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【発明の名称】 超音波診断装置
【発明者】 【氏名】地挽 隆夫
【住所又は居所】東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社内

【要約】 【課題】腫瘤などの縦横比に基づく診断を効率的に行えるようにする。

【解決手段】乳房Nの内部を走査して得た画面上で、腫瘤Tの最大横径Lが操作者により指定されたら、k・L(kは任意の係数)の縦径ガイドGを表示する。操作者は、腫瘤Tの縦方向が縦径ガイドGの内側に収まっている場合には縦横比<kと判別できるので良性腫瘤の可能性が高いと鑑別し、収まっていない場合には縦横比≧kと判別できるので悪性腫瘤の可能性が高いと鑑別する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 超音波を送受信する超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して被検体を超音波で走査し音線信号を取得する送受信手段と、前記音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する表示手段と、前記表示手段の画面上で操作者が対象物の最大横径Lを指定する最大横径指定手段と、前記最大横径Lに対してk・L(kは任意の係数)の縦径をガイド表示するガイド表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項2】 超音波を送受信する超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して被検体を超音波で走査し音線信号を取得する送受信手段と、前記音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する表示手段と、前記表示手段の画面上で操作者が対象物の最大縦径Vを指定する最大縦径指定手段と、前記最大縦径Vに対してV/k(kは任意の係数)の横径をガイド表示するガイド表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の超音波診断装置において、前記係数kを操作者が設定するための係数設定手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波診断装置において、前記ガイド表示は、枠,線分,マークのいずれかの表示であることを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載の超音波診断装置において、前記ガイド表示手段は、操作者が指定した最大横径Lまたは最大縦径Vと前記ガイド表示とを異なる表示形態で表示することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載の超音波診断装置において、操作者の指示に応じて最大横径Lまたは最大縦径Vを修正する最大径修正手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載の超音波診断装置において、操作者の指示に応じて前記ガイド表示を画面上で移動するガイド表示移動手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載の超音波診断装置において、前記ガイド表示を行うか否かを操作者が指示するためのガイド表示指示手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に関し、さらに詳しくは、腫瘤などの縦横比に基づく診断を効率的に行えるようにした超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置に関連して、「画面上に表示された超音波画像から腫瘤の縦横比を算出し、該縦横比に基づいて腫瘤の良悪性を鑑別する」診断法が公知である。
【0003】乳房の内部に発生した腫瘤の良悪性鑑別を行う手順の一例を次に説明する。
(1)乳房の内部の超音波画像を表示しながら超音波探触子を動かし、画面上で腫瘤の横経が最大となったら、横径の両端を指定する。例えば、図21に示すように、乳房Nの内部の腫瘤Tの横径の両端A,Bを指定する。
(2)超音波診断装置の演算機能により、線分ABの長さを算出する。そして、図22に示すように、画面上に表示する。
(3)乳房の内部の超音波画像を表示しながら超音波探触子を動かし、画面上で腫瘤の縦経(線分ABに直交する方向の径)が最大となったら、縦径の両端を指定する。例えば、図23に示すように、縦径の両端C,Dを指定する。
(4)超音波診断装置の演算機能により、線分CDの長さを算出する。そして、図24に示すように、画面上に表示する。
