| 【発明の名称】 |
皮膚外用剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】真角 勇 【住所又は居所】滋賀県八日市市岡田町112−1 株式会社ノエビア滋賀研究所内
|
| 【要約】 |
【課題】美白作用が相乗的に増強され、日焼け後の色素沈着・しみ・ソバカス等の予防及び改善に有効で、皮膚美白効果の高い皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】ソーセージノキ属植物抽出物と、L−アスコルビン酸及びその塩又はその誘導体、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、グルコサミン及びその誘導体、アゼライン酸及びその誘導体、胎盤抽出物及びチロシナーゼ阻害活性を有する植物又は藻類からの抽出物等の美白剤を併用して皮膚外用剤に配合する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ソーセージノキ属(Kigelia DC.)植物からの抽出物と、美白剤を含有する皮膚外用剤。 【請求項2】 美白剤が、L−アスコルビン酸及びその塩又はその誘導体、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、グルコサミン及びその誘導体、アゼライン酸及びその誘導体、ヒノキチオール及びその誘導体、胎盤抽出物、マンサク属,ユキノシタ属,ジンコウ属,ツバキ属,トチノキ属,タデ属,セイヨウヤマハッカ属,イブキジャコウソウ属,ヨモギ属,ノコギリソウ属,ヒヨドリバナ属,シナノキ属,オトギリソウ属,イワユキノシタ属,ジンチョウゲ属,ガンピ属,ミツマタ属,ボタン属,カンゾウ属,クワ属,エンジュ属に属する1種又は2種以上の植物の抽出物及び、カイメンソウ属,サンゴモ属,ヤハズグサ属,アミジグサ属,ヒジキ属,ソゾ属,フシツナギ属,イワヒゲ属,ダルス属,ホンダワラ属,イシモズク属に属する1種又は2種以上の藻類の抽出物より成る群から選択される1種又は2種以上である、請求項1に記載の皮膚外用剤。 【請求項3】 ソーセージノキ属(Kigelia DC.)植物が、ソーセージノキ(Kigelia africana (Lamk.) Benth.)である、請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用剤。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、日焼け後の色素沈着・しみ・ソバカス等の予防及び改善に有効で、皮膚美白効果の高い皮膚外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、紫外線による皮膚の黒化や、シミ,ソバカスといった皮膚の色素沈着を防止又は改善するため、メラニン産生を阻害したり、生成したメラニン色素を還元する作用を有する成分がスクリーニングされ、皮膚外用剤に配合されてきた。例えば、アスコルビン酸,システイン,ハイドロキノン,胎盤抽出物,2−ヒドロキシ酸及びこれらの誘導体、植物,藻類よりの抽出物などが利用されている。 【0003】しかしながら、アスコルビン酸,システイン,ハイドロキノンは、酸化還元反応を受けやすく不安定であり、2−ヒドロキシ酸は有効量を配合すると皮膚刺激性の生じる場合があり、胎盤抽出物や植物,藻類よりの抽出物は有効量を配合すると皮膚外用剤に好ましくない臭いや色を付与しかねない、等の問題点があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上記のような問題点を解決し、日焼け後の色素沈着・しみ・ソバカス等の予防及び改善に有効で、皮膚美白効果の高い皮膚外用剤を得ることを目的とした。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するにあたり、種々検討を行ったところ、ソーセージノキ属(Kigelia DC.)植物抽出物と、美白剤を併用することにより、美白効果が相乗的に増強され、しかも安定で、皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題もない皮膚外用剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。 【0007】本発明で用いるソーセージノキ属(Kigelia DC.)植物は、ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)に属する常緑或いは落葉の高木の双子葉植物で、アフリカに10種あまりが分布し、栽植されている。ソーセージノキ属植物の抽出物を含有する化粧料は、引き締め作用によりバストアップ効果を発揮することが知られており(フランス特許出願公開2759910)、これとエストロゲン様作用を有する植物抽出物を併用することによりバストのサイズアップ及びファーミング効果が得られることも開示されている(国際特許出願公開2000−002531)。 【0008】本発明においてはソーセージノキ属植物であれば特に限定されないが、入手の容易さから、ソーセージノキ(Kigelia africana (Lamk.) Benth.)を用いることが好ましい。果実,樹皮,種子,葉等各部位を用いることが出来るが、その効果の点から果実を用いることが好ましい。 【0009】本発明においては、ソーセージノキ属植物は生のまま若しくは細切,乾燥,粉砕等の処理を行った後に抽出を行う。抽出は、抽出溶媒に浸漬して行う。抽出効率を上げるため撹拌を行ったり、抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、4時間〜2週間程度とするのが適切である。 【0010】抽出溶媒としては、水の他、メタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級アルコール、1,3-ブチレングリコール,プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,グリセリン等の多価アルコール、エチルエーテル,プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチル等のエステル類、アセトン,エチルメチルケトン等のケトン類などの極性有機溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。