| 【発明の名称】 |
染毛料 |
| 【発明者】 |
【氏名】芝田 和也 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株式会社資生堂リサーチセンター(新横浜)内
【氏名】落合 正敏 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株式会社資生堂リサーチセンター(新横浜)内
【氏名】山下 貴弘 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株式会社資生堂リサーチセンター(新横浜)内
【氏名】神戸 哲也 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株式会社資生堂リサーチセンター(新横浜)内
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| 【要約】 |
【課題】塩基性染料、非イオン性染料、中性染料を色剤として用いた半永久染毛料において、これら染料の問題点である皮膚への汚着を防止し、かつ使用性、粘度安定性に優れる染毛料を提供する。
【解決手段】(A)特定の長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤を0.1〜10.0質量%、(B)脂肪族アルコールを0.25〜25.0質量%、および(C)塩基性染料、非イオン性染料、中性染料の中から選ばれる1種または2種以上の染料を含有する染毛料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 (A)下記一般式(I) R1CO−a−(CH2)nSO3M1 (I) 〔式中、R1CO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を示し;aは−O−または−NR−(ただし、Rは水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を示し;M1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を示し;nは1〜3の整数を示す〕で表される長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤を0.1〜10.0質量%、(B)脂肪族アルコールを0.25〜25.0質量%、および(C)塩基性染料、非イオン性染料、中性染料の中から選ばれる1種または2種以上の染料を含有する染毛料。 【請求項2】 (A)成分:(B)成分=1:2.5〜1:50(質量比)である、請求項1記載の染毛料。 【請求項3】 (C)成分を0.001〜3.0質量%含有する、請求項1または2記載の染毛料。 【請求項4】 染毛料のpHが4〜9である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の染毛料。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は染毛料に関する。特には、安定性、使用感(滑らか感)、染着性に優れるとともに、皮膚汚着が少ない頭髪用半永久染毛料に関する。 【0002】 【従来の技術】毛髪を染色するための染毛料は、例えば「白髪染め」や「おしゃれ染め」として広く用いられている。この染毛料には、毛髪を所望の色彩に染めるための色剤が当然に配合されている。かかる色剤として塩基性染料、非イオン性染料、中性染料等を配合した染毛料は、半永久的な染毛効果の持続を企図した「半永久染毛料」に分類される。これらは、重合反応を伴う酸化染毛料と比較して手軽に染められるという特長があるものの、皮膚への汚着という問題がある。また染毛料として要求される使用性、粘度安定性等の特性もより高いものが要求される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、塩基性染料、非イオン性染料、中性染料を色剤として用いた半永久染毛料において、これら染料の問題点である皮膚への汚着を防止し、かつ使用性、粘度安定性に優れる染毛料を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、(A)下記一般式(I) 【0005】 R1CO−a−(CH2)nSO3M1 (I) 【0006】〔式中、R1CO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を示し;aは−O−または−NR−(ただし、Rは水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を示し;M1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を示し;nは1〜3の整数を示す〕で表される長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤を0.1〜10.0質量%、(B)脂肪族アルコールを0.25〜25.0質量%、および(C)塩基性染料、非イオン性染料、中性染料の中から選ばれる1種または2種以上の染料を含有する染毛料を提供する。 【0007】上記において、(A)成分:(B)成分=1:2.5〜1:50(質量比)であるのが好ましい。 