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【発明の名称】 真空掃除機の補助吸込み具の取付装置
【発明者】 【氏名】キム ヨン−ベ

【要約】 【課題】掃除機本体に容易に取り付けでき、補助吸込み具の保管及び使用を簡便にする真空掃除機の補助吸込み具の取付装置を提供することを目的とする。

【解決手段】真空掃除機の補助吸込み具の取付装置であって、車輪の上部をカバーするように本体から外側に延長された車輪のフェンダー部52と、排気部の上部を形成するように本体から外側に延長され、前記車輪のフェンダー部に近接して形成される排気部形成延長部54と、前記車輪のフェンダー部と排気部形成延長部との間に形成され、上端部の一側内部面から内側に延設された係止段72を有し、上端部が開口した係合箱部材70と、該係合箱部材に下方に挿入可能であり、前記係止段72の下側に係合される係止突起64aが設けられているU字状の弾性係合端部64を有し、上部には複数個の補助吸込み具Sが結合される補助吸込み具の取付部材とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内部に設けられる吸込手段と、下端部に設けられる複数個の車輪と、吸込手段により吸い込まれた空気中に含まれた塵芥を濾過した後、排気させる排気部とを有する真空掃除機の補助吸込み具の取付装置であって、前記車輪の上部をカバーするように本体から外側に延長された車輪のフェンダー部(52)と、前記排気部の上部を形成するように本体から外側に延長され、前記車輪のフェンダー部に近接して形成される排気部形成延長部(54)と、前記車輪のフェンダー部と排気部形成延長部との間に形成され、上端部の一側内部面から内側に延設された係止段(72)を有し、前記上端部が開口した係合箱部材(70)と、該係合箱部材に下方に挿入可能であり、前記係止段(72)の下側に係合される係止突起(64a)が設けられているU字状の弾性係合端部(64)を有し、上部には複数個の補助吸込み具(S)が結合される補助吸込み具の取付部材とを備えることを特徴とする補助吸込み具の取付装置。
【請求項2】 前記係合端部の両側面には、さらに、係合箱部材の内側の前後面に弾性的に接触する複数個の支持突起(64b、64c)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の補助吸込み具の取付装置。
【請求項3】 前記支持突起(64b)が、係止突起(64a)と同一の面でその下側に設けられ、前記支持突起(64b)と係止突起(64a)は、係合箱部材の横方向の幅(Wa)に対応する長さを有するように設けられ、係合端部(64)の横方向の動きを防止することを特徴とする請求項2に記載の補助吸込み具の取付装置。
【請求項4】 前記係止突起(64a)が、係合箱部材(70)の内部面に密着できるように係合箱部材の横方向の幅に対応する横方向の長さを有することを特徴とする請求項1に記載の補助吸込み具の取付装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機の補助吸込み具の取付装置に関し、より詳しくは、補助吸込み具をより簡便に真空掃除機の本体に着脱可能であり、補助吸込み具の保管及び使用が便利な真空掃除機の補助吸込み具の着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、一般の真空掃除機の構成について図6を参照して説明する。図示のように、真空掃除機1は、吸引力を発生させるモータ等が組み込まれた本体10と、該本体に着脱可能な連結ホース14と、上端部には取っ手13が設けられた延長管11と、該延長管11の端部に設けられる吸込部12とを備えている。
【0003】前記連結ホース14は、その端部に設けられているホース接続部15を介して本体に着脱可能に設けられている。また、前記延長管11の下端部に設けられている吸込部12は、例えば、床面等の平面上に若干の間隔をおいて接触して移動しながら、塵芥を含む空気を吸い込むものである。前記吸込部12は、延長管11に着脱可能に設けられている。
【0004】しかし、前記吸込部12は、平面状の床面から空気を吸い込みやすくなっているので、例えば、隅の部分又は寝具類等には好適に使用することができなかった。従って、吸込部12の他に、別途の補助吸込み具が掃除機と共に提供されている。このような補助吸込み具は、例えば、テーパー状の吸込み具、ブラシ状の吸込み具、及び寝具用吸込み具等に大別されている。このような補助吸込み具は、前記吸込部12を延長管11の端部から取り外した後、別途に前記延長管11の下端部に取り付けて必要な個所で使用するようになる。
【0005】この補助吸込み具は、掃除機とは別途に提供されるので、一般に、使用者はこの補助吸込み具を真空掃除機とは別途に保管している。このように補助吸込み具を別途に保管する場合は、その使用時、保管場所から持ってきて差し替えなければならないという煩わしさがあった。
