| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】鳥澤 陽 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
【氏名】佐藤 毅 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
【氏名】日高 利信 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
|
| 【要約】 |
【課題】排気口の総面積を確保しつつ緩衝作用を備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機からの排気風から塵埃を集塵する後輪フィルタ55を後輪排気口に取り付けて掃除機本体11の側方へ突出させる。電動送風機からの排気風から塵埃を集塵する本体フィルタ65を本体排気口63に取り付けて掃除機本体11の進行方向後側に突出させる。後輪フィルタ55と本体フィルタ65とにバンパとしての機能を持たせることができる。バンパを後輪排気口と本体排気口63とは別個に設ける必要がなくなるため、後輪排気口と本体排気口63との総面積を確保しつつ緩衝作用を備えることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電動送風機を備えた掃除機本体と、この掃除機本体に設けられ前記電動送風機の排気側と連通した排気口と、この排気口に取り付けられ前記掃除機本体の外面より外部へ突出し前記電動送風機からの排気風から塵埃を集塵して前記掃除機本体の外部へと排気風を排出させる弾性を有するフィルタ体とを具備したことを特徴とした電気掃除機。 【請求項2】 フィルタ体は、排気口に着脱可能であることを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。 【請求項3】 フィルタ体は、電動送風機からの排気風から塵埃を集塵するフィルタ本体と、このフィルタ本体が潰れるようにこのフィルタ本体の弾性力に抗してこのフィルタ本体を前記排気口に保持する保持体とを備えたことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機を備えた電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、たとえば図10および図11に示す構成が知られている。この図10および図11に示す電気掃除機は、射出成形にて樹脂成形した掃除機本体としてのケース体1を備え、このケース体1の進行方向前側略中央には、吸気口2が開口している。また、このケース体1における吸気口2の上方には、取手3が設けられている。さらに、このケース体1内には、吸気口2から吸気する電動送風機4が収容されている。そして、ケース体1の進行方向の後面には、電動送風機4からの排気風が排出される複数の排気口5がこのケース体1の後面の比較的広い面積にわたって開口して効率よく排気できるようにしている。また、ケース体1の後側側面には、車輪としての従動後輪6が取り付けられている。この従動後輪6にて掃除機本体11は被掃除面としての床面などの上を走行可能となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の電気掃除機では、この電気掃除機を操作している際に、従動後輪6にてケース体1を移動させると、ケース体1の外周面が壁面などと接触してこの壁面などを傷つけるおそれがあることから、バンパを設ける構成が一般的である。 【0004】しかしながら、ケース体1の後面には、効率よく排気するために比較的広い面積にわたって排気口5が設けられているため、この排気口5を塞がないようにケース体1にバンパを形成することが容易でないという問題点を有している。 【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもので、排気口の総面積を確保しつつ緩衝作用を備えた電気掃除機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、電動送風機の排気側と連通した排気口と、この排気口に取り付けられ掃除機本体の外面より外部へ突出し電動送風機からの排気風から塵埃を集塵して掃除機本体の外部へと排気風を排出させる弾性を有するフィルタ体とを具備したものである。そして、電動送風機からの排気風から塵埃を集塵する弾性を有するフィルタ体が掃除機本体より外部へ突出したことにより、このフィルタ体にバンパとしての機能を持たせることができるため、バンパを排気口とは別個に設ける必要がなくなるので、排気口の総面積を確保しつつ緩衝作用を備えることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の第1の実施の形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。 【0008】図1ないし図5において、11は掃除機本体で、この掃除機本体11は、電動送風機12の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を、着脱可能な図示しない集塵パックにて集塵する電気掃除機である。 