抽出の際の植物と溶媒との比率は特に限定されないが、植物1に対して溶媒0.1〜1000重量倍、特に抽出操作,効率の点で、0.5〜100重量倍が好ましい。 【0011】ソーセージノキ属植物の上記溶媒による抽出物は、そのままでも本発明に係る皮膚外用剤に用いることができるが、濃縮,乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解したり、或いは本発明の効果を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィーによる分画処理を行った後に用いてもよい。また保存のため、精製処理の後凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。さらに、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いてもよい。 【0012】なお、ソーセージノキ属植物の抽出物の皮膚外用剤への配合量は、特に限定されないが、あまり多量に配合しても、その効果に変化はなく、固形分として0.0001〜5重量%、さらには0.001〜1重量%の範囲とすることが好ましい。 【0013】本発明においては、上記ソーセージノキ属植物の抽出物と、美白剤を併用して用いる。係る美白剤としては、通常皮膚外用剤に使用し得るものであれば特に限定されないが、その効果の点から、L−アスコルビン酸及びその塩又はその誘導体、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、グルコサミン及びその誘導体、アゼライン酸及びその誘導体、ヒノキチオール及びその誘導体、胎盤抽出物、マンサク属,ユキノシタ属,ジンコウ属,ツバキ属,トチノキ属,タデ属,セイヨウヤマハッカ属,イブキジャコウソウ属,ヨモギ属,ノコギリソウ属,ヒヨドリバナ属,シナノキ属,オトギリソウ属,イワユキノシタ属,ジンチョウゲ属,ガンピ属,ミツマタ属,ボタン属,カンゾウ属,クワ属,エンジュ属に属する1種又は2種以上の植物の抽出物及び、カイメンソウ属,サンゴモ属,ヤハズグサ属,アミジグサ属,ヒジキ属,ソゾ属,フシツナギ属,イワヒゲ属,ダルス属,ホンダワラ属,イシモズク属に属する1種又は2種以上の藻類の抽出物より成る群から1種又は2種以上を選択して用いることが好ましい。 【0014】本発明で使用するL−アスコルビン酸及びその塩又はその誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸モノステアレート,L−アスコルビン酸モノパルミテート,L−アスコルビン酸モノオレエート等のアスコルビン酸モノアルキル若しくはモノアルケニルエステル類、L−アスコルビン酸モノリン酸エステル,L−アスコルビン酸-2-硫酸エステル等のアスコルビン酸モノエステル誘導体、L−アスコルビン酸ジステアレート,L−アスコルビン酸ジパルミテート,L−アスコルビン酸ジオレエート等のL−アスコルビン酸ジアルキル若しくはジアルケニルエステル誘導体、L−アスコルビン酸トリステアレート,L−アスコルビン酸トリパルミテート,L−アスコルビン酸トリオレエート等のL−アスコルビン酸トリアルキル若しくはトリアルケニルエステル誘導体、L−アスコルビン酸トリリン酸エステル等のL−アスコルビン酸トリエステル誘導体等を挙げることが出来る。これらのL−アスコルビン酸及びその塩又はその誘導体のうち、特に好ましいものは、L−アスコルビン酸,L−アスコルビン酸リン酸エステル及びこれらの塩である。 【0015】本発明で使用するハイドロキノン及びその誘導体としては、特に限定されないが、ハイドロキノン配糖体が好ましく用いられ、例えば、ハイドロキノン−α−D−グルコース,ハイドロキノン−β−D−グルコース,ハイドロキノン−α−L−グルコース,ハイドロキノン−β−L−グルコース,ハイドロキノン−α−D−ガラクトース,ハイドロキノン−β−D−ガラクトース,ハイドロキノン−α−L−ガラクトース,ハイドロキノン−β−L−ガラクトース等の六炭糖配糖体、ハイドロキノン−α−D−リボース,ハイドロキノン−β−D−リボース,ハイドロキノン−α−L−リボース,ハイドロキノン−β−L−リボース,ハイドロキノン−α−D−アラビノース,ハイドロキノン−β−D−アラビノース,ハイドロキノン−α−L−アラビノース,ハイドロキノン−β−L−アラビノース等の五炭糖配糖体、ハイドロキノン−α−D−グルコサミン,ハイドロキノン−β−D−グルコサミン,ハイドロキノン−α−L−グルコサミン,ハイドロキノン−β−L−グルコサミン,ハイドロキノン−α−D−ガラクトサミン,ハイドロキノン−β−D−ガラクトサミン,ハイドロキノン−α−L−ガラクトサミン,ハイドロキノン−β−L−ガラクトサミン等のアミノ糖配糖体、ハイドロキノン−α−D−グルクロン酸,ハイドロキノン−β−D−グルクロン酸,ハイドロキノン−α−L−グルクロン酸,ハイドロキノン−β−L−グルクロン酸,ハイドロキノン−α−D−ガラクツロン酸,ハイドロキノン−β−D−ガラクツロン酸,ハイドロキノン−α−L−ガラクツロン酸,ハイドロキノン−β−L−ガラクツロン酸等のウロン酸配糖体等を挙げることができる。またその誘導体としては、アセチル化物等のエステル体、メチル化物などのエーテル体等を挙げることができ、これらの中でもハイドロキノン−β−D−グルコースが本発明の効果の面から最も好ましい。 【0016】本発明で使用するシステイン及びその誘導体としては、特に限定されないが、例えばシステイン、システインのリン脂質エステル、スフィンゴシン及びその誘導体のエステル、糖脂質エステル、糖エステル、ステロールエステル及び炭素数8から20のアルキル若しくはアルケニルエステル等が挙げられる。 【0017】本発明で使用するグルコサミン及びその誘導体としては、特に限定されないが、例えばグルコサミン、アセチルグルコサミン等のグルコサミンエステル類、グルコサミンメチルエーテル等のグルコサミンエーテル類等が挙げられる。 【0018】本発明で使用するアゼライン酸及びその誘導体としては、特に限定されないが、例えばアゼライン酸、アゼライン酸モノアルキルエステル等のアゼライン酸モノエステル類、アゼライン酸ジアルキルエステル等のアゼライン酸ジエステル類等が挙げられる。 