| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】半沢 牧雄 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
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| 【要約】 |
【課題】電気掃除機において、清掃作業を効率的なものとするとともに、使用者の操作姿勢を楽なものとして使用者への負担を軽減させる。
【解決手段】バッテリパック20の周面23には、3つの係止爪24が略等角度間隔で突設され、このバッテリパック20が装着される上ケース12aには周面に上記係止爪24と係合する切欠き12fとこの各切欠き12fからバッテリパック20の回転係止方向Cに沿って延びた係止溝12gがそれぞれ形成されたバッテリ収納室12eが形成され、バッテリパック20はこのバッテリ収納室12eに対して上方に着脱される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 集塵室及び該集塵室に吸込み負圧を作用させる電動送風機が掃除機本体に設けられていると共に、前記掃除機本体内にバッテリ収納室が設けられ、前記電動送風機に駆動電力を供給するバッテリが前記バッテリ収納室内に配設された電気掃除機において、前記バッテリ収納室は前記掃除機本体の上面に上方に向けて開口していると共に、前記バッテリは前記バッテリ収納室に上方から着脱可能に挿入装着されていることを特徴とする電気掃除機。 【請求項2】 前記バッテリ収納室は前記掃除機本体の上面の中央部に開口していることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。 【請求項3】 前記バッテリは前記バッテリ収納室に着脱可能に固定されていると共に、前記バッテリの上端部にハンドルが装着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関し、詳細には充電式のバッテリを備えた電気掃除機の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、電気掃除機として例えば図5に示すものが知られている。この電気掃除機10は、掃除機本体11に集塵用ホース18が接続されたものであり、主に業務用として供されている。 【0003】この掃除機本体11は外表面が略円柱周面等を組み合わせた形状のケース12を備えている。そしてケース12は上ケース12aと下ケース12bとに分割されている。 【0004】上ケース12aはクランプ13によって下ケース12bに係止されており、クランプ13による係止を解除すると、上ケース12aを下ケース12bから取り外すことができる。 【0005】ケース12aの上面には掃除機本体11を移動させる際に把持するハンドル12cが取り付けられており、下ケース12bの底面には掃除機本体11を軽い引き力で床面上を移動させるためのキャスタ14が装着されている。 【0006】また、掃除機本体11からは後述する電動送風機15aを駆動するための電力を商用電源30から供給する電源コード19が延びており、電源コード19の外部側先端部には商用電源30のコンセント31に接続されるプラグ19aが設けられている。 【0007】ここで、上ケース12aの内部には電動送風機15aを備えたファン室15が形成されており、このファン室15に備えられている電動送風機15aには図示しない制御回路を介して上記電源コード19の内部側先端部が接続されている。 【0008】そして、この電動送風機15aは商用電源30から電源コード19を介して供給された電力によって駆動される。なお、この電動送風機15aの駆動ON/駆動OFFの切替えは集塵用ホース18の一部に設けられた手元スイッチ(図示省略)によって行われる。 【0009】一方、下ケース12bの内部には上記電動送風機15aの吸込み負圧によって、集塵用ホース18から空気とともに吸い込まれた塵埃を捕集する集塵室16が形成されている。 【0010】そして、この集塵室16とファン室15との間にはフィルタ17が挟持されており、このフィルタ17は電動送風機15aによる集塵室16からファン室15への吸気によって集塵室16内の塵埃が空気とともにファン室15に侵入するのを阻止している。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ところで上述したように、従来の電気掃除機は、電源コードを介して商用電源から電力を取得するが、この電源コードの長さは有限であるため、コンセント設置場所から電源コードの長さの範囲内しか一度に清掃作業を行うことができない。 