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【発明の名称】 ゲーム装置
【発明者】 【氏名】新井 功一

【要約】 【課題】単調さを解消し、陣地取りゲーム本来の面白さを体感することができる全く新規なゲーム装置を提供する。

【解決手段】先手の競技者が赤色に点滅する帯状発光部の位置を移動させ、所望の位置の帯状発光部を選択すると赤色に点灯する。同時にこの帯状発光部の両側の点状発光部も赤色に点灯する。後手の競技者が白色に点滅する帯状発光部の位置を移動させ、所望の位置の帯状発光部を2回選択して白色に点灯させる。同様の要領で、先手及び後手の競技者が交互に所望の位置の帯状発光部を2回連続して赤色及び白色に点灯させる。所定の面状発光部11の周囲の先手の競技者が選択して点灯した6つの点状発光部のうち、少なくとも3つの点状発光部で赤色に点灯した場合は、主制御部は、この面状発光部11を赤色に点灯させる。例えば赤色に発光した面状発光部11が多い場合に、先手の競技者の勝利となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数種の色で表示可能な多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され複数種の色で表示可能な補助表示部とを有する略多面体状の表示体と、複数の競技者が所定の前記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、前記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された前記補助表示部を前記競技者に対応した所定の色で表示させる表示制御手段と、所定の前記面状表示部の周囲に配置された前記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させるか否か判定する表示判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させることを特徴とするゲーム装置。
【請求項2】 各表示色で表示した前記面状表示部の数に基づいて、前記競技者の勝敗又は優劣順位を判定する競技結果判定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
【請求項3】 少なくとも前記各競技者の操作順を案内指示するための案内指示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のゲーム装置。
【請求項4】 前記表示体を少なくとも1つの軸の周りに回転可能な状態で支持する支持手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3のいずれか1に記載のゲーム装置。
【請求項5】 前記面状表示部及び前記補助表示部は、所定のパターンを表示可能とされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のゲーム装置。
【請求項6】 前記表示体を少なくとも1つの軸の周りに回転させるための回転駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のゲーム装置。
【請求項7】 前記表示体は、ハニカム状に配置された略正六角形状の多数の前記面状表示部と、前記面状表示部の周囲の六角形の各辺に相当する箇所の近傍に配置された帯状の第1の補助表示部と、六角形の各頂点に相当する箇所の近傍に配置された点状の第2の補助表示部とを有し、前記操作手段は、複数の前記競技者が所定の前記第1の補助表示部を指定するために用いられ、前記表示制御手段は、前記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された前記第1の補助表示部と、前記第1の補助表示部の両側の前記第2の補助表示部とを前記競技者に対応した所定の色で表示させ、前記表示判定手段は、所定の前記面状表示部の周囲に配置された前記第1及び第2の補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させるか否か判定することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1に記載のゲーム装置。
【請求項8】 複数種のパターンを表示可能な多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され複数種のパターンを表示可能な補助表示部とを有する略多面体状の表示体と、複数の競技者が所定の前記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、前記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された前記補助表示部に前記競技者に対応した所定のパターンを表示させる表示制御手段と、所定の前記面状表示部の周囲に配置された前記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の前記面状表示部に前記競技者に対応した前記所定のパターンを表示させるか否か判定する表示判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の前記面状表示部に前記競技者に対応した前記所定のパターンを表示させることを特徴とするゲーム装置。
