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【発明の名称】 ゴルフスコア管理システム、プレイ開始装置、スコア入力装置、スコアランキング表示装置
【発明者】 【氏名】井上 晴之
【住所又は居所】大阪府大阪市港区磯路2−21−1日本電通株式会社内

【氏名】中岡 保
【住所又は居所】大阪府大阪市港区磯路2−21−1日本電通株式会社内

【氏名】石倉 一利
【住所又は居所】大阪府大阪市港区磯路2−21−1日本電通株式会社内

【要約】 【課題】ゴルファーのスコアカードへの記入及びコンペにおけるランキング表の作成を容易にして、各ホールでのプレーをゆとりを持ってプレーできるようにする。

【解決手段】各ホールにプレイ開始装置1及びスコア入力装置2を設置し、各ホールでのプレイの開始をプレイ開始装置1で制御し、各ホールでの各プレーヤーのスコアをスコアカードへの記入の代わりにスコア入力装置2で入力する。入力されたスコアは、無線又は有線で計算装置7へ送信され計算装置内で各プレーヤーのスコアの計算、コンペのランキング計算を行いスコア入力装置2及びスコアランキング表示装置3へ送信し各プレーヤーへ情報の提供を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゴルフプレーヤーのスコアを計算するプログラムを内蔵した計算装置(コンピュータ装置であり、以後計算装置と記す。)と前記計算装置と無線又は有線でデータ通信を行う各ホールに設置のプレーヤーが打数を入力するスコア入力装置より構成しており、スコア入力装置は、プレーヤーが各ホールでのプレイ終了時に打数を入力部より入力する手段、入力された打数データを前記計算装置へ送信部より送信する手段を保持し、計算装置は受信部より前記打数データを受信する手段、受信した打数データをプレーヤー毎に保存部に保存する手段、保存している前ホールの各プレーヤーの打数データと受信した打数データより所定の計算方法でスコアを計算する手段、計算結果をスコア入力装置へ送信部より送信する手段を保持し、スコア入力装置は受信部より前記計算結果を受信する手段、受信した計算結果を表示部に表示することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項2】 請求項1のゴルフスコア管理システムにおいて、計算装置に、プレーヤーのパーティ区分を設定する手段、コンペチームを設定する手段、パーティ毎に所定のランキング計算を行う手段、コンペチーム毎に所定のランキング計算を行う手段、スコア入力装置へパーティのランキングデータ及びまたはコンペチームのランキングデータを送信する手段、個人スコア及びコンペチームのランキング表をプリント出力する手段を追加し、スコア入力装置に前記パーティのランキングデータ及びまたはコンペチームのランキングデータを受信する手段、受信したランキングデータを表示部に表示する手段を追加して、プレーヤーがプレイを始める前に計算装置よりパーティの設定、及びコンペの場合はコンペチームの設定を行い、プレーヤーがプレイを開始し各ホールに設置のスコア入力装置より打数を入力して計算装置へ送信されると、計算装置でプレーヤーが属するパーティ及びまたはコンペチームのランキング計算を行い計算結果をスコア入力装置へ送信し、スコア入力装置は前記計算結果を受信して表示部に表示することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項3】 請求項1、2のゴルフスコア管理システムにおいて、計算装置に連絡を行うプレーヤーと連絡事項を入力して保存部に保存する手段、スコア入力装置へ前記各計算結果を送信する場合に送信先のパーティを同定する手段、パーティの各プレーヤーに前記連絡事項が保存されているか検索する手段、検索後連絡事項がある場合は連絡事項を前記計算結果と供に送信する手段を追加し、スコア入力装置は連絡事項を受信して表示部に表示することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項4】 