| 【発明の名称】 |
弾球遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】遠藤 匡雄 【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内
【氏名】久世 壮平 【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内
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| 【要約】 |
【課題】特別遊技状態発生手段の作動と遊技図柄の変動表示とが重なった場合の画像演出の自由度を高めて遊技に対する興趣を増大できる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技図柄を変動表示する図柄表示手段40と、予め定められた特定領域を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生する特別遊技状態発生手段75とを備え、特別遊技状態発生手段75の作動中に遊技図柄を変動可能に構成したアレンジボール機等の弾球遊技機で、図柄表示手段40に変動表示される遊技図柄と、該遊技図柄の図柄表示部との少なくとも一方のサイズを、特別遊技状態発生手段75の作動に関連して変更するように構成したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定条件の成立により1又は複数の遊技図柄(40a)〜(40c)を変動表示する図柄表示手段(40)と、予め定められた特定領域(52)を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生する特別遊技状態発生手段(75)とを備え、前記特別遊技状態発生手段(75)の作動中に前記遊技図柄(40a)〜(40c)を変動可能に構成した弾球遊技機において、前記図柄表示手段(40)に変動表示される前記遊技図柄(40a)〜(40c)と該遊技図柄(40a)〜(40c)の図柄表示部(43a)〜(43c)との少なくとも一方のサイズを、前記特別遊技状態発生手段(75)の作動に関連して変更するように構成したことを特徴とする弾球遊技機。 【請求項2】 遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かを抽選により選択可能な機能を有する主制御手段(61)と、前記図柄表示手段(40)の表示制御を行う図柄表示制御手段(85)とを備え、前記主制御手段(61)は、前記図柄表示制御手段(85)に対して、前記選択結果に応じた前記遊技図柄(40a)〜(40c)の変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドを送信可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 【請求項3】 前記変動パターン指定コマンドは、前記特別遊技状態発生手段(75)の作動に関連して送信される特定変動パターン指定コマンドを含み、前記図柄表示制御手段(85)は、前記特定変動パターン指定コマンドの受信に基づいて前記図柄表示手段(40)に変動表示する前記遊技図柄(40a)〜(40c)と該遊技図柄(40a)〜(40c)の図柄表示部(43a)〜(43c)との少なくとも一方のサイズを変更するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。 【請求項4】 前記主制御手段(61)は、前記図柄表示制御手段(85)に対して、前記特別遊技状態発生手段(75)の作動状況を指示する作動状況指示コマンドを送信可能に構成され、前記図柄表示制御手段(85)は、前記作動状況指示コマンドに基づいて前記特別遊技状態発生手段(75)が作動状態にあると判断された場合に、前記変動パターン指定コマンドに基づいて前記図柄表示手段(40)に変動表示する前記遊技図柄(40a)〜(40c)と該遊技図柄(40a)〜(40c)の図柄表示部(43a)〜(43c)との少なくとも一方のサイズを変更するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。 【請求項5】 前記特別遊技状態発生手段(75)の作動に基づいて、前記遊技図柄(40a)〜(40c)と該遊技図柄(40a)〜(40c)の図柄表示部(43a)〜(43c)との少なくとも一方のサイズを、前記特別遊技状態発生手段(75)が作動していない場合よりも小さく変更するように構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機では、液晶表示手段等よりなる図柄表示手段に変動表示される遊技図柄が「7・7・7」等の特定態様で停止することにより例えば可変入賞手段を開放し、その可変入賞手段に入賞した遊技球がその内部の特定領域を通過することを条件に、例えば所定の入賞口等を有効化する特別遊技状態発生手段を作動させて遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようになっている。 【0003】この種の弾球遊技機のうち、例えば第3種パチンコ機やアレンジボール機では、図柄表示手段上での遊技図柄の変動表示は、特別遊技状態発生手段の作動中であるか否かに関係なく行われるようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】第3種パチンコ機やアレンジボール機では、特別遊技状態発生手段の作動中であるか否かに関係なく図柄表示手段上で遊技図柄の変動表示が行われるため、特別遊技状態発生手段の作動中に遊技図柄の変動表示が行われる場合には、図柄表示手段の画面上に遊技図柄が大きく表示されているためにその他の画像演出を行うための十分なスペースを図柄表示手段上に確保することができず、特別遊技状態発生中の画像演出が不十分となって遊技に対する興趣を十分に喚起できないという問題があった。 