【0009】また、この掃除機本体11は、たとえばアクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン(acrylonitrile butadiene styrene:ABS)樹脂などの合成樹脂にて成形され上面を開口した下部ケース13を備えている。この下部ケース13の上面には、上部ケース14aが取り付けられるとともに、下部ケース13の後述の集塵室上面を開閉可能に閉塞するたとえばABS樹脂などの合成樹脂製の開閉蓋14bが回動自在に軸支されている。ここで、これら下部ケース13、上部ケース14a、および開閉蓋14bによりケース体15が構成されている。さらに、開閉蓋14bの前側には、図4および図5に示すように、掃除機本体11の進行方向前側に円弧状に突出した本体把持部としての取手16が形成されている。この取手16を把持することにより、作業者は掃除機本体11を持ち運び可能である。 【0010】さらに、図4に示すように、掃除機本体11の前側略中央には、外部から空気を吸引する吸気口としての本体吸込口21が開口されている。この本体吸込口21には、彎曲可能な細長略円筒状の接続管としてのホース体22が連通接続される。このホース体22の先端には、電動送風機12の動作モードなどが選択可能な手許操作部23が設けられている。この手許操作部23には、掃除機本体11内の電動送風機12などの駆動状態を所定の状態に設定する複数の設定ボタン24が設けられているとともに、掃除する際に作業者が把持する把持部25が基端側に向けて突設されている。 【0011】また、この手許操作部23の下側には、細長略円筒状の隙間ノズル26がこの手許操作部23の軸方向に沿って回動可能に取り付けられ、この手許操作部23の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管27が着脱可能に連通接続される。さらに、この延長管27の先端には、例えば室内の被掃除面としての床面の絨毯などの上に設置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む吸込口体としての床ブラシ28が着脱可能に連通接続される。 【0012】そして、図5に示すように、本体吸込口21に連通した掃除機本体11内前側には、集塵パックが着脱可能に取り付けられて収容される集塵室31が区画形成されている。この集塵室31は、下部ケース13に対して開閉蓋14bを回動させることにより開口する。また、この集塵室31の排気側である後側の掃除機本体11内の一側には、この集塵室31の後側に連通した電動送風機室32が区画形成されている。この電動送風機室32には、電動送風機12が掃除機本体11の進行方向に略沿って収容されている。 【0013】さらに、この電動送風機室32の吸気側と集塵室31の排気側とは、下部ケース13の側面部に対して略垂直に立設した隔壁体としての平板状の隔壁用リブ33にて区画されている。そして、この隔壁用リブ33の略中心部には、集塵室31の本体吸込口21と電動送風機室32とを連通させる図示しない通気口が開口されている。 【0014】一方、電動送風機12の吸気側には、この電動送風機12の吸気側を覆うファンカバー34が取り付けられており、このファンカバー34の中心部には、吸気風を吸入する吸入口35が開口されている。そして、この電動送風機12は、吸入口35を隔壁用リブ33の図示しない通気口の同心状に連通させた状態で、電動送風機室32内に収容されている。 【0015】さらに、掃除機本体11内における電動送風機室32の側方には、電源コード収容部としてのコードリール室41が区画形成されている。このコードリール室41には、電動送風機12を通過した排気風が排出される。 【0016】また、コードリール室41には、略円筒形状のコードリール42が、掃除機本体11の幅方向に軸方向が略沿った状態で収容されている。このコードリール42は、中心軸部43を有しており、この中心軸部43は、電動送風機室32側がこの電動送風機室32に向かって拡径され、排気風流通孔44が形成されている。この排気風流通孔44には、コードリール室41に排出された電動送風機12からの排気風が流入する。 【0017】またさらに、このコードリール42の外周面には、このコードリール42の周方向に沿って電源コード45が巻き付けられている。ここで、この電源コード45は、先端側にプラグ部45aが形成されており、基端側は、電動送風機12と電気的に接続されている。このプラグ部45aは、図示しない壁面に設けた外部電力供給口としてのコンセント部に取り外し可能に接続されて、このコンセント部を介して外部電力を電動送風機12へと供給する。 【0018】そして、ケース体15の進行方向における前側下面には、旋回自在であり回転可能である図示しない旋回輪が取り付けられている。また、このケース体15の進行方向における後側側面である電動送風機室32およびコードリール室41の側方には、掃除機本体11の一部を構成する車輪としての大径の従動後輪46が回転自在に設けられている。よって、このケース体15は、これら旋回輪および従動後輪46により床面を走行可能である。 【0019】また、図2に示すように、従動後輪46には、この従動後輪46の厚さ方向である掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11の外側の一側面に、この従動後輪46と同心状の略円形状の後輪凹部51が設けられている。