【0008】また(A)成分としては、上記一般式(I)中、aが−O−を示す長鎖アシルイセチオン酸塩型陰イオン性界面活性剤、aが−NH−を示す長鎖アシルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤、aが−N(CH3)−を示す長鎖アシルメチルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤が、好ましい態様として挙げられる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。 【0010】本発明の染毛料において、(A)成分としての長鎖アシルスルホン酸塩型陰イオン性界面活性剤は下記一般式(I)で表される。 【0011】 R1CO−a−(CH2)nSO3M1 (I) 【0012】一般式(I)中、R1CO−は平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和の脂肪酸残基(アシル基)を表す。R1COとして、C11H23CO、C12H25CO、C13H27CO、C14H29CO、C15H31CO、C16H33CO、C17H35CO、ココヤシ脂肪酸残基、パームヤシ脂肪酸残基等が例示される。なお、R1COは、安全性等の点から、その平均炭素原子数が12〜22のものがより好ましい。 【0013】aは−O−または−NR−(ただし、Rは水素原子、または炭素原子数1〜3のアルキル基を示す)を表す。これらは電子供与性基である。aとしては、−O−、−NH−、−N(CH3)−が好ましい。 【0014】M1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウムまたは有機アミン類を表す。M1として、例えばリチウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、タウリンナトリウム、N−メチルタウリンナトリウム等が挙げられる。 【0015】nは1〜3の整数を表す。 【0016】(A)成分として、上記一般式(I)中、aが−O−を示す化合物、すなわち長鎖アシルイセチオン酸塩型陰イオン性界面活性剤としては、ココイルイセチオン酸塩、ステアロイルイセチオン酸塩、ラウロイルイセチオン酸塩、ミリストイルイセチオン酸塩等が例示される。 【0017】上記一般式(I)中、aが−NH−を示す化合物、すなわち長鎖アシルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤としては、N−ラウロイルタウリン塩、N−ココイル−N−エタノールタウリン塩、N−ミリストイルタウリン塩、N−ステアロイルタウリン塩等が例示される。 【0018】上記一般式(I)中、aが−N(CH3)−を示す化合物、すなわち長鎖アシルメチルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤としては、N−ラウロイル−N−メチルタウリン塩、N−パルミトイル−N−メチルタウリン塩、N−ステアロイル−N−メチルタウリン塩、N−ココイル−N−メチルタウリン塩等が例示される。 【0019】中でも、(A)成分として、N−ステアロイル−N−メチルタウリン塩が特に好ましい。(A)成分は1種または2種以上を用いることができる。 【0020】(A)成分の配合量は、染毛料全量中、0.1〜10.0質量%であり、好ましくは0.5〜5.0質量%である。0.1質量%未満では、(B)成分である脂肪族アルコールの結晶析出により、安定性が低下し、またすすぎ時の滑らか感が得られず、一方、10.0質量%超では低粘度による、安定性、安全性の低下を生じる。 【0021】(B)成分としての脂肪族アルコールは、直鎖または分岐鎖のアルキル鎖を有する、炭素原子数12〜22の脂肪族アルコールが好ましい。(B)成分としては、例えばラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、硬化ナタネ油アルコール、ホホバアルコール等の直鎖アルコールや、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の分岐鎖アルコールなどが挙げられる。本発明では直鎖アルコールが好ましい。(B)成分は1種または2種以上を用いることができる。 【0022】(B)成分の配合量は、染毛料全量中、0.25〜25.0質量%である。0.25質量%未満では低粘度による安定性の低下を生じ、一方、25.0質量%超ではすすぎ時に滑らか感が得られず、また毛髪への染色効果が低下する。 【0023】本発明では、(A)成分と(B)成分とがゲルを形成するが、このゲルが、従来のトリメチルアンモニウム型カチオン性界面活性剤と長鎖アルキルアルコール(=脂肪族アルコール)とによるカチオン性リンスゲルに比べて極めて安定性が高いため、染毛助剤であるベンジルアルコール等の配合量をふやすことができる。その結果、従来よりもさらに染色力の強い製剤の調製が可能となる。 【0024】上記ゲルを効果的に形成するために、本発明では上記(A)成分と(B)成分は、(A)成分:(B)成分=1:2.5〜1:50(質量比)となるよう配合するのが好ましい。 【0025】(C)成分としての塩基性染料、非イオン性染料、中性染料は、染毛料に用いられ得るものであれば特に限定されるものでない。具体的には以下の染料が例示される。 