| 【発明の名称】 |
ボトル入り詰め替え用化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】西田 勇一 【住所又は居所】東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオン株式会社内
【氏名】近 亮 【住所又は居所】東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオン株式会社内
【氏名】平林 秀一 【住所又は居所】東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】薄肉化されたボトルに詰められても、ボトルの気体透過率、紫外線、可視光線、赤外線の透過に伴う内容組成物である詰め替え用化粧料を本来の薄肉化されていないボトルに充填された製剤と変わらない安定化したボトル入り詰め替え用化粧料を提供。
【解決手段】薄肉プラスチックボトル中に、蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料を配合した製剤を密封してなることを特徴とするボトル入り詰め替え用化粧料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 薄肉プラスチックボトル中に、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料を配合した化粧料製剤を密封してなることを特徴とするボトル入り詰め替え用化粧料。 【請求項2】 薄肉プラスチックボトル中に、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料と、ポリオールとを配合した化粧料製剤を密封してなることを特徴とするボトル入り詰め替え用化粧料。 【請求項3】 ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLである請求項1又は2記載のボトル入り詰め替え用化粧料。 【請求項4】 ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)を素材樹脂としてブロー成形により形成されるボトルに、化粧料製剤を充填した請求項1乃至3のいずれか1項項記載のボトル入り詰め替え用化粧料。 【請求項5】 ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はEVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合体)を素材樹脂として延伸成形により形成されるボトルに、化粧料製剤を充填した請求項1乃至3のいずれか1項項記載のボトル入り詰め替え用化粧料。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、薄肉プラスチックボトル入り詰め替え用化粧料に関し、特に、香気安定性及び酸化安定性が向上したボトル入り詰め替え用化粧料に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、環境・資源やコスト削減の観点などからプラスチック成形材料の節減ということからボトルの薄肉化が求められている。また、プラスチックの再利用にあたって、廃棄ボトルの運搬効率を上げるために手で押し潰して廃棄することができる薄肉ボトルも周知となっている。 【0003】このような薄肉ボトルについて種々提案されている。例えば、特開2000−309320号公報には、底周壁を一定角度に傾斜させるように形成した円形薄肉ブローボトルが提案されている。また、特開2001−180635号公報には、肩壁全周に複数の螺旋リブが等間隔に配設された薄肉の2軸延伸ボトルが提案されている。また、特開2001−114284号公報には、容器本体そのものをフラットに折り畳めるジャバラ状の折り返し部を設けた超薄肉ボトルが提案されている。また、特開平11−268721号公報には、胴筒壁周面に傾斜リブ部と縦リブ部が交互に階段状に連続する螺旋リブをボトルの上下方向に並列して配設したプラスチックボトルが提案されている。 【0004】これらの提案では、特に薄肉化することによって容器の構造上の欠陥が生じて強度低下が起ることを回避するため、補強リブ構造などを施すことによって容器が従来通りの流通運搬や積み上げや消費者使用に耐えられるものである。これらの中では、従来より機密性が落ちることは予想されながら十分な解決策を設定したものは提案されていなかった。 【0005】しかしながら、PETボトルの場合には、押潰しが極めて容易に行える薄肉ボトルとして、単位容量当たりの樹脂質量が0.033〜0.045g/mLの範囲、胴部の厚さが約0.1mmであるボトルが従来より市販されている。PPの延伸成形による薄肉ボトルの場合には、単位容量あたりの樹脂質量が0.024g/mL、胴部の厚さが0.1mmのボトルが従来より市販されている。更に、直近の技術としては、薄くても肩部や口部の強度を形状などによって強度を向上させたものが提案されている。 