| 【発明の名称】 |
掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】丸山 要 【住所又は居所】新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向2084番地2 ツインバード工業株式会社内
【氏名】小川 利明 【住所又は居所】新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向2084番地2 ツインバード工業株式会社内
【氏名】谷口 修一 【住所又は居所】新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向2084番地2 ツインバード工業株式会社内
【氏名】近藤 一也 【住所又は居所】新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向2084番地2 ツインバード工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】塵埃貯留部に設けられたフィルターが外れることがない掃除機を提供する。
【解決手段】本体1と、本体1内に着脱自在に設けられ上下方向に設けた軸心Aに貫通孔12Aを形成した平面が略円形な塵埃貯留部3と、貫通孔12Aの上流側に設けられた外側フィルター15と、貫通孔12Aの下流側に設けられた電動送風機9と、一端にホース7を設け他端を前記塵埃貯留部3の外周に軸線Aを中心とした接線方向に連通した接続口6を備える。外側フィルター15を貫通孔12Aに着脱自在に雌螺子19と雄螺子20による固定手段を設ける。塵埃貯留部3を本体1から取り出して円環部12を下向きとして貯留している塵埃を廃棄する際に、外側フィルター15は塵埃貯留部3よりはずれてしまうようなことはなく、安心して塵埃を廃棄することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体と、前記本体内に着脱自在に設けられ上下方向に設けた軸線に貫通孔を形成した平面が略円形な塵埃貯留部と、前記貫通孔の上流側に設けられたフィルターと、前記貫通孔の下流側に設けられた電動送風機と、一端に塵埃吸入路を設け他端を前記塵埃貯留部の外周近傍に前記軸線を中心としたほぼ接線方向に連通した塵埃吸入導路とを備え、前記貫通孔を覆うように前記フィルタを前記塵埃貯留部に着脱自在に固定する固定手段を設けたことを特徴とする掃除機。 【請求項2】 前記固定手段は螺子結合であることを特徴とする請求項1記載の掃除機。 【請求項3】 前記固定手段は前記塵埃貯留部及びフィルターのいずれか一方に嵌合部を設けると共に、他方に前記嵌合部が着脱自在に嵌合する嵌合受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、平面が略円形な塵埃貯留部を備えた掃除機に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、平面が略円形な塵埃貯留部を備えた電気掃除機においては、本体内に塵埃貯留部を着脱自在に設けると共に、この塵埃貯留部の上下方向に設けた軸心に貫通孔が形成され、この貫通孔の上流側にはフィルターが置かれて設けられている。そして、貫通孔の下流側に設けられた電動送風機を作動すると、ホースから接続口を介して塵埃と共に空気が塵埃貯留部に渦巻きながら導入され、塵埃はサイクロン作用により塵埃貯留部に溜まり、空気はフィルターを通って排気されるものである。 【0003】ところで、このような掃除機においては溜まった塵埃を廃棄するには塵埃貯留部を取り出し下向きとして廃棄すればよいものであるが、塵埃貯留部を下向きにするとフィルターが外れて落下してしまう虞があった。このため塵埃を廃棄する際には、片手でフィルターを押えて塵埃貯留部を下向きにして塵埃を廃棄しなければらなず、安心して扱うことができないという問題があった。 【0004】そこで、本発明は、貯留した塵埃を廃棄するため塵埃貯留部を本体より取外した際に、塵埃貯留部に設けられたフィルターが外れることがない掃除機を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体と、前記本体内に着脱自在に設けられ上下方向に設けた軸線に貫通孔を形成した平面が略円形な塵埃貯留部と、前記貫通孔の上流側に設けられたフィルターと、前記貫通孔の下流側に設けられた電動送風機と、一端に塵埃吸入路を設け他端を前記塵埃貯留部の外周近傍に前記軸線を中心としたほぼ接線方向に連通した塵埃吸入導路とを備え、前記貫通孔を覆うように前記フィルタを前記塵埃貯留部に着脱自在に固定する固定手段を設けたことを特徴とする掃除機である。 【0006】この請求項1の構成によれば、塵埃貯留部を本体より取り外して下向きとして貯留している塵埃を廃棄する際に、フィルターが塵埃貯留部より外れることはない。 【0007】請求項2の発明は、前記固定手段は螺子結合であることを特徴とする請求項1記載の掃除機である。 【0008】この請求項2の構成によれば、フィルターは螺子結合により塵埃貯留部に固定している。 【0009】請求項3の発明においては、前記固定手段は前記塵埃貯留部及びフィルターのいずれか一方に嵌合部を設けると共に、他方に前記嵌合部が着脱自在に嵌合する嵌合受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の掃除機である。 【0010】この請求項3の構成によれば、フィルターは嵌合により塵埃貯留部に固定している。 【0011】 【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態を添付図を参照して説明する。