| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】星野 亨 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
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| 【要約】 |
【課題】切換リレーにスパークが発生するのを防止して切換リレーの寿命を延ばす。
【解決手段】電動送風機のモータ23に電力を供給するための複数のバッテリ38A,38Bが設けられた電気掃除機において、複数のバッテリ38A,38Bのうちの1つのバッテリをモータ23に電気的に切換接続する切換リレー50と、バッテリ38A,38Bからの電流に沿って切換リレー50の後流側に設けられ、切換リレー50を介してモータ23に供給されるバッテリ38A(又は38B)からの電力をオン/オフするFET51とを備えている。そして、制御装置52は、FET51をオフにしてモータ23の回転を停止させてから、切換リレー50を駆動してバッテリの切換えを行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掃除機本体内に、集塵室と、該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給するための複数のバッテリとが設けられた電気掃除機において、前記複数のバッテリのうちの1つのバッテリを前記電動送風機に電気的に切換接続する切換リレーと、この切換リレーを切換える前に、前記バッテリから前記電動送風機に供給される電力をオフする半導体スイッチング素子と、を備えたことを特徴とする電気掃除機。 【請求項2】 掃除機本体内に、集塵室と、該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給するための複数のバッテリとが設けられた電気掃除機において、前記複数のバッテリのうちの1つのバッテリを前記電動送風機に電気的に切換接続する切換リレーと、前記バッテリから前記電動送風機に供給される電力をオン/オフする半導体スイッチング素子と、前記バッテリの残量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した結果、前記電動送風機に電力を供給しているバッテリの残量が所定値以下になったときは、前記半導体スイッチング素子をオフにして前記電動送風機への電力の供給を停止し、その後に、前記切換リレーを制御して前記電動送風機に現在接続されているバッテリから他のバッテリに切換接続する制御手段と、を備えたことを特徴とする電気掃除機。 【請求項3】 掃除機本体内に、集塵室と、該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給するための複数のバッテリとが設けられた電気掃除機において、前記複数のバッテリのうちの1つのバッテリを前記電動送風機に電気的に切換接続する切換リレーと、前記バッテリからの電流に沿って前記切換リレーの後流側に設けられ、前記切換リレーを介して前記電動送風機に供給される前記バッテリからの電力をオン/オフする半導体スイッチング素子と、前記バッテリの残量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した結果、前記バッテリの全てが残量一定値以下になったときは残量不足の旨を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機本体内にバッテリが設けられた電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】掃除機本体内部にバッテリが設けられた電気掃除機が知られている。この電気掃除機は掃除機本体内に複数のバッテリが設けられ、それらのバッテリのうちの1つのバッテリを電動送風機に接続することにより、バッテリからの電力を電動送風機に供給し、電動送風機を回転駆動させて電気掃除機をなるべく長時間使用できるようになっている。 【0003】このような電気掃除機においては、複数のバッテリと電動送風機との間に切換リレーが設けられ、この切換リレーによって、複数のバッテリのうちの1つのバッテリが電動送風機に電気的に切換接続される。例えば、バッテリがバッテリAとバッテリBのように2個設けられている場合、バッテリAからの電力で電動送風機を回転駆動させていて、バッテリAの残量が少なくなってきたときは、電動送風機との電気的接続をバッテリAからバッテリBに切換えて、バッテリBからの電力で電動送風機を回転駆動させる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術では、電動送風機には比較的高電圧が印加されているので、電動送風機との電気的接続をバッテリAからバッテリBに切換える際に、切換リレーにスパークが発生し、切換リレーが早期に磨耗するとともに、損傷を受ける恐れがある。 