| 【発明の名称】 |
なめらかさを付与する化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】豊田 明 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内
【氏名】中村 真美 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内
【氏名】小原 康弘 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内
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| 【要約】 |
【課題】ほ乳類偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン、加水分解コラーゲンの代替手段を提供する。
【解決手段】1)魚類由来或いはシルクなどのほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドと2)ジメチコン、シクロメチコン、フェメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーンとを頭髪用化粧料などの化粧料に含有させる。シリコーンとしては、1)メチルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン又はトリメチルシロキシケイ酸の構造であって、高粘度液体乃至は固体のもの或いは2)アモジメチコン乃至はポリエーテル変性シリコーンが特に好ましい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1)ほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドと2)シリコーンとを含有することを特徴とする、化粧料。 【請求項2】 加水分解ペプチドの起源において、ほ乳類偶蹄目動物以外の起源が、魚類、穀物又は絹乃至は繭であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。 【請求項3】 シリコーンが、ジメチコン、シクロメチコン、フェメチコン、アモジメチコン、トリメチルシロキシ珪酸、架橋型メチルポリシロキサン、メチルシロキサン網状重合体及びポリエーテル変性シリコーンから選択される1種乃至は2種以上である、請求項1又は2に記載の化粧料。 【請求項4】 シリコーンが高重合度のメチルポリシロキサンであることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。 【請求項5】 更に、カチオン性高分子を含有することを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。 【請求項6】 カチオン性高分子がカチオン化セルロース及び/又はカチオン化グァーガムであることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。 【請求項7】 毛髪用の化粧料であることを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。 【請求項8】 なめらかさ、艶又はしっとり感を付与する化粧料であることを特徴とする、請求項1〜7何れか1項に記載の化粧料。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、なめらかさを毛髪などに付与するのに好適な化粧料に関する。 【0002】 【従来の技術】化粧料においてなめらかさの付与は、毛髪用の化粧料に於いても、皮膚用の化粧料に於いても重要な課題であり、従来に於いては、プラセンターエキス、ヘパリン類似物質、コラーゲンやヒアルロン酸ナトリウムなどの動物由来の保湿性高分子とラノリンや牛脂と言った動物性の固形脂の組み合わせによって、この様ななめらかさの付与が為されてきた。しかしながら、異常プリオンに起因する疾病である狂牛病問題の発生によって、前述の従来の成分の化粧料への配合は難しくなり、なめらかさ付与のため、これらの代替の保湿維持手段の開発が望まれるようになってきている。特に、ウシや羊、豚などの偶蹄目の動物を起源とするコラーゲンや加水分解コラーゲンに於いてはなめらかさ、艶、しっとり感の付与効果が著しく、他の動植物を起源とするタンパク、タンパク加水分解物での単純な代替は不可能であった。又、同じ偶蹄目の羊に於いてもスクレーピーなどのプリオン病が存在し、偶蹄目の動物を起源とする原料について、化粧料では使用しにくくなっているのが現状であった。即ち、ウシや羊などの偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン或いは加水分解コラーゲンについて、同等のなめらかさ、艶、しっとり感を付与する代替手段の開発が望まれていた。 【0003】一方、1)ほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドと2)シリコーンとを組み合わせて化粧料に含有させる技術は全く知られていないし、かかる組み合わせにより、ほ乳類偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン、加水分解コラーゲンの代替が行えることも全く知られていない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状況下為されたものであり、ほ乳類偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン、加水分解コラーゲンの代替手段を提供することを課題とする。 