【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み、特別遊技状態発生手段の作動と遊技図柄の変動表示とが重なった場合の画像演出の自由度を高めて遊技に対する興趣を増大できる弾球遊技機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、所定条件の成立により1又は複数の遊技図柄40a〜40cを変動表示する図柄表示手段40と、予め定められた特定領域52を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生する特別遊技状態発生手段75とを備え、前記特別遊技状態発生手段75の作動中に前記遊技図柄40a〜40cを変動可能に構成した弾球遊技機において、前記図柄表示手段40に変動表示される前記遊技図柄40a〜40cと該遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方のサイズを、前記特別遊技状態発生手段75の作動に関連して変更するように構成したものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示し、図1において、1は遊技機本体で、外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3を有する。前枠3には、遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが夫々設けられている。 【0008】発射手段9は、発射レール11上の発射位置にある遊技球を発射方向に打撃する打撃槌12と、打撃槌12を打撃方向に付勢するバネ(図示省略)と、カム機構13を介して打撃槌12を駆動する発射モータ14とを備え、遊技者が発射ハンドル10を操作したときに発射モータ14が打撃槌12を駆動して、上皿7から発射レール11上に1個ずつ供給される遊技球を打撃槌12により打撃し、単位ゲーム毎に所定数(例えば16個)の遊技球を遊技盤4の遊技領域15(図2参照)側へと発射するようになっている。 【0009】発射レール11の近傍には、発射レール11上の遊技球の有無等により、打撃槌12の打撃による遊技球の発射を検出する発射検出手段16が設けられている。また前枠3には、遊技領域15に到達せずに戻る戻り球を下皿8へと案内する戻り球通路17が設けられ、その戻り球通路17に、戻り球を検出する戻り球検出手段20が設けられている。発射ハンドル10には、遊技者の接触を検出する接触検出手段(図示省略)が設けられている。 【0010】遊技盤4の前面には、図2に示すように、ガイドレール18が環状に装着されると共に、ガイドレール18の内側の遊技領域15の下部に入賞口手段19が配置され、また入賞口手段19の上側に遊技情報表示手段21、可変入賞手段22、増加入賞手段23、遊技図柄始動手段24、作動手段25,26、普通入賞手段27,28等の各遊技部品が配置されている。 【0011】入賞口手段19は、図3に示すように、遊技盤4の開口部29に裏側から着脱自在に装着された入賞ケース30と、この入賞ケース30に横一列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤4の裏側へと誘導する複数個、例えば16個の入賞口31と、各入賞口31に入賞した遊技球を検出する複数個、例えば16個の入賞検出手段32とを備え、遊技盤4に沿って落下する遊技球が何れかの入賞口31に入賞して、入賞検出手段32がその遊技球を検出するようになっている。 【0012】入賞口手段19は、カバー33により前側から覆われており、このカバー33には、得点表示手段34が設けられている。得点表示手段34は、後述する入賞表示手段41で特定表示となった表示部41aが予め定められた組み合わせとなったときにその組み合わせの種類に応じて付与される得点をゲーム毎に表示するためのもので、図3に示すように、カバー33側に設けられた表示レンズ部35と、この表示レンズ部35の裏側で入賞ケース30側に設けられた7セグメント式、その他の表示素子36とを備えている。 【0013】表示素子36及び入賞検出手段32は基板37に装着され、その基板37は入賞ケース30の下部に前側から着脱自在に固定されている。また、カバー33には、各入賞口31に対応して一端側から他端側へと連続する番号1〜16等の符号が表示されている。入賞口手段19の上側近傍には、入賞口31によって遊技球が入賞し易い箇所と入賞し難い箇所とができるように、多数の遊技釘38が設けられている。 【0014】遊技情報表示手段21は複数種類の遊技情報を表示するためのもので、液晶式の表示手段により構成され、図4に示すように、その表示画面39に、図柄表示手段40と入賞表示手段41と演出表示手段42とが例えば区分して、或いは切り替え表示可能に設けられている。 【0015】図柄表示手段40は、遊技図柄40a〜40cを変動表示するためのもので、表示画面39の上部側に配置される1個又は複数個、例えば3個の図柄表示部43a〜43cを有し、その各図柄表示部43a〜43cに各遊技図柄40a〜40cを表示するようになっている。遊技図柄40a〜40cには、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10種類の数字図柄が使用されている。そして、各遊技図柄40a〜40cは、遊技図柄始動手段24が遊技球を検出することを条件に、所定の変動パターンで変動した後、特定態様若しくは非特定態様で停止するようになっている。 【0016】遊技図柄40a〜40cの変動パターンとしては、複数、例えば5種類の変動パターンA〜Eが予め設定されており、それらの中の1つが選択されるようになっている。変動パターンAはロングリーチ大当たり変動パターン、変動パターンBはノーマルリーチ大当たり変動パターンで、これらは共にリーチ状態を経由した後に特定態様で停止するようになっている。また、変動パターンCはロングリーチはずれ変動パターン、変動パターンDはノーマルリーチはずれ変動パターンで、これらは共にリーチ状態を経由した後に非特定態様で停止するようになっている。変動パターンEはリーチなし変動パターンで、リーチ状態を経由することなく非特定態様で停止するようになっている。 【0017】入賞表示手段41は、遊技球が入賞した入賞口31を表示するためのもので、入賞口手段19の各入賞口31に対応する複数個、例えば16個の表示部41aを備え、表示画面39の下部に左右方向に一列状に配置されている。各表示部41aには、入賞口手段19の一端側から他端側へと入賞口31の順番に対応して1〜16の番号、その他の符号又は図柄が付されており、遊技球が入賞口31に入賞したときに、その入賞口31に対応する表示部41aの表示色を変化させる等、特定表示に変化させて入賞表示を行うようになっている。 