バンド2はこの外バンドに並設して打球を誘導すると共に、遊技領域4を囲み形成するものとなる。 【0019】遊技領域4には所定位置に多数の障害釘5を植設すると共に、可変表示装置や風車、或いは上記可変表示装置の表示を起動変更させる始動用入賞口6、その他の入賞口7或いは開口部8に開閉扉9を備えた大入賞口装置10等の諸装置が設備される。前記発射装置から発射された打球Pはこれらの中を通過する間に前記入賞口6,7乃至入賞装置10に飛入してセーフ球(入賞球)となり、前記可変表示装置を可動させたり、賞球の放出を促したりする。 【0020】その一方、前記入賞口乃至入賞装置のいずれにも飛入しなかった打球は、遊技領域4の下部(底部)を囲む内バンドに受けられ、その最も低い部所に開設形成されるアウト球口11(無効球口)に誘導され、これをを通して系外に放出されることになる。 【0021】図中12は前記内バンド2の底部にこの金属製の帯板からなる内バンド2に入れ替えて配置したバンド部材である。また13はこのバンド部材12に沿って並行状に付設した金属製の導電部材である。 【0022】バンド部材12は、前述したように遊技領域4に打ち出された打球Pが入賞することなく落下したとき、これを受ける内バンド2の下部に当たる所にあってこの内バンドに代って落下する打球を受け止めるものである。そして、更にこれを最下部の前記アウト球口11に誘導するためのものであって落下時の衝突音の発生を防止する。 【0023】ここにおける上記バンド部材12は、軟質の合成樹脂を材料にして円弧状に形成してあり、長さの全長に亘って前後の肉厚を内バンド2の幅員に等しく揃えてその上面部12aに落下する打球を受け止められるようにしてある。そして、図2に示したように上記上面部12aを前縁部から後縁部方向にやや下り勾配となるよう傾斜を付して受け止めた打球を後縁部側に誘導して寄り添わせ、この状態で下流側、つまりアウト球口へと誘導するようにしてある。 【0024】尚、この実施例では図2に示したように上面部12aの一部を全長に亘って切削し、浅い溝14を形成してこの溝14に帯板状のゴム製緩衝板15を嵌め付け、落下する打球Pの衝撃を吸収して衝突音の発生を更に確実に防止するようにしている。この緩衝板15の設置はバンド部材12を硬質の合成樹脂で成形した場合衝突音発生防止の上で更に効果的であるが、後述するようにバンド部材12自体が軟質で可撓性を有する場合はこれを省略してもよい。 【0025】軟質なバンド部材12は、この実施例では金属素材によって所要の剛性をもたせて形成する導電部材13と組合わせることで一定の形状を保持するようにしてあり、またこの組合せによって遊技盤に止着するとき所定の位置に容易に取付けることができるようにしてある。 【0026】導電部材13は図5に示したように前記バンド部材12の形状に合せて円弧状に形成してあり、最底部となる中央部には前記遊技盤1のアウト球口11を囲む環状部16を形成している。そして、下縁部の適所には先端に爪17aを起す係止爪17を複数個設け、この係止爪17を介してバンド部材12を掛け止めるようにしてある。 【0027】一方、バンド部材12は上記係止爪17に対応させて背面側に爪17aを突き立てる溝18aをもった係入凹部18を複数個形成し、これらの係止凹部18に前記係止爪17を掛け止めることで導電部材13と組合うようにしてある。 【0028】バンド部材12と導電部材13は上記組合わせた状態で遊技盤1の前面に添わせ、バンド部材12に穿つ透孔19を通して釘を打ち付けることで導電部材13と一体にして遊技盤の前面に固定される。そして、このバンド部材12は図1に示すように上記釘の打ち付けと、その間における係止爪17による導電部材13との結合によって円弧状をなす状態で固定され、遊技領域4の下部を確実に囲むことになる。 【0029】ところで、バンド部材12は遊技領域4を落下する打球Pを受けるため内バンドの一部に組込まれるものとなっているが、このバンド部材12は入賞口等に飛入することなく落下する打球の落下衝突音の発生を防止するため配置されるものであるからこの落下衝突音の発生範囲に設置されればよいことになる。 【0030】このため本実施例では図示するように内バンド2が囲む遊技領域4の左右の側縁部を繋ぐ広い範囲に亘って付設し、落下する全ての打球を受け止める構造としているが、付設範囲を狭めてアウト球口11の両側方を囲む範囲のものとしてもよい。つまり、具体的には図示するバンド部材12の長さを短縮して(例えば略3分の1程の長さにして)内バンド2が水平に近くなる部分について囲むようにし、落下する打球が集中し、しかも直角に近い状態で衝突する範囲にこのバンド部材12を配置するようにしても本発明の効果を挙げることが可能である。 【0031】また、このバンド部材は打球の落下時の緩衝と同時に、弾みを消去して球同志の衝突、或いは前面を被うガラスとの衝突を回避するようにすると更に有効である。そのため、このバンド部材には緩衝性と同時に衝突を吸収する防振性能を有する素材、例えば鉄粉を混入した防振ゴム等が更に適したものとなる。 【0032】尚、導電部材13については図6に示したように環状部16の下縁部16aから後方に向けてやや下り勾配となる片20を延設し、前記遊技盤1に固定したときこの片がアウト球口11の中に差し込み、アウト球となった打球がこの片の上を転がり移動するようにしてある。 【0033】そしてまた、上記下縁部16aに添うバンド部材12の最底部分12bの上面を切削して肉薄にし、前記アウト球口11の穴形状に適合させると共に、図6に示したようにその上面を後方下り勾配に形成してバンド部材12を誘導され流れ込むアウト球を後方に向けて流し、前記片20上に送り出せるようにしてある。 【0034】図中の符号21,22は導電部材13に帯電する静電気を放電するためのアース線である。