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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】飯田 勉
【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式会社三洋物産内

【氏名】番野 誠
【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式会社三洋物産内

【氏名】山根 清貴
【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式会社三洋物産内

【要約】 【課題】複数の識別情報を変動表示可能な表示手段を備えたパチンコ機等の遊技機において、興趣の飛躍的な向上を図る。

【解決手段】パチンコ機1には遊技盤が設けられている。遊技盤には作動口、大入賞口等が設けられるとともに、その中央部には表示部を備えた特別図柄表示装置が組込まれている。表示部では複数の識別図柄が複数の図柄表示領域において変動表示される。そして、これらの識別図柄が特定の組合せで停止した場合には、大当たり状態が付与される。複数の識別図柄は、外れ図柄とともに各変動領域毎に所定の図柄配列で配列されている。その図柄配列は、複数の識別図柄が偏在する配列構成となっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の変動領域において、それぞれ所定順序で配列される複数の識別情報を順に変動表示可能な表示手段を備え、前記識別情報の組合せによって各種遊技状態が導出されるような遊技機において、少なくとも1つの前記変動領域における前記識別情報の配列に少なくとも1つの空間情報を組み合わせて配列することにより、前記識別情報の配列が、前記複数の識別情報が偏在した配列構成となるようにしたことを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の識別情報を変動表示可能な表示手段を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種として、複数の変動領域を設けると共に、各変動領域において複数の識別図柄を所定の配列で変動表示可能な表示装置等の表示手段を備えたパチンコ機が知られている。
【0003】この種のパチンコ機では、停止表示された識別図柄の組合せ(停止図柄の組合せ)に応じて、様々な遊技状態が導出されるようになっている。例えば、複数の識別図柄が特定の組み合わせで停止表示された場合に、遊技者に有利な特別遊技価値例えば大当たりが付与されるようになっている。また、特別遊技価値が付与される前段階には、遊技者の興趣の向上を図るために特定表示態様例えばリーチ態様が成立するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技術では、各変動領域における識別図柄の配列構成が単調であったため、例えば上記特定表示態様等も毎回代わり映えしない態様となり、興趣の向上を妨げるおそれがあった。かかる意味で、さらなる興趣の向上が望まれていた。
【0005】本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の識別情報を変動表示可能な表示装置等の表示手段を備えた遊技機において、興趣の飛躍的な向上を図ることのできる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等についても説明する。
【0007】手段1.複数の変動領域において、それぞれ所定順序で配列される複数の識別情報を順に変動表示可能な表示手段を備え、前記識別情報の組合せによって各種遊技状態が導出されるような遊技機において、少なくとも1つの前記変動領域における前記識別情報の配列に少なくとも1つの空間情報を組み合わせて配列することにより、前記識別情報の配列が、前記複数の識別情報が偏在した配列構成となるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0008】上記手段1によれば、少なくとも1つの変動領域における識別情報の配列に、少なくとも1つの空間情報を組み合わせて配列することにより、複数の識別情報が偏在して表示される。その結果、識別情報の配列構成の単調さが低減されるとともに、識別情報の停止態様等も多様化される。また、単に識別情報のみを偏在させ、配列するよりも変動領域における表示態様も多様化することができる。さらに、識別情報の偏在した配列構成を利用した表示演出等が行われることによって、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。なお、上記空間情報は、遊技者にとって視認可能なものでもよいし、例えば「空白」のような視認不能なものでもよい。
【0009】手段2.手段1において、前記識別情報と空間情報とが組み合わさった組合せ配列に、少なくとも前記識別情報が連続して配列された部分が含まれるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0010】上記手段2によれば、前記組合せ配列には、識別情報が連続して配列された部分が含まれている。識別情報が連続して配列されることにより、識別情報の偏在した配列構成がより明確になる。
【0011】手段3.手段1又は手段2において、前記識別情報と空間情報とが組み合わさった組合せ配列に、少なくとも前記空間情報が連続して配列された部分が含まれるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0012】上記手段3によれば、前記組合せ配列には、空間情報が連続して配列された部分が含まれている。空間情報が連続して配列されることにより、識別情報の偏在した配列構成がより明確になる。
【0013】手段4.手段1乃至手段3のいずれかにおいて、前記識別情報と空間情報とが組み合わさった組合せ配列は、前記各情報が均等な配列間隔で配列されていることを特徴とする遊技機。
【0014】上記手段4によれば、識別情報と空間情報との組合せ配列では、各情報が均等な配列間隔で配列されている。これにより、前記組合せ配列の配列構成に関わらず、常に、各変動領域における所定位置に前記各情報を停止表示させることができる。その結果、遊技者にとって各種遊技状態が把握しやすくなる。
【0015】手段5.手段1乃至手段4のいずれかにおいて、前記識別情報が特定の組合せで停止表示された場合には、遊技者に有利な特別遊技価値が付与されるよう構成されるとともに、前記識別情報が特定の組合せで停止表示される前段階には、複数の識別情報が仮想的なラインを成立させるように並んで停止表示されることを条件として特定表示態様が成立するよう構成され、前記識別情報と空間情報とが組み合わさった組合せ配列に、前記ラインが成立しやすい部分と、成立しにくい部分とが含まれるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0016】上記手段5によれば、識別情報と空間情報との組合せ配列には、前記仮想的なラインが成立しやすい部分と、成立しにくい部分とが含まれている。このため、前記組合せ配列の構成部分に応じて、前記特別遊技価値が付与される表示上の確率が異なるような印象を遊技者に与えることとなり、さらなる興趣の向上を図ることができる。なお、前記特定表示態様は、「識別情報が前記特定の組合せで停止表示される前段階にあたる」ものであって、必ずしもその後「識別情報が前記特定の組合せで停止表示され」なくともよい。前記特定表示態様は、いわゆるリーチ態様を含むものである。
【0017】手段6.手段5において、前記ラインが成立しやすい部分は、前記ラインが一時期に複数成立するような配列構成となっていることを特徴とする遊技機。
【0018】上記手段6によれば、前記組合せ配列には、仮想的なラインが一時期に複数成立するような構成部分が含まれていることとなる。このため、その構成部分が関連した前記特定表示態様は、特定の組合せとなり得る識別情報の組合せパターンが増大したかのような態様となり、特別遊技価値が付与される表示上の確率が高まったような演出効果を生む。結果として、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。なお、「一時期に」に代えて、「同時に」、「一度に」或いは「一遍に」としてもよい。
【0019】手段7.手段5又は手段6において、少なくとも1つの前記変動領域における前記組合せ配列を、所定の前記変動領域における前記組合せ配列と逆配列にしたことを特徴とする遊技機。
【0020】上記手段7によれば、少なくとも1つの変動領域における組合せ配列が、所定変動領域における組合せ配列と逆配列になっている。従って、複数の変動領域の配置構成によっては、前記仮想的なラインが複数交差して成立する前記特定表示態様が成立可能となる。また、その成立パターンも識別情報の偏った配列構成から多様化し、結果として、遊技者にとってさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0021】手段8.手段5乃至手段7のいずれかにおいて、特定条件の成立に基づき、前記特別遊技価値が付与された後段階において所定の付加価値が付与されるよう構成され、前記複数の識別情報には、前記付加価値を付与する識別情報と、付与しない識別情報とが含まれ、前記組合せ配列に、前記付加価値を付与する少なくとも1つの識別情報と、前記付加価値を付与しない少なくとも1つの識別情報とが連続して配列された部分が含まれるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0022】上記手段8によれば、付加価値を付与する少なくとも1つの識別情報と、付加価値を付与しない少なくとも1つの識別情報とが連続して配列された部分が、前記組合せ配列に含まれている。このため、前記特定表示態様が成立した場合には、特別遊技価値の付与に関連した表示演出が行われるのみならず、その後段階に所定の付加価値が付与されるか否かに関する表示演出を行うことも可能となる。結果として、最後まで遊技者の興味をより一層引きつけるような表示演出を行うことができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0023】手段9.手段1乃至手段8のいずれかにおいて、前記各変動領域において一時期に複数の前記識別情報が表示できるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0024】上記手段9によれば、各変動領域において一時期に複数の識別情報が表示できるようになっているため、遊技者にとって識別情報の配列構成が認識しやすくなり、さらなる興趣の向上につながる。なお、「一時期に」に代えて、「同時に」、「一度に」或いは「一遍に」としてもよい。