【0018】単位ゲーム中に、例えば連続する4個の表示部41aが特定表示となるなど、特定表示となった表示部41aが予め定められた特定の組み合わせとなって入賞役が成立した場合には、その組み合わせの種類に応じて得点が付与されると共に、所定数の遊技球が賞球として払い出されるようになっている。 【0019】演出表示手段42は、各種演出画像を表示するためのもので、例えば後述する特定遊技状態が発生した場合などに、表示画面39の上部側の図柄表示部43a〜43cを除く部分に、例えば文字、キャラクタ等を用いた静止画、動画等よりなる演出画像42aを表示するようになっている。 【0020】遊技情報表示手段21の表示画面39は、通常の遊技状態では図4(a)に示すように入賞表示手段41の上側に遊技図柄40a〜40cが大きく配置され、特定遊技状態の発生中は、図4(b)に示すように遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43cを例えば上方に縮小表示して遊技図柄40a〜40cのサイズを小さく変更することによって演出表示手段42の表示領域を拡大し、演出画像42aを大きく表示するようになっている。 【0021】可変入賞手段22は、図柄表示手段40の変動後の遊技図柄40a〜40cが特定態様(全てが「7・7・7」等のように同種図柄となる等の特定図柄の組み合わせ)となって特定遊技状態が発生した場合に所定単位ゲーム数(例えば3ゲーム)経過又は遊技球が所定個数(例えば1個)入賞するまで開放する開閉板51を備え、その内部が3個の通路に区画されており、そのうちの1個、例えば中央の通路が特定領域52に設定されている。特定領域52を遊技球が通過すると、遊技者に有利な特別遊技状態が発生し、作動手段25,26が有効となる。可変入賞手段22には、特定領域52を通過した遊技球を検出する通過検出手段53が設けられている。なお、可変入賞手段22は、変動後の遊技図柄40a〜40cが特定態様となった場合に開閉板51を所定時間開放するようにしてもよい。 【0022】増加入賞手段23は、特別遊技状態の発生中に作動手段25,26が遊技球を検出することを条件に所定単位ゲーム数(例えば1ゲーム)経過又は遊技球が所定個数(例えば1個)入賞するまで開放する開閉体54を備えている。この増加入賞手段23に遊技球が入賞すると、そのゲームにおける得点が増加(例えば2倍)され、払い出される賞球の個数が増加(例えば2倍)するようになっている。なお、増加入賞手段23は、特別遊技状態の発生中に作動手段25,26が遊技球を検出することを条件に開閉体54を所定時間開放するようにしてもよい。 【0023】可変入賞手段22、増加入賞手段23、遊技図柄始動手段24、作動手段25,26、普通入賞手段27,28は、遊技盤4の前側で入賞した遊技球を遊技盤4の裏側に誘導するように構成され、これらに遊技球が入賞したときに、それに対応する1個又は複数個の入賞口31への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになっている。勿論、可変入賞手段22、増加入賞手段23、遊技図柄始動手段24、作動手段25,26、普通入賞手段27,28にも遊技球の入賞を検出する入賞検出手段(図示省略)が設けられている。 【0024】図5はアレンジボール機の制御系のブロック図である。制御系は、図5に示すように、制御機能別に主制御手段61、払い出し制御手段62、発射制御基板63、表示制御手段64、ランプ制御手段65、音声制御手段66等を備えている。これら各制御手段61〜66は、夫々個別の制御基板に分けて実装されている。なお、制御手段61〜66を実装した各制御基板は、遊技機本体1の裏側の適宜個所に、それぞれ基板ケースに格納された状態で装着されている。 【0025】主制御手段61は、主として遊技盤4側の遊技動作を制御するもので、乱数発生手段71、判定手段72、変動パターン選択手段73、停止図柄選択手段74、特別遊技状態発生手段75、入賞処理手段76、得点付与手段77、ゲーム更新手段78、制御コマンド送信手段79等を備え、CPU、ROM、RAM等の電子部品により構成されている。 【0026】乱数発生手段71は、判定手段72、変動パターン選択手段73、停止図柄選択手段74等で用いる各種乱数を発生するためのもので、大当たり判定乱数、大当たり図柄乱数、リーチ判定乱数、第1はずれ図柄乱数、第2はずれ図柄乱数、第3はずれ図柄乱数、変動パターン決定乱数の7種類の乱数を夫々繰り返し発生するようになっている。 【0027】ここで、大当たり判定乱数は例えば0〜199までの200個の乱数値により、大当たり図柄乱数は例えば0〜9までの10個の乱数値により、リーチ判定乱数は例えば0〜99までの100個の乱数値により、第1はずれ図柄乱数は例えば0〜9までの10個の乱数値により、第2はずれ図柄乱数は例えば0〜8までの9個の乱数値により、第3はずれ図柄乱数は例えば0〜9までの10個の乱数値により、変動パターン決定乱数は例えば0〜99までの100個の乱数値により夫々構成されている。 【0028】判定手段72は、乱数発生手段71の大当たり判定乱数に基づいて遊技者に有利な特定遊技状態と不利な非特定遊技状態との何れにするかを乱数抽選により択一的に選択し判定するためのもので、遊技図柄始動手段24が遊技球を検出することを条件に乱数発生手段71の0〜199までの大当たり判定乱数を1つ抽出して、その抽出乱数値が特定遊技判定乱数値、例えば「7」のときに特定遊技状態とする旨を判定するようになっている。 【0029】停止図柄選択手段74は、判定手段72の判定結果に基づいて図柄表示手段40の変動後の停止図柄の種類を乱数抽選により1つ選択するためのもので、判定手段72の判定結果が特定遊技判定のときには乱数発生手段71の大当たり図柄乱数の抽出値に基づいて特定態様の図柄を選択し、非特定遊技判定のときには乱数発生手段71の第1〜第3はずれ図柄乱数とリーチ判定乱数との夫々の抽出値に基づいて非特定態様の図柄を選択するようになっている。 【0030】例えば、判定手段72の判定結果が特定遊技判定(即ち大当たり判定乱数の抽出値が「7」)の場合には、0〜9までの大当たり図柄乱数の抽出値に準じた特定態様の図柄が選択される。大当たり図柄乱数の抽出値が「3」であれば、選択される特定態様図柄は「3・3・3」となる。 【0031】また、判定手段72の判定結果が非特定遊技判定(即ち大当たり判定乱数の抽出値が「7」以外)の場合には、0〜99までのリーチ判定乱数の抽出値に応じた2つの方法で非特定態様の図柄が選択される。