【請求項9】 複数種の色で表示可能な多数の多角形状の面状表示部が三次元的に配置された表示体と、競技者が所定の前記面状表示部の多角形の所定の辺を選択したことを示すために用いる選択指定手段と、所定の前記面状表示部及び該面状表示部の周囲の面状表示部の多角形の辺の前記選択指定手段による選択/非選択状態に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した所定の色で表示させるか否か判定する表示判定手段と、前記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とするゲーム装置。
【請求項10】 多数の多角形状の面状部が三次元的に配置された表示体を有し、複数の競技者が前記面状部の周囲を囲んで獲得した前記面状部の数を競う陣地取りゲームを行うために用いるゲーム装置であって、前記競技者が所定の前記面状部の多角形の所定の辺及び/又は頂点を選択したことを示し、前記面状部の周縁の全部又は一部を囲むために用いる選択指定手段を備えたことを特徴とするゲーム装置。
【請求項11】 複数種の色で表示可能なディスプレイ装置と、複数種の色で表示される多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され、複数種の色で表示される補助表示部とを有する略多面体状の表示体画像を生成し、前記ディスプレイ装置に供給する画像情報生成手段と、複数の競技者が所定の前記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、前記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された前記補助表示部を前記競技者に対応した所定の色で表示させるための画像情報を前記画像情報生成手段に生成させる表示制御手段と、所定の前記面状表示部の周囲に配置された前記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させるための画像情報を前記画像情報生成手段に生成させるか否か判定する表示判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の前記面状表示部を前記競技者に対応した前記所定の色で表示させるための画像情報を前記画像情報生成手段に生成させることを特徴とするゲーム装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば2人の競技者が陣地取りゲームを行うために用いるゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば陣地取りゲームを行うゲーム盤として、実開昭57−97578号公報や実開昭51−47382号公報等に開示されているように、多数の正六角形をハニカム状に配置し、正六角形の面上に、多面体の駒や、白色及び黒色の石を置いて陣地取りを行って勝敗を競うゲーム盤が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報記載のゲーム盤は、何れも平板状の盤上に駒や石を置いて競技を行うようにされているので、競技が単調になりがちであり、面白みに欠けるという問題があった。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、単調さを解消し、陣地取りゲーム本来の面白さを体感することができる全く新規なゲーム装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係るゲーム装置は、複数種の色で表示可能な多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され複数種の色で表示可能な補助表示部とを有する略多面体状の表示体と、複数の競技者が所定の上記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、上記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された上記補助表示部を上記競技者に対応した所定の色で表示させる表示制御手段と、所定の上記面状表示部の周囲に配置された上記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させるか否か判定する表示判定手段とを備え、上記表示制御手段は、上記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のゲーム装置に係り、各表示色で表示した上記面状表示部の数に基づいて、上記競技者の勝敗又は優劣順位を判定する競技結果判定手段を備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のゲーム装置に係り、少なくとも上記各競技者の操作順を案内指示するための案内指示手段を備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3のいずれか1に記載のゲーム装置に係り、上記表示体を少なくとも1つの軸の周りに回転可能な状態で支持する支持手段を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1に記載のゲーム装置に係り、上記面状表示部及び上記補助表示部は、所定のパターンを表示可能とされていることを特徴とするしている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1に記載のゲーム装置に係り、上記表示体を少なくとも1つの軸の周りに回転させるための回転駆動手段を備えたことを特徴としている。