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【発明の名称】 電気掃除機
【発明者】 【氏名】谷口 善宏
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】近藤 也寸志
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】コードレス電気掃除機の本体の運転時間を増加させることを目的とする。

【解決手段】吸引風を発する電動送風機2と前記電動送風機2を駆動させる蓄電池3を内蔵する本体1と、前記電動送風機2の入力を操作する操作部6と、塵埃を吸引する床用吸込具8と、前記蓄電池3を充電する充電器9を備えるとともに、前記蓄電池3は太陽電池14にても充電可能な電気掃除機で、太陽光または室内灯により電力を前記蓄電池3に連続供給することができ、運転時間を増加できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機を駆動させる蓄電池を内蔵する本体と、前記電動送風機の入力を操作する操作部と、塵埃を吸引する床用吸込具と、前記蓄電池を充電する充電器を備えるとともに、前記蓄電池は太陽電池にても充電可能な電気掃除機。
【請求項2】 太陽電池を本体上部に配置した請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】 充電器に太陽電池を有してなる請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項4】 太陽電池を充電器本体とは別体として構成した請求項3記載の電気掃除機。
【請求項5】 充電器に商用電源から電源供給を行うための電源コードを設けた請求項3または4記載の電気掃除機。
【請求項6】 吸引風を発する電動送風機を内蔵する本体と、前記電動送風機の入力を操作する操作部と、塵埃を吸引する床用吸込具と、前記操作部に設けられ前記本体へ信号を発信する信号発信機を備え、前記信号発信機の電源として太陽電池を用いた電気掃除機。
【請求項7】 操作部に乾電池を設けた請求項6記載の電気掃除機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を内蔵したコードレス式電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレス式電気掃除機の構成を図3、図4により説明する。図3において、本体1は吸引風を発する電動送風機2を内蔵し、電動送風機2の下方には電動送風機2を駆動させる蓄電池3が設置されている。4は本体1に着脱自在に接続される接続パイプで、可撓性を有するホース5の一端が接続されている。ホース5の他端には手元操作部6が接続され、手元操作部6からの信号はホース5、接続パイプ4内のリード線11を介して本体1へ送信されている。7は手元操作部6に着脱自在に接続される吸引管で、吸引管7の先端には塵埃を吸引する床用吸込具8が着脱自在に接続されている。床用吸込具8は、電動機12により回転ブラシ13を回転させ塵埃を掻き上げている。電動機12は、吸引管7内のリード線14およびホース5内のリード線11を介して本体1内の蓄電池3により駆動している。
【0003】図4に示すように、充電器9は電源コード10を有し、家庭用電源からの電力により本体1内の蓄電池3を充電している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来のコードレス式電気掃除機では、蓄電池3には電力供給に限りがあり長時間の使用には不向きであった。
【0005】本発明は上記問題を解消すべく、コードレス電気掃除機の運転時間を増加させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機を駆動させる蓄電池を内蔵する本体と、前記電動送風機の入力を操作する操作部と、塵埃を吸引する床用吸込具と、前記蓄電池を充電する充電器を備えるとともに、前記蓄電池は太陽電池にても充電可能な電気掃除機で、太陽光または室内灯により電力を連続供給することができ、運転時間を増加できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機を駆動させる蓄電池を内蔵する本体と、前記電動送風機の入力を操作する操作部と、塵埃を吸引する床用吸込具と、前記蓄電池を充電する充電器を備えるとともに、前記蓄電池は太陽電池にても充電可能な電気掃除機で、太陽光または室内灯により電力を連続供給することができ、運転時間を増加できる。
【0008】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、太陽電池を本体上部に配置したもので、太陽光または室内灯は本体上方から照射されるため、本体上部に太陽電池を配置することにより、より多くの電力を得ることができる。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、充電器に太陽電池を有してなる電気掃除機で、太陽電池により電気掃除機の蓄電池を充電することにより、省エネルギーを促進することができる。また、待機電力による電力の浪費もない。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、太陽電池を充電器本体とは別体として構成したもので、太陽電池を窓ガラス等太陽光または室内灯の照射をより多く得られる場所に設置することができるため、より多くの電力を得ることができる。
