| 【発明の名称】 |
セントラルクリーナー |
| 【発明者】 |
【氏名】中尾 浩 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】藤原 俊明 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】西田 周治 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】複数箇所に設置した差込口に吸引部を差込み掃除できるセントラルクリーナーにおいて、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」状態を確実に判別し、「2本差し」時の不具合の改善をして使用性を向上する。
【解決手段】電動送風機1を有するクリーナー本体2と各部屋に設け蓋体を有する差込口26とを配管により連通し、電動送風機1のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチ5と塵埃を吸塵する吸込口とを有する吸引部25を差込口26に連結できるよう構成する。吸引部25に内蔵した第1の通信手段20とクリーナー本体2に内蔵した第2の通信手段17間で通信を行い各部の制御を行うようにし、吸引部25が差込口26に連結された直後に、第1の通信手段20より第2の通信手段17に予め定めた信号を送信し、クリーナー本体2にて吸引部25が連結されたことを判別するようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電動送風機を有するクリーナー本体と、各部屋に設け蓋体を有する差込口と、前記クリーナー本体と差込口とを連通する配管と、前記電動送風機のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチと塵埃を吸塵する吸込口とを有し前記差込口に連結可能な吸引部とを備え、前記吸引部に内蔵した第1の通信手段と前記クリーナー本体に内蔵した第2の通信手段間で通信を行い各部の制御を行うようにし、前記吸引部が前記差込口に連結された直後に、前記第1の通信手段より前記第2の通信手段に予め定めた信号を送信し、前記クリーナー本体にて吸引部が連結されたことを判別するようにしたセントラルクリーナー。 【請求項2】 吸引部は予め個別の認識番号を記憶する記憶手段を備え、前記吸引部は差込口に連結された直後にクリーナー本体へ認識番号を送信し、この認識番号により複数の吸引部の連結された順番を判別するようにした請求項1記載のセントラルクリーナー。 【請求項3】 吸引部の認識番号とその吸引部が連結された順番をクリーナー本体から各吸引部に送信し、前記各吸引部も連結された順番を判別できるようにした請求項2記載のセントラルクリーナー。 【請求項4】 複数の吸引部が差込口に連結されたとき、最初に連結された吸引部以外の吸引部は、操作スイッチを操作されても運転切り換えを行わないようにした請求項3記載のセントラルクリーナー。 【請求項5】 表示動作をする表示手段を吸引部に設け、前記表示手段に差込口に連結された順番を表示するようにした請求項3記載のセントラルクリーナー。 【請求項6】 吸引部の内部に開閉弁を設け、最初に差込口に連結された吸引部の開閉弁のみ開放し、2番目以降に連結された吸引部の開閉弁は閉じるようにした請求項3記載のセントラルクリーナー。 【請求項7】 電動送風機の出力を制御可能に構成し、2本以上の吸引部が差込口に連結されているときは、前記電動送風機の出力を上げるようにした請求項2記載のセントラルクリーナー。 【請求項8】 クリーナー本体は、差込口に吸引部を連結したことを判別すると、前記吸引部が連結されていないすべての差込口の蓋体を開かないようロックするようにした請求項1記載のセントラルクリーナー。 【請求項9】 表示動作をする表示手段を吸引部に設け、各差込口に個別の番号を持たせ、吸引部が1つの差込口に連結されたときに、その差込口の番号を認識できるようにするとともにクリーナー本体にその番号を送信し、クリーナー本体は各差込口に連結されているすべての吸引部の認識番号とその吸引部が連結されている差込口の番号を各吸引部に送信し、各吸引部は、他の吸引部が何番の差込口に連結されているかを前記表示手段により表示するようにした請求項3記載のセントラルクリーナー。 【請求項10】 差込口に連結されているすべての吸引部の連結された順番を各吸引部に設けた表示手段により表示するようにした請求項9記載のセントラルクリーナー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数箇所に設置した差込口に吸引部を差込み掃除できるセントラルクリーナーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のセントラルクリーナーは図6および図7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。 