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【発明の名称】 皮膚外用剤
【発明者】 【氏名】星野 拓
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】小林 三佐子
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】広瀬 和男
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川3丁目5番20号 稲畑香料株式会社内

【氏名】松村 晋一
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川3丁目5番20号 稲畑香料株式会社内

【要約】 【課題】良好な美白および/または美肌効果を有するとともに、保存安定性が良好な皮膚外用剤を提供する。

【解決手段】アンマロク(Phyllanthus emblica L.)由来成分を含有する皮膚外用剤である。好ましくは、前記アンマロク由来成分として、アンマロクの溶媒抽出物、アンマロクの水蒸気蒸留物、アンマロクの果汁、アンマロクの果実水またはアンマロク種子の圧搾油を含有する前記皮膚外用剤である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 アンマロク(Phyllanthus emblica L.)由来成分を含有する皮膚外用剤。
【請求項2】 前記アンマロク由来成分として、アンマロクの抽出物を含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項3】 前記アンマロク由来成分として、アンマロクの溶媒抽出物を含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項4】 前記アンマロク由来成分として、アンマロクの水蒸気蒸留物を含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項5】 前記アンマロク由来成分が、アンマロクの果汁である請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項6】 前記アンマロク由来成分が、アンマロクの果実水である請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項7】 前記アンマロク由来成分が、アンマロク種子の圧搾油である請求項1に記載の皮膚外用剤。
【請求項8】 前記アンマロク由来成分を、美白および/または美肌成分として含有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
【請求項9】 さらに、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤および紫外線防止剤からなる群から選ばれる少なくとも一種の薬効成分を含有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
【請求項10】 前記アンマロク由来成分をメラニン生成抑制剤として含有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンマロク(Phyllanthus emblica L.)由来の成分を含有する皮膚外用剤に関する。さらに詳細には、アンマロク由来成分を含有し、皮膚のくすみ、シミ、ソバカス、老人性色素斑および肝斑等の色素沈着を予防および改善し、肌の透明感を改善して美白および/または美肌に優れた効果を発揮する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール剤、貼付剤、ハップ剤、リニメント剤等の皮膚外用剤には、これらに所望の薬効を付与することを目的として種々の薬効成分が添加されている。例えば、日焼け等により生じる皮膚の黒化、色素沈着により生ずるシミ、ソバカス等を予防または改善するためには、皮膚外用剤にアスコルビン酸、胎盤エキス、グルタチオン、ハイドロキノン等の美白剤が添加されている。
【0003】しかし、これらの美白剤は、美白効果が充分でなかったり、あるいは製剤中で変質する等により所期の薬効が得られない場合があり、その改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、良好な美白および/または美肌効果を有するとともに、保存安定性が良好な皮膚外用剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、皮膚外用剤の薬効成分として使用可能な材料について鋭意検討を重ねた結果、アンマロク由来成分が高いメラニン生成抑制作用を有することを見出した。そして、アンマロク由来成分は、美白および/または美肌成分として皮膚外用剤に配合できるとともに、他の薬効成分と組み合されることにより皮膚外用剤として優れた美白効果および総合的な美肌効果が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、アンマロク(Phyllanthus emblica L.)由来成分を含有する皮膚外用剤を提供するものである。本発明の皮膚外用剤の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分がアンマロクの抽出物、溶媒抽出物、水蒸気蒸留物、果汁、果汁の濃縮工程で分離される果実水および種子の圧搾油のいずれかである上記の皮膚外用剤が提供される。
【0007】本発明の皮膚外用剤の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分を、美白および/または美肌成分として含有する上記の皮膚外用剤が提供される。また、本発明の皮膚外用剤のさらに好ましい態様として、前記アンマロク由来成分とともに、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤および紫外線防止剤から選ばれる少なくとも一種を含有する皮膚外用剤が提供される。別の観点からは、本発明により、アンマロク由来成分をメラニン生成抑制剤として含む皮膚外用剤が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明はアンマロク由来成分を含有することを特徴とする皮膚外用剤である。アンマロクとは、学名をフィランサス エンブリカ(Phyllanthus emblica L.)というトウダイグサ科に属する植物であり、インド伝承の生命科学「アーユルヴェーダ」では、「アムラ(Amla)」の呼称で親しまれているものである。前記アンマロクはインド、インドシナ、台湾、中国では福建・華南・西南地方等、アジア各国に広く分布している植物であるが、その種類や産地は特に限定されない。
【0009】本発明に用いられるアンマロク由来成分は、アンマロクの根、茎、幹、樹皮、幼芽、葉、花、果実、種子等いずれの部分に由来する成分であってもよい。本明細書において「アンマロク由来成分」という用語はアンマロク抽出物などを含めて最も広義に解釈する必要があり、アンマロク由来の1成分物質あるいはアンマロク由来の複数の成分物質の混合物などを全て包含する概念として用いる。また、本発明の皮膚外用剤には、2箇所以上の部分から得られたアンマロク由来成分を混合して用いてもよく、あるいは2箇所以上の部分から異なる手段で調製された2種以上のアンマロク由来成分を混合して用いてもよい。一般的には、前記アンマロクの各部分に、所望により、乾燥、細切、圧搾または発酵等の前処理を施した後、抽出等の種々の操作によってアンマロク由来成分を採取することができる。もっとも、アンマロク由来成分の調製方法は上記の例に限定されることはない。
