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【発明の名称】 投球ゲーム具
【発明者】 【氏名】大塩 宏三

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枠体(1)において、縦枠部(1A)縦枠部(1B)に複数個の発光体(2a1,2a2・・・2an)と受光体(2b1,2b2・・・2bn)を各々互いに対向して設け、横枠部(1C)横枠部(1D)に複数個の発光体(2c1,2c2・・・2cn)と受光体(2d1,2d2・・・2dn)を各々互いに対向して設け、枠体(1)に固定具(5)と画像表示装置(6)の表示画面(6a)を制御するコントローラ(3)を設け、該コントローラ(3)から送られる画像制御信号によって表示画面(6a)に標的を映し出し、該標的を狙って投げるボールの枠体(1)内を通過するボールの位置を前記受光体(2b1,2b2・・・2bn)と受光体(2d1,2d2・・・2dn)で検出し、該各検出信号に基づいて通過するボールの位置を前記コントローラ(3)で演算し、表示画面(6a)にそのボールの標的への命中を表示して投球ゲームをする投球ゲーム具。
【請求項2】 枠体(1)において、枠体(1)を形成する枠部に固定具(5)を設け、該枠部を固定具(5)によって画像表示装置(6)に設置することで、粋体(1)を形成して構成するようにした請求項1記載の投球ゲーム具。
【請求項3】 枠体(1)において、枠体(1)を形成する枠部の長さを可変できるようにした請求項1又は2記載の投球ゲーム具。
【請求項4】 画像表示装置(6)において、表示画面(6a)の周縁部の上部(6C)と下部(6D)に複数個の発光体(2c1,2c2・・・2cn)と受光体(2d1,2d2・・・2dn)を各々互いに対向して設け、前記周縁部の横部(6E)と横部(6F)に複数個の発光体(2a1,2a2・・・2an)と受光体(2b1,2b2・・・2bn)を各々互いに対向して設け、画像表示装置(6)の表示画面(6a)を制御するコントローラ(3)を設け、該コントローラ(3)から送られる画像制御信号によって表示画面(6a)に標的を映し出し、該標的を狙って投げるボールの表示画面(6a)に到達するボールの位置を前記受光体(2b1,2b2・・・2bn)と受光体(2d1,2d2・・・2dn)で検出し、該各検出信号に基づいて到達するボールの位置を前記コントローラ(3)で演算し、表示画面(6a)にそのボールの標的への命中を表示して投球ゲームをする投球ゲーム具。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は、室内で投球ゲームを楽しむ投球ゲーム具に関する。
【従来の技術】最近、投球コントロールを競うゲームとして、ストラックアウトゲームが流行っており、格子状に並べた9枚のパネルにボールをぶつけて、パネルを落としていくゲームである。このゲームはパネルを落としていく爽快感があるが、ゲームプレイヤーが替わる度にパネルを元に戻して装着する作業が必要で、手間がかかって面倒であった。また、ボールの通過位置を光電センサで検出して、表示手段にそのボールの通過位置を表示するものとして、例えば特開2000−342735号公報が提案されている。しかしその表示手段は、縦横それぞれ3つに区画されたパネルで構成され、各パネルは最初から固定した大きさと形状のものであって、そのため標的となるその表示手段は、ピッチャーマウンドからホームベース上までの18mの距離で投球する一つの固定した難易度であり、また標的自体もワンパターンであり、練習の難易度を変えられず、面白味にも乏しかった。また、その表示手段はその練習機用に新規に作製する必要があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題に鑑みてなされたもので、投球コントロールを競うゲームや練習機において、標的を表示画面上に映し出すことで、メカ的に標的を装着する作業の面倒を無くすことであり、また標的の大きさやパターンを表示画面上で可変設定できる構成にして、前記ゲームや練習機の難易度を可変できるようにすることであり、また標的のパターンも幾種類か可変設定できる構成にすることで、面白味のあるゲームや練習ができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決させるために、ボールの通過位置を検出する光センサを縦と横に複数個対向して設け、その通過位置を検出する光センサからの各信号に基づいて、画像表示装置の標的となる表示画面上にボールの到達位置の画像信号を送るコントローラを設け、コントローラへの入力操作によって、表示画面上に映し出す標的の大きさやパターンを可変設定させる構成である。
