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【発明の名称】 洗浄処理具
【発明者】 【氏名】新崎 優一郎

【氏名】新崎 朋子

【氏名】新崎 優仁人

【要約】 【課題】研磨剤や専用の研磨処理具を使用しなくても、こびりつきのひどい汚れを容易に落とすことができる洗浄処理具を提供する。

【解決手段】洗浄処理具は、ポリビニルアルコール系又はポリビニルホルマール系のスポンジ素材、又はバフ素材からなる洗浄処理具であって、該洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、生分解材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされているものとした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポリビニルアルコール系又はポリビニルホルマール系のスポンジ素材、又はバフ素材からなる洗浄処理具であって、該洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、生分解材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされていることを特徴とする洗浄処理具。
【請求項2】 合成樹脂のスポンジ素材、金属スポンジ素材、動、植物繊維を利用したブラシ素材からなる洗浄処理具であって、前記洗浄処理具は、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされていることを特徴とする洗浄処理具。
【請求項3】 スポンジ素材、又はバフ素材からなる洗浄処理具とブラシ素材からなる洗浄処理具の両者が組み合わされて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗浄処理具。
【請求項4】 スポンジ素材、又はバフ素材から選ばれる素材により手に装着する処理具本体を形成し、前記処理具本体の外側表面に凹凸、又はイボイボ状の突起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗浄処理具。
【請求項5】 スポンジ素材、又はバフ素材から選ばれる素材により棒状又は筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗浄処理具。
【請求項6】 ブラシ素材により棒状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の洗浄処理具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密部品、電子部品、ガラス等の表面の洗浄に適したスポンジ素材、バフ素材又はブラシ素材からなる洗浄処理具に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭、工場、店舗等では汚れの洗浄処理に、スポンジ素材の洗浄処理具が使用されている。また、こびりつきのひどい汚れの洗浄処理の場合、金属ブラシでこびりついた汚れを取り、その後きスポンジ素材の洗浄処理具で洗浄されている。あるいは金属ブラシを使わずに、研磨材を使用してスポンジ素材の洗浄処理具で洗浄されたり、研磨材を含浸したブラシ(バフ)などの洗浄処理具が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら家庭、工場、店舗等で使用されている、スポンジ素材、バフ素材、ブラシ素材の洗浄処理具の場合、こびりつきのひどい汚れを落とすことができず、高価な専用の研磨材を使用するか、研磨処理具と併用しないと、洗浄処理具単品ではこびりつきのひどい汚れを落とすことができないのが現状であり、洗浄処理具の改善が望まれていた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、研磨剤や専用の研磨処理具を使用しなくても、こびりつきのひどい汚れを容易に落とすことができる洗浄処理具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、ポリビニルアルコール系又はポリビニルホルマール系のスポンジ素材、又はバフ素材からなる洗浄処理具であって、該洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、生分解材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている洗浄処理具である。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の洗浄処理具において、合成樹脂のスポンジ素材、金属スポンジ素材、動、植物繊維を利用したブラシ素材からなる洗浄処理具であって、前記洗浄処理具は、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされているものである。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のスポンジ素材、又はバフ素材からなる洗浄処理具と請求項2記載のブラシ素材からなる洗浄処理具の両者が組み合わされて形成されている洗浄処理具である。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1記載のスポンジ素材、又はバフ素材から選ばれる素材により手に装着する処理具本体を形成し、前記処理具本体の外側表面に凹凸、又はイボイボ状の突起部が形成されている洗浄処理具である。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1記載のスポンジ素材、又はバフ素材から選ばれる素材により棒状又は筒状に形成されている洗浄処理具である。