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【発明の名称】 光線治療方法及びそれに用いる光線治療装置
【発明者】 【氏名】渡辺 忠義

【氏名】永倉 登

【要約】 【課題】患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる治療方法及び装置を提供すること。

【解決手段】本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射することとした。また、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させることとした。特に、患者の母親の胎内音を患者に聞かせることとした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射することを特徴とする光線治療方法。
【請求項2】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減することを特徴とする光線治療方法。
【請求項3】 前記治療用の光線は、発光ダイオードを光源に用いたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光線治療方法。
【請求項4】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させることを特徴とする光線治療方法。
【請求項5】 前記所定の音声は、患者の母親の胎内音であることを特徴とする請求項4記載の光線治療方法。
【請求項6】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射すべく構成したことを特徴とする光線治療装置。
【請求項7】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減すべく構成したことを特徴とする光線治療装置。
【請求項8】 前記治療用の光線は、発光ダイオードを光源に用いたものであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の光線治療装置。
【請求項9】 患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させるべく構成したことを特徴とする光線治療装置。
【請求項10】 前記所定の音声は、患者の母親の胎内音であることを特徴とする請求項9記載の光線治療装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線治療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば新生児の黄疸治療において、患者である新生児の身体に向けて治療用の光線を照射することによって治療が行われていた。
【0003】かかる光線治療は、青色又は緑色の光を発する蛍光管を光源として用い、同蛍光管が発する光線をベッド上に横臥する患者の身体に向けて長時間(約8時間〜24時間)連続して照射していた。
【0004】しかも、蛍光管から発する紫外線等の有害な光線が患者の目に悪影響を与えないようにするために、通常は、患者の目をアイマスクで被覆していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来の光線治療においては、目隠しをされた患者の身体に向けて長時間連続して光線を照射していたため、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間にずれが生じ、患者の日内リズム(生活リズム)が崩され、患者に相当の負荷を与えてしまい、患者に不快感を感じさせてしまうものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射することとした。
【0007】また、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減することとした。
【0008】また、前記治療用の光線は、発光ダイオードを光源に用いたものとした。
【0009】また、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させることとした。
【0010】また、前記所定の音声は、患者の母親の胎内音であることとした。
【0011】また、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射すべく構成することとした。
【0012】また、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減すべく構成することとした。
【0013】また、前記治療用の光線は、発光ダイオードを光源に用いることとした。
【0014】また、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させるべく構成することとした。
【0015】また、前記所定の音声は、患者の母親の胎内音であることとした。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る光線治療方法は、患者の身体に向けて治療用の光線を照射するものであり、治療用の光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減させながら患者の身体に照射することにしたものである。
【0017】そのため、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができるものである。
【0018】特に、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いた場合には、光線の照射角度を容易に調整することができるので、患者の治療部位にのみ集中的に光線を照射することができ、これにより、治療効果を向上させることができ、治療時間の短縮化を図ることができるとともに、患者の目に光線が照射されるのを防止することができ、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができるものである。
【0019】しかも、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、光線の波長を単一にすることができ、紫外線、赤外線、放射線、電磁波等の有害な光線の発生を防止することができるので、これによっても、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができるものである。
【0020】さらには、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、従来の蛍光管を用いた場合に比べて光源の長寿命化を図ることができるとともに、消費電力を著しく低減することができ、光線治療のためのコストを低減することができるものである。
【0021】また、本発明に係る光線治療方法は、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させることにしたものである。
【0022】これによっても、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができるものである。
【0023】特に、患者の母親の胎内音を患者に聞かせた場合には、患者、特に新生児の患者に対して安心感を与えることができ、これによっても、患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができるものである。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0025】(第1実施例)第1実施例としての光線治療方法は、患者の身体に向けて治療用の光線を光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減しながら照射することにしたものである。
【0026】すなわち、最初に治療部位(例えば、上半身)を裸にした状態で患者をベッドに寝かせておく。
【0027】次に、治療部位の直上方位置に治療用の光線を発する光源を設置し、同光源から治療部位に向けて治療用の光線を照射する。ここで、治療用の光線としては、例えば、黄疸治療の場合には5100nmの波長の青緑色の光線であり、また、かかる治療用の光線の光源としては、蛍光管を使用してもよいが、好ましくは発光ダイオードを使用する。