【0010】本発明の皮膚外用剤の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分がアンマロクの抽出物である皮膚外用剤が挙げられる。前記アンマロクの抽出物は、アンマロクの根、茎、幹、樹皮、幼芽、葉、花、果実、種子等の1箇所または2箇所以上から抽出することができる。一般的には、これらの部分に乾燥、細切、圧搾、または発酵などの適宜の処理を施した後、低温ないし加温下で溶媒を用いて抽出した抽出物であることが好ましい。溶媒抽出方法については、特に限定されるものではなく、例えば、根、茎、幹、樹皮、幼芽、葉、花、果実、種子等のいずれか、または2種以上の部分を、低温もしくは室温〜加温下の溶媒中に所定の時間浸漬する方法が挙げられる。抽出溶媒としては、水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級アルキルエステル(酢酸エチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、その中から1種または2種以上を用いることができる。
【0011】本発明に好ましく用いられるアンマロクの抽出物の調製方法の一例を以下に示す。抽出対象となるアンマロクの部分を、濃度0〜100容積%で水を含むエチルアルコールまたは1,3−ブチレングリコールに浸漬し、室温または加温して、1〜5日間抽出を行う。その後、抽出液を濾過し、得られた濾液をさらに1週間ほど放置して熟成させ、再び濾過を行い、目的の抽出物を得ることができる。
【0012】本発明の皮膚外用剤の他の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分が水蒸気蒸留物である皮膚外用剤が挙げられる。ここで、水蒸気蒸留物とは、アンマロクの根、幹、樹皮、幼芽、葉、花、果実、種子等のいずれか、または2種以上の部分を、水蒸気蒸留して得られる留液をいう。留液は、通常、精油成分層および水溶性成分層を含み、双方を用いても一方を用いてもよいが、水溶性成分層を水蒸気蒸留物として用いるのが好ましい。水蒸気蒸留は、常法に従って行うことができる。
【0013】本発明の皮膚外用剤の他の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分がアンマロクの果汁である皮膚外用剤が挙げられる。前記アンマロクの果汁は、アンマロクの果実を圧搾して得ることができる。圧搾して得られた果汁から水分を蒸発させた濃縮果汁を用いてもよく、あるいは濃縮後、水等で還元して得られた濃縮還元果汁を用いることもできる。濃縮は、加熱濃縮、逆浸透膜濃縮、または凍結濃縮のいずれか、あるいはそれらの組み合わせにより行うことができるが、濃縮方法は上記の例に限定されることはない。
【0014】本発明の皮膚外用剤の他の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分がアンマロクの果実水である皮膚外用剤が挙げられる。アンマロクの果実水とは、アンマロクの果汁を濃縮する工程で、濃縮果汁から分離される水をいい、アンマロクの果実が含む成分(例えば、ミネラル、ぶどう糖、果糖等)を微量含有する水をいう。例えば、アンマロクの果汁を加熱濃縮する場合には、加熱濃縮工程で生じる蒸留水;逆浸透膜濃縮する場合には、濃縮果汁から分離される浸透水;凍結濃縮する場合には、凍結濃縮工程で生じる氷を融解して得られる水をそれぞれ果実水として用いることができる。
【0015】本発明の皮膚外用剤の他の好ましい態様として、前記アンマロク由来成分がアンマロクの種子の圧搾油である皮膚外用剤が挙げられる。アンマロク種子の圧搾油は、種子を圧搾することにより得られる油分である。前記種子の圧搾油は、種々の常法に従って調製することができる。アンマロクの種子を圧搾することにより得られた圧搾油に、所望により、不純物を取り除くためのリン酸処理、アルカリ中和処理、水洗処理、脱色処理、脱水処理等を施すこともできる。
【0016】本発明においては、アンマロク由来成分を抽出等により採取した後、適宜の期間そのまま放置し、熟成させた後に用いることもできる。また、必要ならば、効果に影響のない範囲で、さらに、脱臭、脱色等の精製処理を施した後に用いることもできる。精製方法としては、濾過、またはイオン交換樹脂等を用いる吸着による精製が挙げられる。精製は、繰り返し行うことができ、繰り返し行う場合は、2種以上の方法を組み合せて行うこともできる。また、ゲル濾過、液体クロマトグラフィー、蒸留等の分離手段を用いて、活性の高い画分のみを用いることもできる。
【0017】本発明において、前記アンマロク由来成分は単独でも、または2種以上を混合して用いてもよく、液状、ペースト状、ゲル状等いずれの形態で皮膚外用剤に含有させてもよい。液状等で採取された由来成分を、乾固させて固体状とした後、またはスプレードライ等により乾燥させて粉末状とした後、皮膚外用剤に含有させることもできる。
【0018】本発明の皮膚外用剤におけるアンマロク由来成分の含有量は特に限定されないが、例えば、乾燥固形分として1×10-5〜5質量%(以下、特に言及しない場合には「%」は質量%を示す)が好ましく、1×10-4〜2%がより好ましい。含有量が前記範囲であると、アンマロク由来成分をより安定に配合することができ、かつ優れた美白および/または美肌効果を発揮することができる。なお、アンマロク由来成分として抽出液を使用する場合は、溶質の乾燥固形分の含有量が前記範囲内であるのが好ましい。また、アンマロク由来成分として、果実水や水蒸気蒸留物の水溶性成分層を用いる場合は、好ましい含有量は特に規定されず、例えば、精製水の代替として皮膚外用剤に配合することもできる。この場合、美白および/または美肌効果を発揮するために十分な配合量を選択することが好ましいが、当業者は本明細書の実施例に具体的に示された方法に従って、本発明の皮膚外用剤の美白および/または美肌効果を確認することができる。
【0019】本明細書において「美肌」の用語は、例えば、色素沈着の抑制、肌のくすみ、日やけなどによる皮膚の黒化、シミ、ソバカスの防止および改善などを含めて最も広義に解釈する必要があり、「美白」がその範囲に含まれることを理解すべきである。
【0020】本発明の皮膚外用剤は、アンマロク由来成分を美白および/または美肌成分として、常法に従い、種々の形態の基剤に配合して、製剤化することにより調製することができる。さらに、アンマロク由来成分を他の薬効成分の1種または2種以上と組み合せて配合することによって、より美白および/または美肌効果の優れた皮膚外用剤を調製することもできる。
【0021】本発明において、前記アンマロク由来成分(以下、「成分(A)」という場合がある)と組み合わせ可能な他の薬効成分(以下、「成分(B)」という場合がある)としては、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤および紫外線防止剤が挙げられる。以下、各薬効成分について具体例を挙げる。なお、以下の具体例において、「誘導体」には形成可能な塩が含まれる。また、2以上の薬効を有する化合物については、各薬効成分の具体例として重複して例示した。