(5)操作者(医師や技師)は、縦横比R=線分CD/線分ABを算出する。そして、例えば、R≧0.8ならば悪性腫瘤の可能性が高いと鑑別し、R<0.8ならば良性腫瘍の可能性が高いと鑑別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は、最大径面における縦横比Rを算出するために、最大横径の両端A,Bと、最大縦径の両端C,Dを画面上でいちいち指定する必要があるので、手間と時間がかかる問題点がある。したがって、例えば集団がん検診などで多人数をスクリーニング(screening)する場合の診断効率が低くなってしまう。そこで、本発明の目的は、腫瘤などの縦横比に基づく診断を効率的に行えるようにした超音波診断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明は、超音波を送受信する超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して被検体を超音波で走査し音線信号を取得する送受信手段と、前記音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する表示手段と、前記表示手段の画面上で操作者が対象物の最大横径Lを指定する最大横径指定手段と、前記最大横径Lに対してk・L(kは任意の係数)の縦径をガイド表示するガイド表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第1の観点による超音波診断装置では、画面上で操作者が対象物の最大横径Lを指定すると、k・Lの縦径をガイド表示するので、超音波探触子を動かして走査面を変化させたときに、対象物の縦方向がガイド表示内に収まっているか否かで、対象物の縦横比の大小を判別できるようになる。すなわち、対象物の縦方向がガイド表示の内側に収まっている場合には縦横比<kと判別でき、収まっていない場合には縦横比≧kと判別できる。したがって、対象物の縦横比に基づく診断を効率的に行えるようになる。
【0006】第2の観点では、本発明は、超音波を送受信する超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して被検体を超音波で走査し音線信号を取得する送受信手段と、前記音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する表示手段と、前記表示手段の画面上で操作者が対象物の最大縦径Vを指定する最大縦径指定手段と、前記最大縦径Vに対してV/k(kは任意の係数)の横径をガイド表示するガイド表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第2の観点による超音波診断装置では、画面上で操作者が対象物の最大縦径Vを指定すると、V/kの横径をガイド表示するので、超音波探触子を動かして走査面を変化させたときに、対象物の横方向がガイド表示からはみ出たか否かで、対象物の縦横比の大小を判別できるようになる。すなわち、対象物の横方向がガイド表示からはみ出た場合には縦横比<kと判別でき、はみ出ていない場合には縦横比≧kと判別できる。したがって、対象物の縦横比に基づく診断を効率的に行えるようになる。
【0007】第3の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記係数kを操作者が設定するための係数設定手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第3の観点による超音波診断装置では、対象物の性質や,対象物が存在する部位に合わせて、良悪性鑑別等の判定基準となる縦横比をきめ細かく設定できるようになる。
【0008】第4の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記ガイド表示は、枠,線分,マークのいずれかの表示であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第4の観点による超音波診断装置では、「枠」「線分」「マーク」をガイドとして表示することで、対象物がガイド内に収まっているか否か又ははみ出たか否かの視認性を向上できる。
【0009】第5の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記ガイド表示手段は、操作者が指定した最大横径Lまたは最大縦径Vと前記ガイド表示とを異なる表示形態で表示することを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第5の観点による超音波診断装置では、操作者が指定した最大横径Lまたは最大縦径Vとガイド表示との表示形態(色,太さ,パターン,形状等)を異ならせるので、両者の識別性を高めて、縦横比の判別をいっそう確実に行えるようになる。
【0010】第6の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、操作者の指示に応じて最大横径Lまたは最大縦径Vを修正する最大径修正手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第6の観点による超音波診断装置では、操作者が指定した最大横径Lまたは最大縦径Vを、画像の表示状況等に合わせて修正可能なので、縦横比の判別精度をいっそう向上することが出来る。
【0011】第7の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、操作者の指示に応じて前記ガイド表示を画面上で移動するガイド表示移動手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第7の観点による超音波診断装置では、画面内の対象物が動いたとき、それに追従してガイド表示の位置を移動できるようになる。