【0005】 【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑みて、ほ乳類偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン、加水分解コラーゲンの代替手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)ほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドと2)シリコーンとを含有させることにより、かかる代替が可能であることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。 (1)1)ほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドと2)シリコーンとを含有することを特徴とする、化粧料。 (2)加水分解ペプチドの起源において、ほ乳類偶蹄目動物以外の起源が、魚類、穀物又は絹乃至は繭であることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。 (3)シリコーンが、ジメチコン、シクロメチコン、フェメチコン、アモジメチコン、トリメチルシロキシ珪酸、架橋型メチルポリシロキサン、メチルシロキサン網状重合体及びポリエーテル変性シリコーンから選択される1種乃至は2種以上である、(1)又は(2)に記載の化粧料。 (4)シリコーンが高重合度のメチルポリシロキサンであることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5)更に、カチオン性高分子を含有することを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の化粧料。 (6)カチオン性高分子がカチオン化セルロース及び/又はカチオン化グァーガムであることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料。 (7)毛髪用の化粧料であることを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の化粧料。 (8)なめらかさ、艶又はしっとり感を付与する化粧料であることを特徴とする、(1)〜(7)何れか1項に記載の化粧料。 以下に、本発明について更に詳細に説明を加える。 【0006】 【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の必須成分であるほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチド本発明の化粧料は、ほ乳類偶蹄目の動物以外を起源とする加水分解ペプチドを必須成分として含有する。ほ乳類偶蹄目の動物以外の起源としては、動物としては、鯖、鰯、鰹、マグロなどの魚類、大豆、小麦、大麦、エン麦、米或いはトウモロコシなどの穀物類、絹、繭などの昆虫産生繊維類等が好ましく例示できる。本発明の化粧料の必須成分である加水分解コラーゲンは、前記起源動植物よりコラーゲンを抽出し、これをプロテアーゼなど酵素や苛性ソーダなどのアルカリで処理し、加水分解したり、或いは。動植物のタンパク質をアルカリで直接処理したりして抽出した後、ゲル濾過或いは限外濾過したりして精製し、濃縮することにより得ることができる。得られた加水分解コラーゲンはそのまま使用することもできるし、ジヒドロキシメチルプロポキシシロキサンなどのアルキルアルコキシジヒドロキシシロキサンのようなシリル化剤でシリル化した後使用することもできる。かかるシリル化物も本発明で言う加水分解コラーゲンに分類される。又、この様な加水分解コラーゲンについては、既に市販されているものがあり、かかる市販品を購入して使用することもできる。市販品としては成和化成工業株式会社より市販されているプロモイスW−32M、W−42M、W−52M(魚由来加水分解コラーゲン)、片倉チッカリン株式会社より市販されているマリンコラーゲン(魚由来加水分解コラーゲン)、ルウ研究所より市販されているスカールコラーゲン(魚由来加水分解コラーゲン)成和化成株式会社より市販されているプロモイスシルク−1000(絹由来加水分解コラーゲン)、プロモイスシルクW−52SIG及びプロモイスS−700SIG(絹由来加水分解コラーゲンのジヒドロキシメチルプロポキシシロキサンによるシリル化物)、プロモイスWS−HSIG(大豆由来加水分解コラーゲンジヒドロキシメチルプロポキシシロキサンシリル化物)、プロモイスWS(大豆由来加水分解コラーゲン)、プロモイスWG(小麦由来加水分解コラーゲン)等が好ましく例示できる。これらの加水分解コラーゲンの好ましい分子量は、平均分子量で500以上1000000以下であることが好ましく、更に好ましくは1000以上100000以下である。これは、分子量が少なすぎるとなめらかさなどの効果発現が無くなる場合があり、大きすぎると水溶性が損なわれる場合があるからである。