| 【発明の名称】 |
スイングチェッカー |
| 【発明者】 |
【氏名】川久 敏郎
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| 【要約】 |
【課題】スイングフォームのチェックを容易化したスイングチェッカーを提供する。
【解決手段】キャスター(12)によって移動可能な基台部(2)、天井部(18)が形成され、天井部の下面側に自由空間(20)が形成された支持フレーム部(14)、支柱部(支柱26、28)、天井部からロープ(38)によって自由空間内に移動可能に吊り下げられたボール(50)、自由空間外の支持フレーム部に取り付けられてロープを巻き取り、又は、その巻き戻しによりボールの高さ調整を行うリール部(36)、ボールの移動を規制するネット(遮蔽ネット52、54)を備えたことにより、容易にスイングチェックを行うことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キャスターによって移動可能な基台部と、この基台部の後部側に立設されるとともに、前記基台部の前部側を越えて張り出して天井部が形成され、前記天井部の下面側に自由空間が形成された支持フレーム部と、前記基台部と前記支持フレーム部との間に立設された支柱部と、前記支持フレーム部の前記天井部からロープによって前記自由空間内に移動可能に吊り下げられたボールと、前記自由空間外の前記支持フレーム部に取り付けられて前記ロープを巻き取り、又は、その巻き戻しにより前記ボールの高さ調整を行うリール部と、前記支持フレーム部及び前記支柱部によって形成された面部に張り付けられ、前記ボールの移動を規制するとともに衝撃を吸収するネットと、を備えたことを特徴とするスイングチェッカー。 【請求項2】 前記支柱部と前記支持フレーム部との間に載置された捕球ネットと、この捕球ネットに開口されて前記支柱部間に配置され、前記ボールとは別のボールが取り込まれる第1の開口部と、前記捕球ネットに開口され、捕獲された前記ボールの取り出しが可能な第2の開口部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイングチェッカー。 【請求項3】 前記ボールが取り付けられた前記ロープは、前記支持フレーム部の前頂中央部から垂下されるとともに、前記支持フレーム部に沿って前記支柱部に案内され、前記支柱部と前記支持フレーム部との間の横桟部に取り付けられた前記リール部に巻き取り可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のスイングチェッカー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、野球の打撃練習や打撃フォームの修正等に用いられるスイングチェッカーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、野球の打撃練習にはピッチングマシンが用いられ、スイングフォームのチェックは素振りやトスバッティング等によって行われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ピッチングマシンを用いた打撃練習は大掛かりであり、練習者全員にピッチングマシンを割り当てることは経済的でない。 【0004】また、スイングフォームのチェックを素振りで行う場合、ボールとの関係が希薄になるため、実際の打撃フォームを確認することが難しい。トスバッティングをコーチが行う場合には、トスを行うコーチの位置に視線が限定されるため、スイングの全容をチェックすることができない。また、協力者によるトスバッティングでは協力者を必要とし、その協力者とコーチとの連係が不可欠となる。 【0005】そこで、本発明は、スイングフォームのチェックを容易化したスイングチェッカーを提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のスイングチェッカーは、キャスター(12)によって移動可能な基台部(2)と、この基台部の後部側に立設されるとともに、前記基台部の前部側を越えて張り出して天井部(18)が形成され、前記天井部の下面側に自由空間(20)が形成された支持フレーム部(14)と、前記基台部と前記支持フレーム部との間に立設された支柱部(支柱26、28)と、前記支持フレーム部の前記天井部からロープ(38)によって前記自由空間内に移動可能に吊り下げられたボール(50)と、前記自由空間外の前記支持フレーム部に取り付けられて前記ロープを巻き取り、又は、その巻き戻しにより前記ボールの高さ調整を行うリール部(36)と、前記支持フレーム部及び前記支柱部によって形成された面部に張り付けられ、前記ボールの移動を規制するとともに衝撃を吸収するネット(遮蔽ネット52、54)とを備えたことを特徴とする。 【0007】即ち、リール部によってボールを所望の高さに調整でき、そのボールに対して実際の打撃と同様にバットを振り込むことができる。所望の高さのボールに対する打撃フォーム、打撃スイングのチェックをすることができる。ボールは、バットの振り込みによって飛翔するが、ロープにより飛翔範囲が規制されるとともに、支持フレーム部に張り付けられたネットに当たって練習者側に戻る。練習者は、静止させたボールを打ってもよく、復帰移動中のボールをピッチャーが投げたボールに見立てて打ってもよい。 【0008】本発明のスイングチェッカーにおいて、前記支柱部と前記支持フレーム部との間に載置された捕球ネット(64)と、この捕球ネットに開口されて前記支柱部間に配置され、前記ボールとは別のボールが取り込まれる第1の開口部(60)と、前記捕球ネットに開口され、捕獲された前記ボールの取り出しが可能な第2の開口部(62)とを備えたことを特徴とする。即ち、このスイングチェッカーは、ロープを巻き込むことで、ボールを支持フレーム部の頂部側に固定し、支持フレーム部の自由空間を広げることができる。この状態で、支持フレーム部の側面部から協力者が打撃位置にトスしたボールを練習者が打ち込むことができる。そのボールを捕球ネットの第1の開口部を狙って打てば、最も効果的な練習ができ、その開口部から捕球ネット内にボールが捕獲される。捕球ネット内に捕獲されたボールは第2の開口部から容易に取り出すことができる。 【0009】本発明のスイングチェッカーにおいて、前記ボールが取り付けられた前記ロープは、前記支持フレーム部の前頂中央部から垂下されるとともに、前記支持フレーム部に沿って前記支柱部に案内され、前記支柱部と前記支持フレーム部との間の横桟部(横板34)に取り付けられた前記リール部に巻き取り可能に取り付けられていることを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例を参照して説明する。 