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【発明の名称】 真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置
【発明者】 【氏名】ヤン ビュン−スン

【要約】 【課題】本発明は、排気フィルタカバーを真空掃除機の本体の外側面に堅固に支持するように構成される締付装置を提供することを目的とする。

【解決手段】複数個の排気孔を有し、内側にフィルタ12を支持している排気フィルタカバー10の内側端部に、内周縁側に突設された係止突起14を形成し、真空掃除機の本体ケーシングの内部に固定されるモータハウジングの側面に設けられる円形の排気部22の円周から側面に突設された排気フランジ部24の外側面に、前記係止突起14が係合される締付溝26を設けて、前記排気フィルタカバー10を固定して成るように構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置において、複数個の排気孔を有し、内側にフィルタ(12)を支持している排気フィルタカバー(10)の内側端部に、内周縁側に突設された係止突起(14)を形成し、真空掃除機の本体ケーシングの内部に固定されるモータハウジングの側面に設けられる円形の排気部(22)の円周から側面に突設された排気フランジ部(24)の外側面に、前記係止突起(14)が係合される締付溝(26)を設けて、前記排気フィルタカバー(10)を固定することを特徴とする真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置。
【請求項2】 真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置において、複数個の排気孔を有し、内側にフィルタを支持している排気フィルタカバー(30)の内側端部に、放射状の外側に突設された係止突起(34)を形成し、真空掃除機の本体ケーシングの内部に固定されるモータハウジングの側面に設けられる円形の排気部(42)の円周から側面に突設された排気フランジ部(44)の内側面に、前記係止突起(34)が係合される締付溝(46)を設けて、前記排気フィルタカバー(30)を固定することを特徴とする真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置。
【請求項3】 前記締付溝は、外側から内側に、直線方向に設けられた挿入部と、該挿入部に直角な排気フランジ部の円周方向に設けられた係合部とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置。
【請求項4】 前記係合部の入口部分に係止段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機に関し、より詳しくは、排気フィルタを掃除機本体に対し支持する排気フィルタカバーを、掃除機本体に堅固に取り付けることができるようにする排気フィルタカバーの締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般の真空掃除機の本体2の一側には、空気が排気される排気部4が設けられている。前記排気部は、真空掃除機の本体の内部に流入される塵芥を含む空気から塵芥が除去された空気を掃除機の外部に排出させるものである。この排気部4は、図5に示すように、上部ケーシング6と下部ケーシング8からなる掃除機の本体ケーシングの一側面に設けられた排気孔6aに、フィルタ4b及び排気フィルタカバー4aを取り付けることにより形成されている。
【0003】前記排気フィルタカバー4aは、その外側の突起4cが、排気孔6aが設けられた本体ケーシングの外側部分の取付溝に挿入されることにより固定されている。また、前記フィルタ4bは、排気空気中に含まれている塵芥を最終的に濾過させるものである。前記フィルタ4bは、前記排気フィルタカバー4aと前記排気孔6aとの間に介在し、前記排気フィルタカバー4aが本体に取り付けられることにより、その間で保持されている。
【0004】このような従来の構造によると、前記排気フィルタカバーが掃除機本体の側面に直接取り付けられていることが分かる。掃除機本体は、掃除のために移動するが、例えば、この移動中に壁等にぶつかると、前記排気フィルタカバーが離脱するおそれがあった。しかも、前記排気フィルタカバーが掃除機本体に結合される部分でも、根本的に堅固な支持構造を提供することができなかった。上述した従来の技術によると、真空掃除機の本体ケーシングに結合される排気フィルタカバーは、堅固な支持構造を提供しなかったという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、排気フィルタカバーを真空掃除機の本体の外側面に堅固に支持するように構成される締付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による真空掃除機の排気フィルタカバーの締付装置は、複数個の排気孔を有し、内側にフィルタを支持している排気フィルタカバーの内側端部に、内周縁側に突設された係止突起を形成し、真空掃除機の本体ケーシングの内部に固定されるモータハウジングの側面に設けられる円形の排気部の円周から側面に突設された排気フランジ部の外側面に、前記係止突起が係合される締付溝を設けて、前記排気フィルタカバーを固定することを特徴とする。