【0022】(美白剤)美白剤としては、ビタミンCおよびその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、胎盤抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチンおよびこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨクイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダラワ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、オオキリンサイ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)、ビャクレン抽出物、センプクカ抽出物、ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、アガロース、オリゴサッカライド、ネオアガロビオース、ハイドロキノンおよびその誘導体、システインおよびその誘導体、アスパラガス抽出物、アセロラ抽出物、イブキトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出液、トウキ抽出液、ブナ抽出物、ブラックカラント抽出物、ホウセンカ抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、霊芝抽出物、微生物発酵代謝産物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、羅漢果抽出物等、またはそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0023】これらの美白剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンCおよびその誘導体、胎盤抽出物、カンゾウ抽出物、ハトムギ(ヨクイニン)抽出物、コムギ抽出物、ビャクレン抽出物、海藻抽出物、茶抽出物が挙げられる。
【0024】(抗酸化剤)抗酸化剤としては、ビタミンEおよびその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロールおよびその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンAおよびその誘導体(レチノールおよびパルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等の誘導体;レチナールおよびデヒドロレチナール等の誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンBおよびその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンCおよびその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンDおよびその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチンおよびその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノンおよびその誘導体、ヒスチジン、カテキンおよびその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチンおよびこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオンおよびその誘導体、没食子酸およびその誘導体、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、コレステロールおよびその誘導体、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、マンニトール、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物発酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等、またはそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0025】これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンEおよびその誘導体、ビタミンCおよびその誘導体、ルチンおよびその誘導体、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、グルタチオン、ヒスチジン、マンニトール、カロチノイドが挙げられる。
【0026】(抗炎症剤)抗炎症剤としては、グリチルリチン酸およびその誘導体、グリチルレチン酸およびその誘導体、ビタミンBおよびその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、アロエ抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウおよびその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、シコン(ムラサキ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コンドロイチン硫酸およびその誘導体、酸化亜鉛等、またはそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0027】これらの抗炎症剤のうち、特に好ましいものとしては、グリチルリチン酸およびその誘導体、グリチルレチン酸およびその誘導体、ビタミンB類およびそれらの誘導体が挙げられる。
【0028】(細胞賦活剤)細胞賦活剤としては、ビタミンAおよびその誘導体(レチノールおよびパルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等の誘導体;レチナールおよびデヒドロレチナール等の誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンBおよびその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンCおよびその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、リボ核酸およびその塩、デオキシリボ核酸およびその塩、α−およびγ−リノレン酸、キサンチンおよびその誘導体(カフェイン等)、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アミノ酸およびその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、アンズ(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、ドコサヘキサエン酸およびその誘導体、エイコサペンタエン酸およびその誘導体、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、クエン酸、コハク酸、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナ抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、シルクプロテインおよびその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ローヤルゼリー、ラクトフェリンまたはその分解物等)、微生物発酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等、またはそれらの混合物が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。
【0029】これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンAおよびその誘導体、ビタミンCおよびその誘導体、ビタミンBおよびそれらの誘導体、クエン酸、リンゴ酸、ピロリドンカルボン酸、鶏冠抽出物、血清除蛋白抽出物、酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物、霊芝抽出物などの微生物由来の抽出物あるいは発酵代謝産物から選ばれる抽出物が挙げられる。
