| 【発明の名称】 |
清掃装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平原 嘉幸 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
|
| 【要約】 |
【課題】床面を効果的に掃除できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】掃除機能が互いに異なる第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機にて床面を掃除する。第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機とで掃除機能を分担して床面を掃除できるので床面を効果的に掃除できる。第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機とを床面上の互いに直交する方向に略沿って走行させる。床面の目に沿って第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機の少なくともいずれか一方にて掃除できるので、床面を確実かつ効果的に掃除できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被掃除面を自立移動して掃除する第1の掃除機と、この第1の掃除機と異なる掃除機能を備え被掃除面を自立移動して被掃除面を掃除する第2の掃除機とを具備したことを特徴とした清掃装置。 【請求項2】 第1の掃除機および第2の掃除機の少なくともいずれか一方は、これら第1の掃除機および第2の掃除機を被掃除面上における互いに略直交する方向に沿って移動させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。 【請求項3】 第1の掃除機は、被掃除面の塵埃を吸い込んで集塵する集塵部を備え、第2の掃除機は、被掃除面に接触して回転しこの被掃除面から塵埃を掻き出す回転清掃体、およびこの回転清掃体にて掻き出した塵埃を吸い込んで集塵する吸込集塵部を備え、前記第1の掃除機および第2の掃除機の少なくともいずれか一方は、この第2の掃除機を前記第1の掃除機に追従させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。 【請求項4】 第1の掃除機は、被掃除面の塵埃を吸い込んで集塵する集塵部を備え、第2の掃除機は、被掃除面を仕上げ掃除する仕上げ掃除部を備え、前記第1の掃除機および第2の掃除機の少なくともいずれか一方は、この第2の掃除機を前記第1の掃除機に追従させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。 【請求項5】 第2の掃除機は、この第2の掃除機に被掃除面の隅を掃除させる隅掃除制御部を備え、第1の掃除機は、この第1の掃除機に前記第2の掃除機で掃除した被掃除面の隅以外の被掃除面を掃除させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。 【請求項6】 第2の掃除機は、この第2の掃除機に隙間に位置した被掃除面を掃除させる隙間掃除制御部を備え、第1の掃除機は、この第1の掃除機に前記第2の掃除機で掃除した被掃除面以外の被掃除面を掃除させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。 【請求項7】 第1の掃除機は、塵埃を吸引して掃除する集塵部を備え、第2の掃除機は、被掃除面の塵埃を吹き飛ばす吹き飛ばし部を備え、前記第1の掃除機および第2の掃除機の少なくともいずれか一方は、この第2の掃除機の吹き飛ばし部にて吹き飛ばした塵埃を前記第1の掃除機の集塵部で掃除させる制御部を備えたことを特徴とした請求項1記載の清掃装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被掃除面を自立移動して掃除する清掃装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の清掃装置としては、電動送風機を収容し被掃除面としての床面を自立移動である自立走行、すなわち自走可能な電気掃除機が知られている。 【0003】この電気掃除機は、走行輪および従動輪が取り付けられた本体ケースを備え、この本体ケースの外側面には、この本体ケースの周囲の障害物などを検知するセンサが取り付けられている。また、この本体ケースには、集塵部としての電動送風機が収容され、この電動送風機の吸気側は、本体ケースに設けられた本体吸込口と、集塵室を介して連通している。さらに、本体ケースには、制御部としての制御回路が収容されている。この制御回路は、走行輪を回転駆動させることでこの電気掃除機を自走させる。そして、本体ケースには、床面の隅を掃除する隅ブラシ、あるいは隙間に位置した床面を掃除する隙間ブラシなどが収容されている。 【0004】そして、センサにて本体ケースの周囲を検知しつつ自走し、電動送風機にて床面の塵埃を本体吸込口から吸い込んで掃除する。さらに、床面の隅、あるいは隙間に位置した床面などをセンサにて検知すると、隅ブラシ、あるいは隙間ブラシなどを駆動させてこれら床面の隅および隙間に位置した床面などを掃除する。 【0005】また、上述の電気掃除機を複数、たとえば2台用いる清掃装置も知られている。 【0006】そして、各電気掃除機は、床面の長手方向、あるいは幅方向などに略沿ってたとえば一定の方向に自立移動しつつ、電動送風機にて床面上の塵埃を本体吸込口から吸い込んで掃除する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の1台の自走可能な電気掃除機からなる清掃装置では、様々な被掃除面を掃除するために隅ブラシ、あるいは隙間ブラシなどを備えることにより本体ケースの大きさが制限されるので、本体ケースが比較的小さい隙間などに進入しにくい。 