即ち、リーチ判定乱数の抽出値が「10」未満の場合には、左右の遊技図柄40a,40cの停止図柄として第1はずれ図柄乱数の抽出値に準じた図柄が、中央の遊技図柄40bの停止図柄として第1はずれ図柄乱数の抽出値と第2はずれ図柄乱数の抽出値との和に1を加えた値に準じた図柄が、夫々選択される。リーチ判定乱数の抽出値が「8」、第1〜第3はずれ図柄乱数の抽出値が夫々「2」,「3」,「5」であれば、選択される非特定態様図柄は「2・6・2」となる。 【0032】また、リーチ判定乱数の抽出値が「10」以上の場合には、左の遊技図柄40aの停止図柄として第1はずれ図柄乱数の抽出値に準じた図柄が、右の遊技図柄40cの停止図柄として第1はずれ図柄乱数の抽出値と第2はずれ図柄乱数の抽出値との和に1を加えた値に準じた図柄が、中央の遊技図柄40bの停止図柄として第1はずれ図柄乱数の抽出値と第3はずれ図柄乱数の抽出値との和に準じた図柄が、夫々選択される。リーチ判定乱数の抽出値が「12」、第1〜第3はずれ図柄乱数の抽出値が夫々「2」,「3」,「5」であれば、選択される非特定態様図柄は「2・7・6」となる。 【0033】変動パターン選択手段73は、遊技図柄始動手段24の遊技球の検出に基づいて、複数の変動パターンA〜Eの中から1つを判定手段72の判定結果に応じて乱数抽選により択一的に選択するためのもので、判定手段72の判定結果が特定遊技判定のときには乱数発生手段71の変動パターン決定乱数の抽出値に基づいて、非特定遊技判定のときには乱数発生手段71のリーチ判定乱数と変動パターン決定乱数との夫々の抽出値に基づいて、夫々変動パターンA〜Eのうちの1つを選択するようになっている。 【0034】例えば、判定手段72の判定結果が特定遊技判定(即ち大当たり判定乱数の抽出値が「7」)の場合には、0〜99までの変動パターン決定乱数の抽出値が「60」未満であれば変動パターンAが、「60」以上であれば変動パターンBが夫々選択される。 【0035】また、判定手段72の判定結果が非特定遊技判定(即ち大当たり判定乱数の抽出値が「7」以外)の場合には、0〜99までのリーチ判定乱数の抽出値に応じた2つの方法で変動パターンが選択される。即ち、リーチ判定乱数の抽出値が「10」未満の場合には、変動パターン決定乱数の抽出値が「10」未満であれば変動パターンCが、「10」以上であれば変動パターンDが夫々選択され、リーチ判定乱数の抽出値が「10」以上の場合には変動パターンEが選択される。 【0036】判定手段72が特定遊技状態と判定したときには、図柄表示手段40の遊技図柄40a〜40cが変動パターン選択手段73で選択された変動パターンA〜Eの何れかに従って変動し、停止図柄選択手段74で選択された「7・7・7」等の特定態様で停止した後に、可変入賞手段22の開閉板51が所定単位ゲーム数(例えば3ゲーム)経過又は遊技球が所定個数(例えば1個)入賞するまで開放するようになっている。 【0037】特別遊技状態発生手段75は、可変入賞手段22に入賞した遊技球が特定領域52を通過して、通過検出手段53がその遊技球の通過を検出することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生し、その後に最大所定ゲーム数(例えば14ゲーム等の複数ゲーム)の結果が得られるまで特別遊技状態を継続的に発生するようになっている。なお、可変入賞手段22に入賞した遊技球が再度特定領域52を通過した場合には、特別遊技状態発生手段75の作動はその時点で終了する。 【0038】特別遊技状態では作動手段25,26が有効になり、この作動手段25,26に遊技球が入賞すれば増加入賞手段23の開閉体54が所定単位ゲーム数(例えば1ゲーム)経過又は遊技球が所定個数(例えば1個)入賞するまで開放し、この増加入賞手段23に遊技球が入賞することを条件に、そのゲームで獲得した得点が増加(例えば2倍)するようになっている。 【0039】入賞処理手段76は、入賞口手段19の各入賞口31、可変入賞手段22、増加入賞手段23等に遊技球が入賞したときに、入賞検出手段32等からの検出信号に基づいて、各入賞口31等に対応する所定の入賞表示手段41の表示部41aの表示を特定表示に変化させる入賞処理を行うものである。 【0040】得点付与手段77は、単位ゲーム毎に入賞役の成立等に応じて得点を付与するためのもので、入賞役の成立に必要な数(例えば4個)以上の遊技球が何れかの入賞口31に入賞したとき(可変入賞手段22等に入賞して入賞口31への入賞と同等に取り扱う場合を含む)に、その入賞口31が特定の組み合わせとなって入賞役が成立しているか否かを判定する機能と、入賞役が成立したときにその種類に応じて得点を付与する機能と、特別遊技状態の発生中に増加入賞手段23に遊技球が入賞したときに当該ゲームでの得点を増加(例えば2倍)させる機能等を備えている。なお、単位ゲーム当たりの得点は、最高で10点までとなっている。 【0041】ゲーム更新手段78は、ゲームの更新処理を行うためのもので、ゲーム開始手段81とゲーム終了手段82とを備えている。 【0042】ゲーム開始手段81は、単位ゲームの開始条件が満たされた場合に次の単位ゲームを開始させるためのもので、例えば前回の単位ゲームが終了して所定の休止時間が経過したことを条件に、発射手段9による発射を許可して単位ゲームを開始させるようになっている。 【0043】ゲーム終了手段82は、単位ゲームの終了条件が満たされた場合に当該ゲームを終了させるためのもので、所定個数(例えば16個)の遊技球の発射が終了して所定時間経過したこと、所定個数(例えば16個)の遊技球の全ての入賞が検出されたこと、遊技図柄40a〜40cの変動が終了したこと、賞球の払い出しが終了したこと、下皿満杯エラーや球切れエラー等の所定のエラーが発生していないこと等の諸条件が満たされたときに、当該ゲームを終了させるようになっている。 【0044】なお、ゲーム終了手段82は、発射検出手段16からの検出信号と、戻り球検出手段20からの検出信号とに基づいて、遊技領域15に打ち込まれた有効発射個数を計数すると共に、その有効発射個数が所定個数(例えば16個)に達したときに、ゲームの終了処理に先立って発射手段9による発射を終了させるようになっている。 