【0030】(紫外線防止剤)紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾンおよびその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、酸化亜鉛等、またはそれらの混合物が挙げられる。また、粉体は微粒子のものを用いるとより高い効果が発揮される。
【0031】これらの紫外線防止剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛が挙げられる。
【0032】本発明の皮膚外用剤における上記成分(B)の薬効成分の配合量は、薬効成分の種類により相違するが、一般的には以下に示す範囲が好ましい。この範囲で上記成分(A)および(B)を組み合わせると、成分(A)による所望の美白および/または美肌効果が得られるとともに、製剤および製剤中の成分(A)の経時安定性に影響を及ぼさずに、各々の薬効成分(B)に所望の薬効を発揮させることができる。すなわち、本発明の皮膚外用剤に美白剤を含有させる場合、その配合量は、1×10-5〜10%が好ましく、1×10-4〜5%がより好ましい。抽出物を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分として配合量が前記範囲であるのが好ましい。配合量が前記範囲であると、より優れた美白および/または美肌効果を発揮させることができ、かつ、使用感の良好な皮膚外用剤が得られる。
【0033】本発明の皮膚外用剤に抗酸化剤を含有させる場合、前記抗酸化剤の配合量は、1×10-5〜5%、が好ましく、1×10-4〜3%がより好ましい。抽出物を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分として配合量が前記範囲であるのが好ましい。配合量が前記範囲であると、より優れた抗酸化効果の発現がみられ、かつ、優れた美白および/または美肌効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0034】本発明の皮膚外用剤に抗炎症剤を含有させる場合、その配合量は、1×10-5〜5%が好ましく、1×10-4〜3%がより好ましい。抽出物を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分として配合量が前記範囲であるのが好ましい。配合量が前記範囲であると、優れた抗炎症効果がみられ、かつ、優れた美白および/または美肌効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0035】本発明の皮膚外用剤に細胞賦活剤を含有させる場合、その配合量は、1×10-5〜5%が好ましく、1×10-4〜3%がより好ましい。抽出物を抽出液のまま用いる場合は、乾燥固形分として配合量が前記範囲であるのが好ましい。配合量が前記範囲であると、優れた肌荒れ改善効果が発現し、かつ、優れた美白および/または美肌効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0036】本発明の皮膚外用剤に紫外線防止剤を含有させる場合、その配合量は、1×10-3〜20%が好ましく、1×10-2〜10%がより好ましい。配合量が前記範囲であると、より優れた紫外線防止効果が発現し、かつ、優れた美白および/または美肌効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0037】これらの美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤および紫外線防止剤は、一種または二種以上組み合わせて用いることができる。
【0038】上記の成分(A)に加えて成分(B)を含む皮膚外用剤は、常法に従い、必須成分である成分(A)と成分(B)とを通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。
【0039】本発明の皮膚外用剤の形態については、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール剤、貼付剤、ハップ剤、リニメント剤などいずれの形態の化粧料であっても、外用医薬品であってもよい。
【0040】また、本発明の皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、例えば、水(精製水、温泉水、海洋深層水、植物等の水蒸気蒸留水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、抗菌剤、血行促進剤、活性酸素除去剤、保湿剤、pH調整剤、香料等の1種または2種以上を加えることができる。具体的なものを以下に例示するが、本発明の皮膚外用剤に配合可能な物質は上記の例または下記の具体例に限定されることはない。なお、以下の具体例において、「誘導体」には形成可能な塩が含まれる。
【0041】油剤としては、基剤の構成成分または使用性、使用感を良くするものとして、通常の化粧料に使用されるものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、あるいは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等、またはそれらの混合物を使用することができる。例えば、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、ヒマシ油、ミンク油等の植物や動物由来の油脂、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ゲイロウ等のロウ類等が挙げられる。
【0042】界面活性剤は、油剤等の乳化や可溶化等のために用いられ、アニオン性、カチオン性、非イオン性、または両性の活性剤、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。
【0043】金属セッケンとしては、脂肪酸等のアルカリ塩以外の金属塩を用いることができ、その例として、例えば、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛等、またはそれらの混合物が挙げられる。
【0044】ゲル化剤は、系の安定化や使用性、使用感を良くするために用いられ、N−ラウロイル−L−グルタミン酸等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等、またはそれらの混合物が挙げられる。
【0045】粉体は、主としてメーキャップ化粧料における着色や皮膚の隠蔽、または使用感を良くするため等多目的に用いられ、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができる。例えば、無機粉体としては、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、雲母、合成雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、セラミックスパウダー、窒化ホウ素等、またはそれらの混合物が挙げられ、有機粉体としては、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ナイロンパウダー、ラウロイルリジン等、またはそれらの混合物が挙げられ、有色顔料としては、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、紺青、群青等の無機系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、またはそれらの混合物が挙げられ、パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等、その他タール色素、カルミン酸等の天然色素等、またはそれらの混合物が挙げられる。これらの粉体を複合化したり、油剤やシリコーンまたはフッ素化合物で表面処理を行ってもよい。
