| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 あい 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
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| 【要約】 |
【課題】充電台を必要とすることなく充電用電池を充電することができる電気掃除機を得ることにある。
【解決手段】電動送風機5を有する掃除機本体2と、塵埃を取込む吸込み口体8と、掃除機本体2と吸込み口体8とを連通する吸塵ホース9及び延長管12とを備える。電動送風機5に電力を供給する充電用電池6を掃除機本体2の内部に設ける。吸塵ホース9に充電用電池6と導通する充電用差込プラグ20を設ける。充電用差込プラグ20のプラグ刃23をコンセントに差し込むことで、充電用電池6が充電されるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】電動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を取込む吸込み口体と、前記掃除機本体と前記吸込み口体とを連通する吸塵ホース及び延長管とを備えているとともに、前記電動送風機に電力を供給する充電用電池が設けられた電気掃除機において、前記吸塵ホースに、前記充電用電池と導通する充電用差込プラグが設けられている電気掃除機。 【請求項2】電動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を取込む吸込み口体と、前記掃除機本体と前記吸込み口体とを連通する吸塵ホース及び延長管とを備えているとともに、前記電動送風機に電力を供給する充電用電池が設けられた電気掃除機において、前記延長管に、前記充電用電池と導通する充電用差込プラグが設けられている電気掃除機。 【請求項3】電動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を取込む吸込み口体と、前記掃除機本体と前記吸込み口体とを連通する吸塵ホース及び延長管とを備えているとともに、前記電動送風機に電力を供給する充電用電池が設けられた電気掃除機において、前記吸込み口体に、前記充電用電池と導通する充電用差込プラグが設けられている電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、充電用電池で駆動する電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】電気掃除機には、AC電源で駆動するものと、DC電源で駆動するものとがあり、DC電源で駆動する電気掃除機には、掃除機本体にDC電源として充電用電池が内蔵されている。 【0003】掃除機本体に内蔵された充電用電池の充電は、一般に、差込プラグと、交流電流を直流電流に変換する電源回路と、充電制御部とを備えた充電台を用いて行なわれる。この充電台は、その上面に掃除機本体を載せることで充電制御部と充電用電池とが電気的に接続されるように形成されている。 【0004】この電気掃除機では、掃除機本体を充電台の上面に載せ、充電台の差込プラグをコンセントに差込むことにより、電源回路と充電制御部とを介して充電用電池に電力を供給し、充電を行なう。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記電気掃除機は、内蔵された充電用電池の充電に充電台が不可欠であるため、充電用電池の充電が切れた場合、掃除機本体を充電台が設置してある場所まで移動させて充電を行なうか、或いは充電台を運んできて充電を行なわなくてはならない不便がある。 【0006】本発明が解決しようとする課題は、充電台を必要とすることなく充電用電池を充電することができる電気掃除機を得ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1に係る発明の電気掃除機は、吸塵ホースに充電用電池と導通する充電用差込プラグを設けている。 【0008】また、前記課題を解決するために、請求項2に係る発明の電気掃除機は、延長管に充電用電池と導通する充電用差込プラグを設けている。 【0009】さらに、前記課題を解決するために、請求項3に係る電気掃除機は、吸込み口体に充電用電池と導通する充電用差込プラグを設けている。 【0010】これらの発明では、夫々所定の位置に設けられた充電用差込プラグをコンセントに差し込むことで充電用電池を充電するものであるため、充電台を必要とすることなく充電用電池を充電することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。 【0012】この電気掃除機1aは、充電用電池6で駆動するキャニスタ型電気掃除機1aであり、掃除機本体2、吸込み口体8、吸塵ホース9及び延長管12を備えている。 【0013】掃除機本体2の内部には、送風室4及びこの送風室4の吸込み上流側に位置された集塵室3が夫々設けられている。集塵室3の開口は、掃除機本体2の一部をなす開閉可能な蓋2aによって気密に閉じられており、集塵室3には蓋2aを開けた状態で出し入れ可能な集塵袋等で形成された集塵フィルタ(図示せず)が収容されている。送風室4には塵埃を吸込むための電動送風機5が収容されている。また、掃除機本体2には、DC電源としての充電用電池6が内蔵されていとともに、後述する制御装置30が内蔵されている。 【0014】掃除機本体2の外部両側面には、その吸込み下流側の一端側、例えば掃除機本体2の後端側に一対の移動車輪7が枢支されている。