【0045】制御コマンド送信手段79は、各制御手段62〜66に対して制御コマンドを一方向通信により送信するためのもので、変動パターン選択手段73、停止図柄選択手段74の選択結果等に基づいて表示制御手段64側に変動パターン指定コマンド、停止図柄指定コマンド等を送信する機能、入賞処理手段76の入賞処理に基づいて表示制御手段64側に入賞表示制御コマンドを送信する機能、得点付与手段77の得点に基づいてランプ制御手段65側に得点表示制御コマンドを送信する機能、得点付与手段77の得点に基づいて払い出し制御手段62に賞球の払い出し制御コマンドを送信する機能、増加入賞手段23等の入賞手段の開放及び遊技球の入賞等に基づいて表示制御手段64側に入賞手段状態指示コマンドを送信する機能、ゲーム更新手段78の単位ゲーム開始/終了制御に基づいて払い出し制御手段62を介して発射制御手段63側に発射許可/停止コマンドを送信する機能、特別遊技状態の発生/終了に基づいて表示制御手段64側に特別遊技状態発生/終了指示コマンドを送信する機能、特別遊技状態の発生等の遊技状態に基づいてランプ制御手段65側にランプ表示制御コマンドを送信する機能、特別遊技状態の発生等の遊技状態に基づいて音声制御手段66側に音声制御コマンドを送信する機能等を有する。 【0046】払い出し制御手段62は、主制御手段61から発射許可/停止コマンドがあったときに発射制御手段63への電源の供給を開始/停止すると共に発射制御信号の出力を開始/停止する機能と、主制御手段61から払い出し制御コマンドがあったときに、遊技機本体1の裏側に設けられた払い出し手段83を作動させて、所定数の賞球を払い出させる機能とを備えている。 【0047】発射制御手段63は、払い出し制御手段62から供給される電源及び発射制御信号に基づいて発射手段9の発射制御を行うもので、払い出し制御手段62から発射制御信号の出力が開始され、且つ遊技者が遊技球の発射操作を行ったことを発射ハンドル10の接触検出手段等からの信号に基づいて検出することを条件に発射手段9の作動を開始させ、払い出し制御手段62が発射制御信号の出力を停止することを条件に発射手段9の作動を終了させるようになっている。また、発射制御手段63は、払い出し制御手段62から発射制御信号の出力が継続されている状態で遊技者による発射操作が停止/再開された場合には、それに応じて発射手段9の作動を停止/再開させるようになっている。 【0048】表示制御手段64は、遊技情報表示手段21の表示制御を行うためのもので、変動パターン記憶手段84、図柄表示制御手段85,入賞表示制御手段86、演出表示制御手段87、表示サイズ変更手段88等を備え、CPU、ROM、RAM等により構成されている。 【0049】変動パターン記憶手段84には、複数の変動パターンA〜Eに対応する変動パターンデータが予め記憶されている。 【0050】図柄表示制御手段85は、主制御手段61側から送信される変動パターン指定コマンド、停止図柄指定コマンド等に基づいて図柄表示手段40の遊技図柄40a〜40cの変動制御を行うためのもので、遊技図柄始動手段24の遊技球の検出により遊技図柄40a〜40cが変動を開始し、判定手段72の判定結果が特定遊技判定のときに「7・7・7」等の特定態様で、非特定遊技判定のときに非特定態様で夫々停止するように、図柄表示手段40上に遊技図柄40a〜40cを変動表示させるようになっている。 【0051】入賞表示制御手段86は、主制御手段61からの入賞表示制御コマンドに基づいて入賞表示手段41の表示制御を行うためのもので、入賞表示制御コマンドで指定された表示部41aを特定表示に変化させる機能と、単位ゲーム開始前等に主制御手段61側から送信されるリセットコマンドに基づいて、特定表示となっている表示部41aを初期状態に戻す機能とを有している。 【0052】演出表示制御手段87は、演出表示手段42の表示制御を行うためのもので、特別遊技状態指示コマンドに基づいて特別遊技状態が発生したと判断したとき等に、演出画像42aを演出表示手段42に表示させるようになっている。 【0053】表示サイズ変更手段88は、図柄表示手段40と演出表示手段42の夫々の表示領域のサイズを変更するもので、通常の遊技状態では、図4(a)に示すように表示画面39の上部側に図柄表示手段40の図柄表示部43a〜43cを大きく確保して遊技図柄40a〜40cを略画面一杯に大きく表示させると共に、特別遊技状態発生指示コマンドに基づいて特別遊技状態が発生したと判断した場合には、図4(b)に示すように遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43cを例えば上方に縮小表示して遊技図柄40a〜40cのサイズを小さく変更することによって演出表示手段42の表示領域を拡大し、演出画像42aを大きく表示させるようになっている。 【0054】ランプ制御手段65は、遊技盤4等に設けられた表示ランプ91及び得点表示手段34の表示制御を行うためのもので、主制御手段61側からランプ表示制御コマンドがあったときに表示ランプ91を点滅制御する機能、主制御手段61側から得点表示制御コマンドがあったときに得点表示手段34にそのコマンドに応じた得点を表示させる機能等を備えている。 【0055】音声制御手段66は、遊技機本体1に設けられたスピーカ92等から出力する効果音等を制御するもので、主制御手段61側から音声制御コマンドがあったときにスピーカ92からそのコマンドに応じた効果音等を出力させるようになっている。 【0056】次に上記構成のアレンジボール機の動作を説明する。前回の単位ゲームが終了して所定の休止時間が経過し、単位ゲームの開始条件が満たされると、ゲーム開始手段81の制御により、制御コマンド送信手段79から払い出し制御手段62に発射許可コマンドが送信される。 【0057】払い出し制御手段62は、発射許可コマンドを受信すると、発射制御手段63への電源の供給を開始すると共に、発射制御信号を出力する。 【0058】発射制御手段63は、払い出し制御手段62から発射制御信号を受信し、且つ遊技者が遊技球の発射操作を行ったことを発射ハンドル10の接触検出手段等からの信号に基づいて検出することを条件に発射手段9の作動を開始させ、これによって上皿7から発射レール11上に順次供給される遊技球がガイドレール18を経て遊技領域15へと順次打ち込まれて行く。 【0059】発射手段9によって遊技球が発射されると、発射検出手段16がその発射を検出する。発射手段9によって発射された遊技球が遊技領域15に到達することなく戻ってきた場合には、戻り球通路17を経て下皿8に案内される際に戻り球検出手段20がその戻り球を検出する。ゲーム終了手段82は、それら発射検出手段16と戻り球検出手段20の夫々の検出信号に基づいて、遊技領域15に打ち込まれた有効発射個数を計数する。 【0060】遊技領域15に打ち込まれた遊技球は、入賞口手段19の何れかの入賞口31に入賞するか、又は普通入賞手段27,28等に入賞してから、遊技盤4の裏側へと案内されて行く。 