【発明の実施の形態】本発明が実施する形態を以下に列挙し、詳細については実施例で説明する。
画像表示装置としては、テレビ、プラズマディスプレイ、パソコン、液晶ディスプレイ、モニター装置、電光表示板等で実施できる。
一対の発光体と受光体の設ける個数は、3個以上でゲーム内容に応じて適宜個数を設けてよい。
ボールとしては、ゴムボールやスポンジボール等で実施できる。
画像表示装置に信号を送る伝送線は、コントローラ側とコネクタ接続するようにしてもよい。
枠体は、適宜幾種類もの大きさと形状のものを設けることができる。
固定具は、粋体を画像表示装置の前方に設置して固定できるものであればよく、例えば吸盤、面ファスナー(登録商標マジックテープ)、マグネット等で実施できる。
【実施例】本発明を、図面を基に説明する。第1図は本発明の投球ゲーム具の第1実施例の構成を示したものである。枠体1をある程度軟性と剛性をもった樹脂で長方形状に形成し、一つの実施例として適当な厚みをもったオレフィン系樹脂で形成し、枠体1の縦枠部1Aに一対の光センサ2の発光体2aとして、狭指向性の赤外線発光ダイオードでなる発光体2a1,2a2・・・2anを、図(b)に図示するように埋設させ、縦枠部1Bに一対の光センサ2の受光体2bとして、高感度のPINフォトダイオードでなる受光体2b1,2b2・・・2bnを、前記発光体2a1,2a2・・・2anと各々が対向する位置に埋設させる。同様に枠体1の横枠部1Cに一対の光センサ2の発光体2cとして、狭指向性の赤外線発光ダイオードでなる発光体2c1,2c2・・・2cnを埋設させ、横枠部1Dに一対の光センサ2の受光体2bとして、同様に高感度のPINフォトダイオードでなる受光体2d1,2d2・・・2dnを、前記発光体2c1,2c2・・・2cnと各々が対向する位置に埋設させる。各発光体2a1,2a2・・・2anと発光体2c1,2c2・・・2cnは、コントローラ3内に設けた電池3dの電源で、スイッチ3eをONにすると、ゲーム中はケーブル9を通じて常に通電された発光状態にあり、各対向する受光体2b1,2b2・・・2bnと受光体2d1,2d2・・・2dnは、常に受光状態にあり、各受光体2bと受光体2dの受光信号はケーブル9を通じてコントローラ3に送られる。本実施例の図示した構成では、発光体は向かって左側の縦枠部1Aと上側の横枠部1Cに設け、受光体は向かって右側の縦枠部1Bと下側の横枠部1Dに設けているが、発光体と受光体が互いに対向するように構成すればよく、発光体と受光体は向かって左側の縦枠部1Aと右側の縦枠部1Bのどちらに各設けてもよく、また同様に発光体と受光体は上側の横枠部1Cと下側の横枠部1Dのどちらに各設けてもよい。また受光体は太陽光などによる誤動作を防ぐため、太陽光をカットするため6〜7μm以上のみを通すカットオンフィルターでマスクしてもよく、また発光体もパルス状に発光させるように構成してもよい。枠体1の上部両端には、固定具5として、ひもの中央部に吸盤5aを付けたものを設けている。その吸盤5aを画像表示装置6の上面の適当な部位に吸着させることで、枠体1を表示画面6aの前面に設置して固定することができる。伝送線4の先端にはコネクタ4aが設けられており、画像表示装置6の外部入力端子にコネクタ4aを接続させることで、コントローラ3からのデータを画像表示装置6へと入力させることができる。次にコントローラ3内の構成について、第3図のブロック図によって説明する。コントローラ3内は制御部3a、メモリ部3b、操作入力部3cで構成され、スイッチ3eによって電池3dの電源が投入されると、CPU3a1が操作入力部3cからの操作指示のコマンドによって、ROM3b2に格納された画像と音声とゲームのプログラムが読み出される。枠体1を通過するボールの位置信号はケーブル9を通してそのデータがRAM3b1に保持され、そのデータに基づく画像と音声とゲームのプログラムが進行してゲームがなされる。画像処理プロセッサ3a2はプログラムの演算結果に基づいて、RAM3b1に画像データを書き込み、この書き込まれた画像データはインターフェイス(I/F)回路を通して伝送線4によって、画像表示装置6へと画像データが送られる。また音声信号処理プロセッサ3a3から出力される音声データは、同様にインターフェイス(I/F)回路を通して伝送線4によって、画像表示装置6へと音声データが送られる。第2図は、本発明の第2実施例の構成を示したものである。この実施例の構成では、枠体1の上部の両端に固定具5として、面ファスナー5b、5bを設けており、画像表示装置6の上面の適当な位置の2箇所に貼った面ファスナー5b、5bと互いに接面させることで、前記面ファスナー5bと面状に係着し、枠体1を表示画面6aの前面に設置させることができる。