【0026】9−(ジメチルアミノ)−ベンゾ[a]フェノキサジ−7−イウム−クロライド(CI51175;ベーシック・ブルーNo.6)、ジ[4−(ジエチルアミノ)フェニル][4−(エチルアミノ)ナフチル]カルベニウム−クロライド(CI42595;ベーシック・ブルーNo.7)、3、7−ジ(ジメチルアミノ)フェノチアジン−5−イウム−クロライド(CI52015;ベーシック・ブルーNo.9)、ジ[4−(ジメチルアミノ)フェニル][4−(フェニルアミノ)ナフチル]カルベニウム−クロライド(CI44045;ベーシック・ブルーNo.26)、2−[(4−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)アゾ]−6−メトキシ−3−メチル−ベンゾチアゾリウム−硫酸メチル(CI11154;ベーシック・ブルーNo.41)、8−アミノ−2−ブロム−5−ヒドロキシ−4−イミノ−6−[(3−(トリメチルアンモニオ)フェニル)アミノ]−1(4H)−ナフタリノン−クロライド(CI56059;ベーシック・ブルーNo.99)、ビス[4−(ジメチルアミノ)−フェニル][4−(メチルアミノ)フェニル]カルベニウム−クロライド(CI42535;ベーシック・バイオレットNo.1)、トリス(4−アミノ−3−メチルフェニル)−カルベニウム−クロライド(CI42520;ベーシック・バイオレットNo.2)、トリス[4−(ジメチルアミノ)フェニル]カルベニウム−クロライド(CI42555;ベーシック・バイオレットNo.3)、2−[3,6−(ジエチルアミノ)ジベンゾピラニウム−9−イル]−安息香酸−クロライド(CI45170;ベーシック・バイオレットNo.10)、ジ(4−アミノフェニル)(4−アミノ−3−メチルフェニル)カルベニウム−クロライド(CI42510;ベーシック・バイオレットNo.14)、1,3−ビス[(2、4−ジアミノ−5−メチルフェニル)アゾ]−3−メチルベンゼン(CI21010;ベーシック・ブラウンNo.4)、1−[(4−アミノフェニル)アゾ]−7−(トリメチルアンモニオ)−2−ナフトール−クロライド(CI12250;ベーシック・ブラウンNo.16)、1−[(4−アミノ−3−ニトロフェニル)アゾ]−7−(トリメチルアンモニオ)−2−ナフトール−クロライド(CI12251;ベーシック・ブラウンNo.17)、3,7−ジアミノ−2,8−ジメチル−5−フェニル−フェナジニウム−クロライド(CI50240;ベーシック・レッドNo.2)、1,4−ジメチル−5−[(4−(ジメチルアミノ)フェニル)アゾ]−1、2,4−トリアゾリウム−クロライド(CI11055;ベーシック・レッドNo.22)、2−ヒドロキシ−1−[(2−メトキシフェニル)アゾ]−7−(トリメチルアンモニオ)−ナフタリン−クロライド(CI12245;ベーシック・レッドNo.76)、2−[2((2,4−ジメトキシフェニル)アミノ)エテニル]−1,3,3−トリメチル−3H−インドール−1−イウム−クロライド(CI48055;ベーシック・イエローNo.11)、3−メチル−1−フェニル−4−[(3−(トリメチルアンモニオ)フェニル)アゾ]−ピラゾール−5−オン−クロライド(CI12719;ベーシック・イエローNo.57)、ビス[4−(ジエチルアミノ)フェニル]フェニルカルベニウム−硫酸水素塩(1:1)(CI42040;ベーシック・グリーンNo.1)等が挙げられる。 【0027】また、1−アミノ−2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−5−ニトロベンゼン(HCイエローNo.5)、1−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−5−ニトロベンゼン(HCイエローNo.4)、1−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCイエローNo.2)、2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−メトキシ−5−ニトロベンゼン、2−アミノ−3−ニトロフェノール、1−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メチルアミノ−4−ニトロベンゼン、2,3−(ジヒドロキシプロポキシ)−3−メチルアミノ−4−ニトロベンゼン、2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−5−ニトロフェノール(HCイエローNo.11)、3−[(2−アミノエチル)アミノ]−1−メトキシ−4−ニトロベンゼン−塩酸塩(HCイエローNo.9)、1−[(2−ウレイドエチル)アミノ]−4−ニトロベンゼン、4−[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−3−ニトロ−1−トリフルオルメチル−ベンゼン(HCイエローNo.6)、1−クロル−2,4−ビス[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−5−ニトロベンゼン(HCイエローNo.10)、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニトロ−1−メチルベンゼン、1−クロル−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニトロベンゼン(HCイエローNo.12)、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニトロ−1−トリフルオルメチル−ベンゼン(HCイエローNo.13)、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニトロ−ベンゾニトリル(HCイエローNo.14)、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニトロ−ベンズアミド(HCイエローNo.15)、1−アミノ−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCレッドNo.7)、2−アミノ−4,6−ジニトロ−フェノール、2−エチルアミノ−4,6−ジニトロ−フェノール、4−アミノ−2−ニトロ−ジフェニルアミン(HCレッドNo.1)、1−アミノ−4−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン−塩酸塩(HCレッドNo.13)、1−アミノ−5−クロル−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン、4−アミノ−1−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCレッドNo.3)、4−アミノ−3−ニトロフェノール、4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−ニロトフェノール、2−ニトロ−4’−ヒドロキシジフェニルアミン(HCオレンジNo.1)、1−[(2−アミノエチル)アミノ]−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ニトロベンゼン(HCオレンジNo.2)、4−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−1−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCオレンジNo.3)、1−アミノ−5−クロル−4−[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCレッドNo.10)、5−クロル−1,4−[ジ(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCレッドNo.11)、2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4,6−ジニトロ−フェノール、4−エチルアミノ−3−ニトロ−安息香酸、2−[(4−アミノ−2−ニトロフェニル)アミノ]−安息香酸、2−クロル−6−メチルアミノ−4−ニトロフェノール、2−クロル−6−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4−ニトロフェノール、2−クロル−6−エチルアミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−6−クロル−4−ニトロフェノール、4−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−3−ニトロフェノール、2,5−ジアミノ−6−ニトロピリジン、1,2,3,4−テトラヒドロ−6−ニトロキノキサリン、7−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−ニトロ−2H−1,4−ベンゾキサジン(HCレッドNo.14)、1,4−ビス[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン、1−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−ニトロ−4−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−ベンゼン(HCブルーNo.2)、1−アミノ−3−メチル−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−6−ニトロベンゼン(HCバイオレットNo.1)、4−[エチル−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン−塩酸塩(HCブルーNo.12)、4−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−[(2−メトキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCブルーNo.11)、1−[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−4−[メチル−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCブルーNo.10)、1−[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−4−[エチル−(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン−塩酸塩(HCブルーNo.9)、1−(3−ヒドロキシプロピルアミノ)−4−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCバイオレットNo.2)、1−メチルアミノ−4−[メチル−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−2−ニトロベンゼン(HCブルーNo.6)、2−[(4−アミノ−2−ニトロフェニル)アミノ]−5−ジメチルアミノ−安息香酸(HCブルーNo.13)、1,4−ジ[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]−9,10−アンスラキノン、1−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4−メチルアミノ−9,10−アンスラキノン(CI61505;ディスパース・ブルーNo.3)、2−[(2−アミノエチル)アミノ]−9,10−アンスラキノン(HCオレンジNo.5)、1−ヒドロキシ−4−[(4−メチル−2−スルホ−フェニル)アミノ]−9,10−アンスラキノン、1−[(3−アミノプロピル)アミノ]−4−メチルアミノ−9,10−アンスラキノン(HCブルーNo.8)、1−[(3−アミノプロピル)アミノ]−9,10−アンスラキノン(HCレッドNo.8)、1,4−ジアミノ−2−メトキシ−9,10−アンスラキノン(CI62015;ディスパース・レッドNo.11;ソルベント・バイオレットNo.26)、1,4−ジヒドロキシ−5,8−ビス[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−9,10−アンスラキノン(CI62500;ディスパース・ブルーNo.7;ソルベント・ブルーNo.69)、1−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−メチル−4−[(4−ニトロフェニル)アゾ]−ベンゼン(CI11210;ディスパース・レッドNo.17)、4−[(4−アミノフェニル)アゾ]−1−[ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−3−メチルベンゼン(HCイエローNo.7)、2,6−ジアミノ−3−[(ピリジン−3−イル)アゾ]−ピリジン、2−[(4−(アセチルアミノ)フェニル)アゾ]−4−メチルフェノール(CI11855;ディスパース・イエローNo.3)、1,4,5,8−テトラアミノ−9,10−アントラセンジオン(CI64500;ディスパース・ブルーNo.1;Lowadene Blue 1)、2,2’−[[4−[(4−アミノフェニル)アゾ]フェニル]イミノ]ビスエタノール(ディスパース・ブラックNo.9;Lowadene Black 9)等が挙げられる。 【0028】(C)成分は塩基性染料、非イオン性染料、および中性染料酸性染料の中から1種または2種以上を用いることができる。 【0029】(C)成分の配合量は、染毛料全量中、0.001〜2.0質量%が好ましい。0.001質量%未満では毛髪への染色効果が十分でなく、一方、2.0質量%超では手への汚着の度合いが増し、また安全性の低下を引き起こしがちとなる。 【0030】本発明では、上記(A)〜(C)成分を必須成分として配合することにより、(C)成分が効果を発揮するpH領域、例えばpH4〜9程度のpH領域において、(A)成分と(B)成分とによるゲル形成により、極めて安定した粘度を維持することができ、使用性に優れるとともに、染毛性に優れた染毛料が提供される。 【0031】本発明の染毛料は、粘度変化率が少なく、粘度安定性に優れる。具体的には、例えば本発明染毛料を45℃温度下で28日間保存した後の粘度について、下記数1で示す粘度の変化率で粘度の長期安定性を評価した場合、粘度の変化率0.8〜1の長期粘度安定性に優れた染毛料を得ることができる。 【0032】 【数1】粘度の変化率=(45℃、28日間保存後の粘度)/(製造1時間後の粘度) 【0033】なお、粘度はB型粘度計で測定することができる。本発明の染毛料の系としての粘度は、2000〜50000m・Pas(25℃)程度ものが好ましいが、50000m・Pas超でもかまわない。 【0034】本発明の染毛料には、上記必須成分に加え、所望によりさらに任意添加成分を配合することができる。 【0035】このような成分として、例えばpH調整剤として中性〜アルカリ剤、有機酸、無機酸またはそれらの塩などを好適に配合することができる。中性〜アルカリ剤としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化リチウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、クエン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素2ナトリウム、塩基性アミノ酸等が挙げられる。有機酸またはその塩としては、プロパン酸、ブタン酸、ブタン二酸、ペンタン酸、ヘキサン二酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、フタル酸、L−グルタミン酸、グリコール酸、DL−グルタミン酸、タウリン、N−メチルタウリン、クエン酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム等が挙げられる。無機酸またはその塩としては、炭酸、塩酸、硫酸、リン酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム等が挙げられる。これらの中でも化粧品に汎用される炭酸水素ナトリウム、リン酸水素2ナトリウムや、乳酸、クエン酸、酒石酸、グリコール酸、およびこれらの塩類等が好適に用いられる。 【0036】また、塩基性染料、非イオン性染料、中性染料の染着性のより一層の向上を図って、従来より用いられている染毛助剤を配合してもよい。このような染毛助剤としては、例えば下記一般式(II) 【0037】
