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【発明の名称】 外用剤及び着香料
【発明者】 【氏名】成 英次
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】星野 拓
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】新本 由紀子
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】堀 道政
【住所又は居所】岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1 一丸ファルコス株式会社内

【氏名】大野 真貴
【住所又は居所】岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1 一丸ファルコス株式会社内

【氏名】安西 孝之
【住所又は居所】岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1 一丸ファルコス株式会社内

【要約】 【課題】良好な芳香を有し、他の成分の異臭がなく、使用感に優れる外用剤を提供する。

【解決手段】オロブランコ果実由来成分を含む外用剤である。好ましくは、前記オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物、もしくはオロブランコ果実の水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を含む前記外用剤である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 オロブランコ果実由来成分を含む外用剤。
【請求項2】 オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物を含む請求項1に記載の外用剤。
【請求項3】 前記オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を含む請求項1に記載の外用剤。
【請求項4】 オロブランコ果実由来成分からなる着香料。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚用化粧料、毛髪用化粧料、口腔衛生料ならびに浴用剤等の外用剤に適用可能な新規な着香料、及び該着香料を含有する外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】オロブランコ(Oroblanco:品種名オロブランコ、商品名スウィーティー)は、1958年にカリフォルニア大学のスースト、キャメロン両博士が無酸文旦とグレープフルーツの交配種として確立した植物で、精油やナリンギンを多く含むことが特徴である。グレープフルーツと比較して糖度が高いことから食用として近年輸入量が増加しているが、食用以外の用途については、有効利用されていない。
【0003】一方、最近では、化粧料類等の原料について安全性を重視する傾向が強くなってきている。食経験のある素材はその安全性が広く認知されていることから、これらの素材を、化粧料等に応用する試みが盛んになされている。また、特に芳香性を持つ素材に関しては、その香りが生理的な影響をもたらす可能性があることから、化粧料に配合した場合の効能効果が特に期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、良好な芳香を有すると共に、使用感にも優れた外用剤を提供することにある。また、本発明の課題は、安全性が高く、医薬品や医薬部外品などの医薬、化粧料等、高い安全性が要求される用途に利用可能な新規な着香料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来、食用への利用が主であったオロブランコの果実について、種々の検討を重ねた結果、オロブランコ果実由来成分が高い芳香性を有し、医薬品や医薬部外品などの医薬、化粧料等に安定に配合可能であることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、オロブランコ果実由来成分を含む外用剤を提供するものである。本発明の好ましい態様として、前記オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の抽出物を含む外用剤が提供される。本発明のさらに好ましい態様として、前記オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物を含む外用剤;前記オロブランコ果実由来成分として、オロブランコ果実の水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を含む外用剤が提供される。本発明により、オロブランコ果実由来成分を着香料として含む外用剤も提供される。
【0006】なお、本明細書において「外用剤」という用語は最も広義に解釈する必要があり、頭皮、頭髪、口腔内皮等を含む全身皮膚に適用可能な医薬品や医薬部外品などの外用医薬や化粧品を指す。より具体的には、軟膏、基礎化粧料、皮膚洗浄料、頭髪化粧料、メークアップ化粧料、浴用剤、口腔衛生料、歯科洗浄料などを全て包含する概念として用いる。
【0007】別の観点からは、オロブランコ果実由来成分からなる着香料が提供される。本発明の好ましい態様として、オロブランコ果実の抽出物からなる着香料が提供される。本発明のさらに好ましい態様として、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物、もしくはオロブランコ果実の水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を含む着香料が提供される。本発明により、外用剤のための前記着香料が提供される。