【0006】更に、ブロー成形ボトルの素材樹脂と単位容量当たりの樹脂質量として、ブロー成形ボトルが、PET又はPPを素材樹脂として単位容量当たりの樹脂質量が、0.004〜0.025g/mLの構成を採用し、更にまた、PET又はPPを基材として、EVOH又はNy(ナイロン)を積層したことを特徴とする構成を採用している。現在のこれらの技術背景、環境資源の観点から博肉化ボトルが特に繰り返し使用することが少ない詰め替えボトルにおいて実現化している。 【0007】このように押し潰しボトルを薄肉化すると高密度処理されていても従来のボトル肉厚を数分の1〜数十分の1のボトルでは、従来のボトルに比べて気体透過率、紫外線、可視光線、及び赤外線の透過性を同等にすることは非常に困難なことになってきている。この場合、材質やブロー成形などによって上記性能は大きく左右され、最高では従来に比べて機密性が3割程度落ちて、香気安定性、酸化安定性、その他の保存安定性が低下し易くなってしまうという問題点がある。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、薄肉化されたボトルに詰められても、ボトルの気体透過率、紫外線、可視光線、赤外線の透過に伴う香気安定性、酸化安定性、その他の保存安定性が低下が本来の薄肉化されていないボトルに充填された化粧料製剤と変わらないボトル入り詰め替え用化粧料を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本来プラスチックボトルはミクロ的に見れば多孔性であり水分、エタノール、揮発性香料成分の出入りがあり、化粧料製剤中のエタノール量が高濃度である場合は外部の水分を吸い込んで長期的に薄められて有効成分の量を低下させるおそれがあるが、化粧料製剤中に25℃での蒸気圧が0.001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料を配合すると、このアルコール系香料がボトル表面と馴染んでその多孔性を低下させることができること、更にポリオールが存在するとその効果がより増強され、薄肉プラスチックボトル中であっても、化粧料製剤の香気安定性、酸化安定性、光に対する安定性が向上することを見出し、本発明をなすに至った。 【0010】即ち、本発明は、上記課題を解決するため、下記のボトル入り詰め替え用化粧料を提供する。 【0011】請求項1の発明は、薄肉プラスチックボトル中に、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料を配合した化粧料製剤を密封してなることを特徴とするボトル入り詰め替え用化粧料である。 【0012】請求項2の発明は、薄肉プラスチックボトル中に、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料と、ポリオールとを配合した化粧料製剤を密封してなることを特徴とするボトル入り詰め替え用化粧料である。 【0013】請求項3の発明は、ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLである請求項1又は2記載のボトル入り詰め替え用化粧料である。 【0014】請求項4の発明は、ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)を素材樹脂としてブロー成形により形成されるボトルに、化粧料製剤を充填した請求項1乃至3のいずれか1項項記載のボトル入り詰め替え用化粧料である。 【0015】請求項5の発明は、ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はEVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合体)を素材樹脂として延伸成形により形成されるボトルに、化粧料製剤を充填した請求項1乃至3のいずれか1項項記載のボトル入り詰め替え用化粧料である。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく説明する。本発明のボトル入り詰め替え用化粧料は、第1の態様として、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料を配合した化粧料製剤を密封してなるものである。 【0017】また、本発明の詰め替え用化粧料は、第2の態様として、25℃での蒸気圧が0.0001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料と、ポリオールとを配合した化粧料製剤を密封してなるものである。 