| 【発明の名称】 |
疑似生体性ポリマー及びスフィンゴシン類似物質を含有する皮膚外用剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】清野 綾子 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27−1 ポーラ化成工業株式会社ポーラ横浜研究所内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、生体のバリアー機能を相乗的に向上させ肌荒れやシワ改善に優れた皮膚外用剤を提供することを課題とする【解決手段】下記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマー(ポリグルコシルエトキシメタクリル酸、ポリメタクロイルオキシエトキシホスホリルコリン及びポリメタクロイルリジン等)と一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質((2S、3R)−2−オクタデカノイルアミノオクタデカンー1,3−ジオール等)のうちの二種乃至は三種以上を皮膚外用剤に含有させる。
【解決手段】下記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマー(ポリグルコシルエトキシメタクリル酸、ポリメタクロイルオキシエトキシホスホリルコリン及びポリメタクロイルリジン等)と一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質((2S、3R)−2−オクタデカノイルアミノオクタデカンー1,3−ジオール等)のうちの二種乃至は三種以上を皮膚外用剤に含有させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーと一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質のうちの二種乃至は三種以上を含有することを特徴とする、皮膚外用剤。 【化1】
一般式(I) (但し、式中R1:炭素鎖1〜4のアルキル基、R2:−(OCnH2n)m―R3又は、アミノ酸残基、R3:糖残基又は、オキシスルホリルコリンの重合体、共重合体、n=0−2,m=1−) 【化2】
一般式(Il)
【請求項2】 前記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーの一種乃至は二種以上と前記一般式(Il)に表されるラミド乃至はセラミド類似物質の一種乃至は二種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。 【請求項3】 前記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーが、ポリグルコシルエトキシメタクリル酸、ポリメタクロイルオキシエトキシホスホリルコリン及びポリメタクロイルリジンから選ばれることを特徴とする、請求項1乃至2に記載の皮膚外用剤。 【請求項4】 前記一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質がセラミド類縁体由来であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の皮膚外用剤。 【請求項5】 皮膚バリアー機能による肌荒れ改善効果乃至はシワ改善効果を有することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の皮膚外用剤。 【請求項6】 化粧品乃至は医薬品であることを特徴とする皮膚バリアー機能による肌荒れ改善効果を有することを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚バリアー機能による肌荒れ改善効果乃至はシワ改善効果を有する皮膚外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術】健康で美しい肌を保つことが、老若男女を問わず、重大な関心事となっている。ところが、肌は、温湿度、紫外線、化粧品、加齢、疾病、ストレス、食習慣等により微妙な影響を受け、肌の諸機能、即ち生体のホメオスタシスに起因する生体からの水分等の損失を防ぎ、外界からの物理的・化学的刺激からの身体保護機能、皮膚の弾力性を保持し、表面形態を決定する機能等の減退や肌の老化が生じ、種々のトラブルが発生する。 【0003】肌荒れを起こす大きな要因として、1) 角質層内の水分不足により生じ、一般的に、20%以下に水分量が減少、2)肌の表面の水分と皮脂により出来る皮脂膜のバランスが崩れたとき、3)皮脂膜に刺激性の汚れの吸着による皮膚刺激、4)アルカリ性物質により皮膚のの弱酸性状態が崩れたとき等、様々な原因により肌荒れが生じる。 【0004】一方、真皮のトラブルの1つであるしわは、老化現象や紫外線など様々な原因で、皮膚はたるみ、だんだんシワが刻まれる。すなわち、真皮の線維組織を作る細胞は太陽光線への露出や年齢の増加とともに小さくかつ少なくなり、特にコラーゲン線維が大きく失われ、真皮の退化、皮下脂肪組織の減少などにより皮膚が老化し、これが主にしわ、弛緩及び弾力性損失の原因となる。 【0005】以上のように、肌の大敵である肌荒れや老化現象によるしわを抑制したり、治療したりするために、種々の組成物や方法が提案されている。しかし、これらはいずれも、未だ満足の肌荒れ改善やしわ改善効果を示すものではなかった。そこで、肌荒れ改善作用やしわの発生を抑制し、かつ消滅せしめる作用に優れる物質の開発が望まれていた。 