| 【発明の名称】 |
食器洗い乾燥機 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 武年 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】上谷 洋次 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】今橋 久之 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】谷口 裕 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】石原 隆行 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】食洗機に画像検知手段を取り付け、食器洗い乾燥機の使い勝手の向上と性能の向上を図る。
【解決手段】食器を洗い乾燥する洗浄庫1と、食器を裁置するカゴ2と、食器を洗浄する洗浄手段3と、食器を乾燥する乾燥手段4と、洗浄手段と乾燥手段をせいぎょする制御手段5と、画像検知手段6と、画像検知手段6の画像情報を処理する画像処理手段7を備え、画像処理手段7の情報もとに、制御手段5により洗浄手段3と乾燥手段4を制御し、洗浄性能の向上させる食器洗い乾燥機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食器を洗い乾燥する洗浄庫と、食器を裁置するカゴと、食器を洗浄する洗浄手段と、食器を乾燥する乾燥手段と、前記洗浄手段と前記乾燥手段を制御する制御手段と、画像検知手段と、画像検知手段の画像情報を処理する画像処理手段と、食器量検知手段とを備え、前記画像処理手段の情報をもとに洗浄方法を変える食器洗い乾燥機。 【請求項2】 食器に付着した水滴等を検知する水滴検知手段を備えた請求項1記載の食器洗い乾燥機。 【請求項3】 食器に付着したマヨネーズ等の付着物を検知する付着物検知手段を備えた請求項1に記載の食器洗い乾燥機。 【請求項4】 食洗の庫内に水位線の印を検知する水位線検知手段を備えた請求項1に記載の食器洗い乾燥機。 【請求項5】 食器の置き場所を検知する食器置き場所検知手段を備えてなる請求項1に記載の食器洗い乾燥機。 【請求項6】 洗い乾燥終了後一定時間を経過しても、庫内に食器がある場合、取り忘れと判断する食器取り忘れ検知手段を備えた請求項1に記載の食器洗い乾燥機。 【請求項7】 庫内の残滓受けの中の残滓の有無を検知報知する残滓報知手段をも備えた請求項1に記載の食器洗い乾燥機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は食器洗い乾燥機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の食器洗い乾燥機としては、食器を庫内のカゴの中に決められた位置に置き、制御手段で洗浄手段と乾燥手段を制御して食器の洗い乾燥を行っていた。 【0003】図9に従来例の食器洗い乾燥機を示す。図9において、1は洗浄庫、2はカゴ、3は洗浄手段、4は乾燥手段、5は制御手段である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の構成では、庫内に入れられた食器の量にかかわらず、最も多く入れた量を想定して洗い乾燥を行うので、少量の食器を入れられた場合、乾燥は終了しているにもかかわらず、さらに乾燥させるという無駄な電力や時間を費やしているという課題を有していた。 【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもので、庫内の食器の量に応じて洗い乾燥を行い、電力や時間の無駄を無す食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、食器を洗い乾燥する洗浄庫と、食器を裁置するカゴと、食器を洗浄する洗浄手段と、食器を乾燥する乾燥手段と、洗浄手段と乾燥手段を制御する制御手段と、画像検知手段と、画像検知手段の画像情報を処理する画像処理手段と、食器量検知手段を備え、画像処理手段の情報をもとに洗浄方法を変える様にしたものである。 【0007】これによって、画像検知手段が庫内のカゴに裁置さらた食器の量を画像情報として取り込み、画像処理手段で食器の量を判断する。その判断結果は制御手段に送られ、制御手段は洗浄手段と乾燥手段を食器の量に応じて制御する事により、食器の量が少ないときは乾燥時間も少なくなり、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0008】 【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、食器を洗い乾燥する洗浄庫と、食器を裁置するカゴと、食器を洗浄する洗浄手段と、食器を乾燥する乾燥手段と、洗浄手段と乾燥手段を制御する制御手段と、画像検知手段と、画像検知手段の画像情報を処理する画像処理手段と、食器量検知手段を備え、画像処理手段の情報をもとに洗浄方法を変えることにより、食器の量に応じて制御する事により、食器の量が少ないときは乾燥時間も少なくなり、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0009】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の食器に付着した水滴等を検知する水滴検知手段を備えることにより、食器洗い乾燥の程度が判断でき、自動的に乾燥手段を停止することが出来、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0010】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1に記載の食器に付着したマヨネーズ等の付着物を検知する付着物検知手段を備えることにより、食器洗い洗浄の程度が判断でき、自動的に洗浄手段を停止することが出来、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0011】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1に記載の食洗の庫内に水位線の印を検知する水位線検知手段を備えることにより、水位線と水の水位が同じになったときに設定水位になったと判断でき、自動的に給水を停止することが出来、水の無駄を無くすことが出来る。 