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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】表側 八朗
【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内

【要約】 【課題】リーチ状態となった有効ラインに関連して表示される目印画像による演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる遊技機を提供する。

【解決手段】複数の有効ラインを有するように配置された複数の図柄を表示部上に変動表示可能な図柄表示手段15と、その変動後の停止図柄が有効ライン上で予め定められた特定の図柄の組み合わせとなることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段50と、有効ライン上でリーチ状態が発生する場合に、そのリーチ状態が発生した有効ラインに関連して表示部上に目印画像を表示する目印画像表示制御手段63とを備えた遊技機で、目印画像表示制御手段63を、予め記憶された複数の目印画像の中から1又は複数を選択し、表示するように構成したものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の有効ライン(L1)〜(L3)を有するように配置された複数の図柄(28a)〜(28g)を表示部(23)上に変動表示可能な図柄表示手段(15)と、該図柄表示手段(15)の変動後の停止図柄が前記有効ライン(L1)〜(L3)上で予め定められた特定の図柄の組み合わせとなることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(50)と、前記有効ライン(L1)〜(L3)上でリーチ状態が発生する場合に、そのリーチ状態が発生した有効ライン(L1)〜(L3)に関連して前記表示部(23)上に目印画像(30a)〜(30e)を表示する目印画像表示制御手段(63)とを備えた遊技機において、前記目印画像表示制御手段(63)は、予め記憶された複数の目印画像(30a)〜(30e)の中から1又は複数を選択し、表示するように構成したことを特徴とする遊技機。
【請求項2】 前記利益状態発生手段(50)を作動させるか否かを抽選する抽選手段(45)を備えた主制御基板(32)と、前記目印画像(30a)〜(30e)に関する表示情報を含む変動パターン(A)(B1)〜(B5)(C1)〜(C5)(D1)〜(D5)を記憶する変動パターン記憶手段(64)を備えた図柄制御基板(33)とを別々の基板として構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】 前記複数の目印画像(30a)〜(30e)は特別目印画像(30a)を含み、目印画像表示制御手段(63)は、前記利益状態発生手段(50)を作動させるか否かを抽選する抽選手段(45)が前記利益状態発生手段(50)の作動を抽選した場合に前記特別目印画像(30a)を他の目印画像(30b)〜(30e)よりも高い確率で選択する目印画像選択手段(66)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】 前記特別目印画像(30a)を表示する場合には、所定の演出手段(65)により所定の演出を行うようにしたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】 前記目印画像選択手段(66)は、所定の遊技状態では前記特別目印画像(30a)を選択しないものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、回胴式遊技機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機では、例えば縦横複数列に配列した複数個の表示部に夫々図柄を変動表示可能な液晶式等の図柄表示手段を備え、例えば所定の入賞口への遊技球の入賞を条件に図柄の変動を開始させると共に、その変動後の停止図柄が、横、斜め等の複数の有効ライン上の何れかにおいて予め定められた特定態様となった場合に、遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】この種の遊技機では、図柄変動演出の1つとして、例えばリーチ状態が発生した有効ライン上に図柄間を結ぶ目印画像を表示してリーチ状態の発生を報知するなどして、大当たりに対する遊技者の期待感を高揚させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機では、リーチ状態となった有効ラインに関連して表示する目印画像は1種類しかなく変化がないため、遊技性に乏しい図柄変動演出となりがちで、遊技に対する興趣を十分に喚起できない問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み、リーチ状態となった有効ラインに関連して表示される目印画像による演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の有効ラインL1〜L3を有するように配置された複数の図柄28a〜28gを表示部23上に変動表示可能な図柄表示手段15と、該図柄表示手段15の変動後の停止図柄が前記有効ラインL1〜L3上で予め定められた特定の図柄の組み合わせとなることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段50と、前記有効ラインL1〜L3上でリーチ状態が発生する場合に、そのリーチ状態が発生した有効ラインL1〜L3に関連して前記表示部23上に目印画像30a〜30eを表示する目印画像表示制御手段63とを備えた遊技機において、前記目印画像表示制御手段63は、予め記憶された複数の目印画像30a〜30eの中から1又は複数を選択し、表示するように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2と、外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3には、その窓孔に対応して遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側に、前枠3に開閉自在に枢着されたガラス扉5と前面板6とが配置されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが夫々設けられている。