【0008】一方、上述の複数の電気掃除機で構成した清掃装置においては、各電気掃除機それぞれが略等しい掃除動作をすることから、たとえば同じ箇所を掃除し残すおそれがある。 【0009】このため、上述の清掃装置では、被掃除面の効果的な掃除が困難であるという問題点を有している。 【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもので、被掃除面を効果的に掃除できる清掃装置を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の清掃装置は、被掃除面を自立移動して掃除する第1の掃除機と、この第1の掃除機と異なる掃除機能を備え被掃除面を自立移動して被掃除面を掃除する第2の掃除機とを具備したものである。そして、第1の掃除機と第2の掃除機との掃除機能が異なることにより、これら第1の掃除機および第2の掃除機にて互いに掃除機能を分担して掃除できるので、被掃除面を効果的に掃除できる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の清掃装置の第1の実施の形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。 【0013】図1および図2において、1は第1の掃除機としての第1の電気掃除機である。この第1の電気掃除機1は、略半球状の中空な本体ケース2を備えている。この本体ケース2は、略円形板状の底面部2aの外周縁に、略半球状のカバー2bの下端縁を嵌合させて構成されている。 【0014】また、底面部2aにおける本体ケース2の走行方向に対する両側域には、この本体ケース2を被掃除面としての床面上で移動、すなわち走行させる第1の走行手段としての走行輪3が回転自在に取り付けられている。これら走行輪3は、底面部2aにおける本体ケース2の走行方向に対する両側域に開口された図示しない細長略矩形状の嵌込孔に嵌め込まれて、これら走行輪3における一部の外周縁が本体ケース2の内部からこの本体ケース2の下側へと突出している。 【0015】さらに、これら走行輪3それぞれの内側である底面部2a上には、これら走行輪3の回転駆動を制御する図示しない第1の車輪駆動制御手段がそれぞれ取り付けられている。この第1の車輪駆動制御手段は、たとえば磁気クラッチや電動機などにて構成されている。また、底面部2aの裏面における本体ケース2の走行方向の前側および後側には、この底面部2aの面方向に沿って旋回する旋回輪4がそれぞれ回転自在に取り付けられている。この旋回輪4は、走行輪3間における中間の前方および後方に取り付けられている。 【0016】またさらに、本体ケース2の内部である底面部2aの前側には、床面に対向して開口した細長矩形状の本体吸込口11が設けられている。この本体吸込口11は走行輪3の間であるとともに、本体ケース2の走行方向に直角に交わる方向に略沿った長手方向を有している。 【0017】さらに、本体吸込口11の内側は、本体ケース2の略中心に設けられた集塵室12に気密に連通して接続されている。この集塵室12には、図示しない集塵パックが取り付けられており、本体吸込口11から吸い込んだ空気中に漂う塵埃をこの集塵パックにて集塵する。 【0018】また、この集塵室12の後側である本体ケース2内には、本体吸込口11から塵埃とともに吸込風を吸い込む集塵部としての電動送風機13が取り付けられている。この電動送風機13は、集塵室12の後端面に気密に接続されている。 【0019】そして、本体ケース2のカバー2bの前側および後側の外側面には、本体ケース2の周囲の状態を検知する第1の検知手段としてのセンサ14が複数取り付けられている。このセンサ14は、カバー2bの径方向に向けて、このカバー2bの前側中央および後側中央からそれぞれ水平方向に略沿ったカバー2bの周方向に沿って間隔を介して帯状に配設されている。また、これらセンサ14それぞれは、たとえば赤外線を発光させて所定距離に存在する障害物を検知する赤外線センサや、撮影される画像にて障害物を検知する画像センサなどである。 【0020】またさらに、本体ケース2内における電動送風機13の後方には、センサ14それぞれによる障害物などの検知に基づいて、第1の車輪駆動制御手段を介して走行輪3の回転駆動を制御することにより、本体ケース2を自立走行させる制御部としての制御回路15が取り付けられている。さらに、この制御回路15は、電動送風機13に接続されて、この電動送風機13の駆動状態を制御する。また、この制御回路15は、センサ14が障害物への接触を検知した場合に、第1の車輪駆動制御手段を介して走行輪3の回転駆動を停止させる。 【0021】そして、本体ケース2内における電動送風機13の後方には、制御回路15に電力を供給して、この制御回路15による制御に従って走行輪3の回転および電動送風機13を駆動させる第1の電源部としての蓄電池である電池体、すなわち電池パック16が着脱可能に取り付けられている。この電池パック16は、複数、たとえば10本の略円柱状の二次電池17を直列に接続させて構成された組み電池である。 【0022】一方、図3および図4において、21は、第2の掃除機としての第2の電気掃除機である。この第2の電気掃除機21は、第1の電気掃除機1と略等しい構成を有している。すなわち、この第2の電気掃除機21は、略円形板状の底面部22aの外周縁に、略半球状のカバー22bの下端縁を嵌合させて構成された第1の電気掃除機1の本体ケース2と略同形状の本体ケース22を備えている。 【0023】また、底面部22aには、本体ケース22を床面上で走行させる第2の走行手段としての走行輪23が回転自在に取り付けられている。これら走行輪23は、底面部22aの図示しない細長略矩形状の嵌込孔に嵌め込まれて、これら走行輪23における一部の外周縁が本体ケース22の内部からこの本体ケース22の下側へと突出している。 