【0003】図6および図7に示すように、クリーナー本体2は電動送風機1を有し、このクリーナー本体2と複数箇所の各部屋に設けた差込口4とを配管3で連通している。ホースと接続管からなる吸引部6は、電動送風機1のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチ5を設けている。 【0004】この吸引部6はその一端に差込口4と連結する連結部7を有し、他端に設けた塵埃を吸塵するための吸込口8と電動送風機1とを連通するように構成し、さらに差込口4は蓋体9を有し、吸引部6が連結されていないときには蓋体9を閉じることにより、1本の吸引部6しか連結されていないとき、配管3の吸気通路が1通路となるよう構成し、吸引部6に内蔵した第1の通信手段20とクリーナー本体2に内蔵した第2の通信手段17間で、アンテナ18、19を介して無線による双方向通信を行い、各部の制御を行うよう構成している。 【0005】電源回路11は、クリーナー本体2内に設け、商用電源10から各回路に所望の直流電圧を供給する。モータ駆動回路13は信号制御手段12により制御され、商用電源10に接続された電動送風機1を所定の回転数で駆動するよう構成している。 【0006】また、吸引部6は、差込口4に供給されている商用電源10と接続する接続端子14を有し、連結部7を差込口4に連結することで電源回路21を経て、各回路に所望の直流電圧を供給するよう構成している。信号制御手段22に使用者が電動送風機1のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチ5を接続している。 【0007】上記構成において動作を説明する。吸引部6は差込口4に連結されることによって、接続端子14を通して電源が供給され、さらに、操作スイッチ5が操作されたときにクリーナー本体2に第1の通信手段20と第2の通信手段17とを介して運転データを送信する。 【0008】また、2つ以上の吸引部6が差込口4に連結されており、かつ2つ以上の吸引部6の操作スイッチ5が操作された場合には、クリーナー本体2は「2つ以上の吸引部6が連結されている(以降、この状態を「2本差し」という)」ことを判別できるが、クリーナー本体2が「2本差し」を判別した場合、使用者に異常状態であることを知らせるために、直ちに電動送風機1を停止するか、または1番目に連結された吸引部6から送信される運転データにのみ従って電動送風機1の制御を行う。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成では、2つ以上の吸引部6が差込口4に連結されていても、2つ以上の吸引部6の操作スイッチ5が操作されない限り、クリーナー本体2は「2本差し」を判別することができず、「2本差し」に応じた制御を行うことができなかった。 【0010】たとえば、1番目に連結した吸引部6が使用されないまま放置されていた場合、別の差込口4に別の吸引部6を連結して運転を開始した場合、クリーナー本体2は「2本差し」を判別することができない。 【0011】さらに、「2本差し」のときには、吸気通路が2つ以上になるために、電動送風機1をそのまま動かしつづけると、各吸引部6の吸気通路に流れる風量が低下し、十分な吸引力が得られなくなってしまい、配管3にごみが詰まってしまう恐れがある。 【0012】また、上記問題を解決するために、「2本差し」のときに電動送風機1を停止すると、使用者、特に最初に吸引部6の操作スイッチ5を操作した者に対して違和感を与えることになってしまうなどの問題を有していた。 【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもので、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」状態を確実に判別できるようにし、「2本差し」時の不具合の改善をして「2本差し」時の使用性を向上することを目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、電動送風機を有するクリーナー本体と各部屋に設け蓋体を有する差込口とを配管により連通し、電動送風機のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチと塵埃を吸塵する吸込口とを有する吸引部を差込口に連結できるよう構成し、吸引部に内蔵した第1の通信手段とクリーナー本体に内蔵した第2の通信手段間で通信を行い各部の制御を行うようにし、吸引部が差込口に連結された直後に、第1の通信手段より第2の通信手段に予め定めた信号を送信し、クリーナー本体にて吸引部が連結されたことを判別するようにしたものである。 