【0046】アルコール類としてはエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等、またはそれらの混合物が挙げられる。
【0047】水溶性高分子は、系の安定化や使用性、使用感を良くするために用いられ、また保湿効果を得るためにも用いられる。水溶性高分子の具体例として、カラギーナン、ペクチン、寒天、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム等の微生物系高分子、カゼイン、ゼラチン等の動物系高分子、デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム等のアクリル系高分子等、またはそれらの混合物が挙げられる。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
【0048】抗菌剤は、ニキビなどを予防、改善する目的で用いられ、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール等、またはそれらの混合物が挙げられる。これらを配合することにより、ニキビなど細菌性の皮膚の炎症による色素沈着を抑制し、さらに優れた美白および/または美肌効果を発揮することができる。
【0049】活性酸素除去剤は、紫外線による過酸化脂質の生成などを抑制する目的で用いられ、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、クエルセチン、カテキンおよびその誘導体、チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩)、リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等)、ニコチン酸類(ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)等のビタミンB類;ジブチルヒドロキシトルエンおよびブチルヒドロキシアニソール等、またはそれらの混合物が挙げられる。これらの活性酸素除去剤を配合することによって、くすみを抑制し、より優れた美白および/または美肌効果を発揮することができる。
【0050】保湿剤としては、グリセリン、1、3−ブチレングリコール、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等のタンパク質またはそれらの誘導体、加水分解物並びにそれらの塩、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖およびその誘導体、ヒスチジン、セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸およびそれらの誘導体、ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖およびその誘導体、デキストリンおよびその誘導体、ハチミツ等の糖類、D−パンテノールおよびその誘導体、糖脂質、セラミド、アマチャ抽出物、アーモンド抽出物、アシタバ抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、温泉水、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽出物、カラスムギ抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチンおよびこれらを含有するカンゾウ抽出物、キイチゴ抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クインスシード抽出物、クララ(クジン)抽出物、クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クレソン抽出物、ゲンチアナ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ゴボウ抽出物、ゴマ抽出物、コムギ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、サイシン抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セージ)抽出物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、セイヨウハッカ(ペパーミント)抽出物、ゼニアオイ(ウスベニタチアオイ)抽出物、センキュウ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、タチジャコウソウ(タイム)抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出液、トウチュウカソウ抽出物、トウモロコシ抽出物、ドクダミ抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハッカ抽出物、ハトムギ抽出物、ハマメリス抽出物、バラ抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、ピロリドンカルボン酸およびその塩、フキタンポポ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ブドウ抽出物、プルーン抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイジュ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、ホップ抽出物、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、杏仁油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ(ルリジサ)油、カカオ脂、シア脂、マツ抽出物、マルメロ抽出物、マロニエ抽出物、ムクロジ抽出物、ムチン、ムラサキ(シコン)抽出物、メドウホーム油、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、リンドウ(リュウタン)抽出物、大豆および卵由来のリン脂質、レンゲソウ抽出物、ワレモコウ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、緑茶、紅茶等)、尿素、羅漢果抽出物、海藻抽出物等、またはそれらの混合物が挙げられる。これらの保湿剤を配合することにより、より優れた美白および/または美肌効果を発揮し、透明感のある肌を実現することができる。なお、括弧内は、植物の別名、生薬名等を示す。
【0051】血行促進剤は、皮膚の血流をうながすことによってメラニンの排出を促進する目的で用いられ、アルニカ抽出液、トウガラシチンキ、イチョウ抽出物、酢酸トコフェロール、γ−オリザノール等、またはそれらの混合物が挙げられ、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。これらを配合することにより、さらに優れた美白および/または美肌効果が発揮できる。
【0052】また、本発明の皮膚外用剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分として、前記の成分以外に、皮膜形成剤、樹脂、包接化合物、消臭剤、塩類、清涼剤、植物・動物・微生物由来の抽出物、収斂剤、抗脂漏剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を添加することもできる。