請求項1〜3のゴルフスコア管理システムにおいて、新たに各ホールの始めにプレイ開始装置を設置して計算装置と無線又は有線でデータ通信を行うものであり、計算装置にプレイ開始装置及びスコア入力装置からのデータ受信より所定の計算で各ホールのプレイヤーのプレイ状況を管理する手段、前記プレイ状況に合わせてプレイ開始OK又はNGの信号を各プレイ開始装置へ送信する手段を追加し、プレイ開始装置には前記信号を受信する手段、受信した信号を判断してライト表示部を制御してライトを点灯する手段、前記判断よりプレイ開始が可能の場合に入力部よりプレイ開始を入力する手段、前記プレイ開始入力によりライト表示部をプレイ中に変更し送信部よりプレイ開始情報を計算装置へ送信する手段を保持し、プレーヤーは、各ホールでプレイを始める前にプレイ開始装置のライトを確認してプレイ開始が可能の場合に入力部よりプレイ開始の入力を行うことにより、プレイ開始装置はライトをプレイ中に変更して送信部よりプレイ開始情報を計算装置へ送信することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項5】 請求項4のゴルフスコア管理システムにおいて、計算装置にコースレイアウト情報及び本日のコース情報(天候、風向き、カップの位置、攻略方法等)を入力する手段、入力した情報を保存部に保存する手段、所定の手順でプレイ開始装置へ前記情報を送信する手段を追加し、プレイ開始装置に保存部と表示部を追加して前記コースレイアウト情報及び本日のコース情報を受信部より受信して保存部に保存する手段、保存したデータを表示部に表示する手段を追加して、プレーヤーがプレイ開始装置の入力部より選択して前記各情報を表示部に表示することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項6】 請求項1〜5のゴルフスコア管理システムにおいて、計算装置にカード発行装置を追加してプレーヤー毎にカード(発行するカードはバーコード記載のカードでも磁気カードでもICカードでも非接触カードでもよくプレーヤーの識別情報を記憶できるカードである。)を発行する手段を追加し、スコア入力装置にカード読み取り部を付加しスコア入力時のプレーヤー識別の入力の代わりにカードを読み込ます事で代行する手段を付加し、プレイ開始装置にもカード読み取り部を付加しプレイ開始入力をカードを読み込ます事で代行する手段を特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項7】 請求項6のゴルフスコア管理システムにおいて、スコア入力装置にプレーヤーがスコアを入力後に他のパーティのメンバーが入力されたスコアを承認するため自分のカードをカード読み取り部より読み取らせることにより承認する手段、入力されたスコア情報と同時に承認者メンバーの識別情報を計算装置へ送信する手段を追加し、計算装置に保存しているパーティ設定情報より承認者のメンバー識別が同一パーティであるか照合する手段を追加することによりスコアを承認することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項8】 請求項6、7のゴルフスコア管理システムのプレーヤーのカードにおいて、カードに打数を入力する手段、入力した打数を保存する手段、入力した打数を表示する手段を追加し、スコア入力装置のカード読み取り部よりプレーヤー識別と入力された打数を読み取る手段を付加することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項9】 請求項1〜8のゴルフスコア管理システムにおいて、スコアランキング表示装置を追加し計算装置と有線又は無線でデータ通信を行うものであり、計算装置にコンペチームのランキングデータを定期的に計算してスコアランキング表示装置に送信する手段、ランキング以外のデータ(気象情報、お知らせ情報、広告情報等)を送信する手段を追加し、スコアランキング表示装置は、前記データを受信する手段、順次画面を切り替えて及びまたはスクロールして表示部に表示することを特徴とするゴルフスコア管理システム。
【請求項10】前記計算装置と通信を行う送信部及び受信部を保持する通信部、プレイ開始OK又NG信号によりライトの点滅を制御するライト制御部及びライト、プレイ開始OK時のプレイ開始指示を入力する入力部、データを一時保持するメモリー部、プログラムを記憶するプログラム記憶部、プログラムに従って演算処理を行うCPU(中央処理装置)部よりなる請求項4のゴルフスコア管理システムを実施するプログラムをプログラム記憶部に内蔵することを特徴とするプレイ開始装置。