【0007】また、他の実施の形態による締付装置は、複数個の排気孔を有し、内側にフィルタを支持している排気フィルタカバーの内側端部に、放射状の外側に突設された係止突起を形成し、真空掃除機の本体ケーシングの内部に固定されるモータハウジングの側面に設けられる円形の排気部の円周から側面に突設された排気フランジ部の内側面に、前記係止突起が係合される締付溝を設けて、前記排気フィルタカバーを固定することを特徴とする。
【0008】また、前記締付溝は、外側から内側に直線方向に設けられた挿入部と、該挿入部に直角な排気フランジ部の円周方向に設けられた係合部とを備えている。また、前記係合部の入口部分に係止段を設けて、係合された突起の締付状態をより堅固に維持している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。図1に示すように、本発明による排気フィルタカバー10は、外側面に複数個の通気孔を有する円筒状になっている。また、前記排気フィルタカバー10の円周面11には、内部に突設された係止突起14が複数個設けられている。また、排気フィルタカバー10の内側には、排気される空気から塵埃を浄化するためのフィルタ12が設けられている。
【0010】このような本発明の排気フィルタカバー10は、真空掃除機の本体に組み込まれているモータハウジング20に取り付けられる。本発明によると、排気フィルタカバー10を真空掃除機のケーシングの内部に固定されているモータハウジング20に締め付けることにより、従来のものに比べ、より堅固な支持構造を提供することができ、さらに、前記モータハウジング20から排気される空気が、排気フィルタカバー10に円滑に排気されるようになる。
【0011】前記モータハウジング20の側面には、モータハウジングの内部を経由した空気が排気される排気部22が設けられ、前記排気部22は、排気フランジ部24の内側に設けられている。前記排気フランジ部24は、円形の排気部22の円周部分から外側に一定の長さを有して突設されている。また、前記排気フランジ部24の外側部分には、前記係止突起14が弾性的に係合される締付溝26が設けられている。前記締付溝26は、前記係止突起14が弾性的に結合され支持されるものであれば、いずれの構成のものも適用することができる。
【0012】図示の第1の実施の形態では、前記締付溝26は、外側から直線方向に挿入可能に凹設された挿入部26aと、前記挿入部26aから円周方向に直角をなすように形成された係合部26bとからなる。即ち、前記締付溝26は略L字状に設けられ、前記係止突起14が、一度挿入後、回転により完全に係合された状態になるようにし、締付状態をより堅固に維持するように構成されている。
【0013】本発明による排気フィルタカバー10を締め付けるためには、前記係止突起14は、前記締付溝26に挿入されるとき、先ず、前記挿入部26aに挿入された後、排気フィルタカバー10を一定に回転させると、前記係合部26bの端部まで係止突起14が結合され、完全に係合された状態を維持することができる。図2は、このように完全に結合された状態を示す断面図である。図2の符号Cは、真空掃除機の本体のケーシングである。
【0014】また、図示のように、前記係合部26bに係止突起14が完全に挿入されると、合成樹脂材の弾性力により任意に離脱することが防止される。この任意に離脱することをさらに防止するために、前記係合部26bの入口部分に凸状に突出した係止段26cを形成することも好ましい。以上のような第1の実施の形態では、前記排気フィルタカバー10の内側部に内側に向かって突設された係止突起14を形成し、これに対応するモータハウジング20の排気フランジ部24の外周縁部に凹状に締付溝26を形成し、両者が結合するように構成されている。
【0015】次に、図3に示す本発明の第2の実施の形態について説明する。図示のように、この実施の形態では、前記排気フィルタカバー30の円周面41の内側端部には、外側に突出した係止突起34が設けられている。また、モータハウジング40の排気部42の排気フランジ部44には、その内周縁部に締付溝46が設けられている。この実施の形態においても、前記係止突起34が締付溝46に弾性的に係合されることにより、排気フィルタカバー30がモータハウジング40に弾性的に係合される。
【0016】この実施の形態においても、前記締付溝46は、上述した第1の実施の形態の締付溝と同一の形状に構成することができるのは勿論である。本発明によると、フィルタ12が内部に取り付けられている排気フィルタカバー10を、モータハウジング20の排気部22に締め付けて固定することを基本的な技術的思想としている。このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に基づいて解釈されるべきであることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】上述した本発明によると、内部にフィルタが組み込まれている排気フィルタカバーをモータハウジングに直接締め付けるように構成することにより、排気フィルタカバーをより堅固に支持することができる効果がある。また、前記締付溝をL字状に形成すると、排気フィルタカバーがより堅固に締め付けられて支持される効果を有する。
【出願人】 【識別番号】590001669
【氏名又は名称】エルジー電子株式会社
【出願日】 平成14年5月17日(2002.5.17)
【代理人】 【識別番号】100077517
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
【公開番号】 特開2003−190049(P2003−190049A)
【公開日】 平成15年7月8日(2003.7.8)
【出願番号】 特願2002−142968(P2002−142968)