【0019】美白剤として用いるヒノキチオール及びその誘導体としては、特に限定されず、ヒノキチオール,ヒノキチオール亜鉛錯体,ヒノキチオール配糖体等が例示される。 【0020】本発明で使用する胎盤抽出物としては、通常の皮膚外用剤に用いられるものであれば、特にその基原は問わない。 【0021】本発明で使用する抽出物を得る植物,藻類としては、マンサク(Hamamelis japonica Sieb. et Zucc.),シナマンサク(Hamamelis mollis Oliv.),ハマメリス(Hamamelis virginiana L.)等のマンサク属植物、ホシツヅリ(Saxifragaaizoon Jacq.),シコタンソウ(Saxifraga cherlerioides D. Don var. rebunshirensis (Engl. et Irmsch) Hara),ジンジソウ(Saxifraga cortusaefoliaSieb. et Zucc.),ダイモンジソウ(Saxifraga fortunei Hook. f. var. incisolobata (Engl. et Irmsch.) Nakai),ハルユキノシタ(Saxifraga nipponicaMakino),センダイソウ(Saxifraga sendaica Maxim.),ユキノシタ(Saxifraga stolonifera Meerb.),フキユキノシタ(Saxifraga japonica Boiss.),クロクモソウ(Saxifraga fusca Maxim.),クモマグサ(Saxifraga merkii Fish.var. laciniata Nakai),クモマユキノシタ(Saxifraga laciniata Nakai etTakeda),シコタンソウ(Saxifraga bronchialalis L.),ムカゴユキノシタ(Saxifraga cernua L.),ヤマハナソウ(Saxifraga sachalinensis Fr. Schm.)等のユキノシタ属植物、ジンコウ(Aquilaria agallocha Roxb.)に代表されるジンコウ属植物、ツバキ(Camellia japonica L.)及びその変種,チャ(Camellia sinensis (L.) O. Kuntze)及びその変種等のツバキ属植物、ベニバナトチノキ(Aesculus carnea Hayne),シナトチノキ(Aesculus chinensis Bunge),セイヨウトチノキ(Aesculus hippocastanum L.),トチノキ(Aesculus turbinata Bl.)等のトチノキ属植物、イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc.),ハチジョウイタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc. var. hachidyoense Ohwi),オオイタドリ(Polygonum sachalinense Fr. Schm.)等のタデ属植物、メリッサ(Melissa officinalis L.)に代表されるセイヨウヤマハッカ属植物、イブキジャコウソウ(Thymus serphyllum L. subsp. quinquecostatus(Aelak.) Kitamura),タイム(Thymus vulgaris L.)等のイブキジャコウソウ属植物、ニガヨモギ(Artemisia absinthium L.),クソニンジン(Artemisia annua L.),カワラニンジン(Artemisia apiacea Hance),カワラヨモギ(Artemisia capillaris Thunb.),シナヨモギ(Artemisia cina Berg.),タラゴン(Artemisia dracunculus L.),オトコヨモギ(Artemisia japonica Thunb.),ミブヨモギ(Artemisia maritima L.),ヨモギ(Artemisia princeps Pamp.)等のヨモギ属植物、ノコギリソウ(Achillea alpina L.),セイヨウノコギリソウ(Achillea milleifolium L.),ジャコウノコギリソウ(Achillea moschata Jacq.)等のノコギリソウ属植物、フジバカマ(Eupatorium japonicum Thunb.),サワヒヨドリ(Eupatorium lindleyanum DC.),ヒヨドリバナ(Eupatoriumchinense L. var. oppositifolium (Koidz.) Murata et H. Koyama)等のヒヨドリバナ属植物、アメリカシナノキ(Tilia americana L.),フユボダイジュ(Tilia cordata Mill.),セイヨウシナノキ(Tilia europaea L.),シナノキ(Tilia japonica (Miq.) Simonk.),ボダイジュ(Tilia miqueliana Maxim.),ナツボダイジュ(Tilia platyphyllos Scop.)等のシナノキ属植物、トモエソウ(Hypericum ascyron L.),オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.),ヒメオトギリソウ(Hypericum japonicum Thunb.),セイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum L.)等のオトギリソウ属植物、イワユキノシタ(Tanakaea radicans Fr. et Sav.)に代表されるイワユキノシタ属植物、サツマフジ(Daphne genkwa Sieb. et Zucc.),コショウノキ(Daphne kiusiana Miq.),コウシュジンチョウゲ(Daphne mezereum L.),ジンチョウゲ(Daphne odora Thunb.),オニシバリ(Daphne opseud-mezereum A. Gray),ナニワズ(Daphne kamtchatica Maxim. var. yezoensis Ohwi),カラスシキミ(Daphne miyabeana Makino)等のジンチョウゲ属植物、オオシマガンピ(Diplomorpha phymatoglossa (Koidz.) Nakai),ガンピ(Diplomorpha sikokiana (Fr. et Sav.) Honda ),キガンピ(Diplomorpha trichotoma (Thunb.) Nakai)等のガンピ属植物、ミツマタ(Edgeworthia chrysantha Lindl.)