一方のアース線21は遊技盤1に開設されるアウト球口11を通して背後に引き出し、前枠背面の機構板(図示せず)に接続し、またアース線22は遊技盤の側部に露出する上記機構板の縁部、若しくは遊技盤の前面を被うガラス23の金枠部分に接続し、それぞれ放電するようにしてある。 【0035】本発明は上述の様に構成されるもので、遊技領域4に打ち出され、落下する間に入賞口等に飛入しなかった打球はそのまま遊技領域の下部を囲むバンド部材12の上面部12aに落下し、これに付設する緩衝板15によって受け止められることになる。従って、打球Pは従来のように金属板製の内バンド2に衝突することがないので衝突音を発して騒音となることがなく静かに集められ、アウト球口11へと誘導されることになる。 【0036】そして同時に上記バンド部材12を通して集められる打球Pは上面部12aを転がり移動する間にこのバンド部材に並設される導電部材13に接触することから発射される間に、また遊技領域を通過する間に打球に帯電する静電気を放電することになる。 【0037】そして本実施例においては前記バンド部材12の上面部12aが後傾斜に勾配が附されているため、この上面部12aに案内される打球は遊技盤側に寄って、即ちこの間に設置される導電部材13に接触する状態でアウト球口11へと誘導されることになり、その静電気の放出が更に確実なものとなっている。 【0038】 【実施例2】図7は本発明の他の実施例を示す要部の拡大縦断面図である。この図面は前記実施例1における図1のA−A線と同一の位置において断面とした縦断面図であり、符号31は遊技盤を示し、32はこの遊技盤31の前面を被うガラス、33は軟質合成樹脂で形成したバンド部材であり、34は導電部材である。 【0039】この実施例における特徴は前記第1の実施例と比較したときバンド部材33の上面部33aに緩衝板を付設することなく、該バンド部材33自体を軟質の合成樹脂で成形して落下する打球Pを直接この上面部33aで受け止めるようにしたことにある。その他の構成については前記第1の実施例と同一である。 【0040】この実施例はバンド部材33を軟質の合成樹脂により成形することにより打球の落下の衝撃を吸収して衝突音の発生を防止したものであり、上面部33aに落下した打球は傾斜に従って遊技盤31に寄り、この状態で底部のアウト球口へと誘導され、系外に放出されることになる。そして、間に並設する導電部材34に接触することで静電気を放出することになる。 【0041】 【実施例3】図8及び図9は本発明の第3の実施例を示したものである。この実施例は図示するようにバンド部材41の上面部に形成する溝42に緩衝板43を嵌め付け、落下する打球Pをこの緩衝板で受け止める一方、該緩衝板43の前縁部を上記上面部から不正防止片43aとして前方に突き出し、遊技盤44の前面を被うガラス45の背面に当接してピアノ線等の差し込みによる遊技の不正行為を防止するようにした例である。 【0042】前記溝42はバンド部材41の全長に亘って形成し、その底部の前後の縁を拡大して緩衝板43の前縁の縁部に設ける突片を突き入れ係合させてこれを止着するようにしてあり、不正防止片43aはこの固定によってしっかりガラス45の背面に当接してピアノ線の侵入を阻止することになる。 【0043】 【実施例4】次に、図10乃至図12は本発明を具体化した第4の実施例である。この実施例は前記第1の実施例の変形例であって、アウト球口11に臨むバンド部材12の最底部にブリッジ形の囲み部51を同一素材の軟質合成樹脂で成形し、アウト球口11の直上から落下する打球をこの囲み部51で受け止め直接的な飛び込みを防止するようにした例である。 【0044】囲み部51に落下した打球は一旦上面に受けられた後左右に流れてバンド部材12の上面部に落下し、囲み部51の左右に開設する透孔52,52を通してアウト球口11に入り、系外に放出される。この流れの中で打球Pに帯電した静電気を除電するため、導電部材13は図12に示したように環状部16を幅広に形成して前記囲み部51の上面を通る打球と、透孔52,52を通ってアウト球口11に入る打球Pとそれぞれ接触が可能となるようにして除電効果が達せられるようにしてある。 【0045】尚、この実施例においても前記第1の実施例と同様にバンド部材12の上面部12aを、これに加えて囲み部51の上面部にそれぞれ緩衝板15,53を止着して落下する打球を直接受け止め衝突音の発生を防止している。 【0046】 【発明の効果】以上、本発明を図示する実施例につき説明したが、本発明によれば遊技領域を通して落下しアウト球となる打球は従来のように金属製の内バンドに直接落下することなく、軟質で衝突音を発することのないバンド部材に受け止められ、アウト球口へと誘導されることから落下衝突による騒音を発することがなく、従って静かな環境の中で遊技を楽しむことができる。 【0047】また同時に、本発明では騒音の解消と共にバンド部材を案内にアウト球口に誘導される間に打球はバンド部材に並設する導電部材に接触し、帯電した静電気を除電されることから遊技盤の背後に転入したのちに静電気を放電することがなく、従って遊技盤背後に設備される遊技制御回路等の電気的諸設備に対して悪影響を与えることが有効に回避されることになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年9月12日(2001.9.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070286 【弁理士】 【氏名又は名称】中山 伸治
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| 【公開番号】 |
特開2003−79896(P2003−79896A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−276073(P2001−276073) |
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