【0061】遊技球が入賞口手段19等に入賞すると、入賞処理手段76の制御により、制御コマンド送信手段79から表示制御手段64に対して入賞表示制御コマンドが送信されると共に、得点付与手段77が入賞役の成否を判定する。例えば、入賞口手段19の入賞口31の内、左側の1番目から4番目までの入賞口31に遊技球が入賞すると、それに対応して入賞表示手段37の左側の1番目から4番目までの表示部41aを特定表示に変化させるための1又は複数の入賞表示制御コマンドが表示制御手段64に対して送信されると共に、得点付与手段77が入賞役の成立を判定し、その入賞役の種類に応じた得点を付与する。 【0062】得点付与手段77により得点が付与されると、ランプ制御手段65に対して得点表示制御コマンドが、払い出し制御手段62に対して払い出し制御コマンドが夫々送信され、これらの各制御コマンドに基づいて得点表示手段34が「1」等の得点を表示すると共に、払い出し手段83が作動してその得点に応じて賞球を上皿7へと払い出す。 【0063】一方、主制御手段61側から入賞表示制御コマンドを受信した表示制御手段64側では、入賞表示制御手段86の制御により、入賞表示制御コマンドに対応して入賞表示手段41の所定の表示部41aを特定表示に変化させる。例えば、主制御手段61側から順次受信した複数の入賞表示制御コマンドにより、入賞表示手段37の左側の1番目から4番目までの表示部41aが指定された場合には、それに対応して入賞表示手段37の左側の1番目から4番目までの表示部41aが順次特定表示に変化する(図6(a)〜(c))。 【0064】遊技図柄始動手段24に遊技球が入賞すると、判定手段72が乱数発生手段71の大当たり判定乱数を抽出して、その抽出乱数値から特定遊技状態とするか否かを判定し、停止図柄選択手段74が、判定手段72の判定結果の他、乱数発生手段71の大当たり図柄乱数、リーチ判定乱数、第1〜第3はずれ図柄乱数の各抽出値に基づいて遊技図柄40a〜40cの変動後の停止図柄の種類を選択し、変動パターン選択手段73が、判定手段72の判定結果の他、乱数発生手段71のリーチ判定乱数、変動パターン決定乱数の各抽出値に基づいて変動パターンA〜Eの何れかを選択する。 【0065】そして、制御コマンド送信手段79が遊技図柄40a〜40cの変動パターン指定コマンド、停止図柄指定コマンド等を一方向通信により表示制御手段64側に送信する。 【0066】表示制御手段64の図柄表示制御手段85は、図柄表示手段40の遊技図柄40a〜40cの変動を開始させ、変動パターン指定コマンドで指定された変動パターンA〜Eに従って変動させた後、判定手段72の判定結果が特定遊技判定のときに特定態様となり、非特定遊技判定のときに非特定態様となるように、停止図柄指定コマンドで指定された停止図柄で停止させる。 【0067】遊技図柄40a〜40cが特定態様で停止し確定すると、可変入賞手段22の開閉板51が開放して、上方から落下する遊技球を作動口内へと誘導する。可変入賞手段22に入賞した遊技球が特定領域52を通過すれば、通過検出手段53がその遊技球の通過を検出し、特別遊技状態発生手段75が作動を開始して、所定ゲーム数に亘って継続的に特別遊技状態が発生する。 【0068】可変入賞手段22に入賞した遊技球が特定領域52を通過して特別遊技状態発生手段75が作動を開始する際には、制御コマンド送信手段79から表示制御手段64に対して特別遊技状態発生指示コマンドが送信される。表示制御手段64側では、特別遊技状態発生指示コマンドに基づいて特別遊技状態が発生したと判断した場合に、表示サイズ変更手段88が遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43cを例えば上方に縮小表示して遊技図柄40a〜40cのサイズを小さく変更することによって演出表示手段42の表示領域を拡大する(図7(a)〜(b))と共に、演出表示制御手段87がその拡大された演出表示手段42上に特別遊技状態の発生に関する演出画像42aを表示する(図7(c))。 【0069】なお、遊技図柄40a〜40cのサイズを小さくして演出表示手段42の表示領域を拡大した表示画面39の表示状態は、特別遊技状態発生手段75の作動が終了して制御コマンド送信手段79から表示制御手段64に対して特別遊技状態終了指示コマンドが送信されるまで継続される。その間に遊技図柄始動手段24への遊技球の入賞があった場合には、遊技図柄40a〜40cは小さなサイズのままで変動表示される(図7(c)〜(e))。 【0070】特別遊技状態の発生中は作動手段25,26が有効になり、この作動手段25,26に遊技球が入賞すれば、増加入賞手段23の開閉体54が所定単位ゲーム数(例えば1ゲーム)経過又は遊技球が所定個数(例えば1個)入賞するまで開放する。そして、増加入賞手段23に遊技球が入賞すると、得点付与手段77がそのゲーム中に獲得した得点を例えば2倍に増加させる。 【0071】また、増加入賞手段23の開放や、或いは増加入賞手段23への遊技球の入賞があった場合には、制御コマンド送信手段79から表示制御手段64に対して入賞手段状態指示コマンドが送信される。表示制御手段64側では、この入賞手段状態指示コマンドに基づいて、演出表示制御手段87が拡大された演出表示手段42上に増加入賞手段23の開放(図7(d))や遊技球の入賞に関する演出画像42a(図7(d))を表示する。 【0072】発射検出手段16、戻り球検出手段20からの検出信号に基づく有効発射個数の計数値が所定数(16個)に達すると、ゲーム終了手段82の制御により、制御コマンド送信手段79から払い出し制御手段62に対して発射停止コマンドが送信される。払い出し制御手段62は、発射停止コマンドを受信すると、発射制御手段63への発射制御信号の出力を停止すると共に電源の供給を停止し、これによって発射制御手段63は発射手段9の作動を停止させる。 【0073】その後、所定数(16個)の遊技球の発射が終了して所定時間経過したこと、所定数(16個)の遊技球の全ての入賞が検出されたこと、遊技図柄40a〜40cの変動が終了したこと、賞球の払い出しが終了したこと、所定のエラーが発生していないこと等の諸条件が満たされたときに、ゲーム終了手段82によって当該ゲームが終了され、制御コマンド送信手段79から入賞表示制御手段86に対してリセットコマンドが送信される。リセットコマンドを受信した入賞表示制御手段86は、入賞表示手段41の表示部41aの全ての特定表示をリセットする。 