この後輪凹部51は、従動後輪46の掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11の外側の面から、掃除機本体11の幅方向に略沿った掃除機本体11側に、深さ寸法T1分突出して形成されている。 【0020】またさらに、この後輪凹部51の略中心域には、従動後輪46の回転軸である略円柱形状の車軸部52がこの従動後輪46と同心状に設けられている。この車軸部52は、後輪凹部51の内径寸法よりも小さい外径寸法を有し、掃除機本体11の幅方向に略沿った掃除機本体11の外側方向に突出して設けられている。そして、この車軸部52における掃除機本体11の幅方向の面は、従動後輪46の後輪凹部51が設けられた面と略面一となっている。 【0021】さらに、後輪凹部51における車軸部52の周囲には、この車軸部52の外周に沿って、全体として略円環状の排気口としての後輪排気口53が形成されている。この後輪排気口53は、従動後輪46を掃除機本体11の幅方向に沿って貫通して形成されている。また、この後輪排気口53は、電動送風機12の排気側である電動送風機室32およびコードリール室41と連通している。 【0022】そして、この後輪排気口53内には、従動後輪46の径方向に略沿った略矩形板状のリブとしてのスポーク54が複数、たとえば8つ、この後輪排気口53の外周と内周との間に架け渡して設けられている。これらスポーク54は、従動後輪46の周方向に略沿って等角度に互いに離間されて設けられている。これらスポーク54により、後輪排気口53は、従動後輪46の径方向に略沿って拡開された略扇形状に形成され、従動後輪46の周方向に略沿って8つに分割されている。さらに、これらスポーク54における掃除機本体11の幅方向の面は、後輪凹部51と略面一となっている。 【0023】また、後輪排気口53には、略円環状のフィルタ体としての後輪フィルタ55が従動後輪46と同心状に取り付けられている。この後輪フィルタ55は、スポーク54における掃除機本体11の幅方向の外側面および後輪凹部51の周囲に、たとえば接着剤などにて接着して固定されている。また、この後輪フィルタ55は、たとえば不織布、あるいは発泡性ウレタンなどの弾性および通気性を有する部材にて形成され、開口方向が互いに交差し合う図示しない小孔を複数有している。そして、この後輪フィルタ55は、後輪排気口53に排出された電動送風機12からの排気風から塵埃を集塵して掃除機本体11の外部へと排出させる。 【0024】またさらに、この後輪フィルタ55は、外径寸法が後輪凹部51の内径寸法と略等しく形成されている。そして、この後輪フィルタ55は、内径寸法が車軸部52の外径寸法と略等しく形成されており、内周に車軸部52の外周面が嵌挿されている。さらに、この後輪フィルタ55は、厚さ寸法T2が後輪凹部51の深さ寸法T1よりも大きく形成されている。このため、この後輪フィルタ55は、図3に示すように、従動後輪46の掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11の外面から掃除機本体11の外部へ寸法(T2−T1)分突出している。この結果、この後輪フィルタ55に、バンパとしての機能を持たせることができる。 【0025】そして、ケース体15の後側面上側には、たとえばABS樹脂などの合成樹脂にて成形した略矩形板状の後部パネル61が、長手方向を掃除機本体11の幅方向に略沿わせた状態で取り付けられている。さらに、この後部パネル61における掃除機本体11の進行方向後側の面には、略矩形状の本体凹部62が設けられている。この本体凹部62は、電動送風機室32の後側略全域にわたって形成されている。また、この本体凹部62は、後部パネル61における掃除機本体11の進行方向後側の面から、掃除機本体11の進行方向前向きに略沿った水平方向に向かって深さ寸法T3分突出して形成されている。 【0026】さらに、この本体凹部62は、後部パネル61の長手方向である掃除機本体11の幅方向に長手方向を略沿わせた状態で形成されている。そして、この本体凹部62の略中心域には、この本体凹部62の内形寸法よりも小さい内形寸法を有した排気口としての略矩形状の本体排気口63が設けられている。この本体排気口63は、本体凹部62の内形全体に略沿った形状、すなわち掃除機本体11の幅方向に長手方向を略沿わせた状態に形成されている。また、この本体排気口63は、本体凹部62を掃除機本体11の進行方向に略沿った水平方向に貫通して形成され、電動送風機12の排気側である電動送風機室32に連通している。 【0027】そして、この本体排気口63内には、正面視略十字板状の排気部リブ64が、本体排気口63における掃除機本体11の高さ方向および幅方向に互いに対向する辺の間に架け渡して設けられている。この排気部リブ64は、掃除機本体11の高さ方向および幅方向にそれぞれ略沿った、たとえば各1列の格子状に形成されている。このため、本体排気口63は、たとえば掃除機本体11の高さ方向および幅方向に沿ってそれぞれ2列、計4つに分割されている。さらに、この排気部リブ64は、掃除機本体11の進行方向後側の面が本体凹部62における掃除機本体11の進行方向後側の面と略面一となっている。 