| 【発明の名称】 |
抗老化剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】高田 恵子 【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株式会社資生堂リサーチセンター
【氏名】天野 聡 【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株式会社資生堂リサーチセンター
【氏名】西山 敏夫 【住所又は居所】神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株式会社資生堂リサーチセンター
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| 【要約】 |
【課題】皮膚老化を防止または改善しうる作用剤の提供。
【解決手段】オノニス、メリロート、モヤシおよびアズキよりなる群から選ばれるマメ科植物に由来する抽出物を有効成分とする抗老化剤。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 オノニス、メリロート、モヤシおよびアズキよりなる群から選ばれるマメ科植物に由来する抽出物の一種または二種以上を有効成分とすることを特徴とする抗老化剤。 【請求項2】 抗老化が表皮細胞におけるラミニン5産生能の増強に基づくものであることを特徴とする請求項1記載の抗老化剤。 【請求項3】 抗老化がヒト皮膚基底膜の正常な構造または機能維持または修復に基づくものであることを特徴とする請求項1記載の抗老化剤。 【請求項4】 化粧料として皮膚に外用されることを特徴とする請求項1記載の抗老化剤。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は抗老化剤に関し、特に、化粧料として用いることにより表皮細胞におけるラミニン5の産生能を高め、ヒト皮膚基底膜をケアして皮膚のハリや弾力を保持し、若々しい肌の状態を維持することのできる抗老化剤に関する。 【0002】 【従来の技術】ラミニン5の産生を上げる薬剤としてはこれまでに大豆由来の調製物やリゾフォスファチジルコリン、リゾフォスファチジン酸等が知られている(特開平11−343226号、特開2000−226308号公報参照)。これらの公報によると、表皮細胞におけるラミニン5の産生能を亢進するリゾフォスファチジルコリン等がヒト皮膚の基底膜の機能維持および再構築に寄与して皮膚の賦活化をもたらすことが例証されている。しかし、皮膚の正常な機能維持等における多様な機序が関与しうることについての示唆の存在を考慮すれば、そして可能であるなら、先行技術の物質または化合物と異なるカテゴリーに入る物質であって、表皮細胞におけるラミニン5の産生能を増強しうる物質の提供が望まれるであろう。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記リゾフォスファチジルコリン等とは異なるカテゴリーに入りうる化合物を含有する可能性のある物質であって、前記ラミニン5の産生能を増強しうる物質を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの課題を解決すべく多種多様の物質について前記ラミニン5の産生促進能を調べてきた。その結果、発毛抑制作用、炎症治癒作用および抗変異原性作用等としては知られている植物抽出物の中(それぞれ、特開平11−322548号、特開平2−282332号および特開2000−226332号公報参照)、トリテルペノイドやタンニン等を含むといわれているオノニス抽出物、クマリン、クマール酸等を含むといわれているメリロート抽出物、サボニン等を含むといわれるアズキ抽出物等が前記ラミニン5の産生能を増強し、延いては、老化現象の一因といわれる皮膚の「潤い」や「張り」の低下を防止ないしは改善しうることを見出した。 【0005】本発明はかような知見に基づくものである。 【0006】したがって、本発明によれば、オノニス、メリロート、モヤシおよびアズキよりなる群から選ばれるマメ科植物に由来する抽出物の一種または二種以上を有効成分とすることを特徴とする抗老化剤が提供される。 【0007】 【発明の実施の形態】ラミニン5は、表皮と真皮の境界部に位置する表皮基底膜と呼ばれる各種糖蛋白質、プロテオグリカンより構成される構造体の主成分である(Rousselle ら、J.Cell Biol.114、567、1991)。ラミニン5が遺伝子異常によって欠損すると表皮水泡症が発生することが知られ、表皮の真皮への結合に必須のタンパク質である(Aberdam ら、Nat.Genet.,6、299、1994)。また、ラミニン5は、表皮基底膜形成を促進することが知られている(Tsunenaga ら、Matrix Biology 17、603、1998)。理論を述べることにより拘束されるものではないが、より具体的には、ラミニン5は正常な基底膜構造またはその機能の維持または修復に寄与し、日々の生活において紫外線、乾燥などの外的ストレス、さらに、精神的ストレスなどの内的なストレスによって傷害を受けて引き起される基底膜の構造変化を修復することで皮膚の老化の進行を遅延させることができる。換言すれば、前記ラミニン5の産生能を増強することは、ヒト皮膚基底膜の正常な構造の維持に役立ち、延いては、皮膚老化を防止または改善するのに役立つ。