【0025】手段10.複数の変動領域において、それぞれ所定順序で配列される複数の識別情報を順に変動表示可能な表示手段を備え、前記識別情報の組合せによって各種遊技状態が導出されるような遊技機において、少なくとも1つの前記変動領域における前記識別情報の配列の少なくとも一識別情報間を少なくとも1つの間仕切り情報で区切ることにより、前記識別情報の配列が、前記複数の識別情報が偏在した配列構成となるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0026】上記手段10によれば、少なくとも1つの変動領域における識別情報の配列は、その配列の一識別情報間が少なくとも1つの間仕切り情報によって区切られることによって複数の識別情報が偏在した配列構成となっている。このため、識別情報の配列構成の単調さが低減されるとともに、識別情報の停止態様等も多様化される。また、識別情報の偏在した配列構成を利用した表示演出等が行われることによって、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。なお、上記間仕切り情報は、遊技者にとって視認可能なものでもよいし、例えば「空白」のような視認不能なものでもよい。
【0027】手段11.手段10において、前記各変動領域において一時期に複数の前記識別情報が表示できるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0028】上記手段11によれば、各変動領域において一時期に複数の識別情報が表示できるようになっているため、遊技者にとって識別情報の配列構成が認識しやすくなり、さらなる興趣の向上につながる。なお、「一時期に」に代えて、「同時に」、「一度に」或いは「一遍に」としてもよい。
【0029】手段12.手段10又は手段11において、前記識別情報の配列に、少なくとも前記間仕切り情報によって区切られない部分が含まれるよう構成したことを特徴とする遊技機。
【0030】上記手段12によれば、識別情報の配列には、間仕切り情報によって区切られない部分が含まれている。つまり、識別情報の配列には、識別情報が連続して配列される部分が含まれることとなり、識別情報の偏った配列構成がより明確になる。
【0031】手段13.手段10又は手段11において、前記識別情報が特定の組合せで停止表示された場合には、遊技者に有利な特別遊技価値が付与されるよう構成されるとともに、前記識別情報が特定の組合せで停止表示される前段階には、複数の識別情報が仮想的なラインを成立させるように並んで停止表示されることを条件として特定表示態様が成立するよう構成され、前記識別情報の配列に、前記ラインが成立しやすい部分と、成立しにくい部分とが含まれるよう構成したことを特徴とする遊技機。
【0032】上記手段13によれば、識別情報の配列が、間仕切り情報によって区切られることにより、その配列には前記仮想的なラインが成立しやすい部分と、成立しにくい部分とが含まれるようになる。このため、配列の構成部分に応じて、前記特別遊技価値が付与される表示上の確率が異なるような印象を遊技者に与えることとなり、さらなる興趣の向上を図ることができる。なお、前記特定表示態様は、「識別情報が前記特定の組合せで停止表示される前段階にあたる」ものであって、必ずしもその後「識別情報が前記特定の組合せで停止表示され」なくともよい。前記特定表示態様は、いわゆるリーチ態様を含むものである。
【0033】手段14.手段13において、前記ラインが成立しやすい部分は、前記ラインが一時期に複数成立するような配列構成となっていることを特徴とする遊技機。
【0034】上記手段14によれば、前記識別情報の配列には、仮想的なラインが一時期に複数成立するような構成部分が含まれていることとなる。このため、その構成部分が関連した前記特定表示態様は、特定の組合せとなり得る識別情報の組合せパターンが増大したかのような態様となり、特別遊技価値が付与される表示上の確率が高まったような演出効果を生む。結果として、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。なお、「一時期に」に代えて、「同時に」、「一度に」或いは「一遍に」としてもよい。
【0035】手段15.手段13又は手段14において、少なくとも1つの前記変動領域における前記識別情報の配列を、所定の前記変動領域における前記識別情報の配列と逆配列にしたことを特徴とする遊技機。
【0036】上記手段15によれば、少なくとも1つの変動領域における識別情報の配列が、所定変動領域における識別情報の配列と逆配列になっている。従って、複数の変動領域の配置構成によっては、前記仮想的なラインが複数交差して成立する前記特定表示態様が成立可能となる。また、その成立パターンも識別情報の偏った配列から多様化し、結果として、遊技者にとってさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0037】手段16.手段13乃至手段15のいずれかにおいて、特定条件の成立に基づき、前記特別遊技価値が付与された後段階において所定の付加価値が付与されるよう構成され、前記複数の識別情報には、前記付加価値を付与する識別情報と、付与しない識別情報とが含まれ、前記識別情報の配列に、前記付加価値を付与する少なくとも1つの識別情報と、前記付加価値を付与しない少なくとも1つの識別情報とが連続して配列された部分が含まれるよう構成したことを特徴とする遊技機。
【0038】上記手段16によれば、付加価値を付与する少なくとも1つの識別情報と、付加価値を付与しない少なくとも1つの識別情報とが連続して配列された部分が、前記識別情報の配列に含まれている。このため、前記特定表示態様が成立した場合には、特別遊技価値の付与に関連した表示演出が行われるのみならず、その後段階に所定の付加価値が付与されるか否かに関する表示演出を行うことも可能となる。結果として、最後まで遊技者の興味をより一層引きつけるような表示演出を行うことができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0039】手段17.手段10乃至手段16のいずれかにおいて、前記識別情報と間仕切り情報とが組み合わさって配列された組合せ配列は、前記各情報が均等な配列間隔で配列されていることを特徴とする遊技機。
【0040】上記手段17によれば、識別情報と間仕切り情報との組合せ配列では、各情報が均等な配列間隔で配列されている。これにより、前記組合せ配列の配列構成に関わらず、常に、各変動領域における所定位置に前記各情報を停止表示させることができる。その結果、遊技者にとって各種遊技状態が把握しやすくなる。
【0041】手段18.手段1乃至手段17のいずれかにおいて、前記遊技機はパチンコ機であること。中でも、パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備えておりそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として表示手段における識別情報の変動が開始すること、又、特別遊技価値としての特別遊技状態発生中には遊技領域内の所定の位置に配置された入賞口が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能として、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込む等も含む)が付与されること等が挙げられる。上記パチンコ機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当たり状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態が存在する。
【0042】手段19.手段1乃至手段17のいずれかにおいて、遊技機はスロットマシンであること。中でも、スロットマシンの基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識別情報からなる識別情報列を変動表示した後に識別情報を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値を付与する遊技価値付与手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。上記遊技機には、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコイン、メダル等を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技価値としての特別遊技状態(大当たり状態)と、遊技媒体を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態が存在する。
【0043】手段20.手段1乃至手段17のいずれかにおいて、遊技機は少なくとも複数種類の表示手段を備えたスロットマシンであること。中でも、スロットマシンの基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の第1の識別情報からなる識別情報列を変動表示した後に前記第1の識別情報を確定表示する第1の表示手段と、少なくとも前記第1の識別情報とは異なる複数の第2の識別情報を遊技状態に応じて可変表示可能とする第2の表示手段と、少なくとも始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して前記第1の識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより前記第1の識別情報の変動が停止され、確定停止表示された識別情報の組合せが特定の組合せであることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値を付与する遊技価値付与手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。上記遊技機には、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコイン、メダル等を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技価値としての特別遊技状態(大当たり状態)と、遊技媒体を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態が存在する。なお、このスロットマシンでは、手段1乃至手段17のいずれかにおいて行われる表示制御を主として第2の表示手段において行うような構成となっている。すなわち、ここにいう第2の表示手段が手段1乃至手段17のいずれかの表示手段に相当し、ここにいう第2の識別情報が手段1乃至手段17のいずれかの識別情報に相当する。