【請求項11】請求項10のプレイ開始装置にコースのレイアウト情報及びまたは本日のコース情報等を表示する表示部、前記コースのレイアウト情報及びまたは本日のコース情報等を保存する補助記憶部、前記計算装置がプレーヤー別に発行するカードを読み取るカード読み取り部、対人センサー及びセンサー制御部、音声合成部及びスピーカーを付加してプレーヤーが近づくと対人センサー部が感知して所定のフレーズを音声合成部で生成して音声信号に変換してスピーカーより音声にてアドバイスを行う手段、計算装置からのプレイの開始OK又NG信号受信時にライトの点滅と同時に音声合成部より所定のフレーズを合成してスピーカーよりアドバイスを行う手段、コース情報を表示部に表示する場合に計算装置より予め受信したナレーション情報を音声合成部で音声を生成してスピーカーより音声でナレーションを行う手段を追加した請求項4〜請求項6のゴルフスコア管理システムを実施するプログラムをプログラム記憶部に内蔵することを特徴とするプレイ開始装置。
【請求項12】前記計算装置と通信を行う送信部及び受信部を保持する通信部、対人センサー及びセンサー制御部、スコア等を入力する入力部、スコア及びまたはランキング表及びまたは連絡事項等を表示する表示部、前記計算装置がプレーヤー別に発行するカードを読み取るカード読み取り部、データを一時保持するメモリー部、プログラムを記憶するプログラム記憶部、操作ナレーション情報等を保存する補助記憶部、音声合成部及びスピーカー、プログラムに従って演算処理を行うCPU(中央処理装置)部よりなり、プレーヤーが近づくと対人センサー部が感知して所定のフレーズを音声合成部で生成して音声信号に変換してスピーカーより音声にてアドバイスを行う手段、スコア入力操作をわかりやすく導くためにプレーヤーの操作に従って所定のフレーズを切り替えて随時音声合成を行いスピーカ部より音声にて操作の誘導を行う手段、連絡事項を表示部に表示すると同時に音声合成部で音声を合成してスピーカ部より音声にて通知する手段を追加した請求項1〜請求項9のゴルフスコア管理システムを実施するプログラムをプログラム記憶部に内蔵することを特徴とするスコア入力装置。
【請求項13】請求項11のプレイ開始装置において、請求項12のスコア入力装置の機能を付加してプレイ開始装置で前ホールのスコアを入力することを可能とし、中間ホールでのスコア入力装置を省くことを特徴とするプレイ開始装置。
【請求項14】前記計算装置よりランキング情報等を受信する受信部を保持する通信部、ランキング情報等を一時保持するメモリー部、ランキング情報等を表示する表示部、プログラムを記憶するプログラム記憶部、プログラムに従って演算処理を行うCPU(中央処理装置)部よりなる請求項9のゴルフスコア管理システムを実施するプログラムをプログラム記憶部に内蔵することを特徴とするスコアランキング表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ゴルフスコア管理システム、プレイ開始装置、スコア入力装置、スコアランキング表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフ場での各個人のスコアはスコアカードに記録しておきゴルフコンペ等の場合は、プレイ終了時に各個人のスコアカードを回収して、集計を行い成績順に模造紙等に記載して発表等が一般に行われている。
【0003】また、コンピュータを利用したスコア入力装置及びゴルフスコア表示システムとしては特許公開平8−19630がある。前記スコア入力装置は、プレーヤーが携帯する装置の発明である。また、スコア表示システムはテレビ受像機に表示することを特徴としたシステムである。
【0004】携帯しない装置としては、特許公開平11−226167でゴルフカートの設置してスコアの入力及びゴルフコースの情報を提供する装置がある。
【0005】また、ゴルフトーナメント等で利用されるスコアランキングの表示板は、人的に表示板のランキングを入れ替えておりコンピュータに連動した装置は本出願人の調べた範囲では見つからない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のようにスコアカードの利用は記録及び集計が煩雑である。また、特許公開平8−19630の発明の携帯を行うスコア入力装置では、携帯時の落下による故障及び紛失や雨天使用を考慮した防水対策及び、予備機を含めた装置の日々の管理が煩雑である。