【0053】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
【0054】(例1:アンマロク精製水抽出物)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の全草の混合裁断物10gを、精製水100mLに浸漬し、室温にて3日間抽出を行った。得られた抽出液を濾過し、濾液としての抽出物を得た。抽出物の乾燥固形分は3.6%であった。
【0055】(例2:アンマロクのエチルアルコールと水との混合溶媒による抽出物)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の全草の混合裁断物10gを、精製水とエチルアルコールとの混合溶媒(容積比率は1:1)100mLに浸漬し、室温にて3日間抽出を行った。得られた抽出液を濾過し、濾液としての抽出物を得た。抽出物の乾燥固形分は1.2%であった。
【0056】(例3:アンマロクのエチルアルコール抽出物)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の全草の混合裁断物10gを、エチルアルコールの100mLに浸漬し、室温にて3日間抽出を行った。得られた抽出液を濾過し、濾液としての抽出物を得た。抽出物の乾燥固形分は0.5%であった。
【0057】(例4:アンマロク果汁)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の果実10gを圧搾し、果汁を得た。この果汁を室温にて3日間放置した後、濾過して果汁を得た。この果汁の乾燥固形分は5.2%であった。
【0058】(例5:アンマロク圧搾油)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の種子10gを圧搾し、圧搾油を得た。この圧搾油を室温にて3日間放置した後、濾過して用いた。
【0059】(例6:アンマロク果実水)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の果実10gを圧搾し、果汁を得た。この果汁を加熱濃縮し、その際に生じた蒸留水として果実水を得た。
【0060】(例7:アンマロク水蒸気蒸留物)アンマロク(Phyllanthus emblica L.)の果実10gについて、常法に従って水蒸気蒸留を行い、得られた留液の水層を分取した後、濾過して、水蒸気蒸留物を得た。
【0061】(例8:ヨクイニン抽出物)ヨクイニン(日局)10gを、水とエチルアルコールの混合溶媒(容積比3:7)100mLに浸漬し、室温にて3日間放置して、抽出を行った。得られた抽出液を濾過して、濾液としてヨクイニン抽出物を得た。このときヨクイニン抽出物の乾燥固形分は0.8%であった。
【0062】(例9:細胞培養によるメラニン生成抑制および細胞生存率試験)マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。2枚の6穴シャーレに10%FBS含有MEM培地を適量とり、B16メラノーマ細胞を播種し、温度37℃、二酸化炭素濃度5%の雰囲気中にて静置した。翌日、例1〜5で得たアンマロクの抽出物、果汁および種子油を最終濃度が0(対照)、10、30、100、1000μg/mLとなるように検体調製液を添加し、混和した。培養5日目に培地を交換し、再度検体調製液を添加した。翌日、培地を除き、1枚のシャーレについて細胞をリン酸緩衝液にて洗浄した後、回収し、B16メラノーマ培養細胞の白色化度を以下の基準にて評価した。また、比較例として、既にメラニン生成抑制作用のあることが知られている例8で得たヨクイニン抽出物についても同様の試験を行った。
【0063】(判定基準)
++ : 対照に対してきわめて白色である。
+ : 対照に対してあきらかに白色である。
± : 対照に対してやや白色である。
− : 対照と同じ黒色である。
【0064】残りの1枚のシャーレについて、細胞をホルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液を添加し、染色した。各検体濃度に対する細胞生存率をモノセレーター(オリンパス社製)で測定した。以上の結果を表1に示す。
【0065】
【表1】

【0066】表1に示す結果から明らかなように、アンマロク由来成分は高いメラニン生成抑制能を有し、かつB16メラノーマ培養細胞に対し毒性が低いことが認められた。従って、これを肌に適用することにより、極めて優れたメラニン生成抑制作用を発揮し、日焼けによる肌の黒色化、シミ、ソバカスなどを効果的に抑制し美白および美肌効果が期待できる。
【0067】(例10:クリーム)下記表2に示す組成のクリームを以下の方法により各々調製した。まず、表2に示す成分(1)〜(6)を混合し、加熱して70℃に維持した。この混合物に、70℃に維持した成分(15)の一部を加え、さらに、成分(15)の残部で溶解した(7)〜(13)および(14)を混合した。その後冷却して、本発明品クリーム1〜5、ならびに比較品クリーム1および2を得た。
【0068】得られたクリームの各々について、美白および美肌効果を以下の試験方法により評価した。被験クリーム1品につき27〜54才の女性15名をパネルとした。試験期間を12週間とし、毎日、朝と夜の2回、洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布し、塗布による美白および美肌効果を以下の基準で評価した。結果を表2に示す。なお、表中の数は人数を示す。
<評価> <内 容>有 効 肌のくすみが目立たなくなった。
やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。
無 効 使用前と変化なし。
【0069】
【表2】

【0070】表2に示した結果から明らかなように、アンマロク由来成分を配合した本発明品のクリームは、これらを皮膚に塗布することにより、肌の「くすみ」等を防止および改善でき、美白および美肌効果があることが明らかとなった。
【0071】(例11:クリーム)下記表3に示す組成の本発明品クリームおよび比較品クリームを以下の方法により各々調製した。成分(1)〜(6)、(10)、(13)および(14)を混合し、加熱して70℃に維持した。この混合物に、70℃に維持した成分(16)の一部を加え、成分(7)〜(8)および(16)の残部で溶解した成分(9)、(11)、(12)ならびに(15)を、さらに混合した。その後、冷却して、本発明品クリーム6〜11および比較品クリーム3〜7を得た。
【0072】得られたクリームの各々について、美白および美肌効果を例10と同一の試験方法により、同一の基準で評価した。評価結果を表3に示す。
【0073】
【表3】

【0074】表3に示した結果から明らかなように、アンマロクの果汁と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤または紫外線防止剤とを併用して配合した本発明品クリーム6〜11は、肌の「くすみ」等の防止および改善効果を相乗的に発揮し、アンマロクの果汁を単独で配合した外用剤を塗布した場合に比べて、より優れた美白および美肌効果を奏することが明らかとなった。
【0075】(例12:化粧水)下記成分(1)〜(6)を混合溶解した溶液と、成分(7)〜(10)を混合溶解した溶液とを混合して均一にし、化粧水を得た。
(成分) (%)