【0008】さらに別の観点から、外用剤を着香する方法であって、オロブランコ果実由来成分を外用剤に添加する工程を含む方法;外用剤の生地臭(原料臭)をマスキングする方法であって、オロブランコ果実由来成分を外用剤に添加する工程を含む方法;及び前記外用剤の製造のためのオロブランコ果実由来成分の使用が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるオロブランコとは、2倍体の無酸文旦(Citrus grandis)とグレープフルーツ(Citrus paradisi)の交配種である。本発明ではオロブランコの果実を使用するが、これは、商品名「スウィーティー」として知られている。本発明で用いられるオロブランコ果実由来成分は、オロブランコ果実に含まれるいずれの成分であってもよく、果肉、果汁、果皮等から得られる成分、又はこれらの混合物が挙げられる。
【0010】本発明では、オロブランコ果実由来成分を用いる。オロブランコ果実由来成分は、いずれの方法で採取されたものであってもよいが、経時安定性の点で、及び化粧料等の外用剤に配合した際に沈殿を生じず、安定的に配合可能となる点で、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物、もしくは水及び/又は水溶性溶媒による抽出物であるのが好ましい。なお、一般的に、植物由来成分を化粧料等の外用剤に単に配合すると、経時により沈殿が生じる等の不都合が生じる場合があるが、オロブランコ果実由来成分、特に水蒸気蒸留物、ならびに水及び/又は水溶性溶媒による抽出物などには、そのような欠点がない。
【0011】オロブランコ果実の「水蒸気蒸留物」とは、オロブランコ果実に水蒸気蒸留を施すことによって得られた留液をいう。留液は、通常、精油成分層と水溶性成分層を含むが、化粧料等の外用剤に安定的に配合できる点で、水溶性成分層を用いるのが好ましい。水蒸気蒸留は、常法に従って行うことができる。水溶性成分層を用いる場合は、精油成分層と分離した後、濾過等により精製して用いることもできる。
【0012】オロブランコ果実の「水及び/又は水溶性溶媒による抽出物」とは、オロブランコ果実を水、水溶性溶媒、または水と水溶性溶媒との混合溶媒で抽出することによって得られたものをいう。水溶性溶媒としては、アルコール類(メタノール、エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等)、アセトン等が挙げられる。これらの水溶性溶媒は1種又は2種以上を順次あるいは混合して用いてもよいし、水と混合して用いてもよい。抽出は常温で、又は加熱して行うことができる。
【0013】本発明に用いられるオロブランコ果実由来成分は、液状、ペースト状、ゲル状等いずれの形態であってもよい。液状等で得られた由来成分を、乾固させた固体状、又はスプレードライ等により乾燥させた粉末状の形態であってもよい。
【0014】オロブランコ果実由来成分、特に、水蒸気蒸留物ならびに水及び/又は水溶性溶媒による抽出物は、そのまま着香料として用いることができる。また、さらに、必要により防腐防黴剤(エタノール;フェノキシエタノール;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類等)を添加して用いてもよい。さらに、防腐防黴剤を添加した後、低温下に1〜2昼夜保存して、必要に応じて濾過を行ってから用いることもできる。また、濃縮又は希釈して用いることもできる。希釈には、エタノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、精製水等を用いることができる。
【0015】オロブランコ果実由来成分は、安全性が高く、安定性に優れているので、種々の医薬品や医薬部外品などの医薬、化粧料等、高い安全性が求められる外用剤中に配合することができる。特に、前記オロブランコ果実由来成分は、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、オイル、パックなどの外用医薬品や基礎化粧料;洗顔料やボディー用洗浄料;シャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアトニック、整髪料などの頭髪化粧料;ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラなどのメークアップ化粧料;固体状、顆粒状又は液体状の浴用剤;及び歯磨き類(歯科洗浄料);マウスウォッシュ等の口腔衛生料;などに好ましく添加される。
【0016】前記オロブランコ果実由来成分の添加方法については特に限定されず、予め基剤に加えておいても、もしくは種々の成分を混合している途中で添加してもよく、作業性を考えてその添加のタイミング等、種々の条件を選択することができる。なお、前記オロブランコ果実由来成分を、浴用剤に含有させる場合は、無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグネシウム等のコアとなる粒子に液体状の前記オロブランコ果実由来成分を噴霧して、乾燥させた形態で配合することもできる。
【0017】本発明の外用剤は、オロブランコ果実由来成分を含有することを特徴とする。オロブランコ果実由来成分を含有する本発明の外用剤は長期にわたって安定であり、良好な芳香性及び高い安全性を有すると共に、使用感にも優れている。例えば、オロブランコ果実由来成分として、水蒸気蒸留物や水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を用いる場合は、そのまま、もしくは希釈して、外用剤に直接配合することができる。例えば、前記水蒸気蒸留物や水及び/又は水溶性溶媒による抽出物を、従来の外用剤の処方中に配合される精製水および常水の代わりとして用いることもできる。従って、その含有量は特に限定されるものではない。