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のうちいずれか1に記載のゲーム装置に係り、上記表示体は、ハニカム状に配置された略正六角形状の多数の上記面状表示部と、上記面状表示部の周囲の六角形の各辺に相当する箇所の近傍に配置された帯状の第1の補助表示部と、六角形の各頂点に相当する箇所の近傍に配置された点状の第2の補助表示部とを有し、上記操作手段は、複数の上記競技者が所定の上記第1の補助表示部を指定するために用いられ、上記表示制御手段は、上記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された上記第1の補助表示部と、上記第1の補助表示部の両側の上記第2の補助表示部とを上記競技者に対応した所定の色で表示させ、上記表示判定手段は、所定の上記面状表示部の周囲に配置された上記第1及び第2の補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させるか否か判定することを特徴としている。
【0012】また、請求項8記載の発明に係るゲーム装置は、複数種のパターンを表示可能な多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され複数種のパターンを表示可能な補助表示部とを有する略多面体状の表示体と、複数の競技者が所定の上記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、上記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された上記補助表示部に上記競技者に対応した所定のパターンを表示させる表示制御手段と、所定の上記面状表示部の周囲に配置された上記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の上記面状表示部に上記競技者に対応した上記所定のパターンを表示させるか否か判定する表示判定手段とを備え、上記表示制御手段は、上記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の上記面状表示部に上記競技者に対応した上記所定のパターンを表示させることを特徴としている。
【0013】また、請求項9記載の発明に係るゲーム装置は、複数種の色で表示可能な多数の多角形状の面状表示部が三次元的に配置された表示体と、競技者が所定の上記面状表示部の多角形の所定の辺を選択したことを示すために用いる選択指定手段と、所定の上記面状表示部及び該面状表示部の周囲の面状表示部の多角形の辺の上記選択指定手段による選択/非選択状態に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した所定の色で表示させるか否か判定する表示判定手段と、上記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】また、請求項10記載の発明は、多数の多角形状の面状部が三次元的に配置された表示体を有し、複数の競技者が上記面状部の周囲を囲んで獲得した上記面状部の数を競う陣地取りゲームを行うために用いるゲーム装置に係り、上記競技者が所定の上記面状部の多角形の所定の辺及び/又は頂点を選択したことを示し、上記面状部の周縁の全部又は一部を囲むために用いる選択指定手段を備えたことを特徴としている。
【0015】また、請求項11記載の発明に係るゲーム装置は、複数種の色で表示可能なディスプレイ装置と、複数種の色で表示される多数の面状表示部と、相隣る面状表示部の間に配置され、複数種の色で表示される補助表示部とを有する略多面体状の表示体画像を生成し、上記ディスプレイ装置に供給する画像情報生成手段と、複数の競技者が所定の上記補助表示部を指定するために用いる操作手段と、上記操作手段から送られてきた操作情報に基づいて、指定された上記補助表示部を上記競技者に対応した所定の色で表示させるための画像情報を上記画像情報生成手段に生成させる表示制御手段と、所定の上記面状表示部の周囲に配置された上記補助表示部の表示/非表示状態に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させるための画像情報を上記画像情報生成手段に生成させるか否か判定する表示判定手段とを備え、上記表示制御手段は、上記表示判定手段による判定結果に基づいて、所定の上記面状表示部を上記競技者に対応した上記所定の色で表示させるための画像情報を上記画像情報生成手段に生成させることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例図1は、この発明の第1実施例であるゲーム装置の構成を示す正面図、図2は、同ゲーム装置の構成を示す平面図、図3は、同ゲーム装置の発光表示体の構成を説明するための図、図4は、図3のA−A線に沿った断面図である。また、図5は、同発光表示体に取り付けられた軸部と同ゲーム装置の支持体に設けられた軸受けとの間の電気的接続を説明するための説明図、図6は、図5のB−B線に沿った断面図である。また、図7は同ゲーム装置の電気的構成を示すブロック図、図8乃至図10は同ゲーム装置の動作を説明するための説明図である。