【0024】さらに、これら走行輪23それぞれの内側である底面部22a上には、たとえば磁気クラッチや電動機などにて構成され、走行輪23の回転駆動を制御する図示しない第2の車輪駆動制御手段がそれぞれ取り付けられている。また、底面部22aにおける本体ケース22の走行方向の前側および後側には、この底面部22aの面方向に沿って旋回する旋回輪24がそれぞれ回転自在に取り付けられている。 【0025】またさらに、底面部22aの前側には、細長矩形状に形成され床面に対向して開口し本体ケース22の走行方向に直交する方向に長手方向を沿わせた本体吸込口31が設けられている。そして、この本体吸込口31には、回転清掃体としての略円柱形状の回転ブラシ32が回転可能に取り付けられている。この回転ブラシ32は、本体吸込口31の長手方向に略沿って取り付けられており、走行輪23の軸方向に沿って軸方向を有している。また、この回転ブラシ32は、本体吸込口31に取り付けられた状態で一部の外周縁が本体ケース22の下側に突出し、走行輪23および旋回輪24の下側と略等しい高さに位置している。この結果、回転ブラシ32の突出した一部の外周縁が床面に接触してこの回転ブラシ32が回転する。 【0026】さらに、本体吸込口31は、本体ケース22の略中心に設けられ図示しない集塵パックが取り付けられた集塵室33に気密に連通して接続されている。 【0027】また、この集塵室33の後側である本体ケース22内には、この集塵室33の後端面に気密に接続され、本体吸込口31から塵埃とともに吸込風を吸い込む吸込集塵部としての電動送風機34が取り付けられている。 【0028】そして、本体ケース22のカバー22bの前側および後側の外側面には、本体ケース22の周囲の状態を検知する第2の検知手段としてのセンサ35が複数取り付けられている。このセンサ35は、センサ14と同様にカバー22bに取り付けられている。また、これらセンサ35それぞれは、たとえば赤外線を発光させて所定距離に存在する障害物を検知する赤外線センサや、撮影される画像にて障害物を検知する画像センサなどである。 【0029】またさらに、本体ケース22内における電動送風機34の後方には、センサ35それぞれによる障害物などの検知に基づいて、第2の車輪駆動制御手段を介して走行輪23の回転駆動を制御することにより、本体ケース22を自立走行させる制御部としての制御回路36が取り付けられている。さらに、この制御回路36は、電動送風機34に接続されて、この電動送風機34の駆動状態を制御する。また、この制御回路36は、センサ35が障害物に所定の距離よりも接近した場合、あるいは障害物への接触を検知した場合に、第2の車輪駆動制御手段を介して走行輪23の回転駆動を停止させる。そして、制御回路15および制御回路36は、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21を、床面上における互いに略直交する方向に沿って移動させる。 【0030】さらに、本体ケース22内における電動送風機34の後方には、制御回路36に電力を供給して、この制御回路36による制御に従って走行輪23の回転および電動送風機34を駆動させる第2の電源部としての蓄電池である電池体、すなわち電池パック37が着脱可能に取り付けられている。この電池パック37は、複数、たとえば10本の略円柱状の二次電池38を直列に接続させて構成された組み電池である。 【0031】次に、上記第1の実施の形態による掃除方法を説明する。 【0032】まず、図5に示すように、たとえば工場内や住居内などの部屋Rにおける壁W1の長手方向の略中心域近傍の被掃除面としての床面Fを掃除開始地点としてのホームポジションHとし、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21をそれぞれ並べて設置する。このとき、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、それぞれ図示しない充電台に電気的に接続されて、電池パック16,37がそれぞれ充電されている。 【0033】そして、予め設定した掃除開始時刻となると、第1の電気掃除機1の制御回路15にて、走行輪3が駆動される。 【0034】ここで、走行輪3は、制御回路15による第1の車輪駆動制御手段を介した制御により回転駆動されて、第1の電気掃除機1を壁W1に沿って走行させる。 【0035】このとき、第1の電気掃除機1は、センサ14にてこの第1の電気掃除機1の周囲の障害物を検知する。 【0036】そして、センサ14が部屋Rの角Cを検知すると、第1の電気掃除機1は、制御回路15にて走行輪3を駆動させて走行方向を約90°変更し、壁W2に沿って走行するとともに、制御回路15にて電動送風機13に供給する電力を制御して、本体吸込口11から吸込風とともに床面F上の塵埃を吸い込む。 【0037】さらに、第1の電気掃除機1が壁W1に対向した壁W3の近傍まで走行したことをセンサ14にて検知すると、制御回路15にて走行輪3を駆動させ、第1の電気掃除機1をこの壁W3に沿って、たとえば本体ケース2の直径寸法分、壁W2から遠ざかる方向に走行させる。 【0038】この後、この第1の電気掃除機1は、壁W2に沿って壁W3から壁W1へ向けて走行しつつ掃除する。 【0039】またさらに、第1の電気掃除機1が壁W1の近傍まで走行したことをセンサ14にて検知すると、制御回路15にて走行輪3を駆動させ、第1の電気掃除機1をこの壁W1に沿って、たとえば本体ケース2の直径寸法分、壁W2から遠ざかる方向に走行させる。 【0040】そして、この第1の電気掃除機1は、再び壁W2に沿って壁W1から壁W3に向かって走行しつつ掃除する。この後、第1の電気掃除機1はこれらの動作を繰り返し、部屋Rの長手方向に対して略S字状に床面Fを掃除する。 【0041】一方、図6に示すように、第2の電気掃除機21は、第1の電気掃除機1と同様に壁W1に沿ってこの壁W1の近傍を走行する。そして、センサ35にて角Cを検知すると、第2の電気掃除機21は制御回路36にて走行輪23を駆動させて走行方向を180°ターンして変更し、この制御回路36にて電動送風機34に供給する電力を制御して、本体吸込口31から吸込風とともに床面F上の塵埃を吸い込む。 