【0018】オロブランコ果実由来成分、好ましくは、オロブランコ果実の抽出物は、精油成分、糖類、AHA(α−ヒドロキシ酸)、ビタミンCなどオロブランコ由来の成分を種々含有している。特に、水蒸気蒸留物には精油成分由来の芳香性成分が多く含まれ、特有の清涼感を与える芳香が長時間にわたってほのかに漂う。このため、オロブランコ果実由来成分は着香料としてのみならず、例えば、外用剤中に配合した臭気を有する他の外用剤原料成分のマスキング剤としても有用である。
【0019】また、オロブランコ果実由来成分、好ましくは抽出物には上記の様に多くの成分が抽出され得ることから、様々な目的の化粧料等の外用剤に配合することによりそれらの製品の効果を補い、さらに高めることができる。例えば、オロブランコ果実由来のAHAやビタミンC等の各種抽出成分により、美白作用を補完し、抗老化、抗シワ剤としての効果を高めることができる。また、オロブランコ果実の精油成分は抗菌作用を有しており、ニキビ対応製品やフケ対応製品への配合が有効である。
【0020】本発明の外用剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料、医薬部外品及び外用医薬品等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、常水、温泉水、深層水等)、アルコール類、油剤、界面活性剤、粉体、増粘剤、紫外線防止剤、抗菌剤、着香料、pH調整剤、清涼剤、植物・動物・微生物由来抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、美白剤、抗炎症剤、抗シワ剤、活性酸素消去剤、抗酸化剤、細胞賦活剤、保湿剤又はキレート剤等の1種又は2種以上を加えることができる。好適な成分の具体例としては以下に示すものが挙げられる。
【0021】アルコール類としては、エタノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0022】油剤としては、基剤の構成成分又は使用性、使用感を向上させるものとして、通常の化粧品、医薬部外品及び外用医薬品に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、あるいは固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素類、ミツロウ、カルナウバロウ等のロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、脂肪酸や高級アルコールのエステル類、ラノリン等の油脂類、シリコーン油類、フッ素系油類等、又はそれらの混合物を使用することができる。
【0023】界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤が挙げられるが、アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等;カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等;非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等;両性界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0024】増粘剤としては、水溶性高分子;水溶性高分子は系の安定化や使用性、使用感を良くするために用いられ、又は保湿効果を得るためにも用いられる。水溶性高分子の具体例として、カラギーナン、ペクチン、寒天、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム等の微生物系高分子、カゼイン、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子等が挙げられる。その他の増粘剤;デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0025】粉体としては、通常の化粧品、医薬部外品及び外用医薬品に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状等)、粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)及び粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができる。例えば、無機粉体としては、タルク、マイカ、セリサイト、無水ケイ酸等;有機粉体としては、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー等;有色顔料としては、酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの等;パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔等;金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等;タール色素等;天然色素等、又はそれらの混合物から選ばれる粉体が挙げられる。また、これらの粉体を複合化した粉体、又は油剤やシリコーンもしくはフッ素化合物で表面処理を行った粉体を用いてもよい。
