トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 清掃具
【発明者】 【氏名】會田 健二
【住所又は居所】栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会社研究所内

【氏名】鈴木 幹雄
【住所又は居所】栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会社研究所内

【要約】 【課題】平らな面のみならず、凹凸面や変形可能な面も効率よく清掃することができ、被清掃面に過剰な圧力が加わることに起因する損傷を抑制でき、しかも汚れたシートの取り替えが容易な清掃具を提供すること。

【解決手段】本発明の清掃具10は、手で直接把持し得る形状を有する清掃具本体1と、清掃具本体1に巻き付けられるシート7とを具備する。清掃具本体1は、その一部に、弾性変形可能な材料から構成された所定厚みの清掃部6を有する。清掃部6は、清掃具本体1における清掃部6以外の部位よりも軟質である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手で直接把持し得る形状を有する清掃具本体と、該清掃具本体に巻き付けられるシートとを具備する清掃具であって、前記清掃具本体は、その一部に、弾性変形可能な材料から構成された所定厚みを有する清掃部を有し、該清掃部は、前記清掃具本体における前記清掃部以外の部位よりも軟質である清掃具。
【請求項2】 前記清掃部の表面硬度がアスカーC硬度で20度以下であり、且つその厚みが3〜40mmである請求項1記載の清掃具。
【請求項3】 前記清掃具本体が直方体をなし、その直方体の長辺側の両側面に四隅の角部よりも該清掃具本体内部へテーパーをつけ凹みを設けて、該清掃具本体中央部の幅を狭くしており、前記両側面以外の四面の内、少なくとも1面以上に前記清掃部が設けられている請求項1又は2記載の清掃具。
【請求項4】 前記直方体の短辺側の両側面が平行をなし、四隅の各部にて短辺側の側面と長辺側の側面とのなす角度θが45°≦θ<90°であり、前記シートが洗浄液を含浸している請求項1〜3の何れかに記載の清掃具。
【請求項5】 網戸用である請求項1〜4の何れかに記載の清掃具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬質表面、特に網戸の清掃に好適に用いられる清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本出願人は先に特開2000−14613号公報において、内側に凹んだ把握部を有する清掃具本体にシートを巻き付けた清掃具を提案した。この清掃具は、シートが汚れた際の取り替えが容易であり、また窓ガラス面等の平らな硬質表面に対する清掃性が良好である。しかし、網戸、ソファ、カーペット、カーテン、服、布団等の変形可能な被清掃面を清掃する場合には、被清掃面の変形に対する追従性が不十分であり、効率よく清掃することが容易でなかった。また被清掃面の変形に対する追従性が不十分であるために接触面積が小さくなり、被清掃面に過剰な圧力が加わることに起因して損傷を与える場合があった。
【0003】特許第2607207号明細書には、拭き布を取り付けて拭き掃除を行うための拭き掃除具が記載されている。この掃除具はハンドルを有する基台部を有している。基台部は剛体から形成されており、その底面には、押圧力が付加されたときに弾性変形して屈曲すると共に押圧力が解除されたときに弾性変形して伸張する複数の弾性突起が取り付けられている。拭き布は、弾性突起を被覆するように基台部に取り付けられる。この掃除具は、凹凸のある被清掃面に対して追従可能である。しかし、前述した特開2000−14613号公報に記載の清掃具と比較すると、汚れたシートの取り替えが面倒である。またハンドルを有するので全体の形状が大きく且つ複雑になる。その結果、被清掃面の細部での操作性や保管時の収納性が低下したり、コストアップ等の問題があった。
【0004】従って、本発明は、平らな面のみならず、凹凸面や変形可能な面も効率よく清掃することができ、しかも汚れたシートの取り替えが容易な清掃具を提供することを目的とする。また本発明は、凹凸面や変形可能な被清掃面に過剰な圧力を与えることなく清掃を行い得る清掃用シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、手で直接把持し得る形状を有する清掃具本体と、該清掃具本体に巻き付けられるシートとを具備する清掃具であって、前記清掃具本体は、その一部に、弾性変形可能な材料から構成された所定厚みを有する清掃部を有し、該清掃部は、前記清掃具本体における前記清掃部以外の部位よりも軟質である清掃具を提供することにより前記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の清掃具における清掃具本体の一実施形態の斜視図が示されており、図2には清掃具の使用状態が示されている。