【0007】また、特許公開平11−226167のゴルフカート用の装置は、スコア入力装置だけでなくゴルフカートの整備が必要でありゴルフ場経営においてコスト面で負担となる。
【0008】また、各パーティの各ホールでのプレイ開始は先行するパーティを目視してプレイを開始しているが、コースが曲がっていたり、アップダウンのコースで前方が見えにくい場合があり打った打球が先行するパーティの支障となる場合がある。
【0009】コンペ等におけるプレーヤーのランキングをプロのトーナメントのように表示板で表示されるとプレーのおもしろさが増加するが、現在は人手で表示板のランキングの更新を行わないといけないため費用がかかる。
【0010】プレーヤーへの連絡は、ゴルフ場に設置されたスピーカーで行わないといけないため他のプレーヤーの迷惑となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発明で各ホールにスコア入力装置を設置することにより、携帯装置のような煩雑な管理が必要ない。また、ゴルフカート用の入力装置のように入力装置以外にゴルフカートの整備が必要なくコスト負担で有利である。
【0012】請求項2の発明により、クラブハウス等に設置された計算装置が各ホールに設置したスコア入力装置からの各プレーヤーの打数を受信して個人のスコア計算、パーティ別及びコンペ別のランキング計算を行い計算結果を各スコア入力装置へ送信することにより各プレーヤーは、スコア入力装置の表示部で個人のスコア、パーティ別及びコンペ別のランキングを見ることが出来るためプレーヤーがスコアを記録する事やランキングの集計を行う必要がない。
【0013】請求項3の発明より、特定のプレーヤーへの連絡事項をゴルフ場に設置のスピーカで呼び出すことなく、クラブハウス等に設置の計算装置に連絡事項を登録しておくと、各プレーヤーが各ホールに設定のスコア入力装置の表示画面より確認することが出来るので他のプレーヤーの邪魔にならない。また、請求項11の発明によりスコア入力装置に接続されたスピーカより連絡事項を音声合成機能によりテキストデータを音声データに変換して流すことができるので確実に連絡事項を通知することができる。
【0014】請求項4の発明により、先のパーティがプレイを行っている場合は、プレイ開始装置のライトはNGのライトを点灯しており、先のパーティがプレイを完了しスコア入力装置で操作を行うと計算装置よりプレイ開始OKの信号を受信してOKのライトを点灯する。プレイ開始装置により各ホールでのプレイを制御できるようになり打った打球で先行するパーティの邪魔になることはない。
【0015】請求項5の発明により、プレイを開始する前に各コースの情報をプレイ開始装置より取得することができるため、その日のカップの位置や風の流れ、コースのレイアウト及び攻略方法等の情報を把握することが可能であり、紙等で提供されるコース情報を携帯しなくてよい。さらに、時間的に変化する風の流れや天候の状況をリアルタイムにプレーヤーに提供できる。
【0016】請求項6の発明により、プレーヤーの識別をカードを利用することによりスコア入力装置でのプレーヤーの識別入力がカードを読み込ますだけでよく操作が容易となる。また、請求項8の発明により、カードに打数の入力する手段を追加することによりプレーヤーは、プレーを行いながら打数を登録できるため記憶しておく必要がない。さらに、スコア入力装置での打数の入力もカードより読み取ることができるため操作が容易となり、入力ミスがなくなる。
【0017】請求項7の発明により、これまでパーティでラウンドしている場合に随伴者のスコアの承認をプレイ終了後に行っているため随伴者のスコアを記録しておく必要がある。本発明では、各ホールの終了時点でスコア入力装置への入力で随伴者が承認することが出来るため随伴者のスコアを記録しておく必要がない。また、承認の方法としてカードを読み込ませることにより承認が完了するため容易に承認ができる。
【0018】請求項9、14の発明により、これまでプロのトーナメント等でしか利用されなかったスコアランキングの表示板が、計算装置でリアルタイムにランキングの計算を行い結果をスコアランキング表示装置へ送信することにより人手を介さずリアルタイムに更新が可能となりプロのトーナメントだけでなく企業等のコンペ大会等でも容易に利用が可能となりコンペ参加者は、プロの感覚でプレーができる。