【0044】手段21.手段20において、少なくとも前記第1の表示手段において、前記第1の識別情報が特定の組合せとなって確定表示される前段階において、前記第2の表示手段において、少なくとも前記第2の識別情報が特定の組合せで確定表示されることにより、前記特別遊技価値が付与されるようにしたことを特徴とするスロットマシン。
【0045】上記手段21によれば、第1の表示手段及び第2の表示手段において、それぞれの識別情報がそれぞれ特定の組合せで確定表示される。このため、遊技内容に厚みができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0046】手段22.手段1乃至手段17のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機の基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識別情報からなる識別情報列を変動表示した後に識別情報を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値を付与する遊技価値付与手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、前記識別情報の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。上記遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技価値としての特別遊技状態(大当たり状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態が存在する。
【0047】手段23.手段1乃至手段17のいずれかにおいて、遊技機は少なくとも複数種類の表示手段を備えたパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機の基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の第1の識別情報からなる識別情報列を変動表示した後に前記第1の識別情報を確定表示する第1の表示手段を備え、少なくとも前記第1の識別情報とは異なる複数の第2の識別情報を遊技状態に応じて可変表示可能とする第2の表示手段と、少なくとも始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して前記第1の識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより前記第1の識別情報の変動が停止され、確定停止表示された識別情報の組合せが特定の組合せであることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値を付与する遊技価値付与手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、前記第1の識別情報の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。上記遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技価値としての特別遊技状態(大当たり状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態が存在する。なお、前記融合させた遊技機では、手段1乃至手段17のいずれかにおいて行われる表示制御を主として第2の表示手段において行うような構成となっている。すなわち、ここにいう第2の表示手段が手段1乃至手段17のいずれかの表示手段に相当し、ここにいう第2の識別情報が手段1乃至手段17のいずれかの識別情報に相当する。
【0048】手段24.手段23において、少なくとも前記第1の表示手段において、前記第1の識別情報が特定の組合せとなって確定表示される前段階において、前記第2の表示手段において、少なくとも前記第2の識別情報が特定の組合せで確定表示されることにより、前記特別遊技価値が付与されるようにしたことを特徴とする遊技機。
【0049】上記手段24によれば、第1の表示手段及び第2の表示手段において、それぞれの識別情報がそれぞれ特定の組合せで確定表示される。このため、遊技内容に厚みができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に、遊技機としてパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)を具体化した一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0051】図1に示すように、パチンコ機1は、外枠2と、その前部に設けられた前面枠3とを備えている。前面枠3は外枠2の一側部にて開閉可能に装着されている。前面枠3の前面側には、一側部にて開閉可能に装着されたガラス扉枠4と、ガラス扉枠4の下側において遊技球B(図2参照)を貯留するための上皿5及び下皿6とが設けられている。
【0052】前面枠3の前面側の下皿6側方には操作手段としてのハンドル7が設けられており、ハンドル7は図示しない遊技球発射装置に連結されている。
【0053】前面枠3の後側(ガラス扉枠4の奥、外枠2の内側)には、遊技盤8(図2参照)が着脱可能に装着されている。遊技球発射装置は、遊技者がハンドル7を回転させることにより、遊技盤8の上部に向けて遊技球Bを発射可能とするものである。
【0054】前面枠3内部(上皿5の側方)には、遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴らしたり、遊技者に遊技状態等を音声にて報知するためのスピーカ9が埋設されている。
【0055】図2に示すように、遊技盤8の一側部には、遊技球発射装置によって発射された遊技球Bを遊技盤8の上部に案内する内レール10a及び外レール10bが設けられている。
【0056】遊技盤8の下部には、作動口11及び大入賞口12が設けられている。作動口11は遊技球B用の通路を備え、その通路入口には羽根13が開閉可能に支持されている。大入賞口12の奥にはシーソー14が設けられているとともに、シーソー14の側部においてVゾーン15及び入賞通路16が設けられている。
【0057】大入賞口12の前部には、大入賞口12を開閉するシャッタ17が設けられている。シャッタ17は大入賞口12の側部に設けられた大入賞口用ソレノイド18により作動する。詳しくは、大入賞口ソレノイド18が励磁状態となると、シャッタ17が略水平状態となり大入賞口12が開かれる。また、大入賞口ソレノイド18が非励磁状態となると、シャッタ17が略垂直状態となり大入賞口12が閉鎖される。
【0058】大入賞口12の一側部には、シーソー用ソレノイド19が設けられている。通常、シーソー用ソレノイド19は非励磁状態となっている。このとき、シーソー14はVゾーン15の方へ傾いた状態となっている。また、シーソー用ソレノイド19が励磁状態となると、シーソー14は入賞通路16の方へ傾いた状態となる。つまり、遊技球Bが大入賞口12に入賞した場合、遊技球Bはシーソー14の傾きにより、Vゾーン15又は入賞通路16のどちらか一方へ導かれるようになっている。なお、本実施の形態では、シャッタ17の開状態において、遊技球Bが1つでもVゾーン15を通過すると、シーソー用ソレノイド19が励磁状態となる。そして、シャッタ17が閉じられると再び非励磁状態にもどるように構成されている。
【0059】遊技盤8の中央部には、表示手段としての特別図柄表示装置20が組込まれている。特別図柄表示装置20は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部20aを備えており、識別図柄や背景画像等を表示可能とする。なお、識別図柄は本実施の形態における識別情報に相当する。
【0060】本実施の形態では、例えば表示部20aの上図柄表示領域21、中図柄表示領域22及び下図柄表示領域23において、複数の識別図柄が複数の補助図柄とともに変動表示される。上図柄表示領域21、中図柄表示領域22及び下図柄表示領域23は本実施の形態における変動領域に相当する。また、補助図柄は、本実施の形態における空間情報、間仕切り情報に相当する。
【0061】そして、各図柄表示領域21〜23に確定停止表示される識別図柄や補助図柄の組合せによって、各種遊技状態が導出される。各種遊技状態としては、大当たり状態、リーチ状態、外れ状態等が例として挙げられる。なお、大当たり状態は、本実施の形態における特別遊技価値、特別遊技状態に相当する。
【0062】ここで、大当たり状態とは、遊技者に比較的不利な状態である通常遊技状態(遊技球Bが徐減する状態)から所定条件が成立することに基づいて発生する遊技者に有利な状態をいう。本実施の形態では、複数の識別図柄が特定の組合せで停止表示されることにより、大当たり状態の発生が確定する(特別遊技価値が付与される)ようになっている。なお、大当たり状態が導出される際に確定停止表示される識別図柄を大当たり図柄という。
【0063】リーチ状態とは、大当たり状態に至る過程にある一状態をいい、表示部20aにおいて、複数の識別図柄が特定の組合せで停止表示される前段階にあたる特定表示態様としてのリーチ態様が成立した状態を指す。また、識別図柄の変動表示とともに、種々のリーチ演出に代表される様々な表示演出も行われるようになっている。なお、上述した図柄表示領域は仮想的なものであり、遊技状態の変化に伴い適宜変化するようになっている。従って、図柄表示領域の数は本実施の形態のように3つに限定されることなく、それ以外の数の図柄表示領域が形成されるようにしてもよい。