本実施例の構成ではコントローラ3を枠体1内に設けており、その前面に設けたスイッチ3eと操作入力部3cを操作することで、ゲームの開始とゲーム内容を設定できる。本実施例では画像表示装置6に接続する伝送線4として、既存のAVケーブルによって枠体1とコネクタ接続できるようになっている。その構成では、伝送線4が画像信号用コネクタ4a1(黄)と音声信号用コネクタ4a2(白),4a3(赤)を具備しており、画像表示装置6の外部入力端子に各接続することで、コントローラ3から画像データと音声データを画像表示装置6へと伝送できる。第4図は、本発明を実際に実施した状態を示すものである。図(a)において、画像表示装置6としてテレビ6Aを用いて、図のように面ファスナー5b,5bを、テレビ6Aの上面の適当な位置に貼った面ファスナー5b,5bと接面させて係着させ、枠体1を表示画面6aの全面が枠体1内の中央位置になるように設置する。次に伝送線4の画像信号用コネクタ4a1(黄)と音声信号用コネクタ4a2(白),4a3(赤)を、それぞれ枠体1側のコネクタ端子とテレビ6Aの外部入力端子に接続する。このように枠体1を設置させて、ゲーム開始はスイッチ3eを投入後、操作入力部3cからゲームの種類と設定値を入力してゲーム内容を設定させる。本実施例では、1から9までのパネルにボールを当てるストラックアウトゲームが設定されており、表示画面6aにその標的が画像表示されている。この状態でボール7を表示画面6a上の[3]のパネルめがけて投げて、そのボール7が見事[3]のパネルに命中すると、命中時前記した縦枠部1Bと横枠部1Dに設けられた受光体2b1,2b2・・・2bnと受光体2d1,2d2・・・2dnのうち、各々少なくとも一つの受光体がボール7によって光軸を遮られ、OFF状態になる。例えば一つの実施例として、受光体2b1,2b2,2b3と受光体2d1,2d2,2d3の各3個の受光体を、縦枠部1Bと横枠部1Dに設けて実施した場合、ボール7が表示画面6a上の[3]のパネルに命中した時には、受光体2b1と受光体2d3がOFF状態になる。そして受光体2bと受光体2dの各OFF信号はコントローラ3に送られ、コントローラ3でその信号に基づくゲームのプログラム処理がされ、そのプログラム処理のなされた画像と音声のデータが伝送線4によって、テレビ6Aの外部入力端子へと送られ、図(b)に図示するように、テレビ6Aの表示画面6a上の[3]のパネル部分が暗くなる画像処理がなされる。また音声データとして「3ばん」という音声にしてテレビ6Aのスピーカからその音声が出される。続けて表示画面6a上の[3]以外の各番号のパネルにボール7を次々に命中させると、その番号のパネル部分が次々と暗くなり、同時にその番号の音声がスピーカから発せられる。ボール7としては、柔らかいゴムボールやスポンジボール等で実施できる。第5図は、本発明を大型画面のプラズマディスプレイ6Bに実施したものである。プラズマディスプレイ6Bの表示画面6aは非常に大きい画面であり、ストラックアウトゲームの1から9までの各パネルを大きく表示できる。そのためホームベースからピッチャーマウンドまでの18mの距離にしても、実際にストラックアウトゲームが楽しめる。尚、図示のように例えば21インチのテレビ6Aの表示画面6a上のストラックアウトゲームの各パネルの大きさを、前記プラズマディスプレイ6Bの表示画面6a上の各パネルの大きさに対して、相似の関係式で5/18に縮小した場合、5mの距離からテレビ6Aの表示画面6a上の各パネルにボール7を命中させる難易度は、相似の関係式の分面積が小さくなるため、前記18mの距離でプラズマディスプレイ6Bの表示画面6a上の標的となる各パネルに、命中させる難易度とあまり変わらなくなる。そのため狭い室内でも18mの距離にある標的と同程度の難易度にして、ストラックアウトゲームを楽しむことができる。また同じ距離でも表示画面6a上に映し出す標的の大きさを、所望の大きさに縮小、拡大させることで、同じ距離にいて所望の難易度に可変設定してゲームが楽しめる。第6図は、ゲーム画面の標的となる種類を示した実施例である。コントローラ3の操作入力部3cからの操作設定によって、例えば図(a)(b)(c)に示すような標的を表示画面上に映し出して実施することも可能である。図(a)はストラックアウトゲームのパネルを縦4列、横4列の1から16の16パネルに標的を設定したものである。図(b)は標的を大小の円を同心円にして順に大きくした円を重ねたものである。ゲーム方法としては、例えば中心にボールを命中させるほど得点を高くなるようにでき、投球数と総得点を競うゲームにして楽しめる。また発光体2aと発光体2c、受光体2bと受光体2dの素子数を増やすことで、検出精度を上げられるため、図(b)を標的としたゲームをダーツゲームとしても実施可能である。