この移動車輪7及び掃除機本体2の下面に取付けられた図示しない旋回輪により、掃除機本体2は床面上を自在に移動できる。また、掃除機本体2は、その前端面に開口される吸塵口部2bを有している。 【0015】吸込み口体8は、その下面に塵埃を取込む吸込み開口8aを有している。この吸込み口体8には、吸込み開口8aに臨んで回転清掃体及びこの清掃体を回転駆動する清掃体モータ(いずれも図示せず)を内蔵してもよい。 【0016】吸塵ホース9及び延長管12は、掃除機本体2と吸込み口体8とを連通するために用いられるものである。吸塵ホース9は可撓性ホースからなり、その吸込み上流側の一端部には、ハンドル10a及び手元操作スイッチ11を有する手元操作部10が設けられている。吸塵ホース9はその長手方向に沿って配線された図示しない電線を有しており、充電用プラグ20はこの電線を介して充電用電池6と導通している。なお、この電線は吸塵ホース9の伸縮及び可撓性を妨げない。延長管12は硬質な複数の管12a,12bを伸縮可能に組み合わせて形成されている。 【0017】この電気掃除機1aは、吸塵ホース9の下流側の他端部を掃除機本体2の吸塵口部2bに着脱可能に連結し、吸塵ホース9の一端部(手元操作部10の一端部)を延長管12の下流側の他端部に着脱可能に連結するとともに、延長管12の上流側の一端部を吸込み口体8に着脱可能に連結して形成されている。 【0018】また、掃除機本体2と吸塵ホース9との連結部13a、吸塵ホース9(手元操作部10)と延長管12との連結部13b、及び延長管12と吸込み口体8との連結部13cには夫々一対の電気コネクタ(図示せず)が設けられている。これらコネクタは、掃除機本体2と吸塵ホース9、吸塵ホース9と延長管12、延長管12と吸込み口体8を連結することで、各連結位置において夫々電気的に接続される。これにより、例えば、吸込み口体8に内蔵される清掃体モータと充電用電池6とを導通させて、この清掃体モータに電力を供給することができる。 【0019】また、この電気掃除機1aは、吸塵ホース9に充電用差込プラグ20が設けられている。この充電用差込プラグ20は、手元操作部10の操作の邪魔とならない位置に設けることが望ましい。そのために、この実施形態では、図1に示したように、手元操作部10の前端部下側に設けている。 【0020】この充電用差込プラグ20は、図3に示したように、端子部21と、支持部24と、操作部25とからなる。端子部21は両端に軸部22aを有する円筒体22から一対のプラグ刃23が突出した形状に形成されている。支持部24は端子部21を支持するとともに、この端子部21を吸塵ホース9(手元操作部10)に固定するためのものである。この支持部24には端子部21に設けられた軸部22aと嵌合する軸受孔24aが形成されており、軸部22aを軸受孔24aに嵌入させることで、端子部21は支持部24に回動自在に軸支されている。また、支持部24にはプラグ刃23を非使用時に収容する収容部24bが形成されている。 【0021】操作部25は、端子部21の軸部22aと連結して、プラグ刃23と手元操作部10の軸方向とのなす角度を変化させるものである。この操作部25は、支持部24に設けられた溝部24c内を摺動するように形成されており、操作部25が最も吸込み下流側(図3において下側)に位置している時に、プラグ刃23が支持部24の収容部24b内に収容される。この状態では図示しない節度付与部により保持される。また、操作部25を吸込み上流側(図3において上側)に動かすのに伴って、プラグ刃23と手元操作部10の軸方向のなす角度が大きくなり、プラグ刃23が収容部24bから支持部24の外部に突出する。なお、この実施形態では、プラグ刃23と手元操作部10の軸方向のなす角度を0°〜180°の範囲内で任意に変化させることができる。そのため、この充電用差込プラグ20では、プラグ刃23と手元操作部10の軸方向とのなす角度を商用交流電源が供給されている図示しないコンセントに差し込みやすい角度に任意に設定することができる。 【0022】次に、図4に示したこの電気掃除機1aの回路構成について説明する。充電用差込プラグ20の操作部25は、電気掃除機1aの駆動(充電用電池6の放電)と充電用電池6の充電との切換スイッチを兼ねている。この操作部25は、プラグ刃23を支持部24の収容部24bに収めた時、充電用電池6は手元操作部10と接続するように切換える。また、操作部25は、プラグ刃23を支持部24から突出させた時、充電用電池6はコンセント、すなわちAC電源40と接続するように切換える。 【0023】掃除機本体2に内蔵された制御装置30は、電源回路31と、充電制御部32と、手元信号検知部33と、電動送風機駆動制御部34とを備えている。 【0024】電源回路31は交流電流を直流電流に変換するものであり、充電用差込プラグ20の支持部24から突出したプラグ刃23をコンセントに差し込むことでAC電源40と接続される。この電源回路31は、充電用電池6に供給される電力を制御する充電制御部32と接続しており、この充電制御部32は充電用電池6と接続している。 【0025】手元信号検知部33は、手元操作部10の手元操作スイッチ11の信号を検知するものであり、充電用差込プラグ20のプラグ刃23を支持部24の収容部24b内に収容することにより手元操作部10と電気的に接続される。この手元信号検知部33は、電動送風機5のモータ(図示せず)の回転を制御する電動送風機制御部34と接続しており、この電動送風機制御部34は電動送風機5のモータと接続している。 【0026】この電気掃除機1aを用いて被清掃面を清掃する場合、以下のようにして行なう。充電用差込プラグ20の操作部25を動かして、プラグ刃23を支持部24の収容部内24bに収容する。これにより、手元操作部10と掃除機本体2の内部に内蔵された制御装置30とが接続する。この状態で手元操作部10を操作すると、その信号は制御装置30内の手元信号検知部33で検知され、電動送風機駆動制御部34に入力される。この信号に応じて、充電用電池6から電動送風機駆動制御部34を介して電動送風機5のモータに電力が供給(放電)され、電動送風機5のモータが駆動し、電動送風機5に吸込まれる気流が形成される。ハンドル10aを操作して吸込み口体8を清掃面に接触させ、吸込み口体8の吸込み開口8aから被清掃面の塵を空気とともに取り込んで、それを延長管12及び吸塵ホース9で掃除機本体2の集塵室3に導き、この集塵室3内の集塵フィルタで前記塵を捕捉する。集塵室3の集塵フィルタを通過した空気は、電動送風機5に吸込まれてこの送風機5から排出された後、掃除機本体2に設けた排気口(図示せず)を通して掃除機本体2の外部に排出される。以上により被清掃面を掃除できる。 【0027】一方、この電気掃除機1aに内蔵された充電用電池6を充電する場合、充電用差込プラグ20の操作部25を動かして、プラグ刃23を支持部24の外部に突出させ、充電用差込プラグ20のプラグ刃23をAC電源40としてのコンセントに差し込む。これにより、AC電源40と掃除機本体2に内蔵された制御装置30とが接続する。AC電源40から供給される電力(交流電流)は、制御装置30内の電源回路31により直流電流に変換され、充電制御部32を介して充電用電池6に充電される。 【0028】上記のように、この電気掃除機1aは、吸塵ホース9に充電用電池6と導通する充電用差込プラグ20を設けたので、この充電用差込プラグ20のプラグ刃23をコンセントに差し込むことにより充電用電池6を充電できる。したがって、充電台を必要とすることなく充電用電池6を充電することができる。しかも、充電のためのコードリール装置を掃除機本体2の内部に設ける必要がないので、掃除機本体2の小型、軽量化を図る場合に有利である。 【0029】以下、図5を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。 【0030】この電気掃除機1bは、延長管12に充電用差込プラグ20が設けられたものである。この実施形態では、例えば、図5に示したように、延長管12の吸込み上流側の先端部に設けている。吸塵ホース8及び延長管12はその長手方向に沿って配線された図示しない電線を有しており、充電用差込プラグ20は、これらの電線を介して充電用電池6と導通している。なお、他の構成は上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図5に同符号を付して省略する。 【0031】この電気掃除機1bは、延長管12に充電用電池6と導通する充電用差込プラグ20を設けている。この充電用差込プラグ20をAC電源40としてのコンセントに差し込むことにより充電用電池6が充電される。したがって、充電台を必要とすることなく充電用電池6を充電することができる。しかも、掃除機本体2にコードリールを必要としない。なお、この実施形態では、充電用差込プラグ20を延長管12の吸込み上流側の先端部に設けているが、充電用差込プラグ20は吸塵ホース9に寄せた方が好ましく、このようにすることにより、清掃面に当たらず、しかも、延長管12に配線する電線が短くてよい。 【0032】以下、図6を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。 【0033】この電気掃除機1cは、吸込み口体8に充電用差込プラグ20が設けられたものである。この充電用差込プラグ20は、吸込み口体8を清掃面に接触させるのに邪魔とならないように設けることが望ましい。この実施形態では、例えば、図6に示したように、吸込み口体8の内部に吸込み開口8aを避けて設けている。 【0034】この充電用差込プラグ20は、プラグ刃23を支持部24の内部に収容した状態では、吸込み口体8の下面から突出せず、プラグ刃23を支持部24から突出させた状態では、プラグ刃23のみが吸込み口の下面から突出するように配置されている。 【0035】また、吸塵ホース8及び延長管12はその長手方向に沿って配線された図示しない電線を有しており、充電用差込プラグ20は、これらの電線を介して充電用電池6と導通している。なお、他の構成は上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図6に同符号を付して省略する。 【0036】この電気掃除機1cは、吸込み口体8に充電用電池6と導通する充電用差込プラグ20を設けている。この充電用差込プラグ20をAC電源40としてのコンセントに差し込むことにより充電用電池6が充電される。したがって、充電台を必要とすることなく充電用電池6を充電することができる。しかも、掃除機本体2にコードリールを必要としない。 【0037】 【発明の効果】本発明によれば、充電台を必要とすることなく充電用電池を充電することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月1日(2002.2.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225186(P2003−225186A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−26010(P2002−26010) |
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