に代表されるミツマタ属植物、シャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.),オランダシャクヤク(Paeonia officinalis L.),ボタン(Paeonia suffruticosa Andr.)等のボタン属植物,スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.),キカンゾウ(Glycyrrhiza kansuensis Chang et peng),カンゾウ(Glycyrrhiza urarensis Fisch.)等のカンゾウ属植物、クワ(Morus alba L.)に代表されるクワ属植物、クララ(Sophora flavescens Ait.),エンジュ(Sophora japonica L.)等のエンジュ属植物、カイメンソウ(Ceratodictyon spongiosum)に代表されるカイメンソウ属藻類、無節サンゴモ(Corallina sp.),サンゴモ(Corallina officinalis),ピリヒバ(Corallina pilurifera)等のサンゴモ属藻類、ヤハズグサ(Dictyopteris latiuscula),シワヤハズ(Dictyopteris undulata),ヘラヤハズ(Dictyopteris prolifera),スジヤハズ(Dictyopteris plagiogramma),ヒメヤハズ(Dictyopteris repens),エゾヤハズ(Dictyopteris divaricata),ウラボシヤハズ(Dictyopteris polypodioides)等のヤハズグサ属藻類、ハリアミジ(Dictyota spinulosa)に代表されるアミジグサ属藻類、ヒジキ(Hizikia fusiformis)に代表されるヒジキ属藻類、ソゾsp.(Laurencia sp.),クロソゾ(Laurencia intermedia),ミツデソゾ(Laurencia okamurai),ソゾノハナ(Laurencia grevilleana),オオソゾ(Laurencia glandulifera),ハネソゾ(Laurencia pinnata),コブソゾ(Laurencia undulata)等のソゾ属藻類、フシツナギ(Lomentaria catenata),コスジフシツナギ(Lomentaria hakodatensis)等のフシツナギ属藻類、イワヒゲ(Myelophycus caespitosus)に代表されるイワヒゲ属藻類、ダルス(Palmaria palmata)に代表されるダルス属藻類、ホンダワラ(Sargassum fulvellum),エンドウモク(Sargassum yendoi),マメタワラ(Sargassum piluriferum),ヤツマタモク(Sargassum patens),アカモク(Sargassum horneri),ノコギリモク(Sargassum serratifolium),オオバノコギリモク(Sargassum giganteifolium),ヨレモク(Sargassum tortile),ヤナギモク(オオバモク:Sargassum ringgoldianum),ネジモク(Sargassum sagamianum),ハハキモク(Sargassum kjellmanianum),ウミトラノオ(Sargassum thunbergii),フシスジモク(Sargassum confusum),イソモク(Sargassum hemiphyllum),ナラサモ(Sargassum nigrifolium),トゲモク(Sargassum micracanthum),タマナシモク(Sargassum nipponicum),ジンメソウ(Sargassum vulgare),フタエモク(ヒイラギモク:Sargassum duplicatum),エゾノネジモク(Sargassum yezoense)等のホンダワラ属藻類、イシモズク(Sphaerotrichia divaricata)に代表されるイシモズク属藻類等が例示される。 【0022】上記の植物及び藻類のなかでも、ハマメリス(Hamamelis virginiana L.),ユキノシタ(Saxifraga stolonifera Meerb.),ジンコウ(Aquilaria agallocha Roxb.),チャ(Camellia sinensis (L.) O. Kuntze)及びその変種,イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc.),メリッサ(Melissa officinalisL.),タイム(Thymus vulgaris L.),カワラヨモギ(Artemisia capillarisThunb.),セイヨウノコギリソウ(Achillea milleifolium L.),オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.),セイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatumL.),シャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.),ボタン(Paeonia suffruticosa Andr.),スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.),カンゾウ(Glycyrrhiza urarensis Fisch.),クワ(Morus alba L.),クララ(Sophora flavescens Ait.),ヘラヤハズ(Dictyopteris prolifera),ハリアミジ(Dictyota spinulosa),ヒジキ(Hizikia fusiformis),ソゾsp.