【0028】また、本体排気口63には、フィルタ体としての本体フィルタ65が取り付けられている。この本体フィルタ65は、本体凹部62の内形に略沿った略矩形状に形成され、排気部リブ64および本体凹部62に、たとえば接着剤などにて接着して固定されている。また、この本体フィルタ65は、後輪フィルタ55と同様に、たとえば不織布、あるいは発泡性ウレタンなどの弾性および通気性を有する部材にて形成され、開口方向が互いに交差し合う図示しない小孔を複数有している。そして、この本体フィルタ65は、本体排気口63に排出された電動送風機12からの排気風から塵埃を集塵して掃除機本体11の外部へと排出させる。 【0029】さらに、この本体フィルタ65は、厚さ寸法T4が本体凹部62の深さ寸法T3よりも大きく形成されている。このため、この本体フィルタ65は、図3に示すように、掃除機本体11の外面である後部パネル61における掃除機本体11の進行方向後側の面から、掃除機本体11の外部であるこの掃除機本体11の進行方向後側へ寸法(T4−T3)分突出している。この結果、この本体フィルタ65に、バンパとしての機能を持たせることができる。 【0030】またさらに、後部パネル61のコードリール室41の後側には、略矩形状のコード口71が形成されている。このコード口71は、掃除機本体11の幅方向に長手方向が略沿った状態で形成されている。さらに、このコード口71は、掃除機本体11の高さ方向の上側寄りに形成されている。そして、このコード口71の内側面の下側は、掃除機本体11の進行方向前側に向かって上方向に傾斜した傾斜面となっている。 【0031】また、このコード口71内の上側には、略矩形状のコード引出口72が設けられている。このコード引出口72は、掃除機本体11の幅方向に長手方向が略沿った状態で、掃除機本体11の進行方向に略沿った水平方向に後部パネル61を貫通して開口されている。このコード引出口72からは、電源コード45が掃除機本体11の外部に引き出されるとともに電動送風機12を通過した排気風が排出される。さらに、このコード引出口72は、電源コード45のプラグ部45aの外形よりも開口面積が小さく形成されており、これによりこのプラグ部45aがコードリール室41に入り込むことが防止される。 【0032】次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。 【0033】まず、掃除機本体11の開閉蓋14bを下部ケース13に対して回動させて掃除機本体11の集塵室31を開口し、この集塵室31に図示しない集塵パックを取り付けた後、開閉蓋14bを下部ケース13に対して回動させて集塵室31を閉塞する。 【0034】次いで、先端に床ブラシ28が連通接続された延長管27の基端をホース体22の手許操作部23の先端に連通接続するとともに、このホース体22の基端を掃除機本体11の本体吸込口21に連通接続する。 【0035】この状態で、掃除機本体11のコード口71のコード引出口72から電源コード45のプラグ部45aを引き出して、このプラグ部45aを壁面のコンセント部に接続する。 【0036】この後、ホース体22の把持部25を把持した状態で、このホース体22の手許操作部23の所定の設定ボタン24をオンし、掃除機本体11内の電動送風機12を駆動させる。 【0037】すると、床ブラシ28の先端から空気とともに塵埃が吸い込まれて吸気風となる。そして、この塵埃を含んだ吸気風は、床ブラシ28から延長管27およびホース体22を順次通過した後、掃除機本体11の本体吸込口21へと導かれて、この掃除機本体11の集塵室31内に収容された集塵パックへと送られる。 【0038】このとき、この集塵パック内へと送られた吸気風に漂う塵埃は、この集塵パックを通過する際に、この集塵パックに捕捉されて、この集塵パック内に集塵される。 【0039】さらに、この集塵パックを通過した吸気風は、隔壁用リブ33の図示しない通気口を介して電動送風機室32および電動送風機12のファンカバー34の吸入口35へと吸気される。 【0040】そして、この吸気風は電動送風機12を通過して排気風となり、コードリール室41、後輪排気口53および本体排気口63へと排出される。 【0041】ここで、コードリール室41へと排出された排気風は、このコードリール室41に収容されたコードリール42の排気風流通孔44を介してこのコードリール42に排出され、電源コード45を冷却して、コード引出口72を介して掃除機本体11の外部へと排出される。 【0042】一方、後輪排気口53および本体排気口63へと排出された排気風は、この排気風に残留した塵埃を後輪フィルタ55および本体フィルタ65の小孔を通過する際に集塵された後、掃除機本体11の外部へと排出される。 【0043】そして、掃除の際に掃除機本体11が障害物としての壁などに接近すると、従動後輪46および後部パネル61から突出した後輪フィルタ55および本体フィルタ65がこの壁などに接触して衝撃を緩衝し、掃除機本体11が直接壁などに衝突して掃除機本体11および壁などが傷つくことを防止する。 【0044】また、作業者が取手16を把持して掃除機本体11を持ち運ぶ際にこの掃除機本体11が落下などした場合、あるいは取手16を上側にしてこの掃除機本体11を床面に載置した場合などには、本体フィルタ65が床面と接触して衝撃を緩衝し、この床面および掃除機本体11が傷つくことを防止する。 