【0017】まず、機械的構成から説明する。この例のゲーム装置1は、例えば2人の競技者が陣地取りゲームを行うために用いられ、図1及び図2に示すように、表面部に例えば白色及び赤色に発光可能な多数の面状発光部を有し、2つの軸の周りに回転可能な内部には空洞が形成された略多面体形状の発光表示体(表示体)2と、発光表示体2の回転運動や発光状態を制御するためのコントローラ3と、発光表示体2を回転駆動するための回転駆動部(回転駆動手段)4と、競技者が用い、発光表示体2を回転させたり発光表示を行わせるための操作部(操作手段)5と、例えば競技方法の説明や指示を行うためのメッセージを表示する案内表示部(案内指示手段)6a,6bと、発光表示体2を支持するための台座(支持手段)7とを備えている。また、発光表示体2内部には、コントローラ3から送られてくる信号に基づいて発光表示体2の発光状態を制御する表示体制御部8が上記面状発光部の裏面側に固定されている(図7参照)。
【0018】発光表示体2は、図1乃至図3に示すように、ハニカム状に配置された略正六角形状の多数の面状発光部(面状表示部)11を有し、1つの面状発光部11の周囲の六角形の各辺に相当する箇所の近傍には帯状発光部(補助表示部、第1の補助表示部)12が配置され、六角形の各頂点に相当する箇所の近傍には点状発光部(補助表示部、第2の補助表示部)13が配置されている。各面状発光部11は、図4に示すように、基体上14に例えば7個ずつの白色LED15,15,…及び赤色LED16,16,…が固定され、白色LED15,15,…及び赤色LED16,16,…の上方には白色LED15,15,…及び赤色LED16,16,…から発せられた光を拡散させる半透明の被覆板17が配置されてなっている。
【0019】各帯状発光部12は、基体14上に例えば3個ずつの白色LED15,15,15及び赤色LED16,16,16が固定され、白色LED15,15,15及び赤色LED16,16,16の上方には白色LED15,15,15及び赤色LED16,16,16から発せられた光を拡散させる半透明の被覆板18が配置されてなっている。各点状発光部13は、基体14上に例えば1個ずつの白色LED15及び赤色LED16が固定され、白色LED15及び赤色LED16の上方には白色LED15及び赤色LED16から発せられた光を拡散させる半透明の被覆板19が配置されてなっている。なお、互いに隣接する面状発光部11と帯状発光部12、面状発光部11と点状発光部13、帯状発光部12と点状発光部13は、枠部材21によって画成されている。また、この例では、略正六角形状の多数の面状発光部11の他に、面状発光部11を発光表示体2の表面部に規則的に配列するために、数個の略正五角形状の非発光部も形成されている。
【0020】発光表示体2は、図1及び図2に示すように、台座7の支持板36上面に平行で発光表示体2の中心を通る水平軸と、この水平軸に直交し発光表示体2の中心を通る直交軸との周りに回転可能なように略円環状の支持体22を介して台座7に取り付けられている。すなわち、発光表示体2には、共に軸心が直交軸であるDCモータ23に取り付けられた軸部24aと、支持体22の内壁面に設けられた軸受け部25に摺動可能に嵌挿された軸部24bとが固定されている。DCモータ23は、支持体22の内壁面に取り付けられて、軸部24aを回転させることによって発光表示体2を上記直交軸の周りに回転させる。また、支持体22の外壁面には、共に軸心が水平軸であるDCモータ26に取り付けられた軸部27aと、台座7の支持板36に設けられた軸受け部28に摺動可能に嵌挿された軸部27bとが固定されている。DCモータ26は、台座7の支持板36に取り付けられて、軸部27aを回転させることによって支持体22び発光表示体2を上記水平軸の周りに回転させる。
【0021】また、軸部24b内部には、図5に示すように、絶縁部を介して同心円状に二重に導体部29a,29bが形成されて、導体部29a,29bが軸受け部25の対応する導体部31a,31bの端部に回転状態であっても常時電気的に接続している。ここで、図6に示すように、軸受け部25の内壁の所定の箇所には溝部32が形成され、この溝部32にばね性を有する接続用端子33が配置されて、接続用端子33が軸部24bを押し付けることによって、接触不良を防止している。この接続箇所を介して、コントローラ3側から供給された電力は、発光表示体2内部に配置された表示体制御部8に伝送される。発光表示体2の各LED14(15)へは、この発光表示体2を介して電力が供給される。軸部24bと同様に、軸部27bの内部については、絶縁体を介して同心円状に四重に導体部が設けられて、導体部が軸受け部28の対応する導体部の端部に回転状態であっても常時電気的に接続している(図示略)。この接続箇所を介して、コントローラ3側から供給された電力は、DCモータ23と表示体制御部8とに伝送される。
【0022】コントローラ3は、台座7の支持板36の裏面の所定の箇所に取り付けられている。回転駆動部4は、円環状の支持体22に取り付けられた発光表示体2を上記水平軸と直交する直交軸の周りに回転させるDCモータ23と、支持体22を水平軸の周りに回転させる上述したDCモータ26と、DCモータ23の軸(軸部24a)の回転量を検出するためのエンコーダ51と、DCモータ26の軸(軸部27a)の回転量を検出するためのエンコーダ52とを有している(図7参照)。操作部5は、各競技者が用いる表示操作用ジョイスティック34a(34b)と回転操作用ジョイスティック35a(35b)とを有している。