【0006】一方、疑似生体性ポリマーやセラミド類似物質は、それぞれ生体のバリアー機能を向上させることは知られていたが、疑似生体性ポリマーとセラミド類似物質を皮膚外用剤に含有させることにより、生体のバリアー機能を相乗的に向上させ肌荒れやシワ改善に優れた皮膚外用剤が得られることは知られていない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状況下為されたものであり、生体のバリアー機能を相乗的に向上させ肌荒れやシワ改善に優れた皮膚外用剤を提供することを課題とする。 【0008】 【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者らは生体のバリアー機能を相乗的に向上させ肌荒れやシワ改善に優れた皮膚外用剤を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーとスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質のうちの二種乃至は三種以上を含有する皮膚外用剤が、この様な特性を有していることを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。 (1) 下記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーと一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質のうちの二種乃至は三種以上を含有することを特徴とする、皮膚外用剤。 【化3】
一般式(I) (但し、式中R1:炭素鎖1〜4のアルキル基、R2:−(OCnH2n)m―R3又は、アミノ酸残基、R3:糖残基又は、オキシスルホリルコリンの重合体、共重合体、n=0−2,m=1−) 【化4】
一般式(Il)
(2) 前記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーの一種乃至は二種以上と前記一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質の一種乃至は二種以上を含有することを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤。 (3) 前記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーが、ポリグルコシルエトキシメタクリル酸、ポリメタクロイルオキシエトキシホスホリルコリン及びポリメタクロイルリジンから選ばれることを特徴とする、(1)乃至(2)に記載の皮膚外用剤。 (4) スフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質がセラミド類縁体由来であることを特徴とする、(1)〜(3)の何れか一に記載の皮膚外用剤。 (5) 皮膚バリアー機能による肌荒れ改善効果乃至はシワ改善効果を有することを特徴とする、(1)〜(4)の何れか一に記載の皮膚外用剤。 (6) 化粧品乃至は医薬品であることを特徴とする皮膚バリアー機能による肌荒れ改善効果を有することを特徴とする、(1)〜(5)の何れか一に記載の皮膚外用剤。 以下、本発明について、実施の形態を中心に説明を加える。 【0009】 【発明の実施の形態】(1)本発明の必須成分である一般式(I)に表される疑似生体性ポリマー本発明のバリアー機能改善用の皮膚外用剤は、一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーを必須成分として含有することを特徴とする。本発明の疑似生体ポリマーとは、生体を構成する生体成分乃至は類似構造を側差に有するポリマーの総称を意味し、生体成分としては、単糖乃至は多糖の側鎖、アミノ酸残基乃至はペプチド、ホスホリルコリン基などのリン脂質残基などが例示できる。この様な側鎖はポリマー自体に直接結合させることもできるし、エチレングリコール(オキシエトキシ基)等の二官能性基を介して結合することもできる。又、基体となるポリマーとしては、アクリル酸乃至はそのエステル、メタクリル酸乃至はそのエステル、ビニルアルコール乃至はそのエステル、スチレン、プロピレン、エチレン、ブタジエン、ブテン等の重合体乃至は共重合体が好ましく例示でき、中でもアクリル酸乃至はそのエステル、メタクリル酸乃至はそのエステルの重合体乃至は共重合体が好ましく例示できる。疑似生体性を有するポリマーの一部は既に市販されているのでそれを使うのが便利である。この様な市販されている疑似生体性ポリマーの内好ましいものは、ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリンである「バイタルポリマー」(日本油脂株式会社製)、ポリグルコシルエトキシメタクリル酸であるP−GEMA―S(日本精化株式会社製)、ポリメタクロイルリジンであるPMリジン(岐阜シェラック株式会社製)等が好ましく例示できる。本発明の皮膚外用剤に於いて。疑似生体性ポリマーは、唯一種含有させることもできるし、二種以上組み合わせて含有させることもできる。好ましい含有量は,皮膚外用剤全量に対して、総量で0.01〜10重量%であり、好ましくは、0.1〜5重量%である。これは、多すぎると感触や剤形に対して不具合を生ずる可能性があり、少なすぎるとバリアー機能が発揮できないからである。 【0010】(2)本発明の必須成分である一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質本発明のバリアー機能改善用の皮膚外用剤は、スフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質を必須成分として含有することを特徴とする。