【0042】また、第2の電気掃除機21は、センサ35にてこの第2の電気掃除機21が壁W2に対向した壁W4の近傍まで走行したことを検知すると、制御回路36にて走行輪23を駆動させ、第2の電気掃除機21を壁W4に沿って、たとえば本体ケース22の直径寸法分、壁W1から離れる方向に走行させる。 【0043】この後、この第2の電気掃除機21は、壁W1に沿って壁W4から壁W2へ向けて走行しつつ掃除する。 【0044】またさらに、第2の電気掃除機21は、センサ35にてこの第2の電気掃除機21が壁W2の近傍まで走行したことを検知すると、制御回路36にて走行輪23を駆動させ、第2の電気掃除機21をこの壁W2に沿って、たとえば本体ケース22の直径寸法分、壁W1から離れる方向に走行させる。 【0045】そして、この第2の電気掃除機21は、再び壁W1に沿って壁W2から壁W4に向かって走行しつつ掃除する。この後、第2の電気掃除機21はこれらの動作を繰り返し、部屋Rの幅方向に対して略S字状に床面Fを掃除する。 【0046】この結果、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、床面F上における互いに直交する方向に走行しつつ掃除する。 【0047】ここで、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21が所定の距離よりも近づいて衝突しそうになったり、進路を妨害したりする場合には、たとえば第2の電気掃除機21が、この第2の電気掃除機21の外周面に設けられたセンサ35により第1の電気掃除機1を検知して制御回路36にて走行輪23を停止させることにより停止して待機する。そして、第1の電気掃除機1が通過した後、再び制御回路36にて走行輪23を駆動させて第2の電気掃除機21が走行を再開する。 【0048】また、第1の電気掃除機1は、壁W4の近傍まで掃除が終了すると、制御回路15にて電動送風機13の駆動を停止させるとともに、走行輪3を駆動させてホームポジションHへと戻り、充電台に接続される。 【0049】同様に、第2の電気掃除機21は、壁W3の近傍まで掃除が終了すると、制御回路36にて電動送風機34の駆動を停止させるとともに、走行輪23を駆動させてホームポジションHへと戻り、充電台に接続される。 【0050】上述したように、上記第1の実施の形態によれば、第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機21とを、それぞれ床面F上の互いに略直交する方向に沿って走行させて掃除するなど、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて互いに掃除機能および掃除箇所を分担して掃除できることにより、床面Fを効果的に掃除できる。 【0051】また、第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機21とを、床面F上の互いに略直交する方向に沿って走行させることにより、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21がそれぞれ略一定の方向にのみ走行する。この結果、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21を走行コースが単純化されてこれら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21を走行させる際に複雑な制御をしなくてよいので、簡単な制御で床面Fを掃除できる。同時に、床面Fが、たとえば畳などの一方向の掃除のみでは塵埃の取り残しが生じやすいものの場合でも、確実に掃除できる。 【0052】なお、上記第1の実施の形態において、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、たとえば床面Fの目の方向が部屋Rの長手方向、あるいは幅方向に略沿っていない場合などに、たとえば畳などの床面Fの目の方向を検知しこの目の方向に沿って一方を走行させ、他方をこの一方の走行方向に略直交させて走行させてもよい。 【0053】さらに、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、床面Fを効率よく確実に掃除できれば、それぞれ床面F上の互いに交差する方向に走行して掃除したり、床面Fの長手方向、あるいは幅方向の両端などからそれぞれ部屋Rの略中心域に向かって略S字状に掃除したりしてもよい。この場合には、たとえば第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機21とが所定の距離よりも近づくなどした際に掃除を終了するなどすることで、より簡単な制御で確実に掃除できる。 【0054】そして、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、互いに異なる掃除機能を有していれば、たとえば拭き取り掃除など、集塵掃除以外の掃除方法でもよい。 【0055】次に、本発明の清掃装置の第2の実施の形態を図7ないし図9を参照して説明する。 【0056】この図7ないし図9に示す実施の形態は、図1ないし図6に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、第1の電気掃除機1は、親機としての主掃除機であり、この第1の電気掃除機1には、図8に示すように、信号送信手段41が取り付けられている。 【0057】一方、第2の電気掃除機21は、子機としての従掃除機であり、この第2の電気掃除機21には、図7および図8に示すように、センサ35の代わりに第1の電気掃除機1の信号送信手段41から送信された信号を受信する信号受信手段42が取り付けられている。 