【0028】そして、従来の光線治療においては、患者の身体に向けて治療用の光線を長時間(約8時間〜24時間)にわたって連続して照射していたが、本実施例では、所定時間ごとに断続的に光線の輝度を増減させながら患者の身体に向けて照射している。尚、通算の照射時間は、治療部位の症状に応じて8時間〜24時間とする。
【0029】ここでは、図1に模式的に示すように、最初に10分間かけて光線の輝度を徐々に緩やかに増大していき、その後、70分間連続して100%の輝度を保持し、その後、10分間かけて光線の輝度を徐々に緩やかに減少していき、これを1サイクルとして、治療時間中繰り返し行うようにしている。
【0030】尚、本実施例では、所定時間(ここでは、1.5時間)ごとに光源を消灯(輝度が0%となるように)しているが、これに限られず、光線の輝度を所定時間ごとに低減する(例えば、輝度を20%にする)ようにしてもよい。
【0031】このように、本実施例では、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射しているため、長時間にわたって光線治療を行っても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができる。
【0032】これにより、患者に対して時間の経過を感じさせることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができて、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなり、これにより、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0033】尚、光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減した場合であっても、上記した効果が得られる。
【0034】特に、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いた場合には、光線の照射角度を容易に調整することができるので、患者の治療部位(例えば、新生児の黄疸治療の場合には、頭部を除く全身)にのみ集中的に光線を照射することができ、これにより、治療効果を向上させることができ、治療時間の短縮化を図ることができるとともに、患者の目に光線が照射されるのを防止することができ、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0035】しかも、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、光線の波長を単一にすることができ、紫外線等の有害な光線の発生を防止することができるので、これによっても、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0036】さらには、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、従来の蛍光管を用いた場合に比べて光源の長寿命化を図ることができるとともに、消費電力を著しく低減することができ、光線治療のためのコストを低減することができる。
【0037】(第2実施例)第2実施例としての光線治療方法は、患者の身体に向けて治療用の光線を連続して照射しながら、患者に母親の胎内音を所定時間ごとに断続的に聴取させることにしたものである。
【0038】すなわち、最初に治療部位(例えば、上半身)を裸にした状態で患者をベッドに寝かせておく。、次に、治療部位の直上方位置に治療用の光線を発する光源を設置し、同光源から治療部位に向けて治療用の光線を照射する。ここで、治療用の光線としては、例えば、黄疸治療の場合には510nmの波長の青緑色の光線であり、また、かかる治療用の光線の光源としては、蛍光管を使用してもよいが、好ましくは発光ダイオードを使用する。
【0039】そして、従来の光線治療においては、患者の身体に向けて治療用の光線を長時間(約8時間〜24時間)にわたって連続して照射するだけであったが、本実施例では、患者に母親の胎内音を所定時間ごとに断続的に聞かせるようにしている。尚、通算の照射時間は、治療部位の症状に応じて8時間〜24時間とする。尚、患者に聞かせる音声は、母親の胎内音に限られることはなく、母親の声であってもよく、また、単なる音楽であってもよい。
【0040】ここでは、図2に模式的に示すように、患者の身体に向けて治療用の光線を連続して照射し続けるとともに、1.5時間ごとに30分間だけスピーカーから母親の胎内音を流している。
【0041】尚、本実施例では、患者の身体に向けて治療用の光線を連続して照射し続けているが、図3に模式的に示すように、所定時間(ここでは、1.5時間)ごとに光源を消灯(輝度が0%となるように)してもよい。
【0042】このように、本実施例では、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させているため、長時間にわたって光線治療を行っても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができる。
【0043】これにより、患者に対して時間の経過を感じさせることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができて、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなり、これにより、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0044】特に、光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減した場合には、上記した効果を増長することができる。
【0045】(第3実施例)図4〜図6は、本発明に係る光線治療装置1を示した図であり、同光線治療装置1は、上方を開口した透明の矩形箱型状のケース2の底部に敷布団3及び枕4を載置することによってベッド5を形成する一方、ケース2の開口部に蓋体6を開閉自在に枢着している。
【0046】蓋体6には、光照射手段7と音声入出力手段9と制御手段10を収納配設している。
【0047】光照射手段7は、図4及び図5に示すように、蓋体6の下面に光源保持板11を取付け、同光源保持板11に複数の発光ダイオード12を格子配列状に取付けることによってLEDモジュール13を構成し、同LEDモジュール13に発光ダイオード12を点灯・消灯させるためのLEDドライバー14を接続している。
【0048】音声入出力手段9は、図4及び図5に示すように、蓋体6の下面に左右一対のスピーカー15,15を取付け、同スピーカー15,15に音声出力インターフェイス16を接続する一方、蓋体6の後面に音声入力インターフェイス17を配設している。
【0049】制御手段10は、図5に示すように、コントローラ18に操作パネル19を接続している。コントローラ18には、前述したLEDドライバー14と音声入出力インターフェイス16,17を接続しており、さらには、メモリー(図示省略)を接続している。かかるメモリーには、制御プログラムのほかに、音声データを記憶している。また、コントローラ18は、音声入力インターフェイス17に接続した音響機器から音声データ(母親の胎内音や声、音楽等)を入力し、メモリーに記憶できるようになっている。
【0050】かかるコントローラ18は、メモリーに記憶した制御プログラムに基づいてLEDドライバー14や音声出力インターフェイス16を制御することによって、上述した実施例1や実施例2(図1〜図3)で説明した各種のタイミングで、発光ダイオード12を点灯・消灯させたり、スピーカー15から音声を出力するようにしている。尚、各種のタイミングについては、操作パネル19で選択できるようになっている。
