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【発明の名称】 掃除用ブラシのブラシスタンド
【発明者】 【氏名】松本 博子
【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社東芝本社事務所内

【要約】 【課題】見栄えの面で優れると共にブラシ部に付着した塵埃等を気にせずに保管管理ができるようにする。

【解決手段】ブラシ部9がブラシ本体5の先端部7から突出した使用状態とブラシ本体5内へ引き込まれた待機状態とに切換え可能な掃除用ブラシ1のブラシスタンド3であって、ブラシスタンド3を、平らな面に置くことのできる設置面27を備えたケース本体23の上部中央部位に設けたブラシセット孔11により、前記ブラシ部9をブラシ本体5内へ引き込んだ待機状態とした時にブラシ本体5を立てた状態で先端部7を支持する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブラシ部がブラシ本体の先端部から突出した使用状態とブラシ本体内へ引き込まれた待機状態とに切換え可能な掃除用ブラシのブラシスタンドであって、ブラシスタンドは、平らな面に置くことのできる設置面を備えたケース本体と、ケース本体の上部中央部位に設けられ、ブラシ部をブラシ本体内へ引き込んだ待機状態とした時にブラシ本体を立てた状態で先端部を支持するブラシセット孔とから成ることを特徴とする掃除用ブラシのブラシスタンド。
【請求項2】 ケース本体の上半部は、中央部位にブラシセット孔を備えた着脱可能な開閉蓋となっていることを特徴とする請求項1記載の掃除用ブラシのブラシスタンド。
【請求項3】 ケース本体は、ブラシ本体のブラシ部から塵埃等を取除く塵埃除去装置を内蔵していることを特徴とする請求項1記載の掃除用ブラシのブラシスタンド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掃除用ブラシのブラシスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、机の上等のちょっとしたホコリ等の塵埃は、ブラシやハタキ等を利用することで簡単に取除けるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブラシやハタキを利用する手段にあっては、ブラシ、あるいは、ハタキが作用した所はきれいになるが、厳密には塵埃等を机の上から他の所へ移動させたにすぎない。
【0004】このために、例えば、静電気を利用して塵埃等を捕集することできれいにする付着タイプの掃除用ブラシが既に公知となっている。掃除用ブラシは、使い終った後、ブラシ部には塵埃等が多数付着している所から、次に使うまで保管場所に困ることと、その辺に置いておくと見栄えの面でも望ましくなかった。
【0005】そこで、この発明は、使い終った後の掃除用ブラシの保管管理が容易になると共に見栄えの面でも大変好ましい掃除用ブラシのブラシスタンドを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、この発明の請求項1にあっては、ブラシ部がブラシ本体の先端部から突出した使用状態とブラシ本体内へ引き込まれた待機状態とに切換え可能な掃除用ブラシのブラシスタンドであって、ブラシスタンドは、平らな面に置くことのできる設置面を備えたケース本体と、ケース本体の上部中央部位に設けられ、ブラシ部をブラシ本体内へ引き込んだ待機状態とした時にブラシ本体を立てた状態で先端部を支持するブラシセット孔とから成ることを特徴とする。
【0007】これにより、掃除用ブラシを使用した後、ブラシ部をブラシ本体内へ引き込んだ待機状態としておき、そのブラシ本体の先端部をケース本体のブラシセット孔へセットすることで、掃除用ブラシは立った状態でケース本体に支持されるようになる。この結果、ブラシ部の塵埃を気にせずに保管管理できると共に、見栄えの面でも大変好ましいものとなる。
【0008】また、この発明の請求項2にあっては、ケース本体の上半部を中央部位にブラシセット孔を備えた着脱可能な開閉蓋とすることを特徴とする。
【0009】これにより、開閉蓋を取外すことでケース本体内部の掃除が容易となる。
【0010】また、この発明の請求項3にあっては、ケース本体の内部に、ブラシ本体のブラシ部から塵埃等を取除く塵埃除去装置を内蔵していることを特徴とする。
【0011】これにより、掃除用ブラシをケース本体にセットしておくことで、ブラシ部に付着した塵埃等を確実に取除けるようになる。この結果、ケース本体から取外す時に、いつもきれいな状態で掃除用ブラシを使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明する。
【0013】図1はこの発明にかかる掃除用ブラシ1のブラシスタンド3の概要斜視図を示しており、例えば、机の上等に置ける大きさにも作られた卓上タイプとなっている。
【0014】掃除用ブラシ1は、上下に長いブラシ本体5の先端部7からブラシ部9が突出する形状となっている。ブラシ本体5の先端部7は、後述するブラシセット孔11内に挿入される挿入筒部13と、挿入筒部13からリング状に張り出した張り出し部15とを備えた形状となっている。
【0015】ブラシ本体5の先端部7から突出した使用状態(図3)のブラシ部9は、図2に示すように作動ロッド17によってブラシ本体5内へ引き込まれた待機状態(図2)とに切換え可能となっている。
【0016】作動ロッド17は、上下に長い形状となっていて上端部はブラシ本体5から上方へ延長され、その延長部には球状に形成された操作用のつまみ部19が設けられている。作動ロッド17の下端部には前記ブラシ部9が一体に装着されている。
【0017】ブラシ部9は、材質がポリエチレンで作られていて、摩擦することでプラスの電気を帯びた静電気の作用で、塵埃等の吸着が可能となっている。