【0015】これにより、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」状態を確実に判別することができ、「2本差し」時の不具合の改善ができて「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0016】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、電動送風機を有するクリーナー本体と、各部屋に設け蓋体を有する差込口と、前記クリーナー本体と差込口とを連通する配管と、前記電動送風機のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチと塵埃を吸塵する吸込口とを有し前記差込口に連結可能な吸引部とを備え、前記吸引部に内蔵した第1の通信手段と前記クリーナー本体に内蔵した第2の通信手段間で通信を行い各部の制御を行うようにし、前記吸引部が前記差込口に連結された直後に、前記第1の通信手段より前記第2の通信手段に予め定めた信号を送信し、前記クリーナー本体にて吸引部が連結されたことを判別するようにしたものであり、吸引部は差込口に連結された直後に、クリーナー本体へ予め定めた信号を送信することで、吸引部が連結されたことを知らせることができ、クリーナー本体にて2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」状態を確実に判別することができ、「2本差し」時の不具合の改善ができて「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、吸引部は予め個別の認識番号を記憶する記憶手段を備え、前記吸引部は差込口に連結された直後にクリーナー本体へ認識番号を送信し、この認識番号により複数の吸引部の連結された順番を判別するようにしたものであり、吸引部は差込口に連結された直後にクリーナー本体へ認識番号を送信することで、複数の吸引部が差込口に連結された場合であっても、クリーナー本体は吸引部の連結された順番を認識することができ、クリーナー本体が吸引部から操作情報を受信したときに、その吸引部が連結された順番に応じて制御を変えることができ、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、吸引部の認識番号とその吸引部が連結された順番をクリーナー本体から各吸引部に送信し、前記各吸引部も連結された順番を判別できるようにしたものであり、吸引部も2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」に応じた制御を行えるようになり、さらに「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、複数の吸引部が差込口に連結されたとき、最初に連結された吸引部以外の吸引部は、操作スイッチを操作されても運転切り換えを行わないようにしたものであり、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時に、1番目の吸引部の使用者にほとんど違和感を与えることなく、2番目以降の吸引部の使用者には直ちに異常報知を行うことができる。 【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、表示動作をする表示手段を吸引部に設け、前記表示手段に差込口に連結された順番を表示するようにしたものであり、表示手段に自分が何番目に差込口に連結された吸引部であるかを表示することで、2番目以降の吸引部の使用者に「2本差し」であることを確実に認識させることができる。 【0021】請求項6に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、吸引部の内部に開閉弁を設け、最初に差込口に連結された吸引部の開閉弁のみ開放し、2番目以降に連結された吸引部の開閉弁は閉じるようにしたものであり、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の吸引力低下を確実に防止することができる。 【0022】請求項7に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、電動送風機の出力を制御可能に構成し、2本以上の吸引部が差込口に連結されているときは、前記電動送風機の出力を上げるようにしたものであり、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の吸引力低下を安価に防止することができる。 【0023】請求項8に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、クリーナー本体は、差込口に吸引部を連結したことを判別すると、前記吸引部が連結されていないすべての差込口の蓋体を開かないようロックするようにしたものであり、差込口に吸引部が連結されると、他のすべての差込口の蓋体を開かないようロックすることで、別の吸引部が連結されるのを防止することができ、2つ以上の吸引部が差込口に連結される「2本差し」を未然に防止することができる。 