【0058】ここで、信号送信手段41および信号受信手段42は、たとえば無線LAN(Local Area Network)、あるいはいわゆるワイヤレス接続、たとえばブルートゥース(Bluetooth)などによる無線通信手段である。 【0059】さらに、第2の電気掃除機21の制御回路36は、信号受信手段42にて受信した信号に基づいて走行輪23を駆動させて、第2の電気掃除機21を第1の電気掃除機1に追従させる。 【0060】そして、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面Fを掃除する。 【0061】このとき、図9に示すように、第1の電気掃除機1が部屋Rの形状をセンサ14にて検知しながらこの部屋Rの形状に略沿って床面Fを周回して走行し、本体吸込口11から比較的大きいゴミを吸い込んで掃除する。 【0062】さらに、第1の電気掃除機1は、この第1の電気掃除機1の走行位置を信号送信手段41にて指示信号として第2の電気掃除機21に送信する。 【0063】ここで、第2の電気掃除機21は、第1の電気掃除機1の信号送信手段41にて送信された指示信号を信号受信手段42にて受信することにより第1の電気掃除機1の位置を認識する。そして、第2の電気掃除機21は、制御回路36にて走行輪23を駆動させて第1の電気掃除機1に追従し、回転ブラシ32にて床面F上の比較的小さい塵埃を掻き出しつつ床面Fを掃除する。 【0064】さらに、床面Fの外周を一周分周回すると、たとえば第1の電気掃除機1の本体ケース2の直径寸法分内側を周回する。この後、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21がこれらの動作を繰り返し、部屋Rの略中心域まで掃除する。 【0065】そして、床面Fの全域の掃除が終了すると、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、それぞれ制御回路15,36にてそれぞれ電動送風機13,34を停止させた後、ホームポジションHへ帰還して充電台に接続される。 【0066】上述したように、上記第2の実施の形態によれば、第2の電気掃除機21を第1の電気掃除機1に追従させることにより、第1の電気掃除機1にて回転ブラシを取り付けずに本体吸込口31よりも大きく開口させた本体吸込口11から比較的大きい塵埃を吸い込んだ後、第2の電気掃除機21にて回転ブラシ32で掻き出した比較的小さい塵埃を吸い込む。この結果、掃除する塵埃の大きさを第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて分担して床面Fを効果的に掃除できるとともに、たとえば比較的大きい塵埃が回転ブラシ32に巻きついて掃除性能が低下することなどを防止できる。 【0067】また、第2の電気掃除機21を第1の電気掃除機1に追従させることにより、第2の電気掃除機21にセンサなどを設けることなく、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面F全域を周回させて掃除できるため、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21をより簡単に制御できる。 【0068】さらに、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて掃除することにより、吸込容量をより増加できるため、より効率よく掃除できる。 【0069】なお、上記第2の実施の形態において、第2の電気掃除機21の走行速度を第1の電気掃除機1の走行速度よりも遅くしてもよい。この場合には、第2の電気掃除機21にて比較的小さい塵埃をより確実に吸い込んで掃除できる。 【0070】次に、本発明の清掃装置の第3の実施の形態を図10ないし図12を参照して説明する。 【0071】この図10ないし図12に示す実施の形態は、図7ないし図9に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、第2の電気掃除機21には、図11に示すように、底面部22aの前側に、仕上げ掃除部としての乾拭き用である略細長矩形状の乾拭きシート43が取り付けられている。この乾拭きシート43は、下面が走行輪23および旋回輪24の下側と略同じ高さに位置し、この下面が床面Fに接触する。 【0072】また、第1の電気掃除機1には、図10に示すように、走行方向後側の底面部2aに、床面検知手段としての床面センサ44が取り付けられている。この床面センサ44は、下側が走行輪3の下側と略等しい高さに位置し、第1の電気掃除機1を床面Fに載置した状態でこの床面Fと接触している。この床面センサ44は、床面Fの状態、たとえば床面Fがフローリング、畳、あるいは絨毯などであることを検知する。 【0073】そして、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面Fを掃除する。 【0074】このとき、第2の実施の形態の掃除方法と同様に、第1の電気掃除機1が部屋Rの形状をセンサにて検知しながらこの部屋Rの形状に略沿って床面Fを周回して掃除する。 【0075】ここで、第1の電気掃除機1は、床面センサ44にて床面Fの状態を検知している。そして、この床面Fが、たとえばフローリング、あるいは畳などであると検知した場合には、第1の電気掃除機1は、図12に示すように、信号送信手段41にて、第2の電気掃除機21に指示信号を送信する。 【0076】この第1の電気掃除機1から送信された指示信号を第2の電気掃除機21が信号受信手段42にて受信すると、この第2の電気掃除機21は、制御回路36にて走行輪23を駆動させて第1の電気掃除機1に追従し、乾拭きシート43にて床面Fを乾拭きして仕上げ掃除する。 【0077】一方、第1の電気掃除機1にて、床面Fがたとえば絨毯であると検知した場合には、この第1の電気掃除機1は、信号送信手段41にて第2の電気掃除機21に指示信号を送信する。