【0012】第8の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記ガイド表示を行うか否かを操作者が指示するためのガイド表示指示手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第8の観点による超音波診断装置では、ガイド表示を利用した縦横比判別を行うか否かを操作者の好みや診断の状況に合わせて選択できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0014】−第1の実施形態−図1は、本発明の第1の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。この超音波診断装置100は、超音波探触子1と、被検体内に超音波パルスを送信しそれに対応する超音波エコーを受信することを反復して音線信号aを出力する送受信部2と、前記音線信号からBモード音線データを生成するBモード処理部3と、前記Bモード音線データからBモードの超音波画像を生成するDSC(Digital Scan Converter)4と、CRT(Cathode Ray Tube)などの表示器5と、その表示器5の画面上で操作者が指定した腫瘤の最大横径Lに対してk・Lの縦径をガイド表示するための演算処理を行う演算処理部10と、トラックボールやマウスなどのポインティングデバイス11を備えた操作部12とを具備して構成されている。
【0015】演算処理部10は、操作者が係数kを設定するための係数設定部101と、画面上で腫瘤の最大横径Lを指定するための最大横径指定部102と、最大横径Lに相当する横径線分αを生成する横径線分生成部103と、前記ガイド表示を行うか否かを操作者が指示するためのガイド表示指示部104と、横径線分αの修正を受け付ける横径線分修正部105と、最大横径Lを算出する最大横径算出部106と、良悪性鑑別用縦径としてk・Lを算出する良悪性鑑別用縦径算出部107と、k・Lに相当する長さの縦径ガイドGを生成するガイド生成部108と、操作者の指示に応じて縦径ガイドGの表示位置を移動するガイド移動部109とを具備している。
【0016】図2は、乳房の内部に発生した腫瘤の良悪性を鑑別する良悪性鑑別処理の一例を示すフロー図である。この処理は、操作者が、操作部12およびガイド表示指示部104を用いて、縦径ガイドGの表示を指示することにより起動される。ステップS1では、操作者(医師や技師)は、操作部12および係数設定部101を用いて、良悪性鑑別用の係数kを設定する。例えば、k=0.8である。ステップS2では、画面上に乳房Nの内部の超音波画像をリアルタイムに表示した状態で、図3に示すように、被検体の乳房Nに押し当てた超音波探触子1を動かす。ステップS3では、腫瘤の横径が最大となる超音波画像が表示されたと判断されるまでステップS2の処理を続け、表示されたらステップS4へ進む。図4に、腫瘤Tが最大横径Lとなったときの超音波画像を例示する。
【0017】ステップS4では、操作者は、図5に例示するように、ポインティングデバイス11および最大横径指定部102を用いて、画面上で最大横径Lの両端A,Bを指定する。ステップS5では、最大横径線分生成部103は、図6に例示するように、最大横径Lに相当する横径線分αを生成し、画面上に表示する。ステップS6では、最大横径算出部106は、線分ABの長さを最大横径Lとして算出し、画面上に表示する。
【0018】ステップS7では、良悪性鑑別用縦経算出部107は、良悪性鑑別用縦経k・Lを算出する。ステップS8では、ガイド生成部108は、図7に例示するように、良悪性鑑別用縦経k・Lの長さを有する縦径ガイドGを生成し、その中点と横径線分αの中点とで両者が直交するように縦径ガイドGを表示する。
【0019】ステップS9,S10では、画面内の腫瘤Tが最大横径Lで表示され続けるようにしながら被検体の乳房Nに押し当てた超音波探触子1を動かしてみて、腫瘤Tの縦方向が縦径ガイドG内に収まるか否かを見極め、見極めたら終了する。図8に例示するように、腫瘤Tの縦方向が縦径ガイドGの両端からはみ出すか又は両端に重なり合ったら、操作者は、腫瘤Tが良性腫瘤の可能性が高いと鑑別する。また、図9に例示するように、腫瘤Tの縦方向が縦径ガイドGの内側に収まっていれば、操作者は、腫瘤Tが悪性腫瘤の可能性が高いと鑑別する。
【0020】なお、上記のフローでは説明を省略したが、図2のステップS10の処理中等に、画面内で腫瘤T(図7〜図9参照)が動いた場合には、操作者は、操作部12および横径線分修正部105を用いて、横経線分αを移動することが出来る。例えば、図10に例示するように、腫瘤TがT1の位置に動いた場合には、操作者が、横経線分αをα1の位置に移動する。これに追従して縦径ガイドGもG1の位置に移動する。
【0021】また、操作者が指定した最大横径Lよりも画面内の腫瘤Tが広がった場合には、操作者は、横経線分αを変更することが出来る。例えば、図11に例示するように、腫瘤TがT2に変化した場合には、操作者が、最大横径Lの片端BをB2に変更することで横径線分αをα2に修正する。これに追従して、縦径ガイドGもG2に変更される。
【0022】さらに、操作者は、操作部12およびガイド移動部109を用いて、縦径ガイドGを移動することが出来る。例えば、図12に例示するように、腫瘤TがT3に移動した場合には、操作者が、縦径ガイドGをG3に移動する。これに追従して、横径線分αもα3に移動する。