【0008】遊技盤4には、図2に示すように、発射手段9から発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11の内側の遊技領域12に、液晶表示手段13、第1図柄表示手段14、第2図柄表示手段15、第1図柄始動手段16、第2図柄始動手段17、可変入賞手段18、普通入賞手段19〜21等の各種遊技部品が配置されている。
【0009】液晶表示手段13は、遊技盤4に前面側から装着された表示ケース22と、この表示ケース22の略中央に配置された液晶表示部23とを備えており、表示ケース22の上部側に第1図柄表示手段14が設けられている。液晶表示部23は、第2図柄表示手段15を構成すると共に、遊技者に対して通常のデモ画像、その他遊技画像等を表示可能となっている。
【0010】第1図柄表示手段14は1個又は複数個、例えば1個の第1図柄を変動表示可能であり、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その第1図柄が乱数制御等により所定時間変動して停止するようになっている。
【0011】第1図柄は、上下方向又は左右方向のスクロール等によって変動し、変動後に所定態様(所定種類の図柄)又は非所定態様で停止する。なお、第1図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。
【0012】第2図柄始動手段17は、開閉自在な左右一対の開閉爪17aを備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、第1図柄表示手段14の変動後の第1図柄が所定態様となった場合に一対の開閉爪17aが所定時間開状態に作動するようになっている。
【0013】第2図柄表示手段15は、図3に示すように、左右方向に複数列、例えば3列の図柄表示部27a〜27cを有し、それら各図柄表示部27a〜27cに夫々1又は複数の第2図柄、例えば図柄表示部27aに3個の第2図柄28a〜28c、図柄表示部27bに1個の第2図柄28d、図柄表示部27cに3個の第2図柄28e〜28gを変動表示可能となっている。
【0014】第2図柄28a〜28gは、図柄表示部27aの第2図柄28b、図柄表示部27bの第2図柄28d、図柄表示部27cの第2図柄28fが左右に一列状となるように各図柄表示部27a〜27c内で上下に等間隔で配置されており、図3に示すように、第2図柄28b,28d,28fを通る横向きの有効ラインL1と、第2図柄28a,28d,28gを通る右斜め下向きの有効ラインL2と、第2図柄28c,28d,28eを通る右斜め上向きの有効ラインL3の計3本の有効ラインが設けられている。
【0015】各第2図柄28a〜28gは、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に乱数制御により例えば各図柄表示部27a〜27c毎にスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動して、各有効ラインL1〜L3上で夫々特定態様(全て同種図柄となるなどの所定の図柄の組み合わせ)又は非特定態様となるように左、右、中等の所定の順序で停止する。
【0016】また、液晶表示部23には、第2図柄28a〜28gと共に、有効ラインL1〜L3を示す有効ライン表示線29と、目印画像30とが表示されるようになっている。有効ライン表示線29は、3つの有効ラインL1〜L3を示すもので、各有効ラインL1〜L3上の各3つの第2図柄間を繋ぐように表示される。目印画像30は、リーチ状態が発生した有効ラインL1〜L3(以下、リーチラインという)に関連して表示されるもので、変動表示中の図柄表示部27b内に、あるリーチライン上で特定態様を成立させる種類の図柄の少なくとも一部分が現れている間、そのリーチラインを強調表示するように液晶表示部23上に表示されるようになっている。例えば、有効ラインL2上で2つの第2図柄28a,28gが共に「7」となってリーチ状態が発生した後、第2図柄28dのスクロール速度が低速となり、図柄表示部27b内に図柄「7」の少なくとも一部分が現れたときに、その有効ラインL2に対して目印画像30が表示され、その図柄「7」が図柄表示部27b内から完全に消えたときに目印画像30の表示が終了する。
【0017】本実施形態では、この目印画像として、図4(a)〜(e)に示す5種類を用いている。図4(a)に示す目印画像30a(特別目印画像の一例)は、リーチライン上の第2図柄28a〜28gを例えば四角等の図形で囲むように表示するもの、図4(b)に示す目印画像30bは、リーチライン上の有効ライン表示線29を他の有効ライン表示線29よりも太く表示するもの、図4(c)に示す目印画像30cは、リーチライン上の有効ライン表示線29を他の有効ライン表示線29と異なる色等で表示するもの、図4(d)に示す目印画像30dは、リーチライン上の第2図柄28a〜28gの近傍にキャラクタ等を表示するもの、図4(e)に示す目印画像30eは、リーチライン上の第2図柄28a〜28gを他の第2図柄と異なる色等で表示するものとなっている。
【0018】なお、第2図柄28a〜28gには、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。また第2図柄28a〜28gには、その種類によって1種類又は複数種類の特別図柄と非特別図柄とが設定されており、0〜9までの10種類の数字図柄の内、奇数図柄が特別図柄、偶数図柄が非特別図柄となっている。
【0019】第2図柄28a〜28gの変動パターンには、図5にその一部を示すように、大きく分けてリーチなし変動パターンA、第1リーチ変動パターンB、第2リーチ変動パターンC、第3リーチ変動パターンD、第1リーチ大当たり変動パターンE、第2リーチ大当たり変動パターンF、第3リーチ大当たり変動パターンG等の多種類の変動パターンA〜G(以下、大分類の変動パターンという)がある。リーチなし変動パターンAは、リーチ状態を経由しない変動パターンで、第2図柄28a〜28gが非特定態様(外れ)となる場合にのみ選択される。第1〜第3リーチ変動パターンB〜Dは、リーチ状態を経由し且つ外れとなる変動パターンで、第2図柄28a〜28gが非特定態様となる場合に選択される。第1〜第3リーチ大当たり変動パターンE〜Gは、リーチ状態を経由し且つ大当たりとなる変動パターンで、第2図柄28a〜28gが特定態様となる場合に選択される。
【0020】また、リーチ状態を経由する変動パターンB〜Gは、目印画像30の種類の違いによって更に細かく分類され、夫々目印画像30a〜30eに対応して変動パターンB1〜B5,C1〜C5,D1〜D5,E1〜E5,F1〜F5,G1〜G5(以下、小分類の変動パターンという)の各5種類に分類されている。