この場合には、第2の電気掃除機21は、床面Fを掃除しない。 【0078】さらに、床面Fの外周を一周分周回すると、たとえば第1の電気掃除機1の本体ケース2の直径寸法分内側を周回する。この後、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21がこれらの動作を繰り返し、部屋Rの略中心域まで掃除し、床面Fの全域の掃除が終了すると、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、それぞれ制御回路15,36にて電動送風機13,34を停止させた後ホームポジションHへ帰還して充電台に接続される。 【0079】上述したように、上記第3の実施の形態によれば、第2の電気掃除機21を第1の電気掃除機1に追従させて掃除するなど、第2の実施の形態と同様に掃除することにより、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0080】また、第2の電気掃除機21にて仕上げ掃除をすることにより、特にフローリング、あるいは畳などの床面Fをよりきめ細かく掃除できる。 【0081】なお、上記第3の実施の形態において、乾拭きシート43は、床面Fの性質に応じて、たとえばワックスがけ用、水拭き用などの仕上げ掃除手段にしてもよい。 【0082】また、第2の電気掃除機21は、少し走行しては後退するなどしながら第1の電気掃除機1に追従するように制御回路36にて走行輪23を制御してもよい。この場合には、床面F上を繰り返し乾拭きシート43にて掃除できるので、仕上げ掃除をより確実にできる。 【0083】さらに、第2の電気掃除機21に、第1の電気掃除機1と同様に電動送風機、吸込口、回転ブラシ、および集塵室を設けるとともに、乾拭きシート43を床面に対して上下動自在に設けてもよい。そして、第1の電気掃除機1の床面センサ44にて床面Fが絨毯であると検知した場合には、信号を信号送信手段41にて送信し、この送信された信号を第2の電気掃除機21の信号受信手段42にて受信する。この後、第2の電気掃除機21が、乾拭きシート43を上昇させるとともに第1の電気掃除機1に追従しながら電動送風機にて床面の塵埃を吸い込んで掃除させる。この結果、床面Fが絨毯、フローリング、あるいは畳でも、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて効果的に掃除できる。 【0084】そして、上記第2の実施の形態および第3の実施の形態において、第2の電気掃除機21は、第1の電気掃除機1の制御回路15、あるいはこの制御回路15と制御回路36とで第1の電気掃除機1に追従させてもよい。 【0085】次に、本発明の清掃装置の第4の実施の形態を図13ないし図15を参照して説明する。 【0086】この図13ないし図15に示す実施の形態は、図7ないし図9に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、図13に示すように、第2の電気掃除機21の本体ケース22は、高さ寸法および直径寸法が、たとえば第1の電気掃除機1の本体ケース2の高さ寸法および直径寸法の略半分となっている。この結果、第2の電気掃除機21は、この第1の電気掃除機1よりも薄型かつ小型となっている。 【0087】また、この本体ケース22は、図14に示すように、走行方向の前側が平面状に形成され、平面視で略D字状になっている。さらに、本体吸込口31は、旋回輪24の前方であるこの本体ケース22の前側下面に略沿って、この本体ケース22の前側下面全域にわたって設けられている。 【0088】さらに、図15において、45は隅掃除制御部としての制御回路である。この制御回路45は、センサ35にて床面Fの隅である角Cを検知させ、第2の電気掃除機21にこの角Cを掃除させる。 【0089】一方、第1の電気掃除機1の制御回路15は、センサ14にて床面Fの角Cを検知させ、この角C以外の床面Fを第1の電気掃除機1に掃除させる。 【0090】そして、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面Fを掃除する。 【0091】ここで、第1の電気掃除機1は、角C以外の床面Fを掃除する。 【0092】一方、第2の電気掃除機21は、センサ35にて床面Fの角Cを検知しつつ走行し、このセンサ35にて角Cを検知すると、本体ケース22の走行方向の前側をたとえば壁W2に向けつつこの壁W2近傍へと走行する。 【0093】すると、本体ケース22の本体吸込口31が角Cへと接近し、この角Cの塵埃を電動送風機34にてこの本体吸込口31から吸い込んでこの角Cを掃除する。 【0094】上述したように、上記第4の実施の形態によれば、第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機21とで、それぞれ角C以外の床面Fおよび角Cをそれぞれ掃除するとともに、第2の電気掃除機21の本体ケース22を平面視略D字状にして小型化する。この結果、掃除機能および床面Fの掃除場所を第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21で分担し、比較的掃除しにくく塵埃の溜まりやすい床面Fの角Cを、第2の電気掃除機21にて掃除できるため、床面Fをより確実かつ効果的に掃除できる。 【0095】さらに、第1の電気掃除機1に、たとえば角Cを掃除するためのブラシなどの隅掃除手段を設ける必要がないため、この第1の電気掃除機1をより小型にできるとともに、この第1の電気掃除機1の制御をより簡単にできる。 【0096】なお、上記第4の実施の形態において、本体吸込口31は、本体ケース22の前側における幅方向の略中心域から、この本体ケース22の外周に略沿って、幅方向の一端および側面の一部にわたって平面視略L字状に設けてもよい。 