| 【発明の名称】 |
パチンコ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】末岡 丈明 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】遊技球の挙動と図柄表示装置の図柄を同一視界内で観察できるパチンコ機を提供する。
【解決手段】始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄1aの変動・停止を表示する図柄投映機1を遊技盤2前方のガラス板3に設け、注目する遊技球の近辺位置に、方向指示手段4により図柄投映機1の図柄1aを投映した。これによって、遊技者は、同一視界内で、遊技球を見ながら図柄1aの変化を見て楽しみ、遊技のポイント場面を見落としすることがなく、遊技球が始動口に入り易くなるようにハンドル操作を行なえ、また、図柄1aから大当りを期待することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する図柄投映機を遊技盤の前方に設け、該図柄投映機には図柄を前記遊技盤の所定位置に投映する方向指示手段を設けたことを特徴とするパチンコ機。 【請求項2】 始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する図柄投映機を、夫々が特定の所定位置に投映するように遊技盤の前方に複数個設けたことを特徴とするパチンコ機。 【請求項3】 始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する光透過性の図柄表示装置を遊技盤の前方に複数個分散して設け、該複数個の図柄表示装置のうち、所定箇所に図柄を表示する図柄表示装置を作動させて光遮断部を形成したことを特徴とするパチンコ機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】パチンコ機には遊技球の入賞口、始動口及び役物または図柄表示装置が装着され、遊技形態において大当りが設定されているものは、機種によって異なるがVゾーンに遊技球が入賞するとき、または特定図柄の整列によって大当りの権利が発生する。遊技者にとってこの瞬間は大きな期待を寄せ、遊技を満喫させる。本発明は、このようなパチンコ機の大当りの権利が発生する過程を、確実に報知するパチンコ機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】パチンコ機の遊技盤上には、入賞口および始動口が設けられており、役物あるいは、遊技球が始動口に入賞することで作動する図柄表示装置を設けたパチンコ機がある。図柄表示装置は一連の図柄をスクロールさせる複数の表示位置を備え、遊技球が始動口に入賞すると表示していた図柄が変動し、所定時間後に停止したときの図柄が大当りであれば大当りの権利を得る。 【0003】大当りか否かは、遊技球が始動口に入賞して所定時間後でなければ遊技者に報知されない。また、始動口の入賞球数は所定数プールされるので、始動口への入賞が多いと所定時間ごとに作動停止が連続に繰り返すことになる。遊技者はハンドル操作によって遊技球を遊技盤上に連続に打ち出して行くが、全ての打ち出された遊技球を正確に見ることは困難であり、入賞口もしくは始動口に近付いた遊技球を目で追うことになる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技球が始動口に入賞した場合、所定時間後でないと大当りの判定がわからず、その間、遊技者は別の遊技球の挙動を追うことになる。前述したように、遊技者は遊技球が入賞口または始動口に入る寸前では、その遊技球に注意が向けられ、図柄表示装置が大当り図柄で停止した場合に、図柄が揃う瞬間を見過ごすことがある。また、図柄表示装置の図柄が遅く回転して停止する間際に、大当り図柄で停止する可能性がある場合、遊技者は図柄を注目することになり、遊技球の挙動を掴むことは困難になる。 【0005】したがって、本発明は、遊技者が遊技球の挙動を追っている状態であっても、大当りの権利が発生する過程を遊技者に確実に報知できるパチンコ機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する図柄投映機を遊技盤の前方に設け、該図柄投映機には図柄を前記遊技盤の所定位置に投映する方向指示手段を設けたことを特徴とする。 【0007】請求項2に記載の発明は、始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する図柄投映機を、夫々が特定の所定位置に投映するように遊技盤の前方に複数個設けたことを特徴とする。 【0008】請求項3に記載の発明は、始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動・停止を表示する光透過性の図柄表示装置を遊技盤の前方に複数個夫々の所定位置に投映するように設け、該複数個の図柄表示装置のうち、特定の所定箇所に図柄を表示する図柄表示装置を作動させて光遮断部を形成したことを特徴とする。なお、遊技盤の前方にはガラス板が配置されているので、ガラス板に図柄投映機または図柄表示装置を取付けてもよい。また、所定箇所とは遊技球の挙動を把握したい箇所に近い箇所をいう。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。まず、パチンコ機はその遊技球が入賞口あるいは始動口に入ることによってそれに見合った賞品としての遊技球(賞品球ともいう)が受皿に払い出される。