【0023】以上の第1の実施形態にかかる超音波診断装置100によれば、操作者が、画面上で腫瘤Tの最大横径Lを指定すると、k・Lの長さに相当する縦径ガイドGが表示されるので、腫瘤Tの縦横比に基づく良悪性鑑別診断を効率的に行えるようになる。
【0024】なお、上記超音波診断装置100の構成を次のように変更してもよい。
(1)横径線分αおよび縦径ガイドG(図6〜図9参照)に代えて、図13に例示するように、Lに相当する横幅およびk・Lに相当する高さを有する「枠」を縦径ガイドGfとして表示してもよい。横径と縦径との識別性を高める見地から、枠の横辺と縦辺とで、色,太さ,パターン等を異ならせることが好ましい。例えば、枠の横辺を「黄色」「細線」「点線」で表示し、枠の縦辺を「赤色」「太線」「破線(実線でもよい)」で表示する。
(2)図14に例示するように、k・Lに相当する距離を縦方向に隔てて配置された「マーク」を縦径ガイドGu,Gdとして表示してもよい。横径と縦径との識別性を高める見地から、横径線分αの両端A,Bと、縦径ガイドGu,Gdとで、マークの形状,色,大きさ等を異ならせることが好ましい。
(3)従来と同様の処理で最大横径Lを算出,表示した後、操作者が縦径ガイドGの表示を指示したら、係数kを入力させ、k・Lを表す縦径ガイドGを生成表示してもよい。
【0025】−第2の実施形態−図15は、本発明の第2の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。この超音波診断装置200は、超音波探触子1と、送受信部2と、Bモード処理部3と、Bモードの超音波画像を生成するDSC4と、CRTなどの表示器5と、その表示器5の画面上で操作者が指定した腫瘤の最大縦径Vに対してV/kの横径をガイド表示するための処理を行う演算処理部20と、ポインティングデバイス11を備えた操作部12とを具備して構成されている。
【0026】演算処理部20は、操作者が係数kを設定するための係数設定部101と、画面上で腫瘤の最大縦径Vを指定するための最大縦径指定部202と、最大縦径Vに相当する縦径線分βを生成する縦径線分生成部203と、前記ガイド表示を行うか否かを操作者が指示するためのガイド表示指示部204と、縦径線分βの修正を受け付ける縦径線分修正部205と、最大縦径Vを算出する最大縦径算出部206と、良悪性鑑別用横径としてV/kを算出する良悪性鑑別用横径算出部207と、V/kに相当する長さの横径ガイドgを生成するガイド生成部208と、操作者の指示に応じて横径ガイドgの表示位置を移動するガイド移動部209とを具備している。
【0027】次に、超音波診断装置200を用いて、乳房の内部に発生した腫瘤の良悪性鑑別を行う手順を説明する。
(1)超音波画像をリアルタイムに表示しながら超音波探触子を動かす。腫瘤の縦径が最大となる超音波画像が表示されたと判断されたら、操作者は、操作部12および最大縦径指定部202を用いて、図16に例示するように、画面上で腫瘤Tの最大縦径Vの両端C,Dを指定する。
【0028】(2)縦径線分生成部203は、図17に例示するように、最大縦径Vに相当する縦径線分βを生成し、画面上に表示する。
(3)最大縦径算出部206は、線分CDの長さを最大縦径Vとして算出し、画面上に表示する。
【0029】(4)良悪性鑑別用横経算出部207は、良悪性鑑別用横経として、V/k(例えばk=0.8)を算出する。
(5)ガイド生成部208は、図18に例示するように、V/kに相当する長さを有する横径ガイドgを生成して、表示する。
【0030】(6)画面内の腫瘤Tが最大縦径Vで表示され続けるようにしながら、被検体の乳房に押し当てた超音波探触子1を動かしてみる。図19に例示するように、腫瘤Tの横方向が横径ガイドgの内側に収まっているか又は両端に重なれば、縦横比≧0.8と判別できるので、腫瘤Tが悪性腫瘤の可能性が高いと鑑別する。一方、図20に例示するように、腫瘤Tの横方向が横径ガイドgからはみ出たら、縦横比<0.8と判別できるので、腫瘤Tが良性腫瘤の可能性が高いと鑑別する。
【0031】以上の超音波診断装置200によれば、操作者が、画面上で腫瘤Tの最大縦径Vを指定すると、V/kの長さに相当する横径ガイドgが表示されるので、腫瘤Tの縦横比に基づく良悪性鑑別診断を効率的に行えるようになる。
【0032】
【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、操作者が画面上で対象物の最大横径Lまたは最大縦径Vを指定すると、k・Lの縦径またはV/kの横径をガイド表示するので、対象物の縦横比の判別を一目で行うことが可能となり、例えば集団がん検診における良悪性鑑別診断を効率よく行えるようになる。また、診断を行う医師や技師の負担を軽減できる。
【出願人】 【識別番号】300019238
【氏名又は名称】ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
【住所又は居所】アメリカ合衆国・ウィスコンシン州・53188・ワウケシャ・ノース・グランドヴュー・ブールバード・ダブリュー・710・3000
【出願日】 平成13年12月30日(2001.12.30)
【代理人】 【識別番号】100095511
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 紳志郎
【公開番号】 特開2003−204962(P2003−204962A)
【公開日】 平成15年7月22日(2003.7.22)
【出願番号】 特願2001−403189(P2001−403189)