【0012】そして、この範囲を超える範囲をさらに清掃する場合は、使用者は電源コードが接続されているコンセントの設置場所まで一旦戻り、コンセントから電源コードのプラグを抜いて、次の清掃範囲をカバーする適当な位置に設置されているコンセントまでプラグを持って移動し、その適当な位置に設置されたコンセントにプラグを差し込んだ上で、電気掃除機の掃除機本体まで戻って清掃を再開する必要がある。 【0013】このように、従来の電気掃除機はプラグの抜差しの都度、清掃作業を中断しなければならず、清掃作業の効率を高めるのが困難であった。 【0014】また、従来の電気掃除機には、掃除機本体の底面に開口するバッテリ収納室を設け、バッテリをこのバッテリ収納室に収納し、バッテリから電動送風機に電力を供給する充電式のバッテリを内蔵したものがある(例えば、特開2001−353114号公報等)。 【0015】この充電式のバッテリを内蔵した電気掃除機は使用中はこの内蔵されたバッテリから供給される電力によって電動送風機が駆動されるため、電源コードを用いる必要がなく、したがって、上述した電源コードを用いた電気掃除機における問題は解消される。 【0016】しかし、この充電式のバッテリを内蔵した電気掃除機は、バッテリを交換する際、掃除機本体を裏返しにして底蓋を外さなければならず、着脱作業が容易ではない。 【0017】また、バッテリ交換時の作業姿勢も楽なものではなく、作業性がよくない。 【0018】本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、清掃作業を効率的なものとするとともに、バッテリの交換作業を容易なものとし、しかもこのバッテリ交換時における使用者の作業姿勢を楽なものとして、使用者への負担を軽減させることができる電気掃除機を提供することを目的とするものである。 【0019】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明の電気掃除機は、集塵室及び該集塵室に吸込み負圧を作用させる電動送風機が掃除機本体に設けられていると共に、前記掃除機本体内にバッテリ収納室が設けられ、前記電動送風機に駆動電力を供給するバッテリが前記バッテリ収納室内に配設された電気掃除機において、前記バッテリ収納室は前記掃除機本体の上面に上方に向けて開口していると共に、前記バッテリは前記バッテリ収納室に上方から着脱可能に挿入装着されていることを特徴とする。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気掃除機の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。 【0021】まず、本発明の電動掃除機の一実施形態の概略全体を図1の斜視図に示す。この電動掃除機10は、掃除機本体11に集塵用ホース18が接続されたものである。 【0022】そしてこの掃除機本体11は、外表面が略円柱周面等を組み合わせた形状のケース12を備えている。そしてケース12は上ケース12aと下ケース12bとに分割されている。 【0023】上ケース12aはクランプ13によって下ケース12bに係止されており、クランプ13による係止を解除すると、上ケース12aを下ケース12bから取り外すことができる。 【0024】また、上ケース12aの内部には電動送風機15aを備えたファン室15が形成されており、上ケース12aの上面には電動送風機15aに駆動電力を供給する着脱式のバッテリパック(バッテリ)20が装着されている。 【0025】そして、電動送風機15aは、このバッテリパック20から供給された電力によって駆動される。なお、この電動送風機15aの駆動ON/駆動OFFの切替えは、集塵用ホース18の一部に設けられた手元スイッチ(図示省略)によって行われる。 【0026】一方、下ケース12bの内部には上記電動送風機15aの吸込み負圧によって集塵用ホース18から空気とともに吸い込まれた塵埃を捕集する集塵室16が形成されている。 【0027】また、下ケース12bの底面には掃除機本体11を軽い引き力で床面上を移動させるためのキャスタ14が装着されている。 【0028】上記集塵室16とファン室15との間にはフィルタ17が挟持されており、このフィルタ17は電動送風機15aによる集塵室16からファン室15への吸気によって集塵室16内の塵埃が空気とともにファン室15に侵入するのを阻止している。 【0029】ここで、バッテリパック20と上ケース12aとの詳しい着脱構造について、図2を用いて説明する。 【0030】バッテリパック20は、重心軸S′を中心軸とする略短円柱状に形成されている。また、バッテリパック20の上面21には折畳み式のハンドル22が配設されている。このハンドル22は一点鎖線で示す円弧状に回動し、上面21に形成された、ハンドル22の形状と略同一形状に凹設されたハンドル格納凹部25に格納されるように、折畳み可能とされている。そしてハンドル格納凹部25に格納された状態において、ハンドル20は上面21と面一になる。 