【0097】また、第1の電気掃除機1にて床面Fの角Cを検知した後、この第1の電気掃除機1が信号送信手段41にて指示信号を第2の電気掃除機21に送信することにより、制御回路45にてこの第2の電気掃除機21を角Cに走行させて第2の電気掃除機21に角Cを掃除させる制御にしてもよい。 【0098】次に、本発明の清掃装置の第5の実施の形態を図16ないし図18を参照して説明する。 【0099】この図16ないし図18に示す実施の形態は、図10ないし図12に示す実施の形態と同様の構成を有しているが、第2の電気掃除機21は、本体ケース22が図17に示すように平面視で円形状に形成されている。また、本体吸込口31は、この本体ケース22の前面に略沿って、この本体ケース22の前面にわたって略凸弧状に形成されている。さらに、この第2の電気掃除機21は、電池パック37の二次電池38の容量を低下させており、短時間の掃除のみをする。 【0100】そして、第1の電気掃除機1は、図16に示すように、本体ケース2の外側面における一側方に高さ検知手段としての高さセンサ46が取り付けられている。この高さセンサ46は、第2の電気掃除機21の本体ケース22の上端の位置と略等しい高さ位置に取り付けられている。また、この高さセンサ46は、センサ35と同様に、たとえば赤外線を発光させて所定距離に存在する障害物を検知する赤外線センサや、撮影される画像にて障害物を検知する画像センサなどである。 【0101】さらに、図18において、47は隙間掃除制御部としての制御回路である。この制御回路47は、第1の電気掃除機1の高さセンサ46にて検知した隙間へと第2の電気掃除機21を移動させてこの隙間に位置した床面Fをこの第2の電気掃除機21に掃除させる。 【0102】そして、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面Fを掃除する。 【0103】このとき、第1の電気掃除機1は、センサ14および高さセンサ46にてこの第1の電気掃除機1の周囲を検知しながら走行し、床面Fを掃除する。 【0104】そして、第1の電気掃除機1は、センサ14にて壁を検知し、かつ高さセンサ46にて壁を検知しない場合には、この壁を第2の電気掃除機21の高さ寸法よりも大きい高さ寸法を有した隙間と判断する。さらに、第1の電気掃除機1は、この隙間に沿って走行してこの隙間の幅寸法を測定する。すなわち、第1の電気掃除機1は、この走行距離が第2の電気掃除機21の本体ケース22の直径寸法よりも大きい場合に、この隙間を第2の電気掃除機21が進入できる隙間と判断する。 【0105】この後、第1の電気掃除機1は、図18に示すように、信号送信手段41にて第2の電気掃除機21に指示信号を送信する。 【0106】そして、第2の電気掃除機21は、信号受信手段42にて第1の電気掃除機1から送信された指示信号を受信すると、制御回路47にて走行輪23を駆動させて、第1の電気掃除機1にて検知した隙間へと第2の電気掃除機21を走行させた後、この隙間へと進入してこの隙間を掃除する。 【0107】上述したように、上記第5の実施の形態によれば、第1の電気掃除機1と第2の電気掃除機21とで、それぞれ隙間以外の床面Fおよびこの隙間に位置した床面Fをそれぞれ掃除するとともに、第2の電気掃除機21を小型化する。この結果、掃除機能および床面Fの掃除場所を第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて分担し、比較的掃除しにくく塵埃の溜まりやすい床面Fの隙間を第2の電気掃除機21にて掃除できるため、床面Fをより確実かつ効果的に掃除できる。 【0108】また、たとえば第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21のいずれか一方にセンサを多数設けたりこれらセンサの検知に応じて走行を制御したりする必要がないため、制御をより簡単にできる。 【0109】さらに、第2の電気掃除機21の本体ケース22は、平面視で略円形状であることにより、隙間に進入する際、およびこの隙間から出る際にこの隙間の内側面に本体ケース22が引っ掛かりにくいため、隙間をより円滑に掃除できる。 【0110】なお、上記第5の実施の形態において、第2の電気掃除機21は隙間を掃除しやすければ、たとえば本体ケース22の幅寸法を小さくするなど他の形状にしてもよい。 【0111】また、第1の電気掃除機1は、図19に示す構成で隙間を検知してもよい。すなわち、本体ケース2の高さセンサ46を取り付けた側面に隙間幅検知手段としての幅センサ48を取り付ける。この幅センサ48は、高さセンサ46と略等しい高さ位置に取り付けられるとともに、高さセンサ46とこの幅センサ48との間の寸法は、第2の電気掃除機21の本体ケース22の直径寸法と略等しい。また、この幅センサ48は、高さセンサ46と同様に、たとえば赤外線を発光させて所定距離に存在する障害物を検知する赤外線センサや、撮影される画像にて障害物を検知する画像センサなどである。 【0112】そして、この第1の電気掃除機1のセンサ14、高さセンサ46および幅センサ48にて、隙間の高さおよび幅を検知する。すなわち、センサ14のみにて壁を検知した場合には、この壁を第2の電気掃除機21が進入できる隙間と判断する。この後、第1の電気掃除機1が信号送信手段41にて指示信号を送信すると、制御回路47にて第2の電気掃除機21をこの隙間へと走行させ、この隙間を第2の電気掃除機21にて掃除させる。この場合には、より確実かつ容易に隙間を検知できるので、より簡単な制御にてより確実に隙間を掃除できる。 【0113】さらに、第1の電気掃除機1は、図20および図21に示す構成で隙間を検知してもよい。すなわち、本体ケース2の側面における前側のセンサ14と後側のセンサ14との間の寸法を、第2の電気掃除機21の直径寸法と略等しい寸法にする。そして、高さセンサ46にて隙間を検知すると、制御回路15にて走行輪3を駆動させて第1の電気掃除機1を約90°回転させ、この第1の電気掃除機1の走行方向前側を隙間に対向する方向に向ける。