疎水基としてセラミドを持つスフィンゴ糖脂質(以下糖脂質)は、全ての脊椎動物の細胞に存在し、細胞の分化や増殖あるいは接着の調節・制御に関わっていると考えられている。本発明に使用されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質のうち、合成化合物及び天然物質でも用いることが出来る。天然に存在するものは、それらが含まれるリン脂質・セラミド等を適当な組織(例えば牛脳・卵黄)から抽出し、加水分解後有機溶媒で抽出することにより得ることが出来る。本発明に用いられる一般式(ll)のセラミド乃至セラミド類似物質の一部の化合物は、特表平1−501198号公報等に示されるとおり、プロテインキナーゼC阻害等の生理活性が知られている。しかしながら、スフィンゴシン類が肌荒れやしわを改善に有効である。一般式(1)中、Rで示される炭化水素基は、飽和でも不飽和のものでもよく、その具体例としては1−ペンタデセニル、ペンタデシル、1−ヒドロキシペンタデシル、1−ヘプタデセニル、ヘプタデシル、1−ヒドロキシヘプタデシル、メチル、エチル、1−ノネニル、1−ウンデセニル、1−トリデセニル、1−ノナデセニル、11−ヒドロキシヘプタデシル、13−ヒドロキシノナデセニル、9−メチルヘキサデシル、11−メチルオクタデセニル等の基が挙げられる。 【0011】スフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質(ll)には、四種の立体異性体(D−エリトロ体、D−トレオ体、L−エリトロ体及びL−トレオ体)が存在するが、本発明のしわや肌荒れの改善剤にはこれらのいずれをも使用することができ、また、これらを任意に組合せ使用することもできる。スフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質の一部は既に市販されているのでそれを使うのが便利である。この様な市販されているスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質の内好ましいものは、(2S、3R)−2−オクタデカノイルアミノオクタデカンー1,3−ジオールであるセラミドTIC(高砂香料株式会社製)である。 【0012】その他テクノケミカル株式会社製の合成スフィンゴシン(Synthetic Sphingosines) 、D−エリスロスフィンゴシン(D-erythro Sphingosine)、L−スレオスフィンゴシン(L-threo Sphingosine)、L−エリスロスフィンゴシン(L-erythro Sphingosine)、D−スレオスフィンゴシン(D-threo Sphingosine)、半合成スフィンゴシン(Sphingosine :D(+)-erythro-2-amino-4(E)-octadecene-13-diol)、ジヒドロスフィンゴシンアイソマー(Dihydro-Sphingosine Isomers)、D−エリスロジヒドロスフィンゴシン(D-erythro Dihydro-Sphingosine)、L−スレオジヒドロスフィンゴシン(L-threo Dihydro-Sphingosine)、L−エリスロジヒドロスフィンゴシン(L-erythro Dihydro-Sphingosine)、D−スレオジヒドロスフィンゴシン(D-threo Dihydro-Sphingosine)、セレブロシド(Cerebrosides)、セレブロシド(Cerebrosides:Ceramide galactosides, bovine, gal-cer )、グルコセレブロシド(Glucocerebrosides :Gaucher's spleen, Glc-cer )、合成セラミド(Synthetic Ceramides from C18-Sphingosin)、ジヒドロセラミド(Dihydro-Ceramides)、天然セラミド(Natural Sources Ceramides)、セラミド(Ceramides Derived from C18-Sphingosin)、D−エリスロC−2セラミド(D-erythro C2-Ceramide)、L―スレオC2−セラミド(L-threo C2-Ceramide)、L−スレオC2−セラミド(L-erythro C2-Ceramide)、D−スレオC2−セラミド(D-threo C2-Ceramide)、C6−セラミド(C6-Ceramide)、C8−セラミド(C8-Ceramide)、C18−セラミド(C18-Ceramide)、ジヒドロセラミド(Dihydro-Ceramides)、D−エリスローC2−ジヒドローセラミド(D-erythro-C2-dihydro-Ceramide:N-acetyl )、D−エリスローC6−ジヒドローセラミド(D-erythro-C6-dihydro-Ceramide:N-hexanoyl )、D−エリスローC8−ジヒドローセラミド(D-erythro-C8-dihydro-Ceramide:N-octanoyl )、D−エリスローC6―NBD―セラミド(D-erythro-C6-NBD-Ceramide:N-NBD-amino-hexanoyl )、L−スレオーC6―NBD―セラミド(L-threo-C6-NBD-Ceramide:N-NBD-amino-hexanoyl )、N−ステアロイルースフィンゴシン(N- stearoyl -sphingosin)ラクトシルセラミド(Lactosyl Ceramides)、リゾラクトシルセラミド(lyso-Lactosyl Ceramide)等が挙げられ、また、卵黄や神経系由来のものとしては、スフィンゴミエリンが挙げられる。 