【0064】なお、識別図柄の変動表示は、遊技球Bが作動口11へ入賞することに基づいて行われるようになっている。但し、変動表示中に遊技球Bが新たに作動口11に入賞した場合には、その分の変動表示は、その時点で行われている変動表示の終了後に行われるようになっている。つまり、変動表示が待機(保留)されることとなる。
【0065】表示部20aの上方には、前述したような識別図柄の変動表示の保留回数を示す保留ランプ24a,24b,24c,24dが組み込まれている。保留ランプ24a〜24dは、変動表示の保留毎に点灯し、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯するようになっている。
【0066】特別図柄表示装置20上部には、普通図柄表示装置31が併設されている。普通図柄表示装置31は、保留ランプ32と、7セグ表示部33とを有している。また、特別図柄表示装置20の左右両側方には、一対の通過ゲート34が配設されている。遊技球Bが通過ゲート34を通過すると普通図柄表示装置31が作動するようになっている。普通図柄表示装置31は、7セグ表示部33において「0」から「9」までの数字を可変表示する。その数字が所定値で停止した場合には、作動口11の羽根13が所定秒数開放する。普通図柄表示装置31は、遊技球Bの通過ゲート34の通過回数を記憶することができ、保留ランプ32でその保留数を表示する。従って、すべての保留ランプ32が点灯している状態では、遊技球Bが通過ゲート34を通過してもカウントされない。また、保留ランプ32が点灯している限り、遊技球Bが通過ゲート34を通過しなくとも保留数に応じた回数だけ普通図柄表示装置31は作動する。
【0067】また、遊技盤8には、遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機1の遊技状態を検出するための各種スイッチが設けられている。例えば、本実施の形態においては、スルースイッチ40、作動口用スイッチ41、Vゾーン用スイッチ42及びカウントスイッチ43が設けられている。ここで、スルースイッチ40は、遊技球Bが通過ゲート34を通過したことを検出するものである。作動口用スイッチ41は、遊技球Bが作動口11へ入賞したことを検出するものである。Vゾーン用スイッチ42は、遊技球Bが大入賞口12内のVゾーン15へ入賞したこと検出するものである。カウントスイッチ43は、遊技球Bが大入賞口12へ入賞したことを検出するものである。
【0068】また、パチンコ機1各部には、遊技効果を高めるための図示しない各種演出用ランプや電飾部材等が取付けられている。これらの演出用ランプや電飾部材等(以下単に「ランプ」と称する)は、遊技の進行に応じて点灯状態(消灯、点灯、点滅等)が変えられる。なお、これらランプは、ランプ制御基板120(図3参照)により制御される。
【0069】次に、パチンコ機1の裏側に装着された各種制御装置(制御基板)について図3を参照しつつ説明する。図3は、各制御装置の電気的構成を示すブロック図である。パチンコ機1の裏側には、遊技価値付与手段としての主制御装置(主基板)50、表示制御基板110、ランプ制御基板120、音声制御基板130、発射制御基板140等の各種制御基板が設けられている。但し、表示制御基板110は特別図柄表示装置20内に組み込まれている。
【0070】主基板50は、各スイッチ40〜43の検出結果に基づいて、各ソレノイド18,19、特別図柄表示装置20、各保留ランプ24a〜24d、普通図柄表示装置31、羽根13等を駆動制御するものである。表示制御基板110は、特別図柄表示装置20における表示制御を行うものである。ランプ制御基板120はランプ等を制御するものである。音声制御基板130はスピーカ9等を制御するものである。発射制御基板140は前記遊技球発射装置を制御するものである。
【0071】主基板50は、読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理装置(CPU)及びランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。ROMには所定の制御プログラムや初期データが予め記憶されており、CPUはROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する。CPUによる演算結果はRAMに一時的に記憶される。
【0072】また、主基板50には各種カウンタが設定されている。具体的には、大当たり状態を決定する内部乱数カウンタ、大当たり図柄を決定する大当たり図柄乱数カウンタ、各図柄表示領域21〜23における停止図柄等を決定するための各図柄乱数カウンタ、及びリーチパターンを決定するためのリーチ種別決定乱数カウンタ等の各種乱数カウンタが設定されている。また、後述するような大当たり中のラウンド回数をカウントするラウンドカウンタ、大入賞口12への遊技球Bの入賞個数をカウントする入賞カウンタ、変動表示の保留回数をカウントする保留カウンタ等の各種計数カウンタが設定されている。
【0073】上記各乱数カウンタは、それぞれ所定時間(例えば「2ms」)毎に値を所定範囲内で更新される。各カウンタの各値は所定の条件に従って乱数として読み出され、各カウンタに対応した乱数バッファに格納されるようになっている。例えば、作動口11に入賞した遊技球Bが作動口用スイッチ41によって検出されたとき、読み出された内部乱数カウンタの値が特定値であれば大当たり状態の発生が決定される。また、各カウンタにおいて、カウンタの値がそれぞれ特定の値になった場合には初期値に戻るようになっている。
【0074】上記CPU、ROM及びRAMは、バスを介して互いに接続されている。このバスにはインターフェイス50aも接続されている。インターフェイス50aは表示制御基板110のインターフェイス61や各種スイッチ等に接続されている。ここで、主基板50は、インターフェイス50aを介して作動口スイッチ41等から入賞信号等を入力できるようになっている。また、主基板50は、表示制御基板110や他の入出力装置(他の制御基板を含む)へ制御データ等の各種動作コマンドを送信し、各ソレノイドや各制御基板等を制御できるようになっている。
【0075】本実施の形態において、上記コマンドは2バイト単位で構成されている。このコマンドのうち、前半の1バイトは、これからいかなる情報が送信されてくるかというキーワード情報である。後半の1バイトは、具体的な指示内容に該当するパターンコード等の内容情報である。
【0076】ここで、表示制御基板110へ送信される図柄変動に関するコマンドを例にして、コマンドの構成について具体的に説明する。1回の図柄変動が行われる際には、複数種類のコマンド群が順次送信されるようになっている。ここで、まず最初に送信されるコマンドはパターン情報である。この場合、1バイト目は、これからパターン情報が送信される旨のキーワード情報であり、2バイト目は、時間情報及び変動パターン(リーチパターンを含む)を指示するパターンコード情報である。時間情報は、識別図柄の変動時間を例えば「10秒」とする、或いは、「30秒」とするといった内容を指示するものである。パターンコード情報は、どのような変動パターン(又は変動パターン群のうちいずれか)を実行するといった変動パターンを指示するものである。なお、パターン情報には、その図柄変動が大当たり状態となることや、外れ状態となること等を示す情報も含まれている。
【0077】パターン情報に続いて送信されるコマンド群は、各図柄表示領域21〜23において確定表示される図柄情報である。つまり、変動している各識別図柄が例えば上→下→中の図柄表示領域の順に確定させられる場合において、まず、パターン情報に続いて2番目に送信されるコマンドは、上図柄表示領域21に確定表示される識別図柄を指示するものである。このコマンドの1バイト目はこれから上図柄表示領域21の図柄情報が送信される旨のキーワード情報であり、2バイト目は確定表示される識別図柄を指示するパターンコード情報である。3番目に送信されるコマンドは、下図柄表示領域23に確定表示される識別図柄を指示するものであり、4番目に送信されるコマンドは中図柄表示領域22に確定表示される識別図柄を指示するものである。これらのコマンドの構成は、2番目に送信されるコマンドと同様のものとなっている。
【0078】また、本実施の形態においては、主基板50による制御の1つとして、遊技モードの切換制御がある。この遊技モードとして、本実施の形態においては2つのモードが用意されている。例えば300分の1程度の低確率で大当たり状態を発生させる通常モードと、その約5倍である60分の1程度の高確率で大当たり状態を発生させる高確率モード(以降、便宜上「確変モード」と称する)とがある。確変モードは、本実施の形態における所定の付加価値に相当する。
【0079】なお、一般的に、確変モードの概念としては、(1)7セグ表示部33に所定値が表示される確率を通常時に比べて高め、作動口11の羽根13を開放させる機会を増やすこと、(2)7セグ表示部33における数字の変動時間を短くすること、(3)羽根13の開放時間を長くすること(及び/又は入賞個数を多くすること)、(4)特別図柄表示装置20の表示部20aの識別図柄の変動時間を短くすること、(5)大当たり確率が通常モードに比べて高くなること等が挙げられるが、本実施の形態における確変モードにおいては、(5)に加えて、(1)〜(4)の全ての事項が実行される。
【0080】本実施の形態では、パチンコ機1の電源投入時においては、通常モードに設定される。また、その後は、大当たり状態終了後にモードの切換が行われる。この遊技モードは、大当たり図柄の種類に応じて、次回の遊技モードが設定される。
【0081】さて、本実施の形態では、特別図柄表示装置20の表示部20aにおける各種表示制御は、主たる制御を行う主基板50ではなく、主として特別図柄表示装置20の表示制御基板110において行われるように構成されている。