(Laurencia sp.),フシツナギ(Lomentaria catenata),イワヒゲ(Myelophycus caespitosus),ダルス(Palmaria palmata),ヤナギモク(オオバモク:Sargassum ringgoldianum),エゾノネジモク(Sargassum yezoense),フシスジモク(Sargassum confusum),イシモズク(Sphaerotrichia divaricata)から選択される1種又は2種以上の植物,藻類が好ましく用いられる。 【0023】これらの植物及び藻類からの抽出物は、各種の全草又はその葉,樹皮,根,花,枝等の1又は2以上の箇所を生のまま若しくは乾燥させて使用する。抽出溶媒としては特に限定されず、水、エタノール,メタノール,イソプロパノール,イソブタノール,n-ヘキサノール,メチルアミルアルコール,2-エチルブタノール,n-オクチルアルコール等の1価アルコール類、グリセリン,エチレングリコール,エチレングリコールモノメチルエーテル,プロピレングリコール,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピレングリコールモノエチルエーテル,トリエチレングリコール,1,3-ブチレングリコール,へキシレングリコール等の多価アルコール又はその誘導体、アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,メチル-n-プロピルケトン等のケトン類、酢酸エチル,酢酸イソプロピル等のエステル類、エチルエーテル,イソプロピルエーテル,n-ブチルエーテル等のエーテル類、スクワラン,ワセリン,パラフィンワックス,パラフィン油などの炭化水素類、オリーブ油,小麦胚芽油,米油,ゴマ油,マカダミアンナッツ油,アルモンド油,ヤシ油等の植物油脂、牛脂,豚脂,鯨油等の動物油脂などが例示される。また、リン酸緩衝生理食塩水等の無機塩類を添加した極性溶媒、界面活性剤を添加した溶媒を用いることもでき、特に限定されない。 【0024】さらに抽出方法としては、室温,冷却又は加熱した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留などの蒸留法を用いて抽出する方法、植物又は藻類を圧搾して抽出物を得る圧搾法などが例示され、これらの方法を単独で、又は2種以上を組み合わせて抽出を行う。 【0025】抽出の際の植物又は藻類と溶媒との比率は特に限定されないが、植物又は藻類1に対して溶媒0.1〜1000重量倍、特に抽出操作,効率の点で、0.5〜100重量倍が好ましい。また抽出圧力及び抽出温度は常圧下で0℃から溶媒の沸点以下の範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度などにより異なるが2時間〜2週間の範囲とするのが好ましい。 【0026】このようにして得られた植物又は藻類の抽出物は、抽出物をそのまま用いることもできるが、その効果を失わない範囲で、脱臭,脱色,濃縮などの精製操作を加えたり、さらにはカラムクロマトグラフィーなどを用いて分画物として用いてもよい。これらの抽出物や精製物,分画物は、これらから溶媒を除去することによって乾固物とすることもでき、さらに、アルコールなどの溶媒に可溶化した形態、或いは乳剤の形態で用いることができる。 【0027】植物抽出物から精製,分画して得られる成分としては、ハマメリスの葉に多く含まれるハマメリタンニン、甘草の油溶性抽出成分に含まれるフラボノイド類,特にグラブリジン,ヒスパグラブリジン、タデ属植物抽出物中に含まれる(-)-エピカテキン等が例示される。 【0028】これらのチロシナーゼ活性を阻害する作用を有する成分の皮膚外用剤への配合量は、その効果や添加した際の臭い,色調の点から考え、0.0001〜10重量%の濃度範囲とすることが望ましい。 【0029】本発明の皮膚外用剤には、必要に応じて、通常医薬品,医薬部外品,皮膚化粧料,毛髪用化粧料及び洗浄料に配合される、油脂,保湿剤,粉体,色素,乳化剤,可溶化剤,洗浄剤,紫外線吸収剤,増粘剤,薬剤,香料,樹脂,アルコール類等を適宜配合することができる。また、本発明の皮膚外用剤の剤型は任意であり、例えば化粧水などの可溶化系,クリーム,乳液などの乳化系,カラミンローション等の分散系として、提供することもでき、また噴射剤と共に充填したエアゾールの剤型をとってもよい。 【0030】 【実施例】さらに実施例により、本発明の特徴について詳細に説明する。まず、本発明で用いる、ソーセージノキ属植物抽出物、及び美白剤として配合する胎盤抽出物,植物,藻類抽出物の調製例を示す。 【0031】[ソーセージノキ属植物抽出物]ソーセージノキ(Kigelia africana (Lamk.) Benth.)の果実500gを粉砕し、5000gの50重量%エタノール水溶液中に浸漬し、25℃で24時間撹拌抽出を行った。抽出物をろ過してろ液を回収し、ミリポアフィルターにて除菌して、ソーセージノキ属植物抽出物を得た。 【0032】[胎盤抽出物]市販されている水溶性プラセンタエキス(ニチレイ社製)を用いた。 【0033】[イタドリ抽出物]イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc.)の根茎550gを乾燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液1,500ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。次いで、抽出液をろ過し、ろ液をイタドリ抽出物とした。 【0034】[イタドリ抽出分画物]イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc.)の根茎の乾燥粉末200gを50容量%エタノール水溶液2,000ml中に浸漬し、室温で7日間抽出した。次いで、抽出液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、30容量%エタノール水溶液800mlに溶解して、DIAION MCI Gel HP−20カラム(三菱化成株式会社製)にかけ、40容量%エタノール水溶液にて溶出される画分を回収した。次いで前記画分をシリカゲル薄層クロマトグラフィーにてクロロホルム・メタノール混合物(容量比=5:1)を展開溶媒として用いて分画した。得られた画分のうち、(-)-エピカテキンを含む画分を掻き取り、50容量%エタノール50mlに溶解してイタドリ抽出分画物とした。 