本発明の化粧料に於いて、かかる加水分解コラーゲンは唯一種を含有させることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。本発明の化粧料に於ける前記加水分解コラーゲンの好ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して0.01〜5重量%であり、更に好ましくは0.05〜1重量%である。これは少なすぎるとなめらかさの付与などの効果が得られない場合があり、多すぎるとべたつくなどの欠点が現れる場合があるからである。 【0007】(2)本発明の必須成分であるシリコーン本発明の化粧料はシリコーンを必須成分として含有する。かかるシリコーンとしては、メチル基等のアルキル基と珪素−酸素−珪素結合とを有するものであれば、特段の限定はなく、例えば、アルキルポリシロキサン、架橋型アルキルポリシロキサン、トリアルキルシロキシ珪酸、アルキルポリシロキサン網状重合体、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどが好ましく例示でき、性状としては固形乃至は高粘度のものがより好ましい。ここで、高粘度としては1気圧25℃で3000mPascal/sec以上のものを言う。特に好ましいものは、1)メチルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン又はトリメチルシロキシケイ酸の構造であって、高粘度液体乃至は固体のもの或いは2)アモジメチコン乃至はポリエーテル変性シリコーンが更に好ましく、1)の高粘度液体としては粘度30000mPascal/sec以上のものが例示でき、更に好ましくは、35000mPascal/sec〜50000mPascal/secのものが例示できる。固形のものとしては、所謂シリコーンエラストマーと呼ばれる弾性を有する固体が好ましく例示できる。これらの高粘度乃至は固体のシリコーンは唯一種を含有させることもできるし、二種以上を組み合わせて含有させることもできる。本発明の化粧料において、なめらかさの付与効果などの皮膚の形態的な改善作用も付与する作用を充分に発揮する為には、これらのシリコーンを化粧料全量に対して、総量で0.05〜10重量%が好ましく、0.1〜5重量%が更に好ましい。これは少なすぎると効果を発揮しない場合があり、多すぎると使用感を損なう場合があるからである。 【0008】(3)本発明の化粧料本発明の化粧料は上記必須成分を含み、優れたなめらかさ付与効果を有する。この為、本発明の化粧料に於いては、従来牛などの動物性原料に依存してきたこの効果を、動物性原料を使用することなく発揮することができる。従って、本発明の化粧料に於いては、ウシコラーゲン、牛脂、ラノリン、プラセンターエキス等の陸上動物由来の原料を含有しない形態が特に好ましく例示できる。本発明の化粧料はなめらかさを皮膚や毛髪に与える効果に優れるため、乳液、クリーム等の基礎化粧料、アンダーメークアップ化粧料、ファンデーションなどのメークアップ化粧料、ヘアクリーム、ヘアローション、整髪料、リンス、シャンプーなどの毛髪用の化粧料、ボディーシャンプー、洗顔料などの洗浄用の化粧料などが例示でき、これらの内、毛髪用の化粧料に適用することが特に好ましい。これは、本発明の化粧料が、通常の化粧料がなめらかさ付与効果を発揮しない毛髪に於いても優れたなめらかさ付与作用を発揮するからである。本発明の化粧料に於いては、上記必須成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やセチルイソオクタネート等のエステル類、オリーブ油等のトリグリセライド類、オクタデシルアルコールやオレイルアルコール等の高級アルコール類、グリセリンや1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類、カチオン化セルロースやカチオン化グァーガムなどのカチオン化ポリマー類等が好ましく例示できる。これらの内で特に好ましいものは、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール等の比較的長い二価アルコール類、ノンパラベン系の防腐剤であるフェノキシエタノール、カチオン化ポリマー類である。二価のアルコール類は、対微生物性を高めつつもなめらかさ付与効果の増強効果を有しており、この様な効果を得るためには総量で、化粧料全量に対して5〜25重量%含有させることが好ましい。フェノキシエタノールはパラベン類がまれに引き起こす肌荒れや毛髪のあれを防ぐことができ、含有量としては、化粧料全量に対して0.1〜1重量%が好ましい。カチオン化ポリマー類は付与したなめらかさを持続させる作用に優れ、化粧料全量に対し0.01〜1重量%含有させることが好ましい。本発明の化粧料はこれらの必須成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより製造することができる。かくして得られた本発明の化粧料は皮膚や毛髪になめらかさを与える作用に優れる。 【0009】 【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明が、これら実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。 