図(c)は標的をキャッチャーにしたもので、四角で囲ったストライクゾーン内にボールをぶつければ、「ストライク」の音声が出るようにもでき、またキャッチャーが構えるキャッチャーミットの位置を幾パターンも設定しておき、そのキャッチャーミットめがけて投げたボールが、そのキャッチャーミットに当たると得点になるようにも実施でき、実践的で本格的な投球練習をすることもできる。図7は、固定具5の他の実施例の構成を示したものである。図(a)は枠体1を錘りの台に支柱を立てた支持台5cによって固定するもので、例えばボールが枠体1にぶつかっても、錘りの重量で倒れずに元に戻るようにもできる。図(b)は幅の広い支持台5cによって枠体1を固定するもである。枠体1を表示画面6aの前面に置いて実施することができる。図(c)は枠体1の側面の4箇所に面ファスナー5bを設けたものである。例えばテレビ6Aの表示画面6aの周縁部に、前記面ファスナー5bと接面する位置に面ファスナー5bを貼っておき、両面ファスナー5bどうしを接面させることで、枠体1を表示画面6aの前方に固定することができる。図8は、本発明の枠体1の大きさを適当な大きさに可変させる1実施例を示したものである。予め枠体1を構成する縦枠部と横枠部を幾つかの長さのものを幾種類か用意し、各縦枠部と横枠部をジョイント8によって接続して枠体を形成し構成するものである。ジョイント8は各枠部との接続をメカ的な連結でも、又はメカ的と電気的接続を併せたコネクタ接続にして連結するように構成してもよい。また枠部をスライド式にして、長さを可変できるよう構成してもよい。また各枠部に例えば固定具5として面状に係着させるもので、面ファスナー5b等を設けておき、各枠部をそれぞれ画像表示装置6に各発光体と各受光体が対向するように、固定具5により固定して設けて枠体を形成して構成してもよい。枠部に設ける固定具5は、図8のようにジョイント8によって各枠部を連結させる構成では、少なくとも一つの枠部に固定具5を設ければよく、その構成で枠体1を画像表示装置6に設けて実施可能である。第9図は、本発明をゲームセンター用に設置する画像表示装置6に実施するものである。その構成として、画像表示装置6の表示画面6aの周縁部に、横部6Eに発光体2a1,2a2・・・2anと、上部6Cに発光体2c1,2c2・・・2cnと、その各発光体に対向する位置で横部6Fに受光体2b1,2b2・・・2bnと、下部6Dに受光体2d1,2d2・・・2dnを、図のように設けて構成したものである。このような構成にして、従来からあるゲームセンター用の画像表示装置6の表示画面6aの周縁部に、前記発光体と受光体を設けるのみでゲームセンター内でもリアル感があるストラックアウトゲームが楽しめる。尚、発光体と受光体の各設ける位置は、互いに対向させる位置であればよく、発光体と受光体の組合せであれば、表示画面6aの周縁部位の上部6Cと下部6D、横部6Eと横部6Fとの間に各対向させて設ければよい。また前記した各実施例の構成を従来あるゲームセンター用の画像表示装置6に実施することも可能である。本発明の他の実施構成としては、対向する枠部の一方に反射型センサを設け、もう一方の枠部面を反射するミラー機能を付けて実施することも可能である。また表示画面6a上にマトリックス状の接点をもつ透明電極シートを設けて、その接点の信号を検出して実施することも可能である。また従来のゲーム機のUSB端子等に本発明を接続して実施することも可能であり、さらに投球する場所からリモコン操作で遠隔操作することも可能である。
【発明の効果】本発明は、前述した構成によって実施するものであって、従来のメカ的なストラックアウトゲームのように、ゲームプレイヤーが替わる度にパネルを元に戻して装着する作業の手間や面倒が全くない。また表示手段として既存の画像表示装置をそのまま又は流用して実施でき、非常に簡単に投球ゲームや投球練習が実施可能である。また表示画面に映し出す標的の大きさを可変設定でき、難易度を可変して投球ゲームや投球練習も実施可能であり、また距離による難易度の補正をして実施も可能である。また表示画面に映し出す標的の種類やパターンを可変設定でき、面白味のある高度な投球ゲームや投球練習が実施可能である。
【出願人】 【識別番号】594195797
【氏名又は名称】大塩 宏三
【出願日】 平成13年11月26日(2001.11.26)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−159357(P2003−159357A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2001−402182(P2001−402182)