【0035】[ハマメリス抽出物]ハマメリス(Hamamelis virginiana L.)の葉500gを乾燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液1,000ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。次いで抽出液をろ過し、ろ液を回収してハマメリス抽出物とした。 【0036】[ハマメリス抽出分画物]ハマメリス(Hamamelis virginiana L.)の葉及び樹皮計500gを細切し、熱水1,500ml中にて5時間撹拌抽出した。ついで抽出液をろ過し、ろ液をDIAION MCI Gel HP−20カラム(三菱化成株式会社製)にかけ、エタノール・水混合溶媒で溶出し、ハマメリタンニン含量が50重量%以上の画分を回収してハマメリス抽出分画物とした。 【0037】[セイヨウオトギリソウ抽出物]セイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum L.)の開花期の全草350gを細切し、オリーブ油1,000ml中にて20℃で7日間浸漬して抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収してセイヨウオトギリソウ抽出物とした。 【0038】[甘草抽出物]カンゾウ(Glycyrrhiza urarensis Fisch.)の根及び根茎500gを乾燥,粉砕し、無水エタノール水溶液1,000ml中にて25℃で24時間撹拌抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収し、減圧濃縮した後、凍結乾燥により乾固させる。乾固物を酢酸エチル1,000ml中にて20℃で2日間撹拌抽出した。抽出後、減圧乾燥して甘草エキスとした。 【0039】[ジンコウ抽出物]ジンコウ(Aquillaria agallocha Roxb.)の枝及び幹,計300gを乾燥,粉砕し、エタノール1,000中にて20℃で10日間浸漬した。次いで、抽出液をろ過し、ろ液を1/10容量まで濃縮してジンコウ抽出物とした。 【0040】[ウーロン茶抽出物]ウーロン茶(Thea sinensis L. var. viridis Szkzyl.)の葉440gを乾燥,粉砕し、精製水1,000ml中にて50℃で24時間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を1/5容量まで濃縮してウーロン茶抽出物とした。 【0041】[メリッサ抽出物]メリッサ(Melissa officinalis L.)の葉300gを粉砕し、1,3-ブチレングリコール1,000ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収してメリッサ抽出物とした。 【0042】[タイム抽出物]タイム(Thymus vulgaris L.)の全草450gを乾燥,粉砕し、50容量%グリセリン水溶液1,500ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収してタイム抽出物とした。 【0043】[ボタン抽出物]ボタン(Paeonia suffruticosa Andr.)の根皮300gを乾燥,粉砕し、95容量%エタノール水溶液1,000ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収してボタン抽出物とした。 【0044】[クワ抽出物]クワ(Morus alba L.)の根皮350gを細切し、1,3-ブチレングリコール1,000ml中にて20℃で7日間浸漬して抽出した。抽出液をろ過してろ液を回収してクワ抽出物とした。 【0045】[セイヨウノコギリソウ抽出物]セイヨウノコギリソウ(Achillea milleifolium L.)の花320gを生理食塩水2,000ml中にて10℃にてホモジナイズし、さらに4時間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収してセイヨウノコギリソウ抽出物とした。 【0046】[ヘラヤハズ抽出物],[ハリアミジ抽出物],[ソゾsp.抽出物],[ダルス抽出物] 海から採取した、ヘラヤハズ(Dictyopteris prolifera),ハリアミジ(Dictyota spinulosa),ソゾsp.(Laurencia sp.),ダルス(Palmaria palmata)の全藻を水洗した後細切し、等量のリン酸緩衝生理食塩水(pH7.4)に分散後、ブレンダーミルで3時間撹拌抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収して上記各抽出物とした。 【0047】 [実施例及び比較例]美容液(1)1,3-ブチレングリコール 80.0(重量%)(2)ソーセージノキ属植物抽出物 0.15(3)精製水 全量を100とする量(4)表1及び表2に示した成分及び配合量製法:(1)〜(4)の成分を混合,均一化する。 【0048】 【表1】
【0049】 【表2】
【0050】上記処方にて調製した本発明の実施例1〜実施例9及び比較例1〜比較例10について、色素沈着症状の改善効果の評価を行った。色素沈着症状の改善効果は、顕著なシミ,ソバカス等の色素沈着症状を有する女性パネラー20名を一群とし、各群に実施例又は比較例をそれぞれブラインドにて1日2回ずつ1ヶ月間使用させ、1ヶ月後の皮膚の色素沈着の状態を観察して使用前と比較して評価した。色素沈着の状態は、表3に示す判定基準に従って評価し、20名の平均値を算出して表4に示した。 【0051】 【表3】
【0052】 【表4】
