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【発明の名称】 食器洗浄機
【発明者】 【氏名】若月 芳紀
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

【氏名】石井 勝彦
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

【氏名】中村 輝男
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内

【要約】 【課題】食器洗浄機の本体内では洗い難い物、または洗えない物でも手洗いを必要とせず、手洗いよりも清潔に洗浄処理できるようにする。

【解決手段】本体1内部の洗浄槽2内に食器類3を載置した食器かご4を収容して、洗浄水やすすぎ水、又は第1の加熱手段8により加熱した洗浄水やすすぎ水を、噴射ノズル9より食器類3に向け噴射して洗浄する食器洗浄機において、第2の加熱手段16を有するボイラ17と、ボイラ17に給水する給水手段6と、ボイラ17から発生するスチームの圧力を利用してスチーム及び沸騰水をジェット状に噴射するジェットノズル19を備えた外部洗浄装置18とを設け、本体内では洗い難い物、または洗えない物を、本体外でスチーム及び沸騰水で清潔に洗浄処理できるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体内部の洗浄槽内に食器類を載置した食器かごを収容して、洗浄水やすすぎ水、又は第1の加熱手段により加熱した洗浄水やすすぎ水を、噴射ノズルより前記食器類に向け噴射して洗浄する食器洗浄機において、第2の加熱手段を有するボイラと、前記ボイラに給水する給水手段と、前記ボイラから発生するスチームの圧力を利用してスチーム及び沸騰水をジェット状に噴射するジェットノズルを備えた外部洗浄装置と、を設けたことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項2】 ボイラと給水手段との間に逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
【請求項3】 外部洗浄装置を、可撓性連通管を介して本体に接続するとともに、該本体に、外部洗浄装置を着脱自在に保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
【請求項4】 洗浄槽内の洗浄水やすすぎ水を加熱する第1の加熱手段への通電中に、外部洗浄装置を使用し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が開始された場合、前記ボイラ側の第2の加熱手段への給電を優先し、前記洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を一時停止し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が終了した後、一時停止を自動解除し、洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を再開するように制御する給電制御装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
【請求項5】 ボイラから発生するスチーム及び沸騰水を洗浄槽内にジェット状に噴射する洗浄槽内ジェットノズルを新たに設置するとともに、ボイラから発生するスチーム及び沸騰水の供給先を外部洗浄装置側と洗浄槽内側との間で切り換える切換弁を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の食器洗浄機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチーム及び沸騰水をジェット状に噴射して食器を洗浄する食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、蒸気噴射を利用する食器洗浄機が知られている。図7はそのような従来の食器洗浄機の全体構成を示す縦断面図であり、例えば特開平10−262893号公報に開示されている。