【0038】(式中、R2は水素原子、メチル基またはメトキシ基を示し;R3は−CH2OH基、−CH2CH2OH基、−CH(CH3)OH基、−CH2CH2CH2OH基、−C(CH3)2OH基、−CH2CH(CH3)OH基、−CH(CH3)CH2OH基、−CH=CHCH2OH基、−OCH2CH2OH基を示す)で表される芳香族アルコール、1価脂肪族アルコール、多価脂肪族アルコール等が挙げられる。 【0039】芳香族アルコールの具体例としては、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、γ−フェニルプロピルアルコール、ケイ皮アルコール、アニスアルコール、p−メチルベンジルアルコール、α−ジメチルフェネチルアルコール、α−フェニルエタノール、フェノキシエタノール等が例示される。中でも染着性効果等の点からベンジルアルコールが好ましい。 【0040】1価脂肪族アルコールの具体例としては、エタノール、ブタノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等が例示される。 【0041】多価脂肪族アルコールの具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン等が例示される。 【0042】上記以外にさらに、N−メチルピロリドン、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール等も用いられる。 【0043】これら染毛助剤は1種または2種以上を配合することができる。染毛助剤の配合量は、染毛料全量中、0.5〜15質量%が好ましく、より好ましくは1〜10質量%である。 【0044】さらに使用感のより一層の向上を図って非揮発性シリコーン系コンディショニング成分を配合してもよい。このような成分としては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテルシリコーン等が好ましく用いられる。非揮発性シリコーンは通常、油剤として染毛料中に配合されるが、乳化物として用意される成分として配合してもかまわない。 【0045】なお、乳化物として添加する場合、機械分散されたものでも乳化重合されたものでもよく、その粒子径も特に制限なく用いることができるが、10nm〜1mm程度が好ましい。シリコーンの性状は、オイル、ゴム、レジン、粉末のいずれでもよく、線状でも架橋型でもいずれでもよく、その粘性も特に制限されるものでない。 【0046】本発明の染毛料には、必要に応じて、上記以外にも、染毛料で一般に使用される他の成分を本発明の効果を損なわない範囲で使用することができる。このような成分としては、例えば、カチオン性界面活性剤、ラノリン誘導体、タンパク質誘導体、油性成分、保湿剤成分、生薬等の植物抽出物、カチオン性・アニオン性・非イオン性等の水溶性高分子、金属イオン封鎖剤、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、香料等が挙げられる。 【0047】また、本発明の染毛料の緩衝能は0.001〜2.0g当量/lであるのが好ましい。なお、ここでいう緩衝能とは、25℃における染毛料の10%水溶液のpHを初期の値から1上昇させるのに要する塩基の濃度を尺度として下記数2により求められる値である。 【0048】 【数2】緩衝能 = |(dCs/dpH)|【0049】(式中、Csは塩基のイオン濃度(g当量/l)を示す) 本発明の染毛料は一剤式の染毛料として好適に用いられ、ヘアマニキュアやカラーリンス等に応用できる。 【0050】 【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものでない。なお、配合量は質量%である。 【0051】(実施例1〜12、比較例1〜10)下記表1〜3、表4、表5に示す組成の試料を常法により調製した。これら各試料を用いて、下記評価基準に従って、使用後の髪の感触(滑らかさ)、すすぎ時の髪の感触(滑らかさ)、安定性(粘度)、安定性(濁り、沈殿、分離)、皮膚への汚着の程度について評価を行った。結果を表1〜3、表4、表5に示す。 【0052】なお、表1〜3、表4、表5中、「ジメチルポリシロキサン乳化重合物」(*)は、シリコーン粒子径200nm、粘度100,000cs(25℃)、有効分40質量%のものを用いた。 【0053】[使用後の髪の感触(滑らかさ)]日本人の平均的な太さ(直径およそ70〜90μm)の毛髪を、長さ15cm程度にそろえて10gの束にしたものを用いた。 【0054】各試料1gを手で上記毛髪束に塗布した後、40℃の水道水300mlの水浴中で2分間振盪してすすいだ後、湿度50%、温度25℃にて一昼夜放置した後の毛髪束の感触を、パネル(20名)が手で触り、下記評価基準により評価した。 (評価基準) ◎: 20名中16名以上が、染髪前より滑らか感があると回答○: 20名中12〜15名が、染髪前より滑らか感があると回答△: 20名中8〜11名が、染髪前より滑らか感があると回答×: 20名中7名以下が、染髪前より滑らか感があると回答【0055】[すすぎ時の髪の感触(滑らかさ)]専門パネル(男性20名)により、各試料を実際に使用し、官能試験を行った。頭髪をシャンプーで洗髪後、約3gの試料を毛髪に塗布し、5分間放置後、約40℃のお湯で洗い流した。そのすすぎ時の髪の感触を下記評価基準により評価した。 (評価基準) ◎: 20名中16名以上が、すすぎが滑らかと回答○: 20名中12〜15名が、すすぎが滑らかと回答△: 20名中8〜11名が、すすぎが滑らかと回答×: 20名中7名以下が、すすぎが滑らかと回答【0056】[安定性(粘度)]試料製造1時間後の粘度(30℃)をB型粘度計(12rpm/min)により測定した。 【0057】またこれとは別に、試料製造後、45℃恒温槽にて28日間保存した後の試料を、30℃恒温槽に1時間保存した後、30℃にてB型粘度計(12rpm/min)により測定した。 【0058】次式により粘度の変化率を算出し、下記評価基準に従って評価した。 【0059】 【数3】粘度の変化率=(45℃、28日間保存後の粘度)/(製造1時間後の粘度) (評価基準) ○: 粘度の変化率 0.8〜1△: 粘度の変化率 0.6以上0.8未満×: 粘度の変化率 0.6未満【0060】[安定性(濁り、沈殿、分離)]製造後の試料を45℃、25℃、−5℃の各温度の恒温槽に28日間保存した後の状態を目視で観察し、下記評価基準に従って評価した。 (評価基準) ○: 各温度水準の試料とも濁り、沈殿、分離を生じなかった△: いずれか1つの温度水準の試料が濁り、沈殿、分離を生じた×: いずれか2つ以上の温度水準の試料が濁り、沈殿、分離を生じた【0061】[皮膚への汚着の程度]専門パネル(女性20名)により、各試料を実際に使用し、官能試験を行った。頭髪をシャンプーで洗髪後、約3gの試料を毛髪に塗布し、3分間放置後、約40℃のお湯で洗い流して、タオルで手の水を拭き取って、皮膚への汚着の程度を下記評価基準により評価した。 (評価基準) ◎: 20名中16名以上が、皮膚への汚着の程度が許容範囲内と回答○: 20名中12〜15名が、皮膚への汚着の程度が許容範囲内と回答△: 20名中8〜11名が、皮膚への汚着の程度が許容範囲内と回答×: 20名中7名以下が、皮膚への汚着の程度が許容範囲内と回答【0062】 【表1】
【0063】 【表2】
【0064】 【表3】
【0065】 【表4】
【0066】 【表5】
【0067】 (実施例13) (配 合 成 分) (質量%) HCレッドNo.3 0.2 ベーシック・ブラウンNo.16 0.3 ベーシック・ブルーNo.99 0.1 ベンジルアルコール 5.0 N−ラウロイルタウリンナトリウム 2.0 ステアリルアルコール 5.0 キサンタンガム 1.5 架橋性ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 1,3−ブチレングリコール 10.0 コラーゲン加水分解物 0.2 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは7.0であった。 【0068】 (実施例14) (配 合 成 分) (質量%) HCレッドNo.1 0.2 ベーシック・ブラウンNo.16 0.3 ベーシック・イエローNo.57 0.1 2−フェノキシエタノール 5.0 オクチルポリグリコシド 1.0 N−ラウロイル−N−メチルタウリンナトリウム 2.5 セトステアリルアルコール 10.0 ベントナイト 1.7 ジプロピレングリコール 12.0 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 ケラチン加水分解物 0.1 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がないという特徴があった。なお、pHは5.0であった。 【0069】 (実施例15) (配 合 成 分) (質量%) HCレッドNo.3 0.2 ベーシック・レッドNo.76 0.3 黄色4号 0.1 ベンジルアルコール 5.0 ココイルイセチオン酸カリウム 1.0 セチルアルコール 3.0 タマリンドガム 2.5 ベントナイト 3.2 ジメチルポリシロキサン 0.5 N−メチルピロリドン 10.0 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 グリセリン 0.5 ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 シルクプロテイン加水分解物 0.1 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは8.0であった。 【0070】 (実施例16) (配 合 成 分) (質量%) HCオレンジNo.1 0.2 HCイエローNo.2 0.3 ベーシック・イエローNo.57 0.1 ベンジルアルコール 5.0 ココイルイセチオン酸ナトリウム 1.0 ベヘニルアルコール 6.0 ジメチルポリシロキサン 0.5 N−メチルピロリドン 13.5 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 グリセリン 0.5 エラスチン加水分解物 0.2 ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは6.0であった。 