【0018】前記25℃での蒸気圧が0.001mmHg〜7mmHgであり、かつHLBが1.5〜12.0であるアルコール系香料としては、例えば、2,6−ノナジエン−1−オール、2−ノナノール、3,6−ノナジエノール、4−テルオイネオール、9−デセン−1−オール、アルコールC−6、アルコールC−7、アルコールC−8、アルコールC−9、アルコールC−10、アルコールC−11、アルコールC−12、アルコールC−12,13MIX、アルファ メチル シンナミック アルコール、アルファ テルピネオール、アルファ テルピネオール、アンブリノール、アンブリノール 20T、アンブリノール S、アミル アルコール、アミル シンナミック アルコール、アミル ビニル カルビノール、アニスアルコール、アポ パッチョン、アプロール 100、バクダノール、ベンジルアルコール、ボルノール、ボルノール L体 STANDARD、ブラハマノール、カメコール DH、カルビノール ミュゲット、カルビノール ミュゲット、カルハイドレノール、セデロエノール、セデロール、セプハロオール (シトロネロール SP PURE)、チンチノール、シンナミックアルコール、シス−3ヘキセノール、シス−6−ノネンオール、シトロネロール、コスタウロン、クミニックアルコール、クミニルアルコール、シクランベール、シクロデカノール、シクロデカノール (パッチョン)、シクロヘキシル エチル アルコール、シクロメチルエン シトロネロール、デカヒドロ βナフトオール、デカトン、DH ミルセノール、ディハイドロ カルビオール、ジハイドロリナロール、ディハイドロ ミルセノール、ディハイドロテルピネオール、DI−ジャスモン、ジメチル ベンジル カルビノール、ジメチル シクロモール、ジメチル ヘプタノール、ジメチル オクタノール、ジメチル フェニル カルビノール、ジメチル フェニル エチル カルビノール、ジメトール、ジミルセン、DPG(ジプロピレン グリコールE)、エチルアルコール、エチルリナロール、エチル フェニル カルビノール、フラネソール P、フラネソール 合成、フェンチルアルコール、フリーデノール、フローラロール、フロロール、フロロサ、フォルロシア、フリージオール、ガルバフロロ 731 (テトラロール)、ガンマ テルピネオール、ジェオスミン DPG(0.1%)、グラニオール (4.2.2) エキストラ、グラニオール、ゲラニル リナロール、ホータノール、ヘキサノール、ヘキセン-1-オール.シス−3、ヘキセンオール (トランス−3)、ヘキセンオール シス−3、ヘキセンオール トランス−2、ヘキシル アルコール、ヘキシレングリコール、ハイドロトロピック アルコール、ヒドロキシオール、イソ アミル アルコール、イソ ボルネオール、イソ ボルネオール、イソ ボルニル シクロ ヘキサンオール、イソ ブチル アルコール、イソ ブチル ベンジル カルビノール、イソ ブチル N−メチル アンスラニレート、イソ シクロ グラニオール、イソプレゴール、イソプレゴール エキストラ、クヒノオール、ラバンジュロール、L-シトロネロール、リーフ アルコール、リアボ シトロネロール、リナクソール、リナロール、リンデノール (テルピネオール アルファ SP PURE)、ロリトール、L−ペリラアルコール、マグノール、メイオール、メフロソール、フェニル エチル アルコール SP PURE、メンソオール JP、メンソール NF−ME−SP、メラノール (グラニオール SP PURE)、メチル ジメチル ベンジル カルビノール パラ、メチル フェニル カルビノール、メチル サンデフロロ、メチル ステアレート、モリロール、ミュゲット アルコール、ミュゲノール PFG、ミルセノール 50、ミルテノール、N−ドコサン(D0962)、ネオペントキセン、ネロオール、ノナジエノール、ノナジル、ノピルアルコール、オシメノール、オシロール、オジニール、パンプリフロール、パラ-イソプロピル ハイドラトロピック アルデヒド、パッチョミント、パッチョン、パッチウリ アルコール、ペオムサ、ペリリル アルコール、ファントール (リナロール SP PURE)、フノキサノール、フノキサノール、フェノキシ エチル アルコール、フェニルエチル アルコール、フェニル エチル ジメチル カルビノール、フェニル エチル メチル エチル カルビノール、フェニル プロピル アルコール、フェニルヘキサンオール、フィトール、パイン シトラス 18、ピノアセトアルデヒド、ポリサントール、プレノール、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、P−T−ブチル シクロヘキサンオール (パッチョン)、ロジノール、ローズ P、ローズ P(フェニル エチル アルコール)、サンダロール、サンデL、サンデLA、サンデLICE、サンデオール、サンディフ、サンドラノール、サンタレックス TNK、サンタリノール、サンタロール、スクロレオール 100 F2860、SEC−ブチル アルコール、スチライル アルコール、テルピネオール、テルピネオール−4、テトラヒドロ アロシメノール、テトラヒドロ コンバロール、テトラヒドロ フレロール、テトラヒドロ グラニオール、テトラヒドロルイナロル、テトラヒドロ ミュゲノール、テトラヒドロ ミュゲノール COEUR、テトラヒドロ ミルセノール、テトラヒドロルイナロル、TH−リナロール、チラノール SUPER (=アルファ テルピネオール CRYSTALS)、チンバロール、トランス−2 