| 【発明の名称】 |
水熱酸化分解方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】山元 崇 【住所又は居所】長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工業株式会社長崎研究所内
【氏名】篠田 克彦 【住所又は居所】長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工業株式会社長崎研究所内
【氏名】永井 正彦 【住所又は居所】長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工業株式会社長崎研究所内
【氏名】池田 信之 【住所又は居所】長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工業株式会社長崎研究所内
【氏名】山口 啓樹 【住所又は居所】長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式会社長崎造船所内
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| 【要約】 |
【課題】例えば変圧器等の絶縁油等のPCB含有物等の有機有害物質の完全処理を図る水熱酸化分解方法を提供することを課題とする。
【解決手段】亜臨界状態の下、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在下において温度350〜380℃、圧力22〜30MPa、滞留時間15〜240分の条件で処理する分解方法であり筒形状の一次反応器122と、油(又は有機溶剤)、PCB、水(H2O)および水酸化ナトリウム(NaOH)の各処理液123a〜123dを一次反応器122内に加圧する加圧ポンプ124と、当該水を予熱する熱交換器125と、一次反応器122から一度排出した処理液中に残存する有害物質を更に処理する筒形状の二次反応器126と、冷却器127および減圧弁128とを備えてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 亜臨界状態の下、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在において有害物質を完全無害化する水熱酸化分解方法であって、上記分解処理温度が350〜380℃、圧力が22〜30MPa、分解処理滞留時間が15〜240分の条件で酸化分解処理することを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項2】 請求項1において、加熱・加圧された反応器内において炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分解装置を用いて有害物質を酸化分解処理することを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項3】 請求項2において、上記反応器が、筒形状の一次反応器と、筒状の二次反応器とを並設してなることを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項4】 請求項2において、上記反応器が、筒形状の一次反応器と、管形状の二次反応器とからなることを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項5】 請求項3又は4において、上記一次反応器の反応温度が二次反応器の反応温度よりも高く制御しつつ水熱酸化分解することを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項6】 請求項1において、上記有害物質が有機ハロゲン化物であることを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項7】 請求項5において、有機ハロゲン化物がPCBであることを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項8】 請求項5において、有機ハロゲン化物がPCB濃度が10%以上の高濃度PCBであり、滞留時間が60〜240分であることを特徴とする水熱酸化分解方法。 【請求項9】 請求項5において、有機ハロゲン化物がPCB濃度が10%未満の低濃度PCBであり、滞留時間が15〜120分であることを特徴とする水熱酸化分解方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば変圧器等の絶縁油等のPCB含有物等の有機有害物質の完全処理を図る水熱酸化分解方法に関する。 【0002】 【背景技術】近年では、PCB(Polychlorinated biphenyl, ポリ塩化ビフェニル:ビフェニルの塩素化異性体の総称)が強い毒性を有することから、その製造および輸入が禁止されている。このPCBは、1954年頃から国内で製造開始されたものの、カネミ油症事件をきっかけに生体・環境への悪影響が明らかになり、1972年に行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義務)が出された経緯がある。 【0003】PCBは、ビフェニル骨格に塩素が1〜10個置換したものであり、置換塩素の数や位置によって理論的に209種類の異性体が存在し、現在、市販のPCB製品において約100種類以上の異性体が確認されている。また、この異性体間の物理・化学的性質や生体内安定性および環境動体が多様であるため、PCBの化学分析や環境汚染の様式を複雑にしているのが現状である。