【0026】紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、酸化亜鉛等、又はそれらの混合物が挙げられる。また、粉体は微粒子のものを用いるとより高い効果が発揮される。
【0027】抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0028】pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸やそれらの塩類、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、又はそれらの混合物が挙げられる。清涼剤としては、L−メントール、カンフル等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0029】血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルアミド、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、α−ボルネオール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等、又はそれらの混合物が挙げられる。皮膚収斂剤としては、タンニン酸等が挙げられ、抗脂漏剤としては、イオウ、チアントール等が挙げられる。
【0030】美白剤としては、ビタミンC及びその誘導体(L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、アガロース、オリゴサッカライド、ネオアガロビオース、ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘導体、胎盤抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダラワ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、ビャクレン抽出物、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、アスパラガス抽出物、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出液、トウキ抽出液、ブナ抽出物、ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果抽出物、霊芝抽出物、微生物醗酵代謝産物等、又はそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0031】抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、アロエ抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、シコン(ムラサキ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コンドロイチン硫酸及びその誘導体、酸化亜鉛等、又はそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0032】活性酸素除去剤は、過酸化脂質生成抑制等の目的で用いられ、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、L−ヒスチジン、クエルセチン、カテキン及びその誘導体、ルチン及びその誘導体、ボタンピ抽出物、ヤシャジツ抽出物、メリッサ抽出物、羅漢果抽出物、チアミン及びその誘導体、リボフラビン及びその誘導体、ピリドキシン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体等のビタミンB類、トコフェロール及びその誘導体等のビタミンE類、ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソール等、又はそれらの混合物が挙げられる。
【0033】抗酸化剤としては、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン及びその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、コレステロール及びその誘導体、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、マンニトール、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、羅漢果抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物等、又はそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0034】細胞賦活剤としては、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、アンズ(キョウニン)抽出物、、イチョウ抽出物、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、クエン酸、コハク酸、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナ抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ローヤルゼリー、ラクトフェリン又はその分解物等)、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、酵母、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