【0003】この従来の食器洗浄機は、図7に示すように洗浄室113内に、食器載置用かご115を介して食器114を収納し、洗浄室113の底面部113aに洗浄水を貯めている。この洗浄水は、給水管121から給水弁122、送水管123、ヒータ127、分岐弁124、及び送水管125を介して供給される。分岐弁124は、ヒータ127で加熱された洗浄水を、送水管125又は126に選択的に切り換えて供給する機能を有している。洗浄水が送水管125側に送られると、噴射ノズル129から、洗浄室内の食器載置用かご115に載置された食器114に向けて噴射される。また、洗浄水が送水管126側に送られると、蒸気噴射部130に供給され、洗浄室内へ蒸気となって噴射される。蒸気噴射部130の近傍にはファン131が設けられていて、洗浄室に充満された蒸気を攪拌するようになっている。洗浄室内に噴射された洗浄水や蒸気は、底面部113aに設けられた排水口113bに集められ、排水管132を通り、本体111外へ排出される。
【0004】このような構成を有する従来の食器洗浄機においては、洗浄動作の開始時に給水弁122が開状態となり、給水管121を通して供給された水道水である洗浄水が、送水管123からヒータ127を介して分岐弁124に供給される。そして、分岐弁124で送水管126側を開状態として洗浄水を蒸気噴射部130に供給する。次いで、蒸気噴射部130で、洗浄水を沸騰させて高温の蒸気を噴射するとともに、ファン131の送風動作を開始して洗浄室113に充満された高温の蒸気を撹拌し、蒸気で食器の汚れの付着力を弱める。その後、分岐弁124で送水管125側を開状態として洗浄水を洗浄水噴射部128に供給し、水圧を利用して洗浄水を噴射ノズル129から噴射し、噴射された洗浄水で食器を洗浄し、食器の汚れを落とす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の食器洗浄機では、蒸気を利用しているものの、蒸気は食器の汚れの付着力を弱めるために使われるだけで、噴射される洗浄水の補助的な役目しか果たしていない。そのため、茶碗蒸しの汚れやカップについた口紅などには効果はなく、結局は手洗いで処理しなければならなかった。
【0006】また、手で洗いたくはないが、汚れの質から食器洗浄機で洗うことがはばかられるペット用食器、灰皿、三角コーナ、流し台シンクのセンターポケットなども、結局手洗いしなければならなかった。
【0007】さらに、本体内に収容できないサイズのなべ、換気扇の羽根などには効果はなく、結局手洗いしなければならなかった。
【0008】本発明の技術的課題は、食器洗浄機の本体内では洗い難い物、または洗えない物でも手洗いを必要とせず、手洗いよりも清潔に洗浄処理できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る食器洗浄機は、本体内部の洗浄槽内に食器類を載置した食器かごを収容して、洗浄水やすすぎ水、又は第1の加熱手段により加熱した洗浄水やすすぎ水を、噴射ノズルより前記食器類に向け噴射して洗浄する食器洗浄機において、第2の加熱手段を有するボイラと、ボイラに給水する給水手段と、ボイラから発生するスチームの圧力を利用してスチーム及び沸騰水をジェット状に噴射するジェットノズルを備えた外部洗浄装置と、を設けたものである。
【0010】また、請求項2に係る食器洗浄機は、ボイラと給水手段との間に逆止弁を設けたものである。
【0011】また、請求項3に係る食器洗浄機は、外部洗浄装置を、可撓性連通管を介して食器洗浄機本体に接続するとともに、食器洗浄機本体に、外部洗浄装置を着脱自在に保持する保持手段を設けたものである。
【0012】また、請求項4に係る食器洗浄機は、洗浄槽内の洗浄水やすすぎ水を加熱する第1の加熱手段への通電中に、外部洗浄装置を使用し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が開始された場合、ボイラ側の第2の加熱手段への給電を優先し、洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を一時停止し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が終了した後、一時停止を自動解除し、洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を再開するように制御する給電制御装置を設けたものである。