【0019】請求項10〜12の発明により、プレイ開始装置、スコア入力装置に音声機能を追加することにより、連絡事項の通知及び装置の操作を音声でガイダンスを受けることができプレーヤーにはわかりやすくなる。
【0020】請求項13の発明により、中間ホールにおいて、プレイ開始装置とスコア入力装置を一体とすることにより費用の削減となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本発明を詳述する。図1は、ゴルフスコア管理システムの一実施形態を示す全体システム構成図である。図1において、各ホールに設置するゴルフ開始装置1とスコア入力装置2及びゴルフ場の見やすい場所にスコアランキング表示装置3を設置する。
【0022】次に、クラブハウス内に本システムを管理する計算装置7を設置して前記ゴルフ開始装置1、スコア入力装置2、スコアランキング表示装置3と通信事業者の計算装置5及び鉄塔4を介して無線通信6でデータの送受信を行う。なお、前記通信事業者を介さず直接に有線及び自設の無線設備を介してデータ通信を行ってもよい。
【0023】また、クラブハウス内及びその他のゴルフ場の施設内にLAN(Local Area Network)10を敷設して計算装置7、パーソナルコンピュータ9及びプリンター8を接続してプレーヤーへのコース情報、施設の案内情報、過去及び本日の自分のスコア情報、コンペチームのランキング情報等を計算装置7へアクセスしてパーソナルコンピュータ9の画面及びプリンター8のプリント出力により提供してもよい。
【0024】図2(A)は、プレイ開始装置の一実施例であり、無線通信を行うアンテナ11、太陽電池パネル12、プレイ開始OK又はNGを示すライト13、コース情報等の表示を行うタッチパネル14、対人センサー15、音声のナレーションを流すスピーカー16、プレーヤーが保持するカードを読み取るカード読み取り部17より構成する。電源の供給は電源ケーブルを施設しても良いが、上記の実施例のように太陽電池パネル及び蓄電池を内蔵する構成の方が移設等が容易である。
【0025】図3がプレイ開始装置の回路ブロック図であり、請求項10のプレイ開始装置はプレイ開始装置最小構成100で実現が可能である。なお、プレイ開始装置最小構成100の場合のプレイ開始の指示は、入力部108より所定の手続きで行う。また、プレイ開始装置最小構成100に入力部108の代わりにカード読み取り部110を追加した構成にしてプレイ開始の指示をカードから読みとることにしてもよい。
【0026】次に、図2(B)は、スコア入力装置の一実施例であり、無線通信を行うアンテナ11、太陽電池パネル12、スコアの入力及び表示、コンペチームのランキング情報表示、連絡事項の表示等を行うタッチパネル14、対人センサー15、音声のナレーション及び連絡事項の読み上げを流すスピーカー16、プレーヤーが保持するカードを読み取るカード読み取り部17より構成する。前記プレイ開始装置と同じく、電源の供給は電源ケーブルを施設しても良いが、上記の実施例のように太陽電池パネル及び蓄電池を内蔵する構成の方が移設等が容易である。
【0027】図4はスコア入力装置の回路ブロック図であり、クラブハウスのフロントとの連絡に通話機能を追加してもよい。さらに、追加した通話機能は、外線発信を可能とした構成にして公衆電話の代わりに利用して計算装置内で通話料金を計算し通話料金の請求はプレイ終了時にプレイ料等と同時に清算を行ってもよい。
【0028】次に、図5はスコアランキング表示装置の回路ブロック図の一実施例である。スコアランキング表示装置は、計算装置よりパーティやコンペチームのランキング情報等を受信して表示部に表示する構成であるが、表示部の大きさは、プロのトーナメント時のランキング表示板のように大きなものでもよいが、黒板程度の大きさでゴルフ場内の複数箇所に設置してもよい。
【0029】前記スコアランニング表示装置を複数設置する場合は、前記計算装置内で各ホールのプレーヤーの状況を把握しているため、プレーヤーの所属するパーティ、コンペチームに合わせてランキング情報等を送信することによりプレーヤーは自身のスコア及びランキング順位を随意把握できる。