【0021】可変入賞手段18は、下部側の横軸心廻りに開閉する開閉板18aを備えた可変作動式であって、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄28a〜28gが3本の有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様(全て同種図柄となるなどの所定の図柄の組み合わせ)となることに基づいて第1利益状態が発生したときに、開閉板18aが前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
【0022】また可変入賞手段18は、その内部側が3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域31となっている。そして、遊技球が特定領域31を通過することを条件に、第1利益状態を継続させるようになっている。
【0023】なお、可変入賞手段18は、開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに可変入賞手段18に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板18aを閉じ、遊技球が特定領域31を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0024】図6は制御用のブロック図である。図6において、32は主制御基板であり、この主制御基板32は、遊技領域12側に装着された液晶表示手段13、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠3及び遊技盤4を含む遊技機本体1の裏側の適当箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。33は図柄制御基板で、この図柄制御基板33は、液晶表示手段13の裏側等、前枠3及び遊技盤4を含む遊技機本体1の裏側の適当箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0025】主制御基板32は、主に遊技盤4側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、第1図柄表示手段14及びこれに関連する処理を行う第1制御系34と、第2図柄表示手段15及びこれに関連する処理を行う第2制御系35とが設けられ、それら各制御系34,35は、CPU、ROM、RAM等により構成されている。
【0026】第1制御系34は、第1乱数抽選手段41、第1判定手段42、開閉制御手段43、第1制御コマンド送信手段44等を備えている。第1乱数抽選手段41は、変動後の第1図柄が所定態様となる確率が例えば1/10のときに0〜9までの10個の乱数値を発生する等、その確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽出するようになっている。
【0027】第1判定手段42は、第1乱数抽選手段41での抽出乱数値に基づいて、変動後の第1図柄を所定態様とするか否か、即ち第2図柄始動手段17を開状態にするか否かを判定するためのもので、第1乱数抽選手段41で抽出された抽出乱数値が所定態様判定値か否かを判定し、その抽選乱数値が所定態様判定値のときに所定態様の判定出力を出すようになっている。
【0028】開閉制御手段43は、第1判定手段42の判定結果が所定態様判定のときに、第1図柄表示手段14の変動後の第1図柄が所定態様となることに基づいて第2図柄始動手段17の開閉爪17aを所定時間開放させるようになっている。第1制御コマンド送信手段44は、第1図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、第1判定手段42の判定結果に基づいて第1図柄の停止図柄コマンド、第1図柄の変動及び停止コマンド等を一方向通信により図柄制御基板33側へと送信するようになっている。
【0029】第2制御系35は、第2乱数抽選手段45、第2判定手段46、変動パターン選択手段47、特定態様選択手段48、非特定態様選択手段49、第1利益状態発生手段50、第2利益状態発生手段51、第2利益状態終了手段52、第2制御コマンド送信手段53等を備えている。
【0030】第2乱数抽選手段45は、変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様となる確率が例えば1/360のときに0〜359までの360個の乱数値を発生する等、その確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽出するようになっている。
【0031】第2判定手段46は、第2乱数抽選手段45での抽出乱数値に基づいて変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様となるか否か、即ち第1利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、第2乱数抽選手段45で抽出された抽出乱数値が特定態様判定値か否かを判定し、その抽出乱数値が特定態様判定値のときに特定態様(第1利益状態発生)の判定出力を出すようになっている。
【0032】第1利益状態発生手段50は、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定のときに、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて「7・7・7」等の特定態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利益状態を発生させるためのものである。
【0033】この第1利益状態発生手段50は、第2図柄表示手段15の変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様となった後に可変入賞手段18の開閉板18aを開放し、また開閉板18aの開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに可変入賞手段18に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板18aを閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域31を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作(第1利益状態)を継続させるようになっている。