【0011】図1〜図4は本発明のスイングチェッカーの実施例を示し、図1はその全容を示す斜視図、図2はその正面図、図3はその平面図、図4は遮蔽ネット及び捕球ネット部分を示す断面図、図5は使用状態を示す側面図である。 【0012】基台部2には前後方向に延びる一対の脚部4、6が設けられ、各脚部4、6間は横バー8、10で橋絡されて一定間隔に保持されているとともに枠体として構成され、各脚部4、6の各端部の下面にキャスター12が設けられて移動可能である。この基台部2の各脚部4、6の後部側から立設された支持フレーム部14は背面柱部16と天井部18とから構成され、背面柱部16は直立状であり、天井部18は背面柱部16から前方に拡開してなる傾斜面を構成し、天井部18の下面には自由空間20が形成されている。 【0013】この支持フレーム部14は、背面柱部16の上部に横バー22が取り付けられているとともに、この横バー22と平行に横バー24が取り付けられ、これら横バー22、24によって一定間隔に保持されているとともに補強されている。また、脚部4、6の中間部と天井部18との間には、支持フレーム部14の背面柱部16と平行に直立した支柱26、28が立設されて支持フレーム部14の天井部18が補強されている。この実施例の場合、端部固定位置が一致していることから、横バー10、24及び支柱26、28は、脚部4、6と支持フレーム部14の天井部18との間隔内で垂直面部を形成しているとともに、この垂直面部と背面柱部16との間には背面空間部32が形成されている。 【0014】また、支柱26と背面柱部16との中間部に取り付けられた横桟部としての横板34にはリール部36が取り付けられ、このリール部36に端部が固定されたロープ38がガイドリング40、42、44、46、48を通して支柱26の近傍から支持フレーム部14に沿って導かれるとともに、支持フレーム部14の前部中央から垂下され、その端部に合成樹脂等で形成されたボール50が取り付けられている。即ち、ボール50は、ロープ38によって自由空間20側に吊り下げられ、その高さは、自由空間20外に設置されたリール部36の巻き取り又は巻き戻しによって所望の位置に調整可能である。 【0015】そして、この実施例にあっては、支持フレーム部14の横バー24の前側の天井部18には、遮蔽ネット52が張り付けられ、横バー10、24及び支柱26、28にも同様に遮蔽ネット54が張り付けられている。遮蔽ネット54の中央上下部には、合成樹脂ロープ等で形成された円形のリング56、楕円状のリング58が縫い付けられて第1及び第2の開口部60、62が形成されているとともに、背面空間部32に設置された捕球ネット64が縫い付けられている。即ち、ボール50とは別のボールが使用され、開口部60に打ち込まれたそのボールは捕球ネット64に捕球され、そのボールは開口部62から取り出すことができる。また、遮蔽ネット54には、図4に示すように、ボールの衝撃による磨耗防止のため、矩形の補強ネット66が縫い付けられて付設されている。 【0016】このような構成によれば、このスイングチェッカーを所望の位置に移動して設置するとともに、ボール50の下の所望の位置にベース板68(図1)を設置し、図5に示すように、練習者はリール部36によってロープ38を巻き取り、又は巻き戻すことにより、ボール50の高さを所望の位置に設定し、そのボール50に対してバット70を振り当てることによりバットスイングの練習及びチェックを行うことができる。 【0017】この場合、ベース板68の設置位置又は練習者の立つ位置を前後左右に変更し、リール部36の巻き上げ又は巻き戻しでボール50の高さ調整をすることにより、練習者が必要とする所望の高さで、インコース、アウトコース等の所望のコースのボールに対するバットスイングを行うことができるとともに、そのチェックを行うことができ、特に、コーチは、練習者の前後又は左右の所望の角度からスイングを容易にしかも正確且つ安全にチェックすることができる。 【0018】また、ロープ38とともにボール50を揺らせることで、変化球を模擬した練習も可能である。 【0019】また、ロープ38を巻き上げてボール50を支持フレーム部14の前頂部に固定した後、基台部2の側部から協力者がトスしたボールを練習者が開口部60を的にして打ち込むことができる。開口部60に打ち込まれたボールは捕球ネット64に捕球され、そのボールは開口部62から容易に取り出すことができる。 【0020】なお、この実施例のスイングチェッカーでは、単純な棒状の部材を以て強固な枠体が移動可能に構成されているが、より軽量化を図るには、横バー8、24を省略してもよい。横バー24を省略した場合には、横バー24の位置で遮蔽ネット52を支持する合成樹脂ロープを使用すればよい。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。 a 所望の高さに調整されたボールを自然な打撃スイングで打ち込むことができ、スイングフォームを正確にチェックすることができる。 b ロープで吊り下げられたボールを自由空間外から高さ調整することができ、安全に打撃練習を行うことができる。 c ロープで吊り下げられたボールは支持フレーム部の頂部側にロープを巻き上げて固定でき、支持フレーム部の側部からトスされたボールを打ち込むことができる。 d 捕球ネット内に打ち込んだボールを捕獲することができ、そのボールを容易に取り出すことができ、安全且つ効率的な打撃練習を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】301059503 【氏名又は名称】川久 敏郎
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| 【出願日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083725 【弁理士】 【氏名又は名称】畝本 正一
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| 【公開番号】 |
特開2003−79775(P2003−79775A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−279615(P2001−279615) |
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