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【発明の名称】 皮膚若しくは毛髪用化粧料
【発明者】 【氏名】上田 五郎作

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】皮膚若しくは毛髪用化粧料基剤に、ツルレイシ(ウリ科、学名(Momordica Charantia L ニガウリ(苦瓜))の果実の乾燥粉末を配合したことを特徴とする化粧料。
【請求項2】シミ、ニキビ、肌荒れを改善し、毛髪のフケの出を少なくする請求項1記載の化粧料。
【請求項3】前記乾燥粉末の添加量が、前記化粧料基剤の0.1〜50重量%である請求項1又は2記載の化粧料。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、皮膚及び毛髪の美容と健康に優れた効果を与える皮膚若しくは毛髪用化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】皮膚の健全な生理機能を維持し、健康な美肌を保持するため、皮膚化粧料中に、ビタミン、ヒアルロン酸、アミノ酸その他各種の添加物を加えることは公知である【0003】また、外用剤として、直接皮膚に塗布した場合、皮膚を害することなく、皮膚の働きを活性化し、皮膚の再生を助ける種々の薬用化粧料も提案されている。
【0004】一方、ツルレイシ(ウリ科、学名(Momordica Charantia L ニガウリ(苦瓜))には、血栓症の治癒乃至予防に効果的な薬効物質が含まれていることが知られている。
【0005】しかしながら、このツルレイシを、化粧料中に含有させることは現実に行われていないし、このような発想も全く知られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかして、従来の殆どの化粧料は、肌荒れの改善や皮膚の老化防止という点では、未だ十分満足すべきものではない。
【0007】この発明は、外用剤として直接皮膚に塗布した場合に、皮膚を害することなく皮膚の新陳代謝を促進し、美白効果に優れ、シミ、ニキビ、肌荒れの改善や毛髪のフケの出を少なくする等の優れた美容促進効果を示す化粧料を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明者は鋭意研究の結果、皮膚若しくは毛髪用化粧料基剤に、ツルレイシ(ウリ科、学名(Momordica Charantia L ニガウリ(苦瓜))の果実の乾燥粉末を配合した化粧料が、外用剤として直接皮膚に塗布した場合に、皮膚を害することなく皮膚の新陳代謝を促進し、皮膚をなめらかにし、美白効果に優れ、シミ、ニキビ、肌荒れの改善や毛髪のフケの出を少なくする等の優れた効果を示すことを見いだし本発明に到達した。
【0009】即ち、本発明は、皮膚若しくは毛髪用化粧料基剤に、ツルレイシ(ウリ科、学名(Momordica Charantia L ニガウリ(苦瓜))の果実の乾燥粉末を配合したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明する。
【0011】本発明に使用する原料ツルレイシの果実は、未熟,完熟果実(果肉)を使用することができる。
【0012】本発明に使用するツルレイシの果実の乾燥粉末は、果実を乾燥して水分を除去した後、粉砕機によって粉末化することによって得られる。
【0013】本発明の化粧料基剤は、公知のものを使用すれば良く特に限定されない。また、化粧料の剤型も、特に限定されず、例えば、シャンプー、クリームリンス、ローションパック、ヘアートニック浴剤及び洗剤(台洗)等が挙げられる【0014】化粧料基剤へのツルレイシ粉末の添加量は、広範囲に変化させることができる。例えば0.1〜50重量%程度が好ましい【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を示すが、本発明はこれら実施例に限定されない。例中数量を表す「%」は「重量%」である。実施例は配合割合のみ示すが、製造はこの配合割合で常法に従って行った。
【0016】
実施例1:クリームツルレイシ粉末 5.0%ミッロウ 6.0%セタノール 5.0%流動ポリイソブテン 9.0% スクワラン 9.0%乳化剤 4.0%1,3−ブチレングリコール 3.0%グリチルリチン酸ジカリウム 0.1%アルフアービサボロール(エイコー101) 0.2%精製水 58.7%香料、酸化防止剤 適量上記成分を上記の割合で均質に混合し、本発明のクリームを得る。
【0017】
実施例2:シャンプーツルレイシ粉末 3.0%N―ヤシ油脂肪酸アシルーLグルタミン酸モノトリエタノールアミン 26.0%アルフアービサボロール(エイコー101) 0.5%ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 29.0%精製水 39.5%プロピレングリコ−ル 2.0%香料、酸化防止剤 適量上記成分を上記の割合で均質に混合し、本発明のシャンプーを得る。
【0018】
実施例3:パックツルレイシ粉末 5.0%ビーガム(モンモリロナイト) 5.0%スクワラン 2.0%プロピレングリコ−ル 5.0%酸化亜鉛 8.0%カオリン 7.0%エタノール 5.0%香料 0.5%精製水 62.5%防腐剤 適量上記成分を上記の割合で均質に混合し、本発明のパックを得る。
【0019】
実施例4:粉末パックツルレイシ粉末 10.0%タルク 15.0%カオリン 44.5%トルマリン 3.5%酸化亜鉛 15.5%オリーブ油 3.0%グリセリン 8.0%香料 0.5%防腐剤 適量上記成分を上記の割合で均質に混合し、本発明の粉末パックを得る。
【0020】実施例5皮膚の状態が外観上明らかにシミ、肌荒れ又はニキビに悩んでいる16〜32才の女性10人を被験者とし、実施例3で得たパックを1日朝夕2回通常の使用量で塗布し、経過を観察した。結果を次表1に示す。
【0021】
【表1】

【0022】
但し、 − ・・・・・使用前と変わらない。
【0023】± ・・・・・正常化しつつある。
【0024】+ ・・・・・正常になった。
【0025】上記結果より明らかなように、本発明の化粧料を使用すると、10日目以降から皮膚の状態が改善され、15日経過すると、明らかかにシミ、肌荒れの症状が治癒し、シミが目立たなくなり、肌がなめらかになった。
【0026】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の化粧料は、外用剤として直接皮膚に塗布した場合に、皮膚を害することなく、皮膚の新陳代謝を促進する結果、シミ、ニキビの防止と治療に効果を示し、皮膚をなめらかにすると共に肌荒れや老化の予防を兼ねた優れた美容効果を示すと共に、皮膚の消炎作用にも効果を示す等、この種従来の化粧料には全く見られない著しく優れた効果を示す。
【出願人】 【識別番号】397021464
【氏名又は名称】株式会社永▲廣▼堂本店
【出願日】 平成14年5月28日(2002.5.28)
【代理人】 【識別番号】100080274
【弁理士】
【氏名又は名称】稲垣 仁義
【公開番号】 特開2003−342119(P2003−342119A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−153192(P2002−153192)