【0012】請求項5に記載の発明は、特に、請求項1に記載の食器の置き場所を検知する食器置き場所検知手段を備えることにより、食器が洗浄庫内に偏って置かれたとき、その食器置き場所を検知し、その場所だけを洗浄手段で洗浄する事により、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0013】請求項6に記載の発明は、特に、洗い乾燥終了後一定時間を経過しても、庫内に食器がある場合、取り忘れと判断する食器取り忘れ検知手段により、使用者に食器の取り忘れを報知し、使い勝手の向上を図ることが出来る。 【0014】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1に記載の庫内の残滓受けの中の残滓の有無を検知報知する残滓報知手段を備えることにより、庫内の残滓がある場合使用者に庫内を清潔かつ衛生的に保つよう報知し、使い勝手の向上を図ることが出来る。 【0015】 【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0016】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例における食器洗い乾燥機の断面図を示すものである。 【0017】図1において、1は食器洗い乾燥機の中の洗浄庫、2は食器を搭載するカゴ、3は食器を洗浄する洗浄ノズル等の洗浄手段、4は食器を乾燥させる熱風を送るファン等の乾燥手段、5は洗浄手段と乾燥手段を制御する制御手段、6は食器洗い乾燥機の洗浄庫の上面に取り付けられた画像を検知する画像検知手段、7は画像検知手段の情報を処理する画像処理手段、15は食器量検知手段で画像処理手段の出力と、制御手段の入力に接続されている。 【0018】以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部よりカゴの食器の画像を撮像する。撮像された画像情報は、画像処理手段7に送付される。画像処理手段7は、その画像を処理し、食器量検知手段15に送付する。食器量検知手段15はカゴの中の食器の量を判断する。判断結果は制御手段3に送付され、制御手段3は食器の量が多いときは、洗浄手段により洗浄ノズルから噴出量を多くしたり、洗浄時間を長くしたり、乾燥手段を制御して熱風を送付する時間を長くする。食器の量が少ないときは、洗浄手段により洗浄ノズルから噴出量を少なくしたり、洗浄時間を短くしたり、乾燥手段を制御して熱風を送付する時間を短くする。 【0019】以上のように、本実施例においては画像検知手段6を洗浄庫1の上方に取り付ける事により、カゴ2に裁置された食器の量を食器量検知手段15で判断し制御手段5で、食器の量に応じて、洗浄手段3と乾燥手段4を制御して、食器の量が少ないときは洗浄・乾燥時間も少なくなり、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0020】(実施例2)図2は、本発明の第2の実施例の食器洗い乾燥機の断面図である。 【0021】図2において、8は庫内の水滴の状況を検知する水滴検知手段でカゴ2の一部に取付られている。実施例1の構成と異なるところは水滴検知手段8を設けた点である。他は実施例1の構成と同じなので説明は省略する。以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。 【0022】まず、食器がカゴ2に裁置される。その時、水滴検知手段8にも、水滴を付着させておく。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部よりカゴの食器の画像を撮像する。その時、水滴検知手段8の水滴の状況も撮像させておく。撮像された画像情報は、画像処理手段7に送付される。画像処理手段7は、その画像を処理し、水滴検知手段8の水滴の状況の変化を見て、水滴がなくなった時を乾燥終了とを判断する。判断結果は制御手段3に送付され、制御手段3は乾燥終了とを判断情報を受け取ったときは、洗浄手段と乾燥手段を制御して停止させる。 【0023】以上のように、本実施例においては水滴検知手段8の水滴がなくなった時を乾燥終了とを判断し、食器の乾燥をする事が出来、食器の量に応じて洗浄・乾燥時間を制御する事が出来、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0024】(実施例3)図3は、本発明の第3の実施例の食器洗い乾燥機の断面図である。 【0025】図3において、9は庫内の食器に付着したマヨネーズ等の付着物を検知する付着物検知手段9で食器洗い乾燥機の扉に取り付けられている。実施例1の構成と異なるところは付着物検知手段9を設けた点である。付着物検知手段9は画像を検知する機能を有している。付着物検知手段9の情報は制御手段5に入力される。他は実施例1の構成と同じなので説明は省略する。 【0026】以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、食器洗い乾燥機の扉が閉められる。その時、食器洗い乾燥機の扉に取り付けられ付着物検知手段9は、食器10の付着物を検知する事ができる。そして、使用者が制御手段7の電源を入れると、洗浄が始まる。付着物検知手段9は洗浄中食器表面の付着物の状況を画像で撮像し、食器10の表面より付着物がなくなると、その情報を制御手段5に送付する。制御手段5は付着物がなくなると洗浄を停止し、乾燥を行う。 【0027】以上のように、本実施例においては付着物検知手段9により食器の付着がなくなった時を洗浄終了とを判断し、食器の乾燥にはいる事が出来、食器の洗浄状態に応じて洗浄・乾燥時間を制御する事が出来、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0028】(実施例4)図4は、本発明の第4の実施例における食器洗い乾燥機の底面を上方かみた図を示すものである。図4において、12は食器洗い乾燥機の中の底面、13は底面に記された水位を示す水位線である。図5は、本発明の第4の実施例における食器洗い乾燥機の断面図を示すものである。