【0071】 (実施例17) (配 合 成 分) (質量%) ベーシック・ブルーNo.99 0.2 ベーシック・ブラウンNo.16 0.3 ベーシック・ブラウンNo.17 0.1 ベンジルアルコール 8.0 N−ミリストイルタウリンナトリウム 5.0 ベヘニルアルコール 15.0 ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.5 ジメチルポリシロキサン 0.5 テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 グリセリン 0.5 カルボキシメチルセルロース 0.1 ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 ケラチン加水分解物 0.2 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは9.0であった。 【0072】 (実施例18) (配 合 成 分) (質量%) HCイエローNo.2 0.02 HCオレンジNo.1 0.03 ヘンナ葉エキス 0.01 ベンジルアルコール 3.0 ステアロイルイセチオン酸ナトリウム 4.0 ステアリルアルコール 10.0 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 グリセリン 0.5 ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 1,3−ブチレングリコール 15.0 四級化コラーゲン加水分解物 0.2 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは4.0であった。 【0073】 (実施例19) (配 合 成 分) (質量%) パラフェニレンジアミン 0.02 HCブルーNo.2 0.03 ディスパース・ブラックNo.9 0.01 ベンジルアルコール 3.0 N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム 3.0 ステアリルアルコール 8.0 ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.2 ジメチルポリシロキサン 0.5 テトラヒドロヒルフリルアルコール 8.7 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 グリセリン 0.5 オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0 ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 1,3−ブチレングリコール 15.0 キサンタンガム 0.5 ベントナイト 0.3 四級化シルクプロテイン加水分解物 0.2 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは8.0であった。 【0074】 (実施例20) (配 合 成 分) (質量%) ベーシック・ブラウンNo.16 0.02 ベーシック・ブラウンNo.17 0.03 ヘマテイン 0.01 ベンジルアルコール 5.0 N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム 4.8 セチルアルコール 10.0 ベヘニルアルコール 4.6 ジメチルポリシロキサン 4.5 オクタン酸セチル 3.0 リン酸 適 量 リン酸水素2ナトリウム 適 量 イソプロピレングリコール 5.0 メチルパラペン 0.1 香料 適 量 イオン交換水 残 余上記処方で常法により製造した染毛料は、安定性に優れ、染着性と均染性に富み、色もちがよく、べたついた使用感も認められず、さらに洗い流し時とドライ後にきしみ感がなく、また手への汚着の程度も許容範囲内であった。なお、pHは7.5であった。 【0075】 【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、塩基性染料、非イオン性染料、中性染料を色剤として用いた半永久染毛料において、これら染料の問題点である皮膚への汚着を防止し、かつ使用性、粘度安定性に優れる染毛料が提供される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001959 【氏名又は名称】株式会社資生堂 【住所又は居所】東京都中央区銀座7丁目5番5号
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| 【出願日】 |
平成14年5月13日(2002.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098800 【弁理士】 【氏名又は名称】長谷川 洋子
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| 【公開番号】 |
特開2003−327518(P2003−327518A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−136564(P2002−136564) |
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