【0031】また、このバッテリパック20の周面23には3つの係止爪24が略等角度間隔で突設されている。さらにバッテリパック20の底面にはこのバッテリパック20を充放電するための電気接点であるコンタクト27(後述する図3参照)が設けられている。 【0032】一方、上ケース12aの上面12dの略中央部には掃除機本体11の重心軸Sを中心軸として上方に開口し、上記バッテリパック20が収納されるバッテリ収納室12eが形成されている。 【0033】このバッテリ収納室12eは、バッテリパック20の高さ方向の長さと略同一の深さで、バッテリパック20の周面23の外径よりわずかに大きく形成されている。 【0034】また、このバッテリ収納室12eの底面12hにも、バッテリパック20の底面に設けられたコンタクト27と電気的に接触するコンタクト12i(図3参照)が設けられており、両コンタクト27,12iの接触によって、バッテリパック20から上記電動送風機15aに図示しない制御回路を介して電力が供給されるようになっている。 【0035】ここで、バッテリ収納室12eは、上ケース12aの水平面内略中央であって、掃除機本体11全体の、鉛直方向に延びる重心軸Sを中心軸とする略円柱状の凹部として形成されている。 【0036】また、バッテリ収納室12eの周面上部には、収容されるバッテリパック20の周面23に形成されている3つの係止爪24にそれぞれ対応して係合する切欠き12fと、各切欠き12fからバッテリパック20の回転係止方向Cに沿って延びた係止溝12gがそれぞれ形成されている。 【0037】バッテリパック20の底面26に設けられたコンタクト27は図3(a)に示すようにこの底面26の中心部に配設された第1コンタクト27aとこの第1コンタクト27aに近接して設けられた第2コンタクト27bとからなる。 【0038】これらの第1コンタクト27aおよび第2コンタクト27bはいずれも導電性に優れた金属板であり、底面26から下方にわずかに突出しているが、上方に押圧されるとその弾性によって底面26と面一になる程度まで変形する。 【0039】一方、上ケース12aのバッテリ収納室12eの底面12hに配設されたコンタクト12iも金属板であり、同図(c)に示すように底面12hの中央部に設けられた第1コンタクト12jとこの第1コンタクト12jに近接して円環状に設けられた第2コンタクト12kとからなる。 【0040】そして、バッテリパック20をバッテリ収納室12eに収納した状態で、同図(b)に示すようにバッテリパック20の第1コンタクト27aとバッテリ収納室12eの第1コンタクト12jとが接触し、バッテリパック20の第2コンタクト27bとバッテリ収納室12eの第2コンタクト12kとが接触するように、これらコンタクト27,12iは配設されている。 【0041】次に本実施形態の電気掃除機の作用について説明する。 【0042】まず、バッテリパック20が掃除機本体11に装着されている状態において、使用者は、集塵用ホース18の一部に設けられた手元スイッチ(図示省略)を操作し、駆動ONに切り替える。この操作によって、充電されたバッテリパック20から、前述したコンタクトを介して電動送風機15aに電力が供給され、電動送風機15aが駆動する。 【0043】電動送風機15aの駆動によって、この電動送風機15aはフィルタ17を介して吸込み負圧を集塵室16に作用させる。 【0044】この結果、集塵室16に接続されている集塵用ホース18の先端から、塵埃が空気とともに集塵用ホース18内に吸引される。この集塵用ホース18内に吸引された塵埃は、吸込み負圧によって集塵室16内に流入する。 【0045】集塵室16に流入した塵埃を含む空気は、集塵室16内に流入し旋回流となって降下する。このとき、塵埃は遠心力によって集塵室16の内周面に沿って流れながら自重によって集塵室16の底面に落下堆積して、集塵室16内に捕集される。 【0046】一方、集塵室16に流入した空気は、電動送風機15aの吸込み負圧によって、フィルタ17を介して電動送風機15aに吸い込まれる。 【0047】電動送風機15aへ吸い込まれた空気は、電動送風機15aのモータ部を冷却した後、上ケース12aに形成された排気口(図示省略)から掃除機本体11の外部に排出される。 【0048】そして、清掃作業を終了するときは、使用者は、集塵用ホース18の一部に設けられた手元スイッチを操作し、駆動OFFに切り替える。この操作によって、バッテリパック20から電動送風機15aへの電力供給は停止され、電動送風機15aは停止する。 【0049】次に、バッテリパック20の着脱作用について説明する。 【0050】このバッテリパック20は前述したように、専用の充電器による充電や新品との交換等の便宜のため、掃除機本体11から着脱可能に装着されている。 