| 【発明の名称】 |
ゴルフクラブのグリップカバー取付方法およびその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小川 弘
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| 【要約】 |
【課題】グリップカバーに対するシャフトのグリップ個所の押込み操作を極めて容易にし、よって工程を簡略にし、充分な固定強度を得ることを可能にし、不良品の発生を少なくすることを可能にする、新規のゴルフクラブのグリップ取付方法およびその装置を提供するものである。
【解決手段】グリップカバーの外端の空気抜き孔から当該グリップカバー内にエア、揮発性液体、水等流体を送り込むノズル部と、グリップカバーの外端個所を保持する保持部とを備えたことを特徴とするものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シャフトのグリップ個所をグリップカバー内に挿入する工程を、グリップカバーの外端に有するエア抜き孔から当該グリップカバー内にエア、無毒ガス、揮発性無毒液体、水等流体を送り込み乍ら行なうことを特徴とするゴルフクラブのグリップカバー取付方法。 【請求項2】 グリップカバーの外端のエア抜き孔から当該グリップカバー内にエア、無毒ガス、揮発性無毒液体、水等流体を送り込むノズル部と、グリップカバーの外端個所を保持する保持部とを備えたことを特徴とするゴルフクラブのグリップカバー取付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフクラブのグリップカバー取付方法およびその装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ゴルフクラブのシャフトに対するグリップカバーの取付として、両面接着テープを利用する方法等は知られている。 【0003】しかし乍ら、この方法は作業効率が悪かったり、不良品が生じ易すかったり、製造コストが高くついたりする等の問題点があった。 【0004】即ち、シャフトのグリップ個所の表面に両面テープを手作業若しくは機械により巻きつける工程、 両面テープの保護紙を剥除して粘着面を露出させる工程、シャフトに貼り付けた上記両面テープの表面およびグリップカバーの内面に溶剤を塗布して潤滑性を付与する工程、 シャフトをグリップカバーに挿入する工程等が必要であって、次のような問題点があった。 ・ シャフトの押込み作業が面倒で生産効率が悪い。 ・ シャフトをグリップカバーに挿入する際に、両面テープがめくれて剥がれる場合があり、固定強度が低下する。 ・ めくれの生じた所のグリップカバー表面に凹凸が生じた等の不良品が生じ易い。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の諸問題点を解決するためなされた、新規のゴルフクラブのグリップカバー取付方法およびその装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明に係るゴルフクラブのグリップカバー取付方法は、シャフトのグリップ個所をグリップカバー内に挿入する工程を、グリップカバーの外端に有するエア抜き孔から当該グリップカバー内にエア、無毒ガス、揮発性無毒液体、水等流体を送り込み乍ら行なうことを特徴とするものである。 【0007】同じく、本発明に係るゴルフクラブのグリップカバー取付装置は、クリップカバーの外端のエア抜き孔から当該グリップカバー内にエア、無毒ガス、揮発性無毒液体、水等流体を送り込むノズル部と、グリップカバーの外端個所を保持する保持部とを備えたことを特徴とするものである。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に依拠して具体的に説明する。 【0009】先ず、図4および図5に示すような、グリップカバー1の外端のエア抜き孔2から当該グリップカバー1内にエアを送り込むためのノズル部3と、グリップカバー1の外端個所を保持するための次に詳述する構成の保持部4から成るグリップ取付装置5を構成し、ノズル部3にコンプレッサー(図示せず)から伸びたチューブ6を連結する。 【0010】保持部4は、上記のノズル部3の口端を底部の中央に突出した状態として且つ同ノズル部3のチューブ接続端を側面に突出した状態として装備した皿形形状体7に設けたものであって、当該皿形形状体7の外周壁に左右1対の操作ネジ8,9を求心方向に遠近可能の対向配置状態として設け、これ等左右各操作ネジ8,9の内端に円弧形状の押し当て部材10,11を僅かに揺動できる状態として設けたものである。 【0011】而して、図5に示すように押し当て部材10,11の間にグリップカバー1の外端を挟み入れて当該グリップカバー1の外端のエア抜き孔2とノズル部3の口端とを連結状態とすると共に操作ネジ8,9を締め付け、よってグリップカバー1の外端個所にグリップ取付装置5を保持する。 【0012】然る後、ノズル部3からグリップカバー1内にエアを送り込み乍ら当該グリップカバー1内にシャフトのグリップ個所12を、当該グリップ個所12の外端がグリップカバー1の外端内に達するところまで押入し(図2および図3参照)、当該達した時点で上記エアの送り込みを停止し、グリップ取付装置5を外して完了する。 【0013】上記のグリップ個所12の押入のときには、送り込まれたエアが、シャフトのグリップ個所12の外周面とグリップカバー1の内周面との間を介してグリップカバー1の内端側口から外に排出される。この場合、当該エア圧がグリップカバー1の内径を僅かに大きくして同間にエア膜を形成し、上記押入操作を容易なものにする。 【0014】また、エアの送り込みを停止したときには、エア圧がなくなり、グリップカバー1の径が小さくなってシャフトのグリップ個所12を強く締め付け、よって抜けないようになる。 【0015】なお、上記押し込み操作の際には、空いている方の手指を使ってグリップカバー1を外から軽く握ったり離したり、しごいたりすることで、エアの通りを良くしたり、押し込みを楽になるようにしたりすることが望ましい。 【0016】 【作用】本発明は、上記したように、その実施に際しては、要するに、送り込まれたエアがシャフトのグリップ個所12の外周面とグリップカバー1の内周面との間を介してグリップカバー1の内端側口から外に排出できるようにすることが要点であるので、上記従来の技術で述べた両面接着テープを利用する方法のように、シャフトのグリップ個所に両面接着テープを巻いたものでも押込みが容易に行なうことができる。この場合には潤滑性を付与するための溶剤を使う必要がなくなり、溶剤による火災等事故を解消できる。また、本発明ははみ出さない程度の少量の接着剤を利用して止めるようにすることでも実施できる。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば、グリップカバーに対するシャフトのグリップ個所の押込み操作を面倒な工程を必要とせずに極めて容易になすことができ、充分な強度で固定することができ、不良品の発生も少なくすることができるものである。しかも火災の原因にもなっていた溶剤を使用しないでも実施することができる利点がある等の著効を奏するものである。 【0018】また、請求項1に係るゴルフクラブのグリップカバー取付方法は、送り込まれたエアがシャフトのグリップ個所12の外周面とグリップカバー1の内周面との間を介してグリップカバー1の内端側口から外に排出させればよいものであるので、上記保持装置を使用せずに、コンプレッサーのノズルからグリップカバー1の外端のエア抜き孔2に送入することでも実施できて好都合である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591189188 【氏名又は名称】株式会社鴨下精衡所
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| 【出願日】 |
平成14年2月1日(2002.2.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−225334(P2003−225334A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−25191(P2002−25191) |
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