【0074】特別遊技状態発生手段75の作動開始後、最大所定ゲーム数(例えば14ゲーム等の複数ゲーム)の結果が得られるか、或いは可変入賞手段22に入賞した遊技球が再度特定領域52を通過すると、特別遊技状態発生手段75の作動はその時点で終了する。特別遊技状態発生手段75の作動が終了すると、制御コマンド送信手段79から表示制御手段64に対して特別遊技状態終了指示コマンドが送信される。表示制御手段64側では、特別遊技状態終了指示コマンドを受信すると、演出表示制御手段87が演出表示手段42上に特別遊技状態の終了に関する演出画像42aを表示(図8(a))した後、表示サイズ変更手段88が、表示画面39の上方に縮小表示されていた遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43c及び遊技図柄40a〜40cを表示画面39の中央部に拡大すると共に、演出表示手段42の演出画像42aを表示画面39上から消去する(図8(b))。 【0075】以上説明したように、本実施形態では、図柄表示手段40に変動表示される遊技図柄40a〜40cのサイズを、特別遊技状態発生手段75の作動に関連して変更、例えば小さくするようにしているため、特別遊技状態発生手段の作動と遊技図柄の変動表示とが重なった場合でも図柄表示手段40上に各種画像演出のための十分なスペースを確保することができ、画像演出の自由度を高めて遊技に対する興趣を増大できる。 【0076】主制御手段61は、図柄表示制御手段85に対して、遊技図柄40a〜40cの変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドを送信可能に構成しているため、図柄表示制御手段85はその変動パターン指定コマンドに対応する変動パターンに従って遊技図柄40a〜40cを変動表示することができる。 【0077】更に、主制御手段61は、図柄表示制御手段85に対して、特別遊技状態発生手段75の作動を指示する特別遊技状態発生指示コマンドを送信可能に構成され、図柄表示制御手段85は、特別遊技状態発生指示コマンドに基づいて特別遊技状態発生手段75が作動状態にあると判断された場合に、変動パターン指定コマンドに基づいて図柄表示手段40に変動表示する遊技図柄40a〜40cのサイズを変更するようにしているため、主制御手段61側は特別遊技状態発生指示コマンドを送信するだけでよく、遊技図柄40a〜40cのサイズ変更に関する判断等を全て図柄表示制御手段85側で行うことが可能である。 【0078】図9及び図10は本発明の第2の実施形態を例示し、遊技図柄40a〜40cの複数の変動パターン毎に、遊技図柄40a〜40cのサイズのみを異ならせた2種類の変動パターンA1〜E1,A2〜E2を設け、主制御手段61側で遊技図柄40a〜40cのサイズ変更を判断して変動パターンA1〜E1,A2〜E2の中から1つを選択して変動パターン指定コマンドを送信すると共に、図柄制御手段64側では、図柄表示制御手段85が、変動パターン指定コマンドで指定された変動パターンA1〜E1,A2〜E2に従って遊技図柄40a〜40cを変動表示することによって遊技図柄40a〜40cのサイズを変更するようにした例を示している。 【0079】図9に示すように、遊技図柄40a〜40cの変動パターンとして、遊技図柄40a〜40cを通常状態(特別遊技状態が発生していない状態)のサイズとした変動パターンA1〜E1と、通常状態よりも小さな縮小サイズとした変動パターンA2〜E2とを設定し、それらに対応する変動パターンデータを表示制御手段64の変動パターン記憶手段84に記憶している。 【0080】主制御手段61の変動パターン選択手段73は、遊技図柄始動手段24に遊技球が入賞すると、特別遊技状態が発生中か否かに基づいて変動パターンA1〜E1,A2〜E2の何れかを選択する。即ち、特別遊技状態の発生中であれば、縮小サイズの遊技図柄40a〜40cに対応する変動パターンA2〜E2の中から1つを、特別遊技状態の発生中でなければ、通常サイズの遊技図柄40a〜40cに対応する変動パターンA1〜E1の中から1つを選択する。 【0081】そして、制御コマンド送信手段79が、変動パターン選択手段73によって選択された変動パターンに対応する変動パターン指示コマンドを表示制御手段64側に送信する。ここで、変動パターンA2〜E2に対応する変動パターン指定コマンドが、特定変動パターン指定コマンドの一例である。 【0082】表示制御手段64側の図柄表示手段85は、受信した変動パターン指定コマンドに対応する変動パターンデータを変動パターン記憶手段84から読み出すと共に、その変動パターンデータに従って図柄表示手段40に遊技図柄40a〜40cを変動表示する。 【0083】これにより、変動パターン指定コマンドで変動パターンA1〜E1の何れかが指定されている場合には、図6(a)〜(c)に示すように遊技図柄40a〜40cが表示画面39の中央部に大きく表示され、変動パターン指定コマンドで変動パターンA2〜E2の何れかが指定されている場合には、図7(c)〜(e)に示すように遊技図柄40a〜40cが表示画面39の上部側に小さく表示されると共に、演出表示手段42の表示領域が拡大される。 【0084】演出表示制御手段87は、特別遊技状態の発生中、変動パターンA2〜E2によって拡大された演出表示手段42上に各種演出画像42aを表示する。 【0085】以上のように、主制御手段61側で遊技図柄40a〜40cのサイズ変更を判断して変動パターンA1〜E1,A2〜E2の中から1つを選択して変動パターン指定コマンドを送信すると共に、図柄制御手段64側の図柄表示制御手段85は単に変動パターン指定コマンドに基づいて所定の変動パターンで遊技図柄40a〜40cを変動表示することにより、遊技図柄40a〜40cのサイズを変更することも可能である。 【0086】以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、図柄表示部43a〜43cのサイズを変更(縮小)することによってそこに表示される遊技図柄40a〜40cのサイズを変更(縮小)するようにしたが、図柄表示部43a〜43cと遊技図柄40a〜40cとの何れか一方のみのサイズを変更するようにしてもよい。例えば、図柄表示部43a〜43cのサイズに対して遊技図柄40a〜40cのサイズが小さい場合には、図柄表示部43a〜43cのサイズのみを変更(縮小)するようにしてもよい。 