【0034】特定態様選択手段48は、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定のときに、複数種類の特定態様の中から1つを乱数抽選により選択して、変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様となる図柄の種類を設定するためのものである。非特定態様選択手段49は、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定以外のときに、複数種類の非特定態様の中から1つを乱数抽選により選択して、変動後の第2図柄28a〜28gが非特定態様となる図柄の種類を設定するためのものである。なお、非特定態様のときには、全ての有効ラインL1〜L3において各3個の第2図柄の少なくとも各1個が異なる種類の図柄となる。
【0035】変動パターン選択手段47は、第2判定手段46の判定結果と、特定態様選択手段48/非特定態様選択手段49の選択結果との少なくとも1つに基づいて、複数の大分類の変動パターンA〜G等の中から1つを第2判定手段46の判定結果に応じて乱数抽選により択一的に選択するためのもので、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定のときに、変動後の第2図柄28a〜28gが特定態様となる可能性のある複数種類の変動パターンE〜Gの何れかを、非特定態様判定のときに、変動パターンA〜Dの何れかを夫々乱数抽選等により選択するようになっている。
【0036】第2利益状態発生手段51は、第1利益状態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる第2利益状態を発生させるためのもので、確率変化手段54により構成されている。確率変化手段54は、第2判定手段46が特定態様と判定して、変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特別図柄(例えば奇数の数字図柄)による特定態様となることを条件に、第1利益状態の終了後に、第2図柄28a〜28gが特定態様となる確率を通常確率状態(例えば1/360の低確率)から高確率状態(例えば1/50程度)へと変化させるためのものである。なお、確率変化手段54は、高確率状態のときに第2判定手段46の特定態様判定値の数を増やして、その特定態様の発生確率を高くするようになっている。
【0037】第2利益状態終了手段52は、第2利益状態発生手段51によって発生した第2利益状態を終了させるためのもので、確率復帰手段55により構成されており、第2図柄28a〜28gが特定態様となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに第2図柄28a〜28gが予め定められた所定回数変動した場合に、特定態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復帰させて第2利益状態を終了させるようになっている。なお、第2利益状態終了手段52は、第2判定手段46の特定態様判定値の数を通常確率の数まで減少させるようになっている。
【0038】第2制御コマンド送信手段53は、所定の制御コマンドを一方向通信により図柄制御基板33側へと送信して制御指令を与えるためのもので、第2図柄始動手段17が遊技球を検出したときに、第2判定手段46の判定結果、変動パターン選択手段47で選択された大分類の変動パターンA〜G、特定態様選択手段48又は非特定態様選択手段49で選択された停止図柄等に基づいて、第2図柄28a〜28gの変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンド等を送信して、第2図柄28a〜28gの変動、停止等を指令するようになっている。
【0039】図柄制御基板33は、第1図柄表示手段14及び第2図柄表示手段15の表示制御を行うためのもので、第1図柄制御手段61、第2図柄制御手段62等を備えている。
【0040】第1図柄制御手段61は、第1図柄表示手段14の表示制御を行うもので、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、第1制御コマンド送信手段44からのコマンドに基づいて第1図柄表示手段14の第1図柄を所定時間変動させて、第1判定手段42の判定結果が所定態様判定のときに「7」等の所定態様で、それ以外のときに非所定態様で第1図柄を停止させるようになっている。
【0041】第2図柄制御手段62は、第2図柄表示手段15の表示制御を行うもので、第2図柄始動手段17が遊技球を検出することを条件に、第2制御コマンド送信手段53からのコマンドに基づいて第2図柄表示手段15の第2図柄28a〜28gを所定の変動パターンA,B1〜B5等で所定時間変動させて、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定態様で第2図柄28a〜28gを停止させるようになっており、目印画像表示制御手段63、変動パターン記憶手段64、演出表示制御手段65等を備えている。
【0042】変動パターン記憶手段64には、小分類の変動パターンA,B1〜B5,C1〜C5,D1〜D5,E1〜E5,F1〜F5,G1〜G5に夫々対応する複数の変動パターンデータが予め記憶されている。
【0043】目印画像表示制御手段63は、目印画像30の表示制御を行うもので、目印画像選択手段66を備えている。目印画像選択手段66は、主制御基板32側の変動パターン選択手段47でリーチを経由する変動パターンB〜Gが選択された場合に、その変動パターンによる変動動作中に表示する目印画像30の種類を選択するためのもので、変動パターン選択手段47で選択された変動パターンB〜Gに対応する小分類の変動パターンB1〜B5,C1〜C5等のうちの何れかを夫々所定の選択率となるように例えば乱数抽選により選択するようになっている。
【0044】ここで、変動パターン選択手段47において非特定態様に対応する変動パターンB〜Dの何れかが選択された場合には、目印画像30aに対応する変動パターンB1,C1,D1が他の変動パターンB2〜B5,C2〜C5,D2〜D5に比べて低い確率で選択され、逆に変動パターン選択手段47において特定態様に対応する変動パターンE〜Dの何れかが選択された場合には、目印画像30aに対応する変動パターンE1,F1,G1が他の変動パターンE2〜E5,F2〜F5,G2〜G5に比べて高い確率で選択されるようになっている。
【0045】これにより、遊技者は、リーチ状態で目印画像30aが表示された場合には、他の目印画像30b〜30eが表示された場合よりも大当たり(特定態様の出現)への期待感をより高揚させることとなり、演出効果の向上によって興趣を増大させることが可能となる。
【0046】また、目印画像表示制御手段63は、第2利益状態(特定態様の高確率状態)の発生中は、目印画像30aを表示する変動パターンB1,C1等を選択しないようになっている。