【0023】表示操作用ジョイスティック34a(34b)は、操作者が前後左右の4方向にスティックを傾けて4つの方向をコントローラ3に対して入力することによって、発光表示体2の点滅状態の帯状発光部12を4つの方向へ向けて移動させて点灯させる箇所を選択するために用いられる。回転操作用ジョイスティック35a(35b)は、操作者が前後左右の4方向にスティックを傾けて4つの方向をコントローラ3に対して入力することによって、発光表示体2の回転方向を4つの方向のうち一つを選択して発光表示体2を回転させるために用いられる。案内表示部6a,6bは、例えば液晶表示装置からなっており、台座7の支持板36上の周縁部に取り付けられている。台座7は、中央部に開口が設けられ支持体22及び発光表示体2を支持するための平板状の支持板36と、支持板36裏面の四隅の下部に取り付けられた脚部37,37,…とを有している。
【0024】次に、この例のゲーム装置1の電気的構成について説明する。この例のゲーム装置1は、図7に示すように、上述した発光表示体2と、コントローラ3と、回転駆動部4と、操作部5と、案内表示部6a,6bと、表示体制御部8とを備えている。コントローラ3は、コントローラ本体の構成各部を制御する主制御部(表示制御手段、表示判定手段、競技結果判定手段、案内指示手段)41と、主制御部41が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部42と、無線電波の送受信を行うアンテナ43と、表示信号を変調してアンテナ43を介して無線電波として表示体制御部8へ送信する無線通信部44と、モータ駆動制御部45と、エンコーダ52から送出されてきた信号に基づいて回転量信号を生成するエンコーダカウンタ46を有している。
【0025】主制御部41は、記憶部42に記憶された処理プログラムを実行する。記憶部42は、ROM、RAM等の半導体メモリからなっている。記憶部42には主制御部41が実行する競技プログラム等の各種処理プログラムや、各種情報等が記憶されると共に、主制御部41がプログラム実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されている。競技プログラムには、回転操作用ジョイスティック35a(35b)から送られてきた操作信号に基づいて、モータ駆動制御部45を制御して、DCモータ23、26を回転駆動するための手順が記述されている。また、競技プログラムには、エンコーダカウンタ46から送られてきた回転量信号や、エンコーダカウンタ56で生成されアンテナ43を介して受け取った回転量信号に基づいて、発光表示体2の姿勢情報を生成する手順が記述されている。また、競技プログラムには、上記姿勢情報と表示操作用ジョイスティック34a(34b)から送られてきた操作信号とに基づいて発光制御信号を生成し、無線通信部44を介して表示体制御部8へ送信する手順や、各帯状発光部12及び点状発光部13の発光/未発光状態に応じて、面状発光部11を発光制御するための手順等が記述されている。
【0026】また、無線通信部44は、表示体制御部8から受け取った無線電波をアンテナ43を介して受信した場合は、回転量信号に復調して、主制御部41に送る。回転駆動部4は、発光表示体2を上記直交軸の周りに回転させるDCモータ23と、支持体22を水平軸の周りに回転させるDCモータ26と、DCモータ23の軸(軸部24a)の回転量を検出するためのエンコーダ51と、DCモータ26の軸(軸部27a)の回転量を検出するためのエンコーダ52とを有している。表示体制御部8は、コントローラ3から受け取った無線電波をアンテナ53を介して受信して発光制御信号に復調する無線通信部54と、発光制御信号に基づいて白色LED15,15,…、赤色LED16,16,…を発光させる発光制御部55と、エンコーダ51から送出されてきた信号に基づいて回転量信号を生成するエンコーダカウンタ56とを有している。なお、エンコーダカウンタ56で生成された回転量信号は、無線通信部54へ送られて変調されてアンテナ53を介して無線電波としてコントローラ3へ送信される。
【0027】次に、図8乃至図10を参照して、この例のゲーム装置の動作について説明する。まず、一方の競技者が、コントローラ3の起動スイッチ(不図示)を押下すると、主制御部41は、案内表示部7に、「先手、後手を決めてください。右側の表示操作用ジョイスティックの開始釦を先に押した競技者が先手となり、発光表示体上に赤色表示されます。」とメッセージが表示される。一方の競技者が、表示操作用ジョイスティック34a(34b)の開始釦57a(57b)(図1参照)を押下すると、開始信号が主制御部41へ送られ、主制御部41は、これより、競技プログラムを実行する。主制御部41は、発光制御信号を無線送信部44を介して発光表示制御部8へ送信する。これにより、まず、所定の帯状発光部12が赤色に点滅する。ここで、この先手の競技者は、回転操作用ジョイスティック35a(35b)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34a(34b)によって、赤色に点滅させる帯状発光部12を移動させ、所望の位置の帯状発光部12を選択し、確定キー58a(58b)を押下する。選択された帯状発光部12は、図8に示すように、点滅を止めて赤色に点灯する。同時にこの帯状発光部12の両側の点状発光部13,13も赤色に点灯する。