【0024】請求項9に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、表示動作をする表示手段を吸引部に設け、各差込口に個別の番号を持たせ、吸引部が1つの差込口に連結されたときに、その差込口の番号を認識できるようにするとともにクリーナー本体にその番号を送信し、クリーナー本体は各差込口に連結されているすべての吸引部の認識番号とその吸引部が連結されている差込口の番号を各吸引部に送信し、各吸引部は、他の吸引部が何番の差込口に連結されているかを前記表示手段により表示するようにしたものであり、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時に、使用者に他の吸引部がどの差込口に連結されているのかを報知することができ、使用者にとって「2本差し」時の対応を容易にすることができる。 【0025】請求項10に記載の発明は、上記請求項9に記載の発明において、差込口に連結されているすべての吸引部の連結された順番を各吸引部に設けた表示手段により表示するようにしたものであり、使用者が2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」であることを認識した後、どの吸引部を差込口から外せばその吸引部を使用することができるかが容易に判断できるため、「2本差し」時の対応をさらに容易にすることができる。 【0026】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。 【0027】(実施例1)図1および図2に示すように、ホースと接続管からなる吸引部25は、その一端に差込口26と連結する連結部7を有し、他端に設けた塵埃を吸塵するための吸込口8と電動送風機1とを連通するように構成し、差込口26に供給されている商用電源10と接続する接続端子14を有し、連結部7を差込口26に連結することで電源回路21を経て、各回路に所望の直流電圧を供給するよう構成している。 【0028】信号制御手段27には吸引部25の認識番号を記憶する記憶手段15と表示手段16と、使用者が電動送風機1のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチ5を接続している。開閉弁23は吸引部25の内部に設け、その吸気通路(図示せず)を開閉するもので、信号制御手段27に接続した開閉弁駆動回路24により開閉するよう構成している。 【0029】差込口26は、差込口26の差込口番号を記憶している記憶手段28を内蔵しており、吸引部25を連結したときに、信号制御手段27と接続するよう構成している。他の構成は従来例と同じである。 【0030】上記構成において図3および図4を参照しながら動作を説明する。図3は吸引部25の動作を示すフローチャートであり、図4はクリーナー本体2の動作を示すフローチャートである。 【0031】図3に示すように、吸引部25は、差込口26に連結されて電源が投入されると、ステップ30にて記憶手段15から吸引部25の認識番号を読み込み、さらに差込口26の記憶手段28から差込口26の差込口番号を読み込む。つぎにステップ31にて第1の通信手段20より、これら認識番号と差込口番号をクリーナー本体2に送信する。 【0032】クリーナー本体2は、図4に示すように、ステップ41にて吸引部25からの認識番号と差込口番号を受信すると、ステップ42にてその吸引部25が新たに差込口26に連結された吸引部25であるかを判定し、新たに連結された吸引部25であれば、ステップ43にてその認識番号と差込口番号、およびその吸引部25が差込口26に連結された順番を記憶する。 【0033】たとえば、すでに2本の吸引部25が差込口26に連結されているときに、その2本の吸引部25の認識番号と異なる認識番号を受信した場合、その認識番号をもつ吸引部25は3番目に差込口26に連結されたと認識する。その後、ステップ44にて、その差込順データを差込口26に連結されているすべての吸引部25に送信する。 【0034】つぎに、吸引部25は、図3のステップ32にてクリーナー本体2からのデータを受信すると、ステップ33にて、その内容、すなわち、認識番号何番の吸引部25が何番の差込口26に何番目に連結されたかを表示手段16に表示する。 【0035】また、ステップ34にて、その受信データにより、自分が一番最初に連結された吸引部25であると認識した場合、ステップ35にて信号制御手段27から開閉弁駆動回路24に信号を送信して開閉弁23を開く。一番目に連結された以外の吸引部25は、ステップ36で開閉弁23を閉じてその吸気通路を塞ぐ。なお、ステップ32にてクリーナー本体2からのデータを受信しなかった場合は、ステップ31に戻り、認識番号と差込口番号を送信してクリーナー本体2からの受信を待つ。 【0036】これら一連の初期動作を終了した後、ステップ37にて操作スイッチ5が操作されると、一番最初に差込口26に差込まれた吸引部25はステップ38にて第1の通信手段20を介して前記クリーナー本体2に運転開始の信号を送信する。ここで、一番最初に差込口26に差込まれた以外の吸引部25はなにも制御を行わない。 