本発明者らは、本発明に従う抗老化剤が表皮細胞におけるラミニン5の産生を増強し、そして皮膚老化の防止または改善に寄与することを確認した。なお、「抗老化」とは、加齢や光老化による基底膜の構造変化の蓄積に伴う皮膚の機能低下、具体的には、皮膚のしわ、たるみ、硬化等を防止、改善し、弾力のある若々しい健康な肌の状態を維持することを意味する。 【0008】本発明にいう「オノニス」とは、オノニス(Ononis spinosa L.)(マメ科:Leguminosae)の根茎および根からなる、所謂、オノニス根と称される植物体を意味する。したがって、オノニス抽出物とは、かかる植物体(一般に、生薬として入手可能)から、1,3−ブチレングリコールを初めとするC2−C6アルキレングリコール、エタノールを初めとするC1−C6低級アルカノール等を用いる抽出によって得ることのできる抽出物を指す。しかし、上記オノニスにいずれの植物体から、他の抽出法によって得られる抽出物であっても、本発明の目的に沿う限り、本発明にいう「オノニス抽出物」(またはオノニスエキス)に包含される。 【0009】また、「メリロート」とは、メリロート草(セイヨウエビラハギ)(例えば、Melilotus officinalis L.等)(マメ科:Leguminosae)の全草である生薬名メリロート草を意味する。したがって、メリロート抽出物とは、メリロート草から低級アルカノール(例えば、エタノール)、低級アルキレングリコール(例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール)等を用いる抽出によって得ることのできる抽出物を指す。なお、メリロート草の全草でなく、いずれかの植物体部分の抽出物であっても、本発明の目的に沿う限り、本発明にいう「メリロート抽出物」(またはメリロートエキス)に包含される。 【0010】さらに、「モヤシ」とは、ダイズ(Glycine max Merill)または緑豆(Phaseolus radiatus L.)やアズキ(Phaseolus angularis Wight)等の(マメ科:Leguminosae)植物、またはブラックマッペ、ダイコン、アルファルファ、ソバ等の種子を発芽させ育成した植物体を意味する。従って、モヤシ抽出物(またはモヤシエキス)とは、これらを上記の各種溶媒で抽出したものを指す。 【0011】アズキ抽出物は、アズキ(Phaseolus angularis Wight)の種子の水またはその他の上記の溶媒を用いた抽出物である。かような抽出物として好ましいものとしては、化粧品種別配合成分規格のアズキ末をあげることができる。 【0012】以上の植物抽出物は、例示している種または株に近縁の植物の抽出物であっても、本発明の目的を達成できるものであれば、すべて本発明にいう抽出物に包含される。また、都合よくは、以上の植物抽出物(またはエキス等)は化粧品種別配合成分規格に沿うものであってもよい。 【0013】本発明による上記抽出物の用量または配合量は、必要があれば、各抽出物について予め後述するラミニン5の産生能の評価法により評価し、ボランティア等の協力を得れば適する用量が決定できる。これらは植物の種類、株さらには栽培場所や自生地もしくは時期等により、一般には、必ずしも有効成分量が一定しないからである。 【0014】かような抽出物は、化粧料に常用されている植物抽出物を有効成分として化粧料を調製するのに用いられている標準的な方法によって、化粧料に含めることができる。したがって、本発明に従う抗老化剤は、化粧料として皮膚に外用される例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外用剤のいずれの形態にあることもできる。 【0015】以上の製剤には、前記抽出物一種または二種以上の他に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、その他のラミニン5産生促進剤、抗老化薬剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、アルコール類、pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。 【0016】その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進薬剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、サイコ抽出物、イブキジャコウ抽出物、ヒオウギ抽出物、アセンヤク抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。 【0017】 【実施例】以下、本発明をさらに具体的に説明する。尚、本発明はこれにより限定されるものではない。 [I] ラミニン5産生促進効果に関する試験方法およびその結果(1)表皮角質細胞の培養表皮角質細胞はヒト包皮より単離し、カルシウム濃度の低い表皮細胞増殖培地(KGM)にて培養した。この培地には牛脳下垂体抽出液とEGFを添加した。細胞は第4代までKGMで培養後、トリプシン−EDTA処理によって接着細胞を浮遊させ、ろ過によって細胞のアグリゲートを除き、均一な細胞懸濁液を得た。遠心分離によって細胞を集め、DMEM−F12(2:1)−0.1%BSAに8×104/mlとなるように再懸濁させた。この細胞懸濁液を0.5ml、2倍濃度の薬剤を含む同培地0.5mlに加えた。