1は手持ち式掃除機の本体であり、この本体1は軸線Aを上下方向に向けた略短円柱形状をなしたケース形状であり、下ケース2とこの下ケース2の上部に着脱に設けられる塵埃貯留部3と、この塵埃貯留部3の上部を閉塞する上ケース4と、この上ケース4の上部前後方向に形成したアーチ状の把持部5とを備えている。そして、前記上ケース4に形成し前記塵埃貯留部3に連通する塵埃吸入導路たる接続口6に塵埃吸入路たる可撓性のホース7の基端7Aが接続されていると共に、このホース7の先端7Bにアタッチメントとしての幅広な吸込口体8の基端8Aが着脱自在に設けられる。 【0012】9は前記下ケース2に設けた吸引用の電動送風機であり、この電動送風機9は下ケース2の上面中央に上方へ突設し吸引孔10を形成した突部11に連通して配置されている。また前記塵埃貯留部3は上方を開口した透明又は半透明合成樹脂からなる円環部12の中央の軸線A上に貫通孔12Aが形成されており、この貫通孔12Aの内側は前記突部11に着脱自在に嵌合している。さらに貫通孔12Aの上方を覆うように織布或いはフェルト等不織布からなる目の細かい集塵用の内側フィルター13が固定されている。尚、この内側フィルター13は貫通孔12Aに設けた内側支持枠14によりその内側を支持されている。さらに、前記内側フィルター13の外側を覆うように貫通孔12Aの上流側には目の粗い集塵用の外側フィルター15を設ける。そして、貫通孔12Aの下流側に前記電動送風機9が設けられる。前記外側フィルター15は、天板部16の外周下方に複数の通気孔17を形成した外側支持枠18と、前記通気孔17を覆う網体からなる外側フィルター本体15Aから形成される。そして、外側支持枠18の下枠部18Aは前記円環部12の内周部12Bに着脱自在に固定されている。この固定は、例えば下枠部18Aに固定手段の一方を形成する雌螺子19を形成すると共に、円環部12の内周部12Bの下部外周面に固定手段の他方を形成する雄螺子20を形成して両者を螺子結合する。また、前記接続口6は把持部5の前側の一側に形成されるように上ケース4の前部一側に配置されると共に、その接続口6の向きは軸線Aを中心としたほぼ接線方向Sに形成されて前記円環部12の外周に沿うように配置されている。そして、前記ホース7の基端7Aも軸線Aを中心としたほぼ接線方向Sとなって前記接続口6に接続される。したがって、電動送風機9を作動すると吸込口体8からホース7を塵埃と共に通った空気は接続口6から上ケース4と塵埃貯留部3との間に渦巻きとなって吸引される。 【0013】21は前記上ケース4の上面側に該上面の縁に沿って形成した溝部であり、この溝部21は断面が円弧状にくりぬかれたような凹部により形成され、この溝部21に断面が円形の前記ホース7の略下半分が係合するようになっている。さらに、前記溝部21は、平面がC字形状に形成されており、その前側は把持部5の前側により非連続となっており、溝部21の後側では把持部5の後部が溝部21の上方に配置されてこの後部により押さえ部22が形成される。溝部21の後部と押さえ部22との間隔は、ホース7の直径と略同じに形成されている。さらに把持部5の前側の他側には前記ホース7の先端或いは該先端に取り付けられた吸込口体8の基端8Aを保持するための保持部23を設ける。この保持部23は把持部5の前側の他側より突設した支持部23Aを介してその軸線Bの前側を斜め下向きとすると共に、その形状はホース7の先端7Bの外径或いは吸込口体8の基端8Aの外径とほぼ同じ内径を有する一部を切り欠いた円筒状である。 【0014】尚、図中24は本体1の前部に設けられ下ケース2に対して上ケース4を回動自在に接続するヒンジ部であり、25は本体1の後部に設けられ下ケース2に対して上ケース4を固定するクランプ、26は把持部5に設けた電動送風機9のスイッチである。 【0015】次に前記構成についてその作用を説明する。本体1の把持部5を一方の手で把持すると共に、吸込口体8を保持部23から取り外し他方の手で保持して部屋の隅などに向ける。そしてスイッチ26を操作することで電動送風機9を作動して、塵埃を吸込口体8、ホース7、接続口6を通して塵埃貯留部3と上ケース4の間に吸引する。吸引された塵埃は吸引された空気と共に円環部12内を旋回してサイクロン作用により円環部12の底に貯留される。さらに細かい塵埃は外側フィルター15、内側フィルター13により捕捉される。 【0016】一方、片手のみで使用したいときには、まずホース7を溝部21に置いてそのほぼ下半分を係合すると共に、上ケース4の後側においてはホース7を溝部21と把持部5の押さえ部22で挟むように固定する。さらに先端7Bを保持部23で係合保持すると共に、先端7Bに吸込口体8の基端8Aを接続する。この際吸込口体8は軸線Bに沿うように前側下方に向かうように取り付けられる。そして保持部23で保持された吸込口体8を部屋の隅などに向けると共に本体1の把持部5を手で持ち上げ、スイッチ26を操作することで電動送風機9を作動して、塵埃を吸込口体8、ホース7、接続口6を通して塵埃貯留部3と上ケース4の間に吸引する。吸引された塵埃は吸引された空気と共に円環部12内を旋回してサイクロン作用により円環部12の底に貯留される。さらに細かい塵埃は外側フィルター15、内側フィルター13により捕捉される。 【0017】次に塵埃を廃棄するには、まずクランプ25を解除してヒンジ部24を介して上ケース4を開き、そして下ケース2に載置されている塵埃貯留部3を取り出し、円環部12を下向きとして貯留している塵埃を廃棄する。この際には外側フィルター15は雌螺子19と雄螺子20による螺子結合により円環部12の内周部12Bに固定されているので、外側フィルター15が離脱するようなことはない。