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【発明の名称】 真空掃除機の排気フィルタの締付装置
【発明者】 【氏名】ヤン ビュン−スン

【要約】 【課題】本発明は、排気フィルタをより堅固に固定することにより、掃除機の動作時、排気フィルタの付近での騒音の発生を完全に防止することができる排気フィルタの締付装置を提供することを目的とする。

【解決手段】掃除機本体の側面に取り付けられ、複数個の排気孔12と円筒状の側壁部15の内側面に設けられた複数個の取付溝16とを有する排気フィルタカバー10と、空気を浄化させるためのフィルタ部と、円筒状の外側面22に設けられた、前記取付溝に弾性的に締め付けられる結合突起26とを有するフィルタ20とを備え、前記フィルタ20が排気フィルタカバー10の内側に弾性的に締め付けられて成るように構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 真空掃除機の排気フィルタの締付装置において、掃除機本体の側面に取り付けられ、複数個の排気孔(12)と円筒状の側壁部(15)の内側面に設けられた複数個の取付溝(16)とを有する排気フィルタカバー(10)と、空気を浄化させるためのフィルタ部と、円筒状の外側面(22)に設けられた、前記取付溝に弾性的に締め付けられる結合突起(26)とを有するフィルタ(20)と、を備え、前記フィルタ(20)が排気フィルタカバー(10)の内側に弾性的に締め付けられることを特徴とする真空掃除機の排気フィルタの締付装置。
【請求項2】 前記取付溝(16)がL字状に設けられ、前記結合突起(26)が、前記取付溝に挿入した後、一側に回転させることにより、取付溝に締め付けられることを特徴とする請求項1に記載の真空掃除機の排気フィルタの締付装置。
【請求項3】 前記L字状の取付溝の後端の直前には、結合突起が後端に挿入された状態を維持するための結合突部(16a)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の真空掃除機の排気フィルタの締付装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機に関し、より詳しくは、真空掃除機の外側面に設けられる排気フィルタを固定して締め付けることができる排気フィルタの締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、真空掃除機の本体2の両側面には、空気が排気される排気部4が設けられている。前記排気部は、真空掃除機の本体の内部に流入される塵芥を含む空気から塵芥が除去された空気を掃除機の外部に排出させるものである。この排気部4は、図3に示すように、上部ケーシング6と下部ケーシング8からなる掃除機の本体ケーシングの両側面に設けられた排気孔6aに、フィルタ4b及び排気フィルタカバー4aを取り付けることにより形成されている。
【0003】また、前記排気フィルタカバー4aは、その外側に設けられている突起4cが、排気孔6aが設けられている本体ケーシングに嵌合されることにより固定されている。ここで、前記フィルタ4bは、排気空気中に含まれている塵芥を最終的に濾過させるものである。前記フィルタ4bは、前記排気フィルタカバー4aと前記排気孔6aとの間に位置している。
【0004】一般に、真空掃除機が駆動すると、本体に組み込まれているモータの駆動により振動や騒音が発生するようになる。このように発生した振動は、前記排気フィルタカバー4aとフィルタ4bにも伝達される。従来の構成によると、前記フィルタ4bは、別途の支持部材を介さず、単に排気フィルタカバー4aと掃除機本体との間に挿入された状態で支持されているので、上記のような振動により、フィルタ4bが揺れることになり、周辺の排気フィルタカバー4a又は掃除機本体に接触するおそれがあり、このような接触により不要な接触騒音が発生するおそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、排気フィルタをより堅固に固定することにより、掃除機の動作時、排気フィルタの付近での騒音の発生を完全に防止することができる排気フィルタの締付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による真空掃除機の排気フィルタの締付装置は、掃除機本体の側面に取り付けられ、複数個の排気孔と円筒状の側壁部の内側面に設けられた複数個の取付溝とを有する排気フィルタカバーと、空気を浄化させるためのフィルタ部と、円筒状の外側面に設けられた、前記取付溝に弾性的に締め付けられる結合突起とを有するフィルタとを備え、前記フィルタが排気フィルタカバーの内側に弾性的に締め付けられることを特徴とする。
