| 【発明の名称】 |
消臭粉末化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】斉藤 努 【住所又は居所】愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メナード化粧品株式会社総合研究所内
【氏名】小川 雅久 【住所又は居所】愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メナード化粧品株式会社総合研究所内
【氏名】小林 利行 【住所又は居所】愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メナード化粧品株式会社総合研究所内
【氏名】花田 邦和 【住所又は居所】愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メナード化粧品株式会社総合研究所内
【氏名】中田 悟 【住所又は居所】愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メナード化粧品株式会社総合研究所内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ゼオライトと茶抽出物を必須成分として含有する消臭粉末化粧料。 【請求項2】ゼオライトの配合量が1.0〜50重量%である請求項1記載の消臭粉末化粧料。 【請求項3】茶抽出物の配合量が乾燥物として0.5〜8.0重量%である請求項1又は2記載の消臭粉末化粧料。 【請求項4】茶抽出物が多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカに吸着処理されている請求項1〜3記載の消臭粉末化粧料。 【請求項5】茶抽出物を多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカに吸着処理した粉体の配合量が2〜32重量%である請求項1〜4記載の消臭粉末化粧料。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は皮膚に使用する消臭化粧料に関する。さらに詳しくは、本発明は塗布時の滑性、塗布後のさらさらな仕上がり、高い消臭効果、且つ皮膚に対して安全な消臭粉末化粧料に関する。 【0002】 【従来の技術】体臭は、主として、汗など体皮から分泌したものが細菌などの微生物の作用により分解されて発生したアンモニア、低級脂肪酸であり、これを不快臭としている。この体臭の抑制方法としては有機系殺菌剤が配合されている。しかし有機系殺菌剤を多量に添加したり、強い効力の物質を使用したりすると皮膚に対し悪影響を及ぼす。これらの有機系殺菌剤の欠点を補うため、古くから無機系抗菌剤の化粧料への配合が考えられている。例えば,特開昭60−178810は、抗菌性ゼオライトの使用を提案している。然しながら、抗菌性ゼオライトは皮膚刺激が強く、実用しにくいという問題がある。この点を改良し、特開平1−305013は、アミノ珪酸系抗菌剤の化粧料用防腐剤を提案しているが、その製造が複雑であるという欠点がある。又、特開平4−36220は、無機オキソ酸塩を抗菌性金属イオンでイオン交換して得られた塩を配合した抗菌性化粧料を、特開平5−155733は、抗菌性燐酸塩を化粧料に配合することを提案している。これらの無機抗菌剤は経時的に抗菌性金属イオンが遊離し、化粧料の変色を生じる欠点がある。又、特開平7−101821は、抗菌性金属をセラミックスに担持させた抗菌剤を化粧料に配合することを提案しているが、焼成処理で抗菌性金属が皮膜状となり溶出しにくくなり、抗菌性が低下する欠点がある。このように有機系殺菌剤及び無機系抗菌剤の化粧料への配合は、現状では万全とは云えない。 【0003】一方、茶葉はカフェイン、カテキン類、テアニンなどを含み、その生体への効果は昔からよく知られているが、最近は特にカテキン類の効果についての報告が多い。茶カテキンには、その成分としてエピガロカテキンガレートが半分以上を占めている。カテキンの主な効果としては、抗酸化性や、抗腫瘍性、抗菌性、消臭性などがあげられる。このような茶葉を抽出した茶抽出物にも同様の成分が含まれ、化粧品にも配合されてきた。 