等、又はそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0035】保湿剤としては、エラスチン、ケラチン等の蛋白質又はそれらの誘導体、加水分解物並びにそれらの塩、グリシン、セリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、テアニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体、グルコース、蔗糖及びその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等の糖類、D−パンテノール及びその誘導体、尿素、リン脂質、セラミド、オウレン抽出物、ショウブ抽出物、ジオウ抽出物、センキュウ抽出物、ゼニアオイ抽出物、タチジャコウソウ抽出物、ドクダミ抽出物、ハマメリス抽出物、ボダイジュ抽出物、マロニエ抽出物、マルメロ抽出物等、又はそれらの混合物が挙げられる。保湿剤として、保湿性水溶性高分子を用いることもできる。保湿性水溶性高分子としてはコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムチン、デルマタン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸から選ばれるムコ多糖類及びその塩、アルギン酸及びその塩、アラビアゴム、寒天、プルラン、カラギーナン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、キチン、加水分解キチン、ゼラチン、デンプン、コラーゲン、セルロース、結晶セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボシキシメチルセルロース及その塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタアクリル酸アルキル共重合体が挙げられる。保湿剤として、多価アルコールを用いることもできる。多価アルコールとしてはグリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、キシリトール、キシロース、トレハロース、イノシトール、グルコース、ポリエチレングリコールが挙げられる【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
【0037】(例1:オロブランコ果実の水蒸気蒸留物)適当な大きさに分割したオロブランコの果実100gを公知の水蒸気蒸留装置を用いて水蒸気蒸留を行い、得られた留出液の水溶性成分層(水層部)を分取し、濾過してオロブランコ果実の水蒸気蒸留物を約1kg得た。
【0038】(例2:オロブランコ果実の水蒸気蒸留物)例1で得た水蒸気蒸留物に対して、更にパラオキシ安息香酸メチルを0.1質量%(以下、単に「%」と記載する)添加し、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物を得た。
【0039】(例3:オロブランコ果実のエタノール抽出物)オロブランコ果実1kgに10Lのエタノールと水の混合溶媒(容積比率1:1)を加え、3〜7日間常温にて抽出を行い、濾過した。得られた濾液を4℃で1週間冷却保存した後、析出した不溶性成分を除去した。その後、0.45μmのメンブランフィルターを用いて濾過し、オロブランコ果実のエタノール抽出物を得た。
【0040】(例4:オロブランコ果実の1,3−ブチレングリコール抽出物)例3で用いたエタノールと水との混合溶媒の代わりに、1,3−ブチレングリコールと水との混合溶媒(容積比率1:1)を用いて同様に抽出を行い、オロブランコ果実の1,3−ブチレングリコール抽出物を得た。
【0041】(例5:オロブランコ果実の水抽出物)例3で用いたエタノールと水との混合溶媒の代わりに、温湯(70℃)を用いて3〜5時間に抽出を行い、同様にしてオロブランコ果実の水抽出物を得た。
【0042】(例6:化粧水)表1に示す組成及び下記製法にて化粧水を調製した。成分(1)〜(5)を混合溶解した溶液と、成分(10)〜(13)を混合溶解した溶液とを混合して均一にし、さらに成分(6)〜(9)を加え化粧水を得た。
【0043】得られた本発明品の化粧水1〜5及び比較品の化粧水1について、それぞれ以下の官能評価を行った。結果を表1に示す。
(官能評価試験)22〜40才の女性15名をパネルとし、調製した各化粧水をコットンに適量含ませ、肌に塗布した。この時の比較品に対する本発明品のにおいと使用感(さわやかさ、しっとり感)に対する評価を以下の基準で行った。
(評価基準)
<におい>○ : 原料臭がなかった。
△ : 原料臭がほとんどなかった。
× : 比較品と同じ原料臭がした。
<使用感>○ : 良かった。
△ : やや良かった。
× : 比較品と同じ使用感だった。
【0044】
【表1】

【0045】表1の結果に示される如く、オロブランコ果実の水蒸気蒸留物及びオロブランコ果実の抽出物を含有した本発明品の化粧水は、比較品の化粧水に比べて、原料臭がなく、使用者はよい香りを感じることができ、さらに良い使用感を得ることができた。
【0046】以下にオロブランコ果実の水蒸気蒸留物及びオロブランコ果実の抽出物を含有する化粧料(皮膚用化粧料及び髪用化粧料)、口腔衛生料及び浴用剤の実施例を示す。実施例の化粧料(皮膚用化粧料及び髪用化粧料)、口腔衛生料及び浴用剤は、いずれも経時安定性に優れ、原料臭のない、オロブランコ果実の芳香を有する使用感に優れたものであった。
【0047】(例7:シャンプー)下記成分(1)〜(4)を混合した混合物を、(5)及び(6)を(7)に溶解した溶液に添加し、十分に混合しシャンプーを得た。