ヘキセノール、トランス-デカヒドロ Β−ナフトール、ツレパノール、トリメチル ヘキサンノール (3.5.5)、トリメチル(3.5.5)シクロヘキサノール、トリメチル(3.5.5)ヘキサノール、ターボキサン、ウンデカベルトール、ユニパイン、ベルドール、ベルノオール (ネロール SP PURE)、ベチミン CI、ベチベロル エキストラ、ゼオン エキストラ グリーン、ゼオン エキストラ グリーン (シス−3−ヘキセンオール)などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0019】前記アルコール系香料の配合量は、詰め替え用化粧料全体に対して0.0001〜2質量%、好ましくは0.001〜1.5質量%である。アルコール系香料の配合量が少なすぎると、製剤の安定性が低下する場合があり、一方、多すぎると香粧品としての使用性が低下する場合がある。 【0020】前記ポリオールとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール、マルチトール、キシリトール、グルコース、エリトリトール、ペンタエリトリトール、ショ糖、マンニトール、グルコン酸、DPG、へキシレングリコール、ポリフェノール、グリセリン脂肪酸エステル、エリトリトール脂肪酸エステル、マンニトール脂肪酸エステル、グコール酸脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、(POE)ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステルなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0021】前記ポリオールの配合量は、前記アルコール系香料と同量以上であり、具体的には、詰め替え用化粧料全体に対して0.05〜95質量%、好ましくは0.1〜30質量%である。 【0022】本発明のボトル入り詰め替え用化粧料には、化粧料に用いられる任意成分となる配合剤、例えば、界面活性剤、油分、アルコール類、増粘剤、防腐・殺菌・抗菌剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色素、ビタミン類、アミノ酸類、水等を目的に合わせて適宜配合することができる。なお、任意成分は、これらに限定されるものではない。 【0023】前記界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤などを使用することができるが、中でも皮膚疾患の発生のない、又は軽微な化粧品原料基準に収載された界面活性剤が好ましい。例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン、サポニン、オリゴ配糖体、リン脂質系バイオサーファクタント、アシルペプチド系バイオサーファクタント、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリリン酸ナトリウム、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどの界面活性剤が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0024】前記防腐・殺菌・抗菌剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、塩化ジステアリルメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、感光素101号、感光素201号、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、ハロカルバン、レゾルシン、パラクロロフェノール、フェノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、メントール、キトサン、キトサン分解物、ユーカリエキス、クジンエキス、エンメイソウエキス、ビワエキス、ユッカエキス、アロエエキス、ケイヒエキス、ガジュツエキスなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0025】前記油脂類としては、例えば、大豆油、アマニ油、ゴマ油、ヌカ油、綿実油、ナタネ油、サフラワー油、トウモロコシ油、オリーブ油、ツバキ油、アーモンド油、ヒマシ油、落花生油、カカオ油、パーム核油、牛脂、ミンク油、ホホバ油、月見草油、馬油などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0026】前記ロウ類としては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、蜜ロウ、サラシ蜜ロウ、鯨ロウ、セラックス、ラノリン類などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0027】前記炭化水