【0045】上述したように、上記第1の実施の形態によれば、後輪フィルタ55および本体フィルタ65を掃除機本体11より外部へ突出させたことにより、これら後輪フィルタ55および本体フィルタ65にバンパとしての機能を持たせることができるため、掃除機本体11に後輪排気口53および本体排気口63とは別個にバンパを設ける必要がなくなるので、構成を簡単にできるとともに、後輪排気口53および本体排気口63の面積を大きくしても、これら後輪排気口53および本体排気口63からの排気が別個のバンパで阻止されることを防止できる。 【0046】また、掃除機本体11の進行方向後側および側方にバンパを備えたことにより、掃除の際にこの掃除機本体11が壁などの障害物に当たった際の衝撃を緩衝するため、これら壁などを傷つけにくくできる。 【0047】さらに、後輪排気口53および本体排気口63にスポーク54および排気部リブ64を設け、後輪フィルタ55および本体フィルタ65を、これらスポーク54および排気部リブ64に接着して固定したことにより、これら後輪フィルタ55および本体フィルタ65を後輪排気口53および本体排気口63に確実に固定できる。 【0048】そして、後部パネル61に、比較的開口面積の大きい本体排気口63を設けたことにより、比較的小径の排気孔などをこの後部パネル61に複数設ける必要がなくなるため、この後部パネル61の射出成形用の金型の構造およびメンテナンスが簡単になるので、製造性を向上できる。 【0049】また、後輪フィルタ55および本体フィルタ65は、開口方向が互いに交差した小孔を複数有することにより、電動送風機12からの排気風がこれら後輪フィルタ55および本体フィルタ65を通過する際に互いに干渉し合う。この結果、これら後輪フィルタ55および本体フィルタ65を介して排出される排気風の風速を、電動送風機12の吸引力を低下させることなく低減できる。 【0050】なお、上記第1の実施の形態において、後輪フィルタ55および本体フィルタ65は、それぞれ両面テープなど他の方法で後輪凹部51および本体凹部61に取り付けてもよい。 【0051】次に、本発明の第2の実施の形態を図6および図7を参照して説明する。 【0052】この図6ないし図7に示す実施の形態は、図1ないし図5に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、後輪排気口53のスポーク54には、従動後輪46の周方向に沿って一つ置き、すなわち4つのスポーク54の長手方向の中心域に、略円形状の後輪固定孔81が設けられている。これら後輪固定孔81は、スポーク54の幅寸法よりも小さい直径寸法を有している。また、これら後輪固定孔81は、各スポーク54を掃除機本体11の幅方向に略沿って貫通して設けられている。また、後輪排気口53には、後輪フィルタ55と略等しい形状を有した略環状のフィルタ本体としての後輪フィルタ82が、保持体としての後輪用固定体83にて取り付けられている。 【0053】ここで、後輪フィルタ82は、たとえば不織布、あるいは発泡性ウレタンなどの弾性および通気性を有する部材にて形成され、開口方向が互いに交差し合う図示しない小孔を複数有している。また、この後輪フィルタ82は、後輪フィルタ55と略等しい厚さ寸法T2に形成されている。 【0054】さらに、この後輪フィルタ82には、後輪固定孔81とそれぞれ対応した位置に、略円形状の貫通孔82aが設けられている。これら貫通孔82aは、後輪フィルタ82の厚さ方向である掃除機本体11の幅方向にこの後輪フィルタ82を貫通して設けられている。また、これら貫通孔82aは、後輪固定孔81の内径寸法と略等しい内径寸法を有している。 【0055】一方、後輪用固定体83は、たとえばABS樹脂などの合成樹脂にて成形されており、略円環状の基部83aを備えている。この基部83aは、後輪フィルタ82の内径寸法と略等しい内径寸法を有している。 【0056】さらに、この基部83aには、この基部83aの周方向である従動後輪46の周方向に沿った面から放射状、すなわちこの基部83aの径方向に突出した略矩形板状の固定アーム83bが複数、たとえば8つ設けられている。これら固定アーム83bは、それぞれスポーク54と対応した位置、すなわち従動後輪46の周方向に沿って略等角度に離間されて設けられている。また、これら固定アーム83bは、突出方向の寸法が後輪フィルタ82の外径寸法と内径寸法との差よりも小さく形成されている。これにより、これら固定アーム83bは、後輪フィルタ82を後輪排気口53に取り付けた状態で、後輪フィルタ82の外周から正面視で突出しなくなっている。 【0057】そして、これら固定アーム83bには、後輪固定孔81および貫通孔82aに対応した位置、すなわち従動後輪46の周方向に沿って一つ置きの4つの固定アーム83bに、略円柱形状の突出部83cが設けられている。これら突出部83cは、各固定アーム83bの厚さ方向、すなわち掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11側に突出して設けられている。また、これら突出部83cは、外径寸法が後輪固定孔81および貫通孔82aの内径寸法と略等しく形成されている。