【0010】<実施例1>以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である、ボディー用のジェル(化粧料)を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、イの成分に徐々にロの成分を加え乳化し、ホモジナイザーで粒子を均質化し、ハを加えて中和、増粘させ、攪拌冷却して本発明の化粧料1を得た。 イジメチコン(10mPascal/sec) 3 重量部メチルシロキサンクロスポリマー 0.6重量部トリメチルシロキシケイ酸(固体) 0.3重量部シクロメチコン 5.4重量部ブチルパラベン 0.1重量部コレステロール(カプリル酸/カプリン酸)エステル2 重量部トリ酢酸パントテニル 0.1重量部POE(25)ステアレート 0.6重量部グリセリルモノステアレート 0.4重量部トリメチルグリシン 1 重量部ロ1,3−ブタンジオール 2 重量部グリセリン 8 重量部プロモイスシルク1000(平均分子量1000) 0.5重量部ケルトロール 0.2重量部カーボポール1382 0.5重量部メチルパラベン 0.2重量部水 50 重量部ハ10%水酸化カリウム 2.5重量部水 24.6重量部【0011】<実施例2>実施例1の化粧料1のなめらかさ付与効果を専門パネラーの官能評価により確かめた。即ち、被験者に上腕部がややあれている人を選び、化粧料1を右上腕内側部に塗布し、塗布後10分に専門パネラーが塗布部を指先で軽く擦過し、指先に感じる抵抗感より、スコア1:明確に引っかかりを感じる、スコア2:やや引っかかりを感じる、スコア3:抵抗感がない、スコア4:少しなめらかさを感じる、スコア5:なめらかさを感じるの基準で判定を行った。同時に、化粧料1のジメチコン、メチルシロキサンクロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、シクロメチコンをスクワランに置換した比較例1、プロモイスシルク1000をヒアルロン酸ナトリウムに置換した比較例2、プロモイスシルク1000をウシコラーゲンに置換した比較例3、化粧料1のジメチコン、メチルシロキサンクロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、シクロメチコンをスクワランに置換し、且つ、プロモイスシルク1000をヒアルロン酸ナトリウムに置換した対照例1を作成し、同様に評価した。結果を表1に示す。これより本発明の化粧料は皮膚に対して優れたなめらかさ付与効果を発揮することが判る。 【0012】 【表1】
【0013】<実施例3〜10>実施例1の化粧料の加水分解コラーゲンの種類を変えて、実施例1と同様に本発明のボディー用の化粧料を作成し、実施例2の手技に従って、実施例1の化粧料と比較例3の化粧料を対象に用いて評価した。基準は、スコア5:実施例1よりなめらか、スコア4:実施例1と同程度なめらか、スコア3:実施例1より劣るが比較例3よりなめらか、スコア2:比較例3と同程度、スコア1:比較例3よりなめらかさが劣るを用いた。結果を表2に示す。これより何れの本発明の化粧料も優れたなめらかさ付与効果を有し、これらの加水分解コラーゲンは何れも使用可能であることが判る。 イジメチコン(10mPascal/sec) 3 重量部メチルシロキサンクロスポリマー 0.6重量部トリメチルシロキシケイ酸(固体) 0.3重量部シクロメチコン 5.4重量部ブチルパラベン 0.1重量部コレステロール(カプリル酸/カプリン酸)エステル2 重量部トリ酢酸パントテニル 0.1重量部POE(25)ステアレート 0.6重量部グリセリルモノステアレート 0.4重量部トリメチルグリシン 1 重量部ロ1,3−ブタンジオール 2 重量部グリセリン 8 重量部加水分解コラーゲン* 0.5重量部ケルトロール 0.2重量部カーボポール1382 0.5重量部メチルパラベン 0.2重量部水 50 重量部ハ10%水酸化カリウム 2.5重量部水 24.6重量部*表2に詳細を示す。 【0014】 【表2】
【0015】<実施例11>以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である、毛髪用のリンス料(化粧料)を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ70℃に加熱し、イの成分に徐々にロの成分を加え乳化し、ホモジナイザーで粒子を均質化し、攪拌冷却して本発明の化粧料10を得た。 イセタノール 3 重量部ネオペンチルグリコールジイソオクタネート 2 重量部「ノムコートLAH」*1) 0.5重量部「エルデュPS−203」*2) 1 重量部ワセリン 1 重量部ジメチコン(20mPascal/sec) 1 重量部アモジメチコン*3) 2 重量部ひまし油 1 重量部塩化アルキルトリメチルアンモニウム 3.5重量部ロ1,3−ブタンジオール 3 重量部1,2−ペンタンジオール 3 重量部ジグリセリン 2 重量部フェノキシエタノール 0.3重量部プロモイスシルク1000 0.1重量部カチオン性セルロース*4) 0.5重量部水 77.1重量部*1):グリセリン脂肪酸エステル・アジピン酸縮合物*2):N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル) *3):アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション*4)ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド【0016】<実施例12>化粧料10のリンス処理に於けるなめらかさ付与効果を毛髪束を用いて評価した。