さらに、PCBは、残留性有機汚染物質のひとつであって、環境中で分解されにくく、脂溶性で生物濃縮率が高く、さらに半揮発性で大気経由の移動が可能であるという性質を持つ。また、水や生物など環境中に広く残留することが報告されている。この結果、PCBは体内で極めて安定であるので、体内に蓄積され慢性中毒(皮膚障害、肝臓障害等)を引き起し、また発癌性、生殖・発生毒性が認められている。 【0004】PCBは、従来からトランスやコンデンサなどの絶縁油として広く使用されてきた経緯があるので、PCBを処理する必要があり、本出願人は先に、PCBを無害化処理する水熱酸化分解技術を提案した(特開平11−253795号公報)。 【0005】しかしながら、水熱酸化分解技術はPCB等の難分解性の有害物質の完全無害化処理技術としては、有望ではあるが、分解環境において、ハロゲン化有機物の分解に伴い、HFやHCl等が生成するために、厳しい材料腐蝕環境下に耐えうる耐食材料の選定が求められる。 【0006】また、有機ハロゲン化物のPCBはその毒性面からも水熱分解処理液の残留基準も厳しく、高い分解率(未分解率が10-6〜10-7) が要求される。 【0007】本発明は上述した問題に鑑み、例えば変圧器等からのPCB等の有害物質を処理する水熱酸化分解装置において、比較的穏やかな条件でしかも完全分解できる水熱酸化分解方法を提供することを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する第1の発明は、亜臨界状態の下、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在において有害物質を完全無害化する水熱酸化分解方法であって、上記分解処理温度が350〜380℃、圧力が22〜30MPa、分解処理滞留時間が15〜240分の条件で酸化分解処理することを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0009】上記発明によれば、比較的穏やかな条件で酸化分解処理を行うことができ、処理設備の耐久性の向上及び処理設備の材料選定条件が緩和される。 【0010】第2の発明は、第1の発明において、加熱・加圧された反応器内において炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分解装置を用いて有害物質を酸化分解処理することを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0011】上記発明によれば、加熱・加圧された反応器内において炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分解装置を用いるので、有害物質の完全分解が可能となる。 【0012】第3の発明は、第2の発明において、上記反応器が、筒形状の一次反応器と、筒状の二次反応器とを並設してなることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0013】上記発明によれば、筒形状の一次反応器と、筒状の二次反応器とを並設してなる2塔式とするので、有害物質の分解処理効率が向上する。 【0014】第4の発明は、第2の発明において、上記反応器が、筒形状の一次反応器と、管形状の二次反応器とからなることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0015】上記発明によれば、筒形状の一次反応器と、管形状の二次反応器とを並設してなる2塔式とするので、有害物質の分解処理効率が向上する。 【0016】第5の発明は、第3又は4の発明において、上記一次反応器の反応温度が二次反応器の反応温度よりも高く制御しつつ水熱酸化分解することを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0017】上記発明によれば、二次反応器を一次反応器より低くすることで、析出した炭酸ナトリウムを再度溶解させ、固形分中に付着した有害物質を熱水側に移行させ、当該有害物質を酸化分解させることができる。 【0018】第6の発明は、第1の発明において、上記有害物質が有機ハロゲン化物であることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0019】上記発明によれば、有機ハロゲン化物を完全分解することになる。 【0020】第7の発明は、第5の発明において、有機ハロゲン化物がPCBであることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0021】上記発明によれば、有機ハロゲン化物であるPCBを完全分解することになる。 【0022】第8の発明は、第5の発明において、有機ハロゲン化物がPCB濃度が10%以上の高濃度PCBであり、滞留時間が60〜240分であることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0023】上記発明によれば、高濃度PCBを完全分解することになる。 【0024】第9の発明は、第5の発明において、有機ハロゲン化物がPCB濃度が10%未満の低濃度PCBであり、滞留時間が15〜120分であることを特徴とする水熱酸化分解方法にある。 【0025】上記発明によれば、低濃度PCBを完全分解することになる。 【0026】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。 【0027】本実施の形態の水熱酸化分解方法は、亜臨界状態の下、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在において有害物質を完全無害化する水熱酸化分解方法であって、上記分解処理温度が350〜380℃、圧力が22〜30MPa、分解処理滞留時間が15〜240分の条件で酸化分解処理するようにしたものである。 