【0053】表4より明らかなように、本発明に係る実施例使用群では、全群で顕著な色素沈着症状の改善が認められており、使用試験終了後には、軽度若しくはわずかな色素沈着が認められるにすぎない程度まで症状が改善されていた。特に、ソーセージノキ属植物抽出物と、L−アスコルビルリン酸マグネシウムを併用した実施例1,イタドリ抽出分画物を併用した実施例8,ハマメリス抽出分画物を併用した実施例9使用群において、良好な改善が見られていた。これに対し、ソーセージノキ属植物抽出物においては、全く色素沈着症状の改善は認められなかった。また、チロシナーゼ活性阻害作用を有する物質を単独で配合した比較例使用群においては、色素沈着症状の改善は認められるものの、それぞれ対応する実施例使用群に比べ、改善の程度は明らかに小さいものであった。 【0054】なお、本発明の実施例1〜実施例9については、上記使用試験期間中に含有成分の析出,分離,凝集,変臭,変色といった製剤の状態変化は全く見られなかった。また、各実施例使用群において、皮膚刺激性反応や皮膚感作性反応を示したパネラーは存在しなかった。 【0055】本発明の他の実施例を示す。 【0056】 [実施例10] 美容液(1)ミツロウ 6.0(重量%)(2)セタノール 5.0(3)還元ラノリン 8.0(4)スクワラン 37.5(5)脂肪酸グリセリン 4.0(6)親油型モノステアリン酸グリセリル 2.0(7)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタンモノラウレート 2.0(8)プロピレングリコール 5.0(9)ソーセージノキ属植物抽出物 0.2(10)クワ抽出物 0.3(11)精製水 30.0製法:(1)〜(7)の油性成分、及び(8)〜(11)の水性成分をそれぞれ混合均一化して75℃に加熱する。水性成分に油性成分を添加して乳化し、撹拌しながら冷却する。 【0057】 [実施例11] 美容液(1)スクワラン 5.0(重量%)(2)白色ワセリン 2.0(3)ミツロウ 0.5(4)ソルビタンセスキオレエート 0.8(5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2(6)プロピレングリコール 5.0(7)精製水 58.2(8)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 20.0(9)ソーセージノキ属植物抽出物 1.5(10)水酸化カリウム 0.1(11)エタノール 5.0(12)香料 0.2(13)アスコルビルリン酸マグネシウム 0.5製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して溶解,均一化する。一方、(6)〜(9)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱し、前記の油相成分を添加してホモミキサーにて均一に乳化し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(11)〜(13)を添加,混合する。 【0058】 [実施例12] 皮膚用ローション(1)エタノール 10.0(重量%)(2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0(3)ソーセージノキ属植物抽出物 1.0(4)グリセリン 7.0(5)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 0.5(6)ボタン抽出物 0.5(7)精製水 80.0製法:(1)〜(7)を混合し、均一とする。 【0059】 [実施例13] 皮膚用乳剤(1)ステアリン酸 0.2(重量%)(2)セタノール 1.5(3)ワセリン 3.0(4)流動パラフィン 7.0(5)ポリオキシエチレン(10EO)モノオレイン酸エステル 1.5(6)グリセリン 5.0(7)トリエタノールアミン 1.0(8)ソーセージノキ属植物抽出物 1.0(9)精製水 79.0(10)乳酸菌抽出物 0.5(11)胎盤抽出物 0.3製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解し、70℃に保つ。一方、(6)〜(9)の水相成分を混合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に油相成分を撹拌しながら徐々に添加して乳化した後冷却し、40℃で(10),(11)の成分を添加する。 【0060】 [実施例14] 皮膚用ゲル剤(1)精製水 90.9(重量%)(2)カルボキシビニルポリマー 0.5(3)ソーセージノキ属植物抽出物 0.3(4)ジプロピレングリコール 8.0(5)水酸化カリウム 0.1(6)ジンコウ抽出物 0.2製法:(1)に(2)及び(3)を均一に溶解した後、(4)を添加し、次いで(5)を加えて増粘させ、(6)を添加して均一に混合する。 【0061】 [実施例15] 皮膚用クリーム(1)ミツロウ 6.0(重量%)(2)セタノール 5.0(3)還元ラノリン 8.0(4)スクワラン 29.5(5)親油型グリセリンモノステアリン酸エステル 4.0(6)ポリオキシエチレン(20EO) ソルビタンモノラウリン酸エステル 5.0(7)プロピレングリコール 5.0(8)ソーセージノキ属植物抽出物 0.5(9)ウーロン茶抽出物 0.2(10)精製水 36.8製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化する。 【0062】 [実施例16] 水中油型乳剤性軟膏(1)白色ワセリン 25.0(重量%)(2)ステアリルアルコール 25.0(3)グリセリン 10.0(4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0(5)ソーセージノキ属植物抽出物 0.5(6)メリッサ抽出物 0.2(7)精製水 38.3製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して均一とし、75℃に加熱する。一方、(5),(6)を(7)に溶解して75℃にて加熱溶解し、これに前記油相成分を添加して乳化する。 【0063】 [実施例17] 化粧水(1)エタノール 10.0(重量%)(2)1,3-ブチレングリコール 10.0(3)ソーセージノキ属植物抽出物 0.5(4)グリチルリチン酸ジカリウム 0.5(5)タイム抽出物 0.2(6)香料 0.1(7)精製水 78.7製法:(1)〜(6)を順次(7)に添加して均一に混合,溶解する。 【0064】 [実施例18] メイクアップベースクリーム(1)ステアリン酸 12.0(重量%)(2)セタノール 2.0(3)グリセリントリ-2-エチルヘキサン酸エステル 2.5(4)自己乳化型グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0(5)プロピレングリコール 10.0(6)水酸化カリウム 0.3(7)ソーセージノキ属植物抽出物 0.5(8)精製水 69.0(9)酸化チタン 1.0(10)ベンガラ 0.1(11)黄酸化鉄 0.4(12)香料 0.1(13)ボタン抽出物 0.1製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とする。