さらに、外側フィルター15に付着した塵埃を除去するには外側フィルター15を回して螺子結合を解除して上方へ取り上げて軽く叩くなどして塵埃を取り除き、再び外側フィルター15を内側フィルター13に被せるようにして螺子結合により固定するものである。 【0018】以上のように、前記実施例においては、本体1と、前記本体1内に着脱自在に設けられ上下方向に設けた軸線Aに貫通孔12Aを形成した平面が略円形な塵埃貯留部3と、前記貫通孔12Aの上流側に設けられた外側フィルター15と、前記貫通孔12Aの下流側に設けられた電動送風機9と、一端にホース7を設け他端を前記塵埃貯留部3の外周近傍に前記軸線Aを中心としたほぼ接線方向Sに連通した接続口6を備え、前記貫通孔12Aを覆うように前記外側フィルター15を前記塵埃貯留部3に着脱自在に固定する雌螺子19と雄螺子20による固定手段を設けたことにより、塵埃貯留部3を本体1から取り出して円環部12を下向きとして貯留している塵埃を廃棄する際に、外側フィルター15は塵埃貯留部3よりはずれてしまうようなことはなく、安心して塵埃を廃棄することができる。 【0019】また、前記貫通孔12Aを覆うように、外側フィルター15と塵埃貯留部3を雌螺子19と雄螺子20とで着脱自在に結合したことにより、外側フィルター15を回すだけで雌螺子19と雄螺子20を係脱し、外側フィルター15を塵埃貯留部3に対して簡単に着脱することができる。 【0020】図4は他の実施例を示したものであり、前記実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。貫通孔12Aを形成した円環部12の内周部12Bの外周面下部に縦向き溝部31とこの縦向き溝部31の下端に嵌合部たる横向き溝部32を形成し、一方外側支持枠18の下枠部18Aの内側に嵌合受け部たる小突起33を形成し、そして小突起33を縦向き溝部31を通して横向き溝部32に嵌着して外側フィルター15を突部11に固定するようにしてもよい。 【0021】したがって、塵埃を廃棄するには、下ケース2に載置されている塵埃貯留部3を取り出し、円環部12を下向きとして貯留している塵埃を廃棄する。この際には外側フィルター15は横向き溝部32と小突起33による結合により内周部12Bに固定されているので、外側フィルター15が離脱するようなことはない。外側フィルター15を取り外すときは、外側フィルター15をやや回動して小突起33を縦向き溝部31の下端に移動し、その後小突起33が縦向き溝部31を通るように外側フィルター15を上方へ引上げるものである。 【0022】このように、横向き溝部32に小突起33を嵌合することで、外側フィルター15を貫通孔12Aを形成した円環部12の内周部12Bに着脱可能に固定することにより、塵埃貯留部3を本体1から取り出して円環部12を下向きとして貯留している塵埃を廃棄する際に、外側フィルター15は塵埃貯留部3よりはずれてしまうようなことはなく、安心して塵埃を廃棄することができる。 【0023】尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では螺子結合や嵌着のものを示したが、バヨネット連結等嵌着したりするようにしてもよい。 【0024】 【発明の効果】請求項1の発明は、本体と、前記本体内に着脱自在に設けられ上下方向に設けた軸線に貫通孔を形成した平面が略円形な塵埃貯留部と、前記貫通孔の上流側に設けられたフィルターと、前記貫通孔の下流側に設けられた電動送風機と、一端に塵埃吸入路を設け他端を前記塵埃貯留部の外周近傍に前記軸線を中心としたほぼ接線方向に連通した塵埃吸入導路とを備え、前記貫通孔を覆うように前記フィルタを前記塵埃貯留部に着脱自在に固定する固定手段を設けたことを特徴とする掃除機であり、塵埃貯留部を下向きとしてもフィルターが塵埃貯留部より外れることはないので安心して塵埃を廃棄することができる。 【0025】請求項2の発明は、前記固定手段は螺子結合であることを特徴とする請求項1記載の掃除機であり、フィルターは螺子結合により塵埃貯留部に確実に固定できる。 【0026】請求項3の発明は、前記固定手段は前記塵埃貯留部及びフィルターのいずれか一方に嵌合部を設けると共に、他方に前記嵌合部が着脱自在に嵌合する嵌合受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の掃除機であり、フィルターは嵌合により塵埃貯留部に確実に固定できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000109325 【氏名又は名称】ツインバード工業株式会社 【住所又は居所】新潟県西蒲原郡吉田町大字西太田字潟向2084番地2
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| 【出願日】 |
平成14年1月11日(2002.1.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080089 【弁理士】 【氏名又は名称】牛木 護
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| 【公開番号】 |
特開2003−204905(P2003−204905A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−5350(P2002−5350) |
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