【0013】また、請求項5に係る食器洗浄機は、ボイラから発生するスチーム及び沸騰水を洗浄槽内にジェット状に噴射する洗浄槽内ジェットノズルを新たに設置するとともに、ボイラから発生するスチーム及び沸騰水の供給先を外部洗浄装置側と洗浄槽内側との間で切り換える切換弁を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の第1実施形態に係る食器洗浄機の全体構成を示す縦断面図、図2はその操作部の1例を示す正面図、図3はその外部洗浄装置の操作部を保持する保持手段を説明するための側面図、図4は第1の加熱手投への通電中にスチームボタンが押された場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【0015】図1において、1は食器洗浄機の本体、2は本体1に設置された洗浄槽、3は食器類、4は洗浄槽2に収容されて食器類3を載置する食器かご、5は洗浄水やすすぎ水を貯めるための貯水タンク、6は二方弁式の給水手段であって、洗浄水やすすぎ水を洗浄槽2に供給、または蒸気用の水をボイラ17に供給する機能を有している。14は給水手段6と水道などを接続する給水管、7は水位検知手段であり、給水手段6により洗浄槽2に給水された洗浄水やすすぎ水が、洗浄やすすぎに適正な水量であるか検知する機能を有する。8は第1の加熱手段であり、給水手段6により洗浄槽2に給水された洗浄水やすすぎ水を加熱する機能を有する。9は噴射ノズルであり、第1の加熱手投8によって加熱された洗浄水やすすぎ水を食器類3に対し噴射し、洗浄やすすぎを行う機能を有している。
【0016】10は給排水兼用の洗浄ポンプ、11は残滓フィルタ、12は第1の循環経路、13は第2の循環経路、15は排水経路であり、給水手段6により洗浄槽2に給水された洗浄水やすすぎ水は、洗浄ポンプ10の正転時に、貯水タンク5から第1の循環経路12を経て、第2の循環経路13に送られ、噴射ノズル9から食器類3に噴射され、噴射された洗浄水やすすぎ水は、洗浄槽2の底部から貯水タンク5に回収され、再び循環するようになっている。また、規定の洗浄やすすぎの工程が終了すると、洗浄ポンプ10が逆転を開始し、貯水タンク5に貯められた洗浄水やすすぎ水を、排水経路15から本体1外へ排水するようになっている。
【0017】16は第2の加熱手段、17は第2の加熱手段16を内包したボイラであって、給水手段6から水を供給され、スチームを発生させる機能を有する。18は先端にジェットノズル19を有するとともに、ジェットノズル19を開閉操作するトリガ18aを備えた外部洗浄装置であって、ボイラ17のポート17aに可撓性の連通管21を介して着脱自在に接続され、第2の加熱手段16により発生させたスチームを、使用者が所望の方向に操作することで噴射できるようになっている。20はボイラ17内の圧力を確保するために給水手段6とボイラ17との間に設置された逆止弁、22は本体1の前面下部に設置された操作部であり、図2のように蒸気を発生させるためのスチームボタン23など、各種の操作ボタンや、ボイラ17が稼動中かどうかを確認するためのLED24など、各種の動作確認用LEDを備えている。
【0018】また、本体1の右側面には、図3のように外部洗浄装置18を着脱自在に保持するベルト状の保持手段29が設けられていて、外部洗浄装置18がドア開閉操作の邪魔になることがない。なお、ここでは外部洗浄装置18の保持手段29を本体1の右側面に設置したものを例に挙げているが、この保持手段29の設置位置は必ずしも本体1の右側面に設定する必要はなく、本体1の操作部22を有する面を含む全ての面のいずれでもよいことは言うまでもない。
【0019】また、ここではボイラ17を本体1内の上部に配置して、そのポート17aを本体上面から外方へ突出させたものを例に挙げて説明したが、これらの設置位置は操作部を有する面(前面)を含む全ての面のいずれでもよい。
【0020】次に、実施形態の食器洗浄機の動作について説明する。通常の食器洗いの工程では、給水管14を通った洗浄水が、洗浄槽2側に切換えられた二方弁式の給水手段6を通り、洗浄槽2に供給され、貯水タンク5に貯められる。貯水タンク5に貯まる洗浄水は水位検知手段7により洗浄に適正な水量が得られる。洗浄水が適正水量になると、給水手投6による給水が停止し、洗浄工程が開始される。