【0047】演出表示制御手段(所定の演出手段)65は、目印画像30a〜30eの表示に応じて第2図柄表示手段15に演出表示を行うためのもので、目印画像選択手段66で目印画像30aを表示する変動パターンB1,C1等が選択された場合に、他の目印画像30b〜30eが選択された場合と異なる背景色を第2図柄表示手段15に表示させるようになっている。なお、この演出表示制御手段65による演出は、第2図柄表示手段15の背景色を異ならせるものの他、背景画像の種類を変えたり、キャラクタや吹き出し等の所定の画像を表示するもの等でもよい。
【0048】第2図柄制御手段62では、目印画像選択手段66で選択された変動パターンに従って第2図柄表示手段15の液晶表示部23に第2図柄28a〜28gを変動表示すると共に、リーチ状態が発生した場合には目印画像表示制御手段63の制御により1又は複数のリーチライン上に適宜所定の目印画像30a〜30eを表示し、また目印画像30aを表示する際には演出表示制御手段65の制御により通常と異なる背景色を表示する等の演出を行いつつ、主制御基板32側からコマンドにより指示された停止図柄で停止させる。
【0049】次に上記パチンコ機における動作について説明する。ゲームに際して発射手段9により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール11を経て遊技領域12に入った後、その遊技領域12内を落下する間に普通入賞手段19〜21等に入賞するか、第1図柄始動手段16を通過しながら下方へと落下する。遊技球が第1図柄始動手段16を通過すると、第1乱数抽選手段41が発生乱数値を抽出して、第1判定手段42がその抽出乱数値から所定態様か否かを判定する。
【0050】そして、第1判定手段42の判定結果が所定態様判定のときには、第1図柄表示手段14の第1図柄が所定時間変動した後に所定態様で停止し、開閉制御手段43の制御により、第2図柄始動手段17の開閉爪17aが所定時間開放し、この第2図柄始動手段17に遊技球が入賞し易くなる。なお、第1判定手段42の判定結果が所定態様判定以外であれば、変動後の第1図柄が非所定態様で停止する。
【0051】第2図柄始動手段17の開閉爪17aが開放して遊技球が入賞し、この第2図柄始動手段17が遊技球を検出すると、第2乱数抽選手段45が発生乱数値を抽出し、第2判定手段46がその抽選乱数値から特定態様か否かを判定し、その判定結果に応じて特定態様選択手段48又は非特定態様選択手段49が第2図柄28a〜28gの変動後の停止図柄の種類を選択すると共に、第2判定手段46の判定結果と、特定態様選択手段48/非特定態様選択手段49の選択結果との少なくとも1つに基づいて変動パターン選択手段47が大分類の変動パターンA〜Gの何れかを選択する。第2図柄28a〜28gの停止図柄が選択されることにより、特定態様となる場合にはその有効ラインL1〜L3も決定する。
【0052】そして、第2制御コマンド送信手段53が第2図柄28a〜28gの変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンドを一方向通信により図柄制御基板33側へと送信し、第2図柄28a〜28gの変動、停止等を指令する。
【0053】第2図柄制御手段62では第2制御コマンド送信手段53からの各コマンドを解析して、主制御基板32側でリーチ変動パターンB〜Gが選択された場合には、目印画像選択手段66が、その変動パターンB〜Gに対応する小分類の変動パターンB1〜B5、C1〜C5等のうちの何れかを乱数抽選により選択する。例えば、主制御基板32側で第1リーチ変動パターンBが選択された場合には、それに対応する小分類の変動パターンB1〜B5の何れかを選択する。
【0054】そして、第2図柄制御手段62は、選択された小分類の変動パターンA,B1〜B5等に従って第2図柄28a〜28gの変動表示を行う。ここで、リーチ変動パターンB1〜B5,C1〜C5等に従って変動表示を行う場合には、図7に示すように、第2図柄28a〜28gの変動を開始した後(図7(a))、有効ラインL1〜L3のうちの少なくとも1つでリーチ状態が成立するように、例えば左(第2図柄28a〜28c)、右(第2図柄28e〜28g)の順で停止させる(図7(b),(c))。
【0055】そして、中央の第2図柄28dのスクロール速度を徐々に減速し、図柄表示部27b内を通過する図柄の種類を遊技者が認識できる程度の低速になった後、何れかのリーチラインで特定態様を成立させる図柄の少なくとも一部分が図柄表示部27b内に現れている間、目印画像表示制御手段63の制御により変動パターンに応じた目印画像30a〜30eを表示する(図7(d)〜(g))。これにより、遊技者は、目印画像30a〜30eにより、特定態様となりそうな有効ラインL1〜L3を容易に認識でき、特定態様に対する期待感を高揚させつつ楽しく遊技を行うことができる。
【0056】また、主制御基板32側の第2判定手段46での判定結果が特定態様判定の場合には、目印画像選択手段66により、目印画像30aを表示する変動パターンB1,C1等が他の変動パターンB2〜B5,C2〜C5等よりも高い確率で選択される。更に、演出表示制御手段65の制御により目印画像30aが表示された場合には、演出表示制御手段65が、他の目印画像30b〜30eが選択された場合と異なる背景色を用いた演出表示を行う(図7(d)〜(g))。これにより、遊技者は、リーチ状態で目印画像30aが表示された場合には、他の目印画像30b〜30eが表示された場合よりも大当たり(特定態様の出現)への期待感をより高揚させることとなり、演出効果の向上によって興趣を増大させることが可能となる。
【0057】第2図柄制御手段62は、上記のように第2図柄28a〜28gを変動パターンA,B1〜B5等に従って所定時間変動させた後、第2判定手段46の判定結果が特定態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定態様で第2図柄28a〜28cを停止させる(図7(g))。
【0058】変動後の第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特定態様となると(図7(g))、その後に第1利益状態発生手段50が作動して第1利益状態が発生し、可変入賞手段18の開閉板18aが前側に開放する。可変入賞手段18は、開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに可変入賞手段18に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すれば、その時点で開閉板18aが閉じる。そして、入賞した遊技球が特定領域31を通過すれば、再度開閉板18aが開放し、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返す。