【0030】図6は、計算装置における業務の全般を表した画面構成図の一実施例である。コース保守画面201は、各ホールのレイアウト等の情報を登録するコース基礎情報登録画面、本日のコースの状況(天候、風向き、カップの位置等)等を登録する本日のコース情報登録画面、コースに設置しているプレイ開始装置、スコア入力装置、スコアランキング表示装置等のバッテリーを利用している装置のバッテリの充電状況を照会する各種装置バッテリー充電状況画面からなる。コースの基礎情報及び本日のコース情報は計算装置より所定の手順でデータを送信する。バッテリー充電状況は、各種装置より定期的に充電状況を計算装置へ送信されてくるので充電状況を保持しておき計算装置の表示部に表示する。
【0031】正会員データ保守画面202は、正会員の基礎情報(会員番号、住所、氏名、生年月日、性別、登録日付等)を登録する基礎データ登録画面、過去のプレーデータを管理する過去プレーデータ保守画面、前記過去のプレーデータよりハンディの計算を行うハンディ保守画面、プレイ開始装置やスコア入力装置で利用するカードを発行する正会員様向けカード発行画面よりなる。
【0032】プレー予約登録画面203は、詳細な画面構成は記載していないが、会員様又はビジターからのプレー予約を登録する画面より構成する。
【0033】プレーヤー受付画面204は、プレーヤーがゴルフ場に到着して受付処理を行う画面であり、プレーヤーがビジターである場合に、ビジターの登録を行うビジター様向けプレーヤー識別設定画面、ビジター向けにプレイ開始装置やスコア入力装置で利用するカードを発行するビジター様向けカード発行画面、コンペ大会の時のメンバーを登録するコンペ設定画面、ラウンドを行うパーティメンバーを設定するパーティ設定画面、及びハンディキャップを設定するハンディ設定画面よりなる。
【0034】業務運営画面205は、プレーヤーへの連絡業務とプレーヤーのプレー状況の確認よりなり、連絡登録画面としてプレーヤー別連絡登録画面、プレイ開始装置及びスコア入力装置別又は全装置へ一括に連絡事項を登録する装置連絡事項登録画面があり、プレーヤー別に登録された連絡事項は、該当するプレーヤーがスコア入力装置にてスコアを入力時に計算装置より送信して該当するプレーヤーに連絡を伝える。装置別又は全装置対象に登録した連絡事項は、計算装置より連絡事項を瞬時に又は時間を指定して各装置へ送信し、表示部及びスピーカーよりプレーヤーに連絡事項を伝える機能があり天候の悪化やフロントからのお知らせ等に利用できる。
【0035】連絡事項がプレーヤーに伝わっているかの確認として連絡確認状況照会画面があり、図8が一実施例でありプレーヤーの確認した時間を表示する。また、プレー状況を確認するプレー状況照会画面があり、図7は一実施例であり各ホールのプレーヤー一覧、プレイ開始時間、所用時間等の状況を把握する事ができる。
【0036】プレイ清算画面206は、プレーヤーがプレイ終了時の画面であり、プレーヤー別のスコアをプリント出力するプレーヤー別スコア出力、又最新ハンディの計算を行う場合は、最新ハンディ計算及びプリント出力、コンペのランキング一覧をプリント出力するコンペランキング表出力の画面よりなる。
【0037】その他、スコア入力装置から送られてきたスコアによりホールインワンの計算を行う処理、プレイ開始装置、スコア入力装置、スコアランキング表示装置の作動チェックを計算装置よりデータを送信して行うなどの機能を追加してもよい。
【0038】また、発行するカードは、クラブハウスや売店等のPOS等のカードと共有で利用できるものにしてカード1枚で、ゴルフ場内の購買だけでなくプレイにおいても利用できるようにして、プレイ終了時の清算業務でプレイ料、売店等の購買等だけでなく上記プレイ清算も利用できるようにすると利用者には利便性が高くなる。
【0039】次に、図9はプレイヤーの全体の手続きを示すフローチャートである。プレーヤーがゴルフ場に到着するとフロントで受付(S01)を行う。プレーヤーが正会員の場合は予めカードを発行しておりカード発行を行う必要が無いが、ビジターの場合(S02)は、ビジター様用にカード発行(S03)を行う。
【0040】次に、プレーヤーがコンペ大会への参加者の場合は、コンペチームの設定(S04、S05)を行い、次に一緒にプレーするパーティの設定及びハンディキャップの設定(S06)を行う。
【0041】地域によっては、ローカルルールがあり、ローカルルールのスコア計算処理をゴルフスコア管理システムにプログラムしておき、ローカルルールの適用の設定を行うようにしてもよい。
【0042】登録を済ませプレーを始める場合は、各ホールに設置しているプレイ開始装置のライトを確認(S07)して、ライト上部のOKライトが点灯するまで待ち(S08)、プレイ開始になったらプレイ開始装置へカードを挿入する(S09)。