培養は24穴プレートを用いて、37℃にて24時間行った。培養終了時に、培養上清をエッペンドルフチューブに移し、10000rpmで5分間遠心分離し、上清を新たなチューブに移し、ラミニン5の測定の日まで−20℃で保存した。また細胞内と培養プラスチック上に結合したラミニン5を可溶化するため、各種の界面活性剤を含むトリス塩酸緩衝液(pH7.4)を各穴に添加し、一晩−20℃で保存した。翌日、超音波処理を行い、再度凍結した。翌日、再度溶解後、10000rpmで5分間遠心分離し、上清をチューブに移し、ラミニン5の測定の日まで−20℃にて保存した。 (2)サンドイッチELISA法によるラミニン5の測定培養上清、細胞層に存在するラミニン5はサンドイッチELISA法にて測定した。96穴ELISAプレートの固層にラミニン5のラミニンα3鎖に対するモノクローナル抗体、BM165を結合させた。ラミニン5をサンドイッチして測定するため、もう一種の抗体としてラミニンβ3鎖に対するモノクローナル抗体である6F12を予めビオチン化(b−6F12)して用いた。本法では、機能を発揮しうるヘテロトリマー体(α3β3γ2)のみを測定し、ヘテロダイマー(β3γ2)を検出しない。b−6F12を含む3%ゼラチン・リン酸緩衝溶液を予め入れておいた各穴に試料を添加する。試料の穴内での最終希釈率は培養液が1/4、細胞層が1/10とした。抗原抗体反応は37℃で2時間行い、プレートを洗浄した後アビヂンHRP(ホースラディシュパーオキシダーゼ)溶液を添加し、更に30分から1時間反応させた。洗浄後、HRPの基質であるABTS溶液を加え、405nmの吸光度をELISAプレートリーダーを用いて測定した。検量線は0〜40ng/mlの範囲で作成した。 【0018】ラミニン5の産生量は、培地中に遊離された量と細胞層に残った量との総和を算出し、植物抽出物を添加していない試料(コントロール)に対する相対的な値をもって示した。 (3)結果結果を下記表1に示す。 【0019】 【表1】
[II] オノニス抽出物を用いる皮膚老化症状改善効果確認試験およびその結果シワ、小ジワの形成や皮膚の弾力低下が顕著に認められる40−68才の健常人女性ボランティア22名(平均年齢51才)を用いて、後述の例1のクリームの連用試験(朝晩2回、4週間)を行った。試験終了時に恒温、恒湿度下で以下の皮膚パラメーターを測定し、連用前(オノニスエキス無配合化粧品使用時)との比較を行った。 【0020】測定項目シリコーンレプリカ(silflo, FLEXICO DEVELOPMENTS 社製)で目尻のレプリカを採取し、シワの数、長さを測定した。コルネオメーター(Courage & Khazaka 社製)により角質水分量を測定した。キュートメーター(Courage & Khazaka 社製)により皮膚の粘弾性を測定した。常法により、2秒間の吸引と1秒間の解放を3回繰り返し、1回目と3回目の皮膚の伸び(Uf値)と粘性/弾性比率(Uv/Ue値)に関して連用前と比較した。また粘着テープを用いて採取した角層の取れ具合から、肌のキメの整い具合と、角層の均一な取れ具合を専門パネルが視感判定した。さらに連用前後の肌状態等に関するアンケートを実施した。 【0021】結果(連用前との比較値)・レプリカによる解析結果(検定;Paired Student t-test) シワの数 −8%(p=0.003) シワの長さ −9%(p=0.010) 例1のクリームの抗シワ効果が統計学的に有意に存在することが認められた。 ・角質水分量(検定;Paired Student t-test) +22%(p=0.0001) 例1のクリームの保湿効果が統計学的に有意に存在することが認められた。 ・皮膚粘弾性(検定;Paired Student t-test) Uf (maximal amplitude, 1回目) −21%(p=0.0063) Uf (maximal amplitude, 3回目) −29%(p=0.0007) Uv/Ue −28%(p=0.002) 例1のクリームを用いることにより皮膚の弾力性が有意に増加することが確認された。 ・キメ(検定;Paired Wilcoxon test) キメの整い具合(Skin Network Sharpness) +23%(p=0.0022) 角層の均一なとれ具合(Skin Surface Aspect) +33%(p=0.0001)例1のクリームのキメ改善効果が有意に存在することが認められた。 ・ボランティアへのアンケート結果 以下の項目に関して効果があると感じた人の割合 肌の柔らかさ 91% シワの減少 45% 小ジワの減少 77% キメ改善効果 77% ふっくら感の向上 82% 弾力の向上 73% 肌の滑らかさ 82% 肌の改善効果 95% 従来の使用製品(オノニス抽出物無配合化粧品) とどちらが効果的か 90%以上より例1に示されるようなオノニス抽出物含有クリームには、抗シワ、保湿・柔軟性、弾力性増加、キメ改善の効果を有することから抗老化クリームとして優れたものであると考えられた。また安全性も確認され、殆どのボランティアが、従来使用していたオノニス抽出物無配合化粧品よりも効果的であると感じていることが明らかとなった。 実施例1 クリーム(処方) A.シクロメチコン 10.0重量% オクタン酸セチル 5.0 スクワラン 10.0 メドウフォーム油 3.0 テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン 5.0 ジメチコンポリオール 3.0 クオタニウム−18ヘクトライト 2.0 香料 適量B.