【0082】ここで、特別図柄表示装置20における表示態様を制御する表示制御基板110の電気的構成について説明する。図3に示すように、表示制御基板110は、主基板50から送られてくるコマンドを順次受信するインターフェイス61と、プログラムROM62に記憶された制御プログラム及び各種の情報に基づいて、各種遊技状態において表示される表示画像の画面構成情報を生成するCPU63と、CPU63での処理結果等を一時的に記憶するワークRAM64と、各種画像データを記憶した画像データROM65と、CPU63で生成された画面構成情報に基づいて画像データROM65から画像データを取り出し、そのデータや画面構成情報に基づいて各種遊技状態における表示画像を生成するVDP66と、VDP66が生成した表示画像を記憶するビデオRAM67とを備えている。そして、生成された表示画像は表示部(液晶ディスプレイ)20aへ出力される。
【0083】インターフェイス61は、主基板50から送信されてくるコマンド(指令)を受信する。また、それらのコマンドは、CPU63によってワークRAM64に記憶される。
【0084】CPU63は、プログラムROM62に記憶された制御プログラムに従って動作する。具体的に、CPU63は、前記コマンドを監視して該コマンドに応じたタスクを生成し、それをワークRAM64に記憶する。CPU63はそのタスクを実行することで、各種遊技状態において表示される表示画像の画面構成情報を生成し、それをワークRAM64に記憶する。なお、画面構成情報は、表示部(液晶ディスプレイ)20aの垂直操作信号(VSYNC)ごとに生成される。
【0085】ワークRAM64には、主基板50からのコマンドを記憶するための前記コマンドバッファ領域をはじめ、生成されたタスクが記憶されるタスクバッファ領域や、画像構成情報(通常変動時やリーチ状態時の図柄画像の指示や、その配置位置や表示優先順位等)を一括して書き込むためのスプライトチェーン領域等が設定されている。
【0086】画像データROM65は、表示部20aに表示される識別図柄や背景画像等の各種画像データを記憶するメモリである。前記画像データには、識別図柄や背景画像等を生成するために必要な各種情報(例えば形状、サイズ、模様、配色、色調等を指定する各種情報)が含まれている。
【0087】VDP66は、表示画像の画像生成処理を行う画像データプロセッサである。つまり、VDP66は、画像構成情報に基づいて、画像データROM65に記憶されている画像データを読み出すとともに、前記画像データに含まれる情報をビデオRAM67に書き込むことによって、ビデオRAM67に表示画像を生成する。そして、VDP66は、ビデオRAM67に記憶した表示画像を表示部20aに出力する。
【0088】ビデオRAM67は、VDP66で生成される表示画像のデータを記憶するメモリである。ビデオRAM67には、表示部20aに表示される一画面分の表示画像のデータを記憶する記憶領域である第1フレームメモリ67aと第2フレームメモリ67bが設けられている。そのため、VDP66で生成される表示画像のデータを交互に記憶することができるような構成となっている。
【0089】次に、VDP66の構成について図4を参照しつつ詳しく説明する。VDP66は、CPU63から送られてくる各種コマンドやデータを受信するインターフェイス66aと、インターフェイス66aから送られる各種コマンドやデータに基づいてワークRAM64に記憶された画像構成情報を読み出し、該画像構成情報に基づいて表示画像を生成する画像生成部66bと、表示画像のカラー情報を格納するパレットRAM66cとから構成されている。
【0090】インターフェイス66aから各種コマンドやデータを受け取った画像生成部66bは、CPU63を介してワークRAM64に記憶された画像構成情報を読み出す。画像生成部66bは、その画像構成情報に基づいて画像データROM65から画像データを読み出し、前記画像データに含まれる各種情報に基づいて表示画像を生成する。同時に、前記画像データに対応するカラー情報をパレットRAM66cから取得し、前記表示画像に加える。これにより、カラー情報に基づく配色を施した表示画像が生成される。
【0091】同時に、画像生成部66bは、前記書き込みが行われていない第1フレームメモリ67a又は第2フレームメモリ67bに記憶されている表示画像のデータを読み出し、表示部(液晶ディスプレイ)20aに出力する。この際、表示画像のデータはRGB信号で出力され、このRGB信号に基づいて、色調(色、彩度、輝度、コントラストなど)等が制御されて表示部(液晶ディスプレイ)20aに表示される。また、表示画像のデータが出力され、何もデータが記憶されていない第1フレームメモリ67a又は第2フレームメモリ67bには、新たに生成された表示画像が書き込まれる。なお、表示画像は識別図柄や背景画像等を個々に描画した複数のレイヤによって構成されており、これらをを重ね合わせることにより1画面分の表示画像として生成されるようになっている。
【0092】パレットRAM66cは、複数種類のカラー情報を設定した複数種類のカラーパレットを保持しており、画像データに含まれるカラー情報に応じたカラーパレットを画像生成部66bに与えるものである。ここで、カラーパレットを与えるとは、例えば、パレットRAM66cに格納されたカラーパレットの格納アドレスを画像生成部66bに与えることを意味している。なお、カラー情報は、原色例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の基本色情報を組み合わせた配合割合等によって、定められているものである。
【0093】次に、上記のように構成されたパチンコ機1の作用について説明する。まず、主基板50は、作動口用スイッチ41からの検出信号に基づき遊技球Bが作動口11へ入賞した旨を検出すると、その検出結果に基づいて対応する保留ランプ24a〜24dを点灯させる。例えば、それまで2つの保留ランプ24a及び24bが点灯されていた場合には3つ目の保留ランプ24cを点灯させる。但し、保留ランプ24a〜24dが全て点灯している場合は除かれる。そして、主基板50は保留カウンタの値を「1」だけ加算する。
【0094】そして、主基板50は各乱数バッファに格納された各カウンタの各値に基づいた図柄変動コマンドを表示制御基板110に出力する。同時に、主基板50は図柄変動コマンドに対応した各種コマンドを各種制御基板(表示制御基板110、ランプ制御基板120、音声制御基板130等)へ出力する。そして、コマンドを受け取った表示制御基板110等では、各コマンドに対応した制御が行われる。
【0095】ここで、表示制御基板110は、図柄変動に関する一群のコマンド(1回の図柄変動に際して送られてくるデータ群)を受信すると、識別図柄が変動する表示画像を順次生成し表示部20aに表示する。このとき、表示制御基板110は、図柄変動コマンドに含まれるパターン情報に基づいて種々のリーチ演出パターンを実行する。これらリーチ演出パターンは、識別図柄の変動開始から確定表示までの間、又は別途設定された時間データの秒数分だけ実行される。また、表示制御基板110の表示制御に同期するように、ランプ制御基板120や音声制御基板130もランプ演出や音声演出等を制御する。
【0096】詳しくは、表示制御基板110では、CPU63が主基板50から送られてくる図柄変動に関するコマンドを順次受信して、受け取ったコマンドをワークRAM64に設けたコマンドバッファ内に記憶する。CPU63は、コマンドバッファ内に記憶したコマンドを順次呼び出す。このコマンドに応じた図柄変動パターン等の表示プログラムをプログラムROM62内から選択し、その表示プログラムを実行する。
【0097】また、CPU63は、識別図柄の変動表示処理を実行するとともに、各種リーチパターン、すべり変動、再変動、リーチ予告又はリーチ移行等の表示演出処理等を適宜実行する。
【0098】具体的に、CPU63は、受信したコマンドに基づいて所定のテーブルを参照して何らかの表示演出処理を実行するか否かを決定する。まず、CPU63は、コマンドに今回が大当たり時である旨の情報が含まれているか否かを判定したり、今回が外れリーチ時である旨の情報が含まれているか否かを判定したりする。
【0099】CPU63は、その判定結果に基づき参照するテーブルを選択し、それに対応する演出パターンを決定し、多様な遊技演出を実行する。CPU63は、受信したコマンドのなかに、例えば今回が大当たり時である旨の情報が含まれている場合と、今回が外れリーチ時である旨の情報が含まれている場合とで、異なるテーブルを参照する。こうすることにより、大当たり状態が導出される時には「リーチ予告」、「リーチ移行」に関する演出が行われやすくしたり、外れリーチ時には、リーチ予告等が行われにくくしたりすることができる。ここで、「予告」とあるのは、演出によって、所定の遊技状態が発生しやすくなることを示唆可能であればよい、或いは、演出によって所定の遊技状態の発生率に影響が生じるという趣旨であって、所定の遊技状態が発生しない場合があっても差し支えない。
【0100】CPU63は、リーチ予告演出やリーチ移行演出等を行う場合には、上述したような図柄変動表示用のプログラムを実行するとともに、それぞれリーチ予告演出やリーチ移行演出等を行うためのプログラムを実行する。
【0101】続いて、表示部20aでは、各図柄表示領域21〜23において変動表示されている識別図柄がその変動速度を徐々に減速するように表示され、識別図柄の変動が順次停止させられる。本実施の形態においては、まず、指定された所定の停止図柄が上下両図柄表示領域21,23において順に停止表示される。
【0102】このとき、CPU63は、現在リーチ状態が発生しているか否かを確認する。具体的には、上下両図柄表示領域21,23において停止表示された識別図柄が少なくとも1つのライン上において同種であるか否かを確認する。そして、リーチ状態とならない場合には、中図柄表示領域22において停止図柄を確定停止表示するべく、識別図柄の変動を停止する。一方、リーチ状態となる場合には、CPU63は、上記コマンドに基づいた各種リーチ動作処理を行う。
【0103】その後、主基板50は、自身が有するタイマに基づき、所定時間に応じたタイミングで表示制御基板110に対し確定コマンドを出力する。表示制御基板110は、その確定コマンドを受け取ると、図柄変動コマンドの時間情報に基づく変動を完了した時点で図柄情報に応じた図柄を確定表示させる。例えば、大当たり状態が発生する場合には、内部図柄カウンタによって決定された大当たり図柄の図柄情報を含んだコマンドが、リーチ演出の最終段階で送信され、大当たり図柄が表示部20aに確定表示される。