即ち、毛髪100gを化粧料1gで処理し、5分間約35℃の温水で漱いだ後、40℃で30分送風乾燥させた後、専門パネラーを使用し、手触りでのなめらかさを次の基準に従って評価した。スコア5:無処理に比べて極めてなめらか、スコア4:無処理に比べてなめらか、スコア3:無処理と比較してややなめらか、スコア2:無処理と同等、スコア1:無処理の方がなめらかの基準である。同時に、化粧料10のジメチコンとアモジメチコンをワセリンに置換した比較例4、プロモイスシルク1000を水に置換した比較例5、ジメチコンとアモジメチコンをワセリンに置換し、プロモイスシルク1000をコラーゲンに置換した比較例6、ジメチコンとアモジメチコンをワセリンに置換し、プロモイスシルク1000を水に置換した対照例2も作成し同様に評価した。結果を表3に示す。これより本発明の化粧料はシリコーンとアミノ酸残基を有するポリマーの相乗作用により優れたなめらかさ付与効果を有していることが判る。 【0017】 【表3】
【0018】<実施例13〜20>化粧料11のプロモイスシルク1000(加水分解コラーゲン)を他の加水分解コラーゲンに変えて、化粧料を作成し、実施例12の手技に従って評価した。基準は、スコア5:実施例11よりなめらか、スコア4:実施例11と同程度なめらか、スコア3:実施例11より劣るが比較例6よりなめらか、スコア2:比較例6と同程度、スコア1:比較例6よりなめらかさが劣るを用いた。結果を表4に示す。これより、何れの本発明の化粧料も優れた毛髪へのなめらかさ付与効果を有することが判る。従って、本発明に於いては、例示したアミノ酸残基を有するポリマーの何れもが使用可能であることが判る。 イセタノール 3 重量部ネオペンチルグリコールジイソオクタネート 2 重量部「ノムコートLAH」 1 重量部「エルデュPS−203」 1 重量部ワセリン 1 重量部ジメチコン 1 重量部アモジメチコン 2 重量部ひまし油 1 重量部塩化アルキルトリメチルアンモニウム 3.5重量部ロ1,3−ブタンジオール 3 重量部1,2−ペンタンジオール 3 重量部ジグリセリン 2 重量部フェノキシエタノール 0.3重量部加水分解コラーゲン** 0.1重量部カチオン性セルロース 0.5重量部水 76.6重量部**詳細は表4に示す。 【0019】 【表4】
【0020】<実施例21>化粧料11のアモジメチコンを他のシリコーンに置換して、化粧料を作成し、実施例12の手技に従って、実施例13〜20の基準を用いて、同様に評価した。結果を表5に示す。これより何れの化粧料も優れたなめらかさ付与作用を有することが判る。従って、これら例示したシリコーンの何れもが使用可能であることが判る。又、かかるシリコーンの性状としては高粘度乃至は固形のものが好ましいことが判る。 イセタノール 3 重量部ネオペンチルグリコールジイソオクタネート 2 重量部「ノムコートLAH」 1 重量部「エルデュPS−203」 1 重量部ワセリン 1 重量部ジメチコン 1 重量部シリコーン*** 2 重量部ひまし油 1 重量部塩化アルキルトリメチルアンモニウム 3.5重量部ロ1,3−ブタンジオール 3 重量部1,2−ペンタンジオール 3 重量部ジグリセリン 2 重量部フェノキシエタノール 0.3重量部プロモイスシルク1000 0.1重量部カチオン性セルロース 0.5重量部水 76.6重量部***詳細は表5に示す。 【0021】 【表5】
【0022】<実施例27>次に示す処方に従ってシャンプー(化粧料)を作成した。即ち、処方成分を75℃で加熱攪拌可溶化し、攪拌冷却してシャンプーを得た。このものは洗いあがり後、毛髪になめらかさを与える作用に優れていた。 1,3−ブタンジオール 1 重量部ヒドロキシエタンホスホン酸 0.5重量部カチオン化グァーガム 0.5重量部ラウリルスルホ酢酸ナトリウム 1 重量部マリンコラーゲン 0.1重量部ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 35 重量部椰子油脂肪酸アミドベタイン 2 重量部ポリエーテル変性メチルポリシロキサン 1 重量部水 58.9重量部【0023】 【発明の効果】本発明によれば、ほ乳類偶蹄目の動物を起源とするコラーゲン、加水分解コラーゲンの代替手段を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000113470 【氏名又は名称】ポーラ化成工業株式会社 【住所又は居所】静岡県静岡市弥生町6番48号
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| 【出願日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−183119(P2003−183119A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月3日(2003.7.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−389083(P2001−389083) |
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