【0028】次に、主制御部41は、発光制御信号を無線通信部44を介して表示体制御部8へ送信する。これにより、まず、最初に先手の競技者が選択し赤色に点灯している帯状発光部12を除いた所定の帯状発光部12が白色に点滅する。次に、後手の競技者は、回転操作用ジョイスティック35b(35a)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34b(34a)によって、白色に点滅させる帯状発光部12を移動させ、所望の位置の帯状発光部12を選択し、確定キー58b(58a)を押下する。ここで、選択された帯状発光部12は、点滅を止めて白色に点灯する。後手の競技者は、続けて回転操作用ジョイスティック35b(35a)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34b(34a)によって、白色に点滅させる帯状発光部12を移動させ、所望の位置の帯状発光部12を選択し、確定キー58b(58a)を押下する。ここで、選択された帯状発光部は、点滅を止めて白色に点灯する。
【0029】次に、主制御部41は、発光制御信号を無線送信部44を介して表示体制御部8へ送信する。これにより、所定の帯状発光部12が赤色に点滅する。先手の競技者は、再び回転操作用ジョイスティック35a(35b)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34a(34b)によって、さらに2箇所の帯状発光部12,12を選択して、赤色に発光するようにする。このようにして、各競技者は、交互に続けて2箇所の帯状発光部12,12を選択する。この結果、例えば、所定の面状発光部11の周囲の先手の競技者が選択して点灯した6つの点状発光部13,13,…のうち、少なくとも3つの点状発光部13で赤色に点灯した場合は、主制御部41は、この面状発光部9を赤色に点灯させる。すなわち、この面状発光部11のすべての赤色LED16,16,…を点灯させる。同様に、所定の面状発光部11の周囲の後手の競技者が選択して点灯した6つの点状発光部13,13,…のうち、少なくとも3つの点状発光部13で白色に点灯した場合は、主制御部41は、この面状発光部9を白色に点灯させる。
【0030】ここで、図9に示すように、所定の面状発光部9の周囲の6つの点状発光部13,13,…のうち、全部の点状発光部13,13,…で赤色LED16が点灯した場合はもちろん、図10に示すように、所定の面状発光部11の周囲の6つの点状発光部13,13,…のうち、複数の点状発光部13で未点灯であったとしても、この点状発光部13が一方の側にある帯状発光部12の他方の側の点状発光部13で、既に点灯している場合は、主制御部41は、この面状発光部11を赤色に点灯させる。このようにして、次にどの帯状発光部11を選択しても帯状発光部11の両側の点状発光部13,13のうち少なくとも一方が既に点灯している場合は、これで競技は終了となる。ここで、主制御部41は、赤色LED16が発光した面状発光部11が多い場合は、先手の競技者の勝利とし、白色LED15が発光した面状発光部11が多い場合は、後手の競技者の勝利とし、この旨のメッセージを案内表示部6a,6bに表示させる。
【0031】このように、この例の構成によれば、選択した箇所が立体的に発光表示されるので、競技者は、飽きることなくゲームを楽しむことができる。また、競技者は、空間把握能力を養うことができる。また、発光表示体2を回転させることによって、競技者は、姿勢を変えたり移動することなく、様々な角度から発光表示体2の表示状態を観察し、競技を楽しむことができる。また、競技者は発光した面状発光部11の数を数えなくても対戦結果を知ことができる。また、競技する2人の競技者で、先手と後手の間に有利、不利がなくなるので、両者間でハンデをつける必要がない。
【0032】◇第2実施例図11は、この発明の第2実施例であるゲーム装置の電気的構成を示すブロック図、また、図12は、同ゲーム装置の表示体の要部の構成を示す断面図である。この例が上述した第1実施例と大きく異なるところは、図11及び図12に示すように、面状発光部等の表示素子としてLEDに代えて液晶表示素子を用いるようにした点である。これに伴い、表示体内の中心部には照明用の光源が配置されている。これ以外の構成は、上述した第1実施例の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
【0033】この例のゲーム装置1Aは、図11に示すように、表示体2Aと、コントローラ3Aと、回転駆動部4と、操作部5と、案内表示部6a,6bと、表示体制御部8Aとを備えている。表示体2Aは、上述した第1実施例で述べたように、ハニカム状に配置された略正六角形状の多数の面状発光部と、帯状発光部と、点状発光部とを有し、カラー表示の液晶表示パネル61が光源62から供給される照明光をオン/オフすることによって、所定の表示色で表示を行う。液晶表示パネル61は、図12に示すように、透過型のパネルであり、間隙を介して対向して固定されたTFT基板63とCF基板64との間に液晶65が封入されて構成されている。ここで、TFT基板63は、透明ガラス基板上に信号線と走査線がマトリックス状に配置され、これらの交点にTFTと画素電極とが接続されてなり、CF基板64は、透明ガラス基板上にカラーフィルタと共通電極とが形成されてなっている。
【0034】コントローラ3Aは、コントローラ本体の構成各部を制御する主制御部41Aと、主制御部41Aが実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部42Aと、無線電波の送受信を行うアンテナ43と、表示制御信号を変調してアンテナ43を介して無線電波として表示体制御部8Aへ送信する無線通信部44と、モータ駆動制御部45と、エンコーダ52から送出されてきた信号に基づいて回転量信号を生成するエンコーダカウンタ46を有している。ここで、表示制御信号は、表示色選択信号を含んでいる。