【0021】洗浄工程が開始されると、洗浄ポンプ10が正転し、洗浄水が第1の加熱手投8により加熱されながら、第1の循環経路12を通り洗浄ポンプ10に送られ、第2の循環経路13を経て噴射ノズル9から噴射され、食器かご4に載置された食器類3が洗浄される。このとき、洗浄水には洗剤(図示せず)が投入してある。洗浄工程が終了するまで前述の動作を繰り返し、洗浄工程が終了すると、洗浄ポンプ10が逆転し、貯水タンク5に貯められた洗浄水やすすぎ水を排水経路15から本体1外へ排水する。その後、洗浄時と同様の動作ですすぎが規定回数行われ、洗浄の1サイクルが終了する。ただし、すすぎ水が加熱されるのは、規定回数の最終回数のみとなり、かつすすぎ時に洗剤は投入しない。
【0022】通常の食器洗いの工程とは関係なく、スチームボタン23を押すと動作確認LED24が点灯し、給水手段6の二方弁式がボイラ17側に切換えられ、ボイラ17への給水が開始され、同時に第2の加熱手段に通電される。これにより、ボイラ17に給水された水が沸騰し、スチームが発生する。この時、ボイラ17内の圧力は高くなるが、給水手段6とボイラ17間には逆止弁20が設けられているため、給水手段6側ヘスチームが逆流することはない。
【0023】ボイラ17で発生したスチームは、回動屈曲自在の連通管21を通り、外部洗浄装置18に送られる。ここで、茶碗蒸しの汚れやカップについた口紅、灰皿、三角コーナーなど、本体1内で洗えないもの、本体1内で洗いたくないものに、外部洗浄装置18のジェットノズル19を向けてトリガ18aを引くと、ジェットノズル19からスチーム及び沸騰水が噴射され、高温のスチーム及び沸騰水の噴射圧力により、汚れ成分が除去される。
【0024】なお、ここではスチームボタン23と動作確認LED24を、操作部22に設けたものを例に挙げて説明したが、これらスチームボタン23と動作確認LED24は、外部洗浄装置18に設けてもよく、また外部洗浄装置18と操作部22の両方に設けてもよい。さらに、ON/OFFの状態が確認できるタイプのスイッチであれば、動作確認LED24はなくてもよい。
【0025】スチームボタン23を押した時、第1の加熱手投8が通電中の場合、給電制御装置(図示せず)は、図4のフローチャートに示すように第1と第2の加熱手投8,16への通電を制御する。すなわち、スチームボタン23がONされると(ステップ1)、そのときに第1の加熱手投8が通電状態にあるか否かが判断され(ステップ2)、第1の加熱手投8が通電状態にあれば、第1の加熱手投8への通電を一時停止し(ステップ3)、第2の加熱手投16への通電を開始し(ステップ4)、スチームを発生できるようにする(ステップ5)。ステップ2にて第1の加熱手投8が通電状態にないと判定されればステップ4にとび、直ちに第2の加熱手投16への通電を開始し、スチームを発生できるようにする。その後、スチームボタンがOFFされると(ステップ6)、そのときに第1の加熱手投8が通電一時停止状態にあるか否かが判断され(ステップ7)、第1の加熱手投8が通電一時停止状態になければ処理を終了し、ステップ7にて第1の加熱手投8が通電一時停止状態にあると判定されれば、第1の加熱手投8への通電を再開し(ステップ8)、第1と第2の加熱手投8,16の通電切替制御の処理を終了する。このようにして、第1の加熱手投8と第2の加熱手投16への同時通電を防止する。
【0026】実施形態2.図5は本発明の第2実施形態に係る食器洗浄機の全体構成を示す縦断面図、図6はその操作部の一例を示す正面図であり、各図中、前述の第1実施形態(図1,図2)のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】各図において、25は切換弁、26は洗浄槽内に設けたジェットノズル、27はスチーム及び沸騰水の外部ジェット噴射を確認するためのLED、28はスチーム及び沸騰水の洗浄槽内ジェット噴射を確認するためのLEDである。それ以外の構成は前述の第1実施形態(図1,図2)のものと同一であり、かつ前記第1実施形態のもつ機能を全て備えている。
【0028】本実施形態の食器洗浄機において、スチームボタン23を押すと外部ジェット噴射確認用LED27が点灯する。このとき、切換弁25は外部洗浄装置18側に切換られ、ボイラ17が稼動中で、外部洗浄装置18のトリガ18aを引くとジェットノズル19からスチーム及び沸騰水が噴射される。