【0104】主基板50は、表示制御基板110に確定コマンドを送信した後、表示部20aに確定表示された識別図柄の組合せが大当たりの組合せであるか否かを確認する。そして、識別図柄の組合せが大当たりの組合せでない場合には、主基板50は、図柄変動が保留されていること確認すると、上述した図柄変動処理を繰り返し行う。ここで、図柄変動が保留されていないことが確認されると、主基板50は、作動口用スイッチ41から新たな検出信号が入力されるまで待機する。
【0105】また、識別図柄の組合せが大当たりの組合せである場合には、主基板50は、ラウンドカウンタを「0」にクリヤするとともに、大当たり状態を報知する旨のコマンドを表示制御基板110等に出力する。これにより、表示部20aでは大当たり報知表示が行われる。
【0106】次に、主基板50は、入賞カウンタを「0」にクリヤするとともに、入賞判定用の所定フラグを「0」に設定する。ラウンドカウンタを「1」だけ加算する。続いて、主基板50は、大入賞口用ソレノイド18を励磁させることで、シャッタ17を倒して略水平状態とし大入賞口12を開放する。これにより、遊技球BがVゾーン15及び入賞通路16へ入賞するようになり、遊技者が多数個のパチンコ球を取得できるような大当たり状態となる。
【0107】この大当たり状態中に、主基板50は、入賞カウンタの値が予め定められた所定値よりも小さいか否かを適宜判定する。この判定条件が満たされている場合には、主基板50は、未だ大入賞口12の閉鎖予定時期が到来していないか否かを判定する。そして、閉鎖予定時期が到来していない場合には、主基板50は、継続してこの判定処理を繰り返す。従って、大入賞口12の開放開始後に所定値よりも多くの遊技球Bが入賞するか、閉鎖予定時期が到来するかしない限りは、大入賞口12が開放され続ける。所定値よりも多くの遊技球Bが入賞するか、閉鎖予定時期が到来すれば、主基板50は、大入賞口用ソレノイド18を消磁する。これにより、シャッタ17が起こされて略垂直状態となり、大入賞口12が閉鎖される。
【0108】その後、主基板50は、ラウンドカウンタの値が予め定められた所定値よりも小さいか否かを判定する。そして、ラウンドカウンタの値が所定値よりも小さい場合には、主基板50は、入賞があるか否かを判定する。ここで、入賞がある場合には、主基板50は、この処理を繰り返し行う。従って、一旦大当たり遊技状態が発生すると、遊技球BがVゾーン15に入賞することによる継続条件が、所定回数満たされるまでは、大入賞口12が開閉のサイクルを繰り返すこととなる。例えば、ここで入賞カウンタの所定値を「10」、大入賞口4の開放時間を「約29.5秒」、ラウンドカウンタの所定値を「16」に設定したとする。このような場合には、大入賞口12の開放後、(1)遊技球Bが大入賞口12へ10個入賞すること、(2)約29.5秒が経過すること、のいずれか一方の条件が満たされた時点で大入賞口12が閉鎖される。この大入賞口12の開閉のサイクルが遊技球BのVゾーン15への入賞を条件に最大で16回繰り返されることとなる。
【0109】ラウンドカウンタの値が所定値以上となるか、入賞がない場合には、主基板50は、大当たり状態が終了したものとして、その旨を報知するコマンドを表示制御基板110に出力する。そして、表示部20aには大当たり状態が終了した旨の表示がなされる。同時に、ランプ制御基板120や音声制御基板130もランプ演出、音声演出等を停止する。
【0110】ここで、表示部20aにおいて表示される識別図柄及び補助図柄の変動表示等の各種表示態様ついて詳細に説明する。
【0111】まず、各図柄表示領域21〜23において変動表示される識別図柄及び補助図柄について図5を参照しつつ詳細に説明する。前記識別図柄は識別図柄70A〜70Jによって構成され、前記補助図柄は外れ図柄70Kによって構成されている。各図柄表示領域21〜23において、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kは、所定の図柄配列で順次循環して表示されるようになっている。すなわち、所定順序で配列された識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが順に変動表示される。
【0112】識別図柄70A〜70Jは、それぞれ動物をモチーフとした絵柄に数字「0」〜「9」が付された構成となっている。外れ図柄70Kは「雪結晶」の絵柄によって構成されている。なお、識別図柄70A〜70Jは、各種絵柄、文字又は数字のみで構成されていてもよい。
【0113】識別図柄70A〜70Jは、後述する大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになり得る。また、外れ図柄70Kは、その名のとおり、大当たり図柄あるいはリーチ図柄になることはなく、外れ図柄にのみなり得る。
【0114】さて、上述したように、本実施の形態においては、大当たり状態終了後にモードの切換が行われ、大当たり状態が導出される際に確定停止表示された識別図柄(大当たり図柄)の種類に応じて、次回の遊技モードが設定されるようになっている。このとき、識別図柄70A,70C,70E,70G,70Iが大当たり図柄となった場合(特定条件成立の場合)には、大当たり終了後の遊技モードに通常モードが設定されるようになっている。つまり、通常モードの設定に関連する識別図柄(以下、通常図柄という)は、本実施の形態における大当たり状態の後段階において所定の付加価値(確変モード)を付与しない識別情報に相当する。
【0115】また、識別図柄70B,70D,70F,70H,70Jが大当たり図柄となった場合には、大当たり終了後の遊技モードに確変モードが設定されるようになっている。つまり、確変モードの設定に関連する識別図柄(以下、確変図柄という)は、本実施の形態における大当たり状態の後段階において所定の付加価値(確変モード)を付与する識別情報に相当する。
【0116】続いて、各図柄表示領域21〜23において変動表示される識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの図柄配列について図6を参照しつつ詳しく説明する。なお、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの図柄配列は、本実施の形態における識別情報と空間情報(間仕切り情報)とが組み合わさって配列された組合せ配列に相当する。
【0117】上図柄表示領域21における図柄配列Z21は、識別図柄70A〜70Jが昇順に配列されるとともに、各識別図柄70A〜70Jの間にそれぞれ所定数(0個又は1個以上)の外れ図柄70Kが配列された構成となっている。具体的には、「識別図柄70A,外れ図柄70K,識別図柄70B,外れ図柄70K,識別図柄70C,外れ図柄70K,外れ図柄70K,識別図柄70D,識別図柄70E,外れ図柄70K,識別図柄70F,識別図柄70G,識別図柄70H,外れ図柄70K,識別図柄70I,外れ図柄70K,外れ図柄70K,識別図柄70J,外れ図柄70K,外れ図柄70K」の順序で配列されている。
【0118】また、下図柄表示領域23における図柄配列Z23は、識別図柄70A〜70Jが降順に配列されるとともに、各識別図柄70A〜70Jの間にそれぞれ所定数(0個又は1個以上)の外れ図柄70Kが配列された構成となっている。具体的には、上図柄表示領域21における図柄配列Z21の順序を反転させた配列となっている。つまり、図柄配列Z21と図柄配列Z23とは逆配列になっている。
【0119】上述したように、図柄配列Z21,Z23では、識別図柄70A〜70Jと外れ図柄70Kとが組み合わさって配列されている。ここで、識別図柄70A〜70Jの配列だけに着目すると、その配列は複数の識別図柄70A〜70Jが偏在した配列構成となっている。つまり、識別図柄70A〜70Jの配列に外れ図柄70Kが組み合わさって配列されることにより、上述したような識別図柄70A〜70Jの配列構成が形成されている。また、見方を変えると、識別図柄70A〜70Jの配列の所定図柄間が外れ図柄70によって区切られることによって、上述したような識別図柄70A〜70Jの配列構成が形成されているとも言える。
【0120】上・下図柄表示領域21,23においては、識別図柄70Cと識別図柄70Dとの間、識別図柄70Iと識別図柄70Jとの間、及び、識別図柄70Jと識別図柄70Aとの間には、ぞれぞれ2個の外れ図柄70Kが連続して配列されている。また、識別図柄70Dと識別図柄70Eとの間、識別図柄70Fと識別図柄70Gとの間、及び、識別図柄70Gと識別図柄70Hとの間には、外れ図柄70Kが配列されていない構成となっている。つまり、識別図柄70Dと識別図柄70E、及び、識別図柄70Fと識別図柄70Gと識別図柄70Hは、それぞれ外れ図柄70Kに間を区切られることなく連続して配列された構成となっている。従って、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70Dと識別図柄70E、及び、識別図柄70Fと識別図柄70Gと識別図柄70Hは、本実施の形態における識別情報が連続して配列された部分、間仕切り情報によって区切られない部分に相当する。
【0121】一方、中図柄表示領域22における図柄配列Z22は、識別図柄70A〜70Jが昇順に配列されるとともに、各識別図柄70A〜70J間に外れ図柄70Kが1個づつ配列された構成となっている。つまり、各識別図柄70A〜70Jと外れ図柄70Kとが交互に配列された構成となっている。
【0122】さて、ここで識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの変動表示について詳しく説明する。本実施の形態では、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが各図柄配列Z21〜Z23に基づいた所定の順序で各図柄表示領域21〜23の右側から現れ、順次左側へ移動するようにスクロール変動表示される(図7参照)。
【0123】本実施の形態では、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの変動表示は、所定時間経過後、上図柄表示領域21、下図柄表示領域23、中図柄表示領域22の順に停止する。但し、これはあくまでも1例にすぎず、別の順序で停止するようにしてもよい。このようにして識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが停止することにより、又は、停止する過程において、表示部20aには停止した識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの組合せによって、上述したような各種遊技状態が示されることとなる。