【0037】つぎに、クリーナー本体2は、図4のステップ45にて運転データを受信すると、ステップ46にて受信した運転情報に従ってモータ駆動回路13に信号を送信して電動送風機1を制御する。 【0038】吸引部25は、図3のステップ31にて、定期的にクリーナー本体2の認識番号を送信しており、クリーナー本体2は、ステップ47にて認識番号を所定時間以上受信しなかった場合は、ステップ48にてその認識番号をもつ吸引部25が差込口26から抜かれたと判断し、記憶している差込順を更新(繰り上げ)する。 【0039】たとえば、4本の吸引部25が差込口26に連結されているとき、2番目に連結された吸引部25から所定時間以上受信しなかった場合、2番目に連結された吸引部25が差込口26から抜かれたと判断し、3番目に連結された吸引部25を2番目に、4番目に連結された吸引部25を3番目とする。 【0040】また、クリーナー本体2からも、図4のステップ44にて、定期的に吸い込み具25に差込順データを送信している。 【0041】このように、吸引部25は差込口26に連結された直後に、クリーナー本体2へその認識番号を送信することで、「吸引部25が連結された」ことを知らせるので、クリーナー本体2が「2本差し」の判別を確実に行うことができる。 【0042】また、吸引部25の差込まれた順番をクリーナー本体2から吸引部25に送信することで、各吸引部25もそれぞれが連結された順番を認識することができ、表示手段16に自分が何番目に差込口26に連結された吸引部25であるかを表示するので、使用者に「2本差し」であることを認識させ、対応を促すことができる。 【0043】また、吸引部25が差し込まれている差込口26の番号をクリーナー本体2に送信するので、「2本差し」のときに、使用者に他の吸引部25がどこに連結されているのかを報知することができ、使用者の「2本差し」対応が容易になる。 【0044】また、複数の吸引部25が連結されている場合には、一番最初に連結された吸引部25以外の操作スイッチ5を操作しても、吸引部25は運転データを送信しない、つまり電動送風機1の回転数は変化しないので、「2本差し」時に1番目の吸引部25の使用者に違和感を与えることがない。 【0045】また、吸引部25の内部の吸気通路に開閉弁23を設け、一番最初に連結された吸引部25の開閉弁23のみ開放し、2番目以降に連結された吸引部25の開閉弁23は閉じるので、「2本差し」時でも一番最初に連結された吸引部25の吸引力低下を確実に防止できる。 【0046】(実施例2)図1に示す信号制御手段12は、電動送風機1の出力を制御可能に構成し、2本以上の吸引部25が差込口26に連結されていると認識した場合は、モータ駆動回路13を介して電動送風機1の出力を上げるように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。 【0047】上記構成において、2本以上の吸引部25が差込口26に連結されているときには、電動送風機1の出力を上げるので、「2本差し」時の吸引力低下をある程度防止できる構成を安価に実現することができる。 【0048】(実施例3)図5に示すように、蓋体制御回路29は、差込口26aに設け、差込口26aに設けた蓋体9(図2参照)を閉じた状態にロックするもので、クリーナー本体2aは、信号制御手段12aにより差込口26aに吸引部25を連結したことを判別すると、吸引部25が連結されていないすべての差込口26aの蓋体9を開かないようロックするように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。 【0049】上記構成において、クリーナー本体2aは、2本以上の吸引部25が連結されたと判別すると、吸引部25が連結された差込口26a以外の蓋体9を開くことができないようロックすることで、2つ以上の吸引部25が差込口26aに連結される「2本差し」を未然に防止することができる。 【0050】 【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、電動送風機を有するクリーナー本体と、各部屋に設け蓋体を有する差込口と、前記クリーナー本体と差込口とを連通する配管と、前記電動送風機のオン・オフおよび回転数を切り換える操作スイッチと塵埃を吸塵する吸込口とを有し前記差込口に連結可能な吸引部とを備え、前記吸引部に内蔵した第1の通信手段と前記クリーナー本体に内蔵した第2の通信手段間で通信を行い各部の制御を行うようにし、前記吸引部が前記差込口に連結された直後に、前記第1の通信手段より前記第2の通信手段に予め定めた信号を送信し、前記クリーナー本体にて吸引部が連結されたことを判別するようにしたから、吸引部は差込口に連結された直後に、クリーナー本体へ予め定めた信号を送信することで、吸引部が連結されたことを知らせることができ、クリーナー本体にて2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」状態を確実に判別することができ、「2本差し」時の不具合の改善ができて「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