特に、始動口に遊技球が入賞し、図柄表示装置が作動すると大当り状態となる可能性を生じる。したがって、遊技者は、遊技球を見ながら、ハンドル操作によって遊技球が始動口に入り易くなるように調節し、また、図柄の変化を見て楽しみ大当りを期待する。 【0010】図1(a)に示すように、始動口(図示略)に遊技球が入賞したことに基づき、図柄1aの変動・停止を表示する図柄投映機1を遊技盤2の前方のガラス板3に設けている。図柄投映機1は遊技盤2の所定位置に図柄が投映されるように首振り機能が設けられ、方向指示手段4を接続して投映角度をコントロールするようになっている。この所定位置は遊技球の挙動と図柄変動を、ほとんど目線を動かさない(同一視界内)で同時に見られるように、遊技球の挙動を把握したい箇所に近い箇所を指している。また、方向指示手段4は遊技者が手動で操作できるように、特定の所定位置に対応する複数のボタンスイッチを設け、遊技者がいずれかのボタンスイッチを押してその位置に図柄を投映できるようにする。または、ジョイステックを取付けて任意に図柄投映位置を決めてもよい。また、方向指示手段4は図柄の投映角度をコントロールするようになっているが、遊技盤2とガラス板3との間隔において投映角度を大きくする場合、図柄がひずんで不鮮明になる虞があるが、その間に第二のガラス板3’を装着して遊技盤2とガラス板3との間隔を大きくし、投映角度を広げることができる。 【0011】以上のように構成したことにより、遊技盤2内上方の遊技球の挙動が気になるとき、ボタンスイッチあるいはジョイステックを操作して方向指示手段4を作動させ、図柄投映機1の首振り機構によって図柄1aを、図1(b)に示すように、上位置に投映する。また、遊技盤2内下方の遊技球の挙動が気になるとき、同様に、ボタンスイッチあるいはジョイステックを操作して方向指示手段4を作動させ、図柄投映機1の首振り機構によって図柄1aを下位置に投映する。このようにすると、遊技者は遊技球を見ながら、図柄1aの変動を見ることができる。なお、投映する角度によって表示される図柄1aが伸びたり縮んだりすることが考えられるが、制御側で図柄1aの縦軸または横軸の大きさを角度にあわせて自動的に調節することで解消される。 【0012】図2(a),(b)に示す実施の形態は、第一の実施の形態の変形例であり、投映角度固定型の図柄投映機1を複数箇所に設けたものである。したがって、遊技盤2とガラス板3との間隔は大きくしないで済み、また、方向指示手段4の替わりに切換スイッチ5を設け、必要箇所の図柄投映機1のみを作動させるので制御部が簡単になる。そして、必要箇所の図柄投映機1によって投映された所定箇所の図柄1a及び遊技球を同時に見ることができ、遊技のポイント場面を見落としすることがない。なお、図柄1aを投映しない図柄投映機1には意匠画面を投映させることで、盤面が華やかになる。 【0013】次に、他の実施の形態を図3及び図4を参照して説明する。この構成はガラス板3に光透過性の図柄表示装置6を複数箇所に設けたものである。図柄表示装置6は液晶またはLED等で構成され、図示しない制御装置により操作されるもので、作動オフのときは素通しとなって盤面が見えるが、作動オンのときには図柄6aが浮き出る構造になっている。また、図柄表示装置6の表示箇所を切換スイッチ5によって適宜移動することにより、遊技者は遊技球の挙動と共に図柄6aを同一視界内で見ることができ、いずれかを見損じることはない。 【0014】また、図1に示す第一の実施の形態において、方向指示手段4を手動(ジョイステック等)で扱っても良いが自動化にしても良い。例えば、大当りになりそうなときは、予め、パチンコ機の制御部で大当りまたは大当りになる可能性が決定される信号が出るので、この信号に基づき見易い位置に投映する。また、始動口への入賞間隔が短くなった状態のときは、図柄1aを始動口近辺に投映することが考えられる。なお、他の実施の形態についても同様である。 【0015】 【発明の効果】本発明によるパチンコ機は、請求項1の発明では、図柄投映機から投映される図柄を、方向指示手段により所定位置に投映し、遊技球の挙動と図柄の変動を同一視界上で見ることができ、遊技者の見損じを防ぎ、遊技に興趣を持たせることが可能になる。また、請求項2の発明では、複数個の図柄投映機を夫々の所定位置に投映するように設け、所定位置うち、遊技球の挙動を把握したい箇所に近い位置に図柄を投映したので、遊技球の挙動と図柄の変動を同一視界上で見ることができ、遊技者の見損じを防ぎ、遊技に興趣を持たせることが可能になる。また、請求項3の発明では、遊技球の挙動を把握したい特定の所定箇所に光透過性の図柄表示装置を作動させて光遮断部を形成したので、特定の所定箇所に設けた図柄表示装置を作動させると、図柄が浮かび上がり、遊技球の挙動と図柄の変動を同一視界上で見ることができ、遊技者の見損じを防ぎ、遊技に興趣を持たせることが可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年9月11日(2001.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068618 【弁理士】 【氏名又は名称】萼 経夫 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−79884(P2003−79884A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−274929(P2001−274929) |
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