(処方) (%)
(1)ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0(2)ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.0(3)1,3−ブチレングリコール 4.0(4)ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0(5)エデト酸二ナトリウム 0.1(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(7)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*1 残量*1 例1で製造したもの【0048】(例8:リンス)下記成分(1)〜(5)を混合した混合物を70℃に維持した。この混合物を、(6)を(8)に加え70℃に維持した混合物に加えて乳化し、冷却後、(7)を加えてリンスを得た。
(処方) (%)
(1)塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5(2)セタノール 2.5(3)スクワラン 2.0(4)ポリオキシエチレンステアリルエーエル 1.0(5)1,3−ブチレングリコール 5.0(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(7)オロブランコ果実の1,3-フ゛チレンク゛リコール 抽出物*1 1.0(8)精製水 残量*1 例4で製造したもの【0049】(例9:マウスウォッシュ)下記成分(2)を成分(1)に混合溶解した溶液を、(3)〜(8)を(9)に混合溶解した溶液に加え、混合しマウスウォッシュを得た。
(処方) (%)
(1)エタノール 10.0(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0(3)グリセリン 15.0(4)安息香酸ナトリウム 0.3(5)サッカリンナトリウム 0.02(6)乳酸アルミニウム 0.01(7)オロブランコ果実のエタノール抽出物*1 5.5(8)オウゴンエキス*2 2.0(9)精製水 残量*1 例3で製造したもの*2 一丸ファルコス社製【0050】(例10:化粧水)下記成分(4)〜(6)及び(8)を(7)に加えて混合した混合物を、下記成分(1)〜(3)、(9)及び(10)を(11)に加え混合した混合物に加え、混合し、化粧水を得た。
(処方) (%)
(1)グリセリン 5.0(2)L−ヒスチジン 0.2(3)プロピレングリコール 4.0(4)オレイルアルコール 0.1(5)ポリオキシエチレン(20)ソルビタン モノラウレート 1.5(6)ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.5(7)エタノール 7.0(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(9)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*1 50.0(10)コンフリー抽出液*2 5.0(11)精製水 残量*1 例2で製造したもの*2 一丸ファルコス社製【0051】(例11:抗老化クリーム)下記成分(1)〜(6)及び(11)を混合し、70℃に維持した。この混合物を、(7)、(8)及び(13)を(14)に加え70℃に維持した混合物に加えて乳化し、冷却後、(9)、(10)及び(12)を加えてクリームを得た。
(処方) (%)
(1)スクワラン 20.0(2)ミツロウ 5.0(3)精製ホホバ油 5.0(4)グリセリンモノステアレート 2.0(5)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート2.0(6)ソルビタンモノステアレート 2.0(7)グリセリン 5.0(8)1,3−ブチレングリコール 10.0(9)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*1 20.0(10)オロブランコ果実の1,3-フ゛チレンク゛リコール 抽出物*2 3.0(11)パルミチン酸レチノール*3 0.005(12)ヤシャジツ抽出液*4 0.2(13)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(14)精製水 残量*1 例1で製造したもの*2 例4で製造したもの*3 シグマ社製*4 一丸ファルコス社製【0052】(例12:美白乳液) 下記成分(1)〜(10)を混合し、70℃に維持した。この混合物を、(15)を(16)に加え70℃に維持した混合物に加えて乳化し、冷却後、(11)〜(14)及び(17)を加えて乳液を得た。
(処方) (%)
(1)スクワラン 5.0(2)オリーブ油 5.0(3)ホホバ油 5.0(4)セタノール 1.5(5)グリセリンモノステアレート 2.0(6)ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0(7)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート 2.0(8)酢酸dl−α−トコフェロール*1 0.5(9)1,3−ブチレングリコール 15.0(10)グリセリン 2.0(11)L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム*2 3.0(12)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*3 5.0(13)オロブランコ果実のエタノール抽出物*4 3.0(14)ランエキス*5 0.3(15)パラオキシ安息香酸メチル 0.15(16)精製水 残量(17)香料 適量*1 和光純薬社製*2 和光純薬社性*3 例2で製造したもの*4 例3で製造したもの*5 一丸ファルコス社製【0053】(例13:クレンジングクリーム(W/O型))下記成分(1)〜(6)を混合し、70℃に維持した。この混合物に、(10)を(11)に加え70℃に維持した混合物に加えて乳化し、冷却後、(7)〜(9)を加えてクレンジングクリームを得た。