【0051】そして、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射した場合には、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0052】また、治療用の光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減した場合にも、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0053】また、本実施例では、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いているため、光線の照射角度を容易に調整することができるので、患者の治療部位にのみ集中的に光線を照射することができ、これにより、治療効果を向上させることができ、治療時間の短縮化を図ることができるとともに、患者の目に光線が照射されるのを防止することができ、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0054】しかも、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、光線の波長を単一にすることができ、紫外線等の有害な光線の発生を防止することができるので、これによっても、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0055】さらには、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、従来の蛍光管を用いた場合に比べて消費電力を著しく低減することができ、光線治療のためのコストを低減することができる。
【0056】また、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させた場合にも、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0057】特に、患者の母親の胎内音を患者に聞かせた場合には、患者、特に新生児の患者に対して安心感を与えることができ、これによっても、患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0058】尚、本発明に係る光線治療を行う装置としては、光照射手段7とベッド5とを一体としたものに限られず、スタンドの上部に光照射手段7を取付け、ベッド5とは別体としたものであってもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】すなわち、請求項1に係る本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射することにしているため、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0061】また、請求項2に係る発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減することにしているため、これによっても、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0062】また、請求項3に係る本発明では、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いているため、光線の照射角度を容易に調整することができるので、患者の治療部位にのみ集中的に光線を照射することができ、これにより、治療効果を向上させることができ、治療時間の短縮化を図ることができるとともに、患者の目に光線が照射されるのを防止することができ、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0063】しかも、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、光線の波長を単一にすることができ、紫外線、赤外線、放射線、電磁波等の有害な光線の発生を防止することができるので、これによっても、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0064】さらには、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、従来の蛍光管を用いた場合に比べて光源の長寿命化を図ることができるとともに、消費電力を著しく低減することができ、光線治療のためのコストを低減することができる。
【0065】また、請求項4に係る本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療方法において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させることにしているため、これによっても、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0066】また、請求項5に係る本発明では、患者の母親の胎内音を患者に聞かせているため、患者、特に新生児の患者に対して安心感を与えることができ、これによっても、患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0067】また、請求項6に係る本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線を所定時間ごとに断続的に照射すべく構成しているため、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0068】また、請求項7に係る本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、治療用の光線の輝度を所定時間ごとに断続的に増減すべく構成しているため、これによっても、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0069】また、請求項8に係る本発明では、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いているため、光線の照射角度を容易に調整することができるので、患者の治療部位にのみ集中的に光線を照射することができ、これにより、治療効果を向上させることができ、治療時間の短縮化を図ることができるとともに、患者の目に光線が照射されるのを防止することができ、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0070】しかも、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、光線の波長を単一にすることができ、紫外線、赤外線、放射線、電磁波等の有害な光線の発生を防止することができるので、これによっても、治療中に患者に目隠ししなくてもよくなり、患者の負担を軽減することができて、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0071】さらには、治療用の光線の光源として発光ダイオードを用いることによって、従来の蛍光管を用いた場合に比べて光源の長寿命化を図ることができるとともに、消費電力を著しく低減することができ、光線治療のためのコストを低減することができる。
【0072】また、請求項9に係る本発明では、患者の身体に向けて治療用の光線を照射する光線治療装置において、患者に所定の音声を所定時間ごとに断続的に聴取させるべく構成しているため、これによっても、長時間にわたって光線治療を受けても、患者に対して所定時間ごとに刺激を与えることができ、これにより、患者は時間の経過を感じ取ることができ、患者自身が感じている時間の経過と実際の時間の経過との間のずれを可及的に少なくすることができ、患者の日内リズム(生活リズム)を狂わせることがなくなる。そのため、長時間にわたる光線治療によって患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【0073】また、請求項10に係る本発明では、患者の母親の胎内音を患者に聞かせているため、患者、特に新生児の患者に対して安心感を与えることができ、これによっても、患者が受ける負荷を軽減することができ、患者に不快感を感じさせることなく光線治療を行うことができる。
【出願人】 【識別番号】592069333
【氏名又は名称】株式会社システムワークス
【出願日】 平成13年11月28日(2001.11.28)
【代理人】 【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎 (外1名)
【公開番号】 特開2003−159341(P2003−159341A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2001−363348(P2001−363348)