一方、(5)〜(8)の成分を混合し、75℃に加熱,溶解して均一とし、これに(9)〜(11)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させ水相成分とする。この水相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化した後冷却し、40℃にて(12),(13)の成分を添加,混合する。 【0065】 [実施例19] 乳液状ファンデーション(1)ステアリン酸 2.0(重量%)(2)スクワラン 5.0(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0(4)セタノール 1.0(5)デカグリセリンモノイソパルミチン酸エステル 9.0(6)1,3-ブチレングリコール 8.0(7)水酸化カリウム 0.1(8)ソーセージノキ属植物抽出物 0.3(9)精製水 51.2(10)酸化チタン 9.0(11)タルク 7.4(12)ベンガラ 0.5(13)黄酸化鉄 1.1(14)黒酸化鉄 0.1(15)香料 0.1(16)クワ抽出物 0.2製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とする。一方、(6)〜(9)の水相成分を混合し、75℃に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。油相成分を添加して乳化した後冷却し、40℃にて(15),(16)の成分を添加,混合する。 【0066】 [実施例20] ハンドクリーム(1)セタノール 4.0(重量%)(2)ワセリン 2.0(3)流動パラフィン 10.0(4)グリセリンモノステアリン酸エステル 1.5(5)ポリオキシエチレン(60EO) グリセリンイソステアリン酸エステル 2.5(6)酢酸トコフェロール 0.5(7)グリセリン 20.0(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(9)ソーセージノキ属植物抽出物 0.3(10)ハイドロキノン-β-D-グルコース 0.1(11)精製水 59.0製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。一方、(7)〜(11)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。ついで、水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化する。 【0067】 [実施例21] ゼリー状ピールオフパック(1)ポリビニルアルコール 15.0(重量%)(2)カルボキシメチルセルロース 5.0(3)1,3-ブチレングリコール 3.0(4)エタノール 6.0(5)ポリオキシエチレン(20EO)オレイルエーテル 0.5(6)ソーセージノキ属植物抽出物 0.2(7)セイヨウノコギリソウ抽出物 0.1(8)精製水 70.2製法:(8)に(3)を加えて75℃に加熱する。これに(1),(2)を添加して溶解させ、(4)〜(7)を添加して可溶化する。 【0068】 [実施例22] マッサージゲル(1)ジプロピレングリコール 7.0(重量%)(2)グリセリン 8.0(3)ポリオキシエチレン(15EO)オレイルエーテル 1.0(4)カルボキシビニルポリマー 0.4(5)メチルセルロース 0.2(6)ソーセージノキ属植物抽出物 0.4(7)セイヨウオトギリソウ抽出物 0.2(8)水酸化カリウム 0.1(9)精製水 82.7製法:75℃に加熱した(9)に、(1)〜(8)の成分を順次添加,溶解,均一化する。 【0069】 [実施例23] 洗顔料(1)ステアリン酸 2.0(重量%)(2)セタノール 3.0(3)ワセリン 10.0(4)流動パラフィン 33.0(5)ミリスチン酸イソプロピル 7.5(6)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.5(7)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン モノステアリン酸エステル 2.5(8)グリセリン 5.0(9)ソーセージノキ属植物抽出物 0.3(10)水酸化カリウム 0.1(11)精製水 33.9(12)ヘラヤハズ抽出物 0.2製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,加熱溶解し、70℃とする。一方、(8)〜(11)の水相成分を混合して加熱溶解し、70℃とする。この水相成分に油相成分を徐々に添加して予備乳化し、次いでホモミキサーにて均一に乳化後冷却し、40℃で(12)の成分を添加する。 【0070】上述の実施例10〜実施例23について、色素沈着症状の改善効果の評価を行ったところ、全ての実施例において、良好な色素沈着症状の改善効果が認められた。 【0071】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、日焼け後の色素沈着・しみ・ソバカス等の予防及び改善に有効で、皮膚美白効果の高い皮膚外用剤を得ることが出来た。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000135324 【氏名又は名称】株式会社ノエビア 【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13番地の1
|
| 【出願日】 |
平成13年11月1日(2001.11.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】594044059 【氏名又は名称】小川 篤子
|
| 【公開番号】 |
特開2003−137762(P2003−137762A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月14日(2003.5.14) |
| 【出願番号】 |
特願2001−336749(P2001−336749) |
|