【0059】このため、第1利益状態が発生すれば、可変入賞手段18に多数の遊技球が入賞する可能性があり、遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受けることができ、多大な利益を享受することができる。
【0060】そして、第1利益状態が終了すると、第1利益状態の発生に起因する第2図柄28a〜28gが有効ラインL1〜L3の何れかにおいて特別態様(例えば奇数の数字図柄)での特定態様(例えば「7・7・7」)であった場合には、第2利益状態発生手段51の確率変化手段54が作動して、特定態様の発生確率を通常確率から高確率へと変化させる。その後は、第2判定手段46が高確率状態で特定態様とするか否かを判定するため、変動後の第2図柄28a〜28gが特定態様となる可能性が非常に高くなり、遊技者は有利な状態でゲームを行える。
【0061】また、この第2利益状態の発生中は、第2図柄制御手段62の目印画像表示制御手段63は、目印画像30aを表示する変動パターンB1、C1等を選択しないようになっている。即ち、この第2利益状態は、第2利益状態終了手段52である確率復帰手段55が作動するまで継続し、第2図柄始動手段17が遊技球を検出する毎に、第2図柄28a〜28gが所定の変動パターンA,B2〜B5,C2〜C5等で所定時間変動して停止する。
【0062】第2利益状態発生後、第2図柄が特定態様となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに第2図柄が予め定められた所定回数変動すると、第2利益状態終了手段52の確率復帰手段55が作動して、特定態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復帰させて第2利益状態が終了する。
【0063】以上説明したように、本実施形態では、目印画像表示制御手段63により、リーチ状態が発生した1又は複数の有効ラインL1〜L3に関連して、予め記憶された複数の目印画像30a〜30eの中から1つを選択的に表示させるようにしているため、リーチ状態が発生する毎に目印画像30の種類が変化することとなり、目印画像30による演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる。
【0064】また、第1利益状態発生手段50を作動させるか否かを抽選する第2乱数抽選手段45を備えた主制御基板32と、目印画像30a〜30eに関する表示情報を含む変動パターンA,B1〜B5,C1〜C5,D1〜D5,E1〜E5,F1〜F5,G1〜G5を記憶する変動パターン記憶手段64を備えた図柄制御基板33とを別々の基板として構成しているため、制御負荷を分散することができると共に、機種毎の部品の共通化やリサイクル性の向上、部品交換コストの削減等の種々の効果が期待できる。
【0065】複数の目印画像30a〜30eは特別目印画像30aを含み、目印画像表示制御手段63の目印画像選択手段66は、第2乱数抽選手段45が第1利益状態発生手段50の作動を抽選した場合に特別目印画像30aを他の目印画像30b〜30eよりも高い確率で選択するようにしているため、遊技者は、リーチ状態で特別目印画像30aが表示された場合には、他の目印画像30b〜30eが表示された場合よりも第1利益状態発生への期待感をより高揚させることとなり、遊技に対する興趣をより増大させることができる。
【0066】更に、特別目印画像30aを表示する場合には、演出表示制御手段65により第2図柄表示手段15の背景色を他の目印画像30b〜30eの場合と異ならせる演出を行うようにしているため、第1利益状態の発生確率が高い状況であることを遊技者に確実に認識させて第1利益状態発生への期待感をより高揚させることができ、遊技に対する興趣を更に増大させることができる。
【0067】また、目印画像選択手段66は、第2利益状態(特定態様発生の高確率状態)の発生中は特別目印画像30aを選択しないようにしているため、目印画像30による演出内容を遊技状態に応じて変化させることができ、目印画像30による演出効果を更に高めることができる。
【0068】図8は本発明の第2の実施形態を例示し、左右の第2図柄と中央の第2図柄とが交互に変動を繰り返した後に最終停止するようにした変動パターンの例を示している。
【0069】図8に示す変動パターンでは、まず第2図柄の変動を開始させ(図8(a))、左右の第2図柄を仮停止させて例えば複数の有効ラインL1〜L3上でリーチ状態を発生させた後(図8(b))、目印画像30aを適宜表示させつつ中央の第2図柄を低速でスクロールさせて(図8(c))、例えば全ての有効ラインL1〜L3で非特定態様となる図柄で仮停止させる(図8(d))。続いて、左右の第2図柄を低速で所定の方向に再変動させ(図8(e))、例えば有効ラインL1〜L3のうちの何れかにおいて特定態様となる図柄で再度停止させる(図8(f))。そして、更に中央の第2図柄を所定の方向に再変動させ(図8(g))、例えば有効ラインL1〜L3のうちの何れかにおいて特定態様となる図柄で停止させ、確定させる(図8(h))。
【0070】以上のように、左右の第2図柄と中央の第2図柄とが交互に変動を繰り返した後に最終停止する変動パターンを採用してもよい。なお、左右と中央の第2図柄の交互変動の繰り返し数は任意であり、3回以上繰り返してもよい。また、再変動時には左右の第2図柄を同時に変動させる必要はなく、タイミングをずらして変動させてもよい。もちろん、左右一方の第2図柄と中央の第2図柄とを同時に変動させてもよいし、全ての第2図柄を同時に変動させてもよい。
【0071】図9は本発明の第3の実施形態を例示し、第2図柄の1回の変動動作において有効ラインの数を増減するようにした例を示している。図9の例では、まず3つの図柄表示部27a〜27cに各1個の第2図柄を表示した有効ライン1本の状態で第2図柄の変動を開始させ(図9(a))、左右の第2図柄が停止してリーチ状態となった後に(図9(b))、その左右の第2図柄の例えば上下に夫々新たに第2図柄を出現させて有効ラインを3本に増加させ、例えば複数のリーチ状態を発生させる(図9(c),(d))。そして、目印画像30a等を表示させつつ中央の第2図柄を低速で変動させ(図9(e))、3本の有効ラインL1〜L3のうちの何れか1つで特定態様となるように停止させた後(図9(f))、その特定態様の有効ライン上の第2図柄を残して他の第2図柄を消滅させる。
【0072】このように、第2図柄の1回の変動動作において有効ラインの数を増減する変動パターンを採用してもよい。なお、有効ラインの数を増加させたままで第2図柄の変動動作を終了させてもよいし、複数の有効ラインL1〜L3等の下で変動を開始させた後にその有効ラインL1〜L3等の数を減少させるようにしてもよい。また、第2図柄の1回の変動動作において有効ラインの増減を複数回繰り返すようにしてもよい。また、第2の実施形態で示した変動パターンで、この有効ラインの数の増減を行うようにしてもよい。