【0007】また、前記取付溝は、L字状に設けられ、前記結合突起は、前記取付溝に挿入後、一側に回転させることにより、取付溝に締め付けられるように構成されている。また、前記L字状の取付溝の後端の直前には、結合突起が後端に挿入された状態を維持するための結合突部が設けられており、より堅固な結合を可能にしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。図1に示すように、真空掃除機の本体の側面に取り付けられる本発明による排気フィルタカバー10には、空気を排気させるための複数個の排気孔12が設けられている。また、前記排気フィルタカバー10の中心部分には、円形の取付ガイド14が設けられており、前記排気孔12は、前記取付ガイド14の外周面に設けられている。
【0009】前記取付ガイド14は、フィルタ20の外側面22に押し付けられる側壁部15を備えている。前記フィルタ20の外側面22は、実質的に略垂直に設けられる掃除機本体の側面に対し略垂直に近い角度を有している。従って、前記排気フィルタカバー10の取付ガイド14の側壁部15も、実質的に掃除機本体の側面と略直角をなすように形成される側壁部分である。前記側壁部15の内側面には、取付溝16が設けられている。前記取付溝16は、図示のように、L字状となっており、取付溝16の後側部の直前には、溝部分に突出した結合突部16aが設けられている。
【0010】次に、本発明に用いられる円筒状のフィルタ20について説明する。フィルタ20は、フィルタ部24と、前記フィルタ部を支持するための支持枠部21とからなり、前記支持枠部21は、フィルタの左側及び右側端部を形成している。前記円筒状のフィルタ20の左側(外側)枠部は、外側面22を形成し、前記外側面22には、複数個の結合突起26が設けられている。
【0011】次に、前記フィルタ20と排気フィルタカバー10との結合関係について説明する。前記フィルタ20の円筒状の外側面22は、排気フィルタカバー10の取付ガイド14の内部に結合される。このとき、前記外側面22は、取付ガイド14の側壁部15と密着し、前記外側面22から突設されている結合突起26は、取付溝16の内側に挿入されるようになる。また、前記結合突起26が取付溝16の内側に一定に挿入された状態で、前記フィルタ20を矢印で示す反時計方向に回転させると、前記結合突起26は、L字状の取付溝16の後方に結合されるようになる。
【0012】また、前記結合突起26が完全に結合すると、前記結合突起26は、前記結合突部16aの内側に完全に挿入され、前記結合突部16aにより弾性的に締め付けられるようになる。本発明によると、フィルタ20の外側面22に結合突起26を設け、この結合突起を用いてフィルタ20を排気フィルタカバー10の取付ガイド14に締め付けて固定することを基本的な技術的思想としている。
【0013】このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であることは当然である。例えば、前記結合突起26が締め付けられる前記取付溝16の構成について他の多くの変形が可能であろう。本発明による取付け溝16は、前記結合突起26が結合され、フィルタ20が任意に離脱しないように構成される範囲内で、他の多くの変形が可能である。例えば、前記取付ガイド14の側壁部15の内側面に、前記結合突起26が弾性的に締め付けられる締付溝を形成することによっても、フィルタ20を排気フィルタカバー10に締め付けて固定することができる。
【0014】
【発明の効果】上述した本発明によると、前記フィルタが排気フィルタカバーに完全に取り付けられた状態で、排気フィルタカバーが、掃除機本体の側面に取付けられるようになる。従って、前記フィルタは、外部の振動に対しても堅固に支持され、掃除機の動作中に発生するいかなる振動によっても揺れることがなく、他の部品との接触による騒音を発生させない効果を有する。
【出願人】 【識別番号】590001669
【氏名又は名称】エルジー電子株式会社
【出願日】 平成14年5月17日(2002.5.17)
【代理人】 【識別番号】100077517
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
【公開番号】 特開2003−190057(P2003−190057A)
【公開日】 平成15年7月8日(2003.7.8)
【出願番号】 特願2002−142827(P2002−142827)