【0029】スチームボタン23を再度押すと、洗浄槽内ジェット噴射確認用LED28が点灯する。このとき、切換弁25は洗浄槽内ジェットノズル26側に切換えられ、ボイラ17が稼動中で、洗浄槽2内にスチーム及び沸騰水が噴射される。このため、洗剤を使わずに噴射ノズルとの相乗効果で食器の洗浄性能を向上させることができる。なお、洗浄槽内ジェットノズル26は複数個設けてもよい。
【0030】また、ここではスチームボタン23、外部ジェット噴射確認用LED27、及び洗浄槽内ジェット噴射確認用LED28を、操作部22に設けたものを例に挙げて説明したが、これらスチームボタン23、外部ジェット噴射確認用LED27、及び洗浄槽内ジェット噴射確認用LED28は、外部洗浄装置18に設けてもよく、また外部洗浄装置18と操作部22の両方に設けてもよい。さらに、ON/OFFの状態が確認できるタイプのスイッチであれば、外部ジェット噴射確認用LED27、及び洗浄槽内ジェット噴射確認用LED28はなくてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によれば、第2の加熱手段を有するボイラと、ボイラに給水する給水手段と、ボイラから発生するスチームの圧力を利用してスチーム及び沸騰水をジェット状に噴射するジェットノズルを備えた外部洗浄装置と、を設けたので、本体内では洗い難い茶碗蒸しの汚れやカップについた口紅、本体内に収容できないサイズのなべや換気扇の羽根、汚れの質から食器洗浄機で洗うことがはばかられるペット用食器、灰皿、三角コーナ、流し台シンクのセンターポケットなども、手洗いすることなく、洗剤を使わず清潔に洗浄することができた。
【0032】また、請求項2の発明によれば、ボイラと給水手段との間に逆止弁を設けたので、給水手段側ヘスチーム及び沸騰水が逆流するのを防止できて、ボイラ内の圧力を確保することができた。このため、ジェットノズルからの噴射圧力を高めることができて、洗剤を使わずに洗浄性能を向上させることができた。
【0033】また、請求項3の発明によれば、外部洗浄装置を、可撓性連通管を介して本体に接続するとともに、本体に、外部洗浄装置を着脱自在に保持する保持手段を設けたので、可撓性連通管で届くエリア内であれば、外部洗浄装置を自由に持ち運んでジェットノズルを望む方向に向けることができ、使い勝手が向上し、かつ外部洗浄装置の収納も容易となった。
【0034】また、請求項4の発明によれば、洗浄槽内の洗浄水やすすぎ水を加熱する第1の加熱手段への通電中に、外部洗浄装置を使用し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が開始された場合、ボイラ側の第2の加熱手段への給電を優先し、洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を一時停止し、ボイラ側の第2の加熱手段への通電が終了した後、一時停止を自動解除し、洗浄槽側の第1の加熱手段への通電を再開するように制御する給電制御装置を設けたので、使用電力が過大となるのを防止することができた。
【0035】また、請求項5の発明によれば、ボイラから発生するスチーム及び沸騰水を洗浄槽内にジェット状に噴射する洗浄槽内ジェットノズルを新たに設置するとともに、ボイラから発生するスチーム及び沸騰水の供給先を外部洗浄装置側と洗浄槽内側との間で切り換える切換弁を設けたので、洗浄槽内にもスチーム及び沸騰水を供給することができた。このため、洗剤を使わずに噴射ノズルとの相乗効果で食器の洗浄性能を向上させることができた。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
【識別番号】000176866
【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1
【出願日】 平成14年2月21日(2002.2.21)
【代理人】 【識別番号】100061273
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)
【公開番号】 特開2003−235778(P2003−235778A)
【公開日】 平成15年8月26日(2003.8.26)
【出願番号】 特願2002−44444(P2002−44444)