【0004】これまでに、特開平8−127515は消臭を目的として、茶抽出物をタルクを主成分とするベビーパウダーに配合することを提案しているが、既に発生してしまった不快臭を消す効果は十分ではない。また、茶抽出物をタルクが主成分である粉末状化粧料に配合したものでは、茶抽出物の均一な分散性に欠け,さらに汗などの水分を茶抽出物が吸収することによって、ベタツキを生じる欠点があり万全とは云えない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は、殺菌剤を用いることなく、汗が分解して発生する不快臭をはじめ、その他の原因で既に発生している体臭に対して優れた消臭効果と共に、皮膚に対して安全性が極めて高く、使用性の優れた消臭粉末化粧料を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、ゼオライトと茶抽出物とを必須成分として配合することにより、消臭効果が高く、使用性に優れ、皮膚への安全性が高い消臭粉末化粧料ができることを見出し、本発明を完成するに至った。 【0007】即ち本発明は、化粧料にゼオライトと茶抽出物の両方を必須成分として含有することにより、ゼオライトの吸着能と茶抽出物の消臭作用との相乗効果による、高い消臭効果と、有害な菌の増殖を抑える茶抽出物の抗菌作用による、新たな悪臭の発生防止効果を有した消臭粉末化粧料を提供するものである。さらに茶抽出物を多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカに吸着処理することによって、皮膚上の余分な皮脂や水分を取り除くことで、化粧料中に容易で均一に分散でき、肌をさらさらに仕上げることができる消臭粉末化粧料を提供するものである。以下に本発明の構成について述べる。 【0008】本発明の消臭粉末化粧料に用いられるゼオライトは、特に制限されないが、次式の化学式で示される物質であり、1種又は2種以上を組み合わせて用いる。 【0009】 【化1】
【0010】本発明で用いられるゼオライトの構造は、SiO4四面体とAlO4四面体とが互いに1個の酸素原子を共有して結合した網目である。Al原子が3価であるためにAlO4四面体は電荷1を持ち、これに相当するだけの金属陽イオンが結合している。陽イオンとしてアルカリ金属、アルカリ土類金属が含まれているが、このイオンは水溶液中で容易に他のイオンと交換され得る。その消臭機能は、数オングストロームの細孔による物理的作用と云われている。 【0011】また本発明では、このゼオライトのイオン交換、中性化処理等の特殊処理を施したものを使用することもでき、これら特殊処理を施したものや、未処理のものを1種又は2種以上用いて消臭粉末化粧料を調製する。 【0012】本発明の消臭化粧料に用いられるゼオライトの配合量としては、その消臭機能と経済性を考慮すれば、1.0〜50重量%が好ましい。又、充分に消臭効果が得られ,粉末化粧料としての使用感を考慮すると、5.0〜35重量%がさらに好ましい。 【0013】次に,本発明の消臭粉末化粧料に用いられる茶抽出物とは、茶(Thea Sinesis L.)の枝葉の抽出液やそれから作られる粘調状または固形状の抽出物であり、緑茶等の不発酵茶、ウーロン茶、白茶等の半発酵茶、及び紅茶等の発酵茶のいずれの抽出物も適用される。また、本発明では、これらの抽出物を1種又は2種以上組み合わせて使用する。 【0014】これらの抽出物の抽出法は、特に限定されるものではなく、水、メタノール、エタノール等の低級アルコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール等を単独系や2種以上組み合わせた混合系の液体を用いて抽出し、その抽出過程も通常公知の過程、例えば向流抽出法や二段階抽出法等のインスタント茶の製造に汎用されている過程を経て抽出することもできる。尚、このようにして得られた抽出物は、乾燥過程を経て乾燥物とすることもできる。乾燥物の乾燥法は、特に限定されるものではなく、例えば、抽出物を濃縮し、溶剤により沈殿ろ過後、分配抽出、噴霧乾燥することにより得られる。 【0015】本発明の消臭粉末化粧料に用いられる茶抽出物は、乾燥物としての配合量としては、その消臭機能と抗菌効果を考慮すれば、0.5〜8重量%が好ましい。