素類としては、例えば、流動パラフィン、ワセリン、マイクロスリスタリンワックス、セレシン、スクワラン、ポリエチレン末などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0028】前記脂肪酸類としては、例えば、ステアリン酸、リノール酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘベニン酸、ラノリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イソステアリン酸などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0029】前記アルコール類としては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアルコール、2−オクチルドデカノール、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール又はその重合体、ブドウ糖、白糖、コレステロール、フィトステロール、セトステアリルアルコールなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0030】前記エステル類としては、例えば、オレイン酸デシル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジオレイン酸プロピレングリコール、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、乳酸セチルなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。 【0031】前記香料としては、特に制限されず、例えば、特願2001−262009号に記載の香料A〜E成分を適宜選択して用いることができる。 【0032】このように構成される本発明の詰め替え化粧料は、通常の方法に従って調製することができ、剤型としては、クリーム、乳液、美容液、不織布に含浸したシート状化粧料などいずれにも使用可能であるが、これらの中でも、シャンプー、リンス、ヘアウォーター、ヘアコンディショナー、ヘア−エッセンスなどに好適である。 【0033】本発明の詰め替え用化粧料を充填するボトルとしては、ボトル単位容量当たりの樹脂使用量が0.004〜0.1g/mLであり、好ましくは0.01〜0.09g/mLである。 【0034】また、ボトル単位容量当たりの樹脂量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)を素材樹脂としてブロー成形により形成されるボトルを用いることが好ましい。 【0035】また、ボトル単位容量当たりの樹脂量が0.004〜0.1g/mLのポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はEVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合体)を素材樹脂として延伸成形により形成されるボトルを用いることが好ましい。 【0036】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、薄肉化されたプラスチックボトルに詰められても、ボトルの気体透過率、紫外線、可視光線、赤外線の透過に伴う香気安定性、酸化安定性、その他の保存安定性が低下が本来の薄肉化されていないボトルに充填された化粧料製剤と変わらないボトル入り詰め替え化粧料が得られる。 【0037】 【実施例】以下、実施例及び比較例をあげて本発明について更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。 【0038】〔実施例1〜11及び比較例1,2〕 シャンプー表1,2の配合組成のシャンプーを調製し、PP(肉厚0.1mm、ボトル単位容積当りの樹脂量が0.1g/mL)ボトルにほぼ満中量の95%レベルの内容液を充填し、下記性能を評価した。結果を表1,2に併記する。 【0039】<香気安定性・酸化安定性・光安定性の評価>内容液を充填し、栓を施してから50℃温度の空冷式恒温槽で1ヶ月保存、又は東京都江戸川区平井研究棟屋上にて日光暴露350ラングレー保存を行い、調香専門家による判定を行った。 <判定基準>製造直後の安定性を5点、香気劣化が専門家には判別できるレベルを4点、一般消費者にも香気劣化が判別出来るレベルを3点、一般消費者で統計的にも明から劣化が判別できるレベルを2点、悪臭レベルに達する劣化があるレベルを1点とした。また、安定性の総合評価を下記基準で行った。 ◎:非常に良好○:良好△:やや劣る×:不良【0040】 【表1】
【0041】 【表2】