【0006】真空掃除機において、補助吸込み具を掃除機本体と共に保管することができれば、補助吸込み具の保管及び使用時の諸問題を解決することができる。即ち、掃除機本体に補助吸込み具を着脱可能に構成すると、補助吸込み具の保管等における問題を解決することができることは自明である。しかし、掃除機本体に補助吸込み具を着脱可能に構成するにあたって、実質的に使用の便利性及び取付状態の簡便さ等が前提されなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、真空掃除機に提供される補助吸込み具を掃除機本体に容易に取り付けて使用できるようにし、補助吸込み具の保管及び使用を簡便にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による真空掃除機の補助吸込み具の取付装置は、内部に設けられる吸込手段と、下端部に設けられる複数個の車輪と、吸込手段により吸い込まれた空気中に含まれた塵芥を濾過した後、排気させる排気部とを備える真空掃除機の補助吸込み具の取付装置であって、前記車輪の上部をカバーするように本体から外側に延長された車輪のフェンダー部と、前記排気部の上部を形成するように本体から外側に延長され、前記車輪のフェンダー部に近接して形成される排気部形成延長部と、前記車輪のフェンダー部と排気部形成延長部との間に形成され、上端部の一側内部面から内側に延設された係止段を有し、上端部が開口した係合箱部材と、該係合箱部材に下方に挿入可能であり、前記係止段の下側に係合される係止突起が設けられているU字状の弾性係合端部を有し、上部には複数個の補助吸込み具が結合される補助吸込み具の取付部材とを備えていることを特徴とする。
【0009】また、前記係合端部の両側面には、さらに、係合箱部材の内側の前後面に弾性的に接触する複数個の支持突起が設けられている。また、前記複数個の支持突起のうちのいずれか一つは、係合端部の係止突起と同一の面でその下側に設けられ、前記支持突起と係止突起は、係合箱部材の横方向の幅に対応する長さを有するように設けられ、係合端部の横方向の動きを防止することができるようになっている。また、係合端部の係止突起は、係合箱部材の内部面に密着できるように係合箱部材の横方向の幅に対応する横方向の長さを有するように構成されてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。図1は、本発明による補助吸込み具の取付部材60が取り付けられている真空掃除機本体50の斜視図であり、図2は、その側面図である。真空掃除機の本体50の内部には、塵芥を含む空気を吸い込む吸込みモータが組み込まれている。また、このような吸込みモータを介して本体50の内部に吸い込まれる空気中に含まれた塵芥は、内部の濾過装置により濾過され、新鮮な空気は、本体50の側面に形成されている排気部56を介して外部に排出されている。また、前記本体50の後方の下側には、本体が床面に対し円滑に転がるように一対の車輪58が取り付けられている。
【0011】真空掃除機の本体50の外部ケーシング51には、前記車輪58の上部を覆うように車輪のフェンダー部52が一体に延設されている。また、本体50の外部ケーシング51には、前記排気部56の上部を形成する排気部形成延長部54が一体に設けられている。本体50の外部ケーシング51から側面に一体に延設された前記車輪のフェンダー部52と排気部形成延長部54は、外部ケーシングから外側に突設されるものであり、前記外部ケーシング51の側面から略直角に近い角度を有し、外部ケーシング51の側面に突設されている。
【0012】本発明によると、狭い場所の塵芥を吸い込むテーパー状の補助吸込み具Sa及び家具用補助吸込み具Sb等を含む補助吸込み具Sを着脱可能な補助吸込み具の取付部材60は、前記車輪のフェンダー部52と排気部形成延長部54との間の空間部に結合されるように構成されている。前記補助吸込み具の取付部材60に着脱される補助吸込み具Sは、図示の以外にも、ブラシ状の補助吸込み具等であってもよい。
【0013】図示のように側面からみたとき、それぞれ部分的な円形を有する前記車輪のフェンダー部と排気部形成延長部54との間は略V字状に形成されている。また、本発明による補助吸込み具の取付部材60も、図3に示すように略V字状になっている。前記補助吸込み具の取付部材60の一側上面には、前記補助吸込み具Sが挿着されるパイプ状の装着部62a、62bが設けられている。従って、前記補助吸込み具Sは、前記装着部62a、62bに嵌着されるようになる。また、前記補助吸込み具の取付部材60の下端部は、U字状の係合端部64となっている。前記係合端部64は、後述する係合箱部材70に着脱可能に結合される。
【0014】また、前記補助吸込み具の取付部材60の係合端部64の両側面には、係止突起64a及び複数個の支持突起64b、64cが設けられている。合成樹脂材で射出成形される前記補助吸込み具の取付部材60は、前記係合端部64の部分で一定の弾性を有している。前記車輪のフェンダー部52と排気部形成延長部54との間には、前記係合端部64が着脱可能に結合される係合箱部材70が固定されている。前記係合箱部材70は、本体の外部ケーシング51に一体に成形されることが好ましい。