さらに、この突出部83cは、突出方向の寸法が後輪フィルタ82の厚さ寸法T2よりもやや大きく形成されている。 【0058】また、これら突出部83cの先端側には、この突出部83cの外径寸法よりも大きい外径寸法を有した略円錐形状の固定爪83dがそれぞれ連接形成されている。これら固定爪83dは、尖端側が掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11側に突出して形成されている。 【0059】またさらに、これら突出部83cおよび固定爪83dには、これら突出部83cおよび固定爪83dの中心軸に略沿って、図示しないスリットが形成されている。このスリットにより、突出部83cおよび固定爪83dは、たとえば正面視で略半円状に2つに分割されている。 【0060】そして、後輪用固定体83にて後輪フィルタ82を後輪排気口53に取り付ける際に、突出部83cおよび固定爪83dが後輪固定孔81および貫通孔82aに嵌挿されると、スリットによりこれら突出部83cおよび固定爪83dが、これら突出部83cおよび固定爪83dの中心軸方向に撓む。さらに、固定爪83dが各後輪固定孔81を貫通すると、突出部83cおよび固定爪83dを形成する部材が有する弾性力により、これら突出部83cおよび固定爪83dがスポーク54の掃除機本体11側で復元して、固定爪83dがスポーク54の掃除機本体11側の面に係合する。この結果、後輪用固定体83は、後輪フィルタ82を、従動後輪46における掃除機本体11の幅方向の外面から掃除機本体11の外部であるこの掃除機本体11の側方に突出した状態で、潰れるように後輪排気口53に着脱可能に保持している。 【0061】また、本体排気口63の排気部リブ64は、この排気部リブ64の略中心域に、略円形状の本体固定孔84が設けられている。この本体固定孔84は、排気部リブ64の幅寸法よりも小さい外径寸法を有し、掃除機本体11の進行方向に略沿った水平方向に沿ってこの排気部リブ64を貫通して設けられている。 【0062】さらに、本体排気口63には、本体フィルタ65と略等しい形状を有したフィルタ本体としての略矩形状の本体フィルタ85が、保持体としての本体用固定体86を介して取り付けられている。 【0063】ここで、この本体フィルタ85は、本体フィルタ65と同様に、たとえば不織布、あるいは発泡性ウレタンなどの弾性および通気性を有する部材にて形成され、開口方向が互いに交差し合う図示しない小孔を複数有している。また、この本体フィルタ85は、本体フィルタ65と略等しい厚さ寸法T4に形成されている。 【0064】またさらに、この本体フィルタ85には、掃除機本体11の進行方向の面の略中心域に、略円形状の貫通孔85aが設けられている。この貫通孔85aは、本体フィルタ85を、この本体フィルタ85の厚さ方向である掃除機本体11の進行方向に略沿った水平方向に貫通して設けられている。また、この貫通孔85aは、本体固定孔84に対応した位置に設けられ、この本体固定孔84の内径寸法と略等しい内径寸法を有している。 【0065】一方、本体用固定体86は、たとえばABS樹脂などの合成樹脂にて成形されている。また、この本体用固定体86は、掃除機本体11の高さ寸法および幅寸法に略沿った略十字板状に形成された固定アーム86aを備えている。この固定アーム86aは、高さ方向に沿った寸法および幅方向に沿った寸法が、それぞれ本体フィルタ85の幅寸法および長手寸法と略等しく形成されている。この結果、これら固定アーム86aは、本体フィルタ85を本体排気口63に取り付けた状態で、この本体フィルタ85の外周から正面視で突出しなくなっている。 【0066】また、この固定アーム86aにおける掃除機本体11の進行方向前側の面の略中心域には、略円柱形状の突出部86bが設けられている。この突出部86bは、掃除機本体11の進行方向前向きに略沿った水平方向に突出して形成されている。またさらに、この突出部86bは、長さ寸法が本体フィルタ85の厚さ寸法T4よりもやや大きく形成され、本体固定孔84および貫通孔85aの内径寸法と略等しい内径寸法を有している。 【0067】さらに、この突出部86bの先端側には、この突出部86bの外径寸法よりも大きい外径寸法を有した略円錐状の固定爪86cが連接形成されている。この固定爪86cは、尖端側が掃除機本体11の進行方向前側に突出して形成されている。 【0068】またさらに、これら突出部86bおよび固定爪86cには、これら突出部86bおよび固定爪86cの中心軸に略沿って、スリット86dが形成されている。これらスリット86dにより、これら突出部86bおよび固定爪86cは、たとえば掃除機本体11の幅方向に、正面視で略半円状に2つに分割されている。 【0069】そして、本体用固定体86にて本体フィルタ85を本体排気口63に取り付ける際に、突出部86bおよび固定爪86cが本体固定孔84および貫通孔85aに嵌挿されると、スリット86dによりこれら突出部86bおよび固定爪86cが、これら突出部86bおよび固定爪86cの中心軸方向に撓む。さらに、固定爪86cが後輪固定孔81を貫通すると、これら突出部86bおよび固定爪86cを形成する部材が有する弾性力により、これら突出部86bおよび固定爪86cが本体排気口63の掃除機本体11の進行方向前側で復元して、固定爪86cが排気部リブ64の掃除機本体11の進行方向前側の面に係合する。