【0028】以下、本実施の形態においては、有害物質とした有機ハロゲン化物であるPCBを例にして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 【0029】ここで、上記酸化分解処理する装置は、加熱・加圧された反応器内において炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物(PCB)の脱ハロゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分解装置を用いている。 【0030】上記水熱酸化分解処理設備120としては、図1に示したように、筒形状の一次反応器122と、油(又は有機溶剤)、PCB、水(H2O)および水酸化ナトリウム(NaOH)の各処理液123a〜123dを一次反応器122内に加圧する加圧ポンプ124と、当該水を予熱する熱交換器125と、一次反応器122から一度排出した処理液中に残存する有害物質を更に処理する筒形状の二次反応器126と、冷却器127および減圧弁128とを備えてなるものである。 【0031】上記装置において、加圧ポンプ124による加圧により一次反応器122内は、例えば26MPaまで昇圧される。また、熱交換器125は、H2Oを300℃程度に予熱する。また、一次反応器122内には酸素(O2 )が噴出しており、内部の反応熱により350℃〜400℃まで昇温する。この段階までに、PCBは、脱塩素反応および酸化分解反応を起こし、NaCl、CO2およびH2Oに分解されている。つぎに、冷却器127では、二次反応器126からの流体を100℃程度に冷却すると共に後段の減圧弁128にて大気圧まで減圧する。そして、気液分離器129によりCO2および水蒸気と処理液とが分離され、CO2および水蒸気は、活性炭槽130を通過して環境中に排出される。また、排水133は放出タンク134に貯蔵される。 【0032】ここで、処理設備120の1次反応器122及び二次反応器122内でのPCBの熱水分解反応について説明する。まず、反応開始時には油、有機溶剤等が酸化剤供給源から一次反応器122内に供給される酸化剤(本実施形態では酸素(O2 )を使用する)により酸化され二酸化炭素を生成する。この酸化反応は発熱反応であり、これにより系内の温度は上昇し、それに応じて圧力も上昇する。 【0033】本実施形態では、一次反応器122内の温度、圧力はそれぞれ例えば350〜390℃、22〜30MPa程度に維持した場合で、しかも滞留時間が15〜240分とした亜臨界状態の場合に最もPCBの分解率が向上する。 【0034】ここで、PCBの濃度の相違により、滞留時間は適宜調整すればよく、PCB濃度が10%以上の高濃度PCBの場合には、滞留時間を60〜240分とし、それ以下の低濃度PCBの場合には、滞留時間を15〜120分とすればよい。 【0035】特に好適には、圧力が28MPaと一定とした場合において、温度が350℃の場合では240分と長くする必要があるが、温度が390℃の場合では60分と短くすることができる。 【0036】ここで、滞留時間とは一次反応器122に有害物質が投入される地点(A)から二次反応器126を出て、冷却器127で冷却される前の地点(B)までの有害物質が高温状態で分解処理される時間をいう。 【0037】また、反応器が2塔式の場合には、その容積は1:1の同一とするのが好ましいが、対象となる有害物質の種類に応じて適宜変更するようにしてもよい。 【0038】なお、反応器が1塔式という場合には、二次反応器126を省略した場合をいう。 【0039】この滞留時間の確認はトレーサ物質を投入することで測定することができる。ここで、上記トレーサ物質としては、例えば硝酸カリウム(KNO3 )を例示することができるが、本発明がこれに限定されるものではない。 【0040】いずれにせよ、反応条件は超臨界状態での反応ではなく、亜臨界状態での反応となる。ここで、純水状態では温度が374℃で圧力が22MPaの場合に臨界点があるが、水熱酸化分解のような塩が水に混合している場合には、臨界点の上昇があり、上記本実施の形態で規定する温度(350〜390℃)、圧力(22〜30MPa)の範囲は亜臨界状態での反応域となる。 【0041】上記により生成したCO2 は、一次反応器122内にPCBとともに供給された水酸化ナトリウムと反応し炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )を生成する。 2NaOH+CO2 →Na2 CO3 +H2 O …(A) 次に、上記(A)の反応により生成したNa2 CO3 は、PCBと反応し、PCBを脱塩及び酸化分解する。 C12H6 Cl4 +12.5O2 +2Na2 CO3 →4NaCl+3H2 O+14CO2 …(B) なお、上記の塩素数4のPCBの場合であるが、他の塩素数のものについても同様な反応が生じ、PCBがH2 O、CO2 、NaClに分解される。上記(B)の反応により生じたCO2 は更に、上記(A)の反応によりNaOHと反応し(B)の反応に必要とされるNa2 CO3 を生成するようになる。ところで、上記(B)のPCB分解反応においては、炭酸ナトリウム(Na2CO3 )は反応剤として作用する他に、(B)の分解反応は促進する触媒としても作用している。また、上記(B)の分解反応はアルカリ雰囲気(例えばpH10以上)で促進されることが判明している。 【0042】上記熱水分解装置120によれば、一次反応器122において、およそ99%が分解され、二次反応器126において、その分解率を向上させ、現時点でのPCBの排出基準値(3ppb)以下の0.5ppb以下まで分解させて、完全分解ができるようにしている。