| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 治
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| 【要約】 |
【課題】遊技機の扉の開閉によってケーブル等の配線が挟まれるのを防止する遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機20は、筐体2とこれに取り付けた扉4とを有する。筐体2の内部には、扉4を取り付けた部位に生ずる隙間13を塞ぐ変形可能な保護シート21を設けたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】筐体と該筐体に取り付けた扉とを有する遊技機において、前記扉を取付けた部位に生ずる隙間を塞ぐ変形可能な部材を前記筐体の内部に設けたことを特徴とする遊技機。 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、前記部材は前記筐体の内側方向に撓むように配置された可撓性部材であることを特徴とする遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、筐体の内部に設置された各種装置の調整や交換等のために開閉される扉を備えたスロットマシン、パチンコ機その他の遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機の筐体には扉が設けられている。例えば、図4に示す遊技機の一例のスロットマシン1においては、筐体2の内部に、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L,3C,3R等、遊技に必要な装置が収納され、その前面側には、筐体2の前面を開閉する扉4が取り付けられている。筐体2に格納されているリール3L,3C,3Rは、筐体2の背面内側の中央部に設けられ、その上方には、スロットマシン1における遊技処理動作を制御する回路を配置した主制御基板5が設けられている。扉4の内側には、中央部に設けられる液晶表示装置(図示しない)等を制御する副制御基板6が設けられている。 【0003】主制御基板5と副制御基板6は、ケーブル(又はハーネス)7によって接続され、各制御命令等の信号を通信している。このケーブル7は、コイン払出装置8や電源装置9等の調整や操作を行うために扉4を開けるとき、無理に引っ張られないように、ある程度の弛みが設けられている。 【0004】筐体2の内部では、ヒンジ12を構成する筐体2側の取付部材10がネジ14a(図5)で取付けられ、扉4の内側には扉4側の取付部材11がネジ14b(図5)で取付けられている。扉4は、これらの部材で構成されるヒンジ12により、筐体2に開閉可能に取付けられている。 【0005】このように、筐体2の内部には、電子回路等からなる各種装置やそれらを電気的に接続する多数のケーブル等による配線が収納されている。更に、近年は、前面の扉に演出その他の表示をする液晶表示装置を設けているように、本来の遊技のみならず遊技に関連した演出等を行う装置も設けられ、それに伴ってケーブルやハーネス等の配線も増えてきている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記のような遊技機では、図5に示すように扉4を開いたとき、筐体2の扉4を取り付けた部位で扉4との間に隙間13が生じる。このため、筐体2内で弛みを持っているケーブル7が隙間13に入り込むことがある。その場合、扉4を閉じる際に、図6に示すようにケーブル7が挟み込まれ、扉4を閉める力によってケーブル7が損傷又は切断されることになる。特に、ケーブル7が挟み込まれて断線したときは、当然遊技機が正常に作動せず遊技に支障をきたしてしまう。上記のように、近年は遊技機内の配線の数が増大しているため、ケーブルやハーネスの一部の損傷でも遊技に支障をきたす可能性が高くなっている。 【0007】本発明の目的は、遊技機の扉の開閉によってケーブル等の配線が挟まれるのを防止する遊技機を提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、筐体と該筐体に取り付けた扉とを有する遊技機において、扉を取付けた部位に生ずる隙間を塞ぐ変形可能な部材を筐体の内部に設けたことを特徴とする。 【0009】変形可能な部材は、例えば、筐体の内側方向に撓むように配置された可撓性部材、或いはゴムのような弾性部材が用いられる。 【0010】 【作用及び効果】本発明によれば、変形可能な部材が、筐体内の扉を取付けた部位に生ずる隙間を塞ぐので、扉と筐体との間に隙間が生じても、遊技機内のケーブル等の配線は、その隙間に入り込むのを阻止される。これにより、従来のように扉と筐体との間に挟み込まれて断線する等の故障が防止される。 【0011】また、上記のような扉を有する遊技機の場合、扉を閉めた状態では、筐体内の扉を取付けた部位に隙間が殆どないが、扉を開いたときは隙間が生じる。このような扉の開閉に伴う間隔の変動に対処するため、変形可能な部材として可撓性部材を用いた場合、可撓性部材は筐体内の内側方向に撓むように取り付けることが好ましい。この場合、遊技機内のケーブルは、その可撓性部材の撓みにより、筐体の扉を取り付けた部位から遠ざけられるので、ケーブル等の配線の挟み込みをより確実に防止できる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の遊技機20を示す。この遊技機20の基本的構造は、前述の従来のスロットマシン1(図4)と同様であり、同じ構成部材は同じ符号で示されている。 【0013】図1の遊技機20においては、扉4と筐体2との間に、筐体2の扉4を取付けた部位を覆う可塑性樹脂からなる可撓性部材で形成された保護シート21が取付けられている。この保護シート21は、筐体2の内側方向に撓むような形状で形成され、取付部材10,11にそれぞれネジ14a(図2),14b(図2)によって取付けられている。 【0014】詳細には、図2に示すように、保護シート21は、筐体2の内部において、左側の取付部材10に重なる一端縁をネジ14aで固定し、扉4の内側の取付部材11に重なる他端縁をネジ14bで固定している。そして、遊技機20の扉4が開いた状態では、筐体2内の扉4を取付けた部位に隙間13が生じるが、保護シート21は、その隙間13を覆うので、ケーブル7は、その隙間13に入り込むことが阻止され、扉4と筐体2との間に挟まれることがなくなる。 【0015】一方、扉4を閉じる際には、保護シート21は、扉4を閉じる力によって中央部が弛み、徐々に内側に撓んでいく。これにより、ケーブル7を筐体2の内側に押しやることで、ケーブル7は、扉4と筐体2との間の隙間13から遠ざけられる。そして、図3に示すように扉が閉じた状態では、筐体2内の扉4を取付けた部位に隙間が殆どなくなるので、扉4を閉じる前にケーブル7が扉4と筐体2との間に挟まれていると断線してしまうが、この遊技機では、保護シート21により、ケーブル7の挟み込みが生じないので、ケーブル7の損傷や断線も生じ得ない。 【0016】以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、上記実施例では、変形可能な部材として可撓性部材から成る保護シートを用いているが、他にいわゆるスポンジのような伸縮材、或いはゴムのような弾性部材でもよい。また、本発明は、スロットマシンに限らず、パチンコ機その他の遊技機においても、同様にして扉の開閉に伴うケーブル等の損傷を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598098526 【氏名又は名称】アルゼ株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年9月11日(2001.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081477 【弁理士】 【氏名又は名称】堀 進 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−79786(P2003−79786A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−275422(P2001−275422) |
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