【0005】本発明は、切換リレーにスパークが発生するのを防止して切換リレーの寿命を延ばすことを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、掃除機本体内に設けられた複数のバッテリのうちの1つを電動送風機に電気的に切換接続する切換リレーと、この切換リレーを切換える前に、バッテリから電動送風機に供給される電力をオフする半導体スイッチング素子とを備えたことを特徴としている。 【0007】上記構成において、バッテリの切換を行う際に、まず半導体スイッチグ素子をオフにして電動送風機に供給されるバッテリからの電力を停止し、その後に、切換リレーを駆動して電動送風機に現在接続されているバッテリを他のバッテリに切換接続する。このようにすれば、バッテリの切換を行うときに切換リレーには電流が流れていないので、切換リレーにスパークが生じることはない。 【0008】なお、バッテリの残量を検出する検出手段と、その検出手段での検出結果に基づいて、半導体スイッチング素子と切換リレーを制御する制御手段と付加しておけば、半導体スイッチング素子のオン/オフ及び切換リレーの切換えを自動的に行うことができる。 【0009】また、バッテリの全てが残量一定値以下になったときは残量不足の旨を表示する表示手段を設けることも可能である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る電気掃除機の外観図である。図1において、1は掃除機本体、2は掃除機本体1に接続される集塵ホース、3は集塵ホース2の基端部に設けられたL字状の接続パイプ、4は集塵ホース2の自由端部に設けられた手元操作パイプ、5は手元操作パイプに接続された延長管(延長パイプ)、6は延長管5の先端部に接続された吸込口体である。 【0011】図2は掃除機本体1の縦断面図である。掃除機本体1は、図2に示すように、上端が開口する円筒状で有底の下ケース7と、下ケース7の上部開口端を閉成する上ケース8とを有する。この上ケース8は、下ケース7にクランプ装置9(図1参照)を介して着脱可能に固定されている。 【0012】この下ケース7は正方形状の底壁7aを有し、この底壁7aの下面の各コーナ部近傍にはキャスター10がそれぞれ取り付けられている。この4つのキャスター(車輪)10により、掃除機本体1は任意の方向に走行移動可能となっている。 【0013】また、下ケース7の下部内には、内部を下部室11aとその上部の容器収納室11bとに区画する仕切壁11が取り付けられている。この容器収納室11bには有底筒状の集塵容器12が着脱可能に嵌合されている。この集塵容器12内には集塵室13が形成され、この集塵容器12の上端部にはフィルタ14が着脱可能に嵌合されている。このフィルタ14は、下端部に格子状のフィルタ支持桟15aが設けられたリング状又は筒状のフィルタ枠15と、フィルタ枠15内に取り付けられたフィルタ本体16を有する。このフィルタ14の周縁部には筒部17が設けられ、筒部17の下端部には周方向に開口してエアを周方向に案内するガイド17aが設けられている。 【0014】さらに、上ケース8は、下端部にフランジ18aが設けられた筒体18と、筒体18の上端部を閉成している蓋体19を有する。この筒体18内には送風機室20が形成され、送風機室20内には集塵室13内に吸込負圧を作用させる電動送風機21が装着されている。この電動送風機21は、遠心ファン部22と、遠心ファン部22を駆動するモータ23を有する。 【0015】また、集塵ホース2のL字状の接続パイプ3は、フランジ18aを貫通してフィルタ14の筒部17内に挿入されているとともに、フランジ18aに水平回転自在且つ抜け外れ不能に保持されている。 【0016】上記構成において、接続パイプ3から集塵室13側に吸引されるエアは、ガイド17aにより集塵室13の周縁に沿って矢印24で示したように旋回流となって下方に流れた後、上方に流れてフィルタ14を透過し、電動送風機20の吸込口22a内に吸い込まれる。そして吸込口22aから吸い込まれたエアは、モータ23内を流れて排気口23aから送風機室20内に排気された後、筒体18に設けた排気口18bから大気中に排気される。 【0017】下部室11a内にはバッテリ収納室26が形成されている。バッテリ収納室26には、下保持ケース30と上保持ケース31とからなるバッテリ保持ケース29が設けられ、このバッテリ保持ケース29内にバッテリ38が収納される。