(処方) (%)
(1)パラフィン 10.0(2)ミツロウ 3.0(3)ワセリン 15.0(4)流動パラフィン 41.0(5)ソルビタンセスキオレエート 4.2(6)ポリエキシエチレンソルビタン(20)
モノオレエート 0.8(7)オロブランコ果実の1,3-フ゛チレンク゛リコール 抽出物*1 2.0(8)オロブランコ果実の水抽出物*2 2.0(9)トウキンセンカ抽出液*3 0.1(10)パラオキシ安息香酸エチル 0.05(11)精製水 残量*1 例4で製造したもの*2 例5で製造したもの*3 一丸ファルコス社製【0054】(例14:ヘアクリーム)下記成分(1)〜(7)を混合し、70℃に維持した。この混合物を、(10)を(11)に加え70℃に維持した混合物に加えて乳化し、冷却後、(8)及び(9)を加えてヘアクリームを得た。
(処方) (%)
(1)流動パラフィン 30.0(2)ステアリン酸 5.0(3)セタノール 5.0(4)ソルビタンモノオレエート 3.0(5)ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3.0(6)イソプロピルメチルフェノール 0.1(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2(8)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*1 10.0(9)オロブランコ果実の水抽出物*2 0.5(10)グリセリン 5.0(11)精製水 残量*1 例1で製造したもの*2 例5で製造したもの【0055】(例15:ヘアトニック)下記成分(1)〜(8)を混合溶解した。この溶液を(9)に加えて混合し、ヘアトニックを得た。
(処方) (%)
(1)lーメントール 0.2(2)エタノール 32.5(3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5(4)ニコチン酸アミド*1 0.1(5)プロピレングリコール 5.0(6)塩酸ジフェンヒドラミン 0.3(7)オロブランコ果実の1,3-フ゛チレンク゛リコール 抽出物*2 7.0(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.2(9)精製水 残量*1 シグマ社製*2 例4で製造したもの【0056】(例16:クリームファンデーション(W/O型))下記成分(1)〜(6)を混合し、70℃に維持した。この混合物を、(7)〜(10)及び(14)を混練した混練物に加え、混合した。この混合物を、(15)〜(17)を混合し、70℃に維持した混合物に加えて乳化した。冷却後、(11)〜(13)を加えてクリームファンデーションを得た。
(処方) (%)
(1)ソルビタンセスキオレエート 3.0(2)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.0(3)アルミニウムステアレート 0.5(4)セレシンワックス 5.0(5)スクワラン 10.0(6)ワセリン 5.0(7)流動パラフィン 15.0(8)シア脂*1 2.0(9)酸化チタン 8.0(10)タルク 4.0(11)オロブランコ果実の水蒸気蒸留物*2 2.0(12)オロブランコ果実の水抽出物*3 0.2(13)キウイ抽出液*4 1.0(14)着色顔料 適量(15)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(16)プロピレングリコール 5.0(17)精製水 残量*1 一丸ファルコス社製*2 例2で製造したもの*3 例5で製造したもの*4 一丸ファルコス社製【0057】(例17:顆粒状浴用剤)下記成分(1)〜(5)を混合攪拌し浴用剤を得た。
(処方) (%)
(1)炭酸水素ナトリウム 53.0(2)5倍濃縮した例3のオロブランコ果実のエタノール抽出物を 5質量%噴霧し乾燥させた無水硫酸ナトリウム 40.0(3)ホウ砂 2.0(4)色素 適量(5)オウゴンエキス*1 5.0*1 一丸ファルコス社製【0058】
【発明の効果】オロブランコ果実由来成分(好ましくは水蒸気蒸留物など)を配合した本発明の外用剤は、良好な芳香を有し、生地臭(原料臭)をマスキングし、使用感にも優れている。また、本発明の着香料は、高い芳香を有し、外用医薬や化粧料などの外用剤に配合した場合に安定であり、持続的に芳香を発することができる。
【出願人】 【識別番号】000145862
【氏名又は名称】株式会社コーセー
【住所又は居所】東京都中央区日本橋3丁目6番2号
【識別番号】000119472
【氏名又は名称】一丸ファルコス株式会社
【住所又は居所】岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1
【出願日】 平成13年9月3日(2001.9.3)
【代理人】 【識別番号】100096219
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 正純 (外2名)
【公開番号】 特開2003−73223(P2003−73223A)
【公開日】 平成15年3月12日(2003.3.12)
【出願番号】 特願2001−265399(P2001−265399)