また、十分に消臭、抗菌効果が得られ、経済性を考慮すると、1〜6重量%がさらに好ましい。尚、本発明に用いられる茶抽出物の乾燥物は、旧化粧品原料基準記載の乾燥減量試験法において、5%以下である。 【0016】また、本発明で茶抽出物の処理に用いられる多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカは、旧化粧品種別配合成分規格記載のセルロース末、旧化粧品原料基準記載の無水ケイ酸の形態が球状のもの等であり、本発明の化粧料を皮膚の上に塗布するとき、なめらかに塗布できるように伸びを助長することから球状であること、多孔性でないものは茶抽出物の保持量が少ないので多孔性のものが必要で、通常化粧料に用いられているものであって、これらを1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0017】さらに、本発明で用いられる茶抽出物を吸着処理した多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカは、皮膚上に塗布したとき、なめらかな滑性や均一な分散性、汗などの水分による茶抽出物のベタツキを押さえる効果を及ぼす。したがって、本発明では茶抽出物を吸着処理する場合、茶抽出物と多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカ中に、茶抽出物が10〜40重量%含有されるのが好ましい。本発明で用いられる茶抽出物を吸着処理した多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカの配合量としては、その消臭機能と均一な分散性、吸水能を考慮すれば2.0〜32重量%であり、又、十分に消臭効果が得られ、粉末化粧料としての使用感を考慮すると、4.0〜24重量%がさらに好ましい。また、茶抽出物で吸着処理される多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカの製造方法は、特に制限されないが、茶抽出物をあらかじめ水、アルコール等に溶解または分散させ多孔性球状セルロース及び/又は多孔性球状シリカに吸着させ乾燥処理する等がある。 【0018】本発明の化粧料には上記の必須成分に加えて、化粧料成分としては特に制約はなく、香料、防腐剤、界面活性剤、顔料、パール剤、染料、栄養剤、抗酸化剤、ビタミン剤、保湿剤、潤滑剤、植物抽出液、増量剤、増粘剤等一般に化粧品、医薬品、食品に用いられるすべての原料が本発明を達成する範囲内で適宜配合することができる。 【0019】即ち,アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、無機顔料、有機顔料、有機色素、高級アルコール、シリコーン油、ラノリン誘導体、蛋白質誘導体、油性成分、水溶性高分子、天然多糖類、多価アルコール、ビタミン等の薬剤、その他の植物抽出液、防腐剤、紫外線吸収剤、PH調整剤、レシチン等のポリマー微粉末等が挙げられる。 【0020】次に実施例によって、本発明をさらに詳細に説明する。ただし本発明は実施例に限定されるものではない。なお、配合量は重量%である。 【0021】固形タイプの消臭粉末化粧料の実施例1〜7、及び比較例1〜3の処方を表1に示す。なお、表中の数値の単位は重量%である。 【0022】 【表1】
【0023】実施例1〜7、比較例1〜3実施例1〜7の本発明の消臭粉末化粧料として表1の組成にしたがって、(1)〜(9)を混合し、(11)〜(13)を添加後、さらによく混合し、圧縮成型して固形タイプの消臭化粧料を調整した。比較例1の固形タイプの消臭化粧料は実施例1の組成から(1)、(2)を削除し、(10)を添加して(3)で全量を100にして調製した。比較例2の固形タイプの消臭化粧料は実施例1の組成から(2)を削除して(3)で全量を100にして調製した。比較例3の固形タイプの消臭化粧料は実施例1の組成から(1)を削除して(3)で全量を100にして調製した。これら本発明の固形タイプの消臭化粧料について下記の使用試験を行って効果を評価した。 【0024】健康な30名の被験者に、表1に示した実施例及び比較例の消臭粉末化粧料を塗布し、塗布時の滑性、塗布後のさらさら感、発汗後のさらさら感、皮脂によるべたつき、汗によるべたつき、塗布後の体臭、発汗後の体臭、皮膚への違和感について、下記の基準に従って評価を行なった。又、その評価結果を表2に示す。 【0025】 【評価方法】 記号 評価基準 ◎ 良好と回答した者が30名中27名以上。 ○ 良好と回答した者が30名中21〜26名。 △ 良好と回答した者が30名中15〜20名。 × 良好と回答した者が30名中14名以下。 【0026】 【表2】
