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【発明の名称】 高跳び競技用支持具
【発明者】 【氏名】高橋 貞二
【住所又は居所】東京都江東区木場6丁目4番38号 株式会社エバニュー内

【氏名】古沢 幸男
【住所又は居所】東京都江東区木場6丁目4番38号 株式会社エバニュー内

【氏名】田辺 嘉一
【住所又は居所】東京都江東区木場6丁目4番38号 株式会社エバニュー内

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項 1】ポール1に上下動自在に取付けられる本体2の片側方には、平面を呈するバー載置台3を上面に有する支持部4を備え、該支持部4と対称な側方には、一面は斜面を呈し、上面には発条10を有し、ピン6によって後記作動ボタン7と連結された係止部5を備え、この係止部5に、前記斜面に対向する斜面を有し、該斜面と平行位置に貫設された長孔9を有するとともに、斜面上方の庇部には前記発条10嵌合用の半孔11を設けた作動ボタン7を内装したことを特徴とする高跳び競技用支持具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走り高跳びや棒高跳び競技の用具に係り、特に所望位置でバーを載置する支持具に関するものである。この種の用具には正式な競技場で限定された競技者にのみ使用される施設用と、学校や一般の競技場で、教育や市民スポーツ用として多くの人々に使用されるものとに大別されるが、本発明は後者のものに適するように考えられたものである。
【0002】
【従来の技術】上記機種の代表的な従来品は、高さ目盛が表示されたポールを台座に立て、このポールに摺動自在に設けられた支持具にバーを載せ、支持具を上下に摺動して高低調節を行い、所望位置でハンドル螺子で支持具で締め付け固定するものであった。この方法は点で固定するため、所謂「グラツキ」が生じてしまっていた。そこで本発明人らは、これらの問題を解決するため先に実公平6−7725号を考案した。しかしながら、該考案品でも長期間使用した場合は完全に防止する事ができず、前記の所謂「グラツキ」が多少ではあるが発生してしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に着目してなされたもので、従来品の、ポールに摺動自在に設けられるバー載置支持具の係止手段に工夫をこらし、所謂「グラツキ」の問題の解決を図るものである。具体的には、係止手段に楔の原理を採用し、簡便な方法ながらより完全な固定状態を得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の高跳び競技用支持具は、 ポールに上下動自在に取付けられる本体の片側方には、平面を呈するバー載置台を上面に有する支持部を備え、該支持部と対称な側方には、一面は斜面を呈し、上面には発条を有し、ピンによって後記作動ボタンと連結された係止部を備え、この係止部に、前記係止部の斜面に対向する斜面を有し、該斜面と平行位置に貫設された長孔を有するとともに、斜面上方の庇部には前記発条嵌合用の半孔を設けた作動ボタンを内装し課題を解決するための手段としている。
【0005】
【作用】本発明は、以上のような構成を有する高跳び競技用支持具を提供するもので、作動ボタンを押せば、斜面上部の庇に設けられた発条が圧縮されて下降するので、それまでポールと係止固定状態であった係止具は、楔の役目を果たしている係止部が取除かれた状態を呈し、固定状態から開放されてフリー状態となる。もって該係止具を所望個所に移動し、次に、該所で作動ボタンを押している手を放せば、それまで圧縮されていた発条の反発力で、作動ボタンは押上げられ、固定個所に楔を打込んだような状態となり、その場で瞬時に固定状態を保持する。このとき、該ボタンと係止部とは貫挿されたピンによって連結されているが、前記ボタンの斜面と平行に長孔が設けられているので、長孔におけるピン位置が変動する事ができ、連結状態を損なうこと無く上下動の作動は支障なく行われるばかりでなく、簡便にして且つ反復可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る高飛び競技用支持具をポールに支柱に取付け固定したときの状態を説明するもので、図2は図1の、特に本発明の要部である係止固定部のみを一部切欠で示し、図3はその係止固定部で重要な役目を果たす作動ボタンの説明図で、図4は、ポールに本発明品が固定されているときの主要部材の状態を、図5は図4の固定状態から解除され上下動自在となったときにおける、主要部材の状態をそれぞれ示すものである。
【0007】本発明に係る高飛び競技用支持具は、ポールが嵌挿される略円形を呈する本体2と、この本体の片側方には、平面的なバー載置台3を上方に備えている支持部4と、該支持部の対称側方に、一面は斜面を呈し、平面的な上面には発条10を備えた係止部5を有し、この係止部に、前記斜面に対向する斜面を有し、該斜面と平行位置に貫設された長孔9を有するとともに、斜面上方の庇部には前記発条嵌合用の半孔11を備えた作動ボタン7を、前記係止部5に内装して構成されている。作動ボタン7と係止部5とは、作動ボタンの長孔9に嵌挿入されたピン6によって連結されていて、作動ボタンは前記長孔の範囲内で上下動自在となっている。
【0008】本発明品がポール1に係止固定されている状態の図4において、係止部5の上面に設けられた発条10の反発力によって作動ボタン7は常に上方に押上げられている。したがって、作動ボタン7の斜面と係止部5の斜面との接合面Aは強く密着し、係止部5は楔の役目を果たすこととなっている。尚、図中符号8で示されたものは本発明品とポールとの接合面Bにおける係止状態をより確かなものにするために、作動ボタンの接合面に取付けたゴム体である。
【0009】本発明品を所望位置まで移動させるために、係止固定された図4の状態を解除する図5において、作動ボタンを下方に押すと、発条を圧縮しながら該ボタンは下降を開始し、斜面と平行にして貫設された長孔9におけるピン6の位置は、該孔の上 部に位置するようなり、作動ボタン7の斜面と係止部5との斜面との接合面Aと、作動ボタン7とポール1との接合面Bとが同時に固定状態を解除し、本発明品は上下動自在となる。特にこのとき、係止部と作動ボタンとの接合面Aの固定状態が解除されることは、打込まれた楔が取除かれた形となるので、上下動を阻害する要因は無く、簡便にして且つ余分な力を要しない。さらに所望位置まで移動させ、下方に押している作動ボタンから手を離せば、発条の反発力で作動ボタンは瞬時に押上げられ、前記説明の図4の状態に戻って再び固定状態を確実にしかも強固に行うこととなる。
【0010】
【発明の効果】本発明の高跳び競技用支持具は、ポールに上下動自在に取付けられる本体の片側方には、平面を呈するバー載置台を上面に有する支持部と、該支持部と対称な側方には、一面は斜面を呈し、上面には発条を有するた係止部とを備え、この係止部に、前記斜面に対向する斜面を有し、該斜面と平行位置に貫設された長孔を有するとともに、斜面上方の庇部には前記発条嵌合用の半孔を備えた作動ボタンを内装したことを特徴とするものである。したがって、固定のときは係止部が楔の役目を果たすこととなり、その固定は強固なものとなっているばかりでなく、所望位置に移動する作動は、作動ボタンを下方に押し下げるだけで固定状態を解除できるので、その操作は容易である。更に、再固定のときは下げている手を離せば発条の働きによって、楔を打込んだ状態を瞬時に行われるので、多数の競技者や生徒が次々と使用する一般の競技場や学校などでの用具として最適なものと言える。
【出願人】 【識別番号】000128153
【氏名又は名称】株式会社エバニユー
【住所又は居所】東京都江東区木場6丁目4番38号
【出願日】 平成13年12月6日(2001.12.6)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−169860(P2003−169860A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−402475(P2001−402475)