これによりPCB含有物品の完全処理が可能となり、PCBの完全消滅が可能となる。 【0043】本実施の形態においては、筒形状の一次反応器122と、筒状の二次反応器126とを並設しており、分解効率を向上させるようにしている。 【0044】また、二次反応器126は筒状のものに限定されるものではなく、長尺の管径が小さい配管を例えば螺旋状に巻いた構成の二次反応器としてもよい。 【0045】また、上記一次反応器122の反応温度(T1 )が二次反応器126の反応温度(T2 )よりも常に高くなるように制御しつつ水熱酸化分解するようにすることで、さらに分解処理効率を向上させるようにしてもよい。 【0046】すなわち、一次反応器122内において生成した触媒である炭酸ナトリウムが高温になればなるほど析出するが、該析出の際にPCBを抱き込み、PCBの分解を阻害するようなときに、二次反応器126において、一次反応器122よりも低温とすることで、析出した炭酸ナトリウムを溶解させ、固形分中に付着した有害物質を熱水側に移行させ、酸化分解させることができる。 【0047】本発明で有害物質としては、例えばトランスやコンデンサで使用された絶縁油であるPCB、PCBを含有する塗料、PCB汚染物等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。 【0048】[第2の実施の形態]図2にPCB分解処理システムの概略を示す。図2に示すように、PCB無害化処理システムは、有害物質であるPCBが付着又は含有又は保存されている被処理物を無害化する有害物質処理システムであって、被処理物1001である有害物質( 例えばPCB)1002 を保存する容器1003から有害物質1002を分離する分離手段1004と、被処理物1001を構成する構成材1001a,b,…を解体する解体手段1005のいずれか一方又は両方を有する前処理手段1006と、前処理手段1006において処理された被処理物を構成する構成材であるコア1001aをコイル1001bと鉄心1001cとに分離するコア分離手段1007と、分離されたコイル1001bを銅線1001dと紙・木1001eとに分離するコイル分離手段1008と、上記コア分離手段1008で分離された鉄心1001cと解体手段1005で分離された金属製の容器 (容器本体及び蓋等)1003 とコイル分離手段1008で分離された銅線1001dとを洗浄液1010で洗浄する洗浄手段1011と、上記コイル分離手段1008で分離された紙・木1001eをスラリー化するスラリー化手段1015と、洗浄後の洗浄廃液1012、前処理手段で分離した有害物質1002及びスラリー1014のいずれか一種又は複数種を分解処理する有害物質分解処理手段である水熱酸化分解処理装置120とを、具備してなるものである。 【0049】このシステムにより、容器からPCBを液抜きするとともにその構成物を完全一貫処理することができる。 【0050】また、本発明で被処理物としては、例えば絶縁油としてPCBを用いてなるトランスやコンデンサ、有害物質である塗料等を保存している保存容器を例示することができるが、これらに限定されるものではない。 【0051】また、蛍光灯用の安定器においても従来はPCBが用いられていたので無害化処理する必要があり、この場合には、容量が小さいので前処理することなく、分離手段1009に直接投入することで無害化処理することができる。 【0052】また、上記有害物質が液体等の場合には、有害物質分解処理手段1013に直接投入することで無害化処理がなされ、その保管した容器は構成材の無害化処理により、処理することができる。 【0053】この処理の際、上記分解処理温度が350〜380℃、圧力が22〜30MPa、分解処理滞留時間が15〜240分の条件で酸化分解処理するので、亜臨界状態であっても比較的穏やかな条件でしかもPCBを完全分解処理することができるので、処理設備の耐久性の向上及び処理設備の材料選定条件が緩和される。 【0054】 【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれば、亜臨界状態の下、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在において有害物質を完全無害化する水熱酸化分解方法であって、上記分解処理温度が350〜380℃、圧力が22〜30MPa、分解処理滞留時間が15〜240分の条件で酸化分解処理するので、比較的穏やかな条件で酸化分解処理を行うことができ、処理設備の耐久性の向上及び処理設備の材料選定条件が緩和される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006208 【氏名又は名称】三菱重工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区港南二丁目16番5号
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| 【出願日】 |
平成14年4月22日(2002.4.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078499 【弁理士】 【氏名又は名称】光石 俊郎 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−310790(P2003−310790A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−119193(P2002−119193) |
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