また、バッテリ収納室26に対応して下ケース7の下部側面には開口26aが形成され、この開口26aは蓋体32で覆われている。 【0018】蓋体32は、図3に示すように、下保持ケース30の先端部にヒンジ35を介して取り付けられた下部板33と、下部板33の周辺に立設された円弧状蓋板部34とからなっている。バッテリ保持ケース29は下ケース7の底壁7a上にスライド可能に設置されており、蓋体32を開口26aから外すことにより、図3のように開口26aから外部に引き出すことができる。バッテリ保持ケース29には下保持ケース30の先端部にヒンジ35が設けられているので、バッテリ保持ケース29を開口26aから引き出すと、蓋体32はヒンジ35の所でその自重により下方に折れ曲がる。このとき、バッテリ38に沿った長手方向の長さは下保持ケース30よりも上保持ケース31の方が短く形成されているので、蓋体32が下方に折れ曲がると、バッテリ38の先端部がバッテリ保持ケース29から露出した格好となる。これにより、バッテリ38のバッテリ保持ケース29からの取外しを容易に行うことができる。また、バッテリ保持ケース29を引き出した状態でバッテリ保持ケース29内にバッテリ38を挿入することが可能であるから、バッテリ38のバッテリ保持ケース29への装着も容易に行うことができる。 【0019】図3ではバッテリ38は1本しか示してないが、バッテリ保持ケース29内には2本のバッテリ38を収納することができる。バッテリ38は、図4に示すように、2つの半割状態のケース42,43からなるバッテリケース39内に収められ、その先端部にはコネクタ41が設けられている。なお、バッテリ保持ケース29内に3本以上のバッテリ38を収納できるよう構成することもできる。 【0020】バッテリ38をバッテリ保持ケース29に挿入してバッテリ保持ケース29をバッテリ収納室26内に押し込むととともに、蓋体32を開口26aにセットすると、図2に示すように、バッテリ38はバッテリ収納室26奥側(図の左側)に押圧されて、バッテリ38先端部のコネクタ41がバッテリ収納室26内壁のコネクタ受28に嵌合する。このとき、バッテリ38は蓋体32の裏面に取り付けられた弾性体46によって図2の左側に押圧されており、コネクタ41とコネクタ受28とは電気的に結合する。また、バッテリ保持ケース29を開口26aから引き出したときは、コネクタ41とコネクタ受28との嵌合は容易に外れるようになっている。 【0021】次に、バッテリ38の電力を電動送風機21のモータ23に供給し、電動送風機21を回転駆動させるための回路構成について説明する。 【0022】掃除機本体1には、図5に示すような回路が設けられている。ここではバッテリ38は2本設けられており、それぞれバッテリ38A,38Bとする。バッテリ38A,38Bの−側は共に接地されているが、バッテリ38Aの+側は切換リレー50の接点50A(A側)に、バッテリ38Bの+側は切換リレー50の接点50B(B側)にそれぞれ接続されている。切換リレー50には可動片50Eを備えた端子50Dが設けられ、この端子50Dはモータ23の+側に接続されている。また、半導体スイッチング素子としてFET(電界効果トランジスタ)51が設けられ、モータ23の−側はFET51のドレインDに接続され、FET51のソースSは接地されている。 【0023】また、制御手段として制御装置(マイコン)52が設けられ、この制御装置52には切換リレー50とFET51のゲートGが電気的に接続されている。そして、切換リレー50は、制御装置52からの制御信号によって可動片50Eを駆動して、可動片50Eを接点50Aに接続させたり、接点50Bに接続させたりする。またFET51は、ゲートGに印加される電圧により、ドレインDとソースS間を流れる電流のオン/オフ制御を行う。 【0024】バッテリ38A,38Bの+側には、検出手段として電圧センサ53A,53Bがそれぞれ設けられ、各電圧センサ53A,53Bで検出した検出信号(バッテリ38A,38Bの電圧検出信号)は制御装置52に取り込まれる。 【0025】さらに、制御装置52には、一側端子が接地されたパワースイッチ54が接続され、このパワースイッチ54をオンすると、制御装置52が作動する。 【0026】上記構成の電源回路を備えた電気掃除機において、図5の状態では切換リレー50の可動片50Eは接点50A(A側)に接続され、またFET51のゲートGには電圧が印加されており、モータ23はバッテリ38Aから供給される電力によって回転駆動している。このとき、バッテリ38Aの電圧は電圧センサ53Aによって検出され、その検出信号が制御装置52に取り込まれ、制御装置52は取り込んだ検出信号からバッテリ38Aの残量(電圧)を検知している。 