【0087】実施形態では、表示サイズ変更手段88は、特別遊技状態発生手段75の作動中(特別遊技状態の発生から終了までの間)に、遊技図柄40a〜40cと図柄表示部43a〜43cとのサイズを縮小するようにしたが、例えば特別遊技状態発生手段75の作動中で且つ遊技図柄40a〜40cの変動中にのみ遊技図柄40a〜40cと図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方のサイズを変更(縮小)するようにしてもよいし、或いは特別遊技状態発生手段75の作動中で且つ遊技図柄40a〜40cの変動停止(確定)時にのみ例えば所定時間、遊技図柄40a〜40cと図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方のサイズを変更(縮小)するようにしてもよい。 【0088】また、特別遊技状態発生手段75の作動中で且つ遊技図柄40a〜40cが変動しない間は、遊技図柄40a〜40cと図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方の表示を削除するようにしてもよい。もちろん、遊技図柄40a〜40cが変動しない間は、特別遊技状態発生手段75の作動中でなくても遊技図柄40a〜40cと図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方の表示を削除するようにしてもよい。 【0089】遊技図柄40a〜40c、図柄表示部43a〜43cのサイズの変更は、特別遊技状態発生手段75の作動に関連して全体的に縮小させる以外に、例えば縦方向又は横方向にのみ縮小して扁平な形状としたり、或いは縦横の縮小の比率を異ならせるなど、各種変形を伴うものであってもよい。 【0090】演出表示手段42に表示させる演出画像42aとしては、実施形態に示したもの以外に、例えば入賞役の成立や得点の獲得に関する演出画像、遊技図柄40a〜40cの特定態様成立に関する演出画像、可変入賞手段22の開放や遊技球の入賞に関する演出画像等の各種演出画像が考えられる。特別遊技状態の非発生中にそれら各種演出画像42aを演出表示手段42に表示する際には、特別遊技状態が発生したときと同様、遊技図柄40a〜40cの表示サイズを一時的に小さくするようにしてもよい。 【0091】特別遊技状態発生手段75の作動中に遊技図柄40a〜40cが変動する場合において、ランプ制御手段65によるランプ演出や音声制御手段66による音声演出は、遊技図柄40a〜40cの変動に関する演出(変動パターン指定コマンド)より特別遊技状態に関する演出(特別遊技状態発生指示コマンド)を優先するようにしてもよい。 【0092】演出表示手段42による演出画像42aは、図柄表示手段40による遊技図柄40a〜40cと重なるように表示してもよい。 【0093】入賞表示手段41は、表示画面39上に横一列状に配置する必要はなく、縦一列状、或いは上下方向及び左右方向に所定間隔で複数個、例えば4個ずつ配置してもよい。 【0094】図柄表示手段40、入賞表示手段41、演出表示手段42は、1つの表示手段21上に構成する必要はなく、全て別の表示手段により構成してもよいし、例えば図柄表示手段40と演出表示手段42とを1つの液晶式表示手段上に構成し、これとは別の入賞表示手段41を例えば遊技盤4の下方等に配置してもよい。 【0095】実施形態ではアレンジボール機について例示したが、他の弾球遊技機、例えば第3種パチンコ機でも同様に実施可能である。第3種パチンコ機の代表的な構成としては、例えば遊技図柄40a〜40cの変動後の停止図柄が特定態様となったときに可変入賞手段22を開放し、可変入賞手段22に入賞した遊技球が特定領域52を通過することを条件に特別遊技状態発生手段75により特別遊技状態を発生させると共に、特別遊技状態の発生中に作動手段25,26に遊技球が入賞することを条件に大入賞手段を開放するようにしたものが知られている。 【0096】このような構成の第3種パチンコ機についても、特別遊技状態発生手段75の作動中に遊技図柄40a〜40cが変動可能であって、第1、第2の実施形態と略同様に、図柄表示手段40に変動表示される遊技図柄40a〜40cのサイズを、特別遊技状態発生手段75の作動に関連して変更するように構成することができ、これによって特別遊技状態発生手段75の作動と遊技図柄40a〜40cの変動表示とが重なった場合でも各種画像演出のためのスペースを確保することができ、画像演出の自由度を高めて遊技に対する興趣を増大できる。 【0097】 【発明の効果】本発明では、所定条件の成立により1又は複数の遊技図柄40a〜40cを変動表示する図柄表示手段40と、予め定められた特定領域52を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生する特別遊技状態発生手段75とを備え、特別遊技状態発生手段75の作動中に遊技図柄40a〜40cを変動可能に構成した弾球遊技機において、図柄表示手段40に変動表示される遊技図柄40a〜40cと該遊技図柄40a〜40cの図柄表示部43a〜43cとの少なくとも一方のサイズを、特別遊技状態発生手段75の作動に関連して変更するように構成しているため、特別遊技状態発生手段75の作動と遊技図柄40a〜40cの変動表示とが重なった場合でも各種画像演出のためのスペースを確保することができ、画像演出の自由度を高めて遊技に対する興趣を増大できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391010943 【氏名又は名称】株式会社藤商事 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号
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| 【出願日】 |
平成13年9月13日(2001.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100100273 【弁理士】 【氏名又は名称】谷藤 孝司
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| 【公開番号】 |
特開2003−79874(P2003−79874A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−278404(P2001−278404) |
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