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項2記載のブラシ素材により棒状に形成されている洗浄処理具である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1の(a)乃至(f)は、それぞれ第1の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図2の(a)乃至(f)は、それぞれ第2の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図3の(a)乃至(e)は、それぞれ第3の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図4の(a)乃至(c)は、それぞれ第4の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図5は第4の実施の形態の洗浄処理具を構成する各部材の斜視図である。図6の(a)乃至(c)は、第5の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図7の(a),(b)は第6の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図8の(a),(b)は第7の実施の形態の洗浄処理具の斜視図、図9は第7の実施の形態の洗浄処理具を構成する各部材の斜視図、図10の(a)乃至(f)は、それぞれ第8の実施の形態の洗浄処理具の斜視図である。
【0012】図1は、第1の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(f)の各洗浄処理具は、ポリビニルアルコール(PVA)系又はポリビニルホルマール(PVF)系のスポンジ素材で、(a)は正方形の板状に形成され、(b)は長方形の板状に形成され、(c)はタオル状に形成されており、図では折り畳まれている。(d)は一定の厚みの円筒状に形成され、(e)は一定の厚みのドーナツ状に形成され、(f)は大小の円筒状のスポンジ素材11,12を二段に重ねて上下に段差のある二段の円筒形状に形成されている。これらの洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、生分解材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。(a)乃至(e)の各洗浄処理具は、単品のスポンジ素材であり1種類、又は2種類以上の混入物が一様に混入されているが、(f)の洗浄処理具は、1つのスポンジ素材11には混入物はなく、他の1つのスポンジ素材12には1種類の混入物があり、上下でスポンジ素材の混入状態を変えている。
【0013】図2は、第2の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(f)の各洗浄処理具は、ポリビニルアルコール(PVA)系又はポリビニルホルマール(PVF)系のスポンジ素材又はバフ素材から選ばれる素材により、手に装着する処理具本体が形成されている。(a)は処理具本体が5本指の手袋状に形成され、外側表面にイボイボ状の突起部が形成されている。(b)は上記の1つの素材により処理具本体21が5本指の手袋状に形成され、斜めの縞模様に凹凸が形成された別の素材のシート22が手袋状に形成された処理具本体21の外側表面に張付けられている。(c)は上記の1つの素材により処理具本体23が2つの指収納部(親指収納部と他の4本指収納部)の手袋状に形成され、斜めの縞模様に凹凸が形成された別の素材のシート24が処理具本体23の外側表面に張付けられている。(d)は上記の1つの素材により処理具本体25が1つの指収納部の内側に4本の指収納部27が別々に設けられた指サック状に形成され、斜めの縞模様に凹凸が形成された別の素材のシート26が処理具本体25の外側表面に張付けられている。(e)は処理具本体が指サック状に形成され、外側表面にイボイボ状の突起部が形成されている。(f)は上記の1つの素材により処理具本体28が指サック状に形成され、イボイボ状の凹凸が形成された別の素材のシート29が処理具本体28の外側表面に張付けられている。各洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、生分解材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0014】図3は、第3の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(f)の各洗浄処理具は、ポリビニルアルコール(PVA)系又はポリビニルホルマール(PVF)系又は合成樹脂のスポンジ素材、バフ素材、動、植物繊維を利用したブラシ素材から選ばれる素材により単品でロール状に形成され、又は複数の素材を組合せて形成されている。
【0015】(a)は外側表面が平坦に形成され、(b)は外側表面にイボイボ状の突起部が形成され、(c)はイボイボ状の突起部の形成された面31が螺旋状に設けられて、外側表面の平坦な面32に斜めにイボイボ状の突起部の面31が分散配置されて斜めの縞模様を形成している。(d)は外側表面に平坦な面33とイボイボ状の突起部の形成された面34とが軸方向に交互に配置されて縞模様を形成している。(e)は外側表面にブラシ素材の先端側の平坦な面35とイボイボ状の突起部の形成された面36とが軸方向に交互に配置されて縞模様を形成している。これらのロール状に形成された洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0016】図4は、第4の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(c)の各洗浄処理具は、図5に示すような硬質の台座51に、ポリビニルアルコール(PVA)系又はポリビニルホルマール(PVF)系又は合成樹脂のスポンジ素材52、バフ素材53、動、植物繊維を利用したブラシ素材54を組込んで形成されている。即ち、台座51の上面には、中心穴55が設けられ、中心穴55の周囲に略同一の角度間隔で同軸に複数(図では6つ)の穴56…が設けられていて、スポンジ素材52、バフ素材53、ブラシ素材54が台座51の中心穴55、6つの穴56に組込まれる。