【0013】本発明の皮膚外用剤に於いてスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質は、唯一種含有させることもできるし、二種以上組み合わせて含有させることもできる。好ましい含有量は,皮膚外用剤全量に対して、総量で0.01〜10重量%であり、好ましくは、0.1〜5重量%である。これは、多すぎると感触や剤形に対して不具合を生ずる可能性があり、少なすぎるとバリアー機能が発揮できないからである。 【0014】(3)本発明の肌荒れやシワ改善用の皮膚外用剤本発明の皮膚外用剤は、前記一般式(I)に表される疑似生体性ポリマーと一般式(Il)に表されるスフィンゴシン乃至はスフィンゴシン類似物質のうちの二種乃至は三種以上を含有することを特徴とする。皮膚外用に投与されるものであればとくだんの限定はなく、化粧料あるいは医薬品が好ましく例示できる。この内特に好ましくは、化粧料である。これは、化粧料に於いては、皮膚バリアー機能が著しく重要であり、肌荒れやシワ改善に有用であるからである。ここで、化粧料とは、一般的に言われている化粧料であり、例えば、モイスチャークリーム、クレンジングクリーム、乳液、化粧水、パック等の肌の手入れを旨とする基礎化粧料、アンダーメークアップ、ファンデーション、リップカラー、チークカラー等の装いの機能を旨とするメークアップ化粧料等が例示できる。本発明の化粧料ではこれらの何れもが適用可能であり、基礎化粧料であれば、安全性の高い優れた肌荒れ改善やシワ改善効果を発現し、メークアップ化粧料であれば、化粧のりが良く、持ちも良いメークアップ効果と共に優れた皮膚保護効果を発現する。 【0015】本発明の組成物では、上記必須成分以外に、通常この様な組成物で使用される任意成分を、本発明の効果を損ねない範囲に於いて、含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、化粧料であれば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリン、1,2−ペンタンジオールや1,3,−ブチレングリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、エタノール,カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類、顔料類等が例示できる。医薬品であれば、ステロイド性抗炎症剤、非ステロイド性抗炎症剤、賦形剤、結合剤、被覆剤、滑沢剤、糖衣剤、崩壊剤、増量剤、抗真菌剤、矯味矯臭剤、乳化・可溶化・分散剤、安定剤、pH調整剤、等張剤等が例示できる。本発明の皮膚外用組成物は、これらの成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。 【0016】 【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。 【0017】<実施例1>以下に示す処方に従って、肌荒れ防止用クリームを作製した。即ち、イ、ロを80℃で加熱し、ロにイを徐々に加え乳化し、これを冷却撹拌し肌荒れ防止用クリームを得た。 イ) スクワラン10重量部固形パラフィン3重量部セタノール2重量部ステアリン酸1重量部親油性モノステアリン酸グリセリン 1 重量部モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25E.O.) 2 重量部ロ) 1,3−ブチレングリコール5 重量部グリセリン2 重量部精製水73.6重量部ポリグルコシルエトキシメタクリル酸0.1重量部ポリメタクロイルリジン0.1重量部ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリン 0.1重量部(2S,3R)-2-オクタテ゛カノイルアミノオクタテ゛カン-1,3-シ゛オール 0.1重量部【0018】<実施例2>上記実施例1のクリームを用いて肌荒れの改善作用を調べた。肌荒れに悩むパネラー21名を用いて、各1群7名で使用試験を行った。実施例1のクリーム、比較例1のクリームとして実施例1のクリームの疑似生体性ポリマーであるポリグルコシルエトキシメタクリル酸、ポリメタクロイルリジン、ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリンを精製水に置換したもの、比較例2のクリームとして実施例1のクリームのスフィンゴシン類似体である(2S,3R)-2-オクタテ゛カノイルアミノオクタテ゛カン-1,3-シ゛オールを精製水に置換したもの、対照例のクリームとして、疑似生体性ポリマー及びスフィンゴシン類似体を精製水に置換したものを用いた。朝、晩2回、2週間連続使用してもらい、使用終了後乾燥肌の改善度を試験してもらった。即ち、使用前と比較した改善度を++:著しく改善、+:明らかに改善、±:やや改善、−:改善せず、−−:悪化の基準で評価してもらった。結果を出現例数として、表1に示す。これにより本発明の皮膚外用剤である、実施例1のクリームは疑似生体性ポリマー及びスフィンゴシン類似体の相乗作用により優れた肌荒れの改善作用に優れていることがわかる。 【0019】 【表1】