上記実施例1〜11のシャンプーのpHは3〜7.5の範囲であった。 1)EO3モル、ラウリル2)ラウリル、トリエタノールアミン塩3)ヤシ、トリエタノールアミン塩4)ナトリウム塩5)ラウリル6)メタクリロイルオキシエチルメチルカルボキシベタインエステル共重合体【0042】〔実施例12〜22及び比較例3,4〕 ボディソープ表3,4の配合組成のボディソープを調製し、PE(肉厚0.07mm、ボトル単位容積当りの樹脂量が0.006g/mL)ボトルにほぼ満中量の95%レベルの内容液を充填し、上記同様に性能を評価した。結果を表3,4に示す。 【0043】 【表3】
【0044】 【表4】
【0045】〔実施例23〜33及び比較例5,6〕 ヘアウォーター表5,6の配合組成のヘアウォーターを調製し、延伸PET(肉厚0.05mm、ボトル単位容量当りの樹脂量が0.004g/mL)シリンダーボトルにほぼ満中量の95%レベルの内容液を充填し、上記同様に性能を評価した。結果を表5,6に示す。 【0046】 【表5】
【0047】 【表6】
【0048】〔実施例34〕 化粧水下記表7の組成の化粧水を常法により製造した。ボトルは後述〔III−例2〕を使用した。 【0049】 【表7】
*1:ダイセル化学工業(株)製 HEC−600※香料は、特願2001−262009号記載のA〜E成分から選択した。 【0050】〔実施例35〕 リンス下記表8の組成のリンスを常法により製造した。ボトルは後述〔II−例4〕を使用した。 【0051】 【表8】
※香料は、特願2001−262009号記載のA〜E成分から選択した。 *1:ライオン化学製 XM−503LN、レオガードGP、又はUCC社製ポリマ−JR400*2:三菱油化社製 ユカフォーマーAM75201【0052】〔実施例36〕 ヘアコンディショナー下記表9の組成のヘアコンディショナーを常法により製造した。ボトルは後述〔II−例3〕を使用した。 【0053】 【表9】
【0054】〔実施例37〕 ヘアーエッセンス下記表10の組成のヘアーエッセンスを常法により製造した。ボトルは後述〔III−例4〕を使用した。 【0055】 【表10】
【0056】〔実施例38〕 ヘアウォーター下記組成のヘアウォーターを常法により製造した。ボトルは後述〔III−例1〕を使用した。 ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5質量% 3−メチル−1,3−ブタンジオール 2.0質量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5質量% メチルポリシロキサン 3.0質量% ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.4質量% ラウリルジメチルアミンオキシド 0.2質量% ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0質量% メチルパラベン 0.3質量% クエン酸ナトリウム 0.1質量% ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 0.1質量% セプハロオール(シトロネロール SP PURE) 0.1質量% エタノール 20.0質量% 精製水 残部 計 100.0質量%【0057】実施例34〜38において、上記同様に性能を評価したところ、香気安定性、総合評価(安定性)共に良好であった。 【0058】<使用容器の説明>I.ボディソープポンプボトル〔I−例1〕図1に示したボトル。 材質:高密度ポリエチレン(光沢グレード)/高密度ポリエチレン(高剛性グレード゛)樹脂量:32.5g(ラベル込み:33.5g) 寸法:L×W×D=89mm×70.5mm×178.3mm、ポンプ組付高さ:201.1mm表示量:650mL満注量:716mL意匠:表裏にインモールドラベル(ポリプロピレン90μm) 製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:TP−3(東洋製罐(株)規格品) 【0059】〔I−例2〕 材質:高密度ポリエチレン(高剛性グレード)樹脂量:32.0g(ラベル込み:33.5g) 寸法:L×W×D=97.4mm×68.6mm×183.2mm、ポンプ組付高さ:206.0mm表示量:700mL満注量:760mL意匠:全周巻きラベル(延伸ポリプロピレン90μm)製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:TP−3(東洋製罐(株)規格品) 【0060】〔I−例3〕 材質:ポリプロピレン(汎用グレード) 樹脂量:40.0g寸法:L×W×D=97.4mm×68.6mm×183.2mm、ポンプ組付高さ:206.0mm表示量:550mL満注量:626mL意匠:シルクスクリーン印刷製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:VD−3.5S(キャニオン(株)規格品) 【0061】〔I−例4〕 材質:高密度ポリエチレン(汎用グレード)樹脂量:52.5g寸法::L×W×D=99.8mm×76.1mm×178.8mm、ポンプ組付高さ:201.5mm表示量:700mL満注量:792mL意匠:シュリンクラベル(延伸ポリスチレン50μm) 製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:P−308((株)吉野工業所規格品) 【0062】II.