、吸引部は予め個別の認識番号を記憶する記憶手段を備え、前記吸引部は差込口に連結された直後にクリーナー本体へ認識番号を送信し、この認識番号により複数の吸引部の連結された順番を判別するようにしたから、複数の吸引部が差込口に連結された場合であっても、クリーナー本体は吸引部の連結された順番を認識することができ、クリーナー本体が吸引部から操作情報を受信したときに、その吸引部が連結された順番に応じて制御を変えることができ、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、吸引部の認識番号とその吸引部が連結された順番をクリーナー本体から各吸引部に送信し、前記各吸引部も連結された順番を判別できるようにしたから、各吸引部もそれぞれが連結された順番を認識することができ、吸引部も2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」に応じた制御を行えるようになり、さらに「2本差し」時の使用性を向上することができる。 【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、複数の吸引部が差込口に連結されたとき、最初に連結された吸引部以外の吸引部は、操作スイッチを操作されても運転切り換えを行わないようにしたから、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時に、1番目の吸引部の使用者にほとんど違和感を与えることなく、2番目以降の吸引部の使用者には直ちに異常報知を行うことができる。 【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、表示動作をする表示手段を吸引部に設け、前記表示手段に差込口に連結された順番を表示するようにしたから、2番目以降の吸引部の使用者に「2本差し」であることを確実に認識させることができる。 【0055】また、請求項6に記載の発明によれば、吸引部の内部に開閉弁を設け、最初に差込口に連結された吸引部の開閉弁のみ開放し、2番目以降に連結された吸引部の開閉弁は閉じるようにしたから、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の吸引力低下を確実に防止することができる。 【0056】また、請求項7に記載の発明によれば、電動送風機の出力を制御可能に構成し、2本以上の吸引部が差込口に連結されているときは、前記電動送風機の出力を上げるようにしたから、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時の吸引力低下を安価に防止することができる。 【0057】また、請求項8に記載の発明によれば、クリーナー本体は、差込口に吸引部を連結したことを判別すると、前記吸引部が連結されていないすべての差込口の蓋体を開かないようロックするようにしたから、2つ以上の吸引部が差込口に連結される「2本差し」を未然に防止することができる。 【0058】また、請求項9に記載の発明によれば、表示動作をする表示手段を吸引部に設け、各差込口に個別の番号を持たせ、吸引部が1つの差込口に連結されたときに、その差込口の番号を認識できるようにするとともにクリーナー本体にその番号を送信し、クリーナー本体は各差込口に連結されているすべての吸引部の認識番号とその吸引部が連結されている差込口の番号を各吸引部に送信し、各吸引部は、他の吸引部が何番の差込口に連結されているかを前記表示手段により表示するようにしたから、2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」時に、使用者に他の吸引部がどの差込口に連結されているのかを報知することができ、使用者にとって「2本差し」時の対応を容易にすることができる。 【0059】また、請求項10に記載の発明によれば、差込口に連結されているすべての吸引部の連結された順番を各吸引部に設けた表示手段により表示するようにしたから、使用者が2つ以上の吸引部が差込口に連結されている「2本差し」であることを認識した後、どの吸引部を差込口から外せばその吸引部を使用することができるかが容易に判断できるため、「2本差し」時の対応をさらに容易にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
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| 【出願日】 |
平成13年11月30日(2001.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−164395(P2003−164395A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−365860(P2001−365860) |
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