【0073】図10は本発明の第4の実施形態を例示し、図柄制御基板33の変動パターン記憶手段64に、1又は複数、例えば7種類の基本変動パターンデータと、目印画像30の種類毎に作成された複数種類の部分変動パターンデータとを予め記憶しておき、基本変動パターンの一部を何れかの部分変動パターンで置き換えることにより、第2図柄28a〜28gの変動中に目印画像30を表示するようにした例を示している。
【0074】図10に示すように、変動パターン記憶手段64には、第1の実施形態における大分類の変動パターンと同様の7種類の変動パターンA〜Gに対応する4種類の基本変動パターンデータと、5種類の目印画像30a〜30eの表示に関する5種類の部分変動パターンデータとが予め記憶されている。
【0075】そして、主制御基板32側では、変動パターン選択手段47が7種類の基本変動パターンA〜Gの何れかを選択し、図柄制御基板33側では、主制御基板32側の変動パターン選択手段47でリーチ変動パターンB〜Gが選択された場合に、目印画像選択手段66が、5種類の部分変動パターンa〜eのうちの1つを選択すると共に、変動パターン選択手段47で選択されたリーチ変動パターンB〜Gの一部分を、その選択した部分変動パターンa〜eで置き換えて新たな変動パターンデータを生成し、第2図柄制御手段62がその新たな変動パターンデータに従って第2図柄表示手段15に第2図柄28a〜28g及び目印画像30を表示する。
【0076】このように、図柄制御基板33側に、1又は複数、例えば7種類の基本変動パターンデータと、目印画像30の種類毎に作成された複数種類の部分変動パターンデータとを予め記憶しておき、基本変動パターンの一部を何れかの部分変動パターンで置き換えることにより、第2図柄28a〜28gの変動中に目印画像30を表示するようにしてもよい。
【0077】以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、目印画像30は、あるリーチライン上で特定態様を成立させる種類の図柄の略全体、或いは略半分が図柄表示部27b内に現れている間、表示するようにしてもよいし、あるリーチライン上で特定態様を成立させる種類の図柄の少なくとも一部分、略全体、或いは略半分が図柄表示部27b内に現れたとき、表示するようにしてもよい。
【0078】また、目印画像30は、リーチ状態が発生した有効ラインを報知すべく、複数の有効ラインL1〜L3のうちの1又は複数においてリーチ状態が発生したとき若しくはその後所定のタイミングで、そのリーチラインに対して表示するようにしてもよい。その場合、特定態様となる可能性を高くするようにしてもよい。
【0079】また、上述したような各種タイミングで目印画像30を表示するのではなく、それらのタイミングで、既に表示されている目印画像30の少なくとも1つの種類を変化させてもよいし、目印画像30の種類或いは数を増加或いは減少させてもよいし、目印画像30の表示を終了してもよい。
【0080】複数の有効ラインL1〜L3上でリーチ状態が発生した場合には、それらリーチライン毎に異なる目印画像30a〜30eを表示するようにしてもよい。また、1回の図柄変動の途中で目印画像30a〜30eを別の目印画像30a〜30eに変化させるようにしてもよい。更に、1回の図柄変動の途中で目印画像30a〜30eを別の目印画像30a〜30eに所定回数以上変化することにより、特定態様となる可能性が高くなるようにしてもよい。
【0081】実施形態では主制御基板32側で特定態様とその特定態様が出現する有効ラインL1〜L3とを決定するようにしたが、主制御基板32側では特定態様だけを決定し、その特定態様が出現する有効ラインL1〜L3は図柄制御基板33側で決定するようにしてもよい。
【0082】変動パターンの種類は実施形態に示したものに限られるものではなく、種々の変動パターンを用いることが可能である。また、目印画像30についても、実施形態に示したもの以外の種々のものを用いることができる。
【0083】例えば、リーチライン上の第2図柄を図形で囲む目印画像30aについては、第2図柄を囲む図形として円形、楕円形、閉じた自由曲線、三角形、多角形等を用いてもよい。それら図形の線の色や太さは任意であり、例えば半透明の線や立体的な線、非透過性の線を用いてもよい。また、図形で囲まれた内部の処理も任意であり、少し色がついた半透明、少し柄のついた半透明などとしてもよい。図形が揺れるように表示してもよい。更に、図形の線、図形の内部の処理、揺れ幅や揺れ速さを異ならせた複数の目印画像30aを用いてもよい。
【0084】リーチライン上の有効ライン表示線29を他の有効ライン表示線29よりも太く表示する目印画像30bについては、人間の手や指、動物の手足や指、三角形や台形等の各種の形状を採用できる。また、それら形状の種類やその数を異ならせた複数の目印画像30bを用いてもよい。
【0085】リーチライン上の有効ライン表示線29を他の有効ライン表示線29と異なる色等で表示する目印画像30cについては、半透明、非透過性、柄つきなどとしてもよいし、それらを異ならせた複数の目印画像30cを用いてもよい。
【0086】リーチライン上の第2図柄の近傍にキャラクタ等を表示する目印画像30dについては、それらキャラクタ等を図柄の後側、或いは前側に表示したり、その大きさや色、数等を異ならせた複数の目印画像30dを用いてもよい。
【0087】リーチライン上の第2図柄を他の第2図柄と異なる色等で表示する目印画像30eについては、色等が連続的、或いは段階的に変化するようにしてもよいし、立体的な表示からベタ絵表示、或いはその逆に変化するようにしてもよい。また、縦、横、或いはその他の方向に拡大縮小を繰り返すようにしてもよいし、所定の方向に揺れるように表示してもよい。更に、色等や拡大縮小の方向、揺れの速さや大きさ等を異ならせた複数の目印画像30eを用いてもよい。
【0088】その他の目印画像30としては、例えばリーチライン上の有効ライン表示線29を他の有効ライン表示線29と異なる形状(矢印等)とするもの、リーチライン上の全ての第2図柄を取り囲むように表示するもの、リーチライン上の第2図柄を立体的(例えば突出状)に表示するもの、第2図柄の背景色を異ならせるもの、キャラクタの吹き出しに書かれたメッセージ、その他の表示メッセージの内容で区別するもの等を用いてもよい。表示メッセージの内容として現在の信頼度を表示するようにしてもよい。
【0089】また、目印画像30は静止画、動画の何れを用いてもよい。また、動画の場合には、アニメーション手法を用いたものでもよいしポリゴンを用いた立体表現によるものでもよい。