【0020】<実施例3>以下に示す処方に従って、保湿クリームを作製した。即ち、イ)、ロ)、ハ)を80℃で加熱し、ロ)にイ)に撹拌分散し、これにハ)を徐々に加え乳化し、これを冷却撹拌し保湿クリームを得た。この保湿クリームを乾燥肌に悩むパネラー1群5名を用いて、2ヶ月間、朝晩1日2回使用してもらいその乾燥肌の予防及び改善効果を評価してもらった。評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準である。平均評点は0.88であった。本発明の疑似生体性ポリマー及びスフィンゴシン類似体含有する保湿クリームは、乾燥肌の改善に優れた効果のあることが認められた。 イ) トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部ジグリセリンモノオレート 3 重量部1、3ーブチレングリコール 5 重量部グリセリン 3 重量部セタノール 5 重量部固形パラフィン 3 重量部メチルパラベン 0.2重量部ロ) 流動パラフィン 10 重量部スクワラン 10 重量部ハ) ポリグルコシルエトキシメタクリル酸 0. 1 重量部ポリメタクロイルリジン 0.1 重量部ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリン 0.1 重量部(2S,3R)-2-オクタテ゛カノイルアミノオクタテ゛カン-1,3-シ゛オール 0.1 重量部硫酸化トレハロースナトリウム 0.4 重量部精製水 58 重量部【0021】<実施例4>以下に示す処方に従って、シワ改善用乳液を作製した。即ち、イ)、ロ)を80℃で加熱し、イ)にロ)を徐々に加え乳化し、これを冷却撹拌し保湿乳液を得た。このシワ改善用乳液を目尻の小ジワに悩むパネラー1群5名を用いて、6ヶ月間、朝晩1日2回使用してもらいその小ジワの改善効果を評価してもらった。評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準である。平均評点は0.96であった。本発明の疑似生体性ポリマー及びスフィンゴシン類似体含有するシワ改善用乳液は、目尻の小ジワの改善に優れた効果のあることが認められた。 イ) スクワラン 10 重量部ホホバ油 2 重量部オリーブ油 2 重量部カルナウバワックス 3 重量部ミリスチン酸オクチルドデシル 2 重量部ソルビタンモノステアレート 2 重量部POE(20)ベヘニルエーテル 2 重量部ブチルパラベン 0.1 重量部メチルパラベン 0.2 重量部ロ) プロピレングリコール 3 重量部ポリグルコシルエトキシメタクリル酸 0.2 重量部ポリメタクロイルリジン 0.2 重量部ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリン 0.2 重量部(2S,3R)-2-オクタテ゛カノイルアミノオクタテ゛カン-1,3-シ゛オール 0.2 重量部精製水 72.9 重量%【0022】<実施例5〜35>以下に示す処方に従ってクリームを作製した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれ80℃に加熱溶解して、イにロを徐々に加え、更にハを加え乳化した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化し、冷却してクリームを得た。表5に示す。このクリームは、皮膚のシワなどの老化現象や肌荒れ防止作用があった。 イ) スクワラン10 重量部セタノール3 重量部ソルビタンセスキステアレート 2重量部ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2重量部ビタミンA酸1 重量部ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部ポリグルコシルエトキシメタクリル酸 0.2重量部ポリメタクロイルリジン 0.2 重量部ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリン 0.2重量部*スフィンゴシン類似体化合物1〜6 1 重量部カルボキシビニルポリマー 0.3重量部水 40 重量部ハ) 水34.9 重量部水酸化カリウム 0.2 重量部*表3に詳細を記す。 【0023】 【表2】
【0024】<実施例16>以下に示す処方に従ってアンダーメークを作製した。即ち、イ)、ロ)、ハ)をそれぞれ80℃に加熱溶解して、イ)にロ)を徐々に加え、更にハ)を加え乳化した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化し、冷却してアンダーメークを得た。表6に示す。このアンダーメークは、肌荒れ防止や改善作用があった。 イ) スクワラン10 重量部セタノール3 重量部ソルビタンセスキステアレート 2重量部ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2重量部ビタミンA酸1 重量部ロ) 1,3−ブタンジオール 5重量部ポリメタクロイルオキシエトキシホシホリルコリン 0.1重量部(2S,3R)-2-オクタテ゛カノイルアミノオクタテ゛カン-1,3-シ゛オール 0.1 重量部カルボキシビニルポリマー 0.3重量部二酸化チタン2 重量部水40 重量部ハ) 水33.9 重量部水酸化カリウム0.2 重量部【0025】 【発明の効果】本発明によれば、生体のバリアー機能を相乗的に向上させ、肌荒れ改善・防止作用及びシワ改善作用を有する皮膚外用剤を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000113470 【氏名又は名称】ポーラ化成工業株式会社 【住所又は居所】静岡県静岡市弥生町6番48号
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| 【出願日】 |
平成13年12月27日(2001.12.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−192525(P2003−192525A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−395709(P2001−395709) |
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