この結果、本体用固定体86は、本体フィルタ85を、後部パネル61における掃除機本体11の進行方向後側の面から、この掃除機本体11の外部であるこの掃除機本体11の後側に突出した状態で、潰れるように本体排気口63に着脱可能に保持している。 【0070】そして、集塵室31に図示しない集塵パックを取り付け、電源コード45のプラグ部45aを壁面のコンセント部に接続し、把持部25を把持しつつ所定の設定ボタン24にて電動送風機12を駆動させるなど、第1の実施の形態と同様に掃除する。 【0071】この際にも、従動後輪46および後部パネル61から突出した後輪フィルタ82および本体フィルタ85が壁、あるいは床面などに接触して衝撃を緩衝し、掃除機本体11、壁および床面などが傷つくことを防止する。 【0072】上述したように、上記第2の実施の形態によれば、後輪排気口53および本体排気口63にそれぞれ後輪フィルタ82および本体フィルタ85を取り付けるなど、第1の実施の形態と同様の構成を有することにより、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0073】また、後輪フィルタ82および本体フィルタ85を、それぞれ後輪用固定体83および本体用固定体86にて後輪排気口53および本体排気口63に取り付けたことにより、これら後輪フィルタ82および本体フィルタ85を接着することなくより確実に固定できる。 【0074】さらに、後輪フィルタ82および本体フィルタ85が後輪排気口53および本体排気口63に着脱可能であるため、これら後輪フィルタ82および本体フィルタ85が破損した場合には容易に交換でき、これら後輪フィルタ82および本体フィルタ85が汚れた場合には容易に洗浄できる。 【0075】次に、本発明の第3の実施の形態を図8および図9を参照して説明する。 【0076】この図8および図9に示す実施の形態は、図6および図7に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、後輪凹部51の内側面には、複数、たとえば4つの略矩形状の後輪嵌合溝91が設けられている。これら後輪嵌合溝91は、後輪凹部51の周方向に沿って略等間隔に離間され、この後輪凹部51の周方向に長手方向を略沿わせた状態で設けられている。また、後輪排気口53には、後輪フィルタ82が、後輪用固定体83を介して取り付けられている。 【0077】ここで、後輪用固定体83は、後輪凹部51の内径寸法、すなわち後輪フィルタ82の外径寸法と略等しい外径寸法を有した略円環状に形成されている。また、この後輪用固定体83の略中心域には、後輪フィルタ82の内径寸法と略等しい内径寸法を有した中心環部92がこの後輪用固定体83と同心状に設けられている。 【0078】そして、この中心環部92の外周と後輪用固定体83の内周との間には、略矩形板状のリブ93が、この後輪用固定体83の径方向に略沿って複数、たとえば8つ架け渡して設けられている。これらリブ93は、中心環部92の周方向である従動後輪46の周方向に沿って略等角度に離間されて設けられている。これらリブ93により、後輪用固定体83の内周と中心環部92の外周との間の領域は、後輪用固定体83の径方向に略沿って拡開された略扇形状に形成され、後輪用固定体83の周方向に略沿って8つに分割されている。 【0079】さらに、後輪用固定体83の外周には、略矩形板状の突出部94が複数、たとえば4つ設けられている。これら突出部94は、後輪用固定体83の周方向に略等間隔に離間されて形成されている。また、これら突出部94は、掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11側に突出して設けられている。これら突出部94の突出方向の寸法は、後輪フィルタ82の厚さ寸法T2よりも小さく形成されている。 【0080】そして、これら突出部94の先端側には、平面視で後輪嵌合溝91よりもやや小さい外形寸法を有した平面視略矩形状の固定爪94aがそれぞれ連接形成されている。これら固定爪94aは、側面視で略三角形状に形成され、掃除機本体11の幅方向における掃除機本体11側および後輪用固定体83の径方向に尖端が向けられて形成されている。さらに、これら固定爪94aは、正面視で後輪用固定体83の外周からこの後輪用固定体83の径方向にわずかに突出している。 【0081】この後輪用固定体83にて後輪フィルタ82を後輪排気口53に取り付ける際には、突出部94にて後輪フィルタ82の外周を挟持しつつ、これら突出部94の固定爪94aを各後輪嵌合溝91に嵌合させて取り付ける。この結果、後輪用固定体83は、後輪フィルタ82を、従動後輪46における掃除機本体11の幅方向の外面から、この掃除機本体11の側方に突出した状態で、潰れるように後輪排気口53に着脱可能に保持している。 【0082】また、後部パネル61の本体凹部62には、掃除機本体11の高さ方向および幅方向にそれぞれ互いに対向する内側面に、複数、たとえば2つずつ、計8つの略矩形状の本体嵌合溝95がそれぞれ互いに離間されて設けられている。これら本体嵌合溝95は、これら本体嵌合溝95が設けられた本体凹部62の各内側面の長手方向に長手方向を略沿わせた状態で設けられている。さらに、本体排気口63には、本体フィルタ85が、本体用固定体86を介して取り付けられている。 