エデト酸塩 0.1 ポリエチレングリコール6000 1.0 グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 5.0 トラネキサム酸 0.5 アスコルビン酸リン酸マグルシウム 0.1 ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 L−アルギニン酸塩 0.01 オノニスエタノール抽出物 0.1 ミシマサイコ根エキス 0.1 メチルパラベン 0.2 イオン交換水 残余Aの成分を均一に分散を行った油相パーツに、室温溶解したBの成分を徐添しながらホモミキサーで分散した。 実施例2 しわ予防クリーム(処方) ステアリン酸 2.0重量%ステアリルアルコール 7.0水添ラノリン 2.0スクワラン 5.02−オクチルドデシルアルコール 6.0ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエーテル 3.0グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0プロピレングリコール 5.0メリロートエタノール抽出物 0.05ウコンエタノール抽出物 0.05亜硫酸水素ナトリウム 0.03エチルパラベン 0.3香料 適量イオン交換水 残余(製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱溶解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくかきまぜながら30℃まで冷却する。 実施例3 クリーム(処方) 固形パラフィン 5.0重量%ミツロウ 10.0ワセリン 15.0流動パラフィン 41.0グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウ リン酸エステル 2.0石けん粉末 0.1硼砂 0.2モヤシアセトン抽出物 0.05サイコエタノール抽出物 0.05亜硫酸水素ナトリウム 0.03エチルパラベン 0.3香料 適量イオン交換水 残余(製法)イオン交換水に石けん粉末と硼砂を加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。 実施例4 乳液(処方) ステアリン酸 2.5重量%ワセリン 5.0流動パラフィン 10.0ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0ポリエチレングリコール1500 3.0トリエタノールアミン 1.0カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company) アズキ酢酸エチル抽出物 0.01亜硫酸水素ナトリウム 0.01エチルパラベン 0.3香料 適量イオン交換水 残余(製法)少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチレングリコール1500とトリエタノールアミンを加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。 実施例5 乳液 乳液(処方) (A相) スクワラン 5.0重量%オレイルオレート 3.0ワセリン 2.0ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2OEO) 1.2月見草油 0.5防腐剤 適量香料 適量(B相) 1,3−ブチレングリコール 4.5メリッサエタノール抽出液 1.5カッコン99.5% エタノール抽出液 1.0エタノール 3.0カルボキシビニルポリマー 0.2水酸化カリウム 0.1L−アルギニンL−アスパラギン酸塩 0.01ヒオウギエタノール抽出液 1.5オノニス1,3−ブチレングリコール抽出液 10.0エリスリトール 0.5ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05イオン交換水 残余(製法)Aの油相部とBの水相部をそれぞれ70℃に加熱し完全溶解する。A相をB相に加えて、乳化機で乳化する。乳化物を熱交換器を用いて冷却する。 実施例6 ゼリー(処方) 95%エチルアルコール 10.0重量%ジプロピレングリコール 15.0ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコール エーテル 2.0カルボキシビニルポリマー 1.0 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 苛性ソーダ 0.15L−アルギニン 0.1メリロート50%エタノール水溶液抽出物 7.02−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンスルホン酸 ナトリウム 0.05エチレンジアミンテトラアセテート・3ナトリウム・2水 0.05メチルパラベン 0.2香料 適量イオン交換水 残余(製法)イオン交換水にカーボポール940を均一に溶解し、一方、95%エタノールにメリロート50%エタノール水溶液抽出物、ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテルを溶解し、水相に添加する。