【0007】本実施形態の清掃具は清掃具本体と、該清掃具本体に巻き付けられるシートとを具備している。図1に示すように、清掃具本体1は手で直接把持し得る形状を有している。詳細には、清掃具本体1は、長辺及び短辺が高さよりも大きい、やや扁平な直方体をなしている。その直方体の長辺側の両側面2,2には、四隅の角部よりも清掃具本体1の内部へテーパーをつけ凹み3,3を設けて、該清掃具本体中央部の幅を狭くしている。各凹み3には、清掃具本体1の厚さ方向へ延びる溝3aが複数形成されている。これらの側面以外の四面は平面となっている。
【0008】短辺側の両側面4,4は互いに平行面となっている。四隅の角部にて、短辺側の側面4と長辺側の側面2とのなす角θは45°≦θ<90°となっている。これによって、へたりを生じさせることなく被清掃部細部での操作性等を向上させている。使用に際しては、図2に示すように凹み3,3の部分を手で直接把持するようになっている。
【0009】図1に示すように、清掃具本体1は、その厚み方向に関し上層5及び下層6の2層構造となっている。上層5は軽量で且つ弾性変形しにくい硬質発泡体から構成されている。一方下層6は弾性変形可能な材料から構成されており、清掃具本体1におけるその他の部位、即ち上層5よりも軟質になっている。下層6は、清掃具本体1における清掃部として機能する部位であり、その下面は平らになっている。
【0010】清掃部である下層6は、その表面硬度がアスカーC硬度〔SRIS(財)日本ゴム協会規格0101に規定の硬度〕で好ましくは20度以下、更に好ましくは10度以下になっている。これによって、凹凸面や変形可能な面に対する追従性が十分となり、効率よく清掃できる。アスカーC硬度は、高分子計器(株)製の硬度計アスカーC型(商品名)を用いて測定を行った。下層6の表面硬度の下限値は0度であっても構わない。尚、アスカーC硬度で0度とは、本測定方法での硬度が0度、つまり検出限界以下であることを意味し、材料の硬さがないという意味ではない。別の硬度表記を用いると、アスカーF硬度で10度以上、特に20度以上が好ましいとなる。アスカーF硬度で10度未満では、追従性不足や強度不足による耐久性不足等の問題が生じる場合がある。尚、アスカーF硬度は、高分子計器(株)製の硬度計アスカーF型(商品名)を用いて測定を行った。
【0011】下層6の厚みは、操作性の点から上層5の厚みよりも小さいことが好ましい。また凹凸面や変形可能な面に対する追従性の点から好ましくは3〜40mm、更に好ましくは5〜20mmである。厚みが3mm未満では十分な追従性が得られない場合があり、40mm以上では追従性の効果が飽和し、また操作性が悪くなる場合がある。
【0012】前述のアスカーC硬度を満たす清掃部の材料としては、軟質発泡ウレタン等を用いることが加工性の点で好ましい。
【0013】一方上層5は、清掃具本体1における強度及び操作性を確保する役割を有し、この点から下層よりも硬質の材料から構成されている。把握時の触感、重量、加工の容易さ、コスト等の点で、上層5の構成材料としては、発泡ポリエチレン、発泡エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレン等の樹脂を用いることが好ましい。
【0014】上層5の表面硬度は、良好な操作性を確保する意味で清掃具本体1を把握するのに問題がなく、且つ下層6と比較して相対的に硬質であれば特に制限されない。操作性等の点から、アスカーC硬度で30度〜60度のものが好ましい。
【0015】上層5は、その厚みが操作性の確保の点から下層6の厚みよりも大きくなっており、具体的には10〜150mm、特に15〜100mmであることが好ましい。
【0016】次に、清掃具本体1と共に用いられるシートについて説明する。シートは、被清掃面との摩擦に耐えられ、且つ汚れを拭き取れるものであればその種類に特に制限はない。シートとしては例えば不織布、雑巾、化学雑巾等が好ましく、特に加工の容易さや形態の自由度が高い点で、不織布が好ましい。不織布としては、例えばサクションヒートボンド不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布、スパンボンド不織布や、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布との積層不織布、スパンレース不織布とメルトブローン不織布との積層不織布などが好適に用いられる。
【0017】清掃性の向上のために、シートの表面に凹凸部を形成してもよい。シートの表面に凹凸部を形成する方法は、熱エンボス加工、熱収縮性繊維を含ませた繊維ウエブを熱処理して表面に微細な起伏(凹凸)を発現させる方法、熱収縮性のフィルムと繊維ウェブとを所定の部分で一体化した後、熱処理してウエブ側の面に微細な起伏(凹凸)を発現させる加工法、ウォータージェット等により熱収縮性の網状ネットと繊維ウェブとを一体化した後、熱処理してウエブ側の面に微細な起伏(凹凸)を発現させる加工法、スパンレース不織布の製造時に、搬送ワイヤーのパターンを該不織布に刻印して凹凸を発現させる加工法、繊維ウェブをパターンネット上に保持した状態で吸引し、該パターンネットを該繊維ウェブに刻印して凹凸を発現させる加工法等を用いることができる。
【0018】後述するように、シートに水系洗浄剤を含浸させる場合には、洗浄剤を十分保持することができるものを用いることが好ましい。例えばレーヨン等の親水性繊維を含有した親水性不織布が好ましい。具体的には、レーヨン等の親水性繊維を10〜95重量%、特に40〜90重量%含み、芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維等のバインダー繊維を90〜5重量%、特に60〜10重量%含むスパンレース不織布が好ましい。