【0090】上述したどの目印画像を特別目印画像としてもよい。複数の同一、或いは異なる目印画像30を表示するようにしてもよいし、その場合には特定態様となる可能性が高くなるようにしてもよい。目印画像30の種類や数が多いほど、特定態様となる可能性が高くなるようにしてもよい。
【0091】目印画像30を、特定態様を遊技者に予告する予告演出と複合して表示してもよい。その予告演出に特別予告を設け、その特別予告と目印画像30とが同一変動において表示された場合には目印画像30のみが表示された場合よりも特定態様となる可能性が高くなるように構成してもよい。予告演出は、遊技盤4の液晶表示部23上、遊技盤4上のランプ、遊技機本体1側のランプ、遊技機本体1側に設けた液晶表示部等により行うようにしてもよい。
【0092】有効ラインの数は、常に複数でもよいし、増減させてもよい。有効ラインの数を1から複数に増加させる場合には、そのタイミングは、変動開始時、所定のリーチ発生時、リーチ発生から所定時間経過後などとしてもよい。
【0093】複数の有効ラインは3本に限られるものではなく、2本であってもよいし、4本以上設けてもよい。
【0094】有効ライン表示線29は必ず表示しなければならないものではなく、省略することもできる。
【0095】第2利益状態発生手段51で発生させる第2利益状態としては、第2図柄28a〜28gが特定態様となる確率を通常状態よりも高確率とするもの以外に、例えば第2図柄28a〜28gの変動時間を通常状態よりも短縮するもの、第2図柄始動手段17の開放時間を通常状態よりも長くするもの、第1図柄が所定態様となる確率を通常状態よりも高確率とするもの、第1図柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、可変入賞手段18の開放の最大所定回数を増加(例えば通常5回を16回に増加)させるもの、可変入賞手段18の1回の開放時間を増大(例えば通常10秒を30秒に増大)させるもの、可変入賞手段18の規定入賞数を増加(例えば通常5個を10個に増加)させるもの、電動チューリップ(第2図柄始動手段17の規定入賞数を増加(例えば通常5個を10個に増加)させるもの等、種々の利益状態を用いることができる。また、それら複数種類の利益状態を同時或いは個別に発生させるようにしてもよい。
【0096】各目印画像30a〜30eの選択率は、遊技状態に応じて変化させるようにしてもよい。例えば、第2利益状態の発生時と非発生時とで目印画像30a〜30eの選択率を異ならせるようにしてもよい。また、第2利益状態の発生時には、リーチ状態が発生しても特定の目印画像30a〜30e或いは全ての目印画像30a〜30eを表示させないようにしてもよい。
【0097】特別目印画像30aを表示したときに所定の演出を行う演出手段としては、実施形態で示したように液晶表示部23の背景画像等を変化させるものの他、例えばランプの点灯、点滅等による演出を行うものや、音声による演出を行うものであってもよいし、それらを組み合わせて用いてもよい。
【0098】実施形態では全ての有効ラインL1〜L3が同時に変動停止するようにした例を示したが、例えば、各有効ラインL1〜L3の変動停止のタイミングを個々に異ならせるようにしてもよい。このとき、1つの有効ライン上でリーチ状態を経て非特定態様となった場合でも、他の有効ライン上でリーチ状態が成立可能としてもよい。また、複数の有効ライン上でリーチ状態となった場合に、1つの有効ラインの変動が非特定態様で停止したとき、その有効ラインに関する目印画像30を、他のリーチ状態の有効ラインの変動が停止する前に消去するようにしてもよい。
【0099】有効ラインの数を1から複数に増加させたことを示す情報、目印画像30を表示したことを示す情報、目印画像30を表示することを示す情報等の各種情報を遊技機外部に出力するようにしてもよい。その遊技機外部への情報の出力は、主制御基板32から行うようにしてもよいし、図柄制御基板33から行うようにしてもよい。更に遊技機外部に出力されたそれら情報に基づいて遊技機外部、例えば遊技島側で演出表示を行うようにしてもよい。
【0100】目印画像選択手段66、変動パターン記憶手段64の少なくとも一方を主制御基板32側に設けてもよい。変動パターン選択手段47は図柄制御基板33側に設けてもよい。また、それら目印画像選択手段66、変動パターン記憶手段64、変動パターン選択手段47等の少なくとも1つを主制御基板32と図柄制御基板33との両方に設けてもよい。
【0101】第2図柄始動手段17は、閉状態時にも遊技球が入賞可能としてもよいし、閉状態時には入賞不可能としてもよい。また、可変入賞手段18についても、閉状態時にも遊技球が入賞可能としてもよいし、閉状態時には入賞不可能としてもよい。
【0102】また本発明は、パチンコ機に限らず、図柄表示手段15を使用する遊技機であれば、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機の他、回胴式遊技機等においても同様に実施することが可能である。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、複数の有効ラインL1〜L3を有するように配置された複数の図柄28a〜28gを表示部23上に変動表示可能な図柄表示手段15と、該図柄表示手段15の変動後の停止図柄が有効ラインL1〜L3上で予め定められた特定の図柄の組み合わせとなることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段50と、有効ラインL1〜L3上でリーチ状態が発生する場合に、そのリーチ状態が発生した有効ラインL1〜L3に関連して表示部23上に目印画像30a〜30eを表示する目印画像表示制御手段63とを備えた遊技機において、目印画像表示制御手段63は、予め記憶された複数の目印画像30a〜30eの中から1又は複数を選択し、表示するように構成しているため、例えばリーチ状態が発生する毎に目印画像30の種類が変化することとなり、リーチ状態となった有効ラインに関連して表示される目印画像30による演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる。
【出願人】 【識別番号】391010943
【氏名又は名称】株式会社藤商事
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号
【出願日】 平成13年9月17日(2001.9.17)
【代理人】 【識別番号】100100273
【弁理士】
【氏名又は名称】谷藤 孝司
【公開番号】 特開2003−79890(P2003−79890A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−281364(P2001−281364)