【0051】まず装着時は、図2に示すように、鉛直方向に起こされたハンドル22が使用者によって把持され、バッテリパック20の周面23に突設された3つの係止爪24と、上ケース12aのバッテリ収納室12eに形成された3つの切欠き12fとの、周方向の位置が揃うように、バッテリパック20は位置決めがなさる。 【0052】そして、バッテリパック20を上方からバッテリ収納室12e内に挿入することにより、各係止爪24を各切欠き12fに挿入させる(解除位置)。 【0053】この状態では、バッテリパック20の底面26がバッテリ収納室12eの底面12hに接し、前述したバッテリパック20のコンタクト27とバッテリ収納室12eのコンタクト12iとが対応して接触し電気的に導通する。そして、バッテリパック20の上面21は上ケース12aの上面12dと略面一となる。 【0054】次いで、使用者によって、バッテリパック20は回転係止方向Cに回転される。このとき、各切欠き12fに挿入された各係止爪24はそれぞれ、各切欠き12fから回転係止方向Cに沿って延びた係止溝12gに嵌入し、バッテリパック20と上ケース12aとは一体的に係止される(係止位置)。 【0055】このとき、ハンドル22は上ケース12aから露出した状態となっているが、この露出状態のハンドル22は、バッテリパック20が係止された掃除機本体11のハンドルとして機能する。 【0056】すなわち、使用者は掃除機本体11を持ち運ぶ際あるいは引っ張って移動させる際に、このバッテリパック20のハンドル22を把持して掃除機本体11を移動させることができ、バッテリパック20単体のハンドル22の他に掃除機本体11のハンドルを別個独立に設ける必要がなく、これら2種のハンドルを別個独立に設けた場合に比べて部品点数を低減することができ、コスト低減を図ることができる。 【0057】また、ハンドル22がハンドル格納凹部25に折り畳まれると、バッテリパック20のハンドル22を含む上面21の全体は、上ケース12aの上面12dと面一になり、上ケース12aから突出する部分がないため、外観品質を良好なものとすることができる。 【0058】なお、バッテリ収納室12eの第1コンタクト12jはバッテリパック20の回転中心と一致して設けられており、また第2コンタクト12kはこの回転中心を中心とする円環状に設けられているため、係止位置においても、バッテリパック20の底面26に設けられた第1コンタクト27aとバッテリ収納室12eの底面12hに設けられた第1コンタクト12jと電気的に接触し、第2コンタクト27b,12kも同様に接触し、バッテリパック20から上記電動送風機15aに電力の供給が可能となっている。 【0059】次に掃除機本体11からバッテリパック20を取り外す場合は、ハンドル22がハンドル格納凹部25から起こされて、上カバー12aの上面12dから露出され、使用者によって、このハンドル22が把持されて反時計方向(回転方向Cに対して反対方向)に回転される。 【0060】この回転操作によって、バッテリパック20を係止位置から解除位置に回動させ、バッテリパック20の各係止爪24をバッテリ収納室12eの各切欠き12fに一致させる。 【0061】この状態で、バッテリパック20のハンドル22が把持されて鉛直方向上方に引き上げると、すでに上ケース12aとの係合が解除されているバッテリパック20は上ケース12aから上方に取り外すことができ。これにより、バッテリパック20単体での充電やメンテナンス等に供することができる。 【0062】このように、本実施形態の電気掃除機10は、電動送風機15aに供給する電力として、可搬性を有するバッテリパック20を用いているため、商用電源を用いた電力供給を行っている従来の電気掃除機のように、有限長さの電源コードを商用電源に接続して使用しなければならないことによる制約がなく、清掃作業の効率、操作性を高めることができる。 【0063】また、バッテリパック20は着脱可能の交換式であるため、バッテリパック20が放電して電動送風機15aの駆動ができない場合にも、既に充電済みの他のバッテリパック20と交換することによって放電したバッテリパック20の再充電完了を待つことなく清掃作業を継続することができ、作業効率を向上させることができる。 【0064】さらに、本実施形態の電気掃除機10は、図4(a),(b)に示すように、バッテリ収納室12eが掃除機本体11の上面12dに設けられており、しかもこのバッテリ収納室12eは上方に向けて開口しているため、バッテリパック20を交換等するために掃除機本体11から着脱する操作は、掃除機本体11に対して上方から容易に行うことができる。 【0065】したがって、例えばバッテリパック20を水平方向に引き出す場合のように、使用者40は中腰姿勢等の屈んだ姿勢を保つ必要がなく、バッテリパック20の着脱操作を楽に行うことができ、使用者40の負担を軽減させることができる。 