【0083】ここで、本体用固定体86は、本体フィルタ85の幅方向および長手方向の外側面に沿った略矩形のフレーム状に形成されている。また、この本体用固定体86の掃除機本体11の進行方向後側には、この本体用固定体86の長手方向である掃除機本体11の幅方向に略沿って、略矩形板状のリブ96が形成されている。このため、本体用固定体86の掃除機本体11の進行方向後側は、この本体用固定体86の幅方向である掃除機本体11の高さ方向に、たとえば2つに分割されて、正面視略日字状に形成されている。 【0084】さらに、この本体用固定体86における掃除機本体11の高さ方向および幅方向の各辺には、略矩形板状の突出部97が、複数、たとえばそれぞれ2つずつ、計8つ、掃除機本体11の進行方向前側に突出して形成されている。これら突出部97は、本体嵌合溝95にそれぞれ対応した位置に設けられている。また、これら突出部97は、突出方向の寸法が本体フィルタ85の厚さ寸法T4よりも小さく形成されている。 【0085】またさらに、これら突出部97の先端側には、平面視で本体嵌合溝95よりもやや小さい外形寸法を有した平面視略矩形状の固定爪97aがそれぞれ連接形成されている。この固定爪97aは、側面視で略三角形状に形成されており、掃除機本体11の進行方向前側および本体用固定体86の外側方向に尖端が向けられて形成されている。また、これら固定爪97aは、正面視で本体用固定体86の外周からこの本体用固定体86の外側にわずかに突出している。 【0086】この本体用固定体86にて本体フィルタ85を本体排気口63に取り付ける際には、突出部97にて本体フィルタ85の外周を挟持しつつ、これら突出部97の固定爪97aを各本体嵌合溝95に嵌合させて取り付ける。この結果、本体用固定体86は、本体フィルタ85を、後部パネル61における掃除機本体11の進行方向後側の面から、この掃除機本体11の後側に突出した状態で、潰れるように本体排気口63に着脱可能に保持している。 【0087】そして、集塵室31に図示しない集塵パックを取り付け、電源コード45のプラグ部45aを壁面のコンセント部に接続し、把持部25を把持しつつ所定の設定ボタン24にて電動送風機12を駆動させるなど、第2の実施の形態と同様に掃除する。 【0088】この際にも、従動後輪46および後部パネル61から突出した後輪フィルタ82および本体フィルタ85が壁、あるいは床面などに接触して衝撃を緩衝し、掃除機本体11、壁および床面などが傷つくことを防止する。 【0089】上述したように、上記第3の実施の形態によれば、後輪排気口53および本体排気口63にそれぞれ後輪フィルタ82および本体フィルタ85を、後輪用固定体83および本体用固定体86を介して取り付けるなど、第2の実施の形態と同様の構成を有することにより、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0090】また、後輪用固定体83および本体用固定体86にて、後輪フィルタ82および本体フィルタ85を挟持しつつそれぞれ後輪排気口53および本体排気口63に取り付けるため、後輪フィルタ82および本体フィルタ85をより確実に後輪排気口53および本体排気口63に固定できる。 【0091】なお、上記第2の実施の形態および第3の実施の形態において、後輪用固定体83および本体用固定体86は、それぞれ後輪排気口53および本体排気口63から着脱可能にしない構成にもでき、また、後輪フィルタ82および本体フィルタ85は、潰れた状態に保持されなくてもよい。 【0092】また、後輪用固定体83は、後輪フィルタ82を確実に後輪排気口53に保持できれば、他の形状にしてもよい。同様に、本体用固定体86は、本体フィルタ85を確実に本体排気口63に保持できれば、他の形状にしてもよい。 【0093】また、上記各実施の形態において、後輪排気口53を設けずに、電動送風機12からの排気風を本体排気口63のみから排出させる構成でもよい。あるいは、本体排気口63を設けずに、電動送風機12からの排気風を後輪排気口53のみから排出させる構成でもよい。 【0094】さらに、後輪フィルタ55,82および本体フィルタ65,85は、弾性および通気性を有していれば、ゴム材など他の部材で形成されていてもよい。 【0095】 【発明の効果】本発明によれば、電動送風機からの排気風を集塵するフィルタ体が掃除機本体より外部へ突出したことにより、このフィルタ体にバンパとしての機能を持たせることができるため、バンパを排気口とは別個に設ける必要がなくなるので、排気口の総面積を確保しつつ緩衝作用を備えることができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
|
| 【出願日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外1名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−190055(P2003−190055A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月8日(2003.7.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−395042(P2001−395042) |
|