【0018】ブラシ本体5内には付勢ばね21が設けられ、付勢ばね21により前記作動ロッド17は常時下向きに付勢されている。これにより、ブラシ部9は、ブラシ本体5の先端部7から突出した使用状態(図3)が常時確保されるようになっていて、つまみ部19を持ち、付勢ばね21に抗して上方へ引上げることで、一時的にブラシ本体5内へ引き込まれた待機状態(図2)とに切換え可能となっている。
【0019】一方、ブラシスタンド3は、ケース本体23の上半部が着脱可能な開閉蓋25となっている。ブラシスタンド3の底面は、平らな所に置ける設置面27となっていて、内部には塵埃除去装置29が内蔵されている。
【0020】開閉蓋25は、中央部位に窪部が設けられ、その窪部の底に前記したブラシセット孔11を有する形状となっていて、ブラシ本体5の挿入筒部13より若干径大で、張り出し部15より小径の貫通した丸孔形状となっている。
【0021】ケース本体23内に内蔵された塵埃除去装置29は、図6に示すように使用状態(図3)にあるブラシ部9を間欠的に叩きながら塵埃を落下させる回転体31と、回転体31に回転動力を与える駆動部33と、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置35とから成っている。
【0022】回転体31は、ケース本体23内に固定された支持部材37に対して回転軸39が回転自在に支持され、前記ブラシセット孔11の下方でケース本体23のほぼ中央部位に配置されている。
【0023】回転体31の回転軸部41から放射方向に延長されたリブ43とリング状のリブ43aの間は、上下に貫通し合う開口孔45となっている。回転軸部41から放射方向に延長されたリブ43の上面には、回転することで、掃除用ブラシ1のブラシ部9を間欠的に叩く長さの異なる突起体47が複数設けられている。
【0024】この場合、回転体31の開口孔45を介して下方へ落下するメインの塵埃等を受けとめる引出しタイプに作られてたゴミ受け部49を設けることが望ましい。これにより、開閉蓋25を開けなくてもゴミ受け部49を引き出すことで溜った塵埃等の処理が容易に行なえるようになる。
【0025】駆動部33はDC又はACと切換可能な電源によって駆動されるモータ51とモータ51からの回転動力を前記回転体31に伝達する駆動回転体53とから成っている。
【0026】モータ51からの回転動力は、減速機構(図示していない)を介して駆動回転体53に与えられるようになっている。
【0027】駆動回転体53は、前記モータ51のモータ軸51aに一体に装着されている。外周面には摩擦係数の高いゴム材55が設けられ、回転体31の底面に設けられたドラム面31aと接触し合うことで、ドラム面31aを介して回転体31に回転動力を与えるようになっている。
【0028】マイナスイオン発生装置35は、ケース本体23の底面に配置され、マイナスイオン発生装置35からのマイナスイオンは放出口57から四方へ拡散されるようになっている。
【0029】一方、ケース本体23内の空気は、ほぼ中央部位に設けられたファン59により、強制的にフィルタ61を介して排気口63から外へ排出されるようになっている。
【0030】このように構成された掃除用ブラシ1のブラシスタンド3によれば、掃除用ブラシ1を使用した後、つまみ部19を持って引き上げ、ブラシ部9をブラシ本体5内へ引き込んだ待機状態としておき、そのブラシ本体5の先端部7をケース本体23のブラシセット孔11へセットする。セットした後、つまみ部19から手を離せば、付勢ばね21によってブラシ部9は回転体31の上部において図5に示すように先端部7から突出した使用状態となる一方、挿入筒部13はブラシセット孔11内に挿入された状態で張り出し部15がブラシセット孔11の口縁に支持される。この結果、図4に示すようにブラシ部9の塵埃を気にせずに掃除用ブラシ1を立った状態で保管管理ができると共に、見栄えの面でも大変好ましいものとなる。
【0031】一方、ブラシスタンド3に立てた状態にある掃除用ブラシ1のブラシ部9は、回転体31の回転により突起体47によって間欠的に叩かれることで塵埃等は落下する。この時、マイナスイオン発生装置35によりケース本体23内はマイナスの電気を帯びたマイナスイオン雰囲気となるため、ブラシ部9側のプラスの電気(電荷)はマイナスの電気(電荷)と結びつくことで、ブラシ部9側の静電気はアースされたのと同じ状態となることで帯電がなくなることと、回転体31による叩き作用と相俟って、きれいに取除かれるようになる。この結果、掃除用ブラシをいつもきれいな状態で使用できる。
【0032】一方、開閉蓋25を開けることで、ケース本体23内の掃除及びメンテナンスが容易に行なえる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の請求項1によれば、使い終った掃除用ブラシは、ブラシ部に付着した塵埃を気にせずに保管管理できる。また、見栄えの面でも大変好ましいものとなる。
【0034】また、この発明の請求項2によれば、開閉蓋を取外すことでケース本体内部の掃除等が容易となる。
【0035】また、この発明の請求項3によれば、掃除用ブラシをケース本体にセットしておくことで、ブラシ部に付着した塵埃等を確実に取除けることができる。この結果、掃除用ブラシを塵埃等の付着のないきれいな状態で使用することができる。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号
【出願日】 平成14年2月21日(2002.2.21)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
【公開番号】 特開2003−235777(P2003−235777A)
【公開日】 平成15年8月26日(2003.8.26)
【出願番号】 特願2002−44597(P2002−44597)