【0011】本発明の請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、充電器に商用電源から電源供給を行うための電源コードを設けたもので、太陽光または室内灯の照射が弱くなった場合、または暗所にて充電する場合にも電源コードにより家庭用電源からの電力を供給し本体内の蓄電池を充電することができる。また、通常の充電の場合には太陽電池を、急速充電が必要な場合には電源コードによる家庭用電源と使い分けることにより省エネルギーを促進することができる。
【0012】本発明の請求項6記載の発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵する本体と、前記電動送風機の入力を操作する操作部と、塵埃を吸引する床用吸込具と、前記操作部に設けられ前記本体へ信号を発信する信号発信機を備え、前記信号発信機の電源として太陽電池を用いた電気掃除機で、電動送風機の入力操作を手元操作部の太陽電池により供給された電力によって信号発信機から信号を発信することにより、ホースのリード線をなくすることができるため、ホースの硬度を低減でき使用性を向上することができる。またリード線廃止による部品点数低減が可能であり、より安価な商品を消費者に提供できる。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、操作部に乾電池を設けたもので、太陽光または室内灯の照射が弱くなった場合、または暗所にて運転する場合にも、乾電池により電力を供給することにより手元操作部の信号発信機から信号を発信することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、図2を用いて説明する。なお、従来例と同一部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0015】図1において、本体1の上部には太陽電池14が配置されており、本体1内の電動送風機2の下方には蓄電池3が本体1と着脱自在に設置されている。電動送風機2は蓄電池3により駆動し、床用吸込具8より塵埃を吸引する。なお、蓄電池3は電動送風機2の下方でなくてもよく、上下左右どの位置でもよい。手元操作部6上面には操作盤16、信号発信機17、太陽電池15が設置され、手元操作部6内には乾電池18が着脱自在に設置されている。操作盤16を操作すると、太陽電池15または乾電池18により供給された電力により信号発信機17から信号を発信し、本体1の電動送風機2の入力操作を行う。
【0016】図2に示すように、電気掃除機の蓄電池3を充電する充電器9には、電源コード19により配線された太陽電池14および電源コード10が設置されている。充電器9は太陽電池14と電源コード10により接続された家庭用電源から電力を供給し、蓄電池3を充電する。
【0017】上記構成による作用は以下の通りである。
【0018】コードレス式電気掃除機において、太陽電池14のパネルを本体1の上部に設置することにより、太陽光または室内灯により電力を連続して前記蓄電池3に供給することができ、運転時間を増加できる。なお、本実施例においては、蓄電池3の容量は約50Whで、太陽電池14は約225×10-6(m2)の大きさで室内で約半日放置しておいて、約4Wh前記蓄電池3を充電できるものである。従って、約5分ほど運転時間を延長できる。
【0019】手元操作部6においては、太陽電池15により供給された電力によって信号発信機17から信号を発信するため、ホース5のリード線11をなくすることができ、ホース5の硬度を低減できるため使用性を向上することができる。またリード線11廃止による部品点数低減が可能であり、より安価な商品を消費者に提供できる。さらに、乾電池18を手元操作部6内に設置することにより、太陽光または室内灯の照射が弱くなった場合、または暗所にて運転する場合にも乾電池18により電力を供給することができ、手元操作部6の信号発信機17から信号を発信することができる。手元操作部6の信号発信機17から信号を発信するために必要な電力は、数ワットであり、十分、太陽電池15にて役割が果たせる。
【0020】充電器9は、電源コード10により家庭用電源からの電力を供給し蓄電池3を充電するとともに、太陽電池20からも電気掃除機の蓄電池3を充電できるため、充電時間を短縮できる。さらに、太陽電池20は別体として電源コード19により配線されているため、太陽電池20を窓ガラス等太陽光の照射をより多く得られる場所に設置することができ、より多くの電力を得ることができる。なお、太陽電池20の大きさについては、太陽電池14と同様に約225×10-6(m2)の大きさで室内で約半日放置しておいて、約4Wh前記蓄電池3を充電できるものである。また、省エネルギーを考慮した場合、太陽電池20と電源コード10による家庭用電源と使い分けることにより省エネルギーを促進することもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、コードレス式電気掃除機において、太陽光または室内灯により電力を連続供給することができ、運転時間を増加できる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成14年1月15日(2002.1.15)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−204910(P2003−204910A)
【公開日】 平成15年7月22日(2003.7.22)
【出願番号】 特願2002−5603(P2002−5603)