【0015】前記係合箱部材70は、少なくとも上端部が開口した箱状に成形されている。図示の実施形態では、前記係合箱部材70は、下端部も開口した筒状を有している。また、図2の拡大部分に示すように、開口した上端部には内側に突設された係止段72が設けられている。前記係合端部64は、前記係合箱部材70の内側に挿入され係合されている。即ち、前記係合端部64の一側面に設けられている係止突起64aが前記係止段72の下面に係止されると、一旦、前記補助吸込み具の取付部材60は、前記係合箱部材70の内部に収容されるようになる。この状態で、前記係合端部64の支持突起64b、64cは、それぞれ前記係合箱部材70の内側面に接触して取付部材60が係合箱部材70の内側に係合された状態を維持させるようになる。
【0016】また、図2のA−A線の断面図である図4に示すように、前記係合箱部材70の上端部から内側に突設される係止段72及びその下面に係合される係止突起64aは、右側に設けられ、その下部の支持突起64bは、左側に設けられている。前記係止突起64aと支持突起64bとの間の間隔は、実質的に前記係合箱部材70の横方向の幅Waに対応している。従って、前記取付部材60が係合箱部材70の内側に挿着されると、前記係止突起64a及び支持突起64bは、係合箱部材70にちょうど嵌合するようになり、前後方向への不要な動きを防止することができる。
【0017】しかし、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。前記係合端部64と係合箱部材70との間の結合関係に対しては、他の多くの変形が可能であることは言うまでもない。即ち、前記補助吸込み具の取付部材60の下端部に設けられるU字状の係合端部64が、前記係合箱部材70に着脱可能に結合できる技術的範囲内で他の多くの変形が可能なことは当然であろう。
【0018】図5は、補助吸込み具の結合部材の係合端部と係合箱部材の他の実施形態を示している。図5に示すように、前記係合箱部材170の上端部の両内側端部に一対の係止段172、174を設け、前記それぞれの係止段172、174の下面に係止するように、係合端部164の両側に係止突起162、163を設けてもよい。このような構成においても、前記係合端部164を内側に弾性的に変形させることにより、前記係合箱部材170に弾性的に着脱可能になる。
【0019】また、図4及び図5に示す実施の形態において、前記係止段72、172及び係止突起64a、162を、前記係合箱部材70、170の横方向の幅Waに対応する全長を有するように形成することにより、前記取付部材60の係合端部64が横方向に動きが発生することが防止できることは当然である。また、上述した図5に示す実施の形態においても、図4に示すような支持突起64b、64cを複数個設けてもよい。
【0020】このような本発明によると、前記補助吸込み具の取付部材60は、掃除機本体50の外部ケーシング51に一体に設けた車輪のフェンダー部52及び排気部形成延長部54の間に着脱可能になっている。また、補助吸込み具Sは、前記取付部材60に着脱可能になっている。従って、複数個の補助吸込み具Sを前記取付部材60に着脱することにより、実質的に真空掃除機の本体50の一側に着脱可能に結合されるようになっている。
【0021】前記補助吸込み具Sが結合された取付部材60が本体50に結合された状態では、掃除機本体50から左右側方向に突出した部分が全くない。従って、実質的に、本発明による取付部材60が本体50に結合されても、取付部材60により掃除機本体50の左右側部分から外側に突出する部分がなく、保管及び移動時の不便は全く生じない。
【0022】このような本発明による取付部材60を用いると、複数個の補助吸込み具Sは掃除機本体50に取り付けられているので、必要に応じていつでも便利に使用することができる。このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に基づいて解釈されるべきであることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】上述した本発明によると、複数個の補助吸込み具が掃除機本体50に取り付けられているので、必要に応じていつでも適宜の補助吸込み具を掃除機に取り付けて使用することができる。また、前記補助吸込み具を別途に保管しないので、別途保管による不便を解決することができる。このような使用上の利点は、実質的に真空掃除機の使用をより便利にする効果を有する。
【出願人】 【識別番号】590001669
【氏名又は名称】エルジー電子株式会社
【出願日】 平成14年4月26日(2002.4.26)
【代理人】 【識別番号】100077517
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
【公開番号】 特開2003−190053(P2003−190053A)
【公開日】 平成15年7月8日(2003.7.8)
【出願番号】 特願2002−125364(P2002−125364)