(1)グリセリン 10.0(2)1,3−ブチレングリコール 6.0(3)アンマロクの水蒸気蒸留物*1 30.0(4)クエン酸 0.1(5)クエン酸ナトリウム 0.3(6)精製水 残量(7)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.5(8)エチルアルコール 8.0(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(10)香料 適量*1 例7で製造したもの【0076】(例13:化粧水)下記成分(1)〜(7)を混合溶解した溶液と、下記成分(8)〜(11)を混合溶解した溶液とを混合して均一にし、化粧水を得た。
(成分) (%)
(1)グリセリン 10.0(2)1,3−ブチレングリコール 6.0(3)アンマロクの果実水*1 10.0(4)海藻抽出物*2 0.5(5)クエン酸 0.1(6)クエン酸ナトリウム 0.3(7)精製水 残量(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.5(9)エチルアルコール 8.0(10)フェノキシエタノール 0.5(11)香料 適量*1 例6で製造したもの*2 フィリップロックレイ社製【0077】(例14:乳液)下記成分(13)〜(17)を加熱混合して70℃に維持した混合物に、下記成分(1)〜(12)を加熱混合して70℃に維持した混合物を加えて、均一に乳化した。さらに、冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合して乳液を得た。
(成分) (%)
(1)モノステアリン酸ソルビタン 0.3(2)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン (20.E.O.) 0.1(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 0.2(4)ステアリン酸 0.5(5)セタノール 0.5(6)スクワラン 3.0(7)流動パラフィン 4.0(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0(9)メチルポリシロキサン 1.0(10)水素添加大豆リン脂質 0.1(11)酢酸dl−α−トコフェロール*1 0.05(12)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(13)カルボキシビニルポリマー 0.1(14)水酸化ナトリウム 0.05(15)グリセリン 5.0(16)1,3−ブチレングリコール 7.0(17)精製水 残量(18)エチルアルコール 5.0(19)アンマロクの50%エチルアルコール抽出物*2 0.1(20)胎盤抽出物*3 3.0(21)多孔質シリカ 3.0(22)香料 適量*1 エーザイ社製*2 例2で製造したもの*3 ニチレイ社製【0078】(例15:乳液)下記成分(13)〜(17)を加熱混合して70℃に維持した混合物に、下記成分(1)〜(12)を加熱混合して70℃に維持した混合物を加えて、均一に乳化した。冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合して乳液を得た。
(成分) (%)
(1)モノステアリン酸ソルビタン 0.3(2)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン (20.E.O.) 0.1(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 0.2(4)ステアリン酸 0.5(5)セタノール 0.5(6)スクワラン 3.0(7)流動パラフィン 4.0(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0(9)メチルポリシロキサン 1.0(10)水素添加大豆リン脂質 0.1(11)アスタキサンチン*1 0.2(12)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(13)カルボキシビニルポリマー 0.1(14)水酸化ナトリウム 0.05(15)グリセリン 5.0(16)1,3−ブチレングリコール 7.0(17)精製水 残量(18)エチルアルコール 5.0(19)アンマロクのエチルアルコール抽出物*2 0.1(20)酵母抽出物*3 3.0(21)多孔質シリカ 3.0(22)香料 適量*1 シグマ社製*2 例3で製造したもの*3 丸善製薬社製【0079】例12〜15の化粧水または乳液は、いずれも経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、日焼けによる肌の「くすみ」やシミやソバカスを防止し透明感のある美しい肌にする化粧水および乳液であった。
【0080】(例16:軟膏)下記成分(5)、(6)および(7)の一部を加熱混合し、75℃に維持した混合物を、下記成分(1)〜(4)を加熱混合し、75℃に維持した混合物に徐々に加え、これを冷却しながら成分(7)の残部で溶解した成分(8)および(9)を加え、軟膏を得た。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 18.0(2)セタノール 4.0(3)dl−α−トコフェロール*1 0.2(4)フェノキシエタノール 0.5(5)トリエタノールアミン 2.0(6)グリセリン 5.0(7)精製水 残量(8)アンマロクの圧搾油*2 1.0(9)グリチルリチン酸ジカリウム*3 0.5*1 エーザイ社製*2 例5で製造したもの*3 日本ロシュ社製【0081】(例17:軟膏)
(製法)下記成分(4)、(5)および(6)の一部を加熱混合し、75℃に維持した混合物を、成分(1)〜(3)を加熱混合し、75℃に維持した混合物に徐々に加え、冷却しながら、さらに(6)の残部で溶解した(7)〜(9)を加え、軟膏を得た。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 18.0(2)セタノール 4.0(3)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(4)トリエタノールアミン 2.0(5)グリセリン 5.0(6)精製水 残量(7)アンマロクのエチルアルコール抽出物*1 1.0(8)イチョウ抽出物*2 0.3(9)ピロリドンカルボン酸ナトリウム*3 0.3*1 例3で製造したもの*2 常磐植物化学研究所社製*3 味の素社製【0082】例16および17の軟膏は経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の「くすみ」やシミやソバカスを防止し、透明感のある美しい肌にする軟膏であった。
【0083】(例18:パック)下記成分(1)〜(5)および(9)を混合し、70℃に加熱し、撹拌して混合物を得た。この混合物に、(6)および(7)を混合して得た混合物を混合し、冷却した後、(8)および(10)を均一に分散させてパックを得た。
(成分) (%)
(1)ポリビニルアルコール 15.0(2)無水ケイ酸 0.5(3)ポリエチレングリコール 0.5(4)ポリオキシプロピレンメチルグルコシド 5.0(5)グリセリン 5.0(6)エチルアルコール 20.0(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(8)アンマロクの果汁*1 0.1(9)アンマロクの水蒸気蒸留物*2 残量(10)香料 適量*1 例4で製造したもの*2 例7で製造したもの【0084】(例19:パック)下記成分(1)〜(7)を混合し、70℃に加熱し、撹拌して混合物を得た。この混合物に、成分(8)および(9)を混合して得た混合物を加え、冷却した後、下記成分(10)〜(13)を均一に分散させてパックを得た。
(成分) (%)