【0027】ここで、バッテリ38Aの残量が所定値以下となった場合は、モータ23に供給する電力をバッテリ38Aからバッテリ38Bに切換えなければならない。このとき、制御装置52は、図6に示すように、先ずFET51のゲートGに印加していた電圧をゼロ(又は閾値以下)にしFET51のドレインDとソースS間を流れる電流をオフにして、モータ23の回転を停止させる。その後に、制御装置52は、可動片50Eを接点50B(B側)に切換接続する旨の制御信号を切換リレー50に出力する。 【0028】切換リレー50は、制御装置52からの前記制御信号を受けて、可動片50Eを接点50A(A側)から接点50B(B側)に切換接続するが、この接続切換時にはモータ23の回転が停止(つまりモータ23への電力供給が停止)されているので、可動片50Eを接点50Aから切り離す際に、また可動片50Eを接点50Bに接続する際にも、可動片50Eと接点50Aとの間及び可動片50Eと接点50Bとの間にはスパークが生じることはない。 【0029】なお、バッテリ38Bからの電力でモータ23を回転駆動させていて、バッテリ38Aには残量が十分にある場合は、バッテリ23Bの残量が少なくなったときには、モータ23への電力供給をバッテリ38Bからバッテリ38Aに切換接続する。この場合は、FET51のゲートGに印加していた電圧をゼロ(又は閾値以下)にして、FET51のドレインDとソースS間を流れる電流をオフとし、その後に、可動片50Eを接点50B(B側)から接点50A(A側)に切換接続するようにする。 【0030】本実施の形態によれば、可動片50Eと接点50Aとの間及び可動片50Eと接点50Bとの間にはスパークが生じることはないので、接点50A,50Bや可動片50Eの損傷を防止でき、切換リレー50の寿命を延ばすことができる。 【0031】なお、図5では、電圧センサ53A,53Bがバッテリ38A,38Bの近傍に配置されているが、これらの電圧センサ53A,53Bを切換リレー50の接点50A,50Bまたは接点50A,50Bの近傍に設けることもできる。 (実施の形態2)図7は本発明の実施の形態2を示している。本実施の形態では、実施の形態1の場合と比べてFET51とモータ23の位置が逆になっている。すなわち、切換リレー50の端子50DがFET51のソースSに、FET51のドレインDがモータ23の+側にそれぞれ接続され、さらにモータ23の−側が接地されている。他の構成は実施の形態1と同様である。 【0032】本実施の形態の場合も、バッテリ38Aの電圧が低下して、バッテリ38Aからバッテリ38Bに切換接続する際には、先ずFET51のゲートに印加していた電圧をゼロ(又は閾値以下)にして、FET51のソースSとドレインD間を流れる電流をオフにしてモータ23の回転を停止させ、その後に、可動片50Eを接点50A(A側)から接点50B(B側)に切換接続する。これにより、接点50A,50Bや可動片50Eの損傷を防止でき、切換リレー50の寿命を延ばすことができる。 (実施の形態3)図8は本発明の実施の形態3を示している。本実施の形態では、バッテリ38A,38Bに加えてバッテリ38Cが設けられ、各バッテリ38A,38B,38Cからの電力を切換えてモータ23に供給するための切換リレー60,61が設けられている。 【0033】切換リレー60には、バッテリ38Bの+側に接続された接点60B、バッテリ38Cの+側に接続された接点60C、及び可動片60Eを備えた端子60Dが設けられている。また、切換リレー61には、バッテリ38Aの+側に接続された接点61A、切換リレー60の端子60Dに接続された接点61B、及び可動片61Eを備えた端子61Dが設けられている。そして、端子61DがFET51のドレインDに接続されている。 【0034】また、バッテリ38Aの+側の電圧センサ53A及びバッテリ38Bの+側の電圧センサ53Bに加えて、バッテリ38Cの+側に電圧センサ53Cが設けられ、各電圧センサ53A,53B,53Cで検出した検出信号は制御装置52に取り込まれるようになっている。他の構成は実施の形態1の場合と同様である。 【0035】上記構成において、バッテリ38Aからの電力がモータ23に供給されているとき、切換リレー61は可動片61Eが接点61Aに接続されている。切換リレー60の可動片60Eは接点60B,60Cのどちらに接続されていても良い。そして、バッテリ38Aの残量が所定値以下となった場合、制御装置52は、図9に示すように、先ずFET51のゲートに印加していた電圧をゼロ(又は閾値以下)にして、FET51のドレインDとソースS間を流れる電流をオフにしてモータ23の回転を停止させ、その後に、切換リレー60,61に対して制御信号を出力する。