さらに、センサ14にて隙間の幅を検知し、この幅が第2の電気掃除機21の本体ケース22の直径寸法よりも大きいと判断すると、第1の電気掃除機1が信号送信手段41にて指示信号を送信する。この後、信号受信手段42がこの信号送信手段41から送信された指示信号を受信し、制御回路47にて第2の電気掃除機21をこの隙間へと走行させ、この隙間を第2の電気掃除機21にて掃除させる。この場合には、第1の電気掃除機1に新たにセンサなどを取り付ける必要がないため、より簡単な制御でより確実に隙間を掃除できる。 【0114】そして、上記第2の実施の形態ないし第5の実施の形態において、信号送信手段41および信号受信手段42は、たとえば音、光、あるいは超音波などでもよい。この場合には、第1の電気掃除機1が隙間の地点で回転などすることによりこれら音、光、あるいは超音波などを第2の電気掃除機21に送信すると、第2の電気掃除機21がたとえば音声センサ、あるいは画像センサなどの信号受信手段42にて第1の電気掃除機1を識別する。そして、制御回路47が第2の電気掃除機21を第1の電気掃除機1の位置へ向かって走行させる。 【0115】また、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、充電台を介して間接的に通信してもよい。 【0116】またさらに、第1の電気掃除機1の走行軌跡の情報を制御回路15に取り込み、この取り込んだ走行軌跡の情報を信号送信手段41にて送信することにより、制御回路47が第1の電気掃除機1の位置を推定して、この第1の電気掃除機1の位置まで第2の電気掃除機21を走行させる制御でもよい。 【0117】さらに、第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21は、たとえば磁気、音、光、あるいは超音波などを認識する図示しないセンサなどにて互いに認識しあう。 【0118】次に、本発明の清掃装置の第6の実施の形態を図22および図23を参照して説明する。 【0119】この図22および図23に示す実施の形態は、図1ないし図6に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、第2の電気掃除機21の本体ケース22内の上方には、水平方向に略沿って吹き飛ばし部としての電動送風機51が取り付けられている。この電動送風機51は、本体ケース22の走行方向に対してたとえば45°傾斜した方向に略沿って取り付けられている。また、この電動送風機51は、吸気側が本体ケース22の側面に設けられた吸気口52と連通し、排気側が本体ケース22の側面からこの電動送風機51の取り付け方向に略沿って突出した排気口53と連通している。 【0120】一方、制御回路15は、センサ14にて第2の電気掃除機21を検知して、この第2の電気掃除機21の電動送風機51で吹き飛ばした塵埃を第1の電気掃除機1に掃除させる。 【0121】そして、これら第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21にて床面Fを掃除する。 【0122】第2の電気掃除機21は、センサ35にて壁を検知しつつこの壁に沿って移動する。 【0123】さらに、たとえばこの壁に沿って設けられた被掃除面としての図示しない幅木の上部に、電動送風機51からの排気風を吹き付け、この幅木の上部の塵埃を吹き飛ばして床面F上に落とす。 【0124】そして、制御回路15が、第2の電気掃除機21の電動送風機51にて吹き飛ばした塵埃を、第1の電気掃除機1にて吸い込んで掃除させる。 【0125】上述したように、上記第6の実施の形態によれば、第2の電気掃除機21の電動送風機51にてたとえば塵埃の溜まりやすい幅木の上部などの塵埃を吹き飛ばし、この吹き飛ばした塵埃を第1の電気掃除機1にて掃除する。この結果、掃除機能および被掃除面の掃除場所を第1の電気掃除機1および第2の電気掃除機21で分担し、比較的掃除しにくく塵埃のたまりやすい幅木の上などまで掃除できるため、より効果的に掃除できる。 【0126】なお、上記第6の実施の形態において、第2の電気掃除機21は、電動送風機51の吸気側を本体吸込口31と連通させて、この本体吸込口31から塵埃を吸い込んで掃除しつつ電動送風機51からの排気風にて幅木の上部などの塵埃を吹き飛ばしてもよい。 【0127】また、第2の電気掃除機21は、たとえばセンサ35にてこの第2の電気掃除機21が進入できない隙間などを検知した場合に、走行を所定の時間停止して、この隙間に電動送風機51からの排気風を吹き付ける制御をしてもよい。 【0128】さらに、第1の電気掃除機1は、第2の電気掃除機21の制御回路36、あるいは制御回路15と制御回路36とで、第2の電気掃除機21の電動送風機51が吹き飛ばした塵埃を吸い込んで掃除させてもよい。 【0129】そして、上記第1の実施の形態、および第3の実施の形態ないし第6の実施の形態において、第1の電気掃除機1は、本体吸込口11に回転清掃体としての回転ブラシを取り付けてもよい。この場合には、第1の電気掃除機1にて床面F上の比較的小さい塵埃を掻き出して掃除できるため、床面Fをより確実かつきめ細かく掃除できる。 【0130】 【発明の効果】本発明によれば、第1の掃除機と第2の掃除機との掃除機能が異なることにより、これら第1の掃除機および第2の掃除機にて互いに掃除機能を分担して掃除できるので、被掃除面を効果的に掃除できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
|
| 【出願日】 |
平成14年1月31日(2002.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外1名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−225184(P2003−225184A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−24675(P2002−24675) |
|