【0035】表示体制御部8Aは、コントローラ3Aから受け取った無線電波をアンテナ53を介して受信して表示制御信号に復調する無線通信部54と、表示制御信号に基づいて、液晶表示パネル61を制御する表示制御部55Aと、エンコーダカウンタ56とを有している。この例のゲーム装置の動作については、第1実施例で述べたのと略同一なので、その説明を省略する。
【0036】この例の構成によれば、上述した第1実施例と略同様の効果を得ることができる。加えて、表示色を、多数の表示色のなかから自由に選択できるので、競技者は好みに応じて表示色を選択してゲームを楽しむことができる。
【0037】◇第3実施例図13は、この発明の第3実施例であるゲーム装置の電気的構成を示すブロック図である。この例が上述した第1実施例と大きく異なるところは、図13に示すように、発光表示体のコンピュータグラフィクス画像をディスプレイ装置71に表示させるように構成した点である。これに伴って例えば表示体制御部や回転駆動部等は廃されている。これ以外の構成は、上述した第1実施例の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
【0038】この例のゲーム装置1Bは、図13に示すように、コントローラ3Bと、操作部5と、ディスプレイ装置71とを備えている。コントローラ3Bは、主制御部41Bと、記憶部42Bと、主制御部41Bの制御に基づいてディスプレイ装置71へ送る画像信号を生成する画像信号生成部72とを有している。主制御部41Bは、記憶部42Bに記憶された処理プログラムを実行する。記憶部42Bは、ROM、RAMや、FD(フロッピー(登録商標)・ディスク)、HD(ハード・ディスク)、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、CD−ROMドライバ等からなっている。記憶部42Bには主制御部41Bが実行する競技プログラム等の各種処理プログラムや、各種情報等が記憶されると共に、主制御部41Bがプログラム実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されている。この例の競技プログラムは、表示体画像生成プログラムを含んでいる。表示体画像生成プログラムには、表示体画像に対する回転操作や、所定の面状発光部等を所定の色で彩色する操作等を施す手順が記述されている。画像信号生成部72は、表示体画像生成プログラム等に基づいて主制御部41Bが調整した画像情報を受け取って、ディスプレイ装置71へ送る画像信号を生成する。
【0039】次に、この例のゲーム装置の動作について説明する。まず、コントローラ3Bの起動スイッチ(不図示)が押下されると、主制御部41Bは、画像情報を画像信号生成部72へ送り、画像信号生成部72は、この画像情報に基づいて画像信号を生成して、発光表示体のコンピュータグラフィクス画像をディスプレイ装置71に表示させる。次に、一方の競技者が、表示操作用ジョイスティック34a(34b)の開始釦57a(57b)(図1参照)を押下すると、開始信号が主制御部41Bへ送られる。これによって、主制御部41Bの制御により、画像信号生成部72は画像信号をディスプレイ装置71へ送って、まず、所定の帯状発光部が赤色に点滅するように表示させる。ここで、この先手の競技者は、回転操作用ジョイスティック35a(35b)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34a(34b)によって、赤色に点滅させる帯状発光部を移動させ、所望の位置の帯状発光部を選択し、確定キー58a(58b)を押下する。選択された帯状発光部は、点滅を止めて赤色に点灯するように、ディスプレイ装置71に表示される。同時にこの帯状発光部の両側の点状発光部も赤色に点灯する。
【0040】次に、主制御部41Bの制御により、画像信号生成部72は画像信号をディスプレイ装置71へ送って、最初に先手の競技者が選択し赤色に点灯している帯状発光部を除いた所定の帯状発光部が白色に点滅する。次に、後手の競技者は、回転操作用ジョイスティック35b(35a)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34b(34a)によって、白色に点滅させる帯状発光部を移動させ、所望の位置の帯状発光部を選択し、確定キー58b(58a)を押下する。ここで、選択された帯状発光部は、点滅を止めて白色に点灯するように、ディスプレイ装置71に表示される。後手の競技者は、続けて回転操作用ジョイスティック35b(35a)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34b(34a)によって、白色に点滅させる帯状発光部を移動させ、所望の位置の帯状発光部を選択し、確定キー58b(58a)を押下する。ここで、選択された帯状発光部は、点滅を止めて白色に点灯するように、ディスプレイ装置71に表示される。