【0043】プレイ開始装置は、カードを挿入されるとライト上部のOKライトが消えて、ライト下部のNGライトが点灯(S10)するので、確認してからプレイを開始する。
【0044】各ホールでプレイが終了するとスコア入力装置にカードを挿入(S11)して、スコアの入力(S12)を行う。入力したスコアの承認としてパーティのメンバーの全部又は一部の方のカードを挿入して承認(S13)を行い、パーティ全員がスコアの入力を(S14)を行う。
【0045】プレイが終了(S15)したら、フロントの受付(S16)へ行き本日のスコア表の出力(S17)を行う。又、コンペの場合(S18)は、コンペ参加全プレーヤーのプレイが完了したら、ランキング表の出力(S19)を行う。
【0046】ハンディの計算を行いたい場合(S20)は、過去のスコアデータと本日のスコアを基にしてハンディの再計算及びプリント出力(S21)を行う。
【0047】以上が基本的なプレーヤーの処理であるが、プレーヤーは、プレイ開始装置でコース情報や本日の情報(天候、風向き、カップの位置等)及び攻略情報を表示部より見ることが出来る。また、スコア入力装置は、プレーヤーがカードを挿入時に計算装置へ通信して連絡事項を獲得し表示部及びスピーカより連絡事項を伝達する。さらに、表示部よりコンペチームの最新ランキング情報を参照する事もできる。
【0048】また、フロントでの受付操作は、フロント係りが計算装置の入力部より操作してもよいし、プレーヤーが各自直接に計算装置又はLANに繋がっているパーソナルコンピュータ若しくは専用の操作端末装置より計算装置にアクセスして操作してもよい。
【0049】図10は、プレイ開始装置の状態遷移図の一実施例である。プレイ開始装置は先ず待機状態(SA01)の状態にあり、プレーヤーが近づくと対人センサーが検知(SA02)して、装置をwakeup(作動状態)にしてナレーションを行う(SA03)。ナレーションは、プレイ開始OKの場合は、プレイ開始を促すナレーションを行い、プレイ開始NGの場合は、待機のナレーションを行う。
【0050】計算装置より、各装置宛の連絡事項の送信があった場合(SA04)は、連絡事項を表示部及びスピーカを利用して伝達(SA05)して待機状態(SA01)の状態に戻る。連絡事項としては、たとえば各ホールでの注意事項や天候の急変等の不特定のプレーヤーへ連絡を行いたい場合に利用することができる。
【0051】プレーヤーがプレイを開始する場合は、カードをカード読み取り部へ挿入(SA06)を行う。プレイ開始装置には、プレイ開始状態を保持しておりプレイ開始可能かどうかをチェック(SA07)する。
【0052】プレイ可能の場合(SA08)には、保持するプレイ開始状態を変更し、ライトをOKライトからNGライトに切り替えてプレイを促すナレーションをスピーカより実施(SA09)する。プレイ開始装置は、挿入されたカードのプレーヤー識別番号を計算装置へ送信(SA10)してプレイが開始されたことを通知する。
【0053】プレイが不可能の場合は、ライトをNGライトのままに保ち、待機を促すナレーションをスピーカより実施(SA11)し、待機状態(SA01)に戻る。
【0054】プレーヤーが、各種情報を得るために入力部より操作(SA12)した場合に表示部に操作に従ってコース情報や本日の情報(天候、風向き、ピンの位置等)やコース攻略情報及びその他の情報を表示し及びまたはスピーカよりナレーションを行う(SA13)。
【0055】計算装置より、プレイ開始OK又はNG信号を受信(SA14)すると装置内に保持しているプレイ開始状態を変更(SA15)して、ライトを状態に合わせて変更(SA16)する。
【0056】また、計算装置より、計算装置宛の連絡事項を受信(SA17)すると、連絡事項をメモリー部又は補助記憶部に保存(SA18)して、前記(SA05)にてプレーヤーに通知する。
【0057】また、計算装置より、コース情報を受信(SA19)すると、コース情報を補助記憶部に保存(SA20)する。
【0058】プレイ開始装置は、定期的に装置内のバッテリの充電状況をチェック(SA21)して、バッテリの充電状況を計算装置へ送信(SA22)し、計算装置にて各装置のバッテリー状況を把握出来るようになっている。