【0019】シートは、その坪量が30〜300g/m2、特に40〜150g/m2であることが、被清掃面との摩擦に耐え得るだけの強度が付与され、また洗浄剤を含浸させる場合に十分な含浸量が確保される点から好ましい。
【0020】清掃性の向上のために、シートに洗浄剤を含浸させることが好ましい。洗浄剤としては、被清掃面の汚れを落とすことができればその種類に特に制限はない。取り扱い性等の点からは水系であることが好ましい。水系の洗浄剤は、水を媒体とし、界面活性剤、有機溶剤、増粘剤、pH調整剤、キレート剤、除菌剤、防腐剤、色素、帯電防止剤、防虫剤、ワックス剤等が配合されたものを用いることができる。これらの成分の配合量は、具体的な被清掃面に応じて適宜調整することができる。典型的な配合例としては、非イオン界面活性剤等の界面活性剤が0.001〜5重量%、エタノール等の有機溶剤が0.5〜50重量%、残部が水からなる配合が挙げられる。
【0021】洗浄剤は、シートの乾燥重量に基づき50〜500重量%、特に100〜400重量%含浸されることが好ましい。この範囲の含浸量であれば、十分な量の洗浄剤が被清掃面に放出され、また過剰な量の洗浄剤が放出されることに起因する操作性の低下やコストアップも防止される。
【0022】図2に示すように、本実施形態の清掃具10においては、清掃具本体1の清掃部である下層6がシート7によって被覆されるように、該清掃具本体1にコ字状にシート7を巻き付け、清掃具本体1における凹み3の部位を手で直接把持して被清掃面を清掃する。本実施形態の清掃具10は、清掃具本体1の下層6が特定のアスカーC硬度を有しているので、平らな面のみならず、凹凸面や変形可能な面も効率よく清掃できる。その上、被清掃面の変形に対する追従性が十分であるので、被清掃面に過剰な圧力が加わりにくく損傷を与えることが防止される。従って、本実施形態の清掃具10は、窓ガラスやホワイトボードなどの平らな硬質表面の清掃のみならず、網戸のような変形可能な被清掃面の清掃にも有効である。その上、シート7は清掃具本体1に巻き付けているだけなので、その取り替えが極めて容易である。
【0023】次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。第2の実施形態については、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明し、特に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図3において、図1及び図2と同じ部材に同じ符号を付してある。本実施形態においては、清掃具本体1の上面に、シート把持片7が取り付けられている。シート把持片7は横長の矩形状をしており、その長手方向中心線(横中心線)が清掃具本体1の横中心線と一致するように清掃具本体1に取り付けられている。シート把持片7は、清掃具本体1の左右両側縁から外方へ延出しており左右一対のフラップ部7a,7aを形成している。フラップ部7aは清掃具本体1の側縁を枢軸として回動可能になっている。フラップ部7aの延出の程度は、清掃具本体1の高さと同程度であるか又はそれよりも小さくなっている。本実施形態の清掃具本体を用いて清掃を行う場合には、清掃具本体1の下層6がシートによって被覆されるように、該清掃具本体1にコ字状にシートを巻き付け、清掃具本体1の側面に位置するシートを、該側面とフラップ部7aとで挟み込む。このように使用することで、シートが直接手に触れないようになるという利点がある。この場合、フラップ部7aにおける内面、即ち清掃具本体1の側面との対向面に、シートの滑り止め手段(図示せず)を取り付けておくと、清掃中におけるシートの位置ずれを効果的に防止できる。
【0024】本実施形態の変形例として、フラップ部7aを袋状又は筒状に形成したものが挙げられる。袋状のフラップ部の場合には、袋の入口は清掃具本体1の側縁部近傍とする。一方、筒状のフラップ部の場合には、筒の軸方向が清掃具本体1の厚み方向と一致するようにする。フラップ部をこのような形態とすることで、清掃具本体1を把持するときに、フラップ部内に指を挿入することができる。その結果、清掃操作中の手の汚れが一層効果的に防止される。
【0025】本発明の清掃具は、網戸、ソファ、カーペット、カーテン、服、布団等の凹凸面や変形可能な面の清掃に効果的である。その他、住居内・外の壁、床、畳、天井、屋根等の清掃、浴室内の壁/床/ドア/浴槽/洗面器等の浴室用の備品等の清掃、台所の壁/床/流し周り/レンジ周り/換気扇等の清掃、食器棚、箪笥、テーブル、机、椅子、本棚等の家具の清掃、冷蔵庫、テレビ、パーソナルコンピューター、ステレオ、エアコン、電子レンジ、洗濯機、乾燥機、照明器具等の電化製品の清掃、住居の窓、ドア、家具の戸、自動車のウインドウ等に使用されているガラスの清掃、トイレの床、壁、ドア、便器、便座等の清掃、食器、調理器具の清掃、自動車、オートバイ等の塗装表面及びプラスチック製表面の清掃、自動車のホイールの清掃、エクステリア、玄関周り、テラス、塀、フェンス、門周りの清掃など硬質表面全般の清掃にも効果的である。