シャンプー&リンス、コンディショナーポンプボトル〔II−例1〕 材質:高密度ポリエチレン(光沢グレード)/高密度ポリエチレン(高剛性グレード゛)樹脂量:32.0g(ラベル込み:33.0g) 寸法:L×W×D=90mm×57mm×182.8mm、ポンプ組付高さ:205.5mm表示量:550mL満注量:650mL意匠:表裏にインモールドラベル(CPP90μm) 製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:P−304S((株)吉野工業所規格品) 【0063】〔II−例2〕 材質:ポリエチレンテレフタレート(汎用グレード) 樹脂量:45.0g寸法:L×W×D=91mm×64mm×179.1mm、ポンプ組付高さ:201.9mm表示量:550mL満注量:630mL意匠:シルクスクリーン印刷製法:2軸延伸ブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:PD96−3.5BS(キャニオン(株)規格品) 【0064】〔II−例3〕 材質:ポリプロピレン(光沢グレード)/高密度ポリエチレン(高剛性グレード) 樹脂量:40.0g寸法:L×W×D=91mm×64mm×179.1mm、ポンプ組付高さ:201.9mm表示量:550mL満注量:630mL意匠:シルクスクリーン印刷製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:P−3.5HV(キャニオン(株)規格品) 【0065】〔II−例4〕 材質:ポリプロピレン(光沢グレード)/ポリプロピレン(汎用グレード) 樹脂量:40.0g寸法:L×W×D=91mm×64mm×179.1mm、ポンプ組付高さ:201.9mm表示量:550mL満注量:630mL意匠:シルクスクリーン印刷製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:P−3.5HV(キャニオン(株)規格品) 【0066】〔II−例5〕 材質:高密度ポリエチレン(汎用グレード) 樹脂量:40.0g寸法:L×W×D=87mm×65mm×185mm、ポンプ組付高さ:208mm表示量:550mL満注量:670mL意匠:シルクスクリーン印刷製法:ダイレクトブロー成形「ポンプディスペンサー」 材質:PP他形式:P−304型((株)吉野工業所規格品) 【0067】III.詰替え用等スクリューキャップ付きボトル〔III−例1〕図2に示したスクリューキャップ付きボトル。 材質:ポリエチレンテレフタレート(汎用グレード) 樹脂量:30.0g寸法:L×W×D=60mm×60mm×181.6mm、キャップ組付高さ:185mm表示量:380mL満注量:407mL意匠:表裏にシルクスクリーン印刷製法:2軸延伸ブロー成形「キャップ」 材質:PP形式:スクリューキャップ((株)吉野工業所規格品) 【0068】〔III−例2〕 材質:ポチプロピレン(特殊グレード) 樹脂量:13.7g寸法:L×W×D=66mm×66mm×206.7mm、キャップ組付高さ:210mm表示量:500mL満注量:527mL意匠:シュリンクラベル(延伸ポリスチレン50μm) 製法:2軸延伸ブロー成形「キャップ」 材質:PP形式:スクリューキャップ((株)吉野工業所規格品) 【0069】〔III−例3〕 材質:高密度ポリエチレン(高剛性グレード) 樹脂量:33.3g寸法:L×W×D=79mm×56mm×201.7mm、キャップ組付高さ205mm表示量:500mL満注量:538mL意匠:全周巻きラベル(延伸ポリプロピレン50μm) 製法:ダイレクトブロー成形「キャップ」 材質:PP形式:スクリューキャップ((株)吉野工業所規格品)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006769 【氏名又は名称】ライオン株式会社 【住所又は居所】東京都墨田区本所1丁目3番7号
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| 【出願日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107515 【弁理士】 【氏名又は名称】廣田 浩一 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−104823(P2003−104823A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月9日(2003.4.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−303151(P2001−303151) |
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