【0017】(a)は台座51の中心穴55、6つの穴56にスポンジ素材52が組込まれて形成され、(b)は台座51の中心穴55、と他の対向している2つの穴56,56にスポンジ素材52が組込まれ、残りの4つの穴56…バフ素材53が組込まれて形成され、(c)は台座51の中心穴55、と他の対向している2つの穴56,56にスポンジ素材52が組込まれ、残りの4つの穴56…ブラシ素材54が組込まれて形成されている。これら硬質の台座51に設けた複数の穴55,56にスポンジ素材52、バフ素材53、ブラシ素材54を組込んで形成された洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0018】図6は、第5の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(c)の各洗浄処理具は、市販の合成樹脂のスポンジ素材で、(a)は1つのスポンジ素材で形成され、(b)は2つのスポンジ素材61,62を積層して形成され、(c)は3つのスポンジ素材63,64,65を積層して形成されている。これらの洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0019】図6に示す例では、1つのスポンジ素材で形成された(a)の洗浄処理具は2種類混入され、2つのスポンジ素材61,62を積層して形成された(b)の洗浄処理具では、1つのスポンジ素材61の層には混入物はなく、他の1つのスポンジ素材62の層に1種類の混入物がある。3つのスポンジ素材63,64,65を積層して形成された(c)の洗浄処理具は上中下の3つの積層の内、中間のスポンジ素材63の層には混入物はなく、上下のスポンジ素材64,65の層に種類の異なる1種類の混入物がある。
【0020】図7は第6の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)は合成樹脂のスポンジ素材71を合成樹脂の網目の袋72に収納したカバーの付いたスポンジ形状の洗浄処理具、(b)は金属タワシの洗浄処理具で、これらの洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0021】図8は第7の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)の洗浄処理具は、図9の(a)に示すような中央に孔91を設けたスポンジ素材90の孔91に、(b)に示すタワシ92を嵌め込んで一体としたものである。また、図8の(b)の洗浄処理具は、図8の(a)の洗浄処理具を図9の(c)に示す合成樹脂の網目の袋93に収納して、カバーの付いたスポンジ形状の洗浄処理具としたものである。これらの洗浄処理具も、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0022】図10は第8の実施の形態の洗浄処理具の例で、(a)乃至(f)の各洗浄処理具は、ポリビニルアルコール(PVA)系又はポリビニルホルマール(PVF)系又は合成樹脂のスポンジ素材、バフ素材、動、植物繊維を利用したブラシ素材、金属繊維から選ばれる素材により棒状又は筒状に形成され、あるいは合成樹脂を成形して棒状又は筒状に形成された棒状体又は筒状体を単品、又は複数組合せて形成された洗浄処理具である。(a)の洗浄処理具は、単品の棒状体で形成され、(b)の洗浄処理具は、単品の筒状体で形成され、(c)の洗浄処理具は、単品の筒状体の筒内に単品の棒状体を嵌め込んで形成されている。(d)の洗浄処理具は、複数の棒状体101の外周に金属線102を巻き付けて形成され、(e)の洗浄処理具は、上記のスポンジ素材、バフ素材、金属繊維から選ばれる素材で形成した網目シートを巻き込んで棒状に形成され、(f)の洗浄処理具は、スポンジ素材、バフ素材、金属繊維から選ばれる素材を撚り合せて棒状に形成されている。これら(a)乃至(f)の各洗浄処理具も、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされている。
【0023】
【発明の効果】このように本発明の洗浄処理具は、非耐熱性の導電材、耐熱性の導電材、静電防止材、生分解材、抗菌材、バイオ分解材、ダイヤモンド砥粒、金属砥粒、研磨砥粒、ガラス砥粒が1種類、又は2種類以上混入されて又は熱処理されて又はめっき処理されて又はコーティングされて又は塗付けされているから、専用の研磨材を使用せずに、また、研磨処理具と併用せずに、こびりつきのひどい汚れを落とすことができる。
【0024】また、抗菌作用を有している洗浄処理具では有機物の付着により汚れも付きにくく衛生的である。さらに使用済になった洗浄処理具は、生分解材やバイオ分解材の作用で土になじみ易い自然物となるので、使用済になった洗浄処理具が環境を害することも無く、昨今の環境問題にも対応している等優れた効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】398029234
【氏名又は名称】新崎 優一郎
【識別番号】300038675
【氏名又は名称】新崎 朋子
【出願日】 平成13年11月29日(2001.11.29)
【代理人】 【識別番号】100082669
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 賢三 (外2名)
【公開番号】 特開2003−164404(P2003−164404A)
【公開日】 平成15年6月10日(2003.6.10)
【出願番号】 特願2001−364947(P2001−364947)