11は、庫内に水を供給する給水弁で制御回路5により制御されている。他は 実施例1の構成と同じなので説明は省略する。以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。 【0029】まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部より、底面の水位線を画像情報として取り込む。同時に、制御手段5により給水弁11を開し槽内に水が供給される。画像処理手段7は画像検知手段6からの情報により、水が水位線13に達すると判断する水位検知手段を有し、水位に到達したと判断すると、その情報を制御手段5に送付する。制御手段5は給水弁11を閉する。 【0030】以上のように、本実施例においては画像検知手段6と底面に記した水位線13と水位検知手段により、水位を設定する事が出来、従来のフロートによる水位検知手段が必要なくなる。 【0031】(実施例5)図6は、本発明の第5の実施例における食器洗い乾燥機の断面図を示すものである。20は食器置き場所検知手段で、画像処理手段の出力と、制御手段のある。他は 実施例1の構成と同じなので説明は省略する。 【0032】以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。 【0033】まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部よりカゴの食器の画像を撮像する。撮像された画像情報は、画像処理手段7に送付される。画像処理手段7は、その画像を処理し、カゴの中の食器の置き場所を判断する食器置き場所検知手段検知手段に出力する。判断結果は制御手段3に送付され、制御手段3はカゴの中の食器の置き場所に応じた場所に向けて洗浄ノズルを噴出させる。また乾燥の熱風を食器の置き場所に向けて送風させる。 【0034】以上のように、本実施例においては画像検知手段6と食器置き場所検知手段20により、カゴ2に裁置された食器の置き場所に向けて、洗浄手段3と乾燥手段4を制御することが出来、食器の量が少ないときは洗浄・乾燥時間も少なくなり、電力や時間の無駄を無くすことが出来る。 【0035】また、場所を特定できるのでその中の特定の食器なども画像で認識できるので、きめ細かく洗浄乾燥できる。 【0036】(実施例6)図7は、本発明の第6の実施例における食器洗い乾燥機の断面図を示すものである。21は食器置き場所検知手段で、画像処理手段の出力と、制御手段の入力に接続されている。他は 実施例1の構成と同じなので説明は省略する。 【0037】以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部より庫内の画像を撮像する。撮像された画像情報は、画像処理手段7に送付される。画像処理手段7は、その画像を処理し、食器取り忘れ検知手段21へ送付する。食器取り忘れ検知手段21は、一定時間を経過しても、庫内に食器がある場合、取り忘れと判断し、その情報を制御手段5へ送付する。そして、制御手段は、食器取り忘れを報知する。 【0038】以上のように、本実施例においては画像検知手段6を洗浄庫1の上方に取り付ける事と、食器取り忘れ検知手段21により、使用者の食器の取り忘れを防ぐことが出来る。 【0039】(実施例7)図8は、本発明の第7の実施例における食器洗い乾燥機の断面図を示すものである。22は残滓報知手段で、画像処理手段の出力と、制御手段の入力に接続されている。他は 実施例1の構成と同じなので説明は省略する。 【0040】以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。 【0041】まず、食器がカゴ2に裁置される。そして、使用者が制御手段7の電源を入れる。すると、画像検知手段6が洗浄庫上部より庫内の画像を撮像する。撮像された画像情報は、画像処理手段7に送付される。画像処理手段7は、その画像を処理し、残滓検知手段22へ送付する。残滓検知手段は、庫内の残滓受けの中の残滓の有無を検知する。その情報を制御手段5へ送付する。そして、制御手段は、残滓の有無を報知する。 【0042】以上のように、本実施例においては画像検知手段6を洗浄庫1の上方に取り付ける事と、残滓検知手段22により、残滓の取り忘れを検知し報知する事により、洗浄庫内の悪臭等の発生を防ぐ事が出来る。 【0043】 【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明によれば、食器の量を認識することが出来、カゴに置かれた食器の量に応じた最適な洗浄や乾燥時間を設定することが出来る。 【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、食器の水滴を見る事により、食器の乾燥の度合いを知り、乾燥の終了を検知できる。 【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、食器に付着したマヨネーズや米粒などを検知する事が出来、付着物が取れた事を認識でき、洗浄の終了を自動的に判断することが出来る。 【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、食洗の庫内に水位線の印を付ける事による食洗の水位を検知する事が出来る。 【0047】また、請求項5に記載の発明によれば、食器の置き場所を検知でき、その箇所の洗浄と乾燥が出来、置き場所を選ぶことなく食器を置く事が出来る。 【0048】また、請求項6に記載の発明によれば、食器の取り忘れを検知し報知する事により、食器の取り忘れを防ぐ事が出来る。 【0049】また、請求項7に記載の発明によれば、残滓の取り忘れを検知し報知する事により、洗浄庫内の悪臭等の発生を防ぐ事が出来る。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
|
| 【出願日】 |
平成14年2月19日(2002.2.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−235781(P2003−235781A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−41053(P2002−41053) |
|