【0124】なお、本実施の形態では、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの変動表示が停止した際、各図柄表示領域21〜23には、それぞれ各図柄配列Z21〜Z23に基づいて、識別図柄70A〜70J又は外れ図柄70Kのうちの3つの図柄が停止表示されるように構成されている。つまり、一時期に複数の識別図柄70A〜70Jが表示可能な構成となっている。但し、停止表示される図柄数は3つに限定されるものではなく、他の数でもよい。
【0125】さらに、各図柄配列Z21〜Z23とも、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの配列間隔は各図柄間が均等になるように構成されている。これにより、図柄表示領域21〜23のいずれにおいても、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが停止表示される位置は毎回同じようになる。
【0126】次に、表示部20aで示される各種遊技状態、及び、その表示態様等について図8及び図9を参照しつつ詳しく説明する。なお、図8,9では便宜上、一部の識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが省略されている。
【0127】全ての図柄表示領域21〜23において図柄変動が停止させられたとき、所定のラインに沿って同一種類の識別図柄70A〜70Jが並んでいる場合がある。例えば、図8では、識別図柄70Bが右下がりの斜めのラインL5に沿って並んでいる。このような組合せを構成する識別図柄70A〜70Jは上述した「大当たり図柄」に相当する。大当たりの組合せが成立すると、大入賞口12が開かれるなど各種特別電動役物が作動して、遊技者にとって有利な大当たり状態が到来する。すなわち、遊技者は、より多くの景品球を獲得することが可能となる。なお、本実施の形態では、上記ラインとして、中央の縦ラインL1、左右の縦ラインL2,L3、及び斜め(右上がり、右下がり)の2本のクロスラインL4,L5の5本のラインがある。
【0128】また、リーチ状態とは、大当たり直前の状態をいう(もちろん大当たり状態に至らない場合もある)。そのリーチ態様には、下図柄表示領域23における識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの変動がラインL1〜L5上において上図柄表示領域21の停止図柄と同一種類の識別図柄70A〜70Jで停止した態様が含まれる。例えば、図9では、上図柄表示領域21及び下図柄表示領域23において、右下がりの斜めのラインL5上に図柄70Aで停止しており、中図柄表示領域22では識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが未だ変動中の状態を示している。このような場合において、中図柄表示領域22のライン上における停止図柄が、上・下図柄表示領域21,23に停止した識別図柄70A〜70Jに対応したものであることを必要条件に、大当たり状態が発生させられる。つまり、識別図柄70A〜70Jが特定の組合せで停止表示される前段階には、複数の識別図柄70A〜70Jが仮想的なラインL1〜L5を成立させるように並んで停止表示されることを条件としてリーチ態様が成立するよう構成されている。
【0129】なお、ラインL1〜L5は、上・下図柄表示領域21,23の停止図柄によって形成されるラインを概念的に示した仮想的なラインであるため、本実施の形態においては実際には表示されていない。しかし、ラインL1〜L5が、仮想的なラインとして予め表示されていたり、上・下図柄表示領域21,23に同種の識別図柄70A〜70Jが停止するとともに表示されるようにしてもよい。
【0130】上記のリーチ状態には、中図柄表示領域22における識別図柄の変動が、最終的に上・下両図柄表示領域21,23の停止図柄に対応した図柄(大当たり図柄)で停止して大当たり状態になるもの以外にも、対応しない図柄(これを「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態とならないもの(以下、「外れリーチ状態」という)が含まれる。さらには、中図柄表示領域22の図柄変動が一旦停止した後、再度、全図柄表示領域21〜23(或いは一部の図柄表示領域)の識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが差替えられ、その後全図柄表示領域21〜23において識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが確定表示されるような場合(再変動とも称される)も含まれる。
【0131】上記リーチ状態において、種々のリーチ演出のうちのいずれかが行われるようになっている。リーチパターンとしては、中図柄表示領域22の識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが単にスクロール変動する「ノーマルリーチ」の外に、種々のリーチパターンが設定されている。これらリーチパターンのうち、「ノーマルリーチ」以外のリーチパターンは、いわゆる「スーパーリーチ」と称されるものである。「スーパーリーチ」の動作が開始された場合には、「ノーマルリーチ」の場合に比べて、大当たり状態が発生する期待値(大当たり期待値)が高くなるようになっている。また、「スーパーリーチ」においても、各リーチパターンによって大当たり期待値が異なったものとなっていることとしてもよい。
【0132】さて、本実施の形態では、各図柄表示領域21〜23における図柄配列Z21〜Z23の違いや、各図柄配列Z21〜Z23における識別図柄70A〜70Jの偏り等により、様々なリーチ態様(例えば一時期に複数のラインL1〜L5が成立するようなリーチ態様等)が成立するようになっている。
【0133】ここで、複数のラインL1〜L5が成立するようなリーチ態様の例を図10乃至図12を参照しつつ説明する。なお、リーチ状態中、中図柄表示領域22では識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kが変動表示されているが、図10乃至図12では便宜上、中図柄表示領域22の識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kを省略している。
【0134】図10では、上図柄表示領域21において、左側に識別図柄70E、中央に外れ図柄70K、右側に識別図柄70Fが停止表示されている。下図柄表示領域23において、左側に識別図柄70F、中央に外れ図柄70K、右側に識別図柄70Eが停止表示されている。つまり、上、下図柄表示領域21,23に停止表示された識別図柄70EによってラインL5が形成されるとともに、識別図柄70FによってラインL4が形成されたダブルリーチ態様となっている。
【0135】図11では、上図柄表示領域21において、左側に外れ図柄70K、中央に識別図柄70F、右側に識別図柄70Gが停止表示されている。下図柄表示領域23において、左側に識別図柄70G、中央に識別図柄70F、右側に外れ図柄70Kが停止表示されている。つまり、上、下図柄表示領域21,23に停止表示された識別図柄70FによってラインL1が形成されるとともに、識別図柄70GによってラインL4が形成されたダブルリーチ態様となっている。
【0136】図12では、上図柄表示領域21において、左側に識別図柄70F、中央に識別図柄70G、右側に識別図柄70Hが停止表示されている。下図柄表示領域23において、左側に識別図柄70H、中央に識別図柄70G、右側に識別図柄70Fが停止表示されている。つまり、上、下図柄表示領域21,23に停止表示された識別図柄70FによってラインL5が、識別図柄70GによってラインL1が、識別図柄70HによってラインL4が形成されることによってトリプルリーチ態様が成立している。
【0137】図10と図11とを比較して分かるように、図柄配列Z21,23における識別図柄70A〜70Jの配列構成に偏りがあるため、識別図柄70A〜70J及び外れ図柄70Kの停止位置によって同じダブルリーチでも形成されるラインL1〜L5が異なってくる。このため、リーチ態様がより多彩なものとなる。
【0138】さらに、図10乃至図12を参照して分かるように、識別図柄70Fと識別図柄70Gと識別図柄70Hが連続して配列された部分が関連すると、識別図柄70F,70G,70Hの停止位置によって様々なリーチ態様が成立可能となる。すなわち、識別図柄70Fと識別図柄70Gと識別図柄70Hが連続して配列された部分が関連すると、他の構成部分が関連した場合に比べて、リーチ態様が成立しやすくなっている。つまり、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70Fと識別図柄70Gと識別図柄70Hが連続して配列された部分は、本実施の形態におけるラインL1〜L5が成立しやすい部分に相当し、複数のラインL1〜L5が一時期に成立するような配列構成となっている。
【0139】また、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70Dと識別図柄70Eが連続して配列された部分も、識別図柄が連続して配列されていない部分に比べると比較的リーチ態様が成立しやすくなっている。つまり、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70Dと識別図柄70Eが連続して配列された部分も、本実施の形態におけるラインL1〜L5が成立しやすい部分に相当し、複数のラインL1〜L5が一時期に成立するような配列構成となっている。
【0140】一方、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70Jの前後には、外れ図柄70Kが2個づつ配列されているため、比較的リーチ態様が成立しにくくなっている。すなわち、図柄配列Z21,Z23における識別図柄70A〜70Jの配列には、ラインL1〜L5が成立しやすい部分と、ラインL1〜L5が成立しにくい部分とが含まれていることとなる。但し、ラインL1〜L5が成立しやすい部分と、成立しにくい部分とはあくまでも各構成部分を比較したものであるため、特定部分に限定されるものではなく、識別図柄70A〜70Jの偏りによって様々な構成部分がこれに該当することとなる。