【0041】次に、主制御部41Bの制御により、画像信号生成部72は画像信号をディスプレイ装置71へ送って、所定の帯状発光部が赤色に点滅する。先手の競技者は、再び回転操作用ジョイスティック35a(35b)を操作しながら、表示操作用ジョイスティック34a(34b)によって、さらに2箇所の帯状発光部を選択して、赤色に発光するようにする。このようにして、各競技者は、交互に続けて、ディスプレイ装置71に表示された2箇所の帯状発光部を選択する。この結果、例えば、所定の面状発光部の周囲の先手の競技者が選択して点灯した6つの点状発光部のうち、少なくとも3つの点状発光部で赤色に点灯した場合は、主制御部41Bの制御により、画像信号生成部72は画像信号をディスプレイ装置71へ送って、この面状発光部を赤色に点灯させる。このようにして、次にどの帯状発光部を選択しても帯状発光部の両側の点状発光部のうち少なくとも一方が既に点灯している場合は、これで競技は終了となる。ここで、主制御部41Bは、赤色に発光した面状発光部が多い場合は、先手の競技者の勝利とし、白色に発光した面状発光部が多い場合は、後手の競技者の勝利とし、この旨を画像信号生成部72を介してディスプレイ装置71に表示させる。
【0042】この例の構成によれば、上述した第1実施例と略同様の効果を得ることができる。加えて、競技者は台座に取り付けられた発光表示体を持ち歩かなくても、競技プログラムを格納したフロッピーディスクやCD−ROM等をパーソナルコンピュータ等のドライバに装着して、上記競技プログラムを読み込ませて、場所を問わず手軽にゲームを楽しむことができる。
【0043】以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実施例では、2人でゲームを行う場合について述べたが、面状表示部等が3色以上で発光可能なように構成し、3人以上で行うようにしても良い。また、2人1組で4人で競技を行うようにしても良い。例えば3人で競技を行う場合は、最初の競技者が1箇所、次の競技者が2箇所、最後の競技者が3箇所の帯状発光部を選択して、以降、順に3箇所の帯状発光部を選択するようにしても良い。また、1人の競技者に対して、主制御部が他の単数又は複数の競技者に代わって、帯状発光部12を選択して対戦するように構成しても良い。
【0044】また、発光表示体2を2つの回転軸に限らず、1つの回転軸の周りに回転させるようにしても良い。また、回転駆動用のモータは、DCモータとは限らず、ACモータであっても良い。また、発光表示体2内部に例えばLED用の電源として電池を配置してもよい。また、発光素子としてLEDに限らず、例えばEL素子を用いるようにしても良い。また、発光表示体2の回転は手動で行うようにしても良い。また、各競技者専用に発光表示体2を複数設けてそれぞれ同一の表示を行うようにしても良い。また、面状発光部の平面形状は六角形に限らず、これ以外の多角形でも良い。また、発光表示体2は、例えば略円筒形状でも良い。
【0045】また、表示操作用ジョイスティックに代えて、例えば小型のレーザー発振器(例えばレーザーポインタ)を用いて、レーザー光を帯状発光部に設けた受光素子に照射して所望の帯状発光部を指定するようにしても良い。また、例えば番号を表示した互いに隣接する面状発光部をキーボード(数字キー)等を用いて指定し、これらの面状発光部間の帯状発光部を特定するようにしても良い。また、回転操作用ジョイスティックに代えて、例えば、キーボード(矢印キー)等を用いて、発光表示体2の回転方向を指定するようにしても良い。また、競技者が所定の制限時間内に帯状発光部12を確定しなかった場合に、主制御部が競技者に代わって、任意の帯状発光部12をランダムに選択し、偶然性を加味するようにしても良い。
【0046】また、帯状発光部等を廃し、帯状発光部が配置されていた箇所に、競技者を例えば色によって識別可能な選択指定手段としての磁石を置いて、磁気的引力によって表示体上に保持されるようにし、面状発光部を囲んだときに、面状発光部を発光させるように構成しても良い。また、必ずしも発光させないで、例えば六角形状の面状部の周囲を選択指定手段としての磁石等で囲んで勝敗を競うようにしても良い。また、案内表示部6a,6bに加えて音声出力部を設けて音声によって指示や操作案内等を行うように構成しても良い。また、上述した実施例では、例えばLEDに供給する電力をコントローラから有線で供給し、発光制御信号を無線で送信する場合について述べたが、発光制御信号も有線で送信するようにしても良い。第2実施例では、例えば単色又はカラーで絵柄や文字を表示させるようにしても良い。第3実施例では、例えば各競技者が別々のディスプレイ装置を用いるようにしても良い。また、ネットワークを介して対戦を行うようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、選択した箇所が立体的に表示されるので、競技者は、飽きることなくゲームを楽しむことができる。また、競技者は、空間把握能力を養うことができる。また、表示体を回転させることによって、競技者は、姿勢を変えたり移動することなく、様々な角度から表示体の表示状態を観察し、ゲームを楽しむことができる。また、競技者は表示された面状表示部の数を数えなくても対戦結果を知ことができる。
【出願人】 【識別番号】598026574
【氏名又は名称】新井 功一
【出願日】 平成13年9月10日(2001.9.10)
【代理人】 【識別番号】100099830
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 征生
【公開番号】 特開2003−79784(P2003−79784A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−274308(P2001−274308)