【0027】表2において、実施例1の本発明の消臭粉末化粧料を使用した場合、塗布後の体臭、発汗後の体臭に対して高い消臭効果を示した。さらに使用に際し痛み、かゆみなどの皮膚への違和感に対して高い安全性が確認できた。それに対して比較例1、2、3の消臭粉末化粧料は実施例1の消臭粉末化粧料よりも消臭効果が劣ることから、ゼオライト、茶抽出物を単独で用いるよりも、併せて配合した方が消臭効果が高まることがわかる。また、比較例1の消臭粉末化粧料は殺菌剤によると思われる皮膚への違和感を感じる者が少なくなかった。 【0028】実施例−8処方緑茶抽出物 25.0%多孔性球状セルロース 75.0緑茶抽出物を適量の水に溶解し,多孔性球状セルロースを混合し吸着乾燥処理する。 【0029】実施例−9処方緑茶抽出物 10.0%多孔性球状シリカ 90.0緑茶抽出物を適量のメタノールに溶解し,多孔性球状シリカを混合し吸着乾燥処理する。 【0030】実施例−10処方ウーロン茶抽出物 15.0%多孔性球状セルロース 85.0ウーロン茶抽出物を適量の水に溶解し,多孔性球状セルロースを混合し吸着乾燥処理する。 【0031】実施例−11処方ウーロン茶抽出物 20.0%多孔性球状シリカ 80.0ウーロン茶抽出物を適量のメタノールに溶解し,多孔性球状シリカを混合し吸着乾燥処理する。 【0032】実施例−12処方紅茶抽出物 30.0%多孔性球状セルロース 70.0紅茶抽出物を適量の水に溶解し,多孔性球状セルロースを混合し吸着乾燥処理する。 【0033】実施例−13処方紅茶抽出物 35.0%多孔性球状シリカ 65.0紅茶抽出物を適量のメタノールに溶解し,多孔性球状シリカを混合し吸着乾燥処理する。 【0034】実施例−14処方緑茶抽出物 40.0%多孔性球状セルロース 60.0緑茶抽出物を適量の水に溶解し,多孔性球状セルロースを混合し吸着乾燥処理する。 【0035】次に、ルースタイプの消臭粉末化粧料の実施例15〜27、及び比較例4〜6の処方を表3、表4に示す。なお、表中の数値の単位は重量%である。 【0036】 【表3】
【0037】 【表4】
【0038】実施例15〜27、比較例4〜6実施例15〜27の本発明の消臭粉末化粧料として表3、表4の組成にしたがって、(1)〜(6)を混合し、(8)(9)を添加し、さらによく混合してルースタイプの消臭化粧料を調整した。比較例4のルースタイプの消臭化粧料は実施例15の組成から(1)、(3)を削除し、(7)を添加して(4)で全量を100にして調製した。比較例5のルースタイプの消臭化粧料は実施例15の組成から(3)を削除して(4)で全量を100にして調製した。比較例6のルースタイプの消臭化粧料は実施例15の組成から(1)、(3)を削除し、(2)を添加して(4)で全量を100にして調製した。これら本発明のルースタイプの消臭化粧料について下記の使用試験を行って効果を評価した。 【0039】健康な30名の被験者に、表1に示した実施例及び比較例の消臭粉末化粧料を塗布し、塗布時の滑性、塗布後のさらさら感、発汗後のさらさら感、皮脂によるべたつき、汗によるべたつき、塗布後の体臭、発汗後の体臭、皮膚への違和感について、下記の基準に従って評価を行なった。その評価結果を表5、表6に示す。 【0040】 【評価方法】 記号 評価基準 ◎ 良好と回答した者が30名中27名以上。 ○ 良好と回答した者が30名中21〜26名。 △ 良好と回答した者が30名中15〜20名。 × 良好と回答した者が30名中14名以下。 【0041】 【表5】
【0042】 【表6】