【0026】本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においては、清掃具本体1は上層5及び下層の2層構造であったが、これに代えて上層5の上面に下層6と同様の材質からなる第3の層を積層させ3層構造の清掃具本体となしてもよい。この場合には、清掃具本体の上面及び下面の両面を清掃に供することができる。
【0027】また前記実施形態においては、清掃部である下層6の表面は平らであったが、追従性向上等を目的として、下層6の表面に多数の凹凸、傾斜又は湾曲等を形成することが好ましい。
【0028】〔実施例1〕
(1)清掃具本体の製造図1に示す清掃具本体を製造した。寸法は、長さ135mm、幅75mm、厚さ35mmとした。清掃具本体における上層は、発泡エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)から構成し、厚さは25mmとした。下層は軟質発泡ポリウレタンから構成し、厚さは10mmとした。発泡エチレン酢酸ビニル共重合体のアスカーC硬度は48度、軟質発泡ポリウレタンのアスカーC硬度は0度(アスカーF硬度は40度)であった。
【0029】(2)シートの製造レーヨン70重量%及びバインダー繊維(芯がポリプロピレンからなり、鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維)30重量%からなるスパンレース不織布を製造した。この不織布の坪量は60g/m2であった。この不織布のサイズは290mm×215mmであり、4つ折りにして使用した。この不織布に、水系洗浄剤を含浸させた。含浸率は300重量%であった。水系洗浄剤は、ドデシルグルコシド(縮合度1.4)0.1重量%、エタノール5重量%、残部水から構成されていた。
【0030】(3)性能評価清掃具本体の下層がシートによって被覆されるように、該清掃具本体にコ字状にシートを巻き付け、手で直接把持して網戸を清掃した。網戸への追従性及び清掃時の操作性を以下の方法で評価した。結果を以下の表1に示す。
【0031】〔網戸への追従性〕
(a)汚れた網戸の調製網戸(サイズ:54cm×75cm)を水平の状態で屋外にて3ヶ月放置し、汚れが付着した網戸を調製した。
(b)清掃方法網戸に均等に力が加わるようにしながら横方向に一往復拭き、これを4段分繰り返し行った。
(c)追従性の評価20人のパネラーに網戸を清掃させた。下層6の表面積を100%とした時の、清掃後のシートの汚れ付着面積割合を、0%から100%まで10%間隔で11段階にて目視評価させた。得られた値の平均値を評価の指標とした。この値が100%に近いほど追従性が良好であることを意味する。
【0032】〔清掃時の操作性〕20人のパネラーに網戸を清掃させ、そのときの操作性を以下の基準で評価させ、最も多い意見を評価の指標とした。
○:操作性に問題を感じない。
×:清掃時に力が入らず操作しにくい。
【0033】〔実施例2〕シートに洗浄剤を含浸させない以外は実施例1と同様にして網戸を清掃した。網戸への追従性及び清掃時の操作性を実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
【0034】〔比較例1〕清掃具本体における下層を上層と同一材質とする以外は実施例1と同様にして清掃具本体を製造した。この清掃具本体を用いて実施例1と同様にして網戸を清掃し、網戸への追従性及び清掃時の操作性を実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
【0035】〔比較例2〕清掃具本体における下層と上層の材質を逆にする以外は実施例1と同様にして清掃具本体を製造した。この清掃具本体を用いて実施例1と同様にして網戸を清掃し、網戸への追従性及び清掃時の操作性を実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
【0036】
【表1】

【0037】表1に示す結果から明らかなように、実施例の清掃具(本発明品)によれば、網戸への追従性が高く、変形可能な被清掃面も効率よく清掃できることが判る。また、清掃時の操作性も良好であることが判る。
【0038】
【発明の効果】本発明の清掃具によれば、平らな面のみならず、凹凸面や変形可能な面も効率よく清掃することができる。また本発明の清掃具によれば、汚れたシートの取り替えが容易となる。更に本発明の清掃具によれば、凹凸面や変形可能な被清掃面に過剰な圧力を与えることなく清掃を行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000000918
【氏名又は名称】花王株式会社
【住所又は居所】東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
【出願日】 平成13年12月7日(2001.12.7)
【代理人】 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修 (外1名)
【公開番号】 特開2003−169766(P2003−169766A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−373629(P2001−373629)