【0141】上述したように、上・下図柄表示領域21,23において変動表示される識別図柄70A〜70Jの配列は、識別図柄70A〜70Jが偏在するように配列された配列構成となっていることから、識別図柄70A〜70Jの配列構成の単調さが低減されるとともに、識別図柄70A〜70Jの停止態様等も多様化される。
【0142】本実施の形態では、識別図柄70A〜70Jと外れ図柄70Kとが組み合わさって配列されることにより、識別図柄70A〜70Jの偏在した配列構成が形成されている。このようにすれば、単に識別図柄70A〜70Jだけが偏在して配列されるよりも、識別図柄70A〜70Jの偏りを遊技者に対してより明確に示すことができる。
【0143】また、識別図柄70A〜70Jと外れ図柄70Kとが組み合わさって配列される図柄配列Z21〜Z23では、各図柄が均等な配列間隔で配列されているため、各図柄配列Z21〜Z23の配列構成に関わらず、常に、各図柄表示領域21〜23における所定位置に各図柄が停止表示されることとなる。その結果、遊技者にとって各種遊技状態が把握しやすくなる。
【0144】さらに、図柄配列Z21,Z23には、識別図柄70A〜70Jが連続して配列された部分(ラインL1〜L5が成立しやすい部分)と、識別図柄70A〜70Jが連続して配列されていない部分(ラインL1〜L5が成立しにくい部分)とが含まれている。このことから、図柄配列Z21,Z23の構成部分に応じて、リーチ状態が成立する表示上の確率が異なるような印象を遊技者に与えることとなり、さらなる興趣の向上を図ることができる。
【0145】ここで、図柄配列Z21,Z23には、識別図柄70A〜70Jが連続して配列された部分(ラインL1〜L5が成立しやすい部分)が含まれているため、その構成部分が関連した例えば図12に示すようなリーチ態様では、大当たりとなり得る識別図柄70A〜70Jの組合せパターンが増大したかのような態様となり、大当たり状態が発生する表示上の確率が高まったような演出効果を生む。結果として、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0146】さらに、図12に示すトリプルリーチ態様では、確変モードを付与する識別図柄70F,70Hと、通常モードを付与する識別図柄70GとがそれぞれラインL4,L5,L1を形成するように停止表示されている。このようなリーチ態様が成立した場合には、大当たりの発生に関連した表示演出が行われるのみならず、その後段階に確変モードが付与されるか否かに関する表示演出を行うことができる。ここでは、遊技者に有利な確変モードを付与する識別図柄70F,70Hの2つが関連しているため、遊技者の興味をより一層引きつけるような表示演出を行うことができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【0147】尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
【0148】(a)上記実施の形態では、通常モード、確変モードといった遊技モードを採用し、確変モードの概念として、大当たり確率が高められることに加えて、(1)7セグ表示部33に所定値が表示される確率を通常時に比べて高め、作動口11の羽根13を開放させる機会を増やすこと、(2)7セグ表示部33における数字の変動時間を短くすること、(3)羽根13の開放時間を長くすること(及び/又は入賞個数を多くすること)、(4)特別図柄表示装置20の表示部20aの識別図柄の変動時間を短くすること、の全ての事項が実行されることとした。これに対し、大当たり確率が高められることに加えて、(1)〜(4)のいずれか1つを満たすことを、確変モードとしてとらえてもよい。また、特別モードとしては、確変モードではなく、時間短縮モード(時短モード)を採用してもよい。時短モードとしては、(1)〜(4)の任意の組合せ(例えば(1)と(2)、(1)と(3)、(1)と(4)、(2)と(3)、(2)と(4)、(3)と(4)、(1)と(2)と(3)、(1)と(2)と(4)、(1)と(3)と(4)、(2)と(3)と(4))を採用できる。
【0149】(b)時短モード、確変モードとしては、次回の大当たり時まで継続されるようにしてもよいし、識別図柄の予め定められた所定回転変動回数だけ継続され、その後通常モードに切り替えられるようにしてもよい。また、時短モード、確変モードが選択された場合には、大当たり状態が2回又はそれ以上発生するまで、当該特別モードが継続されるようにしてもよい。併せて、結果的に、大当たり図柄に応じて、確変モードや時短モードの継続回数(大当たり状態の継続発生回数)を可変とするようにしてもよい。
【0150】(c)上記実施の形態では、図柄配列Z21,Z23では、2個と3個の識別図柄70A〜70Jが連続して配列されているが、連続して配列される図柄数はこれらに限られるものではなく、4個以上にしてもよい。また、各図柄表示領域21〜23において、一時期に表示できる図柄数を本実施の形態のように3個に限らず、1個、2個又は4個以上にしてもよい。例えば、各図柄表示領域21〜23において一時期に表示できる図柄数を4個にして、連続して配列された識別図柄70A〜70Jの図柄数を4個とすると、所定条件の成立に応じて、4本のラインが形成されるようなリーチ態様を成立させることが可能となり、さらなる興趣の向上を図ることができる。
【0151】(d)上記実施の形態においては、空間情報、間仕切り情報として外れ図柄70K(補助図柄)を識別図柄70A〜70Jとともに配列し表示するようにしているが、この外れ図柄70Kを遊技者に視認不能な「空白」としても上記と同様の効果を得ることができる。
【0152】(e)中図柄表示領域22の図柄配列Z22においても、識別図柄70A〜70Jが偏在するような配列構成としてもよい。このようにすれば、リーチ演出の際にも、変動表示される図柄配列Z22の構成部分に応じて、大当たりが発生する表示上の確率が異なるような印象を遊技者に与えることとなり、さらなる興趣の向上を図ることができる。
【0153】(f)表示部20aとしては、上述した液晶ディスプレイ以外にも、CRT、ドットマトリックス、LED、エレクトロルミネセンス(EL)、蛍光表示菅等を用いてもよい。
【0154】(g)本発明は、上記実施の形態とは異なるタイプのパチンコ機等にも適用できる。例えば、大当たり図柄が表示された後に所定の領域に遊技球を入賞させることを必要条件として特別遊技状態となるパチンコ機として実施してもよし、確変モードが付与されないパチンコ機として実施してもよい。また、パチンコ機以外にも、雀球、スロットマシン、パチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機等の各種遊技機として実施することも可能である。
【0155】スロットマシンの基本構成としては、「複数の識別図柄からなる識別図柄列を変動表示した後に識別図柄を確定表示する表示手段としてのリールを備え、遊技者が始動用操作手段としてのスタートレバーを叩き、リールが回転することにより識別図柄が変動し、遊技者が停止用操作手段としてのストップボタンを押すことによって、又は、所定時間が経過することによってリールが停止し、この停止時に停止識別図柄が特定識別図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値としての大当たり状態を付与する遊技価値付与手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。
【0156】また、パチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成としては、「複数の識別図柄からなる識別図柄列を変動表示した後に識別図柄を確定表示する表示手段としてのリールを備え、遊技者が始動用操作手段としてのスタートレバーを叩き、リールが回転することにより識別図柄が変動し、遊技者が停止用操作手段としてのストップボタンを押すことによって、又は、所定時間が経過することによってリールが停止し、この停止時に停止識別図柄が特定識別図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技価値としての大当たり状態を付与する遊技価値付与手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、識別図柄の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、大当たり状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。
【0157】さらに、上記スロットマシン、パチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機等において、複数の識別図柄からなる識別図柄列を変動表示する表示手段とは別に、少なくとも前記識別図柄とは異なる複数の第2の識別図柄を遊技状態に応じて可変表示可能とする第2の表示手段を設け、上記実施の形態における様々な表示制御を行う場合には、前記第2の表示手段において行うようにしてもよい。また、少なくとも前記識別図柄が特定の組合せとなって確定表示される前段階に、前記第2の表示手段において、少なくとも前記第2の識別図柄が特定の組合せで確定表示されることにより、特別遊技価値としての大当たり状態の付与が確定するようにしてもよい。このようにすれば、少なくとも2種類の表示手段よって、それぞれの識別図柄がそれぞれ特定の組合せで確定表示される。このため、遊技内容に厚みができ、遊技者にとってのさらなる興趣の向上を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000144522
【氏名又は名称】株式会社三洋物産
【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号
【出願日】 平成13年9月17日(2001.9.17)
【代理人】 【識別番号】100111095
【弁理士】
【氏名又は名称】川口 光男
【公開番号】 特開2003−79881(P2003−79881A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−281849(P2001−281849)