【0043】表5、表6において、実施例15の本発明の消臭粉末化粧料を使用した場合、塗布後の体臭、発汗後の体臭に対して高い消臭効果を示した。さらに使用に際し痛み、かゆみなどの皮膚への違和感に対して高い安全性が確認できた。それに対して比較例4、5、6の消臭粉末化粧料は実施例15の消臭粉末化粧料よりも消臭効果が劣ることから、ゼオライト、茶抽出物を単独で用いるよりも、併せて配合した方が消臭効果が高まることがわかる。また、比較例4の消臭粉末化粧料は殺菌剤によると思われる皮膚への違和感を感じる者が少なくなかった。実施例15〜17、22〜27は茶抽出物を多孔性球状セルロース又は多孔性球状シリカに吸着乾燥処理したものを配合したもので、消臭効果や安全性、さらに使用感すべてに満足できる結果が得られた。 【0044】さらに、固形タイプの消臭粉末化粧料の実施例28〜34、及び比較例7〜9の処方を表7に示す。なお、表中の数値の単位は重量%である。 【0045】 【表7】
【0046】実施例28〜34、比較例7〜9実施例28〜34の本発明の消臭粉末化粧料として表7の組成にしたがって、(1)〜(9)を混合し、(11)〜(13)を添加後、さらによく混合し、圧縮成型して固形タイプの消臭化粧料を調整した。比較例7の固形タイプの消臭化粧料は実施例28の組成から(1)、(3)を削除し、(10)を添加して(4)で全量を100にして調製した。比較例8の固形タイプの消臭化粧料は実施例28の組成から(3)を削除して(4)で全量を100にして調製した。比較例9の固形タイプの消臭化粧料は実施例28の組成から(1)を削除し、(2)を添加して(4)で全量を100にして調製した。これら本発明の固形タイプの消臭化粧料について下記の使用試験を行って効果を評価した。 【0047】健康な30名の被験者に、表7に示した実施例及び比較例の消臭粉末化粧料を塗布し、塗布時の滑性、ベースの密着性、塗布後のさらさら感、発汗後のさらさら感、皮脂によるべたつき、汗によるべたつき、塗布後の体臭、発汗後の体臭、皮膚への違和感について、下記の基準に従って評価を行なった。その評価結果を表8に示す。 【0048】 【評価方法】 記号 評価基準 ◎ 良好と回答した者が30名中27名以上。 ○ 良好と回答した者が30名中21〜26名。 △ 良好と回答した者が30名中15〜20名。 × 良好と回答した者が30名中14名以下。 【0049】 【表8】
【0050】表8において、実施例28の本発明の消臭粉末化粧料を使用した場合、塗布後の体臭、発汗後の体臭に対して高い消臭効果を示した。さらに使用に際し痛み、かゆみなどの皮膚への違和感に対して高い安全性が確認できた。それに対して比較例7、8、9の消臭粉末化粧料は実施例28の消臭粉末化粧料よりも消臭効果が劣ることから、ゼオライト、茶抽出物を単独で用いるよりも、併せて配合した方が消臭効果が高まることがわかる。また、比較例7の消臭粉末化粧料は殺菌剤によると思われる皮膚への違和感を感じる者が少なくなかった。実施例28〜30は茶抽出物を多孔性球状セルロースに吸着乾燥処理したものを配合したもので、消臭効果や安全性、さらに使用感すべてに満足できる結果が得られた。 【0051】 【発明の効果】以上記載した通り、本発明により塗布時の滑性、塗布後のさらさらな仕上がり、高い消臭効果、且つ皮膚に対して安全な消臭粉末化粧料を提供することは明らかである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000249908 【氏名又は名称】有限会社野々川商事 【住所又は居所】愛知県名古屋市中区丸の内三丁目18番15号
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| 【出願日】 |
平成13年12月18日(2001.12.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−183143(P2003−183143A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月3日(2003.7.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−384407(P2001−384407) |
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