【0066】さらに、バッテリパック20を鉛直方向に着脱する本実施形態の電気掃除機10は、この鉛直方向への着脱中におけるバッテリパック20の移動に伴う、バッテリパック20を含む掃除機本体11の水平方向に関する重心移動が少ないため、着脱操作における掃除機本体11の安定性が高い。したがってバッテリパック20の着脱操作性が優れている。 【0067】すなわち、水平方向にバッテリパック20を着脱するようにした電気掃除機では、着脱途中におけるバッテリパック20の動きに伴って、バッテリパック20を含む掃除機本体11の重心は水平方向に移動する。 【0068】この場合、バッテリパック20が掃除機本体11から離脱する瞬間およびバッテリパック20を掃除機本体11に装着する瞬間に、掃除機本体11の水平方向の重心は大きく移動し、掃除機本体11のバランスが崩れやすい。 【0069】したがって、使用者40は、掃除機本体11を片手で支持しつつ、他方の手でバッテリパック20を慎重に着脱しなければならないが、本実施形態の電気掃除機10は、このような注意を払う必要がないため、着脱操作性が高い。 【0070】また、本実施形態の電気掃除機10は、バッテリパック20が収容されるバッテリ収納室12eが、掃除機本体11全体の鉛直方向に延びる重心軸Sを中心軸とした略円柱状の凹部として形成されているため、バッテリパック20の重心軸S′と掃除機本体11の重心軸Sとは一致し、バッテリパック20を装着している状態におけるバッテリパック20を含む掃除機本体11の重心軸と、バッテリパック20を取り外した状態における掃除機本体11の重心軸とは一致する。 【0071】したがって、バッテリパック20の着脱操作中における掃除機本体11の安定性は極めて高いものとなり、バッテリパック20の着脱操作性を、一層良好なものとすることができる。 【0072】さらに、本実施形態の電気掃除機10は、バッテリパック20がファン室15および集塵室16の上方であって、掃除機本体11の最上部に収容されるように構成されているため、バッテリパック20の着脱操作の際に、バッテリパック20以外の付属部品(例えば、集塵室やフィルタ等)を取り外す必要が無く、この点からも、バッテリパック20の着脱操作性が良好なものとなっている。 【0073】しかも、バッテリパック20の着脱時に、バッテリパック20を上下動させるストロークが短いため、バッテリパック20を持って上下動させるのに要する着脱労力も軽減させることができる。 【0074】ただし、本発明の電気掃除機はこの形態に限定されるものではなく、バッテリパックを鉛直方向上方に着脱可能としたものであれば、フィルタ17や集塵室16がバッテリパック20よりも上方に配設されているものであってもよく、また、バッテリパック20の周囲を囲むように集塵室16やファン室15が形成されているものであってもよい。 【0075】なお、本実施形態の電気掃除機10は、バッテリパック20と掃除機本体11の一部である上ケース12aとを係止する係止部として、バッテリパック20に形成された係止爪24と、上ケース12aに形成された切欠き12fおよび係止溝12gとを適用したが、本発明の電気掃除機はこの形態に限るものではなく、例えばバッテリパック20の周面23に雄ねじを形成し、上ケース12aのバッテリ収納室12eの内周面に、上記雄ねじに螺合する雌ねじを形成し、これら雄ねじおよび雌ねじによって上記係止部を構成してもよい。 【0076】この雌ねじに雄ねじをねじ込むことによって、バッテリパック20を上ケース12aに係止させることができ、このねじ込みを緩めて両者の螺合を外すことによって、上記係止を解除することができ、上述した実施形態の電気掃除機と同じ効果を得ることができる。 【0077】また上記係止部は、上述した実施形態のように係止構造に限るものではなく、係止手段であってもよく、これらの係止構造や係止手段などの係止部は、バッテリパック20と掃除機本体11とのうち少なくとも一方が備えていればよい。 【0078】 【発明の効果】本発明の電気掃除機によれば、バッテリ収納室は掃除機本体の上面に、上方に向けて開口しており、しかもバッテリは上方から着脱可能であるため、掃除機本体に対してバッテリを上方から容易に着脱することができる。 【0079】したがって、使用者は中腰姿勢等の屈んだ姿勢を保ったままでバッテリの着脱操作を行う必要がなく、使用者の負担を軽減させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月19日(2002.2.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−235772(P2003−235772A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−41301(P2002−41301) |
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