次いで、その他の成分を加えたのち苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ増粘する。 実施例7 美容液(処方) (A相) エチルアルコール(95%) 10.0重量%ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0パントテニールエチルエーテル 0.1モヤシメタノール抽出物 1.5メチルパラベン 0.15(B相) 水酸化カリウム 0.1(C相) グリセリン 5.0ジプロピレングリコール 10.0亜硫酸水素ナトリウム 0.03カルボキシビニルポリマー 0.2 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 精製水 残余(製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち充填を行う。 実施例8 パック(処方) (A相) ジプロピレングリコール 5.0重量%ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0(B相) アズキ抽出物 0.01オリーブ油 5.0酢酸トコフェロール 0.2エチルパラベン 0.2香料 0.2(C相) 亜硫酸水素ナトリウム 0.03ポリビニルアルコール 13.0(ケン化度90、重合度2,000) エタノール 7.0精製水 残余(製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加えたのち充填を行う。 実施例9 化粧水(処方) (A相) エタノール 5.0重量%POEオレイルアルコールエーテル 2.0オレイルアルコール 0.12−エチルヘキシル−P−ジメチル アミノベンゾエート 0.18香料 適量(B相) 1,3−ブチレングリコール 9.5グリセリン 2.0ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5ニコチン酸アミド 0.3オノニス1,3−ブチレングリコール抽出物 0.1β−シクロデキストリン 1.0エリスリトール 0.05イオン交換水 残余(製法)Aのアルコール相をBの水相に添加市、可溶化して化粧水を得る。 実施例10 固形ファンデーション(処方) タルク 43.1重量%カオリン 15.0セリサイト 10.0亜鉛華 7.0二酸化チタン 3.8PMMA球状粉末 5.0黄色酸化鉄 2.9赤色酸化鉄 1.0黒色酸化鉄 0.2スクワラン 8.0イソステアリン酸 4.0モノオレイン酸POEソルビタン 3.0オクタン酸イソセチル 2.0オノニスエタノール抽出物 0.5防腐剤 適量香料 適量(製法)タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチルの油性成分、オノニスエタノール抽出物、防腐剤、香料を加え良く混練した後、容器に充填、成型する。 実施例11 乳化型ファンデーション(クリームタイプ) (処方) (粉体部) 二酸化チタン 10.3重量%セリサイト 5.4カオリン 3.0黄色酸化鉄 0.8ベンガラ 0.3黒色酸化鉄 0.2(油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5流動パラフィン 4.5ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0(水相) 精製水 50.01,3−ブチレングルコール 4.5メリロートエタノール抽出物 1.5ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0防腐剤 適量香料 適量(製法)水相を加熱撹拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、撹拌しながら香料を添加して室温まで冷却する。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の抗老化剤は、優れたラミニン5産生促進作用を有しており、加齢や光老化等による基底膜の構造変化に伴う皮膚のしわ、たるみ、硬化などの皮膚の機能低下に優れた効果を有すると共に、弾力のある若々しい健康な肌の状態を維持することのできるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001959 【氏名又は名称】株式会社資生堂 【住所又は居所】東京都中央区銀座7丁目5番5号
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| 【出願日】 |
平成14年8月20日(2002.8.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060782 【弁理士】 【氏名又は名称】小田島 平吉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−137768(P2003−137768A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月14日(2003.5.14) |
| 【出願番号】 |
特願2002−239033(P2002−239033) |
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