この制御信号によって、切換リレー61は可動片61Eを接点61A(A側)から接点61Bに切換接続するとともに、切換リレー60は可動片60Eを接点60B(B側)に接続して、バッテリ38Bからの電力をモータ23に供給する。 【0036】モータ23をしばらくして回転させて、バッテリ38Bの残量が所定値以下となった場合、制御装置52は、上記と同様に、先ずFET51のゲートGに印加していた電圧をゼロ(又は閾値以下)にして、FET51のドレインDとソースS間を流れる電流をオフとしてモータ23の回転を停止させ、その後に、切換リレー60,61に対して制御信号を出力する。今度は、切換リレー61は可動片61Eを接点61Bに接続したままで、切換リレー60が可動片60Eを接点60B(B側)から接点60C(C側)に切換接続し、バッテリ38Cからの電力をモータ23に供給する。 【0037】本実施の形態によれば、3本のバッテリ38A,38B,38Cが設けられ、これらのバッテリ38A,38B,38Cからの電力を切換えてモータ23に供給しているので、電気掃除機を長時間連続して使用することが可能となる。 (実施の形態4)図10は本発明の実施の形態4を示している。本実施の形態では、制御装置52に表示装置70が接続され、この表示装置70は、図3に示すように蓋体19の上面に設けられ、バッテリ38A,38Bの残量が共に少なくなったときに「バッテリ残量無し」を表示する。他の構成は実施の形態1の場合と同様である。なお、本実施の形態では、制御装置52及び表示装置70が表示手段を構成している。 【0038】バッテリ38Aの電力がモータ23に供給されているとき、バッテリ38Aの残量は、図11のように低下する。残量が点A1まで低下したとき、この点A1は「バッテリ残量無し」の表示をすべき時点であるが、バッテリ38Bへの切換えを行えばモータ23を継続して回転させることができるので、点A1では「バッテリ残量無し」の表示をせず、点A2まで残量が低下したときに、制御装置52は切換リレー50を駆動させてバッテリ38Aからバッテリ38Bへの切換えを自動的に行う。 【0039】バッテリ38Bへの切換えを行うと、バッテリ38Bからの電力がモータ23に供給されるので、やがてバッテリ38Bの残量も図10のよう低下する。そして、残量が点B1まで低下したとき、初めて表示装置70に「バッテリ残量無し」の表示を行う。表示装置70に「バッテリ残量無し」が表示された状態でモータ23を回転させ続ければ、バッテリ38の残量が更に低下して、やがて点B2でモータ23は回転を停止する。 【0040】本実施の形態によれば、バッテリ38A,38B双方の残量が低下したときに初めて「バッテリ残量無し」の表示がなされるので、バッテリ38A,38Bを頻繁に充電しなくても済む。 【0041】なお、バッテリ38A,38Bの残量を表示装置70に逐一表示することも可能である。 【0042】以上の各実施の形態では、バッテリ38A,38B等の切換えを制御装置52が自動的に行うようにしていたが、バッテリの切換えを人が行うように構成することもできる。例えば、切換リレー50等を切換えるための操作レバーを掃除機本体1の外表面に取り付け、また電圧センサ53A,53B等で検出した電圧値(つまりバッテリ38A,38B等の残量)を表示する表示器を掃除機本体1に設けておく。さらに、前記操作レバーを操作すると、切換リレーによるバッテリ切換えよりも僅かに早いタイミングでFET51を機械的にオフにする構成を付加しておく。このようにすれば、人は表示器に表示された電圧値からバッテリの切換え時期を認識し、操作レバーを手動で操作することにより、切換リレー50にスパークを発生させることなく、バッテリの切換えを行うことができる。 【0043】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、バッテリの切換時に切換リレーにスパークが発生するのを防止できるので、切換リレーの寿命を延ばすことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月19日(2002.2.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−235771(P2003−235771A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−41168(P2002−41168) |
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