【0059】次に、図11は、スコア入力装置の状態遷移図の一実施例である。スコア入力装置は先ず待機状態(SB01)の状態にあり、プレーヤーが近づくと対人センサーが検知(SB02)して、装置をwakeup(作動状態)にしてナレーションを行う(SB03)。
【0060】計算装置より、プレイ開始装置宛の連絡事項の送信があった場合(SB04)は、前記プレイ開始装置と同じく連絡事項を表示部及びスピーカを利用して伝達(SB05)して待機状態(SB01)に戻る。
【0061】プレイヤーがスコアを入力する場合は、先ずカードをカード読み取り部へ挿入(SB06)してプレイヤーの識別を行う。パーティの始めてのメンバーがカードを挿入したかどうかを判断(SB07)して、始めての場合は、スコア入力装置は、計算装置へカード識別番号を送信(SB08)して、計算装置内にパーティの全メンバーに関して連絡事項があるか確認(SB09)して、連絡事項がある場合は、連絡事項を受信して連絡事項を表示部に表示しスピーカを利用して連絡事項を読み上げる(SB10)。
【0062】次に、スコア入力装置は、スコア入力を可能にして、表示部及びスピーカでナレーションを行いスコアの入力を促す(SB11)。スコアの入力後、パーティの他のメンバーに入力されたスコアの承認を促すナレーションを行う(SB12)。ナレーションに従って他のメンバーが保持するカードをカード読み取り部に挿入して承認を行う。承認は一人でも数人でもよい。当然、承認が行われなくても、入力されたスコアを無効にはしない。入力部の操作により、承認無しに次ぎの処理に進むことができる。
【0063】パーティのメンバー全員が入力を完了すると、入力されたメンバー全員のスコアを一度に計算装置へ送信(SB13)し、待機状態(SB01)に戻る。
【0064】次に、プレーヤーが、表示部のメニューに従い、個人のスコアやコンペランキング表等を参照したい場合に、入力部の操作(SB14)より、表示部に個人のスコア、パーティ全員のスコア、コンペランキング表等の各種情報を表示(SB15)して参照することができる。
【0065】また、計算装置からのスコア入力装置宛の連絡事項を受信(SB16)すると、連絡事項をメモリー部又は補助記憶部に保存(SB17)する。
【0066】さらに、プレイ開始装置と同じくスコア入力装置も、定期的に装置内のバッテリの充電状況をチェック(SB18)して、バッテリの充電状況を計算装置へ送信(SB19)し、計算装置にて各装置のバッテリー状況を把握出来るようになっている。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した内容で実施され、以下に述べる効果を奏する。ゴルフスコア管理システムにより、各プレーヤーのスコアをリアルタイムに収集及び管理することが出来るため、コンペ等においてランキング状況の提供をリアルタイムに行う事が出来る。また、各プレーヤーのプレイ状況を計算装置で把握する事ができるのでプレイの進行状況に合わせて対応をとることができる。さらに、各プレーヤーへの連絡手段がホール毎にあるため、早急な連絡がある場合に対応が可能である。プレイ開始装置により、各ホール毎のプレーの開始を制御することが出来るためプレーヤーにゆとりを持ってプレーをして頂くことが出来る。また、コース情報等をプレイする直前に提供できるためプレーヤーはプレーに集中することができる。スコア入力装置により、スコアカードへの記入や携帯可能なスコア入力機を持ち歩く必要がない。また、プレーヤーが保持するカードによる各ホール毎に容易に他のパーティメンバーのスコアの承認が可能であり、わざわざ他のメンバーのスコアを記憶しておく必要がない。最後に、スコアランキング表示装置により、プレーヤーの各ホールのスコアを基にランキングデータを計算装置からリアルタイムに提供されて表示が可能であり、プレーヤーはプロになった感覚でプレーが出来る。
【出願人】 【識別番号】000232438
【氏名又は名称】日本電通株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市港区磯路2丁目21番1号
【出願日】 平成13年9月11日(2001.9.11)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−79779(P2003−79779A)
【公開日】 平成15年3月18日(2003.3.18)
【出願番号】 特願2001−274470(P2001−274470)