(1)ポリビニルアルコール 15.0(2)無水ケイ酸 0.5(3)ポリエチレングリコール 0.5(4)ポリオキシプロピレンメチルグルコシド 5.0(5)グリセリン 5.0(6)アンマロクの精製水抽出物*2 残量(7)深層水*1 10.0(8)エチルアルコール 20.0(9)フェノキシエタノール 0.5(10)アンマロクの50%エチルアルコール抽出物*3 0.2(11)ヨクイニン抽出物*4 0.5(12)コムギ抽出物*5 0.5(13)香料 適量*1 丸善製薬社製*2 例1で製造したもの*3 例2で製造したもの*4 丸善製薬社製*5 成和化成社製【0085】例18および19は経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の「くすみ」やシミを防止し、透明感のある美しい肌にするパックであった。
【0086】(例20:リキッドファンデーション)下記成分(1)〜(7)を混合溶解した溶液に、下記成分(13)〜(18)を加え、均一に混合し、70℃に維持した。この溶液を、成分(8)〜(12)を均一に溶解し、70℃に維持した溶液に添加して、均一に乳化した。その乳化物を冷却後、下記成分(19)〜(22)を添加してリキッドファンデーションを得た。
(成分) (%)
(1)液状ラノリン 2.0(2)流動パラフィン 5.0(3)ステアリン酸 2.0(4)セタノール 1.0(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 8.0(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(8)グリセリン 5.0(9)トリエタノールアミン 1.0(10)カルボキシメチルセルロース 0.2(11)ベントナイト 0.5(12)精製水 残量(13)酸化チタン 6.0(14)微粒子酸化チタン 2.0(15)微粒子酸化亜鉛 5.0(16)マイカ 2.0(17)タルク 4.0(18)着色顔料 4.0(19)アンマロクの圧搾油*1 0.01(20)カンゾウ抽出物*2 0.5(21)ニコチン酸アミド*3 0.5(22)香料 適量*1 例5で製造したもの*2 丸善製薬社製*3 シグマ社製【0087】(例21:リキッドファンデーション)下記成分(1)〜(9)を混合溶解した溶液に、下記成分(15)〜(20)を加え、70℃に維持して均一に混合して溶液を得た。この溶液を、(10)〜(14)を均一に溶解して70℃に維持した溶液に添加して、均一に乳化した。この乳化物を冷却後、(21)〜(23)を添加してリキッドファンデーションを得た。
(成分) (%)
(1)液状ラノリン 2.0(2)流動パラフィン 5.0(3)ステアリン酸 2.0(4)セタノール 1.0(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 8.0(7)4−tert−ブチル−4’− メトキシジベンゾイルメタン 2.0(8)パルミチン酸レチノール*1 0.2(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(10)グリセリン 5.0(11)トリエタノールアミン 1.0(12)カルボキシメチルセルロース 0.2(13)ベントナイト 0.5(14)精製水 残量(15)酸化チタン 6.0(16)微粒子酸化チタン 2.0(17)微粒子酸化亜鉛 5.0(18)マイカ 2.0(19)タルク 4.0(20)着色顔料 4.0(21)アンマロクのエチルアルコール抽出物*2 0.2(22)リン酸−L−アスコルビルマグネシウム*3 0.3(23)香料 適量*1 日本ロシュ社製*2 例3で製造したもの*3 日光ケミカルズ社製【0088】(例22:日やけ止め乳液)下記成分(1)〜(11)を混合分散した分散液に、成分(12)〜(15)を混合した溶液を添加して、均一に乳化した。この乳化物に成分(16)および(17)を添加して日やけ止め乳液を得た。
(成分) (%)
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0(2)ジメチルポリシロキサン 5.0(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0(4)イソノナン酸イソトリデシル 5.0(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 5.0(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(7)香料 適量(8)シリコン処理微粒子酸化チタン 10.0(9)シリコン処理微粒子酸化亜鉛 10.0(10)ポリスチレン末 3.0(11)トリメチルシロキシケイ酸 0.5(12)ジプロピレングリコール 3.0(13)エチルアルコール 10.0(14)精製水 残量(15)食塩 0.2(16)アンマロクの精製水抽出物*1 2.0(17)緑茶抽出物*2 3.0*1 例1で製造したもの*2 丸善製薬社製【0089】(例23:日やけ止め乳液)下記成分(1)〜(11)を混合分散した分散液に、下記成分(12)〜(15)を混合した溶液を添加して、均一に乳化した。この乳化物に下記成分(16)〜(18)を添加して日やけ止め乳液を得た。
(成分) (%)
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0(2)ジメチルポリシロキサン 5.0(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0(4)イソノナン酸イソトリデシル 5.0(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 10.0(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1(7)香料 適量(8)シリコン処理微粒子酸化チタン 8.0(9)シリコン処理微粒子酸化亜鉛 7.0(10)ポリスチレン末 3.0(11)トリメチルシロキシケイ酸 0.5(12)ジプロピレングリコール 3.0(13)エチルアルコール 10.0(14)精製水 残量(15)食塩 0.2(16)アンマロクの50%エチルアルコール抽出物*1 1.0(17)リン酸−L−アスコルビルマグネシウム*2 3.0(18)ヨクイニン抽出物*3 0.5*1 例2で製造したもの*2 日光ケミカルズ社製*3 丸善製薬社製【0090】例20〜23は経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、日焼け等による肌の黒化やシミやソバカスを防止する効果に優れるリキッドファンデーションおよび日やけ止め乳液であった。
【0091】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤に配合されるアンマロク由来成分はメラニン生成抑制作用を有しており、色素沈着に対し高い抑制効果を発揮し、肌のくすみ、日やけなどによる皮膚の黒化、シミ、ソバカスの防止および改善等に有効である。従って、本発明の皮膚外用剤は、美白および/または美肌を目的とする化粧品や医薬品等に有利に利用することができる。
【出願人】 【識別番号】000145862
【氏名又は名称】株式会社コーセー
【住所又は居所】東京都中央区日本橋3丁目6番2号
【識別番号】390019460
【氏名又は名称】稲畑香料株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川3丁目5番20号
【出願日】 平成13年8月23日(2001.8.23)
【代理人